JP2009178812A - Heli-sert (r) insertion fixture - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ヘリサート部品をタップ穴に挿入するためのヘリサート挿入治具に関する。 The present invention relates to a helicate insertion jig for inserting a helicate component into a tap hole.
プラスチックや木材などの非金属材料等の基材(ワーク)にボルトを装着しようとする場合、基材にボルト装着用の穴を形成し、その穴の内壁にボルト螺着用のネジ山を直接形成すると、ボルトを螺着しても基材の弱さのため十分な強度を確保することが難しい。そこで、このような場合にはめねじ部の強度を保つためにヘリサート部品を介在する方法が採られている。図10は、ヘリサート部品50の一例を示す側面図、図11は、同底面図である。ヘリサート部品50は、例えば、断面が菱形状の線材を螺旋状に巻回して形成されており、一方の端部は内側に折り曲げてタング51が形成されている。
When mounting bolts on a base material (work) such as non-metallic material such as plastic or wood, a hole for bolt mounting is formed in the base material, and a screw thread for bolt screwing is directly formed on the inner wall of the hole Then, even if the bolt is screwed, it is difficult to ensure sufficient strength due to the weakness of the base material. Therefore, in such a case, a method in which a helicate part is interposed is used in order to maintain the strength of the female screw portion. FIG. 10 is a side view showing an example of the
ヘリサート部品を基材のタップ穴に装着する際には、ヘリサート挿入治具が用いられる。図12に、特許文献1に記載のヘリサート挿入治具の模式的正面図を示す。ヘリサート挿入治具101は、センターロッド(治具本体)110、コイルセット部(ヘリサート部品取付部)112、溝113、ハンドル114、ストッパ115、ストッパネジ116、センターロッド目印部117、ガイド(治具ガイド)120、ガイド目盛122、補助ガイド123等を備える。
A helicate insertion jig is used when mounting a helicate component in the tap hole of the base material. In FIG. 12, the typical front view of the helicate insertion jig | tool described in
センターロッド110は、ガイド120の上部、下部にて支持されている。また、センターロッド110の下部は補助ガイド123により囲まれている。そして、補助ガイド123から突出するセンターロッド110の下端部の外周部を、ヘリサートコイル(ヘリサート部品)に嵌めて保持するコイルセット部112としている。
The
センターロッド110の中部には、センターロッド目印部117が設けられている。センターロッド目印部117、ガイド120に設けられたガイド目盛122、及びセンターロッド110に設けられたストッパ115により、ヘリサートコイル挿入深さを固定する構成が提案されている。
A
図13に、特許文献2に記載のヘリサート挿入治具102の斜視図を示す。ヘリサート挿入治具102は、治具本体110a、ハンドル114、溝113a、磁石(不図示)、治具ガイド120a等を備える。ヘリサート挿入治具102の溝113aに磁石(不図示)を設けることにより、ヘリサート部品50を切断した後のタングをタップ穴61から容易かつ確実に取り出せるようにし、さらにタップ穴奥部の損傷を回避することができる方法が開示されている。
近年の各種装置の小型化、高精密化に伴って、ヘリサート部品の加工精度を高め、高品質化を実現すること求められている。加工精度を高めるために、作業者によらず画一的に同じ精度でヘリサート部品を基材に装着可能なヘリサート挿入治具が求められている。特許文献2においては、指定深さまで挿入する際に、挿入深さを目視で数回にわたり確認する必要があった。また、ヘリサート部品の挿入深さのばらつきが生じやすく、作業者に熟練性が求められていた。特許文献1においては、ヘリサート部品の挿入深さを一定にする方法が開示されているが、より作業効率が高く、かつ加工精度の高いヘリサート挿入治具の開発が期待されていた。
With the recent miniaturization and high precision of various devices, it is required to improve the processing accuracy of the helicate parts and realize high quality. In order to increase the processing accuracy, there is a need for a helicate insertion jig capable of mounting a helicate component on a base material with uniform accuracy regardless of the operator. In
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ヘリサート部品の装着作業効率を高め、かつ、加工精度の優れたヘリサート挿入治具を提供することである。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a helicate insertion jig that enhances the efficiency of mounting a helicate component and has excellent processing accuracy.
