JP2009176128A - データ公開システム、データ公開装置、データ公開方法 - Google Patents

データ公開システム、データ公開装置、データ公開方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ネットワークを介して送受信しているデータを公開することが可能なデータ公開システム、データ公開装置、データ公開方法を提供することにある。
【解決手段】データ公開システムは、ユーザ端末装置と、提供端末装置と、仲介端末装置とを具備する。ユーザ端末装置は、受信したデータを処理してユーザに提示する。提供端末装置は、ユーザ端末装置にデータを送信する。仲介端末装置は、ユーザ端末装置からデータの送受信を仲介する依頼を受けてデータの送信先を変更させ、提供端末装置から受信したデータをユーザ端末装置に送信するとともに、データを公開する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信されたデータを公開するデータ公開システム、データ公開装置、データ公開方法に関する。
デジタルデータとして保存されるコンテンツは、例えば、コンテンツを保存しているサーバのアドレス等を他のユーザに通知することにより公開される。他のユーザへの通知は、電子メール等により行われる。他のユーザは、通知されたサーバから公開されたコンテンツを入手することができる。
他の方法として、特開2005−4663号公報には、少なくとも1つの機器に依存するコンテンツを提供するコンテンツ提供方法が開示されている。このコンテンツ提供方法は、所定の機器において所望のコンテンツを検索するステップと、検索されたコンテンツとコンテンツが依存する機器に関する情報とを表示するステップとを有している。ある特定の機器に存在するデータは検索され、他の機器に対して所望のデータが転送される。しかし、送受信しているそのときのデータを他のユーザに通知したい場合には、一旦そのデータを蓄積し、その後で他のユーザに対して公開するという手順になる。携帯用端末は、限られた容量の電源(電池)で動作している。そのため、データを蓄積してさらに他のユーザに公開するという長時間の動作を継続することは大きな負担になる。音声だけでなく、映像データをリアルタイムで送受するテレビ電話のような機能が搭載されている端末もあるが、他の端末のユーザと一緒に楽しむことは難しい。
また、特開2007−274243号公報には、放送型のコンテンツデータ配信システムが開示されている。このコンテンツデータ配信システムは、1以上のコンテンツ配信装置と、複数の端末装置と、接続管理装置とを有する。コンテンツデータ配信システムは、コンテンツ配信装置からストリーミング配信されるコンテンツデータをチャンネル毎に端末装置の中継機能により順次階層構造の下流への中継を行う。このコンテンツデータ配信システムでは、複数のチャンネルでそれぞれコンテンツデータがネットワークを介してユーザにストリーミング配信される。ユーザによるチャンネル切替え操作が行われてから、端末装置とコンテンツデータを配信する装置との有線通信による接続が完了するまでの間、無線通信によりコンテンツデータが受信される。
特開2005−4663号公報 特開2007−274243号公報
本発明の目的は、ネットワークを介して送受信しているデータを公開することが可能なデータ公開システム、データ公開装置、データ公開方法を提供することにある。
本発明の観点では、データ公開システムは、ユーザ端末装置と、提供端末装置と、仲介端末装置とを具備する。ユーザ端末装置は、受信したデータを処理してユーザに提示する。提供端末装置は、ユーザ端末装置にデータを送信する。仲介端末装置は、ユーザ端末装置からデータの送受信を仲介する依頼を受けてデータの送信先を変更させ、提供端末装置から受信したデータをユーザ端末装置に送信するとともに、データを公開する。
本発明の他の観点では、データ公開装置は、送受信部と、コマンド処理部と、通信先制御部と、公開制御部とを具備する。送受信部は、提供端末装置およびユーザ端末装置と送受信を行う。ユーザ端末装置は、提供端末装置から受信したデータを処理してユーザに提示する。コマンド処理部は、ユーザ端末装置から仲介の依頼を受けて、データの送受信先の変更を提供端末装置に依頼する。通信先制御部は、送受信先が変更されて提供端末装置から受信したデータの送信先をユーザ端末装置に設定する。公開制御部は、提供端末装置から受信したデータを公開するか否かを決定する。
また、本発明の他の観点では、データ公開方法は、データを提供端末装置からユーザ端末装置に送信するステップと、ユーザ端末装置が受信したデータを処理してユーザに提示するステップと、ユーザ端末装置からデータの送受信の仲介を仲介端末装置に依頼するステップと、仲介端末装置が提供端末装置に前記データの仲介を通知するステップと、仲介の通知を受けて提供端末装置から送信されるデータの送信先を前記仲介端末装置に変更するステップと、提供端末装置から受信したデータをユーザ端末装置に送信して仲介するステップと、仲介端末装置がデータを公開するステップとを具備する。
