JP2009169880A - メディアリーダライタ - Google Patents

メディアリーダライタ Download PDF

Info

Publication number
JP2009169880A
JP2009169880A JP2008010025A JP2008010025A JP2009169880A JP 2009169880 A JP2009169880 A JP 2009169880A JP 2008010025 A JP2008010025 A JP 2008010025A JP 2008010025 A JP2008010025 A JP 2008010025A JP 2009169880 A JP2009169880 A JP 2009169880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
media
power
slot
medium
host device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008010025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5270180B2 (ja
Inventor
Ko Yamashita
鋼 山下
Michiya Otsu
道也 大津
Hiroki Shako
洋樹 車古
Rie Shoda
理恵 庄田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IO Data Device Inc
Original Assignee
IO Data Device Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IO Data Device Inc filed Critical IO Data Device Inc
Priority to JP2008010025A priority Critical patent/JP5270180B2/ja
Publication of JP2009169880A publication Critical patent/JP2009169880A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5270180B2 publication Critical patent/JP5270180B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】多数の制御用のLSIを用いることなく、低コストに構成でき、且つアクセス速度を低下させることなく多数のメディアを装着可能にして実質的に同時に多数のメディアを使用可能とする。
【解決手段】複数のメディアを装着するスロット(10)を備え、メディア検出信号によってオンする電源用スイッチ(11)と、制御回路(13)からの制御によってオンする信号用スイッチ(12)を備える。電源用スイッチ(11)は、スロットにメディアが装着されると、該当の電源用スイッチ(11)がオンして、そのメディアに対して電源が供給される。制御回路(13)は信号用スイッチ(12)を制御して、メディア信号バスを介し、所定のメディアに対してデータの入出力を行う。
【選択図】図2

Description

この発明は、メモリカード等のメディアに対してデータの読み書きを行うメディアリーダライタに関するものである。
近年、携帯電話を含むディジタルカメラの普及とともに、ディジタルカメラ用メディアはコンビニエンスストア等の身近な販売店で、従来の銀塩写真フィルムのような感覚で廉価に購入できるようになってきた。そのため、一人のユーザが複数の撮影済みメディアを保有するといった利用形態が増えてきた。
また、ディジタルカメラ用メディアはディジタルカメラだけでなく汎用のメディアとして利用できるため、複数のメディアを所有するケースも多くなっている。
従来、このような複数のメディア内のデータを確認したりプリンタアウトしたりする場合には、パソコンに内蔵されている、または外付けのリーダライタに所望のメディアを1枚入れて内容をチェックし、所望のデータが見つからなければ別のメディアと交換して探し直すといった作業を行っていた。しかも、メディアの装着時にはそのメディアが一つのドライブとして通常は自動的にマウントされるが、取り外す際には一旦アンマウントの操作が必要になり、作業が繁雑になる。
このようなメディアの交換作業を無くすために、メディアの内容を作成の都度パソコンにコピー/移動して整理しておくことが求められるが、前述のフィルム感覚でメディアを複数購入するといったユーザも多数存在し、これらのユーザには、敢えて複数のメディアを実質的に同時に使用する形態が好まれている。
そこで、同時に複数のメディアに対してアクセス可能なように、従来は例えば図1に示すように、パソコン1に対してUSBハブ2を接続し、そのUSBハブ2に複数のメディアリーダライタ3a,3b・・・3nを接続して、それぞれのリーダライタ3a,3b・・・3nにメディアを装着するといった方法を採ることになる。
一方、メモリカードのインタフェースを有する電子機器において、インタフェースに複数のメモリカードを接続する際に、使用するメモリカードにのみ信号を供給することによって、電子機器に予め備えているインタフェースの数よりも多くのメモリカードを切り換えて使用できるようにしたものが特許文献1に示されている。
