JP2009188961A - Ims/mmdシステムにおける複数のポリシー制御サーバを用いた呼接続方法及びシステム - Google Patents

Ims/mmdシステムにおける複数のポリシー制御サーバを用いた呼接続方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】IMS/MMDシステムにおけるスケーラビリティ(対規模性)を考慮して構成した、複数のポリシー制御サーバを用いた呼接続方法及びシステムを提供する。
【解決手段】アクセスネットワークと、IPネットワークと、IMS/MMDネットワークとを有し、複数のP−PCRF(Provider-PCRF)と、1つのS−PCRF(Serving-PCRF)サーバとを備える。P−PCRFサーバは、1つ以上のアクセスネットワーク単位を管理対象とする。セッション制御サーバは、S−PCRFサーバへ、呼接続要求に基づく発呼側リソース要求を送信すると共に、着呼側リソース要求も送信する。S−PCRFサーバは、発呼側リソース要求を、発呼側端末が接続する第1のP−PCRFサーバへ送信すると共に、着呼側リソース要求を、着呼側端末が接続する第2のP−PCRFサーバへ送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、IMS/MMD(IP Multimedia Subsystem / Multimedia Domain)システムにおける複数のポリシー制御サーバを用いた呼接続方法及びシステムに関する。
IMS/MMDとは、音声、映像、データなどのマルチメディアアプリケーションを、IP(Internet Protocol)ベースのネットワーク上で提供するために標準化されたサービス制御方式である。これは、次世代携帯電話ネットワーク又はNGN(Next Generation Network)を実現する中核技術である。固定網及び移動網を統合し、全ての端末がIPベースで通信するオールIP化を実現する。
図1は、IMS/MMDシステムの構成図である。
図1のシステムは、コントロールとしてのIMS/MMDネットワーク1と、トランスポートとしてのIPネットワーク2と、端末4が接続するアクセスネットワーク3とを有する。IPネットワーク2とアクセスネットワーク3とは、アクセスゲートウェイ21を介して接続される。
アクセスネットワーク3は、例えば携帯電話ネットワーク、無線/有線ブロードバンドネットワーク等である。端末4は、アクセスネットワーク3を介してアクセスゲートウェイ21に接続する。アクセスゲートウェイ21は、IMS/MMDネットワーク1からのゲートオープン要求に応じて、ゲートをオープン/クローズする。アクセスゲートウェイ21が、相手方アクセスゲートウェイ21に対するゲートをオープンすることによって、IPネットワーク2を介して、呼セッションを確立する。
IMS/MMDネットワーク1には、セッション制御サーバ(例えばSIP(Session Initiation Protocol)サーバ)が備えられる。セッション制御サーバは、一般に、呼セッション制御機能(CSCF(Call Session Control Function))サーバと、アプリケーション機能(AF(Application Function))サーバとから構成される。また、図1のIMS/MMDネットワーク1によれば、CSCFサーバは、複数のP−CSCF(Proxy-CSCF)サーバ121と、S−CSCF(Serving-CSCF)122と、AF(Application Function)サーバ123とから構成される。
図1のIMS/MMDネットワーク1によれば、ポリシー課金統合機能を有するPCRF(Policy and Charging Rules Function)サーバ11を更に備える(例えば非特許文献1参照)。また、PCRFサーバ11は、アクセスゲートウェイ21に対して、ゲートのオープン/クローズを制御する。
P−CSCFサーバ121は、端末4から、アクセスネットワーク3を介して直接的にアクセスされるSIPサーバである。P−CSCFサーバ121は、ユーザの登録時に割り当てられ、端末4との間に、セキュアな通信路であるIPsecトンネルを確立する。端末4から受信したSIPメッセージは、S−CSCFサーバ122へ転送される。
S−CSCFサーバ122は、サービス実行及びセッション制御のための中心的なSIPサーバである。具体的には、ユーザ認証又は位置登録のサーバとして、加入者情報又はユーザ現在位置情報を保持する。S−CSCFサーバ122は、AFサーバ123に接続し、セッション設定情報を送信する。
AFサーバ123は、S−CSCFサーバ122から受信したセッション設定情報毎に、ユーザの端末4がサービスで必要とするメディア情報又はビットレート情報(QoS(Quality of Service)情報)を抽出する。抽出されたQoS情報は、リソース要求として、PCRFサーバ11へ出力される。
