JP2009176113A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】実行プログラムをRAMへロードして実行する際の安全性を高める。
【解決手段】初期化時に、CPUはフラッシュROMに記憶されたブートローダを実行する。これによりロードプログラムはRAMに書き込まれる。RAMに書き込まれたロードプログラムはCPUにより実行され、フラッシュROMに記憶されたカーネルがRAMへロードされる。カーネルプログラムのロード中に、CPUは、RAM上におけるカーネルの格納領域と、ロードプログラムの格納領域とが重複する可能性の有無を監視すると共に、該可能性があるときに、RAM上においてロードプログラムを移動する。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体集積回路、特に、一のメモリに記憶されたプログラムを他のメモリに書き込むプロセッサを有する半導体集積回路に関する。
組込システムにおいて、かつて、ファームウェアが書換え不能なマスクROM(Read Only Memory)に記憶され、CPUが直接マスクROMに記憶されたファームウェアを実行するようになっていた。しかし、製品の出荷後にファームウェアにバグが発見されると、製品の回収またはマスクROMの交換などの作業が必要であり、コストがかかるという問題があった。そのため、近年は、ファームウェアの記憶装置としてユーザにより書換え可能なフラッシュROMを用いることが主流となっている。
しかし、フラッシュROMは、安価、比較的大容量などの利点が挙げられるが、フラッシュROM上で直接ファームウェアを動作させると、アクセススピードが遅く、システム動作が遅くなるという問題がある。
この問題を解決するために、フラッシュROMにファームウェアを記憶しておき、初期化時にファームウェアをRAM上にロードしてCPUに供する技術が提案されている(特許文献1)。この技術は、具体的には、ファームウェアと、ローダプログラムと、ローダ移動プログラムをフラッシュROMに記憶しておき、初期化時にまずローダ移動プログラムが起動され、起動されたローダ移動プログラムは、ローダプログラムをRAMへコピーする。そして、RAMにコピーされたローダプログラムの実行により、ファームウェアをフラッシュROMからRAM上にコピーする。
特開2005−178169号公報
ここで、RAMにコピーされたローダプログラムの格納領域について考える。
ファームウェアは、通常、オペレーティングシステムの中核となるカーネルが含まれており、このカーネルは、システムのリソースや、ハードウェアとソフトウェアコンポーネントのやりとりを管理するものである。つまり、カーネルがRAMにロードされ、実行されるまでは、システムのリソースが管理されていない状態にある。そのため、ファームウェアは通常RAMの先頭領域にロードされるようになっている。
ファームウェアをRAMにロードすることを担うローダプログラムによるファームウェアのロード中に、ファームウェアの格納領域とローダプログラムの格納領域とが重なるとシステムが破綻してしまうので、ローダプログラムをファームウェアの格納領域以外の領域にコピーする必要がある。
ローダプログラムをRAMの終端部分に格納するようにすれば、この問題を解決できると考えられるが、組込システムにおいて、RAMの終端部分は、通常アプリケーション領域に割り当てられている。
このような背景において、ローダプログラムの格納領域は、ファームウェアの領域と、アプリケーション領域のいずれとも重ならないように、RAMの先頭と終端の間の適当な中間領域にコピーされるようになっている。
ところで、リソースの管理がなされていない状態において、この適当な領域は、本当にファームウェアの領域と重ならないことを保証するのは難しい。さらに、機能の増加などによりファームウェアが圧縮された状態でROMに記憶され、RAMにロードされるときにRAM上で展開されることが多い。圧縮されたファームウェアはRAM上でどのぐらいのサイズに展開されるかについて、ローダ移動プログラムにより把握されることは通常行われないので、ローダプログラムの格納領域と、ファームウェアの格納領域とが重なり、システムの破綻を引き起こす恐れがある。
また、製品出荷時にシミュレーションなどによりこの問題をクリアしたとしても、後にファームウェアのバージョンアップによりファームウェアのサイズが変わってしまう場合にも、この問題が生じる可能性がある。
本発明の一つの態様は、第1プログラムを記憶した第1記憶装置と、第2プログラムを記憶した第2記憶装置と、第1および第2記憶装置を接続するバスと、バスを介して、第1記憶装置から第1プログラムを取得して実行し、第2プログラムを第2記憶装置から読み出して第1記憶装置に書き込むプロセッサとを有し、このプロセッサが、第1および第2プログラムの第1記憶装置での記憶位置が重複する可能性がある場合は第1プログラムの第1記憶装置での記憶位置を変更することを特徴とする半導体集積回路である。第2プログラムによって第1プログラムが上書きされる可能性がある場合でも、第1プログラムの記憶位置が移動するため、第1プログラムが上書きされることはない。