本発明に係るヘリサート挿入治具は、ヘリサート部品を基材に装着させるときに用いるヘリサート挿入治具であって、前記ヘリサート部品の取り付け部を有し、主要部を構成する軸体の周面に、軸芯方向に沿って目盛が付された治具本体と、前記治具本体を挿通させる案内穴を有し、前記ヘリサート部品を前記基材に装着する際に、前記基材に第1底部を当接させる治具ガイドと、前記目盛を基準に位置を調整して、前記治具ガイドから突出する前記治具本体の突出長さを規定するロック機構と、を備え、前記治具ガイドから突出する前記治具本体の突出する前記軸体の径は、前記ヘリサート部品の外径よりも小さいものである。 A helicate insertion jig according to the present invention is a helicate insertion jig used when attaching a helicate part to a base material, and has a mounting part for the helicate part, and is provided on a peripheral surface of a shaft body constituting a main part. A jig body having a scale along the axial direction, and a guide hole through which the jig body is inserted, and when the helicate component is attached to the substrate, the first bottom portion is mounted on the substrate. A jig guide that abuts on the scale, and a lock mechanism that regulates the position of the jig main body protruding from the jig guide by adjusting the position with reference to the scale, from the jig guide The diameter of the protruding shaft body of the protruding jig body is smaller than the outer diameter of the helicate component.
本発明によれば、ヘリサート部品の装着作業効率を高め、かつ、加工精度の優れたヘリサート挿入治具を提供することができるという優れた効果を有する。 According to the present invention, there is an excellent effect that it is possible to increase the efficiency of mounting a helicate component and to provide a helicate insertion jig with excellent processing accuracy.
以下、本発明を適用した実施形態の一例について説明する。なお、本発明の趣旨に合致する限り、他の実施形態も本発明の範疇に属し得ることは言うまでもない。 Hereinafter, an example of an embodiment to which the present invention is applied will be described. It goes without saying that other embodiments may also belong to the category of the present invention as long as they match the gist of the present invention.
[実施形態1]
図1は、本実施形態1に係るヘリサート挿入治具の一例を示す模式的正面図である。本実施形態1に係るヘリサート挿入治具1は、ヘリサート部品(図10、図11参照)を基材(ワーク)のタップ穴に装着させるための治具である。
[Embodiment 1]
FIG. 1 is a schematic front view showing an example of a helicate insertion jig according to the first embodiment. A
ヘリサート挿入治具1は、図1に示すように治具本体10、治具ガイド20を備える。治具本体10は、軸体11、ヘリサート部品取付部12、溝13、ハンドル14、ストッパ15、ストッパネジ16等を備える。治具ガイド20は、筒状体からなり、2つの支持脚21を備えている。
The
治具本体10は、軸体11を主要部とし、軸体11の一端部がヘリサート部品取付部12となっている。軸体11のヘリサート部品取付部12と反対側の他端部近傍には、作業者が握って回すためのハンドル14が取り付けられている。ハンドル14は、軸体11の長手方向に対して直交する方向が長軸となるように配設されている。軸体11に対してハンドル14は、着脱可能なように構成してもよいし、固設してもよい。なお、ハンドル14は、作業者がヘリサート部品を取り付ける際に、上記機能を有し、かつ作業性が高ければよく、上記構成に限定されるものではない。