PCRFサーバ11は、QoSポリシー制御機能及び課金機能が統合されたサーバである。PCRFサーバ11は、IPネットワークのアクセスゲートウェイ21における、ユーザ端末のネットワーク接続情報と、ユーザ端末のゲート開放・ポリシー設定情報とを管理する。これにより、ユーザ毎に、サービス情報とトランスポート情報との関係を管理する。
PCRFサーバ11は、コントロールとしてのAFサーバ123から、リソース要求としてのQoS情報を受信した際に、ネットワークリソースの提供の可否を判定する。そのリソースを提供できると判定した場合、PCRFサーバ11は、その呼セッションを確立するためのアクセスゲートウェイ21へ、ゲートオープン要求を送信する。
現在、3GPP/3GPP2(3rd Generation Partnership Project / 3rd Generation Partnership Project 2)では、セッション制御サーバとPCRFサーバとの間のリソース要求に基づくインタフェースと、PCRFサーバからトランスポートのアクセスゲートウェイへのゲート開放・閉鎖及びにポリシー設定に基づくインタフェースとを規定している。
図2は、図1のシステムにおける呼セッション確立のシーケンス図である。
(S201)端末4が、アクセスネットワークを介して、セッション制御サーバ(CSCF・ASサーバ群)12へ、呼接続要求であるINVITEメッセージを送信する。
(S202)セッション制御サーバ12は、着呼側端末4へ向けて、呼接続要求であるINVITEメッセージを送信する。
(S203)セッション制御サーバ12は、PCRFサーバ11へ、その呼接続に必要なQoS情報を含むリソース要求を送信する。
(S204)PCRFサーバ11は、リソース要求に含まれるQoS情報のサービスを提供できると判定した場合、セッション制御サーバ12へ、リソース応答を返信する。
(S205)PCRFサーバ11は、発呼側端末4が接続された第1のアクセスゲートウェイ21へ、ゲートオープン要求を送信する。
(S206)第1のアクセスゲートウェイ21は、第2のアクセスゲートウェイに対するゲートをオープンし、ゲートオープン応答を、PCRFサーバ11へ返信する。
(S215及びS216)S205及びS206と同様に、PCRFサーバ11は、着呼側に対しても同じシーケンスを実行する。
NICT、平成18年度新規委託研究「次世代ネットワーク(NGN)基盤技術の研究開発・研究計画書」、第16頁、[online]、[平成20年2月2日検索]、インターネット<http://www2.nict.go.jp/q/q265/s802/info/20061130koubo/theme_b001_koubo.pdf> 泊 正和、「負荷分散装置」、ネットワンシステムズ株式会社、2003年、[online]、[平成20年2月2日検索]、インターネット<URL:http://www.soi.wide.ad.jp/class/20030038/slides/61/>
図2からも明らかなとおり、QoS情報に基づくネットワークリソースの提供の可否の判定は、各ユーザが同一のPCRFサーバ上で実行する必要がある。しかしながら、実際のIMS/MMDシステムにおけるスケーラビリティ(対規模性)を考慮した場合、システム全体を、1台のPCRFサーバのみで実現することは難しい。PCRFサーバは、実ネットワークにおける膨大な数のユーザ管理情報及びリソース管理情報を管理しなければならないからである。従って、複数のPCRFサーバにおける分散的なポリシー課金制御が現実的と考えられる。しかしながら、PCRFサーバの分散については、3GPP/3GPP2では明確に規定していない。
PCRFサーバの負荷を分散させるために、例えばDNS(Domain Name Server)のような負荷分散技術を用いることも考えられる(例えば非特許文献2参照)。この技術によれば、負荷が集中する1つのサーバに対するアクセスを、複数台同等の機能を持ったサーバに分散させることができる。これにより、そのサーバの処理負荷を軽減させることができる。
このような負荷分散技術を用いて複数のPCRFサーバを備えた場合、通信する2つのユーザ端末が、互い異なるPCRFサーバの管理下に存在することが生じる。第1の端末と第2の端末との間で呼接続する場合、第1のユーザ端末を管理する第1のPCRFサーバは、第2のユーザ端末を管理する第2のPCRFサーバへ、ユーザ管理情報及びリソース管理情報を問い合わせる必要がある。結局、複数のPCRFサーバの間で、それら情報の同期を取る必要があり、各PCRFサーバが保持するデータ量は多くなる。
そこで、本発明は、IMS/MMDシステムにおけるスケーラビリティ(対規模性)を考慮して構成した、複数のポリシー制御サーバを用いた呼接続方法及びシステムを提供することを目的とする。
本発明によれば、端末が接続するアクセスネットワークと、各アクセスネットワークにアクセスゲートウェイを介して接続されるIPネットワークと、セッション制御サーバ及びポリシー制御サーバが接続されたIPサブシステムネットワークとを有するシステムにおける呼接続方法であって、
