JP2009177339A - Intercom system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、インターホンシステムに関するものである。 The present invention relates to an intercom system.
平成16年の消防法の改正により、全国一律に住宅用の火災警報器の設置が義務づけられるようになったが、従来の火災警報器としては、住戸内の天井や壁に取り付けられ、火災時に発生する煙を検知したときにブザーなどを駆動して火災警報を発報させ、一体または別体に設けられた警報停止スイッチが操作されたときに火災警報の発報を停止するものがあった。或いは、台所や居間、寝室などの各部屋にそれぞれ設置された火災警報器が信号線で接続され、火災発生を検知した火災警報器から他の火災警報器に対して信号線を介して警報信号を送信することで全ての火災警報器から火災警報を発報させるようにしたものも提供されている。 Due to the revision of the Fire Service Act of 2004, it has become mandatory to install fire alarms for homes nationwide, but as a conventional fire alarm, it can be installed on the ceiling or wall of a dwelling unit, Some fire alarms are triggered by detecting the smoke generated, and fire alarms are triggered when the alarm stop switch provided as a separate unit is operated. . Alternatively, fire alarms installed in each room such as the kitchen, living room, and bedroom are connected by signal lines, and the alarm signal is sent from the fire alarm that detects the occurrence of a fire to other fire alarms via signal lines. There is also a provision that fire alarms are issued from all fire alarms by sending.
一方、図4に示すように、住戸内に設置されるインターホン親機1’と、インターホン親機1’に接続され住戸外の玄関に設置されるドアホン子機2’と、ガスセンサ(例えば、散乱光式煙感知器)11’とを備え、来訪者がドアホン子機2’の呼出釦2a’を操作したときにインターホン親機1’から住戸人を呼び出す呼出音を出力し、住戸人がインターホン親機1’の通話釦1g’を操作することでインターホン親機1’とドアホン子機2’とを介して来訪者と通話を行うことができるとともに、火災を検知したガスセンサ11’と連動してインターホン親機1’が火災警報を発報するようにしたインターホンシステムが提案されている(特許文献1参照)。
On the other hand, as shown in FIG. 4, an
なお、インターホン親機1’は、住戸人が来訪者とインターホン親機1’とドアホン子機2’とを介して通話が可能となるようにするための通話回路1c’と、信号線L1’を介して接続されたガスセンサ11’からの非常信号を受信したとき、または外付非常釦3’が押されたときに後述のCPU1aに信号を出力するアラームユニット1q’と、音声を出力するためのスピーカ1b’と、スピーカ1b’の接続相手を通話回路1c’またはアラームユニット1q’に切り替える切替器1e’と、音声を入力するためのマイクロホン1f’と、住戸人が来訪者と通話する際に操作する通話釦1g’と、ドアホン子機2’からの呼出信号を検知する呼出検知回路1h’と、スピーカ1b’からチャイム音を発生するためのチャイム音発生回路1d’と、呼出検知回路1h’或いはアラームユニット1q’からの信号を受信してチャイム音発生回路1d’或いは切替器1e’を動作させるCPU1a’とを備えている。
しかしながら、図4に示す構成のインターホンシステムは、火災が発生した時に限り火災を検知したガスセンサ11’とインターホン親機1’とが連動して火災警報を発報する機能を有するものであり、平時には、ガスセンサ11’とインターホン親機1’とが連動する機能を有効に活用することがなかった。
However, the intercom system having the configuration shown in FIG. 4 has a function of issuing a fire alarm in conjunction with the
本願発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、平時においても火災感知器とインターホン親機とが連動する機能を有効に活用できるようにしたインターホンシステムを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to provide an interphone system that can effectively utilize a function in which a fire detector and an interphone master unit are interlocked even during normal times.
