JP2009169209A - 画像表示装置、画像表示方法、および画像表示用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影画像の再生にあたって、単調とならないようにした画像表示装置、画像表示方法、および画像表示用プログラムを提供する。
【解決手段】人物画像からこの人物画像と関連する補助画像に遷移するように表示する画像表示装置であって、人物画像および補助画像を表示する表示部と、人物画像のみの表示状態から(t1〜t3の状態)、人物画像と補助画像を同時に表示する状態(t4、t5の状態)を経て、補助画像のみの表示状態(t6の状態)に遷移表示するように制御する表示制御部を備える。
【選択図】図2
【解決手段】人物画像からこの人物画像と関連する補助画像に遷移するように表示する画像表示装置であって、人物画像および補助画像を表示する表示部と、人物画像のみの表示状態から(t1〜t3の状態)、人物画像と補助画像を同時に表示する状態(t4、t5の状態)を経て、補助画像のみの表示状態(t6の状態)に遷移表示するように制御する表示制御部を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像表示装置、画像表示方法および画像表示用プログラムに関し、詳しくは、複数の撮影画像を表示するにあたって、効果的に撮影画像を切り換えて表示するようにした画像表示装置、画像表示方法、および画像表示用プログラムに関する。
近年、デジタルカメラの技術革新によって、高感度化、露出制御範囲の拡大など進展し、また、記録メディアの大容量化が進んできている。さらに、フィルム時代のカメラと比較し、格段に連写機能も向上しており、カメラユーザーは、気楽に撮影を楽しむことができ、大量の画像を得るようになってきている。また、近年では、被写体である人物の表情を判定する機能を備えたカメラが登場し、笑顔の写真を撮影することが容易になってきている。
このような大量の画像の楽しみ方としては、従来のようにプリントするか、または、モニタ装置によるスライドショーを鑑賞することが知られている。この中で、スライドショーは、デジタル画像を順次、モニタ表示するだけであり、単調となってしまう。そこで、スライドショーの表示にあたって、変化をつけられるようにした画像再生装置が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示の画像再生装置では、撮影画像の中でターゲット範囲の部分を徐々にズームアップしながら表示し、画像内のターゲット範囲が徐々に飛び出して来るような感覚でスライドショーを行うにしている。
特開2005−354333号公報
特許文献1に開示の画像再生装置によれば、スライドショーにあたって、変化をつけることは可能となる。しかし、この先行技術は、単に撮影した順に画像を切り換えてスライドショーする際のトランジション効果にすぎない。このため、笑顔撮影等、類似の画像が連続している場合には、相変わらず単調な再生表示になってしまう。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、撮影画像の再生にあたって、単調とならないようにした画像表示装置、画像表示方法、および画像表示用プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる画像表示装置は、人物画像からこの人物画像と関連する補助画像に遷移するように表示する画像表示装置であって、上記人物画像および上記補助画像を表示する表示部と、上記人物画像のみの表示状態から、上記人物画像と上記補助画像を同時に表示する状態を経て、上記補助画像のみの表示状態に遷移表示するように制御する表示制御部と、を備える。
第2の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記表示制御部は、上記遷移表示する過程において、上記人物画像を次第に拡大しながら表示する制御と上記人物画像のコントラストを次第に低くしながら表示する制御の少なくとも一つの制御を行う。
第3の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記人物画像および上記補助画像は、撮影位置および撮影時刻が略等しい。
第4の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記人物画像を分類する画像処理部をさらに備え、上記補助画像は上記人物画像と同じ分類に属し、且つ上記人物画像と撮影位置および撮影時刻が略等しい。
第4の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記人物画像を分類する画像処理部をさらに備え、上記補助画像は上記人物画像と同じ分類に属し、且つ上記人物画像と撮影位置および撮影時刻が略等しい。
第5の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記表示制御部は人物の顔を中心に拡大表示する。