ポリシー制御サーバは、複数のプロバイダポリシー制御サーバと、1つのセレクタポリシー制御サーバとから構成されており、プロバイダポリシー制御サーバは、1つ以上のアクセスネットワーク単位で備えられており、
端末が、セッション制御サーバへ、呼接続要求を送信する第1のステップと、
セッション制御サーバが、セレクタポリシー制御サーバへ、呼接続要求に基づく発呼側リソース要求を送信すると共に、呼接続要求に基づく着呼側リソース要求を送信する第2のステップと、
セレクタポリシー制御サーバが、受信した発呼側リソース要求を、発呼側端末によって接続される第1のアクセスネットワークに備えられた第1のプロバイダポリシー制御サーバへ送信すると共に、受信した着呼側リソース要求を、着呼側端末によって接続される第2のアクセスネットワークに備えられた第2のプロバイダポリシー制御サーバへ送信する第3のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の呼接続方法における他の実施形態によれば、
セッション制御サーバは、呼セッション制御機能(CSCF(Call Session Control Function))サーバ及びアプリケーション機能(AF(Application Function))サーバとから構成されており、
IPサブシステムネットワークは、IMS/MMD(IP Multimedia Subsystem / Multimedia Domain)ネットワークであり、
ポリシー制御サーバは、ポリシー課金統合機能(PCRF:Policy and Charging Rules Function)サーバであり、
呼接続要求は、SIP(Session Initiation Protocol)のINVITEメッセージである
ことも好ましい。
本発明の呼接続方法における他の実施形態によれば、
プロバイダポリシー制御サーバが、リソース要求に基づくQoS(Quality of Service)提供の可否を判定し、その判定結果情報をセレクタポリシー制御サーバへ返信する第4のステップと、
セレクタポリシー制御サーバが、プロバイダポリシー制御サーバから受信した判定結果情報を、セッション制御サーバへ転送する第5のステップと、
セッション制御サーバが、第1のプロバイダポリシー制御サーバ及び第2のプロバイダポリシー制御サーバから受信した2つの判定結果情報に基づいて、リソース要求に基づく呼接続の可否を判定する第6のステップと
を有することも好ましい。
本発明の呼接続方法における他の実施形態によれば、
セッション制御サーバは、第6のステップについて呼接続可能と判定した場合、第1のアクセスゲートウェイに対する第1のゲートオープン要求を、セレクタポリシー制御サーバへ送信すると共に、第2のアクセスゲートウェイに対する第2のゲートオープン要求を、セレクタポリシー制御サーバへ送信する第7のステップと、
セレクタポリシー制御サーバが、第1のプロバイダポリシー制御サーバへ、第1のゲートオープン要求を送信すると共に、第2のプロバイダポリシー制御サーバへ、第2のゲートオープン要求を送信する第8のステップと、
第1のプロバイダポリシー制御サーバが、第1のアクセスゲートウェイへ、第1のゲートオープン要求を送信すると共に、第2のプロバイダポリシー制御サーバが、第2のアクセスゲートウェイへ、第2のゲートオープン要求を送信する第9のステップと
を更に有することも好ましい。
本発明によれば、端末が接続するアクセスネットワークと、該アクセスネットワークにアクセスゲートウェイを介して接続されるIPネットワークと、セッション制御サーバ及びポリシー制御サーバが接続されたIPサブシステムネットワークとを有するシステムであって、
ポリシー制御サーバは、複数のプロバイダポリシー制御サーバと、1つのセレクタポリシー制御サーバとから構成されており、プロバイダポリシー制御サーバは、1つ以上のアクセスネットワーク単位で備えられており、
セッション制御サーバは、端末から呼接続要求を受信する呼接続要求受信手段と、セレクタポリシー制御サーバへ、呼接続要求に基づく発呼側リソース要求を送信する発呼側リソース要求送信手段と、呼接続要求に基づく着呼側リソース要求を送信する着呼側リソース要求手段とを有し、
セレクタポリシー制御サーバが、受信した発呼側リソース要求を、発呼側端末によって接続される第1のアクセスネットワークに備えられた第1のプロバイダポリシー制御サーバへ転送する発呼側リソース要求転送手段と、受信した着呼側リソース要求を、着呼側端末によって接続される第2のアクセスネットワークに備えられた第2のプロバイダポリシー制御サーバへ転送する着呼側リソース要求転送手段とを有する
ことを特徴とする。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、
セッション制御サーバは、呼セッション制御機能(CSCF)サーバ及びアプリケーション機能(AF)サーバとから構成されており、
IPサブシステムネットワークは、IMS/MMDネットワークであり、
ポリシー制御サーバは、ポリシー課金統合機能(PCRF)制御サーバであり、