本発明によれば、ネットワークを介して送受信しているデータを公開することが可能なデータ公開システム、データ公開装置、データ公開方法を提供することができる。
図面を参照して本発明を実施するための最良の形態が説明される。
図1に、第1の実施の形態に係るデータ公開システムの構成が示される。データ公開システムは、端末装置10−1〜−4とネットワーク20とを備える。端末装置10−1〜10−4は、ネットワーク20を介してそれぞれ通信可能である。端末装置10−1〜10−4は、それぞれ直接に接続されて、ネットワークを形成するpeer−to−peer構成であってもよい。
図2は、端末装置10−1〜10−4として機能する端末装置10Aの構成を示すブロック図である。ここでは、端末装置10−1〜10−4は、同じ構成でよい。端末装置10Aは、制御部11、送受信部12、通信先制御部14、公開制御部15、データ処理部16、コマンド処理部17を具備し、ネットワーク20に接続される。すなわち、端末装置10Aは、ネットワーク20への接続が可能な情報処理装置であり、例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handy−phone System)端末、PDA(Personal Digital Assistant)端末、ノートブック型PC(Personal Computer)などの携帯可能な端末装置であってもよいし、タワー型PC、セットトップボックス、テレビ放送受信機などの据え置き型の装置であってもよい。
制御部11は、端末装置10Aが備える送受信部12、通信先制御部14、公開制御部15、データ処理部16、コマンド処理部17の各部を制御する。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)およびROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、ROMにはCPUが処理を実行するためのプログラムが格納されている。なお、ROMは、フラッシュメモリなどの書き換え可能な素子であってもよい。
送受信部12は、制御部11の制御下でネットワーク20を介して他の装置との間で情報の送受信を行う。通信先制御部14は、送受信部12において情報の送受信を行う際に、送受信の相手先を決定する。データ処理部16は、送受信により得られた情報や他の入出力機器から得られた情報を処理する。データ処理部16は、例えば、CPU、及びCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域を有するROMを含んでいる。公開制御部15は、データ処理部16において処理されるデータを公開するか否かを決定する。コマンド処理部17は、通信に関するコマンドの送受、例えばSIP(Session Initiation Protocol)のメッセージ処理を行う。
また、ネットワーク20は、例えば、携帯電話網、無線LAN(Local Area Network)、有線LAN、MAN(Metropolitan Area Network)、PHS(Personal Handyphone System)網等の通信網である。
次に、図3を参照して、第1の実施の形態に係るデータ公開システムの動作が説明される。図3は、データ公開システムにおけるデータ送受信のフローを示す。
端末装置10−1は、端末装置10−2へコンテンツデータを送信している(ステップS11)。例えば、サーバとして機能する端末装置10−1から映像コンテンツのようなデータを端末装置10−2がストリーミング受信し、端末装置10−2を操作するユーザが視聴するような状況である。
このとき、端末装置10−2を操作するユーザが、受信中のコンテンツを他のユーザに視聴させたいと考えたとする。すなわち、受信しているコンテンツのデータを公開するとき、端末装置10−2は、端末装置10−3に向けて仲介を依頼する仲介依頼コマンドを送信する(ステップS21)。このとき、端末装置10−2は、仲介する通信がどの端末装置間でなされているかを示す情報と、その端末間で送受されているデータの公開を依頼する情報(データを公開して欲しいことを示す情報)とを仲介依頼コマンドと共に送信する。
仲介依頼を受けた端末装置10−3は、端末装置10−1が端末装置10−2に送信しているデータの送信先を端末装置10−3に変更するように、送信先変更依頼コマンドを端末装置10−1に送信する(ステップS22)。このとき、端末装置10−3は、仲介するデータを公開することを示す情報も端末装置10−1に送信する。
