JP2009170097A - 光学的情報記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光学的情報記録媒体は、第1の支持体と、書き換え可能な相変化材料を少なくとも含み、反射率が少なくとも18〜30%である記録層を有し、未記録状態の再生信号中に占めるアドレスピット信号成分であるアドレス出力値を0.18から0.27、もしくは、未記録状態の再生信号中に占めるアドレスピット信号開口率を0.3以上とする。更に、第2の支持層を有する。
【選択図】図20
Description
本発明の目的は、主たる記録信号とアドレス信号が、互いに干渉しあわず記録再生できる高密度相変化型の光学的情報記録媒体(記録ディスク)を提案することであり、特にこの目的を実現するためのアドレス信号出力範囲と、アドレス信号等の具体的な微細構造を寸法で示すことにある。
更にDVDに限定されることなく、開発中である短波長レーザーを利用した記録再生装置にも対応した、微細構造寸法を一般式で示すことにある。
また本発明の別の目的は、上記した記録再生領域と、違法コピー防止用のピット列及びアドレス信号を有する領域とを併せ持つ高密度相変化型の光学的情報記録媒体(記録ディスク)を提供し、主たる記録信号とアドレス信号の相互干渉を最小限に抑えて記録再生でき、なおかつ未記録時においてアドレス信号を良好に読み出せるアドレス信号性能範囲と、アドレス信号等の具体的な微細構造を寸法で示すことにある。
前記相変化材料は、未記録時に高反射率、記録後に低反射率となる相変化材料であり、
前記4分割ディテクターは、前記光ディスクの半径方向の直線と前記半径方向に直交する接線方向の直線とで分割された4つの領域を有し、前記接線方向の直線で分割された前記光ディスクの内周側の2つの領域から出力される第1の合成出力値と前記光ディスクの外周側の2つの領域から出力される第2の合成出力値との差分出力値で観測される前記第1のアドレスピットのピーク信号出力値を、前記4分割ディテクターの4つの領域から出力される全合成出力値で除したときに、0.18〜0.27の範囲となるように、前記支持体の屈折率、前記正弦波偏向グルーブのトラックピッチ、前記正弦波偏向グルーブ及び前記第1のアドレスピットの深さ、前記正弦波偏向グルーブの幅、前記第1のアドレスピットの長さ、前記記録マークのうちの最短マーク長を定めると共に、
前記正弦波偏向ピット列のトラックピッチが、前記正弦波偏向グルーブのトラックピッチと同一であり、
前記正弦波偏向ピット列の深さ、前記第2のアドレスピットの深さ、前記正弦波偏向グルーブの深さ、前記第1のアドレスピットの深さがいずれも同一であり、
前記正弦波偏向ピット列の幅と正弦波偏向グルーブの幅とが同一であり、
前記第2のアドレスピットの長さと前記第1のアドレスピットの長さとが同一であり、
前記正弦波偏向ピット列の最短ピット長さと前記最短マーク長とが同一であることを特徴とする光学的情報記録媒体を提供する。
また本発明なる別の光ディスクでは、アドレスピットがランド上に分散記録された記録再生領域と、違法コピー防止用のピット列及び分散したアドレス信号を有する領域とを併せ持つ高密度相変化型の光学的情報記録媒体(記録ディスク)を提供する。またアドレス信号の開口率を特定の範囲とすることによって、低いエラーレートでの読み取りを可能にする。またこれを実現するためのディスク支持体微細構造を寸法で特定したので、安定したディスク製造及び供給も可能とするものである。
アドレス情報は各アドレスピット13間の距離を基に記録される。従ってアドレスピット13自身の長さ(AL)は一定とする。図17はアドレス情報の一例を示す情報フォーマットである。冒頭にシンクビット(同期信号)があり、続いて相対アドレスデータが続き、そしてECCブロックアドレスデータ(ECC:エラー訂正コード)からなっている。例えばシンクは1ビット、相対アドレスデータが4ビット、ECCブロックアドレスデータが8ビットという構成になっている。
記録後のディスクは、図3に示した通りグルーブに反射率差のある記録マーク14が形成されているので、トラッキングは種々方法が取りうる。例えばDPDトラッキングやDPPトラッキングなどである。しかしながら未記録時は図2のとおりグルーブ11のみであり、トラッキング方法は事実上、プッシュプル法しか取り得ない。
記録マーク14の読みとり性能の指標の一つにジッターがある。これは記録後に、再生を行って、時間軸方向の揺らぎ(標準偏差)をクロックで除したものであり、数値は小さいほど安定した再生が得られる。例えばDVD規格ではイコライザー通過後、8.0%以下であることが決まっている。
DVDプレーヤーに代表される再生装置のピックアップには4分割のフォトディテクターが用いられている。このそれぞれの出力を加減乗除することによってアドレスピット信号を効率よく生成することができる。図6は上述したような4分割ディテクター9の模式図である。図2および図3に対応して縦軸は半径方向、横軸を接線方向(トラック方向)としている。4分割ディテクターの再生出力をそれぞれIa、Ib、Ic、Idとしているが、ここで図2および図3に対応してIa及びIbは内周側、Ic及びIdは外周側に配置したディテクターである。そして再生にあたっては、(Ia+Ib)−(Ic+Id)となるように出力を合成することでアドレスピット13をコントラスト良く再生することができる。
APb=|(Ia+Ib)−(Ic+Id)|/|(Ia+Ib+Ic+Id)|
また図8は記録状態の再生波形である。図7の波形に対し、グルーブ11に記録された情報マーク14の信号が重ね書きされている。この信号はグルーブ11に対して、あたかもノイズのように重畳されるので、アドレスピット13の読み取りには甚大な影響を及ぼす。言い換えれば未記録時にアドレスピットが正しくデコードできたとしても、記録後にはデコードできない場合が出てくる。
このようにアドレスピット出力値APbが大きい値ほど、アドレスピットは読み出しやすく、エラーレートは小さいものとなる。記録前後で比べると、記録前は読み出しやすいが、記録後は読み出しでエラーが発生しやすいことが分かる。記録信号が干渉しやすくなっているためであり、充分なAPb値が必要である。以上のことから、記録後のエラーレート、5%未満を確保するためには、アドレスピット出力値APbは0.18以上必要であるといえる。なお記録後のエラーレートが5%である状態を詳しく信号解析すると、RF信号の重畳がかなり見られ、図8におけるアドレスピットの開口率、すなわち図8におけるΔ/APsは、10%しかない。言い換えれば、Δ/APsが10%以上必要ともいえる。
アドレスピット13とグルーブ11は部分的に接しているので、アドレスピット13が記録後の記録マーク14の再生に干渉することも考えられる。そこで種々アドレスピット出力値(APb)を有する光ディスクについて、記録マーク14を読み取り、エラー数を計測した。図10にその測定値を示す。ここで横軸はアドレスピット出力値APbであり、縦軸はPIエラー数(連続8ECCブロックについて、1バイト以上誤ったブロック列の数)である。APbのある値を境に、急激にエラーが増大することが分かる。アドレスピット13の回折光が、記録マーク14に干渉して読み誤りを発生させていることが理解される。例えば、DVD規格ではPIエラーは280個以下であることを求めているので、アドレスピット出力値APbは0.27以下が相応しい。
本発明なる光ディスク及びドライブは、先述したとおり再生スポット径(λ/NA)に対して、小さいTPと小さい最短マーク長を想定している。更に(1)及び(2)で検討したように、再生波長より充分浅い深さを想定している。このような条件下で所望のアドレスピット出力値APbを得るための、ALとdの条件を検討した。
APb=0.14k+4.11n(d−26)/λ
つまり、未記録状態の再生信号中に占めるアドレスピット信号成分であるアドレスピット出力値(APb)の範囲:
0.18<APb<0.27
上記アドレスピット出力を満足する各種微細寸法:
0.05λ/n ≦ d ≦ 0.1λ/nであり、且つ
0.35≦(w/TP)≦0.55であり、且つ
0.18<0.14k+4.11n(d−26)/λ<0.27
なる関係を同時に満足する寸法d及びw及びk。
この2ビームによるマスタリングは、それぞれを単独に行った場合には位置精度が不充分となるので同時に行うのが望ましい。その場合、マスタービームとサブビームとの間隔はTP/2に設定することが必要となる。なお、この段階ではブランクマスターにはイメージは記録されるが、形状の変更はない。
また反射率調整、熱伝搬特性調整等を目的として公知の光反射膜(アルミニウム、金、銀やこれらを含む合金など)を併用して積層し、記録層3を構成してもよい。また、高密度記録再生を行うために、公知の超解像マスク膜やコントラスト増強膜を併用して積層してもよい。このような成膜を行う方法としては、公知の真空成膜法、例えばスパッタリング法やイオンプレーティング法、真空蒸着法、CVD法を用いることができる。特に相変化材料とスパッタリング法は相性がよく、量産性にも富んでいる。
本発明の一実施例である光ディスク1を赤色半導体レーザーを用いたディスクシステムに適応した例について説明する。なお使用するλは 650nm、対物レンズの開口数NAは0.6である。従って再生スポット径(λ/NA)は1083nm(1.083μm)である。
具体的には記録層3は、支持体2側よりZnSSiO/AgInSbTe/ZnSSiO/AlTiの順でスパッタリング法によって積層されている。そして反射率は18〜30%である。この構造で650nmにおける記録感度は7.5〜14.0mWとなっている。また635nm光においても記録することができ、その記録感度は650nmとほぼ同じ7.0〜13.0mWの範囲で保てる。
0.05・650/1.58≦d≦0.1・650/1.58、
すなわち20nm≦d≦41nmであり、且つ
0.35≦(w/0.74)≦0.55、
すなわち、
0.26μm≦w≦0.41μmであり、且つ
0.18<0.14k+4.11・1.58(d−26)/650<0.27、
すなわち0.18<0.14k +0.01(d−26)<0.27である。
ここで、ML=0.4μmであるから、
0.18<0.35AL+0.01(d−26)<0.27、すなわち
44<35AL+d<53 とも表現できる。
本発明の実施例である光ディスク1を緑色半導体レーザーを用いたディスクシステムに適応した例について説明する。使用するλは532nm、対物レンズの開口数NAは0.75である。従って再生スポット径(λ/NA)は709nm(0.709μm)である。
0.05・532/1.60≦d≦0.1・532/1.60、
すなわち17nm≦d≦33nmであり、且つ
0.35≦(w/0.468)≦0.55、
すなわち0.16μm≦w≦0.26μmであり、且つ
0.18<0.14k+4.11・1.60(d−26)/532<0.27、
すなわち0.18<0.14k+0.012(d−26)<0.27である。
また各種層の厚みやその内部構成、外寸、構成材料は必要に応じ随時変更することが可能である。
アドレス情報は各アドレスピット13間の距離を基に記録される。従ってアドレスピット13自身の長さ(AL2)は一定とする。図17はアドレス情報の一例を示す情報フォーマットである。冒頭にシンクビット(同期信号)があり、続いて相対アドレスデータが続き、そしてECCブロックアドレスデータ(ECC:エラー訂正コード)からなっている。例えばシンクは1ビット、相対アドレスデータが4ビット、ECCブロックアドレスデータが8ビットという構成になっている。なおここでピット列15に対して内周側をそのアドレスとするか、外周側をアドレスとするかは任意である。またアドレスピット13は正弦波グルーブ11が最大偏向した位置(正弦波の頂点±10度以内)に配置される。なおピット列15とアドレスピット13は共に同じ深さd2(図示せず)となっている。
微細構造101と102は互いに異なる物理パラメータ、例えば異なるトラックピッチ(TP、TP2)や異なる深さ(d、d2)、異なる幅(w、w2)であってよい。しかしながらシステムの簡略化やディスク製造を容易にするために、それぞれのパラメータは幾つかが同じであることが望ましく、すべてが同一であることが更に望ましい。また記録層3、樹脂層4についても、微細構造101上と微細構造102上とでは、同一組成、同一膜厚であることが望ましい。また刻まれるアドレス情報は、一貫したテーブルを微細構造101と102とでシェアし、互いに重ならないように利用するのが望ましい。
このようにアドレスピット13だけ突出して検出できれば、アドレスを読み取ることができる。その読み取り性能は、アドレスピット13の出力が大きく、しかもピット列13からの漏れ込みが少ないほど良いので、図22におけるアドレスピットの開口率が大きいほどエラーレートの低い信号といえる。ここで第2領域における開口率をRとし、その定義は、
R=Δ2/AP2
とする。そして開口率Rとアドレスピット13のエラーレートの相関を求めるために、AL2を種々可変して光ディスク100を試作した。ただしピット列は8/16変調とし、アドレスピット13に隣接するピット15Zはすべて14T(同期信号)に揃えた。このようにして試作したディスクについて、未記録時のアドレスピット13のエラーレートを測定した。
第1領域(微細構造101): 0.18<APb<0.27
第2領域(微細構造102): R>0.3
上記アドレスピット信号の性能を満足する微細寸法、特に第2領域についての微細寸法はパラメータが多く、特定は容易ではない。しかしながら第2領域の制限範囲は、記録と再生の双方についてアドレスエラーレートの確保が必要な第1領域に比べれば遥かに広い。また先述したように第1領域と第2領域のパラメータはできるだけ共通していることが望ましいから、個々のケースについて、第1領域の制限範囲がそのまま取り込めるかどうかを検討し、必要であれば一部修正して用いるのがよい。しかしながら多くの場合、第1領域の制限範囲をほぼそのまま持ち込むことが可能である。
本発明の一実施例である光ディスク100を赤色半導体レーザーを用いたディスクシステムに適応した例について説明する。なお使用するλは650nm、対物レンズの開口数NAは0.6である。従って再生スポット径(λ/NA)は1083nm(1.083μm)である。
具体的には記録層3は、支持体2側よりZnSSiO/AgInSbTe/ZnSSiO/AlCrの順でスパッタリング法によって積層されている。そして反射率は18〜30%である。ディスクの製造にあたっては図27記載の製造方法に従った。図18の製造方法と共通する部分の説明は省略するが、支持体2に記録層3を成膜(図27e)後、別途厚み0.6mmのダミー支持体5を用意し(図27f)、続いてこれら2枚を樹脂層4を介して貼り合わせてディスクを完成させた(図27g)。この構造で、記録層3の650nmにおける記録感度は7.5〜14.0mWとなっている。また635nm光においても記録することができ、その記録感度は650nmとほぼ同じ7.0〜13.0mWの範囲で保てる。
ルーブ11の周期はシンクフレームの8倍の周波数で記録されている。また波の振幅は9から17nmの範囲内の任意としている。また、CLV(線速度一定)記録のため、隣接トラックどうしの位相はランダムである。そしてグルーブ11よりも外側のランドに、一定長さALのアドレスピット13がアドレス値に従って刻まれている。またグルーブ11の深さは、アドレスピット13の深さと同じであり、共にdである。
20nm≦d≦41nmであり、且つ
0.35≦(w/0.74)≦0.55であり、且つ
44<35AL+d<53である。
そしてこれを実現するためのdとALの範囲は図12に記載された平行四辺形の範囲内である。すなわち(d、AL)=(41、0.08)、(41、0.34)、(20、0.94)、(20、0.68)で囲まれた範囲である。
続いて第2領域についても、これら微細寸法が適応できるかどうかを検討する。すなわち平行四辺形を構成する4点について、それぞれw2/TP2(=w2/0.74)を0.35から0.55まで可変して試作し、未記録時の第2領域開口率Rと、そのエラーレート(100ECCブロック以上について計測した時のブロックエラーレート)を測定した。結果を図26に示す。d2=20nmの時、R=0.45から0.75の値を取り、またd2=41nmの時、R=0.48から0.78の値を取ることが分かる。これらの値は、すべてR>0.3であり、実測したエラーレートも2.3%以下であり、充分低いエラーレートが得られた。言い換えれば、第2領域の微細寸法(d2、w2、AL2)は第1領域のそれと同じ範囲でよいといえる。従って2つの領域の再生を行うシステムの設計に困難を生ずることがない。
本発明の一実施例である光ディスク100を赤色半導体レーザーを用いたディスクシステムに適応した例について説明する。なお使用するλは650nm、対物レンズの開口数NAは0.6である。従って再生スポット径(λ/NA)は1083nm(1.083μm)である。
このようにして製造した光ディスク100の未記録時のアドレスピット13の読み取りは、第1領域、第2領域とも良好であった。また第1領域に対し、図3のように記録を施した。すなわちグルーブ11内に最短マーク長ML0.40μmの8/16変調信号を記録(記録マーク14)した。この時記録後のアドレスピット13の読み取り性も良好であった。また記録マーク14は、良好に再生することができた。
2 支持体
3 記録層
4 樹脂層
5 ダミー支持体
7 透過層
9 4分割ディテクター
10 微細構造
11 グルーブ
12 ランド
13 アドレスピット
14 情報マーク
15 コピー防止用ピット列
15Z アドレスピットに隣接するコピー防止用ピット
20 微細構造
21 グルーブ
22 ランド
23 アドレスピット
24 アドレス領域
100 光ディスク
101 第1領域の微細構造
102 第2領域の微細構造
Claims (1)
- 正弦波偏向グルーブと第1のランドと前記第1のランドに分散して配置された一定の長さを有する第1のアドレスピットとからなる微細構造を有した第1領域と、正弦波偏向ピット列と第2のランドと前記第2のランドに分散して配置された一定の長さを有する第2のアドレスピットとからなる微細構造を有した第2領域とを有する第1の支持体と、前記微細構造上に形成された書き換え可能な相変化材料を少なくとも含む反射率18〜30%の記録層と、前記記録層上に形成される接着性樹脂層とを少なくとも有し、前記記録層の前記正弦波偏向グルーブ上に記録マークの長さを異ならせることにより、前記記録層の反射率よりも低くかつ読み取り可能な反射率を有する前記記録マークが変調記録される一方、前記変調記録された記録マークが、再生波長λを用いて、4分割ディテクターにより再生される光学的情報記録媒体であって、
前記相変化材料は、未記録時に高反射率、記録後に低反射率となる相変化材料であり、
前記4分割ディテクターは、前記光学的情報記録媒体の半径方向の直線と前記半径方向に直交する接線方向の直線とで分割された4つの領域を有し、前記接線方向の直線で分割された前記光学的情報記録媒体の内周側の2つの領域から出力される第1の合成出力値と前記光学的情報記録媒体の外周側の2つの領域から出力される第2の合成出力値との差分出力値で観測される前記第1のアドレスピットのピーク信号出力値を、前記4分割ディテクターの4つの領域から出力される全合成出力値で除したときに、0.18〜0.27の範囲となるように、前記第1の支持体の屈折率、前記正弦波偏向グルーブのトラックピッチ、前記正弦波偏向グルーブ及び前記第1のアドレスピットの深さ、前記正弦波偏向グルーブの幅、前記第1のアドレスピットの長さ、前記記録マークのうちの最短マーク長を定めると共に、
前記正弦波偏向ピット列のトラックピッチが、前記正弦波偏向グルーブのトラックピッチと同一であり、
前記正弦波偏向ピット列の最短ピット長さと前記最短マーク長とが同一であると共に、
前記接着性樹脂層上に、第2の支持体を積層したことを特徴とする光学的情報記録媒体。
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