呼接続要求は、SIPのINVITEメッセージである
ことも好ましい。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、
プロバイダポリシー制御サーバは、リソース要求に基づくQoS提供の可否を判定し、その判定結果情報をセレクタポリシー制御サーバへ返信するQoS判定手段を有し、
セレクタポリシー制御サーバは、プロバイダポリシー制御サーバから受信した判定結果情報を、セッション制御サーバへ転送する判定結果転送手段を更に有し、
セッション制御サーバは、第1のプロバイダポリシー制御サーバ及び第2のプロバイダポリシー制御サーバから受信した2つの判定結果情報に基づいて、リソース要求に基づく呼接続の可否を判定する呼接続判定手段を更に有する
ことも好ましい。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、
セッション制御サーバは、呼接続判定手段が呼接続可能と判定した場合、第1のアクセスゲートウェイに対する第1のゲートオープン要求を、セレクタポリシー制御サーバへ送信する発呼側ゲートオープン要求送信手段と、第2のアクセスゲートウェイに対する第2のゲートオープン要求を、セレクタポリシー制御サーバへ送信する着呼側ゲートウェイオープン要求送信手段とを更に有し、
セレクタポリシー制御サーバが、第1のプロバイダポリシー制御サーバへ、第1のゲートオープン要求を転送する発呼側ゲートオープン転送手段と、第2のプロバイダポリシー制御サーバへ、第2のゲートオープン要求を転送する着呼側ゲートオープン転送手段とを更に有し、
プロバイダポリシー制御サーバは、アクセスゲートウェイへ、ゲートオープン要求を送信するゲートオープン要求送信手段を更に有する
ことも好ましい。
本発明の呼接続方法及びシステムよれば、IMS/MMDシステムにおけるスケーラビリティ(対規模性)を考慮して、複数のポリシー制御サーバによって効率良く構成することができる。例えば、多数のユーザ端末が存在する大規模ネットワークであっても、複数のポリシー制御サーバを設置することができ、各ポリシー制御サーバが、管理対象のアクセスネットワークについてのみユーザ管理情報及びリソース管理情報を管理する。そのために、各ポリシー制御サーバが保持するデータ量も軽減される。本発明を用いることなく、複数台のポリシー制御サーバを運用するためには、ポリシー制御サーバ間で、リソース管理情報及びユーザ管理情報を同期させる必要が出てくるという不効率な面がある。本発明によれば、そのような機能を実装する必要はない。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図3は、本発明におけるシステム構成図である。
図3のシステムによれば、図1と比較して、複数のポリシー制御(PCRF)サーバによって構成されている。本発明におけるポリシー制御サーバは、1つのセレクタポリシー制御(S−PCRF:Selector−PCRF)サーバ111と、複数のプロバイダポリシー制御(P−PCRF:Provider−PCRF)サーバ112とから構成される。
P−PCRFサーバ112は、1つ以上のアクセスネットワーク単位で備えられる。即ち、1つのアクセスネットワーク毎に1つのP−PCRFサーバが備えられてもよいし、重複しないように複数のアクセスネットワーク単位で1つのP−PCRFサーバが備えられてもよい。これにより、各P−PCRFサーバは、管理対象となるネットワーク範囲におけるユーザ管理情報及びリソース管理情報のみを管理し、リソース要求に対するQoS提供の可否を判定する。即ち、各P−PCRFサーバは、S−CSCFサーバから、管理対象となるネットワーク範囲におけるリソース要求しか受信しない。
S−PCRFサーバ111は、セッション制御サーバ12から受信したリソース要求を、適切なP−PCRFサーバ112へ転送する。本発明によれば、S−PCRFサーバ111は、セッション制御サーバ12から、発呼側リソース要求及び着呼側リソース要求を受信する。そして、S−PCRFサーバ111は、受信した発呼側リソース要求を、発呼側端末によって接続される第1のアクセスネットワーク3に備えられた第1のP−PCRFサーバ112へ送信する。また、受信した着呼側リソース要求を、着呼側端末によって接続される第2のアクセスネットワーク3に備えられた第2のP−PCRFサーバ112へ送信する。
S−PCRFサーバ111は、負荷分散技術を用いて複数のS−PCRFサーバに分散することもできる。S−PCRFサーバ111は、セッション制御サーバ12から受信したリソース要求を、単に、発呼側と着呼側とに分散しているだけである。即ち、IMS/MMDシステムにおけるS−PCRFサーバの一局集中化は可能となる。
尚、図3によれば、セッション制御サーバ12を、CSCF・AF(Call Session Control Function・Application Function)サーバとして表している。図1で説明したように、セッション制御サーバの機能は、P−CSCFサーバ、S−CSCFサーバ及びAFサーバから構成されるので、これらサーバ群をまとめて、CSCF・AFサーバと表す。
