JP2009187731A - 光源装置、光源装置の発光制御方法、およびプロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 先端部分が発光部14に挿入される2つのアンテナ21、22を有するランプ部10において、一方のアンテナ21に対して同軸ケーブル4によりマイクロ波を給電し、他方のアンテナ22に抵抗器ZLを接続する。そして、この抵抗器ZLの抵抗値を、マイクロ波に対するランプ部10のインピーダンス、およびマイクロ波に対する空気のインピーダンスに比べ十分に大きい値とする。この構成により、同軸ケーブル4から一方のアンテナ21に給電されるマイクロ波を、他方のアンテナ22に接続された抵抗器ZLにより高反射率で反射させ、発光部14においてマイクロ波の定在波を立てることができる。すなわち、発光部14の発光領域15においてマイクロ波の電界の振幅が腹になるようにすることができる。
【選択図】図1
Description
これにより、マイクロ波励起ランプを使用する光源装置において、発光の際のエネルギー効率を高めることができる。
これにより、マイクロ波励起ランプを使用する光源装置において、発光の際のエネルギー効率を高めることができる。
これにより、マイクロ波励起ランプを使用する光源装置において、発光の際のエネルギー効率を高めることができる。
これにより、マイクロ波励起ランプを使用する光源装置において、発光の際のエネルギー効率を高めることができる。
これにより、発光部においてマイクロ波の定在波を立て、発光部の中心部においてマイクロ波が強め合う条件とすることができる。この場合、発光物質容器内のマイクロ波の波長は、発光物質容器を形成する材料の誘電率により変化するので、この誘電率を考慮してアンテナの長さを決めるようにする。すなわち、発光部の中心部においてマイクロ波の電界の振幅が腹になるようにすることができる。
これにより、マイクロ波励起ランプを使用する光源装置において、発光の際のエネルギー効率を高めることができる。
これにより、マイクロ波励起ランプを使用する光源装置において、発光の際のエネルギー効率を高めることができる。
これにより、マイクロ波励起ランプを使用する光源装置において、発光の際のエネルギー効率を高めることができる。
これにより、マイクロ波励起ランプを使用する光源装置において、発光の際のエネルギー効率を高めることができる。
これにより、光源装置において、発光の際のエネルギー効率を高めることができる。このため、エネルギー効率の高い光源装置を搭載したプロジェクタを提供することができる。したがって、旧来の光源装置を有するプロジェクタに比べ、プロジェクタの消費電力を低減させることができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光源装置の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の光源装置は、固体マイクロ波電源1とマイクロ波励起ランプ部10と、マイクロ波励起ランプ部10に接続される抵抗器ZLから構成される。なお、一般に、マイクロ波帯としての慣用的周波数は、3GHz〜30GHzをいうが本案件では、UHF帯からSHF帯に相当する300MHz〜30GHz帯と定義する。また、以下の説明では「マイクロ波励起ランプ部」を単に「ランプ部」ともいう。
このように、ランプ部10へのマイクロ波給電を1系統のみとし、給電側のアンテナ21に対向するアンテナ22には大きなインピーダンス値(抵抗値)をもつ抵抗器ZLを接続する。
これにより、マイクロ波励起ランプを使用する光源装置において、発光の際のエネルギー効率を高めることができる。
図2に示すように、ランプ部の全体のトータルインピーダンスZOは、インダクタンスL1、キャパシタC1、抵抗Rp、キャパシタC2、およびインダクタンスL2の直列回路で表される。
ここで、インダクタンスL1は、棒状の導体であるアンテナ21により生じるインダクタンス成分である。キャパシタC1は、アンテナ21の先端部aと発光領域(プラズマ状態部)15との間のギャップg1により生じるキャパシタンス成分である。抵抗Rpは、発光領域15を抵抗成分で表したものである。
そして、インダクタンスL2に抵抗器ZLが接続され、抵抗器ZLの他端がGND(接地側)に接続される。この抵抗器ZLの抵抗値は、マイクロ波に対する空気のインピーダンス(略377Ω程度)よりも十分大きな値に設定される。
図2に示す等価回路において、A点での反射率ρは、
例えば、図8(A)に示すインピーダンス素子ZLを、図8(B)に示すLCRの直列回路とすることができる。この場合に、Rの値はマイクロ波に対する空気のインピーダンスよりも大きくすると好適である。
ρ=(ZL−ZO)/(ZL+ZO)=Γejθ、となる。
なお、R、L、Cのいずれかのうち1つ以上の素子について、インピーダンス値を可変にできるように構成してもよい。この場合は、使用するマイクロ波の周波数に合わせて、素子のインピーダンス値を調整することができる。
この場合は、使用するマイクロ波の周波数と、LC並列回路の共振周波数とを一致させて、使用マイクロ波の周波数においてLC並列回路のインピーダンスが最大になるようにする。
すなわち、使用マイクロ波の角周波数をω、または、周波数をfとすると、
f=1/(2π√LC)、となるようにする。
さらに、所望の場合には、インピーダンス素子を‘ZL=0’、すなわち、アンテナ22の一端を直接にGNDに接地することもできる。この場合は、反射率が−1となり、逆位相の反射波が生じるので、進行波と逆位相の反射波とで定在波を作るようにする。
なお、アンテナ21、22の先端がガスの発光部14に侵入する場合は内部に充填するガスの種類にもよるが、ガスとの反応によりアンテナ材料の金属が腐食することが考えられるので、その場合は保護膜などを備えることが望ましい。
さらに、光源装置の全体としてのエネルギー効率を上げるために重要なことは、マイクロ波伝送線路の特性インピーダンスとランプ部の入力インピーダンスとを整合させることである。すなわち、ランプ部10からマイクロ波伝送線路への反射波を低減して、反射による伝送損失を低減することである。
図4に示すように、マイクロ波伝送線路である同軸ケーブル4とランプ部10とのインピーダンス整合を取るためのマッチング回路51を備えることができる。
反射波モニタ41では、サーキュレータ31から出力されるマイクロ波の反射波を減衰器42で所定の範囲の電力強度の信号に減衰させ、パワーメータ43に過大な信号が印加され、破壊されるのを防ぐようにしている。