送信先変更依頼を受けた端末装置10−1は、それまで端末装置10−2を宛先として送信していたデータを端末装置10−3宛に送信する(ステップS12)。端末装置10−1からデータを受信した端末装置10−3は、仲介を依頼した端末装置10−2に受信したデータを送信する(ステップS14)。端末装置10−2は、端末装置10−1が出力したデータを端末装置10−3から受信することになる。また、端末装置10−3は、端末装置10−1から受信したデータを端末装置10−2ではない他の端末装置、例えば、端末装置10−4に公開するように準備する。
端末装置10−4は、端末装置10−3が公開しているデータに関する情報の提供を端末装置10−3に依頼する(公開情報検索:ステップS24)。端末装置10−3は、公開可能であるデータに関する情報を端末装置10−4に提供する(公開情報一覧提示:ステップS25)。ここで、公開しているデータに関する情報とは、コンテンツの内容を示す情報であってもよいし、データの送信元(ここでは端末装置10−1)に関する情報であってもよい。コンテンツの内容を提供する場合は、端末装置10−2が端末装置10−3に対して仲介依頼をときに、公開するためのコンテンツの内容を表す情報を一緒に送るようにしてもよい。また、端末装置10−3が自動的にコンテンツの内容を処理するようにしてもよい。
端末装置10−3から取得した情報の中に端末装置10−4を操作するユーザの興味を引く情報があれば、端末装置10−4は、そのデータを端末装置10−4に送信するように依頼する公開情報送信依頼コマンドを端末装置10−3に送信する(ステップS27)。
端末装置10−3は、公開制御部15が公開情報送信依頼コマンドを発行した端末装置10−4に公開データを送信してもよいと判断した場合、公開情報送信依頼に対する許可を送信する(ステップS28)。その後、端末装置10−3は、端末装置10−1から受信したデータを端末装置10−2に送信するとともに(ステップS14)、同じデータを端末装置10−4にも送信する(ステップS15)。このようにして、ネットワーク20を介して送受信しているデータをリアルタイムで公開することが可能になる。
ここでは、端末装置10−3は、送信先変更依頼コマンドを送信するときにデータを公開することを端末装置10−1に通知しているが、仲介されるデータが常時公開されるのであれば通知の必要はない。上記のようにデータ公開を通知することにより、端末装置10−1がデータの公開を許可あるいは拒否する権限を備えることになる。したがって、端末装置10−1は、仲介されるデータが公開に不適切である場合に公開を拒否することができる。例えば、仲介されるデータが有料のコンテンツである場合に、そのデータを他の端末装置に送信することを拒否することができる。また、有料のコンテンツであった場合でも、新たにデータを受信しようとしている端末装置10−4に対して端末装置10−1あるいは図示されない他の装置によって行われるユーザ認証や課金処理等の後にデータを送信するように制御することが可能である。
また、上述のように、端末装置10−3が公開しているデータを有しているか否かを端末装置10−4が端末装置10−3に問い合わせてもよいが、端末装置10−3が公開可能なデータを有することを周囲の端末装置に対して広告してもよい。データを仲介する端末装置10−3は、街中の情報端末装置のように、常時データを公開するための端末装置であって、予め仲介装置として役割を定められた端末装置であってもよい。また、データを仲介する端末装置10−3は、端末装置10−2、10−4のように、データを送受信する端末装置と同じ機能を備える端末装置が、データ処理部の処理能力の余剰分を利用して自動的に仲介する装置であってもよい。
また、上述では、端末装置間で送受する各コマンドに対する応答が示されていないが、全てまたは一部のコマンドに対して応答コマンドを返信するようにしてもよい。
また、各端末装置は、データを1対1で送受信するとして説明されたが、データを提供する端末装置およびデータを入手する端末装置は複数であってもよい。さらに、各端末装置は、データの提供と入手の両方を行うようにしてもよい。このとき、そのデータを仲介する端末装置は、データを提供する特定の端末装置から受信するデータのみを公開するようにしてもよいし、全ての端末装置から提供されるデータを公開するようにしてもよい。このようなデータの公開の限定は、仲介する端末装置に設定することによって行われることが好ましく、適宜変更できることがさらに好ましい。