図4は、本発明におけるシーケンス図である。
(S401)端末4が、アクセスネットワークを介して、セッション制御サーバ(CSCF・ASサーバ群)12へ、SIPの呼接続要求であるINVITEメッセージを送信する。
(S402)セッション制御サーバ12は、着呼側端末4へ向けて、呼接続要求であるINVITEメッセージを送信する。
尚、PCRFサーバは、プロトコルとしてDiameter(ダイアメータ)を用いてメッセージをやりとりする。Diameterは、インターネット上で認証・許可・課金のAAA(Authentication, Authorization and Accounting)の機能を提供するRADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)を拡張したものである。
(S411)セッション制御サーバは、呼接続要求を受信した際に、接続すべき呼セッションの通信方向毎(発呼側端末->着呼側端末、着呼側端末->発呼側端末)に、リソース要求を生成する。発呼側リソース要求は、その宛先ネットワークアドレスが、発呼側端末によって接続される第1のアクセスネットワークを表しており、着呼側リソース要求は、その宛先ネットワークアドレスが、着呼側端末によって接続される第2のアクセスネットワークを表している。セッション制御サーバは、S−PCRFサーバ111へ、呼接続要求に基づく発呼側リソース要求を送信する。リソース要求は、例えばDiameterの場合、AAR(Resource Authorization)である。
(S412)S−PCRFサーバ111は、受信した発呼側リソース要求を、発呼側端末によって接続される第1のアクセスネットワークに備えられた第1のP−PCRFサーバ112へ送信する。リソース要求のネットワークアドレスによって、アクセスネットワークを特定でき、即ち、P−PCRFサーバ112を特定できる。
(S413)第1のP−PCRFサーバ112は、受信した発呼側リソース要求に基づくQoS提供の可否を判定する。そのリソースを提供可能と判定した場合、第1のP−PCRFサーバ112は、その判定結果情報をS−PCRFサーバ111へ返信する。ここでのリソース応答は、例えばDiameterの場合、AAA(Successful Code=2001, DIAMETER_SUCCESS)である。
(S414)S−PCRFサーバ111は、受信した判定結果情報を、セッション制御サーバ12へ転送する。
(S421〜S424)S411〜S414と同じシーケンスであって、セッション制御サーバ12が、S−PCRFサーバ111を介して、第2のP−PCRFサーバ112へ着呼側リソース要求を送信し、且つ判定結果情報を受信している点のみが異なる。
(S431)セッション制御サーバが、第1のP−PCRFサーバ112及び第2のP−PCRFサーバ112から受信した2つの判定結果情報に基づいて、リソース要求に基づく呼接続の可否を判定する。呼接続可能と判定した場合、S441以降のシーケンスを実行する。また、少なくとも一方のP−PCRFサーバ112から、サービス提供不可の通知を受けた場合、セッション制御サーバは、両方のP−PCRFサーバ112に対して、サービス中止要求を送信する。
(S441)セッション制御サーバ12が、第1のアクセスゲートウェイ21に対する第1のゲートオープン要求を、S−PCRFサーバ111へ送信する。ゲートオープン要求は、例えばDiameterの場合、AAR(Gate Open)である。
(S442)S−PCRFサーバ111は、ゲートオープン要求を、第1のP−PCRFサーバ112へ送信する。ここでのゲートオープン要求は、例えばDiameterの場合、RARである。
(S443)第1のP−PCRFサーバ112は、第1のアクセスゲートウェイ21へ、ゲートオープン要求を送信する。これにより、第1のアクセスゲートウェイ21は、第2のアクセスゲートウェイに対するゲートをオープンし、発呼側端末から着呼側端末への向きのフローを確立する。
(S444)第1のアクセスゲートウェイ21は、ゲートオープン応答を、第1のP−PCRFサーバ112へ返信する。ここでのゲートオープン応答は、例えばDiameterの場合、RAAである。
(S445)第1のP−PCRFサーバ112は、そのゲートオープン応答を、S−PCRFサーバ111へ返信する。
(S446)S−PCRFサーバ111は、そのゲートオープン応答を、セッション制御サーバ12へ返信する。
(S451〜S456)S441〜S446と同じシーケンスであって、セッション制御サーバ12が、S−PCRFサーバ111及び第2のP−PCRFサーバ112を介して、第2のアクセスゲートウェイ21へゲートオープン要求を送信し、且つゲートオープン応答を受信している点のみが異なる。これにより、第2のアクセスゲートウェイ21は、第1のアクセスゲートウェイに対するゲートをオープンし、着呼側端末から発呼側端末への向きのフローを確立する。
