JP2009167724A - Balustrade - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、道路の中央分離帯として使用される高欄に関し、特に、施工コスト及び撤去コストの削減を図ることができる高欄に関するものである。 The present invention relates to a handrail used as a median strip of a road, and more particularly to a handrail capable of reducing construction costs and removal costs.
道路の中央分離帯として使用される高欄は、車輌の走行領域を区分すると共に車輌の対向車線への飛び出しを防止するために道路上に設置されるものである。例えば、特開2000−80618号公報には、床版19にレール14が取り付けられ、そのレール14に噛み合うレール4を備えた高欄部1に関する技術が記載されている(特許文献1)。
The balustrade used as the median strip of the road is installed on the road in order to distinguish the traveling area of the vehicle and prevent the vehicle from jumping out to the oncoming lane. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-80618 describes a technique relating to a
特許文献1記載の技術では、床版19へのレール14の施工と高欄部(高欄)1へのレール4の施工とが必要であり、さらに、その施工においては、レール14とレール4とを噛み合わせるための高い取り付け精度が要求されていた。そのため、高欄部1の施工に手間が掛かり施工コストが嵩んでいた。
In the technique described in
そこで、従来から、高欄や床版にレールを取り付けることなく高欄を床版に設置する技術がある。ここで、図6を参照して、従来の高欄100の床版1への設置について説明する。まず、従来の高欄100は、道路の基体部を成す床版1に溶接部V1の位置で衝突壁2が溶接固定され、次に、タイヤ支承部3が溶接部V2の位置で床版1に溶接固定され、さらに、溶接V3の位置でタイヤ支承部3が衝突壁2に溶接固定される。このように、高欄100を構成する複数の部品が床版1に溶接されていた。
しかしながら、上述した従来の高欄は、床版に直に溶接されて設置されるので、現場での溶接作業が必須となり、溶接作業に手間が掛かっていた。また、高欄を床版に溶接するので、高欄を撤去する場合には床板から溶断する必要があり、溶断作業に手間が掛かっていた。その結果、施工コスト及び撤去コストが嵩むという問題点があった。 However, since the above-mentioned conventional railings are installed by being welded directly to the floor slab, it is necessary to perform on-site welding work, which takes time and effort. In addition, since the railing is welded to the floor slab, when removing the railing, it is necessary to melt it from the floorboard, and the fusing work is troublesome. As a result, there was a problem that construction cost and removal cost increased.
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、施工コスト及び撤去コストの削減を図ることができる高欄を提供することを目的としている。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object thereof is to provide a handrail capable of reducing the construction cost and the removal cost.
この目的を達成するために請求項1記載の高欄は、道路の床版上に設置され車輌が走行する領域を区分する中央分離帯として使用される高欄であって、前記床版に取着されると共に平板状のベースプレートと、そのベースプレートから立設される衝突壁部と、前記ベースプレートに貫通形成されると共にボルトが挿通される貫通孔とを備え、前記貫通孔に挿通されたボルトを介して前記ベースプレートが前記床版に締結される。
In order to achieve this object, the handrail according to
請求項2記載の高欄は、請求項1記載の高欄において、外縁が前記ベースプレートと前記衝突壁部とに連接される平板状の補強部材を備えている。 According to a second aspect of the present invention, the rail according to the first aspect includes a flat plate-shaped reinforcing member whose outer edge is connected to the base plate and the collision wall portion.
請求項3記載の高欄は、請求項1又は2に記載の高欄において、平板状のベースウェブを備え、前記衝突壁部は、前記ベースプレートから立設され平板状の第1壁部と、その第1壁部に対して所定の間隔を隔てて立設される平板状の第2壁部とを備え、その第2壁部と前記第1壁部とが前記ベースウェブにて接続されており、前記貫通孔は、前記第1壁部の外側であって前記第1壁部と前記ベースプレートとの連接部位に沿う位置に少なくとも3個が配設されると共に前記第2壁部の外側であって前記第2壁部と前記ベースプレートとの連接部位に沿う位置に少なくとも3個が配設されており、前記ベースウェブが前記第1壁部へ連接される位置は、前記貫通孔が配設される方向において少なくとも3個が配設される前記貫通孔の内の端に配設される貫通孔よりその貫通孔に隣接する貫通孔に近い位置とされており、前記ベースウェブが前記第2壁部へ連接される位置は、前記貫通孔が配設される方向において少なくとも3個が配設される前記貫通孔の内の端に配設される貫通孔よりその貫通孔に隣接する貫通孔に近い位置とされている。
The handrail according to
請求項1記載の高欄によれば、平板状のベースプレートが床版に取着され、そのベースプレートから衝突壁部が立設されているので、車輌が衝突壁部に当接することで走行する領域からはみ出すことを防止することができる。
According to the rail of
ここで、請求項1記載の高欄によれば、貫通孔に挿通されたボルトを介してベースプレートが床版に締結されるので、現場での溶接作業を不要とし施工コストを削減することができる。
Here, according to the rail of
また、例えば、溶接にて設置された高欄を撤去するためには溶断する必要があり、溶断作業に手間が掛かる。これに対し請求項1記載の高欄によれば、高欄がボルトにて床版に設置されるので、ボルトを緩めることで高欄を撤去することができる。よって、溶接にて床版に設置された高欄を撤去する場合に比べて、高欄の撤去作業の手間を省くことができる。その結果、施工コスト及び撤去コストの削減を図ることができるという効果がある。
Moreover, for example, in order to remove the railing installed by welding, it is necessary to melt, and it takes time and effort for the melting operation. On the other hand, according to the handrail according to
請求項2記載の高欄によれば、請求項1記載の高欄の奏する効果に加え、外縁がベースプレートと衝突壁部とに連接される平板状の補強部材を備えているので、高欄の剛性を向上させることができるという効果がある。