The
軸体11の周面には、軸芯方向に沿って目盛18が付されている。目盛18は、例えば、1mm間隔で付されている。
A
ヘリサート部品取付部12の形状は、特に限定されず公知の構造とすることができる。例えば、上記特許文献2の構成とすることができる。図2に、本実施形態1に係るヘリサート挿入治具1の治具本体10の先端部近傍の部分拡大斜視図を示す。治具本体10は、図2に示すように、先端において開放する溝13が形成されている。そして、溝13を構成する壁面には、磁石19が露出するように壁面に埋設されている。
The shape of the helisert
図3(a)に治具ガイド20の上面図を、図3(b)に治具ガイド20の側面図を示す。治具ガイド20は、平面視上、矩形状であり、治具本体10を挿通させるための案内穴22を有する筒状体のスリーブ構造となっている。治具ガイド20は、ヘリサート部品を基材に装着する際に、基材に当接させる底部を有する。この底部を、第1底部24とする。そして、第1底部と反対側の底部を第2底部25とする(図1、図3参照)。
FIG. 3A shows a top view of the
治具ガイド20は、治具ガイド20に収納可能な支持脚21を2つ有する(図1、図3参照)。支持脚21は、支持脚21に設けられた凹部23に収容可能なように、ヒンジ(不図示)等により開閉自在に取り付けられている。図1は、2つの支持脚21が開いた状態を図示している。本実施形態1に係る支持脚21は、図1に示すように、開いた状態で、支持脚21の側面が治具ガイド20の第1底部24と略同一平面となるようにする。この支持脚21を開いた状態は、安定に保持可能なように構成されている。支持脚21の基材60との当接面は、位置ずれしにくい材質のものを採用したり、滑り止め加工をしたり、滑り止め部材などを貼り付けたりしてもよい。
The
支持脚21を設けることにより、ヘリサート部品50を基材に取り付ける際に、基材とヘリサート挿入治具1との当接面積を増やし、ヘリサート挿入治具の倒れや傾き等を抑制して操作性を高めることができる。作業途中に倒れや傾きを抑制するため、作業効率を高めることができる。しかも、使用していないときには治具ガイド20内に収容させることが可能なので、管理が容易である。
By providing the
軸体11は、治具ガイド20の第2底部25側から挿入される。治具ガイド20から突出する治具本体10がヘリサート部品を取り付けるために基材に挿入される部分に相当する。軸体11のうち、治具ガイド20の第1底部24から突出する領域の軸体11の径は、少なくとも、ヘリサート部品50の外径よりも小さな径となるようにする。これにより、基材の奥部にヘリサート部品を装着する場合などに対応することが可能となる。詳しくは、後述する。
The
本実施形態1に係るヘリサート挿入治具には、ロック機構が備えられている。本実施形態1に係るロック機構は、ストッパ15、ストッパネジ16、治具ガイド20により構成される。ストッパ15には、軸体11を貫通させる貫通穴17が備えられている。また、ストッパ15には、軸体11に対する位置を固定するための固定手段が備えられている。本実施形態1においては、固定手段としてストッパネジ16が用いられている。
The helicate insertion jig according to the first embodiment is provided with a lock mechanism. The lock mechanism according to the first embodiment includes a
ストッパ15の貫通穴17に軸体11が挿通され、ストッパネジ16を緩めることにより、軸体11の長手方向にストッパ15を移動させることができる。換言すると、ストッパネジ16を締めることにより、図1に示すように、ストッパ15が軸体11に対して固定される。
The
ストッパ15は、治具ガイド20の案内穴22よりも大きく、治具ガイド20の第2底部25と当接可能な大きさとする。これにより、ストッパ15が固設されている治具本体10の治具ガイド20への挿入がストッパにより規制される。治具本体10をストッパ15が治具ガイド20に当接する位置まで捻じ込むことにより、治具本体10の治具ガイド20からの突出長さを所定の長さにすることができる。これにより、基材の指定深さにヘリサート部品を装着することが可能となる。
The
ストッパ15の固設位置は、治具本体10に形成された目盛18を基準として位置を調整する。すなわち、目盛18により、ストッパ15の位置を精度高く調整することが可能となる。上記特許文献1によれば、センターロッド110をガイド120に装着した上で、センターロッド目印部117と、ガイド120のガイド目盛122の位置合わせを行った上でストッパを固設する必要があった。本実施形態1によれば、ストッパ15と目盛18を同一の軸体11上に設けているので、治具本体10を治具ガイド20に装着せずに、ストッパ15の位置合わせを行うことができる。また、治具本体10に目盛18を振っているので、上記特許文献1に比して、操作性が向上し、作業効率が高い。しかも、位置合わせ精度を高めることができる。
The fixed position of the