図4のシーケンスによれば、リソースの利用可否の判定(QoS判定)は、「発呼側端末->着呼側端末」又は「着呼側端末->発呼側端末」のように、通信の方向毎に実行される。最終的な呼接続の可否の判定は、セッション制御サーバによって実行する。「発呼側端末->着呼側端末」又は「着呼側端末->発呼側端末」について、一方は接続可能であって、他方は接続不可能である場合、双方向の通信は不可能と判定される。「発呼側端末->着呼側端末」へのフローのQoS判定は、発呼側端末がアクセスネットワークを介して接続するP−PCRFサーバが実行する。一方で、「着呼側端末->発呼側端末」へのフローのQoS判定は、着呼側端末がアクセスネットワークを介して接続するP−PCRFサーバが実行する。
本発明によれば、P−PCRFサーバ112は、自ら管理するアクセスネットワークからの出力方向のフローのみに注目すればよい。そのために、トポロジ管理対象やネットワーク利用状況の把握対象が、片方向(出力方向)に限定できる。そのために、セッション制御サーバ12は、通信の方向別に、2つのリソース要求をS−PCRFサーバ111へ送信する。また、S−PCRFサーバ111が、P−PCRFサーバ112を選定するために、セッション制御サーバ12は、ユーザ端末に対応するP−PCRFサーバ112の関係を意識する必要はない。
図5は、本発明におけるシステムの機能構成図である。
セッション制御サーバ12は、呼接続要求受信部1201と、発呼側リソース要求送信部1202と、発呼側判定結果受信部1203と、発呼側ゲートオープン要求送信部1204と、着呼側リソース要求送信部1205と、着呼側判定結果受信部1206と、着呼側ゲートオープン要求送信部1207と、呼接続判定部1208とを有する。これら機能構成部は、サーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現できる。
呼接続要求受信部1201は、端末から呼接続要求を受信する。例えば、SIPのINVITEメッセージである。
発呼側リソース要求送信部1202は、S−PCRFサーバ111へ、呼接続要求に基づく発呼側リソース要求を送信する。また、着呼側リソース要求部1205は、S−PCRFサーバ111へ、呼接続要求に基づく着呼側リソース要求を送信する。
発呼側判定結果受信部1203は、S−PCRFサーバ111から、第1のP−PCRFサーバ112の判定結果情報を受信する。また、着呼側判定結果受信部1206は、S−PCRFサーバ111から、第2のP−PCRFサーバ112の判定結果情報を受信する。これら判定結果情報は、呼接続判定部1208へ出力される。
呼接続判定部1208は、発呼側判定結果受信部1203及び着呼側判定結果受信部1206から出力された2つの判定結果情報に基づいて、呼接続の可否を判定する。
発呼側ゲートオープン要求送信部1204は、呼接続判定部1208が呼接続可能と判定した場合、第1のアクセスゲートウェイに対する第1のゲートオープン要求を、S−PCRFサーバ111へ送信する。また、着呼側ゲートオープン要求送信部1207は、第2のアクセスゲートウェイに対する第2のゲートオープン要求を、S−PCRFサーバ111へ送信する。
S−PCRFサーバ111は、発呼側リソース要求転送部1111と、発呼側判定結果転送部1112と、発呼側ゲートオープン要求転送部1113と、着呼側リソース要求転送部1114と、着呼側判定結果転送部1115と、着呼側ゲートオープン要求転送部1116とを有する。これら機能構成部は、サーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現できる。
発呼側リソース要求転送部1111は、受信した発呼側リソース要求を、発呼側端末によって接続される第1のアクセスネットワークに備えられた第1のP−PCRFサーバへ転送する。また、着呼側リソース要求転送部1114は、受信した着呼側リソース要求を、着呼側端末によって接続される第2のアクセスネットワークに備えられた第2のP−PCRFサーバへ転送する。
発呼側判定結果転送部1112は、第1のP−PCRFサーバ112から受信した判定結果情報を、セッション制御サーバ12へ転送する。着呼側判定結果転送部1115は、第2のP−PCRFサーバ112から受信した判定結果情報を、セッション制御サーバ12へ転送する。
発呼側ゲートオープン要求転送部1113は、第1のP−PCRFサーバへ、受信した第1のゲートオープン要求を転送する。また、着呼側ゲートオープン要求転送部1116は、第2のP−PCRFサーバへ、受信した第2のゲートオープン要求を転送する。
P−PCRFサーバ112は、QoS判定部1121と、ゲートオープン要求送信部1122と、ポリシー課金統合機能部1123とを有する。これら機能構成部は、サーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現できる。ポリシー課金統合機能部1123は、既存のPCRFサーバの処理機能部である。
