JP2009176211A - タッチパネル装置等 - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチパネルにおける抵抗膜間の接触抵抗が変化した場合であっても、ユーザにより押下される位置をより正確に特定可能としたタッチパネル装置等を提供する。
【解決手段】本願は、互いに異なる主軸方向に電位勾配が形成され、対向する1対の抵抗膜を有するパネル2を備えるタッチパネル装置Sにおいて、基準電圧が一方の前記抵抗膜に印加された状態で、ユーザによる前記パネル2の押圧動作により前記一対の抵抗膜が接触した場合における他方の前記抵抗膜から出力される出力電圧を取得する出力電圧取得手段と、前記基準電圧に対する前記出力電圧の割合を補正係数Kとして算出する補正係数算出手段と、前記一対の抵抗膜が接触した場合における当該接触した位置に応じた位置電圧を取得する位置電圧取得手段と、前記位置電圧及び前記補正係数Kを用いて、ユーザにより押圧されたパネル2上の位置を特定する位置特定手段と、を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】本願は、互いに異なる主軸方向に電位勾配が形成され、対向する1対の抵抗膜を有するパネル2を備えるタッチパネル装置Sにおいて、基準電圧が一方の前記抵抗膜に印加された状態で、ユーザによる前記パネル2の押圧動作により前記一対の抵抗膜が接触した場合における他方の前記抵抗膜から出力される出力電圧を取得する出力電圧取得手段と、前記基準電圧に対する前記出力電圧の割合を補正係数Kとして算出する補正係数算出手段と、前記一対の抵抗膜が接触した場合における当該接触した位置に応じた位置電圧を取得する位置電圧取得手段と、前記位置電圧及び前記補正係数Kを用いて、ユーザにより押圧されたパネル2上の位置を特定する位置特定手段と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本願は、抵抗膜式のタッチパネル装置等の技術分野に関する。
抵抗膜方式のタッチパネル装置は、二枚の抵抗膜を有するパネルがスペースを介して重ねて(対向して)配置され、利用者が当該パネルを押下することにより、2枚の抵抗膜が接触し通電する。そして、通電した電気信号を検出することによりその押下された位置の座標が特定される。
より具体的には、このような抵抗膜方式のタッチパネル装置は、2枚の抵抗膜のうち一方の抵抗膜に対して電圧を印加し、ユーザにより押下された位置に応じた抵抗分割された電圧を他方の抵抗膜に発生させ、当該他方の抵抗膜に発生した電圧を検知することで当該押下されたX、Y座標を検出している。
ユーザにより押下された位置を正確に特定するために、例えば特許文献1には、ユーザにより押下される直前の抵抗膜への印加電圧を用いて、当該押下された位置を検出するタッチパネル装置が開示されている。
ところで、上記パネルが弱く押された(押圧力が小さい)場合と強く押された(押圧力が大きい)場合とでは、抵抗膜間の接触抵抗が異なる(押圧力が小さいと当該接触抵抗が大きくなる)。また、当該接触抵抗は経年変化(例えば増大)することも知られている。
このような抵抗膜間の接触抵抗の変化によって、ユーザにより押下された位置に応じた抵抗分割された電圧も変化してしまい、このため、ユーザにより押下された位置が正確に特定できない、例えば押下された位置にあるキーの隣のキーが押されたと誤認識されるというような問題が生じる。かかる問題は、上述した特許文献1に開示された技術では解決することは困難である。
そこで、本願は上記問題の解決を課題の一例としてなされたものであり、タッチパネルにおける抵抗膜間の接触抵抗が変化した場合であっても、ユーザにより押下される位置をより正確に特定可能としたタッチパネル装置等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のタッチパネル装置は、互いに異なる主軸方向に電位勾配が形成され、対向する1対の抵抗膜を有するパネルを備えるタッチパネル装置において、基準電圧が一方の前記抵抗膜に印加された状態で、ユーザによる前記パネルの押圧動作により前記一対の抵抗膜が接触した場合における他方の前記抵抗膜から出力される出力電圧を取得する出力電圧取得手段と、前記基準電圧に対する前記出力電圧の割合を補正係数として算出する補正係数算出手段と、前記一対の抵抗膜が接触した場合における当該接触した位置に応じた位置電圧を取得する位置電圧取得手段と、前記位置電圧及び前記補正係数を用いて、ユーザにより押圧されたパネル上の位置を特定する位置特定手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の押圧位置特定方法は、互いに異なる主軸方向に電位勾配が形成され、対向する1対の抵抗膜を有するパネルを備えるタッチパネル装置の押下位置特定方法であって、基準電圧が一方の前記抵抗膜に印加された状態で、ユーザによる前記パネルの押圧動作により前記一対の抵抗膜が接触した場合における他方の前記抵抗膜から出力される出力電圧を取得する出力電圧取得工程と、前記基準電圧に対する前記出力電圧の割合を補正係数として算出する補正係数算出工程と、前記一対の抵抗膜が接触した場合における当該接触した位置に応じた位置電圧を取得する位置電圧取得工程と、前記位置電圧及び前記補正係数を用いて、ユーザにより押圧されたパネル上の位置を特定する位置特定工程と、を備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の押圧位置特定プログラムは、コンピュータを、請求項1及び2に記載のタッチパネル装置として機能させることを特徴とする。
以下、本願の最良の実施形態について、図1及び図2を用いて詳細に説明する。図1はタッチパネル装置の構成例を示す図である。
先ず、図1を用いてタッチパネル装置Sの構成について説明する。タッチパネル装置Sは、タッチパネル本体2と、システム制御部10と、電源20と、を備えている。電源20は、タッチパネル本体2及びシステム制御部10と接続され、電源20からタッチパネル本体2に供給される電圧は、システム制御部10により制御される。
タッチパネル本体2は、一般的に抵抗膜式のタッチパネルと称されるものであって、抵抗値の特性が線形の抵抗膜を有する上部パネル4及び下部パネル5を備え、前記上部及び下部のパネル4、5は、所定のスペースを介して重ね合わされて(対向して)構成されている。つまり、上部パネル4が有する抵抗膜と、下部パネル5が有する抵抗膜とは対向する1対の抵抗膜を形成する。そして、タッチパネル本体2の一部領域がユーザにより押圧されることによりその押圧された箇所に相当する抵抗膜同士が接触するようになっている。
上部パネル4には、X軸方向に電位勾配が発生するように抵抗膜が配置され、その左右両端にはそれぞれの当該抵抗膜に接続される電極4a、4bが設けられている。一方、下部パネル5にはY軸方向に電位勾配が発生するように抵抗膜が配置され、その上下両端にはそれぞれの当該抵抗膜に接続される電極5a、5bが設けられている。
システム制御部10は、図示しないがCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、タッチパネル装置S全体を制御し、本願の出力電圧取得手段、補正係数算出手段、位置電圧取得手段、位置特定手段、及び判断手段として機能する。また、システム制御部10は、PNLXV、PNLVD、PNLYV2からなる出力ポート、及びμPNLADY、μPNLADXからなる入力ポートを備えている。そして、システム制御部10は、当該出力ポートを通じてトランジスタ等からなる電気回路を制御し、上部パネル4の電極4a及び下部パネル5の電極5aへの基準電圧の供給(印加)制御を行うようになっている。また、システム制御部10は、ユーザによって押圧動作がなされた時に、上部パネル4の電極4b及び下部パネル5の電極5bに現れる電圧を入力ポートを通じて取得するようになっている。
ここで、タッチパネル装置Sにおける位置検出動作について図1を用いて簡単に説明する。ユーザにより押圧されたタッチパネル本体2の位置検出は、システム制御部10による制御の下、ユーザによる押圧動作の検出処理、押圧位置の検出処理の順に行われる。
まず、押圧動作の検出処理では、上部パネル4の一方の電極4aに予め規定された基準となる基準電圧が供給され、且つ他方の電極4bが接地されていない状態において、ユーザによりタッチパネル本体2(上部パネル4)への接触による押圧動作がなされると、当該押圧箇所に相当する上部及び下部パネル4、5の抵抗膜同士が接触することで下部パネル5の一方の電極5bから出力される出力電圧(電極5bに現れる出力電圧)がシステム制御部10により取得され、その出力電圧(実際には、入力ポートからの入力電圧)が予め規定されたユーザによる押圧動作を示す閾値電圧以上であるか否かが判断される。この判断によって出力電圧が閾値電圧以上であれば、ユーザにより押圧動作が検出される。
