JP2009171308A - 衛星搭載用マルチビームアンテナ装置 - Google Patents
衛星搭載用マルチビームアンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009171308A JP2009171308A JP2008008055A JP2008008055A JP2009171308A JP 2009171308 A JP2009171308 A JP 2009171308A JP 2008008055 A JP2008008055 A JP 2008008055A JP 2008008055 A JP2008008055 A JP 2008008055A JP 2009171308 A JP2009171308 A JP 2009171308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beams
- frequency
- antenna
- satellite
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 44
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 31
- 230000009467 reduction Effects 0.000 abstract description 12
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 12
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 11
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 7
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 4
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 3
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 3
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 230000001427 coherent effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000013468 resource allocation Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
【解決手段】或るビームのヌル方向に同一周波数のビームのピークが重なるようにビームを配置し、同一周波数の2つ以上のビームのピークとヌル点が一致させるようにビームを形成することで、ビーム間の直交性が得るように構成した。これにより、同一周波数による干渉レベルが小さくなり、クロスオーバーレベルを高くすることができ、利得向上が実現する。
【選択図】図6
Description
マルチビームシステムは、周波数帯域を繰り返し利用することによりシステム全体の通信容量を向上することが可能であり、次世代の大容量衛星通信を実現するための、有望な方式も提案されている(たとえば、非特許文献3参照)。
周波数繰り返し利用を行うためには、同一周波数(または、同一時間スロット、同一コード)を利用するビーム間での干渉を考慮する必要がある。
こうしたATCシステムを実現するためには、さらにビームを細くしたマルチビームが必要であり、地上のATC基地局からの干渉も考慮する必要がある。
図1はこの発明の実施の形態1が適用される衛星搭載用マルチビームアンテナ装置を示す説明図であり、人工衛星1を用いたマルチビーム通信システムの全体構成を概略的に示している。
人工衛星1の衛星搭載アンテナにより形成されたマルチビーム4は、同一周波数が割り当てられたビーム(セル)5a〜5fを含む。
図1のように、多くのマルチビームを形成するためには、衛星搭載アンテナのアンテナ開口径Dを、使用周波数の波長λに比べて大きく設定する必要がある。一般的に、マルチビームのビーム幅BW[degree]は、近似的に以下の式(1)で表される。
図2において、フィードアレー(または、デフォーカスフィードアレー)7は、マルチビームを作り出すためのアンテナ給電部を構成している。
アンテナ6は、人工衛星1の打上げ時には収納されており、人工衛星1の打上げ後に軌道上で展開される。アンテナ6は、外径10m〜20m級のメッシュアンテナからなり、大型展開リフレクタを構成する。
図3はフィードアレー7を構成する素子アンテナ8の配列例を示す平面図である。
図3において、素子アンテナ8は、ダイポール、ヘリカル、ホーンなどの素子を三角配列で配置して構成されており、ここでは、全体で37個の素子を正六角形状に配列した場合を示している。
図4において、フィードアレー7は、アンテナ(リフレクタ)6と協働するm個の素子アンテナ8に加えて、各素子アンテナ8に接続されたm系統の増幅器(AMP)からなるフィード素子20と、フィード素子20に接続されたBFN(Beam Forming Network)からなるビーム形成回路21とを備えている。
なお、ビーム形成回路21は、アナログ的に線路で構成してもよく、または、デジタル的に、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)で構成するDBF(Digital Beam Forming)を適用してもよい。