QoS判定部1121は、リソース要求に基づくQoS提供の可否を判定し、その判定結果情報をS−PCRFサーバへ返信する。
ゲートオープン要求送信部1122は、アクセスゲートウェイへ、受信したゲートオープン要求を送信する。
以上、詳細に説明したように、本発明の呼接続方法及びシステムよれば、IMS/MMDシステムにおけるスケーラビリティ(対規模性)を考慮して、複数のポリシー制御サーバを構成することができる。例えば、多数のユーザ端末が存在する大規模ネットワークであっても、複数のポリシー制御サーバを設置することができ、各ポリシー制御サーバが、管理対象のアクセスネットワークについてのみリソースを管理する。そのために、各ポリシー制御サーバが保持するデータ量も軽減される。特に、ポリシー制御サーバ間で、リソース管理情報及びユーザ管理情報を同期させる必要もない。
前述した本発明の種々の実施形態において、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
IMS/MMDシステムの構成図である。 図1のシステムにおける呼セッション確立のシーケンス図である。 本発明におけるシステム構成図である。 本発明におけるシーケンス図である。 本発明におけるシステムの機能構成図である。
符号の説明
1 IMS/MMDネットワーク
11 PCRFサーバ
111 S−PCRFサーバ
1111 発呼側リソース要求転送部
1112 発呼側判定結果転送部
1113 発呼側ゲートオープン要求転送部
1114 着呼側リソース要求転送部
1115 着呼側判定結果転送部
1116 着呼側ゲートオープン要求転送部
112 P−PCRFサーバ
1121 QoS判定部
1122 ゲートオープン要求送信部
1123 ポリシー課金統合機能部
12 セッション制御サーバ、CSCF・AFサーバ
121 P−CSCFサーバ
122 S−CSCFサーバ
123 AFサーバ
1201 呼接続要求受信部
1202 発呼側リソース要求送信部
1203 発呼側判定結果受信部
1204 発呼側ゲートオープン要求送信部
1205 着呼側リソース要求送信部
1206 着呼側判定結果受信部
1207 着呼側ゲートオープン要求送信部
1208 呼接続判定部
2 IPネットワーク
21 アクセスゲートウェイ
3 アクセスネットワーク
4 端末

Claims (8)

  1. 端末が接続するアクセスネットワークと、各アクセスネットワークにアクセスゲートウェイを介して接続されるIPネットワークと、セッション制御サーバ及びポリシー制御サーバが接続されたIPサブシステムネットワークとを有するシステムにおける呼接続方法であって、
    前記ポリシー制御サーバは、複数のプロバイダポリシー制御サーバと、1つのセレクタポリシー制御サーバとから構成されており、前記プロバイダポリシー制御サーバは、1つ以上の前記アクセスネットワーク単位で備えられており、
    前記端末が、前記セッション制御サーバへ、呼接続要求を送信する第1のステップと、
    前記セッション制御サーバが、前記セレクタポリシー制御サーバへ、前記呼接続要求に基づく発呼側リソース要求を送信すると共に、前記呼接続要求に基づく着呼側リソース要求を送信する第2のステップと、
    前記セレクタポリシー制御サーバが、受信した前記発呼側リソース要求を、発呼側端末によって接続される第1のアクセスネットワークに備えられた第1のプロバイダポリシー制御サーバへ送信すると共に、受信した前記着呼側リソース要求を、着呼側端末によって接続される第2のアクセスネットワークに備えられた第2のプロバイダポリシー制御サーバへ送信する第3のステップと
    を有することを特徴とする呼接続方法。
  2. 前記セッション制御サーバは、呼セッション制御機能(CSCF(Call Session Control Function))サーバ及びアプリケーション機能(AF(Application Function))サーバとから構成されており、
    前記IPサブシステムネットワークは、IMS/MMD(IP Multimedia Subsystem / Multimedia Domain)ネットワークであり、
    前記ポリシー制御サーバは、ポリシー課金統合機能(PCRF:Policy and Charging Rules Function)サーバであり、
    前記呼接続要求は、SIP(Session Initiation Protocol)のINVITEメッセージである
    ことを特徴とする請求項1に記載の呼接続方法。
  3. 前記プロバイダポリシー制御サーバが、前記リソース要求に基づくQoS(Quality of
    Service)提供の可否を判定し、その判定結果情報を前記セレクタポリシー制御サーバへ返信する第4のステップと、
    前記セレクタポリシー制御サーバが、前記プロバイダポリシー制御サーバから受信した前記判定結果情報を、前記セッション制御サーバへ転送する第5のステップと、
    前記セッション制御サーバが、第1のプロバイダポリシー制御サーバ及び第2のプロバイダポリシー制御サーバから受信した2つの前記判定結果情報に基づいて、前記リソース要求に基づく呼接続の可否を判定する第6のステップと
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の呼接続方法。
  4. 前記セッション制御サーバは、第6のステップについて呼接続可能と判定した場合、第1のアクセスゲートウェイに対する第1のゲートオープン要求を、前記セレクタポリシー制御サーバへ送信すると共に、第2のアクセスゲートウェイに対する第2のゲートオープン要求を、前記セレクタポリシー制御サーバへ送信する第7のステップと、
    前記セレクタポリシー制御サーバが、第1のプロバイダポリシー制御サーバへ、第1のゲートオープン要求を送信すると共に、第2のプロバイダポリシー制御サーバへ、第2のゲートオープン要求を送信する第8のステップと、
    第1のプロバイダポリシー制御サーバが、第1のアクセスゲートウェイへ、第1のゲートオープン要求を送信すると共に、第2のプロバイダポリシー制御サーバが、第2のアクセスゲートウェイへ、第2のゲートオープン要求を送信する第9のステップと
    を更に有することを特徴とする請求項3に記載の呼接続方法。
  5. 端末が接続するアクセスネットワークと、該アクセスネットワークにアクセスゲートウェイを介して接続されるIPネットワークと、セッション制御サーバ及びポリシー制御サーバが接続されたIPサブシステムネットワークとを有するシステムであって、
    前記ポリシー制御サーバは、複数のプロバイダポリシー制御サーバと、1つのセレクタポリシー制御サーバとから構成されており、前記プロバイダポリシー制御サーバは、1つ以上の前記アクセスネットワーク単位で備えられており、
    前記セッション制御サーバは、前記端末から呼接続要求を受信する呼接続要求受信手段と、前記セレクタポリシー制御サーバへ、前記呼接続要求に基づく発呼側リソース要求を送信する発呼側リソース要求送信手段と、前記呼接続要求に基づく着呼側リソース要求を送信する着呼側リソース要求手段とを有し、
    前記セレクタポリシー制御サーバが、受信した前記発呼側リソース要求を、発呼側端末によって接続される第1のアクセスネットワークに備えられた第1のプロバイダポリシー制御サーバへ転送する発呼側リソース要求転送手段と、受信した前記着呼側リソース要求を、着呼側端末によって接続される第2のアクセスネットワークに備えられた第2のプロバイダポリシー制御サーバへ転送する着呼側リソース要求転送手段とを有する
    ことを特徴とするシステム。
  6. 前記セッション制御サーバは、呼セッション制御機能(CSCF)サーバ及びアプリケーション機能(AF)サーバとから構成されており、
    前記IPサブシステムネットワークは、IMS/MMDネットワークであり、
    前記ポリシー制御サーバは、ポリシー課金統合機能(PCRF)制御サーバであり、
    前記呼接続要求は、SIPのINVITEメッセージである
    ことを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 前記プロバイダポリシー制御サーバは、前記リソース要求に基づくQoS提供の可否を判定し、その判定結果情報を前記セレクタポリシー制御サーバへ返信するQoS判定手段を有し、
    前記セレクタポリシー制御サーバは、前記プロバイダポリシー制御サーバから受信した前記判定結果情報を、前記セッション制御サーバへ転送する判定結果転送手段を更に有し、
    前記セッション制御サーバは、第1のプロバイダポリシー制御サーバ及び第2のプロバイダポリシー制御サーバから受信した2つの前記判定結果情報に基づいて、前記リソース要求に基づく呼接続の可否を判定する呼接続判定手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のシステム。
  8. 前記セッション制御サーバは、前記呼接続判定手段が呼接続可能と判定した場合、第1のアクセスゲートウェイに対する第1のゲートオープン要求を、前記セレクタポリシー制御サーバへ送信する発呼側ゲートオープン要求送信手段と、第2のアクセスゲートウェイに対する第2のゲートオープン要求を、前記セレクタポリシー制御サーバへ送信する着呼側ゲートウェイオープン要求送信手段とを更に有し、
    前記セレクタポリシー制御サーバが、第1のプロバイダポリシー制御サーバへ、第1のゲートオープン要求を転送する発呼側ゲートオープン転送手段と、第2のプロバイダポリシー制御サーバへ、第2のゲートオープン要求を転送する着呼側ゲートオープン転送手段とを更に有し、
    前記プロバイダポリシー制御サーバは、前記アクセスゲートウェイへ、ゲートオープン要求を送信するゲートオープン要求送信手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項7に記載のシステム。
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