なお、ロック機構として、上記例に限定されるものではなく、軸体11の所望の位置に固設可能であって、かつ、治具ガイド20に当接することにより、治具本体10の治具ガイド20への挿入が規制されるものであれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、軸体11の幅方向に貫通する貫通孔を設け、位置規制ピンを所望の位置に挿通させる構造としてもよい。
The locking mechanism is not limited to the above example, and can be fixed to a desired position of the
治具本体10やハンドル14は、例えば鉄などの金属により形成することができる。無論、十分な強度が得られるのであれば金属以外の材料を用いてもよい。また、治具本体10の材料自体は、磁性体であっても、非磁性体であってもよい。ヘリサート部品装着対象が電子装置などに関連したものである場合には、安全性の観点から、治具本体10、ハンドル14を非磁性体の材料により形成してもよい。
The
次に、本実施形態1に係るヘリサート挿入治具の使用方法の一例について説明する。図4及び図5は、本実施形態1に係るヘリサート挿入治具1の使用方法を示す模式的正面図である。ヘリサート部品50は、通常、鉄などの磁性体材料により形成されており、図4(a)に示すように、まず、ヘリサート挿入治具10の先端部をヘリサート部品50内に挿入する。そして、ヘリサート部品50下端に形成されたタング51が、ヘリサート挿入治具先端部の溝13内に収容された状態とする。このとき、タング51は、溝13の壁面に埋設された磁石19に吸着される。これにより、タング51は治具本体10の先端に固定される。
Next, an example of how to use the helicate insertion jig according to the first embodiment will be described. 4 and 5 are schematic front views showing how to use the
続いて、ストッパ15を所望の位置の目盛18に合わせる。無論、ヘリサート部品50を治具本体10に装着する前に、この操作を行ってもよい。
Subsequently, the
次いで、タング51の先端を、プラスチック等からなる円筒状の治具ガイド20内に挿入し、続いてハンドル14を時計方向に回転させる。これにより、ハンドル14とともに治具本体10が時計方向に回転する。治具本体10を治具ガイド20に装着した段階で、治具ガイド20の第1底部24、及び支持脚21を基材60に当接させる(図4(b)参照)。この際、タップ穴61にヘリサート部品50が挿入される位置に配置する。なお、治具ガイド20を予め、基材60の所望の位置に配置し、そこに治具本体10を挿入するようにしてもよい。
Next, the tip of the
続いて、ストッパ15が、治具ガイド20の第2底部25に当接する位置まで治具本体10を捻じ込む(図5参照)。作業者は、ストッパ15が治具ガイド20に当接することにより、容易にヘリサート部品50の捻じ込みが完了したことを判断することができる。これにより、作業者が目視で数回にわたりヘリサート部品50の深さを確認する作業を無くし、ヘリサート部品装着の作業効率を大幅に高めることができる。また、ヘリサート部品50を基材60の指定深さに精度高く装着させることができる。
Subsequently, the
その後、ハンドル14を反時計方向に揺動させることによりタング51を折り曲げ、ヘリサート部品50の本体から分離させる。ここで、分離されたタング51は、治具本体10の先端部の溝13の壁面に埋設された磁石19に吸着されるため、治具本体10をタップ穴61から抜き出すと、タング51も治具本体10とともにタップ穴61から取り出される。その後、治具ガイド20から突出した箇所を切断して、ヘリサート部品20の装着作業を完了する。これにより、ヘリサート部品50の装着作業とタング切断作業の両方を1つの治具により行うことができるため作業効率が向上する。
Thereafter, the
図6(a)及び(b)に、図4及び図5に示したヘリサート部品50よりも長軸方向の長さが大きいヘリサート部品50aを基材60aに装着する例について説明する。ストッパ15の位置を上記例で説明した目盛の位置とは異なる位置に移動する点を除き、基本的な使用方法は上記例と同様である。具体的には、上記例においては、目盛の一番下の位置にストッパ15を固設させていたが、図6の例においては、下から3番目の目盛位置にストッパ15を固設させている。
FIGS. 6A and 6B illustrate an example in which the
ストッパ15の治具本体10に対する固設位置を適切な位置に調節することにより、ヘリサート部品50aを、基材60aに所望の深さで高精度に装着させることができる。すなわち、基材への侵入深さの異なるヘリサート部品に対して、熟練性を要せず簡便な操作にて作業効率高く、高精度に装着することができる。
By adjusting the fixing position of the
図7(a)及び(b)に、ヘリサート部品を、基材のタップ穴の内部に埋設させる例について説明する。ストッパ15の位置を上記例で説明した目盛の位置とは異なる位置に固設する点を除き、基本的な使用方法は上記例と同様である。具体的には、上記例においては、目盛18の一番下の位置にストッパを固設させていたが、図7の例においては、下から5番目の目盛位置にストッパを固設させている。用いたヘリサート部品は、図4及び図5で示したものと同じものとする。
7A and 7B, an example in which a helicate component is embedded in the tap hole of the base material will be described. The basic usage is the same as in the above example, except that the position of the
ストッパ15を所望の位置に調整することにより、ヘリサート部品50を、基材60bの所望の深さに高精度に装着させることが可能となる。このように、基材60bの内部にヘリサート部品50を装着する場合においても、本件発明の適用が可能である。上記特許文献1においては、ヘリサートコイル取付部112を補助ガイド123から突出させる構造としていたのに対し、本実施形態1においては、治具ガイド20より突出する軸体11の長さを任意に設定可能としたので、基材60bの内部領域に、ヘリサート部品を取り付ける場合にも適用することが可能である。上記構成により、ヘリサート挿入治具1の利用態様を広げ、治具の共用化を図ることができる。
By adjusting the
本実施形態1に係るヘリサート挿入治具によれば、治具本体10に目盛18を付し、この目盛18を用いて直接的にストッパ15の位置合わせを行っているので、ストッパ15の位置合わせを簡便かつ高精度に行うことができる。また、治具ガイド20の第1底部24を基材60に当接させ、ストッパ15が治具ガイド20の第2底部25に当接する位置にて、ヘリサート部品の挿入深さを調整しているので、作業者の判断が容易であり、作業効率が極めて高い。すなわち、作業者は、ヘリサート部品の装着位置を目視観察することなしに、ストッパ15が、治具ガイド20の第2底部25と当接する位置まで治具本体10を回し込めばよい。従って、熟練性を要せず、作業者によらずに画一的にヘリサート部品50を同じ挿入深さにて基材に装着させることができ、加工精度を高めることができる。
According to the Helisert insertion jig according to the first embodiment, the
また、本実施形態1に係るヘリサート挿入治具によれば、異なるヘリサート部品に対して簡便な操作法にて装着することが可能である。また、ヘリサート部品の基材への挿入深さを、簡便な操作法にて調整することができる。従って、ヘリサート挿入治具の利用態様を広げ、治具の共用化を図ることができる。
Moreover, according to the helicate insertion jig which concerns on this
さらに、本実施形態1に係るヘリサート挿入治具によれば、支持脚21を設けているので、作業性、操作性が向上する。特に、鉛直面やスロープ等の水平面以外の面に対してヘリサート部品を取り付けるときに、ヘリサート挿入治具が傾いたり、ずれたりすることを効果的に防止することができる。
Furthermore, according to the helicate insertion jig according to the first embodiment, since the
なお、上記実施形態1においては、支持脚21を2つ配設した例について説明したが、これに限定されるものではなく、任意の個数とすることができる。また、支持脚21は、治具ガイド20に対してヒンジ等を介して開閉自在に構成された例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、治具ガイド20に対して着脱自在な支持脚を設けてもよい。この場合、治具ガイド20に支持脚との嵌合部や係合部等を設けておけばよい。また、支持脚21が開閉した際、治具ガイド20の第1底部24と、支持脚21の側面が略同一平面となるように構成する例について述べたが、ヘリサート挿入治具1の傾きや倒れを抑制する機能を有するものであれば、この例に限定されない。例えば、支持脚の先端部を基材に当接させる構成としてもよい。
In addition, in the said
また、ヘリサート部品取付部12の構造は、上記例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲にて種々の変形が可能である。
Further, the structure of the helisert
[実施形態2]
次に、上記実施形態1とは異なるヘリサート挿入治具について説明する。以降の説明において、上記実施形態1と同一の要素部材には同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
[Embodiment 2]
Next, a Helisert insertion jig different from the first embodiment will be described. In the following description, the same reference numerals are given to the same element members as those in the first embodiment, and the description thereof is omitted as appropriate.
本実施形態2に係るヘリサート挿入治具2は、以下の点を除く基本的な構成、使用方法は上記実施形態1と同様である。すなわち、上記実施形態1に係る治具ガイド20においては、支持脚21を2つ備えているのに対し、本実施形態2に係る治具ガイドにおいては、支持脚を備えていない点において相違する。
The basic configuration and usage of the
図8(a)に、本実施形態2に係るヘリサート挿入治具2の模式的正面図を、図8(b)に治具ガイド20cの上面図を示す。本実施形態2に係る治具ガイド20cは、図8(b)に示すように、円筒状のスリーブ構造となっており、支持脚を有していない。ヘリサート部品50を装着するに際して、ヘリサート挿入治具の作業性、安定性、操作性に支障がないケースの場合には、特に支持脚を設けずとも、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
FIG. 8A shows a schematic front view of the
[実施形態3]
本実施形態3に係るヘリサート挿入治具は、以下の点を除く基本的な構成、使用方法は上記実施形態1と同様である。すなわち、上記実施形態1に係る治具本体10においては、ロック機構としてストッパ15及びストッパネジ16を備えていたのに対し、本実施形態3に係る治具本体10dにおいては、ロック機構としてストッパ及びストッパネジに代えて、位置決めピンを備えている点において相違する。
[Embodiment 3]
The basic configuration and method of use of the helicate insertion jig according to the third embodiment are the same as those of the first embodiment except for the following points. That is, the
図9(a)に、本実施形態3に係る治具本体10dの模式的正面図を、図9(b)に治具本体10dの側面図を示す。本実施形態3に係る治具本体10dは、図9(b)に示すように、軸体11の目盛18に対応する側面部に位置決めピン15dを挿通させるための貫通孔17dが形成されている。位置決めピン15dを所望の貫通孔17dに挿通させることにより、上記実施形態1のストッパ15と同様の機能を持たせ、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
FIG. 9A shows a schematic front view of the
1、2 ヘリサート挿入治具
10 治具本体
11 軸体
12 ヘリサート部品取付部
13 溝
14 ハンドル
15 ストッパ
16 ストッパネジ
17 貫通穴
18 目盛
19 磁石
20 治具ガイド
21 支持脚
22 案内穴
24 第1底部
25 第2底部
50 ヘリサート部品
51 タング
60 基材
61 タップ穴
1 and 2
Claims (5)
前記ヘリサート部品の取り付け部を有し、主要部を構成する軸体の周面に、軸芯方向に沿って目盛が付された治具本体と、
前記治具本体を挿通させる案内穴を有し、前記ヘリサート部品を前記基材に装着する際に、前記基材に第1底部を当接させる治具ガイドと、
前記目盛を基準に位置を調整して、前記治具ガイドから突出する前記治具本体の突出長さを規定するロック機構と、を備え、
前記治具ガイドから突出する前記治具本体の突出する前記軸体の径は、前記ヘリサート部品の外径よりも小さいヘリサート挿入治具。 A helicate insertion jig used when mounting a helicate component on a base material,
A jig main body having a scale along the axial direction on the peripheral surface of the shaft body that has the mounting portion of the helicate component and constitutes the main part,
A guide hole through which the jig body is inserted, and a jig guide for bringing the first bottom portion into contact with the base material when the helicate component is attached to the base material;
A lock mechanism that adjusts the position with respect to the scale and regulates the protruding length of the jig body protruding from the jig guide,
A helicate insertion jig in which a diameter of the shaft body protruding from the jig guide protrudes from the jig guide is smaller than an outer diameter of the helicate component.
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