例えば、具体的には、実行プログラムをRAMへロードする場合、実行プログラムをRAMへロードする工程において、RAM上における実行プログラムの格納領域と、ロードプログラムの格納領域とが重複する可能性の有無を監視すると共に、この可能性があるときに、RAM上においてロードプログラムを移動することが考えられる。
なお、上記態様を装置やシステム、上記方法をコンピュータに実行せしめるプログラムなどに置き換えて表現したものも、本発明の態様としては有効である。
本発明にかかる技術によれば、実行プログラムをRAMへロードする際の安全性を高めることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるシステム100を示す。このシステム100は、携帯電話機や、ゲーム機などに適用される組込システムである。以下において、本発明の主旨が分かりやすいように、本発明にかかる技術と関連がある部分について説明および図示し、関連が特になく、組込システムが通常備える部分について説明および図示を省略する。
図1に示すように、システム100は、CPU110と、フラッシュROM120と、RAM130を有する。CPU110は、バス180を介してフラッシュROM120とRAM130にアクセスできる。
図2は、フラッシュROM120に記憶されたデータを示す。フラッシュROM120には、ブートローダ122と、ロードプログラム124と、カーネル126が記憶されている。
ブートローダ122は、電源オン時に、システム100の全体の初期化と、ロードプログラム124をRAM130へのコピーとを担うプログラムであり、ロードプログラム124は、カーネル126をRAM130へロードするためのプログラムである。カーネル126は、システム100のリソースや、システム100における各種ハードウェアとソフトウェアコンポーネントのやりとりを管理するプログラムであり、圧縮されてフラッシュROM120に記憶されている。なお、カーネル126は、自己展開機能を備えており、RAM130へロードされるときに自らを展開する。
システム100の電源オン時に、CPU110は、バス180を介してフラッシュROM120にアクセスし、フラッシュROM120に記憶されたブートローダ122を実行する。これによりシステム100は初期化される。そして、CPU110は、ロードプログラム124をフラッシュROM120からRAM130へコピーする。なお、RAM130へ書き込まれたロードプログラムは、フラッシュROM120に格納されたロードプログラム124と同一のものであるが、区別するために、RAMへ書き込まれたロードプログラムにロードプログラム124と別の符号「134」を付与する。
次に、CPU110は、RAM130に書き込まれたロードプログラム134を実行し、カーネル126のロードを開始する。
図3は、RAM130を示す。図示のように、RAM130の終端部分は、アプリケーション領域132に割り当てられている。CPU110は、ロードプログラム134を実行することにより、カーネル126をRAM130のシステム領域(ここでは先頭領域)に書き込む。なお、カーネル126は、RAM130へのロード中に自己展開するので、RAM130に書き込まれたカーネル136は、展開されたものである。
ロードプログラム134は、CPU110がブートローダ122を実行した際の初期化時に、CPU110によりRAM130の先頭領域と終端領域の中間部分に書き込まれている。
図4は、ロードプログラム134の構成を示す。図示のように、本実施の形態において、ロードプログラム134は、CPU110が実行する処理として、カーネル126をRAM130にロードする処理と、RAM130上でのロードプログラム134がRAM130に転送されるカーネルによって上書きされないように監視する処理と、上書きが発生する可能性がある場合にはRAM130上でのロードプログラム134の記憶位置を移動する処理とを含む。
ここで、図4および図5を用いて、本実施の形態に係るCPU110の処理内容を説明する。まずCPU110は、バスを介してフラッシュROM120にアクセスし、ブートローダを実行する(図5のS100)。そしてCPU110は初期化処理を行い(図5のS110)、このときにフラッシュROM120に書き込まれているロードプログラムをRAM130に書き込む(図5のS120)。そしてCPU110は、ロードプログラム134のRAM130上での記憶位置を把握する。例えばCPU110の内部にあるレジスタにその情報を格納する。例えば、RAM130が0番地から100番地までのアドレスを有し、CPU110は、初期化時に、ロードプログラム134を30番地から40番地までに連続して書き込んだ場合を考える。この場合、CPU110は、30番地と40番地のアドレスをレジスタに格納し、記憶しておく。このロードプログラム134のRAM130上での記憶位置のアドレス情報を格納領域情報ということにする。
