JP2009188690A - コンテンツ配信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ホームネットワーク環境において、対応フォーマットの異なる機器間においてもコンテンツを共有する。
【解決手段】
HDD等のコンテンツ蓄積部に新規コンテンツが格納されたことを検出した場合、あらかじめ新規コンテンツのトランスコードを実行する。トランスコード可能なフォーマットが複数存在する場合は。過去要求頻度やトランスコードに要する時間を元にトランスコードするフォーマットの順番を決定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ホームネットワークを介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信に関する。
非特許文献1では、複数機器間でのコンテンツ再生を保障するため、音声、静止画、動画の必須フォーマットを規定している。
特許文献1では、ホームネットワーク環境でのトランスコード時間を短縮するために、複数の処理装置を用いて、トランスコード処理を分散させる手法が提案されている
また、特許文献2では、トランスコード処理自体の処理時間を高速にするために、特定の種類のピクチャだけを処理する手法が提案されている。
Home Networked Device Interoperability Guidlines v1.0 特開2007−188259 特開2005−64569
DLNA(Digital Living Network Alliance)では、デジタル家電、PC(Personal Computer)及びモバイル機器等の相互互換性を保障するためのガイドラインを定めている。DLNAに準拠した機器を家庭内のネットワークに接続すると、機器間で音楽、写真、動画といったデジタルコンテンツを共有することが可能である。
前述の通り、DLNAガイドライン1.0(非特許文献1)では、複数機器間でのコンテンツ再生を保障するため、音声、静止画、動画の必須フォーマットを規定している。音声はLPCM(Liner Pulse Code Modulation)、静止画はJPEG(Joint Photographic Experts Group、ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 1)、動画はMPEG2(Moving Picture Experts Group、ISO/IEC 13818)に対応しなければならない。
一方、デジタルコンテンツの符号化方式には上記以外にも様々な方法があり、音声ではAAC(Advanced Audio Coding、ISO/IEC JTC 1)、AC3(Dolby Digital,Audio Code number 3)、MP3(Mpeg Audio Layer−3、ISO 11172−3)、静止画ではGIF(Graphics Interchange Format、GIF87a/GIF89a)、PNG(Portable Network Graphics、ISO/IEC 15948)、動画ではH.264(MPEG4/AVC、)、VC−1(SMPTE421M)等、多岐にわたる。
したがって、DLNAガイドラインに準拠した機器であっても、前記の必須フォーマット以外で符号化されたコンテンツは互換性がとれない場合がある。その場合は、記録時の符号化フォーマットから必須フォーマット或いは機器間で互換性の取れるフォーマットに変換する必要が出てくる。以上のようなコンテンツのフォーマット変換をトランスコードと呼ぶ。
トランスコードは、一般的にソフトウェアもしくは、トランスコード機能を持った専用のハードウェアによって行われる。ソフトウェア処理の場合、CPU(Central Processing Unit)の処理速度やメモリのサイズに依存するため、資源の乏しい組み込み機器ではトランスコード完了までに長い時間を要することが多い。一方、専用のハードウェアを利用する場合は、ソフトウェア処理に比べてトランスコード時間は大幅に短くなる。しかし、ホームネットワークにつながった2機器間でスムーズなコンテンツ伝送を行うためには、コンテンツ配信側でコンテンツを要求されてから実時間でトランスコード可能なハードウェアを搭載していなければ再生開始までに長い時間待たされることになる。つまり、再生時間の1倍未満の時間でトランスコード処理が完了する必要がある。また、トランスコード処理をしながらネットワークに送信可能な処理能力を有している必要がある。
特許文献1では、前述の通り、ホームネットワーク環境でのトランスコード時間を短縮するために、複数の処理装置を用いて、トランスコード処理を分散させる手法が提案されている。これは、コンテンツを保有するホームサーバとトランスコード機能を持つ複数の機器から構成され、ホームサーバがホームネットワークに接続した機器の処理能力や処理負荷に応じて処理振り分けを実施する。これにより、実時間トランスコードが可能になり、処理負荷も分散されるというという利点がある。