ちなみに、現在販売されているリーダライタは、SDメモリカード、メモリステック、MMC(マルチメディアカード)、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の複数種のメディアに対して対応できる機能を集積した1チップのLSIで実現しているが、LSIメーカーは大量生産が見込まれる数種のLSIを供給するだけであり、同一種類のメディア(例えばSDメモリカード)について5個や10個といった多数のメディアに対応することはできなかった。
特開2004−133695号公報
ところが、図1に示した形態ではUSBハブが必要であるだけでなく、用いようとするメディアの数だけリーダライタおよびUSBケーブルを用意しておかなければならず、コスト高になるばかりか、全体にコンパクトに利用できないといった問題があった。
また、特許文献1に示されている装置では、いわゆるUSBバスパワーの問題については触れられていない。すなわち、例えば前述のマルチリーダライタ用のLSIを、設けようとするスロットの数だけ実装し、且つそのLSIの数分のUSB−HUBチップを実装すれば多数のメディアを同時に扱うリーダライタが実現できる。しかしそのような構成ではLSIコストが大幅に増大するというだけでなく、電源供給がUSBのバスパワーでは足りなくなり、ACアダブタを別途用意してセルフパワー仕様にする必要が生じる。これではコンシューマ用機器としては物理的使用感が致命的に悪くなってしまう。
仮に、特許文献1に示されているように、メモリカードのインタフェースをセレクタを介して複数のメモリカードに接続するとしても、同時に複数のメモリカードに対してアクセスできるようにする仕様の関係上、装着されている全てのメモリカードに対して電源供給を行う必要があり、上述の電源供給の問題が生じる。
そこで、この発明の目的は、多数の制御用のLSIを用いることなく、低コストに構成でき、且つアクセス速度を低下させることなく多数のメディアを装着可能にして実質的に同時に多数のメディアを使用可能とするメディアリーダライタを提供することにある。
前述の問題を解消するために、この発明は次のように構成する。
(1)複数のメディアを装着し、信号線を介してメディア装着状態を通知するメディア検出信号発生手段を有する複数のスロットと、
前記複数のスロットに装着される前記メディアとの間で選択的にメディア信号を伝達する信号用スイッチと、
前記メディアの装着により発生される前記メディア検出信号によって、当該メディアが装着されたスロットに対して選択的に電源を供給する電源用スイッチと、
ホスト装置との間で通信を行うバスパワー機能を備える通信インタフェースラインと、
前記通信インタフェースライン、前記信号用スイッチおよび前記電源用スイッチに接続され、前記複数のスロットのメディア検出信号の状態に応じて、各スロットに対するメディアの着脱状態の情報を前記通信インタフェースを通して前記ホスト装置へ通知する手段と、前記スロットに装着されたメディアとの間でデータの入出力を行うとともに前記ホスト装置との間で通信し、ホスト装置のオペレーティングシステムに対して新たな外部記憶装置の装着があった状態をエミュレートする手段と、を有する制御回路と、
を備えたことを特徴としている。
この構成により、複数のスロットのいずれかに所望のメディアを装着するだけで、制御回路の制御によらずに、そのメディアに対して電源が供給され、その後の制御回路の制御により、ホスト装置は外部記憶装置として利用できるようになる。また、メディアが装着された時点ですぐに電源が供給されるので、複数のスロットを備えているにもかかわらず、メディアが装着されてから実際にアクセスが開始されるまでの時間が短縮化できる。
(2)前記制御回路は、前記ホスト装置からの要求に応じて、前記スロットのいずれかに装着されたメディアに対してアクセスする際に、当該メディアが装着されているスロットの前記電源用スイッチを制御して電源を供給する電源制御手段を有していてもよい。
この構成によれば、電源制御手段は、ホスト装置からアクセスが無いときに電源を遮断し、ホスト装置からアクセス要求のあったメディアに対する電源が遮断されているとき、当該メディアに対して電源供給が再開できる。そのため、アクセスの無いメディアに対する電源供給を停止して全体の電力消費を抑えることができる。したがって通信インタフェースラインを介するバスパワーの制限内でより多数のスロットを設けることができる。
また、電源供給が停止されているメディアに対してもホスト装置から通常通りアクセスできる。そのため、実際には電源供給が停止されているメディアがあるにもかかわらず、ホスト装置側から見れば複数のスロットに装着されているメディアが全てマウントされた状態として扱える。
(3)前記制御回路は、前記スロットのいずれかにメディアが装着されたことを前記メディア検出信号により検出された際、既にメディアが装着されているスロットの前記電源用スイッチを制御して電源供給を停止するとともに、前記メディアが装着されたスロットの前記電源用スイッチを制御して電源を供給する電源制御手段を有していてもよい。
