JP2009181311A - データ比較装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 比較対象データの同一性について判定を行うデータ検証部と、差分バックアップの履歴に関する情報が記憶された差分管理テーブルと、ハッシュ関数を用いて、バックアップされたデータのうち比較対象データのハッシュ値を生成するハッシュ作成部と、公開鍵暗号方式を用いて暗号化、復号化処理を行う暗号復号化部と、前記暗号復号化部で用いられる公開鍵と秘密鍵とを記憶した暗号鍵記憶部とを備え、前記データ検証部は、比較対象データのハッシュ値とを比較することにより比較対象データの同一性について判定を行う。
【選択図】図1
Description
特許文献1に記載されたデータ比較装置は、第1のデータを構成する各ブロックの第1のハッシュデータ系列と、第2のデータを構成する各ブロックの第2のハッシュデータ系列と、を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている、第1のデータを構成する各ブロックの第1のハッシュデータ系列と、第2のデータを構成する各ブロックの第2のハッシュデータ系列と、をDPマッチングによって比較する比較手段を有している。
これにより、データを構成するブロックごとの詳細な比較を速やかに行うことができるとしている。
即ち、本発明のデータ比較装置は、ネットワークを介してバックアップされたデータと、バックアップ元のデータとの同一性を判定するデータ比較装置であって、比較対象データの同一性について判定を行うデータ検証部と、差分バックアップの履歴に関する情報が記憶された差分管理テーブルと、ハッシュ関数を用いて、バックアップされたデータのうち比較対象データのハッシュ値を生成するハッシュ作成部と、公開鍵暗号方式を用いて暗号化、復号化処理を行う暗号復号化部と、前記暗号復号化部で用いられる公開鍵と秘密鍵とを記憶した暗号鍵記憶部と、を備え、前記データ検証部は、前記暗号復号化部によって、前記暗号鍵記憶部に記憶されている秘密鍵を用いて暗号化された、前記差分管理テーブルに記憶された比較対象データの最終差分バックアップに関する情報をバックアップ元のシステムに送信し、バックアップ元のシステムから受信した暗号化されたバックアップ元のデータのハッシュ値を、前記暗号鍵記憶部に記憶された公開鍵を用いて前記暗号復号化部に復号化させ、復号化された前記バックアップ元のデータのハッシュ値と、前記ハッシュ作成部によって作成された比較対象データのハッシュ値と、を比較することにより比較対象データの同一性について判定を行うことを主要な特徴としている。
本発明の一実施形態に係るデータ比較装置の構成について図を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るデータ比較装置の概略構成図である。
次に、本発明の一実施形態に係るデータ比較装置の動作について、図1を参照して説明する。ここで、正側ストレージから副側ストレージにデータのバックアップがなされ、副側ストレージにおいて、副側ストレージのデータと正側ストレージのデータとの同一性を検証する場合について説明する。正側ストレージの方から副側ストレージデータの同一性を検証する場合も、同様であるので説明は省略する。
秘匿されてはいるものの完全な防諜は可能でない。しかしながら、本データ同一性判定方法では、本来、秘匿すべきであるデータそのものをネットワークを介して送信しないためにこのような方法を用いることができる。実施の形態は、必ずしも、これに限定されるものではなく、自身の秘密鍵を用いた暗号化による、自身の真正性の証明と否認防止の確保の部分とに加え、相手の公開鍵を用いた暗号化による、ネットワーク経路上の、より厳密な守秘の機能を組み合わせて用いても良い。
2 サーバ
3 ストレージ
4 ネットワーク
10 データ検証部
12 時計
14 差分管理テーブル
16 ハッシュ作成部
18 暗号復号化部
20 暗号鍵記憶部
Claims (5)
- ネットワークを介してバックアップされたデータと、バックアップ元のデータとの同一性を判定するデータ比較装置であって、
比較対象データの同一性について判定を行うデータ検証部と、
差分バックアップの履歴に関する情報が記憶された差分管理テーブルと、
ハッシュ関数を用いて、バックアップされたデータのうち比較対象データのハッシュ値を生成するハッシュ作成部と、
公開鍵暗号方式を用いて暗号化、復号化処理を行う暗号復号化部と、