次に、CPU110はこのロードプログラム134を実行する(図5のS130)。CPU110は、フラッシュROM120に記憶されているカーネル126をフラッシュROM120からRAM130へコピーする動作を開始する。
カーネル126は、CPU110の処理によって、RAM130上に書き込まれていく。具体的には、例えば上述したように、RAM130が0番地から100番地までのアドレスを有する場合、CPU110は、RAM130の先頭番地である0番地に書き込むことができる量のカーネル、すなわちカーネル126の一部分をこの0番地に書き込む。フラッシュROM120に記憶されているカーネル126の内、RAM130の0番地に書き込むことができる量が、0番地に書き込まれることになる。CPU110は、0番地へのカーネル126の一部分の書き込みが完了すると、0番地の次のアドレスである1番地に、カーネル126の別の一部分を書き込む。以降、順番に、2番地、3番地、4番地・・・と、CPU110は、カーネル126の一部分を次々と書き込んでいく。例えばCPU110は、カーネル126の記述の先頭から順番に、RAM130上の各アドレスに書き込むことができる量を抽出して、RAM130のそれぞれのアドレスに順次書き込んでいくことが考えられる。
CPU110は、RAM130上の一のアドレスにカーネル126の一部を書き込むたびに、カーネル126がすべてRAM130にコピーされたかを確認する(図5のS140)。例えばこの処理は以下のように実現することが考えられる。図5のS120において、CPU110が、ロードプログラム134をRAM130へコピーし、ロードプログラム134が書き込まれているアドレスをレジスタに書き込む際(すなわち格納領域情報をレジスタに書き込む際)に、CPU110は、フラッシュROM上でカーネル126がどの領域に書き込まれているかを確認し、フラッシュROM上でのカーネル126の最終アドレスもあらかじめレジスタに記憶しておくことにする。そしてCPU110は、図5のS140において、RAM130に書き込んだカーネル126の一部が、フラッシュROM120の前記最終アドレスであるから読み出したものか否かを確認すればよい。カーネル126をフラッシュROM120からRAM130へすべてコピーすれば、CPU110は処理を終了する。
次に、CPU110は、ロードプログラム134のRAM130上での記憶位置と、現時点まででRAM130上に書き込まれたカーネル126の一部の記憶位置が重複する可能性があるかを判断する(図5のS150)。CPU110は、現在のカーネル126の一部の書き込み位置と、上述したロードプログラムが書き込まれている番地とを比較する。CPU110は、この比較を、カーネル126の一部をRAM130に書き込むたびに行うとすることができる。例えば、CPU110は、カーネル126の一部の書き込みを0番地から順番に行い、現在、カーネルは20番地にまで書き込まれているとする。この場合、ロードプログラム134の記憶位置の先頭アドレスが30番地であり、カーネルの書き込みが最後に行われた番地が20番地であることから、CPU110は、カーネルの現在における最終書き込み位置とロードプログラム134の記憶位置の先頭とのアドレス差が10であると認識する(30番地−20番地=10番地)。そして、この10のアドレス差が所定の閾値を下回る場合、CPU110は、カーネルがロードプログラム134を上書きする可能性があると判断する。一方、10番地の差が所定の閾値を上回る場合、現段階ではカーネル126の一部がロードプログラム134を上書きする可能性はないとCPU110は判断する。
すなわち、CPU110は、このアドレス差に基づく検討結果に従い、RAM130上でのカーネル136の格納領域と、ロードプログラム134自身の格納領域とが重複する可能性の有無を監視結果として求める。なお、CPU110が、カーネル126をRAM130上の一のアドレスに書き込むたびに上述のアドレス差を求めるのではなく、一定時間経過後、割り込みによってアドレス差を求めるとすることもできる。また、カーネルは、自己展開を行うため、CPU110は、フラッシュROM120に記憶されたカーネルからは、RAM130に書き込むために必要となる記憶領域がどの程度になるかは知ることができない。このことから、CPU110は、前述の監視を行う必要がある。CPU110は、カーネル136の格納領域と、ロードプログラム134の格納領域とが重複する可能性があると判断した場合に、カーネル126の転送を停止し、RAM130に書き込まれているロードプログラム134の移動を行う(図5のS160)。