また、特許文献2では前述の通り、トランスコード処理自体の処理時間を高速にするために、特定の種類のピクチャだけを処理する手法が提案されている。トランスコード処理は復号処理と符号化処理に分けられるが、特許文献2では復号化処理時間を短縮する。具体的には符号化に用いるI、Pピクチャのみを復号化し、Bピクチャを捨てることで、処理するピクチャを間引く。これにより、高速なトランスコード処理が実現できる。
特許文献1に記載の技術によって、高速なトランスコード処理を実現できるため、DLNA環境でフォーマットの異なるコンテンツをリアルタイムで再生することが可能になる。しかし、この手法には少なくとも2つ以上のトランスコード可能な機器(PC或いはDVD/BD/HD−DVDレコーダ、デジタルTVなど)が必要であり、それ以外にもコンテンツを保存するホームサーバや再生コンテンツを表示するTVなどをあわせるとホームネットワーク上に3〜4個程度のDLNAガイドラインに準拠した機器を配置する必要がある。ホームネットワーク環境の導入作業やDLNA準拠製品を一般ユーザが揃えることのコストを考えると、本手法を導入するのは容易ではない。
また、特許文献2に記載の技術によって、トランスコード処理自体の速度が向上するため、DLNA準拠製品に適用することは有効である。しかし、組み込み機器の場合はトランスコード処理しながら、ネットワークへコンテンツを送信可能な処理能力を持つ必要がある。一方、ホームネットワーク環境では再生する機器がDMP(Digital Media Player)、コンテンツを供給する機器がDMS(Digital Media Sever)と呼ばれるが、DMSは複数のDMPからのコンテンツ配信要求に応答できることが理想的である。つまり、1つのトランスコード処理にCPU資源を全て使い切ってしまっては、その他のDMPの要求に応えることは出来ない。PCのような潤沢な資源を有した機器ならば複数DMPからの要求に対応することが可能であるが、DVD/BD/HD−DVDレコーダ及びデジタルカメラ、ビデオカメラのような、組み込み機器がDMSとして動作する場合にはCPUへの負荷が増大してしまう。
そこで、本発明の目的は、処理能力の低い組み込み機器によるホームネットワーク環境で対応フォーマットが異なる機器間においても実時間の再生を可能としユーザの使い勝手を向上させることである。
上記課題を解決するため、本発明では、一例として特許請求の範囲記載の構成を用いる。
本発明によれば、処理能力の低い複数の組み込み機器によって構成されたホームネットワーク環境において、対応符号化形式が異なる機器間においても、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求に対して遅延無くコンテンツ配信が可能となる。
以下、本発明の一実施例を、図1〜9を用いて説明する。
図1は、本発明を適用するホームネットワーク環境を示す図である。図1において、1は宅内のコンテンツ処理装置をネットワークによって接続したホームネットワークである。2はコンテンツ配信装置、3及び4はコンテンツ受信装置である。コンテンツ配信装置2はホームネットワーク環境で利用されるコンテンツを蓄積している。また、コンテンツ受信装置3及び4はホームネットワーク環境でコンテンツをコンテンツ配信装置2に要求する情報機器である。コンテンツ受信装置3及び4を便宜上別の番号となっている。これは、例えばDLNAガイドライン1.0の場合、コンテンツ配信装置2(DMS)、コンテンツ受信装置3及び4(DMP)は定められた必須フォーマット(動画はMPEG2、音声はLPCM、静止画はJPEG)に対応していればよく、それ以外の機能・性能に関しては同じである必要はないことに起因している。
ホームネットワーク1はルータ(図示せず)等に接続された宅内のPC、AV機器、家電等の処理装置を有線LAN(Local Area Network)や無線LAN、bluetooth、UWB(Ultra Wide Band)、電力線(PLC、Power Line Communication)等を使って接続し、各機器同士でデータのやり取りを行うことを可能にする。各機器にはIP(Internet Protocol)アドレスが割りあたっており、UPnP(Universal Plug and Play)等の機能を利用して機器発見を行う。また、HTTP(Hyper Text Tranfer Protocol)、RTP(Realtime Transfer Protocol)、或いはRTSP(RealTime Streaming Protocol)等のプロトコルを利用してコンテンツを配信することが可能である。
コンテンツ配信装置2はネットワークによって双方向通信が可能なPCやデジタルレコーダ、TV、携帯電話等の情報機器である。これらはHDDや半導体メモリなどコンテンツを蓄積する装置を有している。また、UPnP等の機器発見機能が実装されている。さらに、ネットワークで接続された機器からの処理依頼を受け付けるサーバ機能を持ち、コンテンツリストの取得要求やコンテンツ配信要求などを受け付ける。HTTP、RTP、RTSPなどのプロトコルを実装しコンテンツをコンテンツ受信装置3或いは4に配信する機能を有する。
