JP2009167946A - ディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置、及びメタルガスケット - Google Patents

ディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置、及びメタルガスケット Download PDF

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Daisuke Shirai
大輔 白井
Yusuke Nishiguchi
裕介 西口
Isato Aizawa
勇人 相沢
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Abstract

【課題】インナーシェルとケースとのシール性を維持しつつ、インナーシェルの着脱作業性を向上させることが可能となり、インナーシェルとケースとの間に介在させるガスケットの風触や固着を防止する。
【解決手段】インナーシェル1とケース2による二重構造を有し、インナーシェル1がケース2に対して着脱可能な構造を有するディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置であって、台座3がインナーシェル1の外周面に装着されるとともに、リング状のメタルガスケット100が台座3の外周面に装着されており、メタルガスケット100には、径外方向に突起する突起部100aが設けられ、この突起部100aがケース2の内周面と当接するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置、及びメタルガスケットに関する。
近年、ディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置として、DPF(Diesel Particulate Filter)を備えたものが知られている(例えば、下記特許文献1,2参照)。また、DPFは、洗浄して再利用することが可能であることも知られている。そこで、このようなディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置にあっては、DPFが内部に収納された筒状のインナーシェルと筒状のケースによる二重構造を有し、インナーシェルがケースに対して着脱可能な構造を有している。そして、かかる構造により、インナーシェルをケースから着脱して、当該インナーシェルの内部に収納されたDPFを洗浄し、これを再利用することが可能となるのである。
ところが、このような構造においては、インナーシェルとケースとの間から、内部リークが生じやすい。そのため、両者の間には、ガスケットを介在させるのが通常である。そして、従来のディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置にあっては、ガスケットとして膨張性を有するマットを使用していたのである。
図4,5に従来例を示す。図4は、従来のディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置の一例である箱型マフラの概略図であり、図5は、図4のV部拡大図である。
図4,5に示す箱型マフラ40は、DPFが内部に収納された筒状のインナーシェル1と筒状のケース2による二重構造を有し、インナーシェル1がケース2に対して着脱可能な構造を有する。そして、図5に示すように、インナーシェル1とケース2との間には、マット50及び台座3a,3bが介在しており、台座3a,3bにより、マット50が位置決めされている(VI部参照)。また、ケース2は、プレート11a,11bにより、箱型マフラ40のアウターシェル10内に固定されている。そして、このような箱型マフラ40にあっては、アウターシェル10の端部10aを開放することにより、インナーシェル1をケース2から着脱させることが可能であり、当該インナーシェル1の内部に収納されたDPFを洗浄し、これを再利用することができるのである。
実開平6−76616号公報 特開2005―273580号公報
しかしながら、従来の技術の如く、インナーシェルとケースとの間にマットを介在させた場合には、マットの吹き抜けを防止するために、インナーシェルとケースとの間の着脱荷重を大きくせざるを得ず、インナーシェルの着脱作業に支障が生じてしまう。そのため、従来の技術にあっては、インナーシェルとケースとのシール性を維持しつつ、インナーシェルの着脱作業性を向上させることができなかった。また、従来の技術の如く、ガスケットとしてマットを使用した場合には、マットが風蝕してしまうという問題や、マットがインナーシェル若しくはケースに固着してしまうなどの問題もあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、インナーシェルとケースとのシール性を維持しつつ、インナーシェルの着脱作業性を向上させることが可能であり、且つ、インナーシェルとケースとの間に介在させるガスケットの風触や固着を防止することも可能なディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置、及びメタルガスケットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、DPFが内部に収納された筒状のインナーシェルと筒状のケースによる二重構造を有し、前記インナーシェルが前記ケースに対して着脱可能な構造を有するディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置であって、台座が前記インナーシェルの外周面に装着されるとともに、リング状のメタルガスケットが前記台座の外周面に装着されており、前記メタルガスケットには、径外方向に突起する突起部が設けられ、前記突起部が前記ケースの内周面と当接するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明において、前記メタルガスケットは、帯状のメタルプレートが成形されたものであり、メタルプレートの一面側には、複数の前記突起部が長手方向に沿って平行に設けられ、前記メタルプレートの一端には、幅方向両端に切り欠けが形成されて凸部が設けられ、且つ前記メタルプレートの他面側の幅方向両側には、帯状のストッパー部材が長手方向に沿って設けられるとともに、前記ストッパー部材と前記メタルプレートの他端との間には、隙間が設けられ、前記凸部が前記他端の他面側に巻き込まれるとともに、前記凸部の幅方向両側の縁部が前記隙間に差し込まれ、前記一端が前記他端に対してスプリングバック可能となるように構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記ディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置において使用されるメタルガスケットである。
本発明によれば、インナーシェルとケースとのシール性を維持しつつ、インナーシェルの着脱作業性を向上させることが可能となり、インナーシェルとケースとの間に介在させるガスケットの風触や固着を防止することも可能となる。
以下、本発明の各実施形態について説明する。
===第1実施形態===
まず、図1を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置を示す一部概略図であり、(a)は本発明の主要部を示す図、(b)は(a)のA部拡大図である。なお、同図において、図4,5と同一の箇所には、同一の符号を付している。
図1に示す箱型マフラは、本発明の第1実施形態に係るディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置の一例である。この箱型マフラは、DPFが内部に収納された筒状のインナーシェル1と筒状のケース2による二重構造を有し、インナーシェル1がケース2に対して着脱可能な構造を有しており、台座3がインナーシェル1の外周面に装着され、リング状のメタルガスケット100が台座3の外周面に装着されている。
メタルガスケット100には、インナーシェル1及びケース2の径外方向に向けて突起する突起部100aが設けられており、この突起部100aがケース2の内周面と当接するように構成されている。また、メタルガスケット100の幅方向両端には、折曲部110が形成されており、この折曲部110により、メタルガスケット100が台座3に対して位置決めされている。
以上の構成によれば、インナーシェル1が膨張してその寸法が増大しても、突起部100aによる押圧作用により、このインナーシェル1とケース2とのシール性が維持されることとなる。また、メタルガスケット100に突起部100aを設けたことにより、メタルガスケット100とケース2との接触面積が小さくなる。そのため、インナーシェル1とケース2との間の着脱荷重を低減することが可能となり、インナーシェル1の着脱作業性が向上する。さらに、インナーシェル1とケース2との間には、風触や固着が生じにくいメタルガスケット100を介在させているので、インナーシェル1とケース2との間に介在させるガスケットの風触や固着を防止することも可能である。
===第2実施形態===
次に、図2,3を参照しながら、本発明の第2実施形態について説明する。図2は、本発明の第2実施形態に係るディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置を示す一部概略図であり、(a)は本発明の主要部を示す図、(b)は(a)のB部拡大図である。また、図3は、メタルガスケットの締結部を示す図であり、(a)は締結部の斜視図、(b)は(a)のC方向から視た図である。なお、図2,3において、図1と同一の箇所には、同一の符号を付している。
図3に示すメタルガスケット100は、帯状のメタルプレートが成形されたものであり、メタルプレートの一面側には、突起部100aが長手方向に沿って平行に設けられ、メタルプレートの一端には、幅方向両端に切り欠けが形成されて凸部100bが設けられている。また、メタルプレートの他面側の幅方向両側には、帯状のストッパー部材120が長手方向に沿って設けられており、このストッパー部材120により、メタルガスケット100が台座3に対して位置決めされている。さらに、ストッパー部材120とメタルプレートの他端との間には、隙間101が設けられている。そして、凸部100bが他端の他面側に巻き込まれるとともに、この凸部100bの幅方向両側の縁部100cが隙間101に差し込まれ、一端が他端に対してスプリングバック可能となるように構成されている。
以上の構成によれば、メタルガスケット100一端が他端に対してスプリングバック可能であるため、インナーシェル1とケース2とのシール性を維持しつつ、インナーシェル1の着脱作業性をよりいっそう向上させることが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置を示す一部概略図であり、(a)は本発明の主要部を示す図、(b)は(a)のA部拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置を示す一部概略図であり、(a)は本発明の主要部を示す図、(b)は(a)のB部拡大図である。 メタルガスケットの締結部を示す図であり、(a)は締結部の斜視図、(b)は(a)のC方向から視た図である。 従来のディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置を示す概略図である。 図4のV部拡大図である。
符号の説明
1 インナーシェル
2 ケース
3 台座
10 アウターシェル
11 プレート
100 メタルガスケット
100a 突起部
100b 凸部
100c 縁部
101 隙間
110 折曲部
120 ストッパー部材