図5においては、同一周波数を使用するビーム10a、10b(実線参照)と、ビーム10a、10bとは異なる周波数のビーム11(破線参照)とが示されている。ここで、ビーム10a、10bは、同一周波数を使用するので、一定間隔以上離して配置する必要がある。
一方、ビーム10a、10bを離すことにより、周波数の繰り返し数が低減するので、周波数の利用効率は低下する。一般的には、7色での繰り返しが行われることが多い。
図6において、同一周波数を用いるビーム13a、13b(実線参照)は、互いに離間配置されているが、異なる周波数のビーム14、15(破線参照)に関しては、図5内の各ビーム10a、10b、11よりも密に配置されている。
ビームを密に配置することで、ポインティングエラーによるクロスオーバーレベルの変動が抑圧されて小さくなり、利得低下が小さくなる。しかしながら、ビーム間隔を狭く密に設定すると、その分だけ同一周波数のビーム間隔が狭くなるので、干渉が増加し、干渉によるC/I比の劣化により、通信ができなくなる問題がある。
図7において、カバレッジ範囲EOCが「3dB」であって、ポインティングエラーが0.1[degree]の場合には、この変動による利得低下量は、約3dBとなる。
一方、カバレッジ範囲EOCが「1dB」であって、ポインティングエラーが0.1[degree]の場合には、この変動による利得低下量は、約0.5dBとなる。
このように、ビーム間のクロスオーバーレベルを約「1dB」に設定することにより、利得低下量が改善される(3dB→0.5dB)ことが分かる。
図8において、横軸はC/I比を表し、縦軸は、同一周波数を使うビームエリアのうち、所望のC/I比を満たすエリアの比[%]を表している。また、実線はヌル制御無し特性、破線はヌル制御有りの特性をそれぞれ示している。
したがって、この発明の実施の形態1に係る衛星搭載用マルチビームアンテナ装置によれば、クロスオーバーレベルを高くすることができるので、EOC利得を高くし、かつ、ポインティングエラーによる利得低下を小さくすることができる。
また、フィードアレー7の構成としては、マルチポートアンテナを使用したセミアクティブアレー以外に、ダイレクトにアンプを使用したアクティブアレーであってもよい。
したがって、通信システム全体の通信容量を向上させるとともに、通信容量および品質を改善することができる。
なお、上記実施の形態1(図6)では特に言及しなかったが、図9のように、同一周波数f1の2つ以上のビームのピークとヌル点とが一致するように、複数ビームを形成してもよい。
図9はこの発明の実施の形態2によるビーム間干渉を示す説明図であり、マルチビームの形成にて、或るビームのヌル方向に同一周波数f1のビームのピークが重なるようにビームを配置した状態を示している。なお、この発明の実施の形態2に係る衛星搭載用マルチビームアンテナ装置の全体構成は、前述(図1〜図4参照)と同様である。
なお、3つのビーム(1点鎖線、破線、実線参照)のビーム間には、異なる周波数のビーム(図示せず)が配置される。
したがって、通信システム全体の通信容量を向上させるとともに、通信容量および品質を改善することができる。
なお、上記実施の形態1、2(図6、図9)では特に言及しなかったが、同一周波数が使用されている時間のみに、検知された地点にヌルを形成してもよい。
通常、100ビームを超えるような超マルチビームの場合、多数のビーム間干渉が存在するが、送信電力が有限であることから、実際に通信が行われているビームは限られる。したがって、同一周波数を使うビームの割り当ては多くあり、あらかじめ決められているが、同一時間に使用している同一周波数の割り当てビームは限られるうえ、この割り当てビームは刻々変化する。
この場合、使用していない同一周波数ビーム方向の干渉レベルは、瞬時において上昇するが、使用していないので問題が生じることはない。
前述の実施の形態1では、ヌル方向を固定させているので、強い信号からの干渉や変動にともなう干渉レベル変動に対応することができないが、ダイナミックな制御を行うことにより、干渉を低減することができ、C/Iの劣化を抑制することができる。
この場合、制御回路9は、ヌルを形成する地点として、同一周波数が使用されている地点を検知し、同一周波数が使用されている時間のみに、検知された地点にヌルを形成するようにフィードアレー7を制御する。
図11において、地点数が5点(黒三角ポイントの特性参照)の場合に、最もカバレッジ範囲EOCが大きくなっており、ヌルを形成する方向を少なくすることによってC/Iが改善されることが分かる。したがって、同一周波数を使っている方向のみを検知して、ダイナミックにヌルを形成することにより、C/Iを改善することができる。
このように、ダイナミックにヌル制御することにより、干渉を抑圧した地点のみの干渉を低減することができるので、利得低下を抑制することができる。
なお、上記実施の形態1〜3では特に言及しなかったが、振幅位相制御でビーム方向を変化させることにより、同一素子を用いて複数のビームを形成することによって、クロスオーバー点がほぼ3dBになるカバレッジ範囲のエリアをカバーするように、ビームフォーミングネットワークを構成してもよい。
以下、図1〜図4とともに、図12を参照しながら、この発明の実施の形態4について説明する。
ここで、クロスオーバーレベルを1dBに設定すると、3dBの場合に比べて、ビーム数が約4倍になる。以下、ビーム形成回路の規模を小さくするためのこの発明の実施の形態4によるシステム構成について説明する。
図12において、破線コンターで示すエリア40は、クロスオーバーレベルが3dBの場合のビームのカバレッジ範囲を示している。
これに対し、実線コンターで示すエリア41a〜41dは、クロスオーバーレベルが1dBの場合のビームのカバレッジ範囲を示している。