次に、本発明の第2の実施の形態が説明される。本実施の形態に係るシステム構成は、第1の実施の形態で説明されたシステム構成と同じである。図4に、端末装置10−3として機能する端末装置10Bの構成が示される。他の端末装置10−1、−2、−4は、第1の実施の形態で説明された端末装置10Aと同じ構成でよい。端末装置10Bは、制御部11、送受信部12、通信先制御部14、公開制御部15、データ処理部16、コマンド処理部17、データ保存部18を具備し、ネットワーク20に接続される。データ保存部18は、ハードディスク装置やRAM等を備え、端末装置10−1から受信したデータを保存する。端末装置10Bは、端末装置10Aの構成に加えてデータ保存部18を設けた構成になっている。端末装置10Aと同じ符号が付されている部分は、第1の実施の形態において説明されているため、ここでは説明を省略する。
図5を参照して、第2の実施の形態に係るデータ公開システムの動作が説明される。
端末装置10−1は、端末装置10−2へコンテンツデータを送信している(ステップS11)。例えば、サーバとして機能する端末装置10−1から映像コンテンツのようなデータを端末装置10−2がストリーミング受信し、端末装置10−2を操作するユーザが視聴するような状況である。
このとき、端末装置10−2を操作するユーザが、受信中のコンテンツを他のユーザに視聴させたいと考えたとする。すなわち、受信しているコンテンツのデータを公開するとき、端末装置10−2は、端末装置10−3に向けて仲介を依頼する仲介依頼コマンドを送信する(ステップS21)。このとき、端末装置10−2は、仲介する通信がどの端末装置間でなされているかを示す情報と、その端末間で送受されているデータの公開を依頼する情報とを仲介依頼コマンドと共に送信する。
仲介依頼を受けた端末装置10−3は、端末装置10−1が端末装置10−2に送信しているデータの送信先を端末装置10−3に変更するように、送信先変更依頼コマンドを端末装置10−1に送信する(ステップS22)。このとき、端末装置10−3は、仲介するデータを公開することを示す情報も端末装置10−1に送信する。
送信先変更依頼を受けた端末装置10−1は、それまで端末装置10−2を宛先として送信していたデータを端末装置10−3宛に送信する(ステップS17)。端末装置10−1からデータを受信した端末装置10−3は、受信したデータをデータ保存部18に保存するとともに、仲介を依頼した端末装置10−2に受信したデータを送信する(ステップS18)。端末装置10−2は、端末装置10−1が出力したデータを端末装置10−3から受信することになる。また、端末装置10−3のデータ保存部18には、端末装置10−1から受信したコンテンツデータが蓄積される。また、端末装置10−3は、端末装置10−2ではない他の端末装置10−4に対して、保存されたデータを公開するように準備する。
端末装置10−4は、公開されているデータに関する情報の提供を端末装置10−3に依頼する(公開情報検索:ステップS24)。端末装置10−3は、公開の準備が行われ、公開可能であるデータに関する情報を端末装置10−4に提供する(公開情報一覧提示:ステップS25)。
端末装置10−3から取得した情報の中に端末装置10−4を操作するユーザの興味を引く情報があれば、端末装置10−4は、そのデータを端末装置10−4に送信するように依頼する公開情報送信依頼コマンドを端末装置10−3に送信する(ステップS27)。このとき、端末装置10−4は、一連のデータの初めから、あるいは、所望の位置から入手したいことを示す情報を付加して送信する。例えば、ユーザが興味を持った情報が野球中継のコンテンツであり、終了した試合のホームランのあった場面から見たい場合等の状況が該当する。
過去に遡るデータの配信要求を受けた端末装置10−3は、そのデータを配信できるか否かを判定して配信可能であれば、公開情報送信依頼に対する許可を送信する(ステップS28)。その後、端末装置10−3は、データ保存部18に格納されているデータの該当部分を端末装置10−4に送信する(ステップS19)。このとき、送信するデータの開始位置は、データ保存部18に保存されているコンテンツの最初としてもよいし、コンテンツの開始位置をメタデータによって示してもよいし、コンテンツに含まれる時間情報を利用して開始位置を示してもよい。また、端末装置10−1が送信しているデータに追いつくように、保存されているデータを伝送速度に応じて速く端末装置10−4に送信してもよい。端末装置10−1が送信しているデータに追いついた後、端末装置10−3は、端末装置10−2に送信しているデータと同じデータを端末装置10−4に送信する。
このように、端末装置10−3がデータ保存部18に仲介するデータを保存することにより、端末装置10−3は、端末装置10−1が過去に提供したデータを端末装置10−4に提供することが可能となる。データ保存部18に保存しておく時間を制限すると、端末装置10−3は、それほど多くの容量を持たずに常に新しい情報を提供することが可能になる。
図6および図7を参照して、本発明の第3の実施の形態が説明される。