コンテンツ受信装置3或いは4はネットワークによって双方向通信が可能なPCやデジタルレコーダ、TV、携帯電話等の情報機器である。これらはUPnP等の機器発見機能が実装されている。また、ネットワークで接続された機器に対しての処理依頼を行うクライアント機能が実装されており、コンテンツリスト取得要求やコンテンツ配信要求を発行する。さらに、コンテンツ配信装置2から配信されてきたコンテンツを再生する機能を有する。
図2は、コンテンツ配信装置2のハードウェア構成図である。図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10と、メモリ11と、プログラム格納部12と、コンテンツ蓄積部13と、トランスコーダ14と、ネットワーク送信部15によって構成される。そしてそれらの構成要素はバス16によって接続され、各構成要素間でデータを転送することが可能である。
CPU10はメモリ11やプログラム格納部12にあらかじめ格納されているプログラムによって所定の動作を行う。
メモリ11はRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を用い、ワークエリアとして、または必要なプログラムを格納するエリアとして使用する。
プログラム格納部12はコンテンツ配信装置2の動作を制御するためのプログラムを格納する手段であり、例えば、HDD、光ディスク、半導体メモリ等によって実現できる。UPnP等のミドルウェアや機器のアプリケーションのバイナリデータが保存されており、メモリ11に展開され、CPU10の上で動作する。
また、本発明においてソフトウェアで実現される機能は全てプログラム格納部12に格納される。例えば、コンテンツ蓄積部13に保存されているコンテンツを管理しコンテンツリストの作成やデータの削除や追加を行うコンテンツ管理手段17と、コンテンツ変換がコンテンツ再生時間の1倍速以内で終了するか否かを判定する実時間変換判定手段18と、コンテンツ蓄積部の使用容量・空き容量を管理する容量チェック手段19と、コンテンツ受信装置3或いは4からコンテンツ配信要求を受け付けた履歴を保持するコンテンツ配信要求履歴管理手段20と、ネットワーク制御部15を用いてコンテンツ受信装置へコンテンツリスト及びコンテンツを送信するデータ送信手段21と、コンテンツ変換の順番を指定する符号化方式優先度設定手段22と、CPUの付加を調査する処理負荷判定手段23などが格納されている。
コンテンツ蓄積部13はコンテンツを格納する手段であって、例えばHDD、光ディスク、半導体メモリ等によって実現できる。
トランスコーダ14は、コンテンツ蓄積部13に格納されているコンテンツの符号化方式を変換する機能を有し、ソフトウェアもしくはハードウェアによって実現される。ソフトウェアで実現する場合は、プログラム格納部12にあるプログラムをメモリ11に展開し、CPU10で処理する。または、CPU10とは別にコンテンツ変換用のCPUを搭載して処理しても良い。ハードウェアによって実現する場合においても、メモリ11をワークエリアとして利用し処理しても良い。トランスコーダの内部構造に関しては後述する。
ネットワーク送信部15は、ホームネットワーク1を介して、ネットワークで接続されたコンテンツ受信装置3或いは4とデータを送受信するための手段である。これは、モデム、ネットワークアダプタ、無線送受信装置などによって実現される。送受信されるデータはコンテンツリスト及びコンテンツのストリームデータである。
図3は、コンテンツ受信装置3或いは4のハードウェア構成図である。図2に示すように、CPU30と、メモリ31と、プログラム格納部32と、デコーダ33と、ネットワーク受信部34によって構成される。そしてそれらの構成要素はバス35によって接続され、各構成要素間でデータを転送することが可能である。
CPU30はメモリ31やプログラム格納部32にあらかじめ格納されているプログラムによって所定の動作を行う。
メモリ31はRAMやROMを用い、ワークエリアとして、または必要なプログラムを格納するエリアとして使用する。
プログラム格納部32はコンテンツ受信装置3或いは4の動作を制御するためのプログラムを格納する手段であり、例えば、HDD、光ディスク、半導体メモリ等によって実現できる。UPnP等のミドルウェアや機器のアプリケーションのバイナリデータが保存されており、メモリ31に展開され、CPU30の上で動作する。
デコーダ33は、ネットワーク制御部34によって受信されたコンテンツデータを再生する機能を有し、ソフトウェアもしくはハードウェアによって実現される。ソフトウェアで実現する場合は、プログラム格納部32にあるプログラムをメモリ31に展開し、CPU30で処理する。または、CPU30とは別にコンテンツ再生専用のCPUを搭載して処理しても良い。ハードウェアによって実現する場合においても、メモリ31をワークエリアとして利用し処理しても良い。
ネットワーク送受信部34は、ホームネットワーク1を介して、ネットワークで接続されたコンテンツ配信装置2とデータを送受信するための手段である。これは、モデム、ネットワークアダプタ、無線送受信装置などによって実現される。送受信されるデータはコンテンツリスト及びコンテンツのストリームデータである。