このとき、4ビームになっても、各ビームが覆うエリア(カバレッジ範囲)40は、ほぼ変化しないので、同一の素子アンテナを用いて、励振振幅位相のみを変えることによって、4つのビームを同時に形成することができる。
たとえば、図13のように、クロスオーバーレベルが1.5dBの複数ビームのエリア(カバレッジ範囲)42a〜42cで、エリア40を覆ってもよい。
また、図14のように、楕円ビームからなる2つのビーム43a、43bで同じエリア40を覆ってもよい。
また、図16は複数ビームを同時に作り出した場合のマルチビーム配置例を示す説明図であり、図15のマルチビームを形成した素子アンテナと同一の素子アンテナ8を用いて、励振振幅位相のみを変えて、4つのビームを同時に作り出した場合の配置例を示している。
図15、図16に示すように、クロスオーバーの高いビームを作りだすことができる。
以上の考え方は、前述の実施の形態1〜3においても共通しており、また、後述する実施の形態5、6においても共通することは言うまでもない。
このように、同一の素子アンテナ8(給電素子)を用いて、複数(2〜4)のビームを形成することにより、ビーム形成回路(BFN)21の構成を小型化することができる。
なお、上記実施の形態1〜4では特に言及しなかったが、図17、図18のように、第1の周波数f1で受信された受信信号を取り出す際に、第1のビーム50に隣接する1つ以上のビーム51にて受信された第1の周波数f1とほぼ同相になるようにダイバーシチ受信合成することにより、新たなビームを形成してもよい。
以下、図1〜図4とともに、図17および図18を参照しながら、この発明の実施の形態5について説明する。
しかし、クロスオーバーレベルが1dBの場合、隣接するクロスオーバー点においては、1dBダウンであり、しかも、角度とともに利得が急激に低下しない。
したがって、所望のビーム以外に、隣接するビームでの受信レベルも同相となるように最大比合成すれば、受信レベルを高くすることができる。なお、ノイズは、コヒーレントではないので、電力的に合成されるのみである。
ここでは、複数ビーム50〜53(周波数f0〜f3)のうち、第1のビーム51(第1の周波数f1)に対応した第1および第2の受信機61、62と、第2のビーム52(第2の周波数f2)に対応した第3および第4の受信機63、64とに注目して、第1および第4の受信機61、64の出力信号(受信信号)S1、S2および合成信号S3(=S1+S2)を示している。
すなわち、第1のビーム51に隣接する第2のビーム52にも、第1の周波数f1の第4の受信機64が接続されている。
通常の3dB程度のクロスオーバーの場合には、隣接する周波数のビームの利得が小さいので、合成したとしても受信レベルの向上は期待できないが、この発明の実施の形態5によれば、前述のようにクロスオーバーレベルを高く設定することにより、合成によるメリットが発揮される。
図18において、2つのビーム51、52を電界合成することにより、受信レベルは、約5dBだけ高くなることが分かる。ただし、この合成により、ノイズレベルも3dB程度高くなるので、C/N比としては、約2dBだけ高くなる。
また、第1のビーム51に隣接する第2のビーム52のみならず、第2のビーム52に隣接する第3のビーム53にも、第1の周波数f1の受信機(図示せず)を設け、3つのビームを合成することにより、さらに受信レベルを増大させてもよい。
また、衛星での受信利得が等価的に向上するので、G/T(総合性能指数)が改善され、地上端末3(図1参照)を小型化することができる。
なお、上記実施の形態5(図17)では、隣接する複数ビームを合成して受信信号を形成したが、図19のように、2つの直交する直線偏波(または、右旋および左旋を含む2つの円偏波)に対応した第1および第2の偏波を有する一対の給電端子(以下、単に「端子」という)71、72を各素子アンテナ8に設けるとともに、各端子71、72の出力信号を合成して受信する第1および第2の受信機75、76と、出力回路77とを設け、各素子アンテナ8の第1の偏波(端子71の出力信号)を合成した第1のビーム信号S11と、各素子アンテナ8の第2の偏波(端子72の出力信号)を合成した第2のビーム信号S12と、に基づいて受信ビーム信号S13を形成してもよい。
図19はこの発明の実施の形態6によるフィードアレー7(受信機)の機能構成を概略的に示すブロック図であり、フィードアレー7が受信機として機能した場合を示している。
図19において、通信対象となる第1および第2のビームB11、B12(同一周波数)のうち、第1のビームB11(実線)は、第1の偏波のビームを示し、第2のビームB12(破線)は、第2の偏波のビームを示している。
なお、第1および第2の偏波は、2つの直交する直線偏波(垂直および水平)、または、右旋および左旋を含む2つの円偏波の各々に対応する。
同様に、各素子アンテナ8の端子72からの各出力信号は、第2の合成回路74により合成されて第2の受信機76に入力される。
同様に、第2の受信機76は、第1の合成回路74と協働して各素子アンテナ8の第2の偏波を合成することにより、第2のビームB12に対応した第2のビーム信号S12を形成する。
しかしながら、人工衛星1が円偏波なので、約3dB程度の偏波損が発生し、通信性能が劣化する可能性がある。その分、携帯端末にて送信電力を増加することは、端末の小型化を阻害することになるので、携帯端末を小型化するためには、人工衛星1側での受信能力を高める必要がある。
また、人工衛星1が2つの直交した直線偏波であっても、偏波制御を行うことで、偏波損を無くすることができる。
出力回路77は、第1および第2のビーム信号B11、B12の受信レベルを比較して受信レベルの高い方のビームを選択するか、または、第1および第2のビーム信号B1、B12を同相となるように合成して、受信ビーム信号S13として出力する。