CPU110は、上記の監視結果に応じて、重複の可能性が無い場合には引き続き上述の監視を続けるが、重複の可能性がある場合には、ロードプログラム134を、その格納領域がカーネル136の格納領域と重複しないようにRAM130のアプリケーション領域132側に向かって移動する(例えば上述の具体例では、ロードプログラム134の記憶位置を30番地から40番地までから、50番地から60番地までに移動する)。このように、CPU110は、ロードプログラム134のRAM130上での記憶位置を移動する。また、CPU110は、移動後のロードプログラム134の格納情報(例えばRAM130上の50番地から60番地までに記憶されているというアドレスの情報)を取得し、CPU110内部のレジスタに書き込んでおく。取得したこのアドレス情報は、CPU110が、カーネル136の最終書き込み位置とロードプログラム134の移動後の記憶位置の先頭とのアドレス差を求めるために利用される。そしてCPU110は、再度カーネル126の転送を再開すべく、内部に有するプログラムカウンタが保持するアドレスを、指定すべきアドレスに変更する。カーネル126の転送にあたって実行すべきロードプログラム134のRAM130上での記憶位置が移動しているためである。
CPU110は、その後、再びカーネル126の転送を再開し、カーネル126の転送終了(図5のS140のYes)まで、カーネル136がロードプログラム134を上書きしないかどうかを監視し続ける。
なお、ここでは、CPU110は前述のアドレス差を用いて監視を行っているが、カーネル136の格納領域が分かり、CPU110が取得しうるものであれば、いかなる情報を用いてもよい。例えば、カーネル126の転送開始から計時し、転送時間に基づいてカーネル136の格納領域を推算するようにしてもよい。
このように、本実施の形態のシステム100は、フラッシュROM120に記憶されたカーネル126をRAM130にロードするので、カーネル126が展開されて得たカーネル136は、その後RAM130上で実行されることになる。こうすることにより、CPU110のカーネル136への高速なアクセスを実現することができ、システム100の高速化を図れる。
また、カーネル126をRAM130にロードするロードプログラム124もRAM130にロードしてRAM130上で実行しているので、カーネル126のロード処理も高速にできる。
さらに、カーネル126のロード中に、展開されたカーネル136の格納領域と、ロードプログラム134の格納領域とが重複する可能性の有無を監視し、可能性がある場合には、ロードプログラム134を移動するようにしているので、ロードプログラム134が展開されたカーネル136により上書きされることを防止し、破綻しないシステムを実現している。
<第2の実施の形態>
図6は、本発明の第2の実施の形態にかかるシステム200を示す。システム200も組込システムである。システム200は、バス180に接続されたメモリ・マネージメント・ユニット(以下MMUという)250をさらに備えること以外、図1に示すシステム100とほぼ同様の構成を有し、これの構成については、システム100における同じものと同様の符号を付与している。なお、フラッシュROM220は、図1に示すシステム100におけるフラッシュROM120と同じように、ブートローダ、ロードプログラム、カーネルを記憶しているが、フラッシュROM220に記憶されたロードプログラムは、システム100のフラッシュROM120に記憶されたロードプログラム124のロード処理に関するもののみを有する。
本実施の形態において、カーネルのロード中において、ロードプログラムの上書きの防止は、MMU250により行われる。図7に示すように、MMU250は、上書き防止部252を備え、上書き防止部252は、監視部252aと移動部252bを有する。
監視部252aは、カーネルのRAM130へのロードが終了するまで、RAM130における、カーネルの格納領域と、ロードプログラム自身の格納領域とが重複する可能性の有無を監視し、移動部252bは、この可能性があるときにロードプログラムを、その格納領域がカーネルの格納領域と重複しないように移動する。
すなわち、図1に示すシステム100において、ソフトウェアとCPU110の協働により実現される上書き防止処理は、本実施の形態のシステム200では、ハードウェアにより実現されている。そのため、図1に示すシステム100と同様の効果を得ることができると共に、ハードウェアによる上書き防止処理を実現することによって、カーネルのロードをより高速にできる。