図7に、本発明の第3の実施の形態に係るデータ公開システムの構成が示される。データ公開システムは、端末装置10−1〜−4とネットワーク20、30とを備える。ネットワーク20は、第1、第2の実施の形態で説明されたネットワークとする。ネットワーク30は、ネットワーク20とは異なるネットワークであるが、端末装置10−2、−3は、両方のネットワークに接続することができる。ネットワーク30は、例えば、携帯電話網、無線/有線LAN、MAN、PHS網といった異なる種類のネットワークとしてもよいし、携帯電話網のように同種のネットワークであるがサービスを提供する事業者が異なるネットワークであるとしてもよい。本実施の形態では、ネットワーク30は、無線LANのように、無線通信網であるとし、端末装置10−3はその基地局装置であるとして説明される。
図6に、本実施の形態に係る端末装置10Cの構成が示される。端末装置10Cは、制御部11、送受信部12、送受信部13、通信先制御部14、公開制御部15、データ処理部16、コマンド処理部17、データ保存部18を具備し、ネットワーク20およびネットワーク30に接続される。第2の実施の形態で説明された端末装置10−Bの構成に加えて送受信部13を設けた構成になっている。すなわち、端末装置10Cは、上記の両ネットワークに接続可能な端末装置10−2、−3として機能する。
送受信部13は、制御部11の制御下でネットワーク30を介して他の装置との間で情報の送受信を行う。したがって、通信先制御部14は、送受信部13において情報の送受信を行う際の送受信の相手先も決定する。端末装置10Cの他の部分は、第1および第2の実施の形態において説明されているので、説明を省略する。また、他の端末装置は第1および第2の実施の形態において説明されているので説明を省略する。
図7を参照して、データ公開システムの動作が説明される。送受されるデータは、第2の実施の形態で説明されたと同じように流れるので、図5における符号を参考に付して説明する。
図7(a)に示されるように、端末装置10−1と端末装置10−2とは、ネットワーク20を介してコンテンツデータを送受信している(ステップS11)。端末装置10−3は、ネットワーク20に接続されている。端末装置10−3は、無線により他の端末装置と通信することができ、その通信可能エリア内にネットワーク30を形成する。すなわち、端末装置10−3は、ネットワーク30の基地局として機能し、以降、基地局装置10−3と表記する。端末装置10−4は、図7(b)に示されるように、このネットワーク30に接続される端末装置である。
端末装置10−2は、ネットワーク20を介して端末装置10−1からデータの提供を受けながら、ネットワーク30の通信可能エリアに移動する。あるいは、始めからネットワーク30の通信可能エリア内で端末装置10−1からデータの提供を受け、端末装置10−2を携帯するユーザが移動しようとする状態でもよい。このとき、端末装置10−2は、基地局装置10−3に仲介を依頼する仲介依頼コマンドを送信する(ステップS21)。このとき、端末装置10−2は、仲介する通信がどの端末装置間でなされているかを示す情報と、その端末間で送受されているデータの公開を依頼する情報とを仲介依頼コマンドと共に送信する。ここから端末装置10−2と基地局装置10−3との間の通信が開始される。
仲介依頼を受けた基地局装置10−3は、端末装置10−1が端末装置10−2に送信しているデータの送信先を端末装置10−3に変更するように、送信先変更依頼コマンドを端末装置10−1に送信する(ステップS22)。このとき、基地局装置10−3は、仲介するデータを公開することを示す情報も端末装置10−1に送信する。
送信先変更依頼を受けた端末装置10−1は、それまで端末装置10−2を宛先として送信していたデータを基地局装置10−3宛に送信する(ステップS17)。端末装置10−1からデータを受信した基地局装置10−3は、受信したデータをデータ保存部18に保存するとともに、仲介依頼を出力した端末装置10−2にネットワーク30を介して受信したデータを送信する(ステップS18)。端末装置10−2は、端末装置10−1が出力したデータを基地局装置10−3からネットワーク30を介して受信することになる。また、基地局装置10−3のデータ保存部18には、端末装置10−1から受信したコンテンツデータが蓄積される。
また、基地局装置10−3は、端末装置10−2ではない他の端末装置10−4に対して、保存されたデータを公開するように準備する。ネットワーク30は、基地局装置10−3の通信可能エリア内に限定されるため、データが公開される範囲もそのエリア内に限定される。
端末装置10−4は、公開されているデータに関する情報の提供を基地局装置10−3に依頼する(公開情報検索:ステップS24)。基地局装置10−3は、公開の準備が行われ、公開可能であるデータに関する情報を端末装置10−4に提供する(公開情報一覧提示:ステップS25)。