また、ダイバーシチとしては、最大比合成する場合を例として示したが、スイッチ切替えによる選択合成や等利得合成、または時間ダイバーシチでもあっても有効である。
さらに、ここでは受信ビーム信号の場合を示したが、送信ビームの場合であっても、地上端末の利得が高くなるように偏波ダイバーシチを行うことは可能となる。
特定のビームの送信EIRP(Equivalent Isotropically Radiated Power)を増大させたい場合は、そのビームの送信電力を2倍にすることで、偏波損分を補うことができる。このように、受信と送信ビームの給電回路構成を変えることも可能である。
また、人工衛星1での受信利得が等価的に向上するので、人工衛星でのG/Tが改善され、地上端末3のアンテナを小型化することができる。
Claims (6)
- マルチビームを放射するためのアンテナと、前記アンテナに給電を行うフィードアレーと、前記フィードアレーを制御する制御手段とを備え、前記マルチビームの周波数帯域を繰り返し利用して地上端末との間で相互通信を行う衛星搭載用マルチビームアンテナ装置であって、
前記フィードアレーは、前記制御手段の制御下で、
第1の周波数のビームと前記第1の周波数のビームに隣接する第2の周波数のビームとがクロスするクロスオーバー点が、1dB前後となるカバレッジ範囲を有するように、前記アンテナに対してアンテナビームを供給するとともに、
前記周波数帯域の繰り返し利用を行う同一周波数、同一時間スロット、または、同一コードを有する方向に、前記アンテナビームのヌルを形成することを特徴とする衛星搭載用マルチビームアンテナ装置。 - 前記フィードアレーは、前記制御手段の制御下で、
前記周波数帯域の繰り返し利用を行う同一周波数、同一時間スロット、または、同一コードを有する複数のアンテナビームを、相互間が直交関係を維持するように配置し、
前記複数のアンテナビームの相互間および周囲に、他の複数の周波数を有する複数のビームを配置し、
前記他の周波数を有し前記周波数帯域の繰り返し利用を行うビーム間は、それぞれ直交関係を有するようにビームを配置することを特徴とする請求項1に記載の衛星搭載用マルチビームアンテナ装置。 - 前記制御手段は、
前記ヌルを形成する地点として、前記同一周波数が使用されている地点を検知し、
前記同一周波数が使用されている時間のみに、検知された前記地点にヌルを形成するように前記フィードアレーを制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の衛星搭載用マルチビームアンテナ装置。 - 前記フィードアレーは、前記制御手段により選択される複数の素子アンテナを備え、
前記複数の素子アンテナは、前記制御手段の制御下で、
前記クロスオーバー点が1dB前後を有するビームを形成するように振幅位相制御され、
前記振幅位相制御が変化されることにより、ビーム方向を変化させて複数のビームを形成し、
前記複数のビームは、4個の円形ビーム、または3個の円形ビーム、または2個の楕円ビームからなり、前記クロスオーバー点がほぼ3dBになるカバレッジ範囲のエリアをカバーするように、ビームフォーミングネットワークを構成することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の衛星搭載用マルチビームアンテナ装置。 - 前記フィードアレーは、
前記マルチビームのうちの第1のビームに関連して、第1の周波数f1を受信する第1の受信機と、前記第1の周波数f1に隣接した周波数f0を受信する第2の受信機とを備えるとともに、
前記第1のビームに隣接する第2のビームに関連して、第2の周波数f2を受信する第3の受信機と、前記第1のビームの周波数f1を受信する第4の受信機とを備え、
前記第1の周波数f1で受信された受信信号を取り出す際に、前記第1のビームに隣接する1つ以上のビームにて受信された前記第1の周波数f1とほぼ同相になるように、前記第1および第4の受信機の出力信号をダイバーシチ受信合成することにより、新たなビームを形成することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の衛星搭載用マルチビームアンテナ装置。 - 前記フィードアレーは、
複数の素子アンテナと、
前記複数の素子アンテナの各々に設けられ、2つの直交する直線偏波、または、右旋および左旋を含む2つの円偏波に対応した第1および第2の偏波を有する一対の端子と、
前記一対の端子の各々に設けられた第1および第2の受信機と、
前記第1および第2の受信機の出力信号を選択または合成する出力回路とを備え、
前記第1の受信機は、前記複数の素子アンテナの第1の偏波を合成することにより第1のビームを形成し、
前記第2の受信機は、前記複数の素子アンテナの第2の偏波を合成することにより第2のビームを形成し、
前記出力回路は、前記第1および第2のビームの受信レベルを比較して受信レベルの高い方のビームを選択するか、または、前記第1および第2のビームを同相となるように合成するか、または、振幅および位相の両方を調整して受信信号が最大になるように合成して、受信ビームとして出力することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の衛星搭載用マルチビームアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008055A JP4954099B2 (ja) | 2008-01-17 | 2008-01-17 | 衛星搭載用マルチビームアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008055A JP4954099B2 (ja) | 2008-01-17 | 2008-01-17 | 衛星搭載用マルチビームアンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009171308A true JP2009171308A (ja) | 2009-07-30 |