第6の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記人物画像は笑顔の人物画像である。
第7の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記表示制御部は、上記人物画像から上記補助画像への遷移表示にあたって、上記人物画像の大きさに応じて拡大速度を変化させる。
第6の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記人物画像は笑顔の人物画像である。
第7の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記表示制御部は、上記人物画像から上記補助画像への遷移表示にあたって、上記人物画像の大きさに応じて拡大速度を変化させる。
第8の発明に係わる画像表示方法は、人物画像からこの人物画像と関連する補助画像に遷移するように表示する画像表示方法であって、上記人物画像のみの表示状態から、上記人物画像と上記補助画像を同時に表示する状態を経て、上記補助画像のみの表示状態に遷移表示するように制御する。
第9の発明に係わる画像表示用プログラムは、人物を含む人物画像を表示し、上記人物画像と補助画像を遷移させながら同時に表示し、上記補助画像のみを表示状態にする。
第10の発明に係わる画像表示用プログラムは、上記第9の発明において、上記人物画像の表示に先立って、複数の撮影画像をイベントごとに分類し、上記イベントに応じて上記複数の撮影画像の中から上記補助画像を選択する。
第11の発明に係わる画像表示用プログラムは、上記第9の発明において、上記人物画像と補助画像を表示するにあたって、上記人物画像と上記補助画像を同時に表示する前に、上記人物画像の拡大表示およびコントラスト低下の少なくとも一つを行いながら表示する。
第12の発明に係わる画像表示用プログラムは、上記第11の発明において、上記人物画像の大きさに応じて、上記拡大表示の拡大速度を変化させる。
第11の発明に係わる画像表示用プログラムは、上記第9の発明において、上記人物画像と補助画像を表示するにあたって、上記人物画像と上記補助画像を同時に表示する前に、上記人物画像の拡大表示およびコントラスト低下の少なくとも一つを行いながら表示する。
第12の発明に係わる画像表示用プログラムは、上記第11の発明において、上記人物画像の大きさに応じて、上記拡大表示の拡大速度を変化させる。
第13の発明に係わる画像表示装置は、人物画像から他の画像に遷移するように表示する画像表示装置であって、上記人物画像および上記他の画像を表示する表示部と、上記人物画像のみの表示状態から、上記人物画像の顔部分を拡大しながら表示し、このとき上記顔部分の大きさに応じて、拡大速度およびコントラストの少なくとも変更しながら遷移表示するように制御する表示制御部と、を備える。
本発明によれば、撮影画像の再生にあたって、人物画像から補助画像に遷移表示されるので、単調とならないようにした画像表示装置、画像表示方法、および画像表示用プログラムを提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用したカメラを用いて好ましい実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係わるカメラ10の構成を示すブロック図である。カメラ10はデジタルカメラであり、制御部1、撮像部2、光学系制御部3、記録部4、顔検出部5、切出部6、合成処理部7、表示部8、表示制御部8a、時計部9、操作判定部11、位置情報部12、通信部14を有し、インターネット網15を介して外部サーバー内の検索機能付きデータベース20と接続可能である。
制御部1は、カメラ10内の各部と接続され、操作判定部11によって判定された操作部材等の操作に応じ、また、タイミング制御部1bによるタイミング制御に従って、カメラ10の全体制御を行う。本実施形態の特徴は、再生表示にあり、このときの表示切替のタイミングはタイミング制御部1bによって行われる。
また、制御部1は画像処理部1a、分類部1c、および表示時顔大きさ判定部1dを有している。画像処理部1aは、画像の圧縮処理等の種々の画像処理を行う。分類部1cは、後述する撮影日時や撮影位置情報に基づいて撮影画像のシーンを判定し分類する。表示時顔大きさ判定部1dは、後述する顔検出部5等における検出に基づいて、撮影画像中の顔の大きさを判定する。
撮像部2は、被写体像を結像するための光学系、および被写体像を光電変換する撮像素子等を含み、画像データを出力する。光学系制御部3は、撮像部2内の光学系のピント合わせ等の制御を行う。記録部4は、制御部1内の画像処理部1aによって圧縮処理等された画像データを撮影画像として記録する。撮影画像の記録にあたっては、後述する顔検出部5において、人物像の顔の位置と大きさが検出されるので、この情報を撮影画像の画像データに関連付け、ファイル化して記録する。
また、記録部4は、表示用仮記憶部4aと補助情報記憶部4bを有する。表示用仮記憶部4aは、撮影画像の鑑賞時に、多くの画像を表示させるために、画像処理した画像を仮に記憶する。また、補助情報記憶部4bは、撮影した画像データ以外に再生表示する際に使用する関連情報や関連画像などの補助情報を記憶する。
本実施形態においては、例えば、笑顔の撮影画像を表示する際には、この笑顔の撮影画像に引き続いて、笑顔の理由を補足する画像を補助画像として順次表示する。このとき再生表示する画像は、前述の表示用仮記憶部4aに記憶しておく。また、関連画像はカメラ10の撮影者が撮影した画像以外にも、検索機能付きデータベース20から関連画像をダウンロードし、使用してもよい。
顔検出部5は、撮影画像中に人物像が含まれる場合に、顔パターンを判定して、顔の部分を検出する。この検出結果に基づいて、光学系制御部3は露出制御や自動焦点調節(AF)等を行う。また、顔検出部5は、位置検出部5aと大きさ判定部5bを有する。位置検出部5aは、顔検出部5によって検出された人物の顔について、画面の中での位置を検出する。大きさ判定部5bは、検出された顔の部分の大きさを判定する。
切出部6は、顔検出部5によって検出された人物像の顔の部分に対応する画像データを切り出す。ここで切り出された顔画像のデータは、制御部1の表示時顔大きさ判定部1dにおいて判定処理されるほか、合成処理部7において画像の合成処理の際に使用される。合成処理部7は、撮影画像と補助画像との画像合成を行い、この合成された画像は、撮影画像の再生表示に続いて補助画像を表示する際に表示する。例えば、笑顔の撮影画像の再生表示の際には、顔検出部5によって検出され、切出部6によって切り出された顔部を中心にして、笑顔画像を次第に拡大し、この拡大する遷移画像と補助画像を合成して表示する。
表示部8は、カメラ10の背面等に配置された液晶モニタ等の表示装置で構成され、記録部4に記録されている画像データの再生表示を行い、また光学式ファインダの代わりに、被写体像の観察用のライブビュー表示も行う。また、記録部4に記録されている撮影画像の再生表示や、補助画像と合成した合成画像の再生表示を行う。この再生表示は、詳しくは後述するが、笑顔画像の表示では、最初に笑顔の撮影画像を表示し(図1の画像A)、顔の部分を拡大しながら表示し(図1の画像B)、笑顔の理由を補足する補助画像を表示する(図1の画像C)。表示部8の表示制御を行うのが、表示制御部8aである。
時計部9は計時機能やカレンダ機能を有し、撮影時の日時情報の取得等に用いる。ここで得られた日時情報は、撮影画像を記録部4に記録する際に、撮影画像と一緒にファイル化して記録される。操作判定部11は、ユーザーによるカメラ10の操作部材等の操作状態を判定する。この操作状態に応じて、前述したように、制御部1はカメラ10の制御を行う。
位置情報部12は、携帯電話の電波情報やGPSによる電波情報を受信してカメラ10の所在位置に関する情報を取得する。ここで得た情報は、記録部4に撮影画像と一緒にファイル化して記録される。通信部14は、インターネット網15等を介してサーバー内の検索機能付きデータベース20等の機器と送受信を行う。この通信部14を介して、撮影画像を外部に送信し、また外部から画像等を受信することができる。
次に、このように構成された本実施形態に係わるカメラ10の詳しい動作を説明する前に、画像表示の基本的なやり方について説明する。スライドショーにおいて、撮影画像を順次、再生表示する場合、例えば、笑顔の場合には、最初に笑顔の撮影画像が表示されただけでは、いったい何があって楽しかったのかが分からない。
そこで、本実施形態においては、最初に、撮影画像を再生表示し(図2(a)t1),被写体の眼の部分を中心に拡大しながら、かつコントラストを低下させながら表示する(図2(a)t2、t3)。そして、眼に映っているものが再現されるような感じで、その瞳から笑顔の理由が想像できるような別の画像(補助画像)を浮かび上がるような効果で画面の切換を行うようにしている。すなわち、補助画像を拡大しながら、撮影画像に重畳させた合成画像を表示し(図2(a)t4、t5)、最終的には、補助画像のみを表示する(図2(a)t6)。
このように、図2(a)に示した例では、補助画像は古くからの保養地を示す画像であり、撮影画像の鑑賞者は、t1で再生表示された撮影画像の被写体が笑顔であったのは、古くからの保養地に被写体が訪れ、楽しんでいる様子であることを直感的に理解することができる。
また、図2(b)に示す例は、運動会における笑顔の写真である。運動会では、親が子供の画像を集中的に撮影している場合が多く、この場合には、同じ人物の活躍シーンなどを補助画像とする。図2(b)のタイミングt11からt13において、笑顔の撮影画像を次第に拡大しながら且つコントラストを低下させながら表示し、タイミングt14からt15において、被写体の瞳部分を中心として、徒競争のゴールシーンを補助画像として、笑顔の撮影画像に重畳して表示する。
図2(b)の例では、被写体の徒競走のゴールシーンなどを補助画像として表示することにより、なぜ、笑顔であるかを補足説明している。補助画像を合わせて表示することにより、撮影の場にいなかった人も、被写体が何故、笑顔であるかを容易に理解でき、撮影画像の鑑賞に楽しみが増す。
補助画像の光景は、鑑賞者が見た光景ではないが、脳裏にあるイメージでもあることから、被写体の瞳の部分を拡大して、その記憶イメージを呼び起こすような再生表示としている。表示形態としては、このような瞳部分の拡大以外にも、額や胸のあたりを拡大して、そこから記憶が呼び起こされるような効果にしても勿論かまわない。本実施形態の説明では、撮影画像を拡大すると共に、被写体のコントラストを次第に低下させて表示しているが、いずれか一方のみの画像効果でも良く、画面の切替を暗示するような画像効果であれば良いことは勿論である。
なお、撮影画像の拡大時に、被写体のしわやシミなど、人物の肌のあらが拡大されてしまうと、興趣がそがれてしまう。そこで、撮影画像の拡大の際には、所定の拡大率以上になると、撮影画像をぼかして、被写体の肌のあらが目立たないようにしてもよい。この場合には、撮影画像の明暗の差異を小さくし、明るい方向に振って、コントラストを落とすようにする。
このように、本実施形態においては、撮影画像に相応しい補助画像を選択しているが、この補助画像を選択するには、撮影シーンを判定する必要がある。この撮影シーンを判定する機能は、制御部1の中の分類部1cによって行われる。図3は、時間情報によって、画像が分類される様子を例示するグラフである。また、顔検出部5によって、顔が検出されたものは、網がけで表示する。
図3から明らかなように、まとまった画像がある場合は、何かイベントがあったということが想定できる。例えば、9月21日は午前から午後にかけて集中的に撮影がなされ、人物の写真は9月24日の場合より少ない。また、9月24日は午後から夕方にかけて集中的に撮影がなされており、しかも人物の写真が多い撮影となっている。これらの情報から、9月21日は運動会における撮影であり、9月24日は結婚式における撮影と想定される。また、9月24日が結婚式だとすれば、9月25日に撮影した画像を再生させる場合、前日の画像と分類して表示する。9月24日と9月25日の画像が混ざると、再生時に、例えば、仕事の画像に突然、プライベート画像が紛れ込むような問題が生じてしまうので、撮影の内容(イベント)の分類分けを行っておく。
このように、本実施形態においては、撮影画像と共に記録されている日時情報、撮影位置を用い、また撮影画像を分析することによって顔が存在するか等の人物在否情報等を用いて、撮影の内容(イベント)の分析を行う。これらの情報や分析内容に基づいて、補助画像を選択し、画像の再生表示を実行する。
以上のような基本的にやり方に沿った本実施形態に係わるカメラ10の詳しい動作を、図4ないし図7に示すフローチャートを用いて説明する。図4は、カメラ10のカメラ制御の動作を示すフローチャートであり、このフローに入ると、まず、撮影者が撮影モードに設定したか否かの判定を行う(S1)。判定の結果、撮影モードに設定していた場合には、レリーズ釦の全押し操作を行ったか否かの判定を行う(S2)。
ステップS2における判定の結果、レリーズ釦の全押し操作がなされていない場合には、ステップS1に戻る。一方、判定の結果、レリーズ釦が全押しされた場合には、撮像部2によって撮影を行い、静止画の画像データを取得し、この画像データ(撮影画像)を記録部4に記録する(S3)。
また、時計部9から日時情報を取得し、画像データと共にファイル化して記録する(S4)。続いて、顔検出部5の位置検出部5aから顔位置情報と、大きさ判定部5bから大きさ情報を取得し、画像データと共にファイル化して記録する(S5)。なお、画像データ、日時情報、顔位置情報と大きさ情報は、ファイル化し、一度にまとめて記録部4に記録するようにしても良い。
次に、今回の撮影の直前に撮影した画像があるか否かの判定を行う(S6)。直前か否かは、画像データと共に記録する日時情報を用いて行い、両撮影の日時が所定時間しか離れていない場合には、直前と判定する。なお、直前か否かの判定値は、適宜設計値として決めておく。ステップS6における判定の結果、直前に撮影していない場合には、リターンし、ステップS1から実行する。
一方、直前に撮影した画像がある場合には、直前と今回の画像等を用いてイベント判定を行う(S7)。直前に撮影された画像は、同じ画像グループとして、同じイベントでの画像グループとする。同じ画像グループとすることによって、別の機会の画像を誤って補助画像とすることを防止し、また、第三者が見る際には、補助画像も合わせて鑑賞することによって、どんな時の写真かを知ることができる。つまり、簡単な操作で、カメラをコミュニケーションツールとして利用することが可能となる。なお、補助画像は、カメラ10によって撮影された画像以外にも、通信部14を介して外部より取得することも可能である。
このイベント判定では、図3を用いて説明したように、画像データと共に記録されている日時情報、撮影位置を用い、また画像データを分析することによって顔が存在するか等の人物在否情報等を用いて、撮影の内容(イベント)の分析を行う。このイベント判定のルーチンについては、図5を用いて後述する。
ステップS1における判定の結果、撮影モードに設定されていなかった場合には、次に、通信か否かの判定を行う(S11)。ここでは、操作判定部11によって、カメラ10が通信モードに設定されたか否かによって判定する。また、この通信は、通信部14からインターネット網15を介して外部の検索機能付きデータベース20等のサーバーとの通信であり、補助画像等の情報の取得を行う。
ステップS11における判定の結果、通信を行う場合には、旅行の画像が有るか否かの判定を行う(S12)。ステップS3において撮影画像の記録を行うと、続いて、ステップS7においてイベント判定を行って撮影画像の分類を行っている。このイベント判定によって旅行の画像と判定されると、この情報が併せて記録されているので、このステップ12では、イベント判定結果に基づいて判定する。
ステップS12における判定の結果、旅行画像が無かった場合には、そのままリターンし、ステップS1から実行する。一方、旅行画像があった場合には、その旅行画像の撮影した日時情報と撮影した位置情報を発信する(S13)。インターネット網15を通じて検索機能付きデータベース20にアクセスし、位置が同じ情報が有るか否かの検索を行う(S14)。
ステップS14における判定の結果、位置が同じ情報がなかった場合には、そのままリターンし、ステップS1から実行する。一方、位置が同じ情報があった場合には、その情報を取得し(S15)、その情報に基づいて補助画像化を図り、補助情報記憶部4bに記憶する(S16)。
このように、撮影画像が旅行画像に分類されている場合には、補助画像として、撮影画像の中から選択するようにしても良いが、旅行先の画像としては、インターネット網15を通じてアクセス可能なサーバーに種々の画像が蓄積されていることから、これらの画像も利用できるようにしている。
ステップS11において、通信でなかった場合には、笑顔再生か否かの判定を行う(S21)。このステップでは、操作判定部11によって、笑顔再生モードが設定されているかを判定する。判定の結果、笑顔再生が設定されていた場合には、図2(a)(b)において説明したような撮影画像と補助画像の組み合わせで再生表示を行う。
まず、画面中心に笑顔のある画像を表示する(S22)。ここでは、図2(a)のタイミングt1や、(b)のタイミングt11のように、笑顔のある画像を表示部8に表示する。続いて、補助画像の読出しを行う(S23)。ステップS7におけるイベント判定のサブルーチンの中で(旅行画像の場合には、ステップS16の場合もあり)、撮影画像ごとに補助画像が選択されてペアとなっていることから、ステップS22において表示した撮影画像とペアになっている補助画像を補助情報記憶部4bから読み出す。
次に、読み出した補助画像を用いて顔の表示遷移を行う(S24)。ここでは、図2(a)のt2からt6、または図2(b)のt12からt16のように撮影画像の瞳の部分を中心に拡大しながら表示し、その後、補助画像を次第に拡大して表示する。また、これらの遷移表示を行っている際に、顔の大きさに従って拡大のスピードやぼかし制御を行う。この笑顔再生では、笑顔が撮影された状況を補助表示するようにしているので、鑑賞者は笑顔の理由を納得できる。このサブルーチンの動作は、図7を用いて後述する。
ステップS24における顔の表示遷移のサブルーチンが終わると、ステップS21に戻り、笑顔再生が選択されたままであれば、次の撮影画像について、ステップS22からステップS24を実行する。
ステップS21における判定の結果、笑顔再生ではなかった場合には、通常の画像再生モードを設定し(S31)、サムネイル式の再生か否かの判定を行う(S32)。通常の画像再生モードには、サムネイル表示と撮影順に順次画像表示する再生表示の2種類であるので、このステップでは、いずれの方式であるかを判定する。
ステップS32における判定の結果、サムネイル式であった場合には、サムネイル表示と選択画像の拡大表示を行う(S33)。一方、サムネイル式でなかった場合には、撮影順に撮影画像を順次拡大して表示する(S34)。ステップS33またはステップS34における再生表示が終わると、リターンし、ステップS1から実行する。
次に、ステップ7におけるイベント判定のサブルーチンについて図5に示すフローチャートを用いて説明する。このフローに入ると、まず、一日(24時間)を6分割し、撮影画像の整理を行う(S101)。この画像整理は、撮影画像と一緒に記録される日時情報を用い、撮影時間帯によって行う。なお、本実施形態においては、24時間を6分割して分類を行っているが、これに限らず、4分割でも8分割でも分割値は適宜変更して良い。続いて、選択画像の前後判定を行う(S102)。すなわち、最新の画像数のみを選択するが、ここで、前日の一塊とは別イベントと判定する。
次に、ステップS103からステップS105において、撮影画像のイベントの判定を行う。まず、撮影画像の集中の度合いを判定する(S103)。このステップでは、6分割された時間帯に対して、短時間に集中的に撮影がなされているか否かの判定を行う。判定の結果、集中していた場合には、次に、顔検出部5の検出に基づいて、顔アップが少ないか否かの判定を行う(S104)。