前記暗号復号化部で用いられる公開鍵と秘密鍵とを記憶した暗号鍵記憶部と、
を備え、
前記データ検証部は、
前記暗号復号化部によって、前記暗号鍵記憶部に記憶されている秘密鍵を用いて暗号化された、前記差分管理テーブルに記憶された比較対象データの最終差分バックアップに関する情報をバックアップ元のシステムに送信し、
バックアップ元のシステムから受信した暗号化されたバックアップ元のデータのハッシュ値を、前記暗号鍵記憶部に記憶された公開鍵を用いて前記暗号復号化部に復号化させ、
復号化された前記バックアップ元のデータのハッシュ値と、前記ハッシュ作成部によって作成された比較対象データのハッシュ値と、を比較することにより比較対象データの同一性について判定を行うこと、
を特徴とするデータ比較装置。 - ネットワークを介してバックアップされたデータと、バックアップ元のデータとの同一性を判定するデータ比較装置であって、
比較対象データの同一性について判定を行うデータ検証部と、
差分バックアップの履歴に関する情報が記憶された差分管理テーブルと、
ハッシュ関数を用いて、バックアップされたデータのうち比較対象データのハッシュ値を生成するハッシュ作成部と、
公開鍵暗号方式を用いて暗号化、復号化処理を行う暗号復号化部と、
前記暗号復号化部で用いられる公開鍵と秘密鍵とを記憶した暗号鍵記憶部と、
を備え、
前記データ検証部は、
バックアップ先システムから受信した、暗号化された比較対象データの最終差分バックアップに関する情報を、前記暗号鍵記憶部に記憶された公開鍵を用いて前記暗号復号化部に復号化させ、
復号化された前記最終差分バックアップに関する情報と、前記差分管理テーブルに記憶されている比較対象データの最終差分バックアップに関する情報とを比較し、
前記比較によって、未転送の差分バックアップデータが存在しないと判断した場合は、バックアップ先の比較対象データに対応するデータのハッシュ値を前記ハッシュ作成部に生成させ、
前記ハッシュ値を前記暗号鍵記憶部に記憶された秘密鍵を用いて前記暗号復号化部に暗号化させ、
前記暗号化された前記ハッシュ値をバックアップ先システムに送信すること、
を特徴とするデータ比較装置。 - 前記暗号復号化部は、公開鍵暗号方式ではなく、共通鍵暗号方式を用いて暗号、復号化処理を行い、
前記暗号鍵記憶部は、共通鍵暗号方式のための秘密鍵を記憶していること、
を特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のデータ比較装置。 - 請求項1に記載のデータ比較装置を用いたデータ同一性判定方法であって、
前記データ検証部は、
前記暗号復号化部によって、前記暗号鍵記憶部に記憶されている秘密鍵を用いて暗号化された、前記差分管理テーブルに記憶された比較対象データの最終差分バックアップに関する情報をバックアップ元のシステムに送信するステップを実行し、
バックアップ元のシステムから受信した暗号化されたバックアップ元のデータのハッシュ値を、前記暗号鍵記憶部に記憶された公開鍵を用いて前記暗号復号化部に復号化させるステップを実行し、
復号化された前記バックアップ元のデータのハッシュ値と、前記ハッシュ作成部によって作成された比較対象データのハッシュ値と、を比較することにより比較対象データの同一性について判定を行うステップを実行すること、
を特徴とするデータ同一性判定方法。 - 請求項2に記載されたデータ比較装置を用いたデータ同一性判定方法であって、
前記データ検証部は、
バックアップ先システムから受信した、暗号化された比較対象データの最終差分バックアップに関する情報を、前記暗号鍵記憶部に記憶された公開鍵を用いて前記暗号復号化部に復号化させるステップを実行し、
復号化された前記最終差分バックアップに関する情報と、前記差分管理テーブルに記憶されている比較対象データの最終差分バックアップに関する情報とを比較するステップを実行し、
前記比較によって、未転送の差分バックアップデータが存在しないと判断した場合は、バックアップ先の比較対象データに対応するデータのハッシュ値を前記ハッシュ作成部に生成させるステップを実行し、
前記ハッシュ値を前記暗号鍵記憶部に記憶された秘密鍵を用いて前記暗号復号化部に暗号化させるステップを実行し、
前記暗号化された前記ハッシュ値をバックアップ先システムに送信するステップを実行すること、
を特徴とするデータ同一性判定方法。
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