この構成により、新たにメディアが装着された場合に、そのスロットに対して電源供給がなされ、使用を開始することができ、しかもすでに装着されているスロットに対しては電源供給が停止されるため、全体の必要な電力を抑えることができ、通信インタフェースラインの前記バスパワーの許容電力を超えない規定のバスパワーの範囲で、多数のメディアを扱えるようになる。
(4)前記スロットに対して電源供給についての優先順位を設定し、前記電源制御手段は、前記電源供給の休止を前記優先順位の低いスロットについて適用するようにしてもよい。
この構成により、優先順位の高いスロットに装着されているメディアについては、他のスロットに他のメディアが装着された際にも電源供給が停止されないので、電源供給再開時の処理が無くなり、ホスト装置からのアクセスが速やかに行えるようになり、ユーザの使用上のストレスが低減できる。
《第1の実施形態》
図2はこの発明の第1の実施形態に係るメディアリーダライタの構成を示すブロック図である。このメディアリーダライタ101には、複数のスロット10、通信インタフェースコネクタとしてのUSBコネクタ15、電源回路14、メディア制御用汎用LSIである制御回路13、信号用スイッチ12、および電源用スイッチ11を備えている。
各スロット10a〜10nにはそれぞれメディア(例えばSDメモリカード)が任意に装着され、USBコネクタ15にはホスト装置(パソコン)からUSBケーブルが接続される。
複数のスロット10a,10b・・・10nにはそれぞれメディア7a,7b・・・7nが装着される。信号用スイッチ12a,12b・・・12nは、スロット10a,10b・・・10nとメディア信号バス23との間に設けられ、スロット10a,10b・・・10nに装着されているメディア7a,7b・・・7nのメディア信号をメディア信号バス23に選択的に接続する。電源用スイッチ11a,11b・・・11nは、スロット10a,10b・・・10nに装着されているメディア7a,7b・・・7nに対して選択的に電源を供給する。
各スロット10a,10b・・・10nからはメディア検出信号ライン20a,20b・・・20nへメディア検出信号が出力される。
制御回路13には、制御バスにつながるメディア検出信号ライン20および信号用スイッチ用制御ライン21、メディア信号バス23、ホスト通信信号ライン、電源ライン24がそれぞれ接続されている。この制御回路13にはカスタムファームウエアを書き込むメモリを備えていて、そのファームウエアを実行することによって後述する処理を行う。
電源用スイッチ11a,11b・・・11nはメディア検出信号ライン20a,20b・・・20nの各信号によって、(メディアが装着されている状態を表す信号によって)オンし、該当のメディアに対して電源を供給する。
制御回路13は、信号用スイッチ制御ライン21によって所望の信号用スイッチ12a,12b・・・12nをオンすることによって、メディア信号バス23を介して所定のスロットに装着されているメディアとの間でデータの入出力を行う。このメディア検出信号ライン20および信号用スイッチ制御ライン21に対する入出力はGPIO(General Purpose I/O)によって行う。
電源回路14は、ホスト通信信号ラインであるUSBライン16から供給されるバスパワーを基に所定の電源電圧(例えばSD用電源)を発生し、上記電源ライン24へ電源電圧を供給する。
上記制御回路13はメディア制御用の汎用のLSIであり、ファームウェア用のメモリに対して、以降に説明する処理を行うためのファームウェアを書き込む。すなわち、例えばUSB接続されたパソコン等に対して例えば10スロットのSDメモリカードのリーダライタとしてエミレーションする。したがってユーザは複数枚のSDメモリカードをSDスロットに入れておきさえすれば、パソコンのOS(オペレーティングシステム)標準の環境で入替えなしに自由に使用することができる。
なお、USBは基本的にマスタ側であるホスト装置からアクセスされるので、上記ファームウェアは、指定されたスロットに相当するSDメモリカードをアクティブにしてアクセスする制御を行うプログラムである。
このように構成することによって、信号用スイッチ12および電源用スイッチ11がスロットの数分必要となるが、コストの最大要因であるLSIは1つの汎用LSIで構成できるので、全体に低コスト化が図れる。またその実装面積が小さいので、基板コストの低減化も果たすことができ、小型低コストな多スロットのメディアリーダライタが構成できる。
図3は、上記制御回路13が行う、スロット10に対するメディア装着時の処理手順を示すフローチャートである。
まずメディアが装着されたか否かをメディア検出信号によって検出し、新たに装着されたなら、そのメディアに対して初期時に必要な処理を行う(S11→S12)。図2に示したように、例えばスロット10aにメディア7aを装着すると、その時点で発生されるメディア検出信号によって電源用スイッチ11aがオンし、そのメディア7aに対してすぐに電源が供給される。
そして、ホスト装置との間でUSBを介して通信を行うとともに、装着されたメディアとの間でデータの入出力を行う(S13)。これにより、ホスト装置(パソコン)8側から見ると、新しい外付け記憶装置がマウントされることになる。
図4は、図2に示した制御回路13が行う、ホスト装置との通信に関する処理手順を示すフローチャートである。
まずホスト装置からリードライトのアクセス要求を受信する(S21)。ホスト装置のOSはホスト装置(パソコン)のユーザに対して各メディアを外部記憶装置のドライブとしてエミュレートする(S22)。したがってユーザは所定のドライブに対して読み書きの操作を行うことになる。
ホスト装置からの所定のメディア(ドライブ)へのリードライトアクセスに要する一連の処理が終了するまで上記処理を繰り返し、これが終了すればホスト装置との通信を完了する(S23→S21→・・・)。
図5は、図2に示した制御回路13が行う、スロット10からのメディア離脱時の処理手順を示すフローチャートである。
メディアの離脱を、前記メディア検出信号によって検出すると、ホスト装置との間でUSBを介して通信を行うとともに、メディアの離脱に関する処理を行う(S31→S32)。これにより、ホスト装置(パソコン)8側から見ると、外付け記憶装置がアンマウントされることになる。
《第2の実施形態》
図6はこの発明の第2の実施形態に係るメディアリーダライタ102の構成を示すブロック図である。第1の実施形態で図2に示したメディアリーダライタ101と異なるのは、信号用スイッチ12および電源用スイッチ11に対してスイッチ制御信号を与える構成である。その他の構成は図2に示したものと同様である。
図2に示した例では、全てにスロットについて電源用スイッチ11がメディア検出信号によって直接オンするように構成したが、図6の例では、少なくともスロット10b,10nの電源用スイッチ11b,11nに対して信号用スイッチ12b,12nに対する制御信号を与えるように構成している。
また、制御回路13には、ホスト装置からの要求に応じて、スロット10のいずれかに装着されたメディアに対してアクセスする際に、メディアが装着されているスロットの電源用スイッチ11を制御して電源を供給する電源制御手段を有する。
すなわち、これらのスロットについては制御回路13が信号用スイッチをオンしてメディア信号バスを介して所定のメディアに対しデータの入出力を行う際に、電源用スイッチをオンしてそのメディアに対して電源を供給する。
この構成によれば、ホスト装置からアクセスが無いときに電源を遮断し、ホスト装置からアクセス要求のあったメディアに対する電源が遮断されているとき、そのメディアに対して電源供給が再開できる。そのため、アクセスの無いメディアに対する電源供給を停止して全体の電力消費を抑えることができる。したがって通信インタフェースラインを介するバスパワーの制限内でより多数のスロットを設けることができる。
また、電源供給が停止されているメディアに対してもホスト装置から通常通りアクセスが開始できる。そのため、実際には電源供給が停止されているメディアがあるにもかかわらず、ホスト装置側から見れば複数のスロットに装着されているメディアが全てマウントされた状態として扱える。
図7は、上記信号用スイッチと電源用スイッチが共に制御回路によって制御されるスロットについてのメディア装着時の処理手順を示すフローチャートである。
まずメディアが装着されたか否かをメディア検出信号によって検出し、新たに装着されたなら、他のスロットへの電源供給を遮断し、新たにメディアが装着されたスロットの電源用スイッチをオンして、電源を供給する(S41→S42→S43)。
そして、ホスト装置との間でUSBを介して通信を行うとともに、装着されたメディアとの間でデータの入出力を行う(S44)。これにより、ホスト装置(パソコン)8側から見ると、新しい外付け記憶装置がマウントされることになる。
ホスト装置との通信は第1の実施形態の場合と同様である。メディア離脱時には、該当のスロットについての信号用スイッチと共に電源用スイッチをオフすることになる。
《第3の実施形態》
図8はこの発明の第3の実施形態に係るメディアリーダライタ103の構成を示すブロック図である。第1の実施形態で図2に示したメディアリーダライタ101と異なるのは、信号用スイッチ12および電源用スイッチ11に対してスイッチ制御信号を与える構成である。
図2に示した例では、全てにスロットについて電源用スイッチ11がメディア検出信号によって直接オンするように構成したが、図6の例では、少なくともスロット10b,10nの電源用スイッチ11b,11nに対して信号用スイッチ12b,12nとは独立して制御信号を与えるように構成している。その他の構成は図2に示したものと同様である。
この構成により、新たにメディアが装着された場合に、そのスロットに対して電源供給がなされ、使用を開始することができ、しかもすでにメディアが装着されているスロットに対しては電源供給が停止できるため、全体の必要な電力を抑えることができ、通信インタフェースラインの前記バスパワーの許容電力を超えない規定のバスパワーの範囲で、多数のメディアを扱えるようになる。
図9は、図8に示した信号用スイッチと電源用スイッチが共に制御回路によって制御されるスロットについて、制御回路13が行う、ホスト装置との通信に関する処理手順を示すフローチャートである。
まずメディアが装着されたか否かをメディア検出信号によって検出し、新たに装着されたなら、既に装着されているメディアの数と今回装着された数1つ分の合計が制限内であるか否かを判定する(S51→S52)。この制限数はUSBのバスパワーで電力が賄えるか否かによって予め定めておく。
メディアの装着数か制限内であれば、今回メディアが装着されたスロットに対して電源供給を行う(S54)。そして、ホスト装置との間でUSBを介して通信を行うとともに、装着されたメディアとの間でデータの入出力を行う(S55)。もし、今回新たにメディアが装着されることによって装着数が制限を超えることになれば、既にメディアが装着されているスロットのうち最も優先順位の低いスロットへの電源供給を休止する(S52→S53)。その後、今回装着されたスロットに対して電源供給を行う(S54)。
上記優先順位の設定は、例えばスロット番号の順に予め定めておき、スロット番号が若い程、優先順位が高いものとしておく。これにより、ユーザは頻繁にアクセスするメディアである程、番号の若いスロットへ装着することによって、多数のメディアを装着している状態でも全体に効率的なアクセスが可能となる。
これによって常にUSBのバスパワーの許容値を超えることなく且つ多数のメディアの装着を許容することができる。
なお、図9のステップS53の処理によって電源供給が休止されても、ホスト装置(オペレーティングシステム)にはその状態を通知する訳ではないので、ホスト装置側から見て該当のメディア(ドライブ)はマウントされたままとして扱える。
図10は図8に示した制御回路13が行う、ホスト装置との通信に関する処理手順を示すフローチャートである。
まずホスト装置からリードライトのアクセス要求を受信する(S61)。ホスト装置のOSはホスト装置(パソコン)のユーザに対して各メディアを外部記憶装置のドライブとして処理する。したがってユーザは所定のドライブに対して読み書きの操作を行うことになる。
そして、該当のメディアが装着されているスロットの電源状態を判定し、該当のスロットに対する電源を休止している状態であれば、そのスロットへの電源供給を再開する(S62→S63→S65)。その後、メディアとのデータの入出力を行うとともにホスト装置へ上記リードライトアクセスの要求に対する応答を行う(S66)。
上記該当スロットの電源が既にオン状態であれば、ステップS63の電源供給再開処理は行わず、そのまま直ちにメディアのデータ入出力を行う(S62→S66)。そのためホスト装置からのリードライトアクセス要求に対して応答遅れなくメディアとのデータの入出力が可能となる。
もし、該当のメディアが装着されているスロットに対する電源供給を再開することによって、既に装着されているメディアの数と今回電源供給を再開するスロットの数1つ分の合計が制限を超える場合は、既にメディアが装着されているスロットのうち最も優先順位の低いスロットへの電源供給を先ず休止する(S63→S64)。その後に該当のスロットへの電源供給を再開する(S65)。
ホスト装置からの所定のメディア(ドライブ)へのリードライトアクセスに要する一連の処理が終了するまで上記処理を繰り返し、これが終了すればホスト装置との通信を完了する(S67→S61→・・・)。
このようにして、常にUSBのバスパワーの許容値を超えることなく且つ多数のメディアの装着を許容することができる。
また、電源供給が休止されている場合でも、電源供給を再開して初期化処理(電源供給再開時の処理)を行うことによって、通常通りの処理を行えるので、ホスト装置側から見て該当のメディアが常に使用状態であるものと見なせる。
なお、上述した制御では、複数のスロットに対して装着されるメディアの数が制限以内であれば各メディアに対して常に電源供給がなされることになるが、省電力のためにホスト装置からのアクセスがくるまでは電源をオフにしておくように構成してもよい。
以上に示した各実施形態ではメディアリーダライタとホスト装置との間をUSBで接続する例を示したが、バスパワー機能を備えた通信インタフェースであれば同様に適用できる。
また、メディアとしてはSDメモリカード以外に、MicroDrive等の他のメディアについても同様に適用できる。
従来技術による、同一種類の複数のメディアを同時にアクセス可能とするためのシステム構成を示す図である。 この発明の第1の実施形態に係るメディアリーダライタ構成を示すブロック図である。 同メディアリーダライタ内の制御回路が実行する、メディア装着時の処理手順を示すフローチャートである。 同メディアリーダライタ内の制御回路が実行する、ホスト装置との通信に関する処理手順を示すフローチャートである。 図2に示した制御回路が実行する、スロット10からのメディア離脱時の処理手順を示すフローチャートである。 この発明の第2の実施形態に係るメディアリーダライタの構成を示すブロック図である。 同メディアリーダライタにおいて、信号用スイッチと電源用スイッチが共に制御回路によって制御されるスロットについてのメディア装着時の処理手順を示すフローチャートである。 この発明の第3の実施形態に係るメディアリーダライタの構成を示すブロック図である。 同メディアリーダライタにおいて、信号用スイッチと電源用スイッチが共に制御回路によって制御されるスロットについての、ホスト装置との通信に関する処理手順を示すフローチャートである。 同メディアリーダライタにおいて、制御回路13が実行する、ホスト装置との通信に関する処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10−スロット
11−電源用スイッチ
12−信号用スイッチ
13−制御回路
14−電源回路
15−USBコネクタ
16−USBライン
20−メディア検出信号ライン
21−信号用スイッチ制御ライン
22−制御信号バス
23−メディア信号バス
24−電源ライン
101〜103−メディアリーダライタ

Claims (4)

  1. 複数のメディアを装着し、信号線を介してメディア装着状態を通知するメディア検出信号発生手段を有する複数のスロットと、
    前記複数のスロットに装着される前記メディアとの間で選択的にメディア信号を伝達する信号用スイッチと、
    前記メディアの装着により発生されるメディア検出信号によって、当該メディアが装着されたスロットに対して選択的に電源を供給する電源用スイッチと、
    ホスト装置との間で通信を行うバスパワー機能を備える通信インタフェースラインと、
    前記通信インタフェースライン、前記信号用スイッチおよび前記電源用スイッチに接続され、前記複数のスロットのメディア検出信号の状態に応じて、各スロットに対するメディアの着脱状態の情報を前記通信インタフェースラインを通して前記ホスト装置へ通知する手段と、前記スロットに装着されたメディアとの間でデータの入出力を行うとともに前記ホスト装置との間で通信し、ホスト装置のオペレーティングシステムに対して新たな外部記憶装置の装着があった状態をエミュレートする手段と、を有する制御回路と、
    を備えたことを特徴とする、メディアリーダライタ。
  2. 前記制御回路は、前記ホスト装置からの要求に応じて、前記スロットのいずれかに装着されたメディアに対してアクセスする際に、当該メディアが装着されているスロットの前記電源用スイッチを制御して電源を供給する電源制御手段を有する請求項1に記載のメディアリーダライタ。
  3. 前記制御回路は、前記スロットのいずれかにメディアが装着されたことを前記メディア検出信号により検出された際、既にメディアが装着されているスロットの前記電源用スイッチを制御して電源供給を停止するとともに、前記メディアが装着されたスロットの前記電源用スイッチを制御して電源を供給する電源制御手段を有する請求項2に記載のメディアリーダライタ。
  4. 前記スロットに対して電源供給についての優先順位を設定し、前記電源制御手段は、前記電源供給の休止を前記優先順位の低いスロットについて適用する請求項3に記載のメディアリーダライタ。
JP2008010025A 2008-01-21 2008-01-21 メディアリーダライタ Active JP5270180B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008010025A JP5270180B2 (ja) 2008-01-21 2008-01-21 メディアリーダライタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008010025A JP5270180B2 (ja) 2008-01-21 2008-01-21 メディアリーダライタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009169880A true JP2009169880A (ja) 2009-07-30
JP5270180B2 JP5270180B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=40970937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008010025A Active JP5270180B2 (ja) 2008-01-21 2008-01-21 メディアリーダライタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5270180B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012242942A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Panasonic Corp Hub装置の制御方法およびhub装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000259544A (ja) * 1999-03-08 2000-09-22 Ricoh Co Ltd コンピュータシステム
JP2002222391A (ja) * 2001-01-29 2002-08-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd メモリカード管理装置及びメモリカード管理方法
JP2003280775A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Ricoh Co Ltd Usbデバイスおよびusbデバイスの制御方法
JP2004133695A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Ricoh Co Ltd メモリカード制御方式及び電子機器
JP2004246684A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Canon Inc 記録装置、その制御方法およびプログラム
JP2006221503A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000259544A (ja) * 1999-03-08 2000-09-22 Ricoh Co Ltd コンピュータシステム
JP2002222391A (ja) * 2001-01-29 2002-08-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd メモリカード管理装置及びメモリカード管理方法
JP2003280775A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Ricoh Co Ltd Usbデバイスおよびusbデバイスの制御方法
JP2004133695A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Ricoh Co Ltd メモリカード制御方式及び電子機器
JP2004246684A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Canon Inc 記録装置、その制御方法およびプログラム
JP2006221503A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012242942A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Panasonic Corp Hub装置の制御方法およびhub装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5270180B2 (ja) 2013-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3110949U (ja) カード検出器を持つusbコネクタ
CN107423169B (zh) 用于测试高速外围设备互连设备的方法和系统
JP4601330B2 (ja) 電子機器及びその制御方法、情報処理装置、並びにコンピュータ・プログラム
US7237054B1 (en) Switching interfaces in external disk drives
JP4438846B2 (ja) カード型周辺装置
US8607080B2 (en) Optimizing voltage on a power plane using a host control unit to control a networked voltage regulation module array
US10909040B2 (en) Adaptive calibration of nonvolatile memory channel based on platform power management state
JP2008165489A (ja) 記憶装置及び制御方法
US10656676B2 (en) Docking device, electrical device, and MAC address cloning method
CN103870429A (zh) 基于嵌入式gpu的高速信号处理板
CN103106156A (zh) 用于控制硬盘宿主设备数据读取方式的装置和方法
US20120030433A1 (en) Method, Mobile Terminal and Computer Program Product for Sharing Storage Device
US8327124B2 (en) SD switch box in a cellular handset
GB2463809A (en) Peripheral device operation method, peripheral device and host
US20050060490A1 (en) Apparatus for multiple host access to storage medium
US9324444B2 (en) Data storage device
TWM584452U (zh) 具資料存取、傳輸及電源管理的整合電子裝置
KR100827287B1 (ko) 반도체 보조 기억 장치 및 이를 이용한 데이터 저장 방법
JP5270180B2 (ja) メディアリーダライタ
US20050097241A1 (en) Portable storage device
US20150149144A1 (en) Simulating non-volatile memory
CN111541825B (zh) 电子装置及其控制方法
JP6532240B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法
KR101092444B1 (ko) 이동통신 단말기의 데이터 백업방법
TWI728363B (zh) 具資料存取、傳輸及電源管理的整合電子裝置及其方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110118

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5270180

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250