図4は、コンテンツ配信装置2に搭載されるトランスコーダのブロック図である。コンテンツ蓄積部13から読み出したコンテンツデータを、トランスコーダ14にて符号変換しバス16へ出力する。トランスコーダ14が例えばMPEG4からMPEG2への符号変換が可能なハードウェアである場合、トランスコーダ14はMPEG4デコーダ40、フレームメモリ41、MPEG2エンコーダ42によって構成される。
MPEG4デコーダ40は、コンテンツ蓄積部13から読み出したコンテンツデータを復号し、デジタルビデオ信号の画素値データへ変換する。画素値データはフレームメモリ41に蓄積される。その後フレームメモリ41のデータはMPEG2エンコーダ42に供給され、MPEG2に符号化され、バス16に出力される。
図4からわかるようにトランスコーダ14は圧縮されたストリームを復号するデコーダと復号された画素データを再び圧縮するエンコーダの2つの機能に分けられる。したがって、コンテンツ配信装置2とコンテンツ受信装置3或いは4の機能は同じ筐体に実装されても良い。つまり、コンテンツ配信装置2のトランスコーダ14はコンテンツ受信装置3或いは4のデコーダ33の機能と共存することが可能である。
ここで本発明のひとつの特徴を示す一実施例を、図5〜8を用いて説明する。
図5は、コンテンツ配信装置2とコンテンツ受信装置3或いは4のコンテンツ配信におけるシーケンス図である。コンテンツ配信装置2では、コンテンツ管理手段17によって新規コンテンツが存在することを検出した場合、トランスコーダ14によってコンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求の有無に関わらず先行的にトランスコードを開始する(トランスコード開始50)。CPU負荷の大きなトランスコード処理を事前に行っておくことにより、対応フォーマットの異なるコンテンツ受信装置から配信要求を受けたときであっても、遅延無く即座にコンテンツを配信することが可能である。
図6はコンテンツ管理手段17が作成するコンテンツデータベースの一例である。コンテンツデータベース70はコンテンツ配信装置2のメモリ11に展開され、コンテンツ蓄積部13に格納されているコンテンツを管理するデータベースである。コンテンツデータベース70はコンテンツID71、コンテンツ種別72、コンテンツ名73、ファイルサイズ74、再生時間75、記録日時76、トランスコード日時77、アクセス日時78、符号化方式79、著作権情報80などの情報を保持している。
図5において、コンテンツ受信装置3或いは4はコンテンツ配信装置2のトランスコード進行状況とは全く非同期にコンテンツ配信装置2に対してコンテンツリスト取得要求51を発行する。コンテンツ配信装置2はコンテンツ受信装置からの要求を受けると、コンテンツ管理手段によって作成されたコンテンツリストを返信する(コンテンツリスト配信52)。
コンテンツリスト配信52の際には、コンテンツ管理手段17においてコンテンツリストを作成する時、著作権保護コンテンツか否かをコンテンツデータベース70における著作権情報80の情報を参照することで判断し、著作権保護コンテンツと判断された場合は、たとえコンテンツ受信側で複数フォーマットに対応している場合であっても、1つのフォーマットだけコンテンツリストに含める。これにより著作権法を遵守することが出来る。また、非著作権コンテンツである場合には、コンテンツリストに複数フォーマットを含めても良いし、1つのフォーマットだけを含めても良い。複数フォーマットを含めてしまう場合はホームネットワーク内の全コンテンツをユーザが把握できるというメリットがある。一方、1つのフォーマットのみコンテンツリストに含める場合は、ユーザの混乱を招かないというメリットがある。
また、コンテンツリスト配信52の際には、コンテンツ配信装置のトランスコード処理状態が問題となる。なぜなら、トランスコード処理は一般的に負荷の重い処理であり、トランスコード中にコンテンツ配信要求があった場合は、CPUの使用率が100%になってしまう可能性が出てきてしまうからである。コンテンツ配信装置のトランスコード終了位置が57である場合、返信するコンテンツリストに新規コンテンツを含める。また、トランスコード終了位置が58である場合、コンテンツリストには新規コンテンツは含まれない。
続いて、コンテンツ受信装置3或いは4はコンテンツ配信装置2に対して、コンテンツ配信要求53を送信する。コンテンツ配信要求を受け付けたコンテンツ配信装置2は該当するコンテンツのストリームデータを要求元に送信する(コンテンツ配信54)。
この際、トランスコード終了位置が59以前である場合、そのままコンテンツ配信を行うが、トランスコード終了位置が59より後ろであった場合、処理の重いトランスコード処理とコンテンツ配信を同時に行うことは負荷が大きい。
そのため、処理負荷判定手段23を用いて、トランスコード処理とコンテンツ配信を同時に行えるか否かを判定する。前記2処理が同時に行える場合はトランスコード処理を行ったまま、コンテンツ配信処理を行う。同時に行えない場合は、トランスコード処理を一時停止し、コンテンツ配信を開始する。
コンテンツ配信装置2がコンテンツ受信装置3或いは4からコンテンツ配信停止要求55を受け付けた場合、コンテンツ配信装置はコンテンツの配信を停止する(コンテンツ配信停止56)。コンテンツ配信装置2はコンテンツ配信停止56の処理が終わった後、或いはコンテンツの最後まで再生が終了した後、以前のトランスコード処理が中断している場合は60からトランスコード処理を再開する。
図7は本発明における、トランスコード開始判定のフローチャートである。ステップS90ではコンテンツ管理手段17によって新規コンテンツが検出されたかどうかの判定を行っている。新規コンテンツが検出されなかった場合、トランスコード対象のコンテンツが無いため、トランスコード処理は行わない。新規コンテンツが検出された場合、ステップS91でトランスコーダに複数の符号化方式が存在するか否かを判断する。符号化方式が1つの場合、無条件にステップS94に遷移する。符号化方式が複数あるトランスコーダの場合、後述のトランスコード順番決定手段を用いて、トランスコード後の符号化方式の順番を決定する(ステップS93)。ステップS94において、実時間変換判定手段18によって新規コンテンツがリアルタイムでトランスコード可能かどうかの判定を行う。新規コンテンツがリアルタイムトランスコード可能な場合は、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求を受けてからでも即座にコンテンツを配信することが出来るため、コンテンツ蓄積部の容量節約の観点からトランスコードは行わない。一方 リアルタイムでトランスコードが不可能な場合はステップS95へ遷移する。ステップS95では、容量チェック手段19を利用して、コンテンツ蓄積部の空き容量をチェックし、新規コンテンツのサイズ(ファイルサイズ74)と比較する。空き容量が十分ではない場合、ステップS96のトランスコード空き容量確保処理を、トランスコード後のコンテンツ容量以上の空き容量が出来るまで繰り返す(後述)。空き容量が十分である場合、ステップS97でトランスコード処理を実行する。トランスコード終了後、ステップS98でまだトランスコードしていない符号化方式があるかどうかを判定する。まだ全フォーマットトランスコードしていない場合には、ステップS93で決定された順位に従って、ステップS94のリアルタイムトランスコード可能かどうかの判定から繰り返す。全フォーマットトランスコードが終了した場合、トランスコード処理は終了となる。
次にトランスコーダ14でトランスコード可能な符号化方式が複数ある場合のトランスコード順番決定方針について説明する。トランスコード順番決定方針は過去履歴参照手法、スピード重視手法、ユーザ登録手法の3つがある。
過去履歴参照手法は過去のコンテンツ配信要求履歴を用いてトランスコード順番を決定する方法である。図8はコンテンツ配信要求履歴管理手段20によって管理するコンテンツ配信要求履歴テーブルの例を示している。履歴テーブル100はコンテンツ配信装置2のメモリ11に展開され、コンテンツ受信装置からの配信要求の履歴を管理するテーブルである。コンテンツID101、コンテンツ種別102、コンテンツ名103、アクセス時間104、要求フォーマット105、プレーヤー種別106で構成される。
トランスコード可能な符号化方式が複数ある場合、履歴テーブル100のコンテンツ種別102及び要求フォーマット105を参照し、該当のコンテンツ種別で過去要求された頻度の高いフォーマットからトランスコードを行う。つまり、配信要求を受ける確率の高いフォーマットからトランスコードすることになり、新規コンテンツが格納された直後にコンテンツ配信要求が来た場合でも即座に対応できる可能性が高まる。
スピード重視手法は、トランスコードに要する時間を考慮した手法である。コンテンツの再生時間75と要求フォーマット105からトランスコード時間を計算し、トランスコード時間が小さいフォーマットからトランスコードを行う。このように、トランスコードに要する時間の短いものからトランスコードを開始することで、新規コンテンツが格納された直後にコンテンツ配信要求が来た場合でも即座に対応できる可能性が高まる。
ユーザ登録手法は、ユーザが事前にトランスコードするフォーマットの順番を登録しておく手法である。符号化方式優先度決定手段22によって、ユーザに図9のような選択画面110を提示し、あらかじめトランスコードしておくフォーマットの選択をさせておく。実際のトランスコード処理はユーザがここで設定した順番で行われる。フォーマットの選択は自由記述でもプルダウンで表示される選択肢の中から選択してもどちらでも良い。このように、ユーザにあらかじめトランスコードするフォーマットを登録させることで、コンテンツ蓄積部に使用しない無駄なフォーマットのコンテンツを格納する必要がなくなり、容量の節約に有効である。
次に、図7のステップ96におけるトランスコード時のコンテンツ蓄積部空き容量確保処理に関して説明する。コンテンツ蓄積部空き容量確保処理には、変換日時優先方式と要求頻度優先方式の2つが考えられる。