基地局装置10−3から取得した情報の中に端末装置10−4を操作するユーザの興味を引く情報があれば、端末装置10−4は、そのデータを端末装置10−4に送信するように依頼する公開情報送信依頼コマンドを基地局装置10−3に送信する(ステップS27)。このとき、端末装置10−4は、一連のデータの初めから、あるいは、所定の位置から入手したいことを示す情報を付加して送信する。
過去に遡るデータの配信要求を受けた基地局装置10−3は、そのデータを配信できるか否かを判定して配信可能であれば、公開情報送信依頼に対する許可を送信する(ステップS28)。その後、端末装置10−3は、データ保存部18に格納されているデータの該当部分を端末装置10−4に送信する(ステップS19)。このように、基地局装置10−3を仲介端末装置とすることにより、データの仲介とともに、データの公開の範囲を定めることが可能となる。
ネットワーク30を介した通信を開始するために、認証等の処理が必要になる場合、端末装置10−2は、基地局装置10−3を介して、通信を許可するか否か判断するサーバ(図示せず)にまず問い合わせするとしてもよい。また、基地局装置10−3が独自に端末装置10−2をネットワーク30に接続させるかどうかを判断するとしてもよい。
以上述べたように、本発明によれば、通信を行なってコンテンツの提供を受けている端末装置以外の端末装置に対して、通信の仲介を依頼することが可能となり、そのデータをさらに他の端末装置に公開することができる。したがって、データの提供を受けていた端末装置は、提供を受けたコンテンツを他の端末装置に対して転送せずに済み、データの提供を受けていた端末装置が電池駆動するような可搬型端末であった場合には、電池の消耗を防ぐことができる。さらに、本発明によると、端末装置間の情報の公開を基地局装置といったネットワークを形成するための装置が行なうことにより、データの公開範囲を限定することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るデータ公開システムの構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る端末装置の構成を示す図である。 第1の実施の形態に係るデータ公開システムの動作シーケンスを示す図である。 第2の実施の形態に係る端末装置の構成を示す図である。 第2の実施の形態に係るデータ公開システムの動作シーケンスを示す図である。 第3の実施の形態に係る端末装置の構成を示す図である。 第3の実施の形態に係るデータ公開システムの構成を示す図である。
符号の説明
10A、10B、10C 端末装置
10−1〜−4 端末装置
11 制御部
12、13 送受信部
14 送信先制御部
15 公開制御部
16 データ処理部
17 コマンド処理部
18 データ保存部
20、30 ネットワーク

Claims (22)

  1. 受信したデータを処理してユーザに提示するユーザ端末装置と、
    前記ユーザ端末装置に前記データを送信する提供端末装置と、
    前記ユーザ端末装置から前記データの送受信を仲介する依頼を受けて前記データの送信先を変更させ、前記提供端末装置から受信した前記データを前記ユーザ端末装置に送信するとともに、前記データを公開する仲介端末装置と
    を具備する
    データ公開システム。
  2. 前記仲介端末装置は、前記提供端末装置に前記データの公開を申し出て、前記提供端末装置が前記データの公開を承諾したとき、前記データを公開する
    請求項1に記載のデータ公開システム。
  3. 前記仲介端末装置に前記データの提供を要求し、前記仲介端末装置から前記データの配信を受ける第三者端末装置をさらに具備する
    請求項1または請求項2に記載のデータ公開システム。
  4. 前記仲介端末装置は、前記ユーザ端末装置に送信する前記データと同じデータを前記第三者端末装置に送信する
    請求項3に記載のデータ公開システム。
  5. 前記仲介端末装置は、前記ユーザ端末装置に送信する前記データを保存するデータ保存部を備え、
    前記第三者端末装置は、前記ユーザ端末装置に送信され、前記データ保存部に蓄積された前記データを受信する
    請求項3に記載のデータ公開システム。
  6. 前記仲介端末装置は、前記ユーザ端末装置に送信する前記データを保存するデータ保存部を備え、
    前記第三者端末装置は、前記データ保存部に蓄積された前記データのうちの指定する部分を受信する
    請求項3に記載のデータ公開システム。
  7. 前記仲介端末装置は、無線通信網における基地局装置を備える
    請求項1から請求項6のいずれかに記載のデータ公開システム。
  8. 前記データの公開は、前記基地局装置の通信可能エリアに限定される
    請求項7に記載のデータ公開システム。
  9. 提供端末装置および前記提供端末装置から受信したデータを処理してユーザに提示するユーザ端末装置と送受信を行う送受信部と、
    前記ユーザ端末装置から仲介の依頼を受けて、前記データの送受信先の変更を前記提供端末装置に依頼するコマンド処理部と、
    送受信先が変更されて前記提供端末装置から受信した前記データの送信先を前記ユーザ端末装置に設定する通信先制御部と、
    前記提供端末装置から受信した前記データを公開するか否かを決定する公開制御部と
    を具備する
    データ公開装置。
  10. 前記公開制御部は、前記ユーザ端末装置から前記仲介の依頼を受けたとき、前記提供端末装置に前記データの公開を申し出て、前記提供端末装置が前記データの公開を承諾した場合に前記データを公開すると決定する
    請求項9に記載のデータ公開装置。
  11. 前記公開制御部が公開を認め、第三者端末装置から前記データの提供を依頼されたとき、前記通信先制御部は、前記提供端末装置から受信した前記データの送信先を前記ユーザ端末装置と前記第三者端末装置とに変更する
    請求項9または請求項10に記載のデータ公開装置。
  12. さらに、前記ユーザ端末装置に送信する前記データを保存するデータ保存部を具備し、
    前記公開制御部が公開を認め、第三者端末装置から前記データの提供を依頼されたとき、前記通信先制御部は、前記データ保存部に保存される前記データの送信先を前記第三者端末装置とする
    請求項9または請求項10に記載のデータ公開装置。
  13. 前記通信先制御部は、前記データ保存部に保存される前記データのうちの前記第三者端末装置が指定する部分の送信先を前記第三者端末装置とする
    請求項12に記載のデータ公開装置。
  14. 無線通信網における基地局装置を備える
    請求項9から請求項13のいずれかに記載のデータ公開装置。
  15. 前記データの公開は、前記基地局装置の通信可能エリアに限定される
    請求項14に記載のデータ公開装置。
  16. データを提供端末装置から前記ユーザ端末装置に送信するステップと、
    前記ユーザ端末装置が受信したデータを処理してユーザに提示するステップと、
    前記ユーザ端末装置から前記データの送受信の仲介を仲介端末装置に依頼するステップと、
    前記仲介端末装置が前記提供端末装置に前記データの仲介を通知するステップと、
    前記仲介の通知を受けて前記提供端末装置から送信される前記データの送信先を前記仲介端末装置に変更するステップと、
    前記提供端末装置から受信した前記データを前記ユーザ端末装置に送信して仲介するステップと、
    前記仲介端末装置が前記データを公開するステップと
    を具備する
    データ公開方法。
  17. 前記公開ステップは、
    前記仲介端末装置が前記提供端末装置に前記データの公開を申し出るステップと、
    前記提供端末装置が前記データの公開を承諾するステップと
    を含み、
    前記提供端末装置が前記データの公開を承諾したとき、前記データが公開される
    請求項16に記載のデータ公開方法。
  18. 第三者端末装置が前記仲介端末装置に前記データの送信を要求するステップと、
    前記第三者端末装置の要求に応答して前記仲介端末装置が前記第三者端末装置に前記データを配信するステップと
    をさらに具備する
    請求項17に記載のデータ公開方法。
  19. 前記配信するステップは、前記ユーザ端末装置に送信する前記データと同じデータを前記第三者端末装置に提供するステップを含む
    請求項18に記載のデータ公開方法。
  20. 前記仲介端末装置が前記データを保存するステップをさらに具備し、
    前記配信するステップは、前記保存するステップにおいて保存された前記データを前記第三者端末装置に提供するステップを含む
    請求項18に記載のデータ公開方法。
  21. 前記仲介端末装置が前記データを保存するステップをさらに具備し、
    前記配信するステップは、前記保存するステップにおいて保存された前記データのうちの前記第三者端末装置から指定された部分を提供するステップを含む
    請求項18に記載のデータ公開方法。
  22. 前記仲介端末装置は、無線通信網における基地局装置を備え、
    前記公開するステップは、前記基地局装置の通信可能エリア内に限定して前記データを提供するステップを含む
    請求項16から請求項21のいずれかに記載のデータ公開方法。
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