Claims (3)

  1. DPFが内部に収納された筒状のインナーシェルと筒状のケースによる二重構造を有し、前記インナーシェルが前記ケースに対して着脱可能な構造を有するディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置であって、
    台座が前記インナーシェルの外周面に装着されるとともに、リング状のメタルガスケットが前記台座の外周面に装着されており、前記メタルガスケットには、径外方向に突起する突起部が設けられ、前記突起部が前記ケースの内周面と当接するように構成されていることを特徴とするディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置。
  2. 請求項1において、
    前記メタルガスケットは、帯状のメタルプレートが成形されたものであり、メタルプレートの一面側には、複数の前記突起部が長手方向に沿って平行に設けられ、前記メタルプレートの一端には、幅方向両端に切り欠けが形成されて凸部が設けられ、且つ前記メタルプレートの他面側の幅方向両側には、帯状のストッパー部材が長手方向に沿って設けられるとともに、前記ストッパー部材と前記メタルプレートの他端との間には、隙間が設けられ、前記凸部が前記他端の他面側に巻き込まれるとともに、前記凸部の幅方向両側の縁部が前記隙間に差し込まれ、前記一端が前記他端に対してスプリングバック可能となるように構成されていることを特徴とするディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置。
  3. 請求項1又は2に記載のディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置において使用されるメタルガスケット。
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