変換日時優先の手法では、コンテンツデータベース70に保持されているコンテンツ変換日時77を参照し、トランスコード処理が行われた日時の古い変換コンテンツから順番に消去しコンテンツ蓄積部13の空き容量を増やす。新規コンテンツのファイルサイズ74よりコンテンツ蓄積部13の空き容量が大きくなるまで繰り返すことにより、新規コンテンツのトランスコードが可能になる。一般的に、古いコンテンツより新しいコンテンツの方が配信要求を受ける可能性が高いと考えられるため、古いコンテンツの変換ファイルを消去しても、ユーザの使い勝手が悪くなる可能性は低いと考えられる。
また、要求頻度優先の手法では、コンテンツ管理手段17と要求配信要求履歴管理手段20によって、配信要求が少ない変換コンテンツから順番に消去しコンテンツ蓄積部13の空き容量を増やす。新規コンテンツのファイルサイズ74よりコンテンツ蓄積部13の空き容量が大きくなるまで繰り返すことにより、新規コンテンツのトランスコードが可能になる。このように配信要求の頻度が少ないものを消去しても、ユーザの使い勝手が悪くなる可能性は低いと考えられる。
以上、図5〜9を用いて、本発明における、コンテンツ配信装置で対応フォーマットの異なるコンテンツ受信装置からコンテンツ配信要求があった場合の先行トランスコード手法を説明した。このようにあらかじめトランスコード可能なフォーマットに変換しておくことによって、処理能力の低い組み込み機器におけるコンテンツ配信において、様々なフォーマットに実時間で対応することが可能である。
なお、実施例1の図1〜図3で示したホームネットワーク、コンテンツ配信装置、コンテンツ受信装置、及び図4で示したトランスコーダの構成は、あくまで一例でありこの配置を限定するものではない。
また、図5で示した、コンテンツ配信の処理手順、図7sで示したトランスコード処理開始までのフローチャートはあくまで一例であり、処理内容を限定するものではない。処理の項目数の増減等は構わないこととする。
また、図6、図8のデータテーブル、図9のアプリ例はあくまで一例を示したものであり、本発明の要旨を逸脱しなければ、構成や画面例を変更することはかまわない。
以上、本発明の好適な実施例を図面を用いて説明した。
本発明によれば、本発明によれば、処理能力の低い複数の組み込み機器によって構成されたホームネットワーク環境において、対応符号化形式が異なる機器間においても、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求に対して遅延無くコンテンツ配信が可能となる。
また、例えば、コンテンツ変換に要する時間がコンテンツ再生時間より短時間で行える高い処理能力を持ったコンテンツ配信装置の場合は、コンテンツ変換を行わないため、コンテンツ蓄積部の容量を節約することが可能である。
また、例えば、コンテンツ変換に要する時間がコンテンツ再生時間より長い処理能力の低い組み込み機器の場合でも、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求に対して遅延無くコンテンツ配信が可能となる。
また、例えば、コンテンツ蓄積部に新規コンテンツ変換するための空き容量がない場合でも、変換日時の古い変換コンテンツを消去して、新規コンテンツを変換することで、配信要求が多いと考えられる新規コンテンツの配信が遅延無く行える。
また、例えば、コンテンツ蓄積部に新規コンテンツ変換するための空き容量がない場合でも、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求頻度が低いコンテンツを消去して、新規コンテンツを変換することで、配信要求が多いと考えられる新規コンテンツの配信が遅延無く行える。
また、例えば、著作権保護コンテンツの符号化変換を行うとコンテンツ蓄積部には著作権保護コンテンツの複製が存在するが、コンテンツ受信装置からは複製が見えないため、コンテンツの著作権を守りながら、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求に対して遅延無くコンテンツ配信が可能となる。
また、例えば、非著作権保護コンテンツの符号化変換を行うとコンテンツ蓄積部には非著作権保護コンテンツの複製が存在するが、コンテンツ受信装置からは複製を見えなくすることで、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求の使い勝手が向上する。
また、例えば、変換可能符号化方式が複数あるコンテンツ配信装置の場合でも、要求される頻度の高い符号化方式からコンテンツ変換することで、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求に対してコンテンツ配信を行えるまでの時間を短くすることが出来る。
また、例えば、変換可能符号化方式が複数あるコンテンツ配信装置の場合でも、コンテンツ変換に要する時間が短い符号化方式からコンテンツ変換することで、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求に対してコンテンツ配信を行えるまでの時間を短くすることが出来る。