According to the rail of
請求項3記載の高欄によれば、請求項1又は2に記載の高欄の奏する効果に加え、第1壁部と第2壁部とがベースウェブにて接続されているので、第1壁部と第2壁部との剛性を向上させることができる。例えば、第1壁部に力が加わった場合には、その力がベースウェブを介して第2壁部に伝達される。よって、第1壁部と第2壁部とで力を受け止めることができる。そのため、第1壁部と第2壁部との変形を抑制して、第1壁部と第2壁部とで受け止めた力をベースプレートに均一に伝えることができる。
According to the handrail according to
その結果、ベースプレートの貫通孔に均一に力を伝えることができるので、貫通孔に挿入されるボルトの内の一部のボルトに力が集中することを防いで、ボルトの破損またはボルトにて締結される床版の破損を防止することができるという効果がある。 As a result, force can be uniformly transmitted to the through hole of the base plate, preventing the force from concentrating on some of the bolts that are inserted into the through hole, and tightening with bolt damage or bolts This has the effect of preventing damage to the floor slab.
また、ベースウェブが第1壁部へ連接される位置は、貫通孔が配設される方向において少なくとも3個が配設される貫通孔の内の端に配設される貫通孔よりその貫通孔に隣接する貫通孔に近い位置とされており、ベースウェブが第2壁部へ連接される位置は、貫通孔が配設される方向において少なくとも3個が配設される貫通孔の内の端に配設される貫通孔よりその貫通孔に隣接する貫通孔に近い位置とされている。 In addition, the position where the base web is connected to the first wall portion is a through-hole from a through-hole disposed at an end of at least three through-holes disposed in the direction in which the through-hole is disposed. The position where the base web is connected to the second wall portion is the end of the through holes where at least three are arranged in the direction in which the through holes are arranged. It is set as the position near the through-hole adjacent to the through-hole from the through-hole arrange | positioned in this.
よって、貫通孔に挿入されるボルトの内の一部のボルトに力が集中することを防いで、ボルトの破損またはボルトにて締結される床版の破損を防止することができるという効果がある。 Therefore, there is an effect that it is possible to prevent the force from being concentrated on a part of the bolts inserted into the through hole, and to prevent the damage of the bolt or the floor slab fastened by the bolt. .
即ち、例えば、ベースウェブを省略した構成では、第1壁部または第2壁部に力が加わった場合に、端に配設される貫通孔に伝えられる力が他の貫通孔に伝えられる力より大きくなる。そのため、高欄を床版にボルトにて締結している場合には、端に配設される貫通孔に挿通されたボルトに作用する力が他の貫通孔に挿通されたボルトに作用する力より大きくなる。その結果、貫通孔に挿入されるボルトの内の端に配設される貫通孔に挿入されるボルトに力が集中してボルトの破損またはボルトにて締結される床版の破損を引き起こすという不具合が発生する。 That is, for example, in a configuration in which the base web is omitted, when a force is applied to the first wall portion or the second wall portion, the force transmitted to the through hole disposed at the end is transmitted to the other through hole. Become bigger. Therefore, when the railing is fastened to the floor slab with bolts, the force acting on the bolts inserted into the through holes arranged at the ends is more than the force acting on the bolts inserted into the other through holes. growing. As a result, the force concentrates on the bolt inserted into the through-hole disposed at the end of the bolt inserted into the through-hole, causing damage to the bolt or the floor slab fastened with the bolt. Occurs.
ここで、請求項3記載の高欄では、ベースウェブが第1壁部および第2壁部へ連接されているので、例えば、ベースウェブを省略した構成に比べて、端に配設される貫通孔への力の伝達割合を低下させることができる。そのため、第1壁部または第2壁部に加わった力を少なくとも3個が配設される貫通孔に均一に伝えることができる。
Here, in the balustrade according to
さらに、ベースウェブが第1壁部および第2壁部へ連接される位置は、貫通孔が配設される方向において少なくとも3個が配設される貫通孔の内の端に配設される貫通孔よりその貫通孔に隣接する貫通孔に近い位置とされているので、端に配設される貫通孔への力の伝達割合をさらに低下させることができる。そのため、第1壁部または第2壁部に加わった力を少なくとも3個が配設される貫通孔にさらに均一に伝えることができる。 Further, the position where the base web is connected to the first wall portion and the second wall portion is a through hole disposed at an end of the through holes in which at least three are disposed in the direction in which the through holes are disposed. Since the position is closer to the through hole adjacent to the through hole than the hole, the transmission ratio of the force to the through hole disposed at the end can be further reduced. Therefore, the force applied to the first wall portion or the second wall portion can be transmitted more uniformly to the through holes in which at least three are disposed.
よって、少なくとも3個が配設される貫通孔に挿入されるボルトに伝えられる力を均一とすることができる。そのため、貫通孔に挿入されるボルトの内の端に配設される貫通孔に挿入されるボルトに力が集中することを防いで、ボルトの破損またはボルトにて締結される床版の破損を防止することができるという効果がある。 Therefore, the force transmitted to the bolt inserted into the through hole in which at least three are arranged can be made uniform. Therefore, the force is prevented from concentrating on the bolt inserted into the through hole disposed at the end of the bolt inserted into the through hole, and the bolt or the floor slab fastened with the bolt is damaged. There is an effect that it can be prevented.
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態における高欄1が設置される高架道路100の断面図である。図1に示すXは、図1紙面垂直方向である高欄1の長手方向を示しており、矢印Yは、高欄1の長手方向に直交する方向である幅方向を示しており、矢印Zは、高欄1の高さ方向を示している。
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a cross-sectional view of an
まず、図1を参照して、高欄1が設置される高架道路100の構成について説明する。図1に示すように、高架道路100は、車輌Aを走行させるためのものであり、コンクリートにて構成された橋脚Bの上に配設される支承Cと、その支承Cの上に配設される橋梁Dとを備えている。
First, with reference to FIG. 1, the structure of the
その橋梁Dの上部には、鋼製の床版Eが取り付けられており、さらに、その床版Eの上部であって高架道路100の幅方向(図1矢印Y方向)の中央には、高欄1が配設されており、その高欄1の両側に舗装が施されることで道路Fが形成されている。即ち、高欄1により車輌Aが走行する道路Fが区分されている。
A steel floor slab E is attached to the upper part of the bridge D. Furthermore, an upper column is located on the upper part of the floor slab E and in the center of the
次に、図2から図5を参照して、高欄1の詳細な構成について説明する。図2は、カバープレート11が取り外された状態の高欄1の側面図であり、図3は、床版Eから取り外した状態の高欄1の底面図であり、図4は、図2のIV−IV線におけるカバープレート11が取り付けられた状態の高欄1の断面図である。
Next, the detailed configuration of the
なお、図2から図5に示す矢印Xは高欄1の長手方向を示しており、矢印Yは、高欄10の長手方向に直交する方向である幅方向を示しており、矢印Zは、高欄1の高さ方向を示している。また、図2に示すYは矢印Yと、図3に示すZは矢印Zと、図4に示すX及び図5に示すXは矢印Xと同じ方向を示している。また、図4に示すボルトGとナットNとは、理解を容易とするために外観を示している。
2 to 5 indicate the longitudinal direction of the
図2から図4に示すように、高欄1は、道路F(図1参照)を区分すると共に車輌A(図1参照)が対向車線に飛び出すことを防止するためのものであり、ベースプレート2と、衝突壁部3と、プレート貫通孔4と、ベースウェブ5と、リブ群6と、フィラープレート7と、サイドプレート8と、カバープレート11とを備えている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
ベースプレート2は、図3及び図4に示すように、床版Eに締結されるものであり底面視(図3紙面垂直方向視)長方形の平板形状に構成されると共に上面2aから衝突壁部3が立設されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
衝突壁部3は、図2及び図4に示すように、車輌A(図1参照)が道路F(図1参照)を外れた場合に車輌Aが当接されその車輌Aが反対側の道路F(図1参照)まで越えていかないように規制するものである。また、衝突壁部3は、高欄1の長手方向(図4紙面垂直方向)に垂直な面で切った断面が略コの字形状に構成されると共に一対の衝突壁側面3aと、衝突壁天面3bとを備えている。
As shown in FIGS. 2 and 4, when the vehicle A (see FIG. 1) deviates from the road F (see FIG. 1), the
一対の衝突壁側面3aは、図2から図4に示すように、側面面視(図2紙面垂直方向視)長方形の平板形状に構成されると共にベースプレート2の上面2aに溶接にて取り付けられている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the pair of collision wall side surfaces 3 a are configured in a rectangular flat plate shape as viewed from the side (viewed in the vertical direction in FIG. 2) and attached to the
図3及び図4に示すように、一対の衝突壁側面3aとベースプレート2の上面2aとの溶接接合部位である一対の衝突壁溶接部3cは、高欄1の長手方向(図3矢印X方向)に向かって延設されており、高欄1の長手方向(図3矢印X方向)の両側端部の内の一方の端部から他方の端部まで連続して形成されている。また、一対の衝突壁溶接部3cの内の一方と他方とは平行に配設されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the pair of collision wall welds 3c, which are welded joints between the pair of collision wall side surfaces 3a and the
また、一対の衝突壁側面3aは、図4に示すように、互いに上方(図4矢印Z方向上方)に向かうほど近接している。即ち、一対の衝突壁側面3aの内の一方は、高欄1の幅方向(図4矢印Y方向)で他方に向かって傾斜しており、他方は、高欄1の幅方向(図4矢印Y方向)で一方に向かって傾斜している。
Further, as shown in FIG. 4, the pair of collision wall side surfaces 3 a are closer to each other toward the upper side (upward in the arrow Z direction in FIG. 4). That is, one of the pair of collision
よって、車輌A(図1参照)が衝突壁部3に衝突することで衝突壁部3に力が加わった場合には、車輌Aからの力を上方(図4矢印Z方向上方)に分散させることで、高欄1に掛かる力を減少させると共に車輌Aが反対の道路Fに飛び出すことを防止することができる。衝突壁天面3bは、平板状に形成されており、一対の衝突壁側面3aの上端(図4矢印Z方向上端)を接続している。よって、衝突壁部3の強度が向上される。
Therefore, when a force is applied to the
プレート貫通孔4は、図3に示すように、床版E(図1参照)と高欄1とを締結するためのボルトG(図2参照)が挿通される貫通孔である。また、プレート貫通孔4は、ベースプレート2の長手方向(図3矢印Y方向)に伸びる一対の外縁2bの内の一方と他方との間であって、且つ一対の外縁2bの内の一方と他方との間に配設される一対の衝突壁溶接部3cの両外側(図3矢印Y方向外側)にそれぞれ同数(本実施の形態ではそれぞれ5個)配設されている。また、プレート貫通孔4は、衝突壁溶接部3cに沿って高欄1の長手方向(図3矢印X方向)に直線的に並んで配設されている。
As shown in FIG. 3, the plate through
このように、ベースプレート2には、プレート貫通孔4が形成されているので、プレート貫通孔4にボルトGを挿通してナットNで締め付けることで、ベースプレート2を床版Eに締結することができる。よって、現場での溶接作業を不要とし施工コストを削減することができる。
As described above, since the plate through
また、例えば、溶接にて設置された高欄1を撤去するためには、高欄1を溶断する必要があり、溶断作業に手間が掛かる。これに対し本実施の形態によれば、高欄1がボルトGにて床版Eに設置されるので、ボルトGを締め付けるナットNを緩めることで高欄1を撤去することができる。よって、溶接にて床版Eに設置された高欄1を撤去する場合に比べて、高欄1の撤去作業の手間を省くことができる。その結果、施工コスト及び撤去コストの削減を図ることができる。
Further, for example, in order to remove the
ベースウェブ5は、図2から図4に示すように、一対の衝突壁側面3aを接続するものであり、正面視(図4紙面垂直方向視)先細り形状に形成の平板状に構成されている。また、ベースウェブ5は、図2に示すように、高欄1に複数(本実施の形態では2個)備えられており、それら複数のベースウェブ5は、ベースプレート2から垂直に立設されている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
また、ベースウェブ5は、図4に示すように、ベースプレート2の上面2aと衝突壁側面3aと衝突壁天面3bとに溶接されている。よって、衝突壁部3の剛性を向上させることができる。なお、ベースウェブ5と衝突壁天面3bとの溶接およびベースウェブ5とベースプレート2の上面2aとの溶接を省略しても良い。その場合、溶接箇所が省略されるので、高欄1の製造コストを削減することができる。
Moreover, the
例えば、一対の衝突壁側面3aの内の一方に車輌Aが衝突することで衝突壁部3に作用する力が加わった場合には、その力がベースウェブ5を介して他方の衝突壁側面3aに伝達される。よって、一対の衝突壁側面3aで均等に力を受け止めることができる。そのため、衝突壁部3の変形を抑制して、車輌Aが衝突することで衝突壁部3に作用する力をベースプレート2に対して均一に伝えることができる。
For example, when the vehicle A collides with one of the pair of collision wall side surfaces 3 a and a force acting on the
その結果、ベースプレート2のプレート貫通孔4に対して均一に力を伝えることができるので、プレート貫通孔4に挿入されるボルトGの内の一部のボルトGに力が集中することを防いで、ボルトGの破損またはボルトGにて締結される床版Eの破損を防止することができる。
As a result, the force can be uniformly transmitted to the plate through
また、ベースウェブ5は、図2及び図3に示すように、ベースプレート2の長手方向(図2および図3矢印X方向)の両端側から同一の距離離れた位置にそれぞれ1個ずつの計2個が配設されている。
Further, as shown in FIGS. 2 and 3, the
図3及び図4に示すように、ベースウェブ5とベースプレート2の上面2aとの溶接接合部位であるベースウェブ溶接部5aは、高欄1の幅方向(図3及び図4矢印Y方向)に向かって延設されており、一対の衝突壁側面3aの内の一方から他方まで連続して形成されている。また、図2及び図3に示すように、一対のベースウェブ溶接部5aの内の一方のベースウェブ溶接部5aは、他方のベースウェブ溶接部5aに対して平行に配設されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the base web welded
図2及び図4に示すように、ベースウェブ5と衝突壁側面3aとの溶接接合部位である一対のベースウェブ溶接部5bは、高欄1の高さ方向(図2矢印Z方向)に向かって延設されておりベースプレート2の上面2aから衝突壁天面3bの下面(図2矢印Z方向下面)まで連続して形成されている。また、一対のベースウェブ溶接部5bの内の一方のベースウェブ溶接部5bは、他方のベースウェブ溶接部5bと同一平面上に配設されている。
As shown in FIGS. 2 and 4, the pair of base web welded
図2及び図4に示すように、ベースウェブ5と衝突壁天面3bとの溶接接合部位である一対のベースウェブ溶接部5cは、高欄1の幅方向(図4矢印Y方向)に向かって延設されており、一対の衝突壁側面3aの内の一方から他方まで連続して形成されている。また、一対のベースウェブ溶接部5cの内の一方のベースウェブ溶接部5cは、他方のベースウェブ溶接部5cに対して平行(対応する図面を省略)に配設されている。
As shown in FIGS. 2 and 4, the pair of base web welded
例えば、一対の衝突壁側面3aの内の一方に車輌Aが衝突することで力が加わった場合には、その力がベースウェブ5を介して他方に伝達される。よって、車輌Aが一対の衝突壁側面3aの内の一方に衝突することで作用する力を一対の衝突壁側面3aで均等に受け止めることができると共に衝突壁側面3a全体にその力を分散させることができる。そのため、衝突壁部3の変形を抑制して、その力をベースプレート2に対してさらに均一に伝えることができる。
For example, when a force is applied by the vehicle A colliding with one of the pair of collision wall side surfaces 3 a, the force is transmitted to the other via the
その結果、ベースプレート2のプレート貫通孔4に対して力を均一に伝えることができるので、プレート貫通孔4に挿入されるボルトGの内の一部のボルトGに力が集中することを防いで、ボルトGの破損またはボルトGにて締結される床版Eの破損を防止することができる。
As a result, since the force can be uniformly transmitted to the plate through
また、図3に示すように、ベースウェブ5は、両端(図3矢印X方向両側)に配設されているプレート貫通孔4より、その両端の内の一方の端(図3矢印X方向端)に配設されているプレート貫通孔4に隣接するプレート貫通孔4に近い位置に配設されている。
Further, as shown in FIG. 3, the
よって、プレート貫通孔4に挿入されるボルトGの内の一部のボルトGに力が集中することを防いで、ボルトGの破損またはボルトGにて締結される床版の破損を防止することができる。
Therefore, it is possible to prevent the force from being concentrated on a part of the bolts G among the bolts G inserted into the plate through-
即ち、例えば、ベースウェブ5を省略した構成では、衝突壁側面3aに力が加わった場合に、両端(図3矢印X方向両側)に配設されるプレート貫通孔4に伝えられる力が他のプレート貫通孔4に伝えられる力より大きくなる。
That is, for example, in the configuration in which the
そのため、高欄1を床版EにボルトGにて締結している場合には、両端(図3矢印X方向両側)に配設されるプレート貫通孔4に挿通されたボルトGに作用する力が他のプレート貫通孔4に挿通されたボルトGに作用する力より大きくなる。
Therefore, when the
その結果、プレート貫通孔4に挿入されるボルトGの内の端(図3矢印X方向端)に配設されるプレート貫通孔4に挿入されるボルトGに力が集中してボルトGの破損またはボルトGにて締結される床版Eの破損を引き起こすという不具合が発生する。
As a result, the force is concentrated on the bolt G inserted into the plate through
ここで、本実施の形態では、図4に示すように、ベースウェブ5が配設される位置は、プレート貫通孔4が配設される方向において端(図3矢印X方向端)に配設されるプレート貫通孔4よりそのプレート貫通孔4に隣接するプレート貫通孔4に近い位置とされているので、端に配設されるプレート貫通孔4への力が伝達される割合をさらに低下させることができる。そのため、衝突壁側面3aに加わった力をプレート貫通孔4に対してさらに均一に伝えることができる。
Here, in this embodiment, as shown in FIG. 4, the position where the
よって、プレート貫通孔4に挿入されるボルトGに伝えられる力を均一とすることができる。その結果、プレート貫通孔4に挿入されるボルトGの内の端に配設されるプレート貫通孔4に挿入されるボルトGに力が集中することを防いで、ボルトGの破損またはボルトGにて締結される床版Eの破損を防止することができる。
Therefore, the force transmitted to the bolt G inserted into the plate through
リブ群6は、図2から図4に示すように、衝突壁部3の剛性を向上させるためのものであり、複数(本実施形態では20個)のリブ6aを備えている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
リブ6aは、図4に示すように、正面視(図4紙面垂直方向視)先細り形状に形成されると共に平板状に構成されている。また、リブ6aは、図3に示すように、一対の衝突壁溶接部3cの内の一方の衝突壁溶接部3cに沿って配設される複数(本実施形態では5個)のプレート貫通孔4の内のそれぞれのプレート貫通孔4の間に2個ずつ配設されている。また、同様に、他方の衝突壁溶接部3cに沿って配設される複数(本実施形態では5個)のプレート貫通孔4の内のそれぞれのプレート貫通孔4の間に2個ずつ配設されている。
As shown in FIG. 4, the
また、図4に示すように、リブ6aは、その外縁がベースプレート2と衝突壁側面3aとに溶接されており、リブ6aとベースプレート2との溶接部位であるリブ溶接部6cは、図3に示すように、高欄1の幅方向(図3矢印Y方向)で衝突壁側面3aからプレート貫通孔4側に向かいつつプレート貫通孔4を越えて延設されている。
Further, as shown in FIG. 4, the
そのため、車輌Aが衝突壁部3に衝突することで衝突壁部3に力が加わった場合に、衝突壁部3の変形を抑制しその力をベースプレート2に対して均一に伝えて、ベースプレート2のプレート貫通孔4に挿入されるボルトGに伝えられる力を均一とすることができる。その結果、プレート貫通孔4に挿入されるボルトGの内の一部のボルトGに力が集中することを防いで、ボルトGの破損またはボルトGにて締結される床版Eの破損を防止することができる。
Therefore, when a force is applied to the
また、リブ6aと衝突壁側面3aとの溶接部位であるリブ溶接部6bは、リブ溶接部6cと連成されている。そのため、車輌Aが衝突壁部3に衝突することで衝突壁部3に力が加わった場合に、衝突壁部3の変形を抑制しその力をベースプレート2に対して均一に伝えて、ベースプレート2のプレート貫通孔4に挿入されるボルトGに伝えられる力を均一とすることができる。その結果、プレート貫通孔4に挿入されるボルトGの内の一部のボルトGに力が集中することを防いで、ボルトGの破損またはボルトGにて締結される床版Eの破損を防止することができる。
Moreover, the
また、複数(本実施の形態では20個)のリブ6aの内の2個は、図3に示すように、2個のベースウェブ5の内の一方のベースウェブ5を含む仮想平面上であって、そのベースウェブ5の両側(図3矢印Y方向両側)に1個ずつ配設されている。また、同様に、複数(本実施の形態では16個)のリブ6aの内の別の2個は、他方のベースウェブ5を含む仮想平面上であって、そのベースウェブ5の両側(図3矢印Y方向両側)に1個ずつ配設されている。
Further, two of the plurality (20 in the present embodiment) of
そのため、リブ6aとベースウェブ5とが一直線上に配設されているので、リブ6aとベースウェブ5との配設位置をその直線上からずらした場合に比べて、衝突壁部3の剛性を向上させることができる。
For this reason, since the
よって、車輌Aが衝突壁部3に衝突することで衝突壁部3に力が加わった場合に、衝突壁部3の変形を抑制してその力をベースプレート2に対して均一に伝えることができる。そのため、ベースプレート2のプレート貫通孔4に挿入されるボルトGに伝えられる力を均一とすることができる。その結果、プレート貫通孔4に挿入されるボルトGの内の一部のボルトGに力が集中することを防いで、ボルトGの破損またはボルトGにて締結される床版Eの破損を防止することができる。
Therefore, when the vehicle A collides with the
また、図3に示すように、プレート貫通孔4を挟まずに隣接する2個のリブ6aの間隔寸法L2よりプレート貫通孔4を挟んで隣接する2個のリブ6aの間隔寸法L1の方が小さく設定されている。よって、衝突壁部3の剛性が向上される。
As shown in FIG. 3, the interval dimension L1 between the two
そのため、車輌Aが衝突壁部3に衝突することで衝突壁部3に力が加わった場合に、衝突壁部3の変形を抑制しその力をベースプレート2に対して均一に伝えて、ベースプレート2のプレート貫通孔4に挿入されるボルトGに伝えられる力を均一とすることができる。その結果、プレート貫通孔4に挿入されるボルトGの内の一部のボルトGに力が集中することを防いで、ボルトGの破損またはボルトGにて締結される床版Eの破損を防止することができる。
Therefore, when a force is applied to the
カバープレート11は、図4に示すように、リブ群6を覆う化粧板としての役割を果たすものであり、高欄1が床版EにナットNで締結された後にリブ群6に接合される。
As shown in FIG. 4, the
サイドプレート8は、図2及び図4に示すように、衝突壁側面3aを補強するものであり、正面視(図4矢印Z方向視)長方形形状に形成されると共に平板状に構成されている。また、サイドプレート8は、サイドプレート大9と、そのサイドプレート大9とベースウェブ5を挟んで配設されるサイドプレート小10とを備えている。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
サイドプレート大9は、正面視(図4矢印Z方向視)長方形形状の平板であり一対のベースウェブ5の一方のベースウェブ5と他方のベースウェブ5との間に4個が配設されている。また、それら4個のサイドプレート大9の内の2個が、高欄1の高さ方向(図2矢印Z方向)に所定の間隔を隔てた状態で一対の衝突壁側面3aの内の一方の衝突壁側面3aの内側面に溶接され、他方の衝突壁側面3aの内側面に高欄1の高さ方向(図2矢印Z方向)に所定の間隔を隔てた状態でさらに2個が溶接されている。
The
また、サイドプレート大9の配設向きは、図2に示すように、サイドプレート大9の長手方向が高欄1の長手方向(図2矢印X方向)に対して平行とされており、サイドプレート大9の両端部(図2矢印X方向両端部)は、ベースウェブ5から所定の間隔を隔てた状態で配設されている。
Further, as shown in FIG. 2, the side plate large 9 is arranged such that the longitudinal direction of the side plate large 9 is parallel to the longitudinal direction of the rail 1 (arrow X direction in FIG. 2). Both ends of the large 9 (both ends in the direction of arrow X in FIG. 2) are arranged with a predetermined distance from the
よって、サイドプレート大9を衝突壁側面3aに溶接することで、衝突壁部3の剛性を向上させることができる。そのため、車輌Aが衝突壁部3に衝突することで衝突壁部3に力が加わった場合に、衝突壁部3の変形を抑制しその力をベースプレート2に対して均一に伝えて、ベースプレート2のプレート貫通孔4に挿入されるボルトGに伝えられる力を均一とすることができる。その結果、プレート貫通孔4に挿入されるボルトGの内の一部のボルトGに力が集中することを防いで、ボルトGの破損またはボルトGにて締結される床版Eの破損を防止することができる。
Therefore, the rigidity of the
また、サイドプレート大9の両端部(図2矢印X方向両端部)とベースウェブ5との間隔を空けることで、車輌Aが衝突して衝突壁部3に力が加わった場合にベースウェブ5と衝突壁側面3aとの間に高い応力が発生することを防いでいる。よって、衝突壁部3の破損を防止することができる。
In addition, the
サイドプレート小10は、正面視(図4矢印Z方向視)長方形形状の平板であり一対のベースウェブ5の一方のベースウェブ5と他方のベースウェブ5との両外側(図2矢印X方向両外側)にそれぞれ4個の計8個が配設されており、サイドプレート大9と同様の効果を奏する。
The
次いで、図5を参照して、フィラープレート7について説明する。図5は、図4のVで示した部分を拡大した高欄1の部分拡大断面図である。フィラープレート7は、図5に示すように、床版Eとベースプレート2とに狭持されるものであり、底面視長方形の平板形状に構成されると共にベースプレート2と同一の幅寸法および同一の長さ寸法に構成されている。よって、ベースプレート2の外形とフィラープレート7の外形とを一致させて重ね合わせることができる。
Next, the
その重ね合わせられた状態において、フィラープレート7には、ベースプレート2に配設されるプレート貫通孔4に対応した位置にプレート貫通孔4と同一の中心を備えるフィラープレート貫通孔7aが貫通形成されている。そのフィラープレート貫通孔7aの内径R1は、ボルトGが床版Eに溶接されることでできた溶接肉盛りMの外形R2より大きな寸法値に構成されている。よって、溶接肉盛りMを避けることができるので、フィラープレート7が溶接肉盛りMに乗り上げることを防止することができる。
In the overlapped state, the
また、フィラープレート7の厚さ寸法H2は、溶接肉盛りMの厚さ寸法H1より大きな寸法値に設定されている(H2>H1)。よって、溶接肉盛りMをフィラープレート7の上側の面である上面7bより低い位置とすることができる。そのため、溶接肉盛りMがフィラープレート貫通孔7aの中に完全に収容される。
Further, the thickness dimension H2 of the
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。 The present invention has been described above based on the embodiments. However, the present invention is not limited to the above embodiments, and various improvements and modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. It can be easily guessed.
例えば、上記各実施の形態で挙げた数値(例えば、各構成の数量や寸法・角度など)は一例を示すものであり、他の数値を採用することは当然可能である。 For example, the numerical values (for example, the number, size, angle, etc. of each component) given in the above embodiments are merely examples, and other numerical values can naturally be adopted.
本実施の形態では、衝突壁部3が一対の衝突壁側面3aと衝突壁天面3bによって構成され衝突壁天面3bが一対の衝突壁側面3aを接続する場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、衝突壁天面3bを省略して、一対の衝突壁側面3aの一方と他方とを直に接続しても良い。
In the present embodiment, the case has been described in which the
この場合、衝突壁天面3bが省略される分、高欄1を構成する部品数を削減できる。よって、その分、製造の手間を省くことができるので、高欄1の製造コストを削減することができる。また、部品数が削減されるので、その分、接続箇所が削減される。
In this case, since the collision wall
また、本実施の形態では、長手方向(図4紙面垂直方向)に垂直な面で切った断面が略コの字形状に構成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、長手方向(図4紙面垂直方向)に垂直な面で切った断面を略Uの字形状またはVの字形状に構成しても良い。 Further, in the present embodiment, the case where the cross section cut by a plane perpendicular to the longitudinal direction (the vertical direction in FIG. 4) is configured in a substantially U-shape is not necessarily limited thereto. A cross section cut by a plane perpendicular to the longitudinal direction (perpendicular to the plane of FIG. 4) may be formed into a substantially U shape or V shape.
この場合、例えば、衝突壁部3を一枚の平板から折り曲げて製造する場合には、断面をコの字形状とするとコの字を形成するために平板の2箇所を折り曲げる必要があるが、断面を略Uの字形状またはVの字形状とした場合には、Uの字形状またはVの字形状を形成するために平板の1箇所を折り曲げれば良い。よって、衝突壁部3の製造の手間を省いて、高欄1の製造コストを削減することができる。
In this case, for example, when the
100 高架道路
1 高欄
2 ベースプレート
3 衝突壁部
3a 衝突壁側面(第1壁部または第2壁部)
3b 衝突壁天面(衝突壁部の一部)
3c 衝突壁溶接部(ベースプレートとの連接部位)
4 プレート貫通孔(貫通孔)
5 ベースウェブ
5a ベースウェブ溶接部(ベースウェブの一部)
5b ベースウェブ溶接部(ベースウェブの一部)
5c ベースウェブ溶接部(ベースウェブの一部)
6 リブ群(補強部材)
6a リブ(補強部材の一部)
6b リブ溶接部(補強部材の一部)
6c リブ溶接部(補強部材の一部)
11 カバープレート
A 車輌
E 床版
F 道路
100
3b Collision wall top (part of the collision wall)
3c Collision wall welded part (joint part with base plate)
4 Plate through hole (through hole)
5
5b Base web weld (part of the base web)
5c Base web weld (part of the base web)
6 Ribs (Reinforcing members)
6a Rib (part of the reinforcing member)
6b Rib welded part (part of the reinforcing member)
6c Rib welded part (part of the reinforcing member)
11 Cover plate A Vehicle E Floor slab F Road
Claims (3)
前記床版に取着されると共に平板状のベースプレートと、
そのベースプレートから立設される衝突壁部と、
前記ベースプレートに貫通形成されると共にボルトが挿通される貫通孔とを備え、
前記貫通孔に挿通されたボルトを介して前記ベースプレートが前記床版に締結されることを特徴とする高欄。 In the railings used as a median that is installed on the floor slab of the road and separates the area where the vehicle travels,
A flat base plate attached to the floor slab;
A collision wall portion erected from the base plate;
A through hole formed through the base plate and through which a bolt is inserted;
A railing, wherein the base plate is fastened to the floor slab via a bolt inserted into the through hole.
前記衝突壁部は、
前記ベースプレートから立設され平板状の第1壁部と、
その第1壁部に対して所定の間隔を隔てて立設される平板状の第2壁部とを備え、
その第2壁部と前記第1壁部とが前記ベースウェブにて接続されており、
前記貫通孔は、前記第1壁部の外側であって前記第1壁部と前記ベースプレートとの連接部位に沿う位置に少なくとも3個が配設されると共に前記第2壁部の外側であって前記第2壁部と前記ベースプレートとの連接部位に沿う位置に少なくとも3個が配設されており、
前記ベースウェブが前記第1壁部へ連接される位置は、前記貫通孔が配設される方向において少なくとも3個が配設される前記貫通孔の内の端に配設される貫通孔よりその貫通孔に隣接する貫通孔に近い位置とされており、
前記ベースウェブが前記第2壁部へ連接される位置は、前記貫通孔が配設される方向において少なくとも3個が配設される前記貫通孔の内の端に配設される貫通孔よりその貫通孔に隣接する貫通孔に近い位置とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の高欄。 It has a flat base web,
The collision wall is
A flat first wall portion standing from the base plate;
A flat plate-like second wall portion standing at a predetermined interval with respect to the first wall portion,
The second wall portion and the first wall portion are connected by the base web,
At least three of the through-holes are disposed outside the first wall portion and at positions along the connecting portion between the first wall portion and the base plate, and outside the second wall portion. At least three of the second wall and the base plate are disposed at positions along the connecting portion;
The position where the base web is connected to the first wall portion is more than the through hole provided at the end of the through hole in which at least three are provided in the direction in which the through hole is provided. It is a position close to the through hole adjacent to the through hole,
The position where the base web is connected to the second wall portion is more than the through hole disposed at the end of the through hole in which at least three are disposed in the direction in which the through hole is disposed. The balustrade according to claim 1, wherein the balustrade is located near a through hole adjacent to the through hole.
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