判定の結果、顔アップが少ない場合には、運動会等の学校行事と判定し(S111)、一方、顔アップが多い場合にはパーティと判定する(S112)。運動会等の学校行事は短時間に集中的に行われるものが多く、父兄等は子供を遠くから撮影するため顔のアップが少ない傾向にある。パーティは短時間で行われることが多い点は学校行事と同じであるが、顔のアップ写真が多いことから学校行事と区別することが可能である。
ステップS103における判定の結果、所定時間に集中していなかった場合には、風景画像が多いか否かについて判定する(S105)。判定の結果、風景画像が多い場合には旅行と判定し(S113)、一方、風景画像が多い場合には、その他と判定する(S114)。旅行の場合には、一日に撮影が分散し短時間の集中的撮影となることは少なく、また風景画像が多くなることから、このような判定を行っている。風景画像が少ない場合には、旅行でもなく、また前述の学校行事やパーティでもないことから、その他と判定している。なお、ステップS111からステップS114において判定されたイベントは撮影情報として撮影画像と共に記録する。
イベントの選択が終わると、次に、イベントに応じて補助画像の選択を行う(S115)。この補助画像選択のサブルーチンにおいて、カメラ10に記録されている撮影画像や外部の検索機能付きデータベース20から取得した画像の中から、判定されたイベントに応じて相応しい補助画像を選択する。補助画像選択のサブルーチンが終わると、元のルーチンに戻る。
ステップS115の補助画像選択について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。このフローに入ると、まず、撮影画像のイベントが学校行事か否かの判定を行う(S121)。判定の結果、学校行事であった場合には、同じシーンで、本人画像を含み背景コントラストの高い画像を検索し、選択する(S131)。この場合には、図2(b)に示したように、同じ学校行事で本人を含むシーンを選択することになる。選択が終わると、元のフローに戻る。
ステップS121における判定の結果、学校行事でなかった場合には、パーティか否かの判定を行う(S122)。判定の結果、パーティであった場合には、同じシーンで沢山の人物が写っている画像を選択する(S132)。結婚式のパーティ等では、一人一人の写真以外に、多くの参加者等と一緒に撮影することがあるので、そのような画像を選択する。沢山の人物が写っている画像を補助画像とすることにより、パーティの雰囲気を伝えることができる。選択が終わると、元のフローに戻る。
ステップS122における判定の結果、パーティでなかった場合には、旅行か否かの判定を行う(S123)。判定の結果、旅行であった場合には、同じシーンで風景画像、または対応情報選択を行う(S133)。この場合には、笑顔のある撮影画像と同じエリアで撮影した風景画像、またはステップ13からステップS16において取得した情報を基にした補助画像を選択する。このような旅行先が分かる画像を補助画像とすることにより、鑑賞者は単なる笑顔だけでなく、その背景をも知ることができる。選択が終わると、元のフローに戻る。どんな状況で笑顔となったかを判定することが可能となる。
ステップS123における判定の結果、旅行でなかった場合には、ステップS114のその他に相当し、分類分けができなかったので、この場合には撮影時刻が近接している画像を選択する(S134)。撮影画像に写っている人とは別の人が写っている画像を選択し、状況を別の視点から説明するように補足してもよい。選択が終わると、元のフローに戻る。
次に、ステップS24の顔の表示遷移のサブルーチンにおける動作について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。このサブルーチンは、図2(a)(b)で説明したように撮影画像から補助画像に切り換えて表示を行う。このフローに入ると、まず、表示時顔大きさ判定部1dによって画面内笑顔の人物の顔の大きさの判定を行い、この大きさをDfとして設定する(S201)。大きさの表示方法として画面を構成する何画素に相当するかといった形式で設定してもよい。画面内に多くの顔がある場合は、中央に近いものや大きいものを優先して測定し、設定する。
続いて、画面の大きさと比率を算出し、これをrDfとして設定する(S202)。画面の大きさは一定値であることから、ステップS201で設定したDfを用いて算出することができる。ステップS201において画素数で設定した場合には、顔の大きさを表す画素数が、画面を構成する画素数と比較し、その中のどれくらいを占めるかを算出する。
次に、画像の遷移を開始できるか否かを判定する(S203)。このステップでは、前述した顔の大きさの判定や、補助画像の再生準備ができたかを判定する。準備が整えば、画像の拡大率Mの初期値として、1をセットし(S204)、笑顔の人物を中心に画像の拡大を開始する(S205)。開始時には拡大率Mは、ステップS204においてセットしたM=1であるので、等倍でスタートする。
画像の拡大を開始すると、まず、画面の大きさの比率rDfに拡大率を乗算した値(M×rDf)が0.5より大きいか、すなわち、拡大された顔の大きさが画面の半分より大きいかの判定を行う(S206)。判定の結果、大きくなかった場合には、拡大率を1.1にセットし、ステップS205に戻り、画像の拡大を行う。
ステップS206における判定の結果、M×rDfが0.5より大きい場合には、次に、M×rDfが1より大きいか否か、すなわち拡大された顔の大きさが画面より大きいかの判定を行う(S207)。判定の結果、大きくなかった場合には、拡大率を1.5にセットし、ステップS205に戻り、画像の拡大を行う。拡大率Mが1.5にセットされると、拡大率Mが1.1の場合に比較して画像の拡大スピードが速くなる。
ステップS207における判定の結果、M×rDfが1より大きい場合には、次に、M×rDfが5より大きいか否か、すなわち拡大された顔の大きさが画面の5倍より大きいかの判定を行う(S208)。判定の結果、大きくなかった場合には、画像にぼかし効果を加えるようにする。すなわち、ステップS205において、画像をぼかしながら、拡大率M=1.5のままで画像の拡大を行う。
ステップS208における判定の結果、M×rDfが5より大きい場合には、撮影画像をフェードアウトする(S214)。すなわち、撮影画像を次第に消失させていく。それと共に、ステップS23で読み出した補助画像を拡大表示する(S215)。これは、図2(a)のタイミングt4からタイミングt6、または図2(b)のタイミングt14からタイミングt16に示したように、補助画像を撮影画像に重畳させ、かつ拡大しながら表示を行う。なお、このときの画像合成は合成処理部7によって行う。補助画像の拡大表示が終わると、元のルーチンに戻る。
このように、顔部分の画像の拡大にあたっては、顔の大きさが画面の半分以下なら、拡大は1回の処理で1.1倍ずつの拡大スピードとし、画面の半分を超えると、拡大のスピードを速めるようにしている。拡大率が大きくなると拡大スピードを速くしているのは、拡大によって、顔の画像の細部がはっきりと見えてしまい、必要以上に顔を拡大すると気恥ずかしく、肌のあらなども目立ってしまうからである。さらに拡大率が大きくなると、ぼかし効果も施すことにより細部等が目立たないようにしている。なお、ステップS206、S207、S208における判定値や、ステップS211、S212における拡大率に掛ける係数は、設計思想にしたがって適宜変更しても良い。
以上、説明したように本実施形態においては、人物画像のみの表示状態から(例えば、図2のタイミングt1)、人物画像と補助画像を同時に表示する状態を経て(例えば、図2のタイミングt4、t5)、補助画像のみの表示状態(例えば、図2のタイミングt6)に遷移表示するようにしている。このように、補助画像と組み合わせて表示することから、撮影画像の再生にあたって単調となることがない。例えば、笑顔の写真等、特にアップのものは、どのような状況であったかが分かりにくくなるが、こうした工夫によって、状況の再現が可能となり、スライドショー等の画像再生を鑑賞する楽しみが増す。
また、本実施形態においては、補助画像の選択にあたって、撮影時刻や撮影場所等に基づいて選択するようにしたので、撮影画像とまったく関係のない画像を補助画像として選択することがない。また、旅行画像等の場合には、外部のデータベースから補助画像等の情報を取得するようにしたので、撮影画像に適切な画像が無い場合であっても、撮影画像の適切な補助画像を選択することができる。
さらに、本実施形態においては、撮影画像を撮影時刻や撮影場所等によって分類した上で、補助画像を選択するようにしたので、撮影画像とまったく関係のない画像を補助画像として選択することがない。
さらに、本実施形態においては、補助画像に表示切替を行うにあたって、人物画像を次第に拡大し、また、コントラストを低下させながら表示するようにしているので、撮影画像の状況が想像できるように補助画像が浮かび上がるような効果で画面の切換を行うことができる。
さらに、本実施形態においては、撮影画像の拡大等を行うにあたって、撮影画像の人物の顔を中心に行うようにしている。このため、その人物に鑑賞者の注意が注がれ、補助画像への切り換えがスムーズに行うことができる。
さらに、本実施形態においては、撮影画像再生時の拡大スピードやぼかし具合を顔の大きさに応じて変化させている。このため顔が大きくなり、被写体のしわやシミなど、人物の肌のあらが目立ち興ざめするようなことを防止することができる。
なお、本実施形態においては笑顔の人物の画像表示について説明したが、これに限らず、泣き顔等、他の表情でも良いことは勿論である。この場合には顔検出部で検出した顔部分を画像分析により、笑顔、泣き顔等に分類し、表情に応じた補助画像を選択すれば良い。
また、本実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、また、携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)等に内蔵されるカメラでも勿論構わない。