また、例えば、変換可能符号化方式が複数あるコンテンツ配信装置の場合でも、ユーザの設定に基づいてコンテンツ変換することで、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求に対してコンテンツ配信を行えるまでの時間を短くすることが出来る。
また、例えば、コンテンツ変換中にコンテンツ受信装置からコンテンツ配信要求を受け付けた場合にコンテンツ配信装置の処理負荷が大きい時は、コンテンツ変換を一時停止することで、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求に対して遅延無くコンテンツ配信が可能となる。
また、例えば、コンテンツ変換中にコンテンツ受信装置からコンテンツ配信要求を受け付けた場合にコンテンツ配信装置の処理負荷が小さい時は、コンテンツ変換処理を実行したまま、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求に対して遅延無くコンテンツ配信が可能となる。
本発明一実施例のシステム構成図である。 本発明一実施例のコンテンツ配信装置のハード構成図である。 本発明一実施例のコンテンツ受信装置のハード構成図である。 本発明一実施例のトランスコーダの内部構成図である。 本発明一実施例のシーケンス図である。 本発明一実施例のコンテンツデータベースを示す図である。 本発明一実施例の動作フローチャートである。 本発明一実施例のコンテンツ要求履歴テーブルを示す図である。 本発明一実施例のコンテンツ変換優先度設定を行う画面例である。
符号の説明
1・・・ホームネットワーク
2・・・コンテンツ配信装置
3・・・コンテンツ受信装置
4・・・コンテンツ受信装置
10・・・CPU
11・・・メモリ
12・・・プログラム格納部
13・・・コンテンツ蓄積部
14・・・トランスコーダ
15・・・ネットワーク制御部
16・・・バス
17・・・コンテンツ管理手段
18・・・実時間変換判定手段
19・・・容量チェック手段
20・・・コンテンツ配信要求履歴管理手段
21・・・コンテンツリスト送信手段
22・・・符号化方式優先度設定手段
23・・・処理負荷判定手段
30・・・CPU
31・・・メモリ
32・・・プログラム格納部
33・・・デコーダ
34・・・ネットワーク制御部
35・・・バス
40・・・MPEG4デコーダ
41・・・フレームメモリ
42・・・MPEG2エンコーダ
50・・・トランスコード開始
51・・・コンテンツリスト取得要求
52・・・コンテンツリスト配信
53・・・コンテンツ配信要求
54・・・コンテンツ配信
55・・・コンテンツ配信停止要求
56・・・コンテンツ配信停止
57・・・トランスコード終了ポイント1
58・・・トランスコード終了ポイント2
59・・・トランスコード終了ポイント3
60・・・トランスコード再開ポイント4
70・・・コンテンツベータベース
71・・・Content ID
72・・・Content Type
73・・・Content Name
74・・・File Size
75・・・Play Time
76・・・Record Date
77・・・Transcode Date
78・・・Access Date
79・・・Format
80・・・Copyright
100・・・コンテンツ要求履歴テーブル
101・・・Content ID
102・・・Content Type
103・・・Content Name
104・・・Access Time
105・・・Format
106・・・Player
110・・・コンテンツ変換優先順位入力画面例

Claims (13)

  1. 通信回線を介してコンテンツ受信装置へコンテンツを配信するコンテンツ配信装置であって、
    コンテンツを記録するコンテンツ蓄積部と、
    前記コンテンツ蓄積部のコンテンツデータを管理するコンテンツ管理手段と、
    コンテンツの符号化方式を変換するコンテンツ変換手段とを備え、
    前記コンテンツ管理手段によって、前記コンテンツ蓄積部に新規コンテンツが格納されたことを検出した場合に、前記コンテンツ変換手段によって新規コンテンツの符号化方式を変換することを特徴としたコンテンツ配信装置。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ配信装置において、
    コンテンツ再生時間の1倍速以内でコンテンツ変換の完了が可能か否かを判断する実時間変換判定手段を備え、
    前記コンテンツ管理手段によって、前記コンテンツ蓄積部に新規コンテンツが格納されたことを検出した場合に、前記実時間変換判定手段によって、新規コンテンツ変換完了時間が新規コンテンツ再生時間の1倍未満と判定された時、コンテンツ変換を行わないことを特徴としたコンテンツ配信装置。
  3. 請求項2に記載のコンテンツ配信装置において、