図2は、タッチパネル本体2における概略回路の一例を示す図である。図2の例において、符号51部がユーザによる押圧位置であるとすると、システム制御部10の入力ポートμPNLADXから入力される電圧Vinは、下記式で表される。
Vin=Rin*Vref/R1+R3+R4+Rin
ここで、Rinは、システム制御部10(入力ポート等)の入力抵抗を示し、R4は、上部及び下部パネル4、5の抵抗膜の接触抵抗を示し、Vrefは基準電圧を示す。ユーザによる押圧力がある程度大きい場合、接触抵抗R4≒0Ωとなり、抵抗R1及びR3は、入力抵抗Rinに対して無視できるほど小さいから、Vin≒Vrefとなる。仮に、基準電圧Vrefを3.3V(ボルト)とし、閾値電圧を2.8Vとすると、Vinの電圧が閾値電圧を超えているので、押圧動作が検出され、押圧位置の検出処理に移ることになる。
次に、押圧位置の検出処理では、上部パネル4の一方の電極4aに基準電圧が供給され、且つ他方の電極4bが接地された(GNDに接続)状態において、下部パネル5の一方の電極5bから出力される位置電圧(つまり、上部及び下部パネル4、5の抵抗膜が接触した場合における当該接触した位置に応じた位置電圧、言い換えれば、ユーザにより押下された位置に応じて抵抗分割された電圧)がシステム制御部10により取得され、当該位置電圧に基づいてタッチパネル本体2におけるX軸方向の位置が特定(例えば、タッチパネル本体2上のX軸方向の位置座標が算出)される。同様に、下部パネル5の一方の電極5aに基準電圧が供給され、且つ他方の電極5bが接地された状態において、上部パネル4の一方の電極4bから出力される位置電圧がシステム制御部10により取得され、当該位置電圧に基づいてタッチパネル本体2におけるY軸方向の位置が特定(例えば、タッチパネル本体2上のY軸方向の位置座標が算出)される。
ところで、ユーザによる押圧動作の検出処理において、上部パネル4の一部領域をユーザがある程度大きい押圧力で押圧すると、抵抗膜間の接触抵抗は無視できるほど小さい(上述したように接触抵抗R4≒0Ω)ため問題とならないが、当該押圧力が小さいと、当該接触抵抗は大きくなるため、電圧降下が生じ、本来であれば閾値電圧以上の電圧が下部パネル5から得られるはずにもかかわらず当該閾値電圧以上の電圧が得られずに誤作動の原因となりうる。また、経年変化によっても当該接触抵抗の値が大きくなるため、上記同様に電圧降下が生じて誤作動の原因となりうる。特に、ユーザによる押圧力によって出力電圧が閾値電圧付近の場合には、誤作動が発生する要因となる。
また、ユーザによる押圧力が小さい時や経年変化により接触抵抗の値が大きい場合には、一方のパネルの電極に基準電圧を供給した際の他方のパネルの電極に現れる位置電圧は低くなるため、上述したように、特にユーザによる押圧力によって位置電圧が閾値電圧付近の場合には、ユーザにより押下された位置が正確に特定できず、誤検出(誤判定)を起こす原因となりうる。
これらの事項を考慮し、システム制御部10は、ユーザによる押圧動作の検出処理を行なう際に、当該上部パネル4の電極4aに印加した基準電圧に対する下部パネル5の電極5aから得られる出力電圧の割合を補正係数Kとして算出し、上記押圧位置の検出処理において取得される位置電圧と当該補正係数Kを用いて、ユーザにより押圧されたパネル上の位置を特定するようになっている。具体的に、システム制御部10は、上記押圧位置の検出処理において取得された位置電圧に補正係数Kを掛けることで、ユーザにより押圧された位置の補正(座標補正)を行うようになっている。これにより、抵抗膜間の接触抵抗が変化した場合であっても、特別な回路(例えば、常時、抵抗膜に印加される電圧をモニタするような回路)を追加することなく、押された位置を正確に検出(判定)することができる。
以下、本実施形態における具体的なタッチパネル装置Sにおける位置検出動作について図3及び図4を用いて説明する。なお、位置検出動作は、ユーザによる押圧動作の検出処理、押圧位置の検出処理(X座標の位置検出処理及びY座標の位置検出処理)の順に一連の動作処理として行われるが、理解し易いように各処理に分けて説明を行う。
まず、ユーザによる押圧動作の検出処理について図3を用いて説明する。図3はタッチパネル装置Sにおけるシステム制御部10のユーザによる押圧動作の検出処理を示すフローチャート図である。
システム制御部10は、電極4aに基準電圧を供給する(ステップS11)。そして、タッチパネル本体2の上部パネル4の一部領域がユーザにより押圧されると、その押圧された箇所に相当する上部及び下部パネル4、5の抵抗膜同士が接触し、下部パネル5の電極5bには出力電圧Aが現れる。当該出力電圧Aは、基準電圧に抵抗膜間の接触抵抗が加味された電圧値である。
次に、システム制御部10は、出力電圧Aを、入力ポートμPNLADXを通じて取得し(ステップS12)、当該出力電圧Aと予め閾値電圧として規定される閾値Xとを比較し、出力電圧Aが閾値X以上であるか否かを判断する(ステップS13)。この判断が肯定されれば、後述する位置検出処理に進み、否定されれば、閾値X以上の電圧値が取得されるまで待機する。なお、当該出力電圧Aはサンプリングして取得し、当該サンプリングデータをA−D変換して、その中から1の値又は平均値を取得するようになっている。
次に、ユーザにより押圧された押圧位置の検出処理について、X座標の位置検出処理、Y座標の位置検出処理の順に図4を用いて説明する。図4はタッチパネル装置Sにおけるシステム制御部10の押圧位置の検出処理を示すフローチャート図である。
まず、システム制御部10は、出力電圧Aの値をRAMに保存する(ステップS21)。
次にシステム制御部10は、電極4aに基準電圧を供給しつつ(ステップS22)、出力ポートPNLVDを通じて所定の電気回路を制御し、電極4bをGNDに接続する(ステップS23)。この処理によって、下部パネル5の下端部の電極5bには出力電圧Bが現れる。当該出力電圧Bは、X軸方向の抵抗値が変化した抵抗膜から得られる電圧値を示しており、タッチパネル本体2におけるX軸方向の押圧位置に対応した電圧値である。
次に、システム制御部10は、出力電圧Bを、入力ポートμPNLADXを通じて取得する(ステップS24)。
次に、システム制御部10は、RAMに保存されている出力電圧Aを読み出し、基準電圧に対する出力電圧Aの割合を算出し、当該算出した値を補正係数Kとして、出力電圧Bに当該補正係数Kを掛けて出力電圧Bを補正し(ステップS25)、その補正した電圧値に基づいてX方向の押圧位置を算出する(ステップS26)。
次に、システム制御部10は、出力ポートPNLVDを通じて所定の電気回路を制御し、電極4bにおけるGND接続を開放する(ステップS27)。
また、システム制御部10は、出力ポートPNLXV及びPNLYV2を通じて所定の電気回路を制御し、電極5aに基準電圧を供給する(ステップS28)とともに、電極5bをGNDに接続する(ステップS29)。この処理によって、上部パネル4の左端部の電極4bには出力電圧Cが現れる。当該出力電圧Cは、Y軸方向の抵抗値が変化した抵抗膜から得られる電圧値を示しており、タッチパネル本体2におけるY軸方向の押圧位置に対応した電圧値である。
次に、システム制御部10は、出力電圧Cを、入力ポートμPNLADYを通じて取得する(ステップS30)。
次に、システム制御部10は、RAMに保存されている出力電圧Aを読み出し、基準電圧に対する出力電圧Aの割合を算出し、当該算出した値を補正係数Kとして、出力電圧Cに補正係数Kを掛けて測定電圧Cを補正し(ステップS31)、その補正した電圧値に基づいてY方向の押圧位置を算出し(ステップS32)、処理を終了する。
なお、補正係数Kは、ユーザによる押圧動作の検出処理の終了後に算出してRAMに保存し、押圧位置の検出処理の時に必要に応じて読み出すようにしても構わない。
以上に説明したように、上記実施形態のタッチパネル装置Sは、互いに異なる主軸方向に電位勾配が形成され、対向する1対の抵抗膜を有するタッチパネル本体2を備えるタッチパネル装置Sにおいて、システム制御部10は、基準電圧が一方の前記抵抗膜に印加された状態で、ユーザによる前記タッチパネル本体2の押圧動作により前記一対の抵抗膜が接触した場合における他方の前記抵抗膜から出力される出力電圧を取得し、前記出力電圧が予め規定された閾値電圧を超えたか否かを判断し、出力電圧が前記閾値電圧を超えた場合には、前記基準電圧に対する前記出力電圧の割合を補正係数Kとして算出し、前記一対の抵抗膜が接触した場合における当該接触した位置に応じた位置電圧を取得し、前記位置電圧及び前記補正係数Kを用いて、ユーザにより押圧されたタッチパネル本体2上の位置を特定するように構成されており、抵抗膜間の接触抵抗が変化した場合であっても、特別な回路(例えば、常時、抵抗膜に印加される電圧をモニタするような回路)を追加することなく、押された位置を正確に検出(判定)することができる。
なお、上記実施形態は一形態であって、この形態に限定されるものではなく、例えば、ナビゲーション装置など電子機器において用いられるタッチパネル機能に対して適用可能である。
S タッチパネル装置
2 タッチパネル本体
4 上部パネル
4a、4b、5a、5b 電極