以上、実施の形態をもとに本発明による技術を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、さまざまな変更、増減を加えてもよい。これらの変更、増減が加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、図1に示すシステム100において、監視処理と移動処理に関する部分は、ロードプログラムに含まれているが、ロードププログラム以外の別のプログラムとして設けるようにしてもよい。
また、上記2つの実施の形態では、組込みシステムを例にしているが、本発明にかかる技術は、Windows(登録商標)などの汎用システムにも適用できる。汎用システムにおいて、カーネルに含まれるシステムファイルは、通常CAB形式で圧縮された状態でハードディスクなどの補助記憶装置に記憶されており、システムの初期化時にRAMにロードされる。汎用システムにおいてカーネルを補助記憶装置からRAMにロードする際に、本発明にかかる技術を適用すれば、上述した本発明の各効果を得ることができる。
また、上述した実施の形態において、カーネルが圧縮されてフラッシュROMに記憶された場合を例にしているが、圧縮されていないカーネルをRAMにロードする際にも本発明にかかる技術を適用することができる。
また、上述した実施の形態において、カーネルがフラッシュROMに記憶された場合を例にしているが、カーネルがフラッシュROM以外の記憶装置例えばマスクROMなどに格納され、初期化時にRAMへロードされるシステムにも、本発明にかかる技術を適用することができる。
本発明の第1の実施の形態にかかるシステムを示す図である。 図1に示すシステムにおけるフラッシュROMに記憶されたデータを示す図である。 図1に示すシステムにおけるRAMの各領域を示す図である。 図1に示すシステムに用いられるロードプログラムの構成を示す図である。 図1に示すシステムの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかるシステムを示す図である。 図6に示すシステムにおけるメモリ・マネージメント・ユニットを示す図である。
符号の説明
100 システム 120 フラッシュROM
122 ブートローダ 124 ロードプログラム
126 カーネル 130 RAM
132 アプリケーション領域 134 ロードプログラム
136 カーネル 180 バス
200 システム 220 フラッシュROM
250 メモリ・マネージメント・ユニット 252 上書き防止部
252a 監視部 252b 移動部

Claims (7)

  1. 第1プログラムを記憶した第1記憶装置と、
    第2プログラムを記憶した第2記憶装置と、
    前記第1および第2記憶装置を接続するバスと、
    前記バスを介して、前記第1記憶装置から前記第1プログラムを取得して実行し、前記第2プログラムを前記第2記憶装置から読み出して前記第1記憶装置に書き込むプロセッサとを有し、
    前記プロセッサは、前記第1および第2プログラムの前記第1記憶装置での記憶位置が重複する可能性がある場合は前記第1プログラムの前記第1記憶装置での記憶位置を変更することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記プロセッサは、前記第1記憶装置での前記第1プログラムの格納領域を示すアドレスの内の一のアドレスである第1アドレスと、前記第1記憶装置での前記第2プログラムの格納領域を示すアドレスの内の一のアドレスである第2アドレスとに基づき、前記可能性を判断することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記プロセッサは、前記第1アドレスと前記第2アドレスの差分に基づき前記可能性を判断することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記プロセッサは、前記差分が所定の閾値以下である場合、前記第1および第2プログラムの前記第1記憶装置での記憶位置が重複する可能性があると判断する請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記第1アドレスは、前記第1プログラムの格納領域を示すアドレスの内の最小アドレスであり、前記第2アドレスは、前記第2プログラムの格納領域を示すアドレスの内の最大アドレスであることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  6. 前記プロセッサは、前記第2プログラムの前記第1記憶装置への書き込みを開始してから経過した時間に基づき、前記可能性があるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  7. 前記第2プログラムは、カーネルであることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
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