請求項1の発明は、住戸外に設置されるドアホン子機と、住戸内に設置されドアホン子機との間で信号を送受信するインターホン親機と、住戸内に設置される煙感知式の火災感知器とを備え、火災感知器は、投光素子から煙粒子を含む浮遊粒子が存在する監視空間に照射された光を受光素子で受光するように構成され受光素子の受光量に基づいて空気の汚れ度合いを検出する汚れ度合い検出部と、インターホン親機へ信号を送信する送信部と、汚れ度合い検出部により検出された空気の汚れ度合いに応じて換気の必要性の有無および火災の有無を判断し、換気の必要性有りと判断したときには換気要求信号をインターホン親機へ送信し火災有りと判断したときには火災信号をインターホン親機へ送信するように送信部を制御する信号処理部とを有し、インターホン親機は、火災感知器からの信号を受信する受信部と、火災警報の発報および換気を要求する音声通知を行う報知部とを有し、受信部が火災信号を受信したときには報知部が火災警報を発報し換気要求信号を受信したときには報知部が換気を要求する音声通知を行うことを特徴とする。
The invention of
この発明によれば、火災感知器が、インターホン親機へ信号を送信する送信部と、汚れ度合い検出部により検出された空気の汚れ度合いに応じて換気の必要性の有無および火災の有無を判断し、換気の必要性有りと判断したときには換気要求信号をインターホン親機へ送信し火災有りと判断したときには火災信号をインターホン親機へ送信するように送信部を制御する信号処理部とを有し、インターホン親機は、火災感知器からの信号を受信する受信部を有し、受信部が火災信号を受信したときには報知部が火災警報を発報し、換気要求信号を受信したときには報知部が換気を要求する音声通知を出力することができるので、住戸人に対して住戸内の空気の汚れ度合いに応じたより適切な処置を求めることができる。また、火災発生時以外においても住戸人に換気を促す役割を果たすことで火災感知器とインターホン親機とが連動する機能を有効に活用することができる。 According to the present invention, the fire detector determines whether there is a need for ventilation and whether there is a fire according to the degree of air contamination detected by the transmission unit that transmits a signal to the interphone master unit and the degree of dirt detection unit. And a signal processing unit that controls the transmission unit so that a ventilation request signal is transmitted to the interphone master unit when it is determined that ventilation is necessary, and a fire signal is transmitted to the interphone master unit when it is determined that there is a fire. The interphone master unit has a receiving unit that receives a signal from the fire detector. When the receiving unit receives a fire signal, the notifying unit issues a fire alarm, and when the receiving unit receives a ventilation request signal, the notifying unit Since the voice notification requesting ventilation can be output, a more appropriate treatment according to the degree of dirt in the dwelling unit can be obtained for the dweller. In addition, the function of linking the fire detector and the intercom master can be effectively utilized by playing a role of encouraging the residents to ventilate even when a fire does not occur.
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記インターホン親機は、前記受信部において前記換気要求信号と前記火災信号との両方を受信したときには、前記火災信号を優先して前記報知部から火災警報を発報させることを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, when the intercom master unit receives both the ventilation request signal and the fire signal at the receiving unit, the notification unit gives priority to the fire signal. It is characterized by issuing a fire alarm.
この発明によれば、前記インターホン親機は、前記受信部において前記換気要求信号と前記火災信号との両方を受信したときには、前記火災信号を優先するので、前記インターホン親機の前記報知部が換気を要求する音声通知中であっても火災が発生したときには火災警報を発報することができ、住戸人が逃げ遅れるのを防止することができる。 According to the present invention, when the interphone base unit receives both the ventilation request signal and the fire signal at the reception unit, the fire signal is prioritized, so the notification unit of the interphone base unit provides ventilation. Even when a voice notification is requested, a fire alarm can be issued when a fire occurs, and the residents can be prevented from escaping.
請求項1の発明によれば、火災感知器の汚れ度合い検出部が検出した空気の汚れ度合いから、火災感知器の信号処理部が換気の必要性有りと判断したときには、火災感知器の送信部からインターホン親機に換気要求信号が送信され、換気要求信号を受信部で受信したインターホン親機の報知部から換気を要求する音声通知を出力することができるので、火災発生時以外においても火災感知器とインターホン親機とが連動する機能を有効に活用することができる。 According to the first aspect of the present invention, when the signal processing unit of the fire sensor determines that ventilation is necessary based on the degree of air contamination detected by the contamination level detection unit of the fire sensor, the transmission unit of the fire sensor Since a ventilation request signal is sent from the receiver to the interphone master unit and the notification unit of the interphone master unit that has received the ventilation request signal at the receiving unit can output a voice notification requesting ventilation, fire detection is possible even when a fire does not occur Can effectively use the function of the device and the intercom master unit.
以下、本実施形態のインターホンシステムについて図1〜図3に基づいて説明する。 Hereinafter, the intercom system according to the present embodiment will be described with reference to FIGS.
本実施形態のインターホンシステムは、住戸外に設置されるドアホン子機2と、住戸内に設置されドアホン子機2と2線式信号線L2を介して接続されドアホン子機2との間で信号を送受信するインターホン親機1と、住戸内に設置されインターホン親機1に2線式信号線L1を介して接続され火災警報を発報する機能を有する複数の煙感知式の火災感知器11とを備えている。
The intercom system according to this embodiment includes a
インターホン親機1は、第1のスピーカ1bと、住戸人が音声をインターホン親機1に入力するためのマイクロホン1fと、住戸人が来訪者と第1のスピーカ1bおよびマイクロホン1fを使用して通話が可能となるようにするための通話回路1cと、第1のスピーカ1bから住戸人を呼び出す呼出音を出力させるための音発生回路1dと、第1のスピーカ1bの接続相手を通話回路1cまたは音発生回路1dに切り替える切替器1eと、住戸人が操作することで来訪者と通話ができる状態にインターホン親機1を設定する通話釦1gと、ドアホン子機2の呼出釦2aが操作されたときにドアホン子機2から2線式信号線L2を介して伝送される呼出信号を検知する呼出検知回路1hと、商用電源ACからの電力供給を受けインターホン親機1の駆動電圧を生成する電源回路1mと、電源回路1mで生成した駆動電圧を2線式信号線L1に出力する電源供給回路1nとを備える。ここで、第1のスピーカ1bが、火災警報や換気を要求する音声通知を出力し、住戸人に火災の発生或いは室内の換気が必要になった旨を報知する報知部としての役割を果たす。また、インターホン親機1は、2線式信号線L1の線間電圧のレベルを検知する第1の電圧検知回路1iと、後述の第1のCPU1aにより制御され2線式信号線L1の線間電圧のレベルを変動させる第1の電圧レベル変動制御回路1jと、第1のスピーカ1bから出力される火災警報或いは換気を要求する音声通知を停止させるための警報停止釦1kと、呼出検知回路1hが呼出信号を受信したとき或いは第1の電圧検知回路1iが2線式信号線L1の線間電圧のレベルが所定のレベルに制御されていることを検知したときに、音発生回路1d、切替器1eおよび第1の電圧レベル変動制御回路1jを動作させる第1のCPU1aとを備える。
The
また、火災感知器11は、図1に示すように、空気の汚れ度合いを検出する光散乱式の汚れ度合い検出部11bと、第2のスピーカ11dと、第2のスピーカ11dから火災警報を出力するための警報音発生回路11cと、2線式信号線L1に生じる線間電圧のレベルを検知する第2の電圧検知回路11eと、後述の第2のCPU11aにより制御され2線式信号線L1の線間電圧のレベルを変動させる第2の電圧レベル変動制御回路11fと、火災警報の発報を停止させるための警報停止スイッチ11pおよび警報停止スイッチ11pを操作するための警報停止紐11gと、第2の電圧検知回路11eが2線式信号線L1の線間電圧のレベルが所定のレベルに設定されたことを検知したとき、或いは汚れ度合い検出部11bが検出した空気の汚れ度合いから、第2のCPU11aが火災有りまたは換気の必要性有りと判断したときに第2の電圧レベル変動制御回路11fを動作させる第2のCPU11aとを備える。
In addition, as shown in FIG. 1, the
ここで、インターホン親機1は、住戸人がインターホン親機1とドアホン子機2とを介して来訪者と通話を行うことができるようにするインターホン機能を有しており、来訪者によってドアホン子機2の呼出釦2aが操作されると2線式信号線L2に呼出信号が出力され、インターホン親機1の呼出検知回路1hが当該呼出信号を検知すると、第1のCPU1aは、切替器1eを音発生回路1d側に切り替えて、音発生回路1dと第1のスピーカ1bとを接続し、第1のスピーカ1bから住戸人を呼び出す呼出音が出力される。ここで、住戸人により通話釦1gが操作されると、第1のCPU1aは、切替器1eを通話回路1c側に切り替えて、通話回路1cと第1のスピーカ1bとを接続することで、住戸人が来訪者とインターホン親機1およびドアホン子機2を介して通話ができる状態になる。
Here, the
また、本実施形態のインターホンシステムは、上述のインターホン機能を有するとともに、インターホン親機1と、複数の火災感知器11とによりセキュリティシステムを構成している。
In addition, the intercom system according to the present embodiment has the above-described intercom function, and a security system is configured by the
ここで、インターホン親機1の電源回路1mは、インターホン親機1の駆動電圧を生成するだけでなく、電源供給回路1nから2線式信号線L1を介して複数の火災感知器11に駆動電圧を供給している。しかして、インターホン親機1から2線式信号線L1を介して複数の火災感知器11に駆動電圧を供給するので、火災感知器11には電源回路が不要となり、システム全体のコストを低減することができる。ここで、2線式信号線L1の線間電圧は、通常時において、所定のレベル(V1)に維持されている。
Here, the
火災感知器11の汚れ度合い検出部11bは、LED等の発光素子よりなる投光素子111から監視空間114に照射された光が煙等の浮遊粒子により散乱された光を受光するフォトダイオード等よりなる受光素子112の受光量に基づいて空気の汚れ度合いを検出する。ここで、汚れ度合い検出部11bにより検出された住戸の部屋内の空気の汚れ度合いに応じて、第2のCPU11aが換気の必要性の有無および火災の有無を判断する。受光素子112の受光量が換気要求判断用に予め設定された換気通知閾値以上かつ火災発生判断用に予め設定された火災警報閾値未満(以下、換気通知領域という)の場合には、第2のCPU11aは、換気の必要性有りと判断し、第2の電圧レベル変動制御回路11fによって2線式信号線L1の線間電圧のレベルを第1の報知レベルV2(<V1)に制御する。また、受光素子112の受光量が火災警報閾値以上(以下、火災警報領域という)の場合には、第2のCPU11aは、火災有りと判断し、警報音発生回路11cを起動して第2のスピーカ11dへ信号を出力させるとともに、第2の電圧レベル変動制御回路11fによって2線式信号線L1の線間電圧のレベルを第1の報知レベルV2よりも低電圧の第2の報知レベルV3に制御させる。つまり、第2の電圧レベル変動制御回路11fは、2線式信号線L1の線間電圧のレベルを第1の報知レベルV2に制御することで火災感知器11からインターホン親機1に換気要求信号を送信し、2線式信号線L1の線間電圧のレベルを第2の報知レベルV3に制御することで火災感知器11からインターホン親機1に火災信号を送信する送信部を構成している。また、第2のCPU11aが、換気の必要性有りまたは火災有りと判断したときに第2の電圧レベル変動制御回路11fに2線式信号線の線間電圧を第1の報知レベルV2または第2の報知レベルV3に制御させる信号処理部としての役割を果たす。ここで、2線式信号線L1の線間電圧のレベルが第1の報知レベルのときは、第2のスピーカ11dは火災警報を発報し続け、第2の報知レベルのときは、第2のスピーカ11dは換気を要求する音声通知を出力する。
The
ここで、住戸の部屋内で火災有り、或いは、住戸内の換気の必要性有りと判断した火災感知器11以外の他の火災感知器11の第2のCPU11aは、第2の電圧検知回路11eが検知する2線式信号線L1の線間電圧のレベルを監視している。ここで、第2のCPU11aは、第2の電圧検知回路11eが検知した線間電圧のレベルが第1の報知レベルV2或いは第2の報知レベルV3に設定されたことを判別すると、警報音発生回路11cから第2のスピーカ11dへ信号を出力させる。これにより、上述の火災有り或いは換気の必要性有りと判断した火災感知器11と連動して他の火災感知器11も第2のスピーカ11dから火災警報を発報するか、或いは換気を要求する音声通知を出力する。
Here, the
ところで、インターホン親機1の第1の電圧検知回路1iは、火災検知器11の第2の電圧レベル変動制御回路11fにより設定された2線式信号線L1の線間電圧のレベルを検知するものである。つまり、第1の電圧検知回路1iは、火災感知器11からインターホン親機1に送信された換気要求信号或いは火災信号を受信する受信部を構成している。ここで、第1のCPU1aは、第1の電圧検知回路1iが検知した2線式信号線L1の線間電圧のレベルを監視しており、第1のCPU1aは、電圧レベルが第1の報知レベルV2(<V1)或いは第2の報知レベルV3(<V1)に設定されたことを判別すると、切替部1eを音発生回路1d側に切り替えて、音発生回路1dと第1のスピーカ1bとを接続することで、音発生回路1dから第1のスピーカ1bへ信号を出力させる。これにより、インターホン親機1の第1のスピーカ1bから火災警報の発報、或いは換気を要求する音声通知が出力される。しかして、少なくとも1つの火災感知器11が住戸内で火災有り或いは住戸内の換気の必要性有りと判断すると、当該火災感知器11と連動して他の火災感知器11の全ておよびインターホン親機1が火災警報の発報、或いは換気を要求する音声通知を出力することができる。
By the way, the first
ここで、火災感知器11およびインターホン親機1の全てが火災警報を発報或いは換気を要求する音声通知を出力している状態で、火災感知器11それぞれに備わっている警報停止紐11gのいずれかを引っ張ると、警報停止スイッチ11pが操作され、住戸内で火災有り或いは住戸内の換気の必要性有りと判断した火災感知器11のみが引き続き火災警報の発報或いは換気を要求する音声通知の出力を続行し、他の火災感知器11およびインターホン親機1は所定の時間だけ火災警報の発報、または換気を要求する音声通知の出力を停止する。
Here, any one of the
詳述すると、火災感知器11に備えられた警報停止紐11gを引っ張ると、警報停止スイッチ11pが操作され、2線式信号線L1の線間電圧のレベルが所定の時間だけ第2の報知レベルV3よりも低い警報停止レベルV4に設定される。ここで、火災感知器11の第2のCPU11aが2線式信号線L1の線間電圧のレベルが警報停止レベルV4に設定されたことを判別したとき、住戸内で火災有り或いは住戸内の換気の必要性有りと判断した火災感知器11では、引き続き警報音発生回路11cからスピーカ11dに信号が出力され、他の火災感知器11では、2線式信号線L1の線間電圧のレベルが警報停止レベルV4に設定される所定の時間だけ警報音発生回路11cからスピーカ11dへの信号の出力を停止する。ここで、インターホン親機1の第1のCPU1aも、第1の電圧検知回路1iが検知した2線式信号線L1の線間電圧のレベルを監視しており、線間電圧のレベルが警報停止レベルV4に設定されたことを判別すると、音発生回路1dからスピーカ1bへの信号出力を所定の時間だけ停止するので、火災警報の発報、或いは換気要求通知の出力を停止する。しかして、住戸内で火災有り或いは住戸内の換気の必要性有りと判断した火災感知器11では、第2のスピーカ11dが火災警報の発報、或いは換気を要求する音声通知の出力を続行するのに対し、その他の火災感知器11は、所定の時間だけ火災警報の発報、或いは換気を要求する音声通知の出力を停止する。つまり、住戸内で火災有り或いは住戸内の換気の必要性有りと判断した火災感知器11を除いて他の火災感知器11およびインターホン親機1については火災警報の発報、或いは換気を要求する音声通知の出力を停止させることができる。
Specifically, when the
また、本実施形態のインターホンシステムでは、インターホン親機1側の操作によっても、住戸内で火災有り或いは住戸内の換気の必要性有りと判断した火災感知器11を除いた他の火災感知器11およびインターホン親機1について火災警報の発報、或いは換気を要求する音声通知の出力を所定の時間だけ停止させることができる。
Further, in the intercom system of the present embodiment,
詳述すると、複数の火災感知器11およびインターホン親機1の全てが火災警報を発報している状態で、インターホン親機1の警報停止釦1kを操作すると、インターホン親機1の第1のCPU1aは、インターホン親機1の音発生回路1dから第1のスピーカ1bへの信号出力を所定の時間だけ停止するとともに、第1のCPU1aにより制御される第1の電圧レベル変動制御回路1jは2線式信号線L1の線間電圧のレベルを上記警報停止レベルV4に所定の時間だけ設定する。しかして、上述と同様に、住戸内で火災有り或いは住戸内の換気の必要性有りと判断された火災感知器11を除いて他の火災感知器11およびインターホン親機1については火災警報の発報、或いは換気を要求する音声通知の出力を停止させることができる。
Specifically, when the alarm stop button 1k of the
以上により、火災感知器11およびインターホン親機1の全てが火災警報を発報或いは換気を要求する音声通知を出力している状態で、火災感知器11それぞれに備わっている警報停止紐11gを引っ張るか、或いはインターホン親機1に備わった警報停止釦1kを操作することによって、火災が発生している場所或いは換気が必要な場所を特定することができる。
As described above, the
ところで、汚れ度合い検出部11bは、図2に示すように、樹脂で成形された筐体101内に投光素子111と受光素子112とが互いに光軸が直交するように配設されており、投光素子111から監視空間114に照射され煙等の浮遊粒子により散乱された光を受光素子112で受光するように構成されている。また、筐体101内には投光素子111から直接受光素子112へ向かう光を遮光する遮光部102が連続して形成されている。
By the way, as shown in FIG. 2, the contamination
ここで、火災感知器11が設置された部屋の空気の汚れ度合いが時間経過とともに上昇していくときの汚れ度合い検出部11bの受光素子112の受光量の推移を図3に示す。図3に示すように、住戸内において火災感知器11が設置された部屋の空気がほとんど汚れておらず浮遊粒子がほとんど存在しないときには、監視空間114には浮遊粒子がほとんど存在せず、投光素子111から出射され浮遊粒子によって散乱された光はほとんど受光素子112に入射しないので、受光素子112の受光量は低いレベルで推移する。ところが、部屋の空気の汚れ度合いが上昇すると、監視空間114に存在する浮遊粒子の量が増加し、それに伴い浮遊粒子によって散乱され受光素子112に入射する光の量が増加する。また、部屋で火災が発生したときには、監視空間114に存在する煙粒子の量が更に増加し、それに伴い受光素子112に入射する光の量が更に増加する。
Here, FIG. 3 shows a change in the amount of light received by the
ここで、受光素子112の受光量が換気通知領域にあるときには、第2のCPU11aは、第2の電圧レベル変動制御回路11fに2線式信号線L1の線間電圧のレベルを第1の報知レベルV2に制御させる。また、受光素子112の受光量が火災警報領域にあるときは、第2のCPU11aは、第2の電圧レベル変動制御回路11fに2線式信号線L1の線間電圧のレベルを第2の報知レベルV3に制御させる。
Here, when the amount of light received by the
しかして、受光素子112の受光量が換気通知領域にあるときには、火災感知器11の第2のスピーカ11dおよびインターホン親機1の第1のスピーカ1bから住戸人に換気要求が通知され、受光素子112の受光量が火災警報領域に達すると、火災警報が発報するようになっている。つまり、本実施形態のインターホンシステムは、住戸内の空気の汚れ度合いに応じて住戸人に換気を促す役割を果たすので、火災発生時以外においても火災感知器11とインターホン親機1とが連動する機能を有効に活用することができる。また、本実施形態のインターホンシステムは、火災感知器11が設置された住戸内の空気の汚れ度合いに応じて火災警報または換気を要求する音声通知をインターホン親機1にて行うことができるので、住戸人に住戸内の空気の汚れ度合いに応じたより適切な処置を求めることができる。
Thus, when the amount of light received by the
また、本実施形態のインターホンシステムでは、火災感知器11において、汚れ度合い検出部11bの受光素子112の受光量が換気通知領域にあるときには、第2の電圧レベル変動制御回路11fが2線式信号線L1の線間電圧のレベルを第1の報知レベルV2に設定し、インターホン親機1の第1のスピーカ1bからは換気を要求する音声通知が放送される。ここで、受光素子112の受光量が火災警報領域に達したときには、たとえ換気を要求する音声通知の放送中であっても、第2のCPU11aが第2の電圧レベル変動制御回路11fに2線式信号線L1の線間電圧のレベルを第2の報知レベルV3に設定することで、第1のスピーカ1bおよび第2のスピーカ11bから火災警報が発報されるようになっている。しかして、インターホン親機1は、換気を要求する音声通知中であっても火災感知器11が火災を検知したときには火災警報を発報するので、住戸人が逃げ遅れることを防ぐことができる。
In the intercom system according to the present embodiment, in the
1 インターホン親機
2 ドアホン子機
1a 第1のCPU
1b 第1のスピーカ(報知部)
1d 音発生回路
1i 第1の電圧検知回路(受信部)
1j 第1の電圧レベル変動制御回路
11 火災感知器
11a 第2のCPU(信号処理部)
11b 汚れ度合い検出部
11e 第2の電圧検知回路
11f 第2の電圧レベル変動制御回路(送信部)
111 投光素子
112 受光素子
114 監視空間
L1,L2 2線式信号線
1
1b First speaker (notification unit)
1d
1j First voltage level
11b Dirt
111
Claims (2)
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---|---|---|---|
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