なお、前述のマッチング回路は、マッチング回路51が相当する。また、前述の反射波モニタは、サーキュレータ31、反射波モニタ41、および制御回路52が相当する。
続いて、本発明の光源装置を使用したプロジェクタについて図面を参照して説明する。
図6は、本発明の光源装置を備えるプロジェクタの構成を示す図である。図6に示すように、プロジェクタ101は、光学系102と、制御回路103と、電源部104とを備えている。このプロジェクタ101は、外部から入力される画像信号に応じた画像を、光学系102を介してスクリーンSなどに投写するものである。なお、プロジェクタ101では、外部電源105からの交流電力が電源部104によって直流電力に変換され、直流電力が電源部104から光学系102や制御回路103などに供給される。
なお、図7においては、図1に示した本発明の第1の実施の形態に係る光源装置を光源装置として使用した例を示しているが、これに限られず、第2の実施の形態の光源装置であってもよい。
光源装置111内の固体マイクロ波電源1では、ダイヤモンドSAW発振器2から出力された高周波信号を、増幅器3で増幅した後に、同軸ケーブル4によりランプ部10に向けて出力する。
Claims (10)
- マイクロ波を出力するマイクロ波電源と、
前記マイクロ波の照射を受けて発光する発光物質が封入された発光容器内に、互いに対向する一端が離間して挿入された一対のアンテナと、
前記一対のアンテナのうちいずれか一方のアンテナに、前記マイクロ波電源から出力されるマイクロ波を給電するマイクロ波伝送線路と、
前記一対のアンテナのうち他方のアンテナの端部の電位を固定する電位固定部と、
を備えることを特徴とする光源装置。 - 前記電位固定部により、前記他方のアンテナの端部を接地側の電位に固定すること
を特徴とする請求項1に記載の光源装置。 - 前記電位固定部はインピーダンス素子であり、該インピーダンス素子により前記他方のアンテナの端部の電位を固定すること
を特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の光源装置。 - 前記インピーダンス素子は、前記マイクロ波に対する空気のインピーダンスの値よりも大きなインピーダンスの値であること
を特徴とする請求項3に記載の光源装置。 - 前記アンテナと前記マイクロ波伝送線路の接続点と、前記アンテナと前記インピーダンス素子との接続点との間の距離が、前記マイクロ波の波長の略1/2の奇数倍であること
を特徴とする請求項3または請求項4に記載の光源装置。 - 前記インピーダンス素子は、抵抗器で構成され、該抵抗器の一端が前記他方のアンテナに接続され、他端が接地側に接続されること
を特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の光源装置。 - 前記インピーダンス素子は、抵抗RまたはインダクタンスLまたはキャパシタCのいずれかのうちの1つ以上を用いた回路で構成され、
前記マイクロ波の周波数において、当該インピーダンス素子のインピーダンスと前記発光容器のインピーダンスとで表される反射率の大きさが空気よりも大きな値であり、
かつ位相回転が180度の倍数となり、
さらに、当該インピーダンス素子の一端が前記他方のアンテナに接続され、他端が接地側に接続されること
を特徴とする請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載の光源装置。 - 前記インピーダンス素子は、可変の抵抗RまたはインダクタンスLまたはキャパシタCのいずれかのうちの1つ以上を用いた回路で構成され、
前記マイクロ波の周波数において、当該インピーダンス素子のインピーダンスと前記発光容器のインピーダンスとで表される反射率の大きさが空気よりも大きな値であり、
かつ位相回転を制御することができ、
さらに、当該インピーダンス素子の一端が前記他方のアンテナに接続され、他端が接地側に接続されること
を特徴とする請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載の光源装置。 - マイクロ波を出力するマイクロ波電源と、前記マイクロ波の照射を受けて発光する発光物質が封入された発光容器内に、互いに対向する一端が離間して挿入された一対のアンテナと、を備えた光源装置の発光制御方法であって、
前記一対のアンテナのうちいずれか一方のアンテナに接続されるマイクロ波伝送線路を介して、当該一方のアンテナに前記マイクロ波電源から出力されるマイクロ波を給電する手順と、
前記一対のアンテナのうち他方のアンテナの端部の電位を固定する電位固定部により、前記マイクロ波を反射する手順と、
を含むことを特徴とする発光制御方法。 - 光源装置と、前記光源装置から射出された光束を、入力される画像情報に応じて変調し光学像を形成する光変調部と、前記光変調部により形成された光学像を投写する投写部と、を備えるプロジェクタであって、
前記光源装置は、
マイクロ波を出力するマイクロ波電源と、
前記マイクロ波の照射を受けて発光する発光物質が封入された発光容器内に、互いに対向する一端が離間して挿入された一対のアンテナと、
前記一対のアンテナのうちいずれか一方のアンテナに、前記マイクロ波電源から出力されるマイクロ波を給電するマイクロ波伝送線路と、
前記一対のアンテナのうち他方のアンテナの端部の電位を固定する電位固定部と、
を備えることを特徴とするプロジェクタ。
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JP2008024959A JP2009187731A (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | 光源装置、光源装置の発光制御方法、およびプロジェクタ |
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JP2005342044A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
JP2007115534A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | National Univ Corp Shizuoka Univ | 放電灯装置、放電灯、及び放電灯点灯装置 |
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2008
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