JP4954099B2 JP4954099B2 (ja) | 2012-06-13 |
Family
ID=40971981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008008055A Active JP4954099B2 (ja) | 2008-01-17 | 2008-01-17 | 衛星搭載用マルチビームアンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4954099B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015078841A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 三菱電機株式会社 | レーダ装置 |
WO2017145376A1 (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 三菱電機株式会社 | マルチビーム形成装置、レーダ装置及び通信装置 |
US10601143B2 (en) | 2016-02-26 | 2020-03-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Antenna apparatus |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2988776C (en) * | 2015-06-09 | 2018-07-03 | SEAKR Engineering, Inc. | Leo flexible single axis beamforming |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01129508A (ja) * | 1987-11-14 | 1989-05-22 | Toshiba Corp | マルチビームアンテナ |
JPH07336135A (ja) * | 1994-06-13 | 1995-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
JP2000059141A (ja) * | 1998-08-07 | 2000-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
JP2000216631A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | マルチビ―ムアンテナ |
JP2005064546A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Ntt Docomo Inc | 信号伝送装置及び信号伝送方法 |
-
2008
- 2008-01-17 JP JP2008008055A patent/JP4954099B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01129508A (ja) * | 1987-11-14 | 1989-05-22 | Toshiba Corp | マルチビームアンテナ |
JPH07336135A (ja) * | 1994-06-13 | 1995-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
JP2000059141A (ja) * | 1998-08-07 | 2000-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
JP2000216631A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | マルチビ―ムアンテナ |
JP2005064546A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Ntt Docomo Inc | 信号伝送装置及び信号伝送方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015078841A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 三菱電機株式会社 | レーダ装置 |
WO2017145376A1 (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 三菱電機株式会社 | マルチビーム形成装置、レーダ装置及び通信装置 |
JP6279191B2 (ja) * | 2016-02-26 | 2018-02-14 | 三菱電機株式会社 | マルチビーム形成装置、レーダ装置及び通信装置 |
JPWO2017145376A1 (ja) * | 2016-02-26 | 2018-03-29 | 三菱電機株式会社 | マルチビーム形成装置、レーダ装置及び通信装置 |
US10601143B2 (en) | 2016-02-26 | 2020-03-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Antenna apparatus |