5 下部パネル
10 システム制御部
2 タッチパネル本体
4 上部パネル
4a、4b、5a、5b 電極
5 下部パネル
10 システム制御部
Claims (4)
- 互いに異なる主軸方向に電位勾配が形成され、対向する1対の抵抗膜を有するパネルを備えるタッチパネル装置において、
基準電圧が一方の前記抵抗膜に印加された状態で、ユーザによる前記パネルの押圧動作により前記一対の抵抗膜が接触した場合における他方の前記抵抗膜から出力される出力電圧を取得する出力電圧取得手段と、
前記基準電圧に対する前記出力電圧の割合を補正係数として算出する補正係数算出手段と、
前記一対の抵抗膜が接触した場合における当該接触した位置に応じた位置電圧を取得する位置電圧取得手段と、
前記位置電圧及び前記補正係数を用いて、ユーザにより押圧されたパネル上の位置を特定する位置特定手段と、
を備えていることを特徴とするタッチパネル装置。 - 前記出力電圧が予め規定された閾値電圧を超えたか否かを判断する判断手段を更に備え、前記出力電圧が前記閾値電圧を超えた場合に、前記位置電圧を取得して前記パネル上の位置を特定することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。
- 互いに異なる主軸方向に電位勾配が形成され、対向する1対の抵抗膜を有するパネルを備えるタッチパネル装置の押圧位置特定方法であって、
基準電圧が一方の前記抵抗膜に印加された状態で、ユーザによる前記パネルの押圧動作により前記一対の抵抗膜が接触した場合における他方の前記抵抗膜から出力される出力電圧を取得する出力電圧取得工程と、
前記基準電圧に対する前記出力電圧の割合を補正係数として算出する補正係数算出工程と、
前記一対の抵抗膜が接触した場合における当該接触した位置に応じた位置電圧を取得する位置電圧取得工程と、
前記位置電圧及び前記補正係数を用いて、ユーザにより押圧されたパネル上の位置を特定する位置特定工程と、
を備えていることを特徴とする押圧位置特定方法。 - コンピュータを、請求項1及び2に記載のタッチパネル装置として機能させることを特徴とする押圧位置特定プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008016307A JP2009176211A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | タッチパネル装置等 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008016307A JP2009176211A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | タッチパネル装置等 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009176211A true JP2009176211A (ja) | 2009-08-06 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2008016307A Withdrawn JP2009176211A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | タッチパネル装置等 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2009176211A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014142723A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Brother Ind Ltd | 接触検出処理プログラム、接触検出処理方法、及びタッチパネル装置 |
-
2008
- 2008-01-28 JP JP2008016307A patent/JP2009176211A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014142723A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Brother Ind Ltd | 接触検出処理プログラム、接触検出処理方法、及びタッチパネル装置 |
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