    前記コンテンツ管理手段によって、前記コンテンツ蓄積部に新規コンテンツが格納されたことを検出した場合に、実時間変換判定手段によって、新規コンテンツ変換完了時間が新規コンテンツ再生時間の1倍以上と判定された時、コンテンツ変換を行うことを特徴としたコンテンツ配信装置。
  4. 請求項1に記載のコンテンツ配信装置において、コンテンツ蓄積部の容量チェック手段を備え、
    前記コンテンツ管理手段によって、前記コンテンツ蓄積部に新規コンテンツが格納されたことを検出した場合に、前記容量チェック手段によって、新規コンテンツのファイルサイズ以上の空き容量であることが検出された時、コンテンツ変換を行うことを特徴としたコンテンツ配信装置。
  5. 請求項4に記載のコンテンツ配信装置において、
    前記コンテンツ管理手段によって、前記コンテンツ蓄積部に新規コンテンツが格納されたことを検出した場合に、前記容量チェック手段によって、新規コンテンツのファイルサイズ未満の空き容量であることが検出された時、前記コンテンツ管理手段によって、変換日時の古い変換後コンテンツ群から1つ以上のコンテンツを消去し、新規コンテンツのファイルサイズ以上の空き容量を確保してから、新規コンテンツの符号化変換を行うことを特徴としたコンテンツ配信装置。
  6. 請求項4に記載のコンテンツ配信装置において、コンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求履歴管理手段を備え、
    前記コンテンツ管理手段によって、前記コンテンツ蓄積部に新規コンテンツが格納されたことを検出した場合に、前記容量チェック手段によって、新規コンテンツのファイルサイズ未満の空き容量であることが検出された時、前記配信要求履歴管理手段によって要求頻度の少ない変換後コンテンツ群を抽出し、該コンテンツ群から1つ以上のコンテンツを消去し、新規コンテンツのファイルサイズ以上の空き容量を確保してから、新規コンテンツの符号化変換を行うことを特徴としたコンテンツ配信装置。
  7. 請求項1に記載のコンテンツ配信装置において、コンテンツ管理手段が管理するコンテンツリストをコンテンツ受信装置に送信するコンテンツリスト送信手段を備え、
    著作権保護コンテンツ1の符号化方式を変換した著作権保護コンテンツ2が存在する場合、前記コンテンツリスト送信手段を用いて、著作権保護コンテンツ1のみ或いは著作権保護コンテンツ2のみをコンテンツリストに加えて送信することを特徴としたコンテンツ配信装置。
  8. 請求項7に記載のコンテンツ配信装置において、
    非著作権保護コンテンツ1の符号化方式を変換した非著作権保護コンテンツ2が存在する場合、前記コンテンツリスト送信手段を用いて、非著作権保護コンテンツ1のみ或いは非著作権保護コンテンツ2のみ、もしくは非著作権保護コンテンツ1かつ非著作権保護コンテンツ2をコンテンツリストに加えて送信することを特徴としたコンテンツ配信装置。
  9. 請求項1に記載のコンテンツ配信装置において、
    前記コンテンツ管理手段によって、前記コンテンツ蓄積部に新規コンテンツが格納されたことを検出し、前記コンテンツ変換手段で変換可能な符号化方式が複数ある場合に、配信要求履歴管理手段によって、要求頻度の多い符号化方式から順位付けを行い、上位から順番にコンテンツ変換することを特徴としたコンテンツ配信装置。
  10. 請求項1に記載のコンテンツ配信装置において、
    前記コンテンツ管理手段によって、前記コンテンツ蓄積部に新規コンテンツが格納されたことを検出し、前記コンテンツ変換手段で変換可能な符号化方式が複数ある場合に、コンテンツ変換に要する時間が短い符号化方式からコンテンツ変換することを特徴としたコンテンツ配信装置。
  11. 請求項1に記載のコンテンツ配信装置において、コンテンツ変換可能な符号化方式の優先度設定手段を備え、
    前記コンテンツ管理手段によって、前記コンテンツ蓄積部に新規コンテンツが格納されたことを検出し、前記コンテンツ変換手段で変換可能な符号化方式が複数ある場合に、前記優先度設定手段で設定された符号化方式の順にコンテンツ変換することを特徴としたコンテンツ配信装置。
  12. 請求項1に記載のコンテンツ配信装置において、処理負荷判定手段を備え、
    前記コンテンツ変換手段によってコンテンツ変換を実行中にコンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求を受け付けた場合、前記処理付加判定手段によって、コンテンツ変換とコンテンツ配信を同時に行えないと検出された時、コンテンツ変換を一時停止し、コンテンツ配信を開始し、コンテンツ配信終了後、再びコンテンツ変換を行うことを特徴としたコンテンツ配信装置。
  13. 請求項12に記載のコンテンツ配信装置において、
    前記コンテンツ変換手段によってコンテンツ変換を実行中にコンテンツ受信装置からのコンテンツ配信要求を受け付けた場合、処理付加判定手段によって、コンテンツ変換とコンテンツ配信を同時に行えると検出された時、コンテンツ変換を実行したまま、コンテンツ配信を行うことを特徴としたコンテンツ配信装置。
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