さらに、本実施形態においては、カメラが撮影、撮影画像の分類、補助画像の選択、笑顔再生等の画像表示の全てを行っていたが、カメラで撮影した画像の画像データを、パーソナルコンピュータ等に取り込み、撮影画像の分類、補助画像の選択、笑顔再生等の画像表示を行うようにしても良い。この場合、カメラは撮影時に日時情報、撮影位置情報等を撮影画像の画像データと一緒にファイル化して記録しておけば良い。
さらに、本実施形態における遷移表示は、カメラで行う以外にも、カメラから人物画像と補助画像を順次送信し、これらの画像を受信した表示用機器が行うようにしても良い。あるいは、カメラが人物画像、遷移画像、補助画像の順に送信し、これを受信した表示用機器が同様の効果を演出しても良い。
さらに、補助画像を表示するにあたって、画像内の人物の顔の眼、鼻、口等の各パーツを判定する技術を利用し、例えば、被写体が正面を見ていない場合に、各パーツを個々に動かし、正面を見るような画像となるように画像処理を施してから、補助画像を表示し始めるなどの演出を行うようにしてもよい。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・制御部、1a・・・画像処理部、1b・・・タイミング制御部、1c・・・分類部、1d・・・表示時顔大きさ判定部、2・・・撮像部、3・・・光学系制御部、4・・・記録部、4a・・・表示用仮記憶部、4b・・・補助情報記憶部、5・・・顔検出部、5a・・・位置検出部、5b・・・大きさ判定部、6・・・切出部、7・・・合成処理部、8・・・表示部、8a・・・表示制御部、9・・・時計部、11・・・操作判定部、12・・・位置情報部、14・・・通信部、15・・・インターネット網、20・・・検索機能付きデータベース
Claims (12)
- 人物画像からこの人物画像と関連する補助画像に遷移するように表示する画像表示装置であって、
上記人物画像および上記補助画像を表示する表示部と、
上記人物画像のみの表示状態から、上記人物画像と上記補助画像を同時に表示する状態を経て、上記補助画像のみの表示状態に遷移表示するように制御する表示制御部と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 上記表示制御部は、上記遷移表示する過程において、上記人物画像を次第に拡大しながら表示する制御と上記人物画像のコントラストを次第に低くしながら表示する制御の少なくとも一つの制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 上記人物画像および上記補助画像は、撮影位置および撮影時刻が略等しいことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 上記人物画像を分類する画像処理部をさらに備え、上記補助画像は上記人物画像と同じ分類に属し、且つ上記人物画像と撮影位置および撮影時刻が略等しいことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 上記表示制御部は人物の顔を中心に拡大表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 上記人物画像は笑顔の人物画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 上記表示制御部は、上記人物画像から上記補助画像への遷移表示にあたって、上記人物画像の大きさに応じて拡大速度を変化させることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 人物画像からこの人物画像と関連する補助画像に遷移するように表示する画像表示方法であって、
上記人物画像のみの表示状態から、上記人物画像と上記補助画像を同時に表示する状態を経て、上記補助画像のみの表示状態に遷移表示するように制御することを特徴とする画像表示方法。 - 人物を含む人物画像を表示し、
上記人物画像と補助画像を遷移させながら同時に表示し、
上記補助画像のみを表示状態にする
ようにしたことを特徴とする画像表示用プログラム。 - 上記人物画像の表示に先立って、複数の撮影画像をイベントごとに分類し、
上記イベントに応じて上記複数の撮影画像の中から上記補助画像を選択する
ことを特徴とする請求項9に記載の画像表示用プログラム。 - 上記人物画像と補助画像を表示するにあたって、
上記人物画像と上記補助画像を同時に表示する前に、上記人物画像の拡大表示およびコントラスト低下の少なくとも一つを行いながら表示することを特徴とする請求項9に記載の画像表示用プログラム。 - 上記人物画像の大きさに応じて、上記拡大表示の拡大速度を変化させることを特徴とする請求項11に記載の画像表示用プログラム。
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