EP3965231A1 (en) | 2016-02-26 | 2022-03-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Antenna apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4954099B2 (ja) | 2012-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11689263B2 (en) | Small cell beam-forming antennas | |
JP7570233B2 (ja) | アンテナビーム追跡システムにおいて動的に干渉を低減する方法 | |
US7369085B1 (en) | Shared phased array beamformer | |
US6304214B1 (en) | Antenna array system having coherent and noncoherent reception characteristics | |
US6016123A (en) | Base station antenna arrangement | |
US6201801B1 (en) | Polarization diversity phased array cellular base station and associated methods | |
US20040157645A1 (en) | System and method of operation an array antenna in a distributed wireless communication network | |
US8077111B2 (en) | Optimized radiation patterns | |
US20150102959A1 (en) | Jammer suppression for broadcast satellite system services | |
KR20100065120A (ko) | 공유된 피드들을 갖는 안테나 및 다중 빔을 생성하기 위해 공유된 피드들을 갖는 안테나를 제조하는 방법 | |
CN110011708B (zh) | 通过对相同颜色的基本波束分组的多波束覆盖的方法以及实现这种方法的通信有效载荷 | |
WO2019075310A1 (en) | MITIGATION OF RAINFALL IMPAIRMENT BY HYBRID BEAM FORMATION | |
US20220353699A1 (en) | Base station antennas with sector splitting in the elevation plane based on frequency band | |
JP4954099B2 (ja) | 衛星搭載用マルチビームアンテナ装置 | |
JP5195126B2 (ja) | 衛星搭載用マルチビームアンテナ装置 | |
KR101714945B1 (ko) | 개선된 운용 대역폭을 위한 안테나를 전자적으로 조종 가능한 내장형 소자 | |
CN114843742A (zh) | 具有方位面中的全向覆盖的波束赋形天线 | |
JP2007324960A (ja) | 衛星通信方法及び装置 | |
Elsakka et al. | On the use of focal-plane arrays in mm-wave 5G base stations | |
Kehn et al. | Characterization of dense focal plane array feeds for parabolic reflectors in achieving closely overlapping or widely separated multiple beams | |
Yun et al. | Multibeam reflector antenna fed by few elements for Ka-band communication satellite | |
CN112787110A (zh) | 一种增益动态可调的多模一体化卫星天线 | |
WO2004082070A1 (en) | System and method of operation of an array antenna in a distributed wireless communication network | |
Sharifi‐Moghaddam et al. | Optimizing number of spots and cluster size of a high‐throughput communication satellite payload | |
JP3634047B2 (ja) | 移動体sng用グレーティングローブキャンセルアンテナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101013 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110913 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120313 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4954099 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |