JP2009160687A - アクチュエータおよびロボット - Google Patents

アクチュエータおよびロボット Download PDF

Info

Publication number
JP2009160687A
JP2009160687A JP2008000472A JP2008000472A JP2009160687A JP 2009160687 A JP2009160687 A JP 2009160687A JP 2008000472 A JP2008000472 A JP 2008000472A JP 2008000472 A JP2008000472 A JP 2008000472A JP 2009160687 A JP2009160687 A JP 2009160687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
target
load
processing element
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008000472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5177502B2 (ja
Inventor
Yuichi Kamibayashi
勇一 上林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2008000472A priority Critical patent/JP5177502B2/ja
Priority to US12/349,113 priority patent/US7953516B2/en
Publication of JP2009160687A publication Critical patent/JP2009160687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5177502B2 publication Critical patent/JP5177502B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1628Programme controls characterised by the control loop
    • B25J9/1633Programme controls characterised by the control loop compliant, force, torque control, e.g. combined with position control
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/39Robotics, robotics to robotics hand
    • G05B2219/39183Compliance compensation
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/40Robotics, robotics mapping to robotics vision
    • G05B2219/40264Human like, type robot arm

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

【課題】外力に応じたリンクの動きのコンプライアンス性を、環境や用途に鑑みて適切に調節することができるアクチュエータ等を提供する。
【解決手段】本発明のアクチュエータ2によれば、目標リンク角速度ω1と目標従動角速度ω2との合成結果としての目標モータ角速度ω0に基づいて駆動指令角速度ωCが設定される。合成目標速度ω0に目標リンク角速度ω1の成分が含まれることによりリンク24の動きに「硬さ」を持たせる一方、合成目標速度ω0に目標従動角速度ω2の成分が含まれることによりリンク24の動きに「柔らかさ」を持たせることができる。したがって、目標リンク角速度ω1と目標従動角速度ω2との合成比率Kfが調節されることにより、リンク24の動きの硬さおよび柔らかさのバランスが調節される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、駆動機構と、該駆動機構の出力軸と負荷との間に介在する柔軟要素と、駆動機構の動作を制御することにより駆動機構から柔軟要素を介して負荷に作用させる出力を制御する制御装置とを備えているアクチュエータ等に関する。
ロボットアームが外力を受けた場合、アームまたはその構成要素がダメージを受けないようにこのアームにコンプライアンス性または柔軟性を持たせるための技術的手法として次の2つの手法が挙げられる。
第1の手法はアームに設けられた外力センサからの出力信号に基づいてこのアームが受ける外力を測定し、当該測定結果をコンプライアンスモデルに入力することによって得られた出力結果としての指令に基づいてアームの関節角度または関節変位を制御する手法である。
第2の手法はモータからアームを構成するリンクへの駆動力伝達系に柔軟要素を設け、モータが応答しきれない周波数範囲でのコンプライアンス性を柔軟要素に担わせる手法である。第2の手法としては、アームの関節変位や速度に影響されないように柔軟要素の伸縮をトルク指令値に追従させることにより、このトルク指令値に対して忠実なトルクアクチュエータを構成する手法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−349555号公報
しかし、第1の手法によれば、コンプライアンス性を向上させるためには指令に対する腕部が高速で応答する必要がある。このため、リンク等の腕部の構成要素の剛性が高いことや、モータの速応性が高いことが必要である。特に、指令に対する腕部の動きの高い速応性を確保するため、腕部の剛性を低下させることができないという制限があるので、腕部の軽量化およびコンパクト化、ひいては腕部の多機能化を図ることが困難である。
また、第2の手法によれば、制御系にダンピング要素を追加するためには、伸縮制御系フィードバックループの外側に速度フィードバックループを設ける必要がある。このため、制御ブロック図において伸縮制御系フィードバックループが速度フィードバックループのマイナーループとして配置された構成になり、制御対象および制御系の次数が大きく、位相およびゲイン余裕が劣悪となり、ダンピング効果を十分に奏することが困難になる。
そこで、本発明は、外力に応じたリンクの動きのコンプライアンス性を、環境や用途に鑑みて適切に調節することができるアクチュエータおよびロボットを提供することを解決課題とする。
第1発明のアクチュエータは、駆動機構と、前記駆動機構と負荷との間に介在する柔軟要素と、前記駆動機構の動きを制御することにより前記柔軟要素を介して前記負荷に作用させる力を制御する制御装置とを備えているアクチュエータであって、前記制御装置が第1処理要素と第2処理要素とを備え、前記第1処理要素が前記負荷に作用させる目標力と、前記負荷の実速度と、前記駆動機構および前記負荷のそれぞれの実位置と、前記柔軟要素の特性を表わす柔軟係数とに基づいて前記駆動機構の目標従動速度を設定し、前記第2処理要素が前記負荷の目標速度である目標負荷速度と、前記第1処理要素により設定された前記目標従動速度との合成結果としての合成目標速度に基づいて駆動指令速度を設定し、前記制御装置が前記第2処理要素により設定された前記駆動指令速度に基づいて前記駆動機構の駆動速度を制御することを特徴とする。
第1発明のアクチュエータによれば、「目標負荷速度(負荷の目標速度)」と「目標従動速度」との合成結果としての「合成目標速度」に基づき、駆動機構の「駆動指令速度」が設定される。そして、この駆動指令速度に基づいて駆動機構の駆動速度が制御される。合成目標速度に目標負荷速度成分が含まれることにより負荷の動きに「硬さ」を持たせることができる。動きの「硬さ」とは負荷に外力が作用した場合、この外力に抗して負荷の速度を目標負荷速度に一致させるように動くという性質を意味しており、この動きの硬さによって外力に対する反力が生じるように負荷が動かされる。また、合成目標速度に目標従動速度成分が含まれることにより負荷の動きに「柔らかさ」を持たせることができる。動きの「柔らかさ」とは負荷に外力が作用した場合、柔軟要素の特性(弾性特性および減衰特性のうち一方または両方)にしたがい、この外力に応じて動くという性質を意味しており、この動きの柔らかさによって外力に追従するようにこの負荷が動かされる。これは、目標従動速度が負荷に作用させる目標力と、柔軟要素の特性を表わす柔軟係数と、負荷の実速度と、駆動機構および負荷のそれぞれの実位置とに基づいて設定されるからである。したがって、「目標負荷速度」と「目標従動速度」との合成比率が調節されることにより、負荷の動きの硬さおよび柔らかさのバランスが調節され、アクチュエータが接する環境や用途に鑑みて負荷の動きの適切なコンプライアンス性が実現されうる。
なお、駆動機構の位置とは、その構成要素の並進量、回転量またはこれらの組み合わせを意味する。駆動機構の駆動速度とはその構成要素の並進速度、回転角速度またはこれらの組み合わせを意味する。同様に、負荷の位置とは、負荷の並進量、回転量またはこれらの組み合わせを意味する。負荷の速度とは負荷の並進速度、回転角速度またはこれらの組み合わせを意味する。
第2発明のアクチュエータは、第1発明のアクチュエータにおいて、前記第2処理要素が、あらかじめ仕様で定められている前記アクチュエータの力の許容範囲と、前記駆動機構および前記負荷のそれぞれの実位置と、前記負荷の実速度と、前記柔軟係数とに基づいて前記駆動機構の駆動速度の許容範囲を設定した上で、前記合成目標速度が当該許容範囲に収まっているときは前記合成目標速度をそのまま前記駆動指令速度として設定する一方、前記合成目標速度が当該許容範囲に収まっていない場合には当該許容範囲に収まるように前記合成目標速度を修正することにより前記駆動指令速度を設定することを特徴とする。
第2発明のアクチュエータによれば、駆動機構の駆動速度がその許容範囲から外れることが回避されるように駆動指令速度が設定されるので、駆動機構および駆動機構から負荷への力伝達系(柔軟要素が含まれる。)に過剰な負担がかかることが回避される。
第3発明のアクチュエータは、第1または第2発明のアクチュエータにおいて、前記第1処理要素が、前記負荷の目標位置と前記負荷の実位置との差に基づいて仮想的な弾性要素により生じる力を算出し、前記負荷に作用させる目標力に当該算出力を加算して補正した上で、当該補正後の前記目標力を用いて前記目標従動速度を設定することを特徴とする。
第3発明のアクチュエータによれば、負荷の実位置と、環境や用途の変化等に応じて可変的に設定される負荷の目標位置との偏差に鑑みて、駆動機構により柔軟要素を介して負荷に作用させる目標力が適切に補正されうる。
第4発明のアクチュエータは、第1〜第3発明のうちいずれか1つのアクチュエータにおいて、前記負荷の行動計画を認識し、当該認識結果に基づいて前記目標負荷速度と前記目標従動速度との前記第2処理要素による合成比率を設定する合成比率設定要素を備えていることを特徴とする。
第4発明のアクチュエータによれば、負荷の行動計画に基づいて目標負荷速度と目標従動速度との合成比率が調節されることにより、負荷の動きの硬さと柔らかさとのバランスが、負荷をこの行動計画にしたがって行動させる観点から適当に調節されうる。
第5発明のロボットは、アクチュエータと、前記アクチュエータにより駆動されるリンクとを備えているロボットであって、前記アクチュエータが、駆動機構と、前記駆動機構と負荷としての前記リンクとの間に介在する柔軟要素と、前記駆動機構の動きを制御することにより前記柔軟要素を介して前記負荷に作用させる力を制御する制御装置とを備え、前記制御装置が第1処理要素と第2処理要素とを備え、前記第1処理要素が前記負荷に作用させる目標力と、前記負荷の実速度と、前記駆動機構および前記負荷のそれぞれの実位置と、前記柔軟要素の特性を表わす柔軟係数とに基づいて前記駆動機構の目標従動速度を設定し、前記第2処理要素が前記負荷の目標速度である目標負荷速度と、前記第1処理要素により設定された前記目標従動速度との合成結果としての合成目標速度に基づいて駆動指令速度を設定し、前記制御装置が前記第2処理要素により設定された前記駆動指令速度に基づいて前記駆動機構の駆動速度を制御することを特徴とする。
第5発明のロボットによれば、目標負荷速度と目標従動速度との合成結果としての合成目標速度に基づき、駆動機構の駆動指令速度が設定される。そして、この駆動指令速度に基づいて駆動機構の駆動速度が制御されることにより、リンクの動きが制御される。また、目標負荷速度と目標従動速度との合成比率が調節されることにより、負荷としてのリンクの動きの硬さおよび柔らかさのバランスが調節され、アクチュエータが接する環境や用途に鑑みて負荷の動きの適切なコンプライアンス性が実現されうる。
第6発明のロボットは、第5発明のロボットにおいて、前記ロボットの行動計画を認識し、当該認識結果に基づいて前記目標負荷速度と前記目標従動速度との前記第2処理要素による合成比率を設定する合成比率設定要素を備えていることを特徴とする。
第6発明のロボットによれば、ロボットの行動計画に基づいて目標負荷速度と目標従動速度との合成比率が調節されることにより、負荷の動きの硬さと柔らかさとのバランスが、ロボットがこの行動計画にしたがって行動する観点から適当に調節されうる。
本発明のアクチュエータおよびロボットの実施形態について図面を用いて説明する。本発明の一実施形態としてのロボットおよびこのロボットが有するアクチュエータのそれぞれの構成について説明する。図1に示されているロボット1はヒューマノイドロボットであり、基体10と、基体10の上方に配置された頭部11と、基体10の上部に上部両側から延設された左右の腕部12と、左右の腕部12のそれぞれの先端に設けられている手部13と、基体10の下部から下方に延設された左右の脚体14と、左右の脚体14のそれぞれの先端に設けられている足部15とを備えている。
基体10はヨー軸回りに相対的に回動しうるように上下に連結された上部および下部により構成されている。頭部11は基体10に対してヨー軸回りに回動する等、動くことができる。
腕部12は第1腕リンク122と、第2腕リンク124とを備えている。基体10と第1腕リンク122とは肩関節121を介して連結され、第1腕リンク122と第2腕リンク124とは肘関節123を介して連結され、第2腕リンク124と手部13とは手根関節125を介して連結されている。肩関節121はロール、ピッチおよびヨー軸回りの回動自由度を有し、肘関節123はピッチ軸回りの回動自由度を有し、手根関節125はロール、ピッチ、ヨー軸回りの回動自由度を有している。手部13は、手掌部から延設され、人間の手の親指、人差指、中指、薬指および小指のそれぞれに相当する5つの指機構を備えている。
脚体14は第1脚リンク142と、第2脚リンク144とを備えている。基体10と第1脚リンク142とは股関節141を介して連結され、第1脚リンク142と第2脚リンク144とは膝関節143を介して連結され、第2脚リンク144と足部15とは足関節145を介して連結されている。股関節141はロール、ピッチおよびロール軸回りの回動自由度を有し、膝関節143はピッチ軸回りの回動自由度を有し、足関節145はロールおよびピッチ軸回りの回動自由度を有している。
ロボット1は図2に示されているアクチュエータ2を備えている。アクチュエータ2は制御装置200により動作が制御されるモータ(駆動機構)21と、減速機22と、柔軟要素23とを備えている。モータ21の出力軸は、減速機22および柔軟要素23を介してリンク(負荷)24(第1腕リンク122、第2腕リンク124、手部13、第1脚リンク142、第2脚リンク144および足部15のうち一部または全部が該当する。)に直列に接続されている。モータ21はロボット1に搭載されているバッテリ(図示略)から供給される電力によって動作する。また、アクチュエータ2はモータエンコーダ201およびリンクエンコーダ202を備えている。モータエンコーダ201はモータ21の出力軸の角度(モータ角度。「駆動機構の実位置」に該当する。)θMに応じた信号を出力する。リンクエンコーダ202はリンク24の角度(リンク角度。「負荷の実位置」に該当する。)θLおよび角速度(リンク角速度。「負荷の実速度」に該当する。)ωLに応じた信号を出力する。
ロボット1はCPU、ROM、RAM、I/O、アナログ回路等によって構成され、バッテリからモータ21に供給される電力を制御することにより、ロボット1の動作を制御する図3に示されている制御装置200を備えている。なお、制御装置200はロボット1の内部ネットワークを通じて接続された主制御ユニットおよび一または複数の副制御ユニットより構成される分散制御システムであってもよい。ロボット1に搭載されているコンピュータを制御装置200として機能させるための「運動制御プログラム」はROM等の記憶装置に予め格納されていてもよいが、ロボット1から要求があった等の任意のタイミングで当該プログラムがサーバからネットワークや人工衛星を介して当該コンピュータに配信(ダウンロード)または放送され、当該プログラム用のメモリに格納されてもよい。
制御装置200は第1処理要素210と第2処理要素220とを備えている。制御装置200の各構成要素は共通のCPU、プロセッサまたはアナログ回路により構成されていてもよく、異なるCPU等により構成されていてもよい。
第1処理要素210はリンク24に作用させる目標トルク(負荷に作用させる目標力)τ0、リンク角度(負荷の実位置)θL、リンク角速度(負荷の実速度)ωLと、モータ角度(駆動機構の実位置)θM、および、柔軟要素23の特性を表わす柔軟係数に基づいてモータ21の目標従動速度ω2を設定する。第2処理要素220はリンク24の目標角速度(目標負荷速度)ω1と、第1処理要素210により設定された目標従動速度ω2との合成結果としての合成目標速度ω0に基づいて駆動指令速度ωCを設定する。制御装置200は第2処理要素220により設定された駆動指令速度軌道ωC(t)に基づいてモータ速度ωM、正確にはその時系列的な変化態様を表わすモータ速度軌道ωM(t)を制御する。なお、測定または設定等される変数の値は、その時系列的な変化態様を表わす「軌道」を意味する。たとえば、リンク角度θLは、その時系列的な変化態様を表わすリンク角度軌道θL(t)を意味する。
図4には制御装置200およびその制御対象であるモータ21を含む制御ブロック図が示されている。図5には図4に示されている制御ブロック図の変形ブロック図が開示されている。
続いて前記構成のロボットの機能について説明する。以下、説明の簡単のため各関節121等における回転自由度が「1」であり、各変数がスカラーである場合について説明するが、各関節121等における回転自由度が「2」以上であり、各変数がベクトルまたは係数行列(またはテンソル)に拡張されてもよい。
第1処理要素210は目標リンク角度θL0を記憶装置から読み取る(図6/S012)。目標リンク角度θL0は、制御装置200によりロボット1の通信機能が用いられてデータベース(図示略)から検索されもしくはサーバ(図示略)から受信されてもよく、または、制御装置200により記憶装置に格納されているロボット1の行動計画に基づき、逆動力学計算モデルにしたがって生成されてもよい。また、第1処理要素210は目標リンク角度θL0とリンク角度θLとに基づき、逆動力学計算モデルにしたがって、リンク角度θLを目標リンク角度θL0に一致させるために必要なトルクをリンク24に作用させる目標トルクτ0として設定する(図6/S014)。さらに、第1処理要素210はモータエンコーダ201の出力信号に基づいてモータ角度θMを測定し、かつ、リンクエンコーダ202の出力信号に基づいてリンク角度θLおよびリンク角速度ωLを測定する(図6/S016)。そして、第1処理要素210は目標トルクτ0と、当該測定結果と、柔軟要素23の特性を表す柔軟係数Kpおよびrsとに基づき、式(1)にしたがってモータ21の目標角速度である目標従動角速度ω2を設定する(図6/S018)。
Figure 2009160687
式(1)は、モータ角度θMとリンク角度θとの偏差に応じて柔軟要素23からリンク24に作用する力(=rs(θM−θL)(rs:柔軟要素23の弾性係数))と、モータ角速度ωMとリンク角速度ωLとの偏差に応じて柔軟要素23からリンク24に作用する減衰力(=(rs/KP)・(ωM−ωL)(KP:柔軟要素23のダンピング特性を表す係数))との和が、リンク24に作用するアクチュエータトルクτに等しいことを表している。
目標アクチュエータトルクτ0は、目標リンク角度θL0とリンク角度θLとの偏差θL0−θLに基づき、式(2)にしたがって補正される。
Figure 2009160687
ここで、rvsは仮想的な柔軟要素の特性を表わす弾性係数であり、制御装置200を構成するメモリにあらかじめ格納されている。なお、目標アクチュエータトルクT0の当該補正は省略されてもよい。
さらに、第2処理要素220は目標負荷角速度ω1と第1処理要素210により設定された目標従動角速度ω2との合成結果としての合成目標角速度ω0に基づいて駆動指令角速度ωCを設定する(図6/S020)。合成目標角速度ω0は式(3)にしたがって算出される(図4参照)。本実施形態においては合成目標角速度ω0がそのまま駆動指令角速度ωCとして設定される。
Figure 2009160687
ここで、Kfは目標負荷角速度ω1と目標従動角速度ω2との合成比率であり、メモリにあらかじめ格納されている。この合成比率Kfは図5のゲイン係数K4およびK7の関数として、式(4)にしたがって表現される。
Figure 2009160687
また、合成比率Kfは、柔軟要素23のダンピング特性を表すために前記運動方程式に含まれる仮想粘性係数dの関数として、式(5)にしたがって表現される。
Figure 2009160687
そして、制御装置200は、モータ角速度ωMが、第2処理要素220により設定された駆動指令角速度ωCに一致するように、バッテリからモータ21への供給電力を制御することによりこのモータ21の動作を制御する(図6/S030)。具体的には、モータトルクτMが、駆動指令角速度ωC(=合成目標角速度ω0)およびモータ角速度ωMの偏差と、モータ角度θMおよびリンク角度θLの偏差とに基づき、式(6)にしたがって制御される(図4参照)。
Figure 2009160687
前記機能を発揮するアクチュエータ2およびこれを有するロボット1によれば、目標リンク角速度(負荷の目標速度)ω1と目標従動角速度ω2との合成結果としての合成目標速度ω0に基づき、モータ(駆動機構)21の駆動指令角速度ωCが設定される(式(3)、図3、図6/S022参照)。そして、この駆動指令角速度ωCに基づいてモータ角速度(駆動機構の駆動速度)ωMが制御される(式(6)、図3、図6/S032参照)。合成目標速度ω0に目標リンク角速度ω1の成分が含まれることによりリンク24の動きに「硬さ」を持たせることができる。動きの「硬さ」とはリンク24に外力が作用した場合、この外力に抗してリンク角速度ωLを目標リンク角速度ω1に一致させるように動くという性質を意味しており、この動きの硬さによって外力に対する反力が生じるようにリンク24が動かされる。また、合成目標速度ω0に目標従動角速度ω2の成分が含まれることによりリンク24の動きに「柔らかさ」を持たせることができる。動きの「柔らかさ」とはリンク24に外力が作用した場合、柔軟要素23の特性(弾性特性および減衰特性のうち一方または両方)にしたがい、この外力に応じて動くという性質を意味しており、この動きの柔らかさによって外力に追従するようにこのリンク24が動かされる。これは、目標従動角速度ω2がリンク24に作用させる目標トルク(目標力)τ0と、柔軟要素23の特性を表わす減衰係数KPおよび弾性係数rsと、リンク角速度ωLと、モータ角度θMと、リンク角度θLとに基づいて設定されるからである(式(1)参照)。したがって、目標リンク角速度ω1と目標従動角速度ω2との合成比率Kfが調節されることにより、リンク24の動きの硬さおよび柔らかさのバランスが調節され、アクチュエータ2が接する環境や用途に鑑みてリンク24の動きの適切なコンプライアンス性が実現されうる。
たとえば、ロボット1が手部13で落下してくる物体Qを受け止めるとき、腕部12の動作が図7(a)〜(d)に順に示されているように制御される。すなわち、腕部12の動きの硬さによって物体Qを確実に下から支え、腕部12の動きの柔らかさによって物体Qを受け止めるように各関節121,123および125のまわりの第1腕リンク122、第2腕リンク124および手部13の動きが制御されうる。この物体Qが卵のように割れやすい場合でも、ロボットQは腕部12の柔らかな動きで卵を割らないように手部13においてこの卵をしっかりと受け止めることができる。
また、リンク24の剛性を低下させても外力に対するリンク24の動きのコンプライアンス性が確保されるので、リンク24の軽量化を図ることができる。さらに、リンク24の軽量化に伴うスリム化により、たとえば、モータ21やセンサの設置スペース、モータ21に接続される電線およびセンサに接続される信号線の配線スペースを確保することができるので、ロボット1の多機能化を図ることができる。
また、目標リンク角度θL0とリンク角度θLとの偏差に応じた仮想的な弾性要素によって生じるトルクrVS・(θL0−θL)が算出され、当該算出トルクが加算されることにより目標トルクτ0が補正される(式(2)参照)。これにより、リンク角度θLと目標リンク角度θL0との偏差に鑑みて、目標トルクτ0が適切に補正されうる。
なお、本発明の他の実施形態として、第2処理要素220が、あらかじめ仕様で定められているアクチュエータ2のトルクの許容範囲[τ-,τ+]と、モータ角度θMと、リンク角度θLおよびリンク角速度ωLとに基づき、柔軟要素23の特性を表す式にしたがってモータ角速度ωMの許容範囲[ωM-,ωM+]を設定した上で、合成目標速度ω0が当該許容範囲に収まっているときは合成目標速度ω0をそのまま駆動指令速度ωCとして設定する一方、合成目標速度ω0が当該許容範囲に収まっていない場合には当該許容範囲に収まるように合成目標速度ω0を修正することにより駆動指令速度ωCを設定してもよい。
具体的には、図4に示されている第2処理要素220の構成が図8に示されているように変更されてもよい。この構成により、次のように駆動指令角速度ωCが設定される。すなわち、アクチュエータトルクτの正側限界値τ+が記憶装置から読み出されて認識され(図9/S121)、これに基づき、式(7)で表されるモータ角速度ωMの正側限界値ωM+が算出される(図9/S123)。
Figure 2009160687
また、アクチュエータトルクτの負側限界値τ-が記憶装置から読み出されて認識され(図9/S122)、これに基づき、式(8)で表されるモータ角速度ωMの負側限界値ωM-が算出される(図9/S124)。
Figure 2009160687
これにより、正側限界値ωM+および負側限界値ωM-により画定されるモータ角速度ωMの許容範囲[ωM-,ωM+]が設定される。
そして、前記のように目標リンク角速度ω1および目標従動角速度ω2の合成結果として算出された合成目標角速度ω0がこの許容範囲[ωM-,ωM+]に収まっているか否かが判定される(図9/S125)。この判定結果が肯定的であった場合(図9/S125‥YES)、合成目標角速度ω0はそのまま駆動指令角速度ωCとして設定される(図9/S127)。その一方、この判定結果が否定的であった場合(図9/S125‥NO)、合成目標角速度ω0が正側限界値ωM+を超えているか否かがさらに判定される(図9/S126)。そして、この判定結果が肯定的である場合(図9/S126‥YES)、正側限界値ωM+が駆動指令角速度ωCとして設定される(図9/S128)。また、この判定結果が否定的である場合(図9/S126‥NO)、負側限界値ωM-が駆動指令角速度ωCとして設定される(図9/S129)。
当該他の実施形態のロボット1によれば、モータ角速度ωMがその許容範囲から外れることが回避されるように駆動指令速度ωCが設定されるので、モータ21およびモータ21からリンク24への力伝達系(減速機22および柔軟要素23が含まれる。)に過剰な負担がかかることが回避される。たとえば、減速機22のギアの過度な磨耗や損傷、さらには、柔軟要素23の損傷等が回避されうる。
前記実施形態ではアクチュエータ2がロボット1のリンク24の動きを制御するために用いられたが、他の実施形態としてアクチュエータ2が自動車のドアの開閉の動き、自動車のシートの背もたれ部の起きる動きおよび倒れる動き、自動車の乗員のシートに対する位置および姿勢を安全に維持するためのシートベルトの動き等、ロボット1のリンク24以外のあらゆる負荷の動きを制御するために用いられてもよい。モータ21のように回転駆動機構のほか、ピストンシリンダ方式の直線運動駆動機構等の駆動機構が用いられてもよい。モータ21の出力軸の回転運動を負荷の回転運動ではなく直線運動等に変換する必要がある場合には回転運動を直線運動に変換するための力伝達機構が用いられてもよい。
さらに、ロボット1またはアクチュエータ2が、各リンク24の行動計画、すなわち、ロボット1の行動計画を認識し、当該認識結果に基づいて目標リンク角速度ω1と目標従動角速度ω2との第2処理要素220による合成比率Kfを設定する合成比率設定要素を備えていてもよい。当該実施形態によれば、各リンク24またはロボット1の行動計画に基づいて目標リンク角速度ω1と目標従動角速度ω2との合成比率Kfが調節されることにより(式(3)参照)、各リンク24の動きの硬さと柔らかさとのバランスが、ロボット1または各リンク24をこの行動計画にしたがって行動させる観点から適当に調節されうる。
本発明の一実施形態としてのロボットの構成説明図 本発明の一実施形態としてのアクチュエータの構成説明図 本発明のアクチュエータの制御装置の構成説明図 本発明のアクチュエータの制御ブロック図 図4の制御ブロック図の変形制御ブロック図 本発明のアクチュエータの制御フローチャート 本発明のロボットの動作概要図 本発明のアクチュエータの制御装置の他の構成説明図 モータの目標トルクの設定フローチャート
符号の説明
1‥ロボット、2‥アクチュエータ、21‥モータ(駆動機構)、22‥減速機、23‥柔軟要素、24‥リンク(負荷)、200‥制御装置、201‥モータエンコーダ、202‥リンクエンコーダ、210‥第1処理要素、220‥第2処理要素

Claims (6)

  1. 駆動機構と、前記駆動機構と負荷との間に介在する柔軟要素と、前記駆動機構の動きを制御することにより前記柔軟要素を介して前記負荷に作用させる力を制御する制御装置とを備えているアクチュエータであって、
    前記制御装置が第1処理要素と第2処理要素とを備え、
    前記第1処理要素が前記負荷に作用させる目標力と、前記負荷の実速度と、前記駆動機構および前記負荷のそれぞれの実位置と、前記柔軟要素の特性を表わす柔軟係数とに基づいて前記駆動機構の目標従動速度を設定し、
    前記第2処理要素が前記負荷の目標速度である目標負荷速度と、前記第1処理要素により設定された前記目標従動速度との合成結果としての合成目標速度に基づいて駆動指令速度を設定し、
    前記制御装置が前記第2処理要素により設定された前記駆動指令速度に基づいて前記駆動機構の駆動速度を制御することを特徴とするアクチュエータ。
  2. 請求項1記載のアクチュエータにおいて、
    前記第2処理要素が、あらかじめ仕様で定められている前記アクチュエータの力の許容範囲と、前記駆動機構および前記負荷のそれぞれの実位置と、前記負荷の実速度と、前記柔軟係数とに基づいて前記駆動機構の駆動速度の許容範囲を設定した上で、前記合成目標速度が当該許容範囲に収まっているときは前記合成目標速度をそのまま前記駆動指令速度として設定する一方、前記合成目標速度が当該許容範囲に収まっていない場合には当該許容範囲に収まるように前記合成目標速度を修正することにより前記駆動指令速度を設定することを特徴とするアクチュエータ。
  3. 請求項1または2記載のアクチュエータにおいて、
    前記第1処理要素が、前記負荷の目標位置と前記負荷の実位置との差に基づいて仮想的な弾性要素により生じる力を算出し、前記負荷に作用させる目標力に当該算出力を加算して補正した上で、当該補正後の前記目標力を用いて前記目標従動速度を設定することを特徴とするアクチュエータ。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載のアクチュエータにおいて、
    前記負荷の行動計画を認識し、当該認識結果に基づいて前記目標負荷速度と前記目標従動速度との前記第2処理要素による合成比率を設定する合成比率設定要素を備えていることを特徴とするアクチュエータ。
  5. アクチュエータと、前記アクチュエータにより駆動されるリンクとを備えているロボットであって、
    前記アクチュエータが、駆動機構と、前記駆動機構と負荷としての前記リンクとの間に介在する柔軟要素と、前記駆動機構の動きを制御することにより前記柔軟要素を介して前記負荷に作用させる力を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置が第1処理要素と第2処理要素とを備え、
    前記第1処理要素が前記負荷に作用させる目標力と、前記負荷の実速度と、前記駆動機構および前記負荷のそれぞれの実位置と、前記柔軟要素の特性を表わす柔軟係数とに基づいて前記駆動機構の目標従動速度を設定し、
    前記第2処理要素が前記負荷の目標速度である目標負荷速度と、前記第1処理要素により設定された前記目標従動速度との合成結果としての合成目標速度に基づいて駆動指令速度を設定し、
    前記制御装置が前記第2処理要素により設定された前記駆動指令速度に基づいて前記駆動機構の駆動速度を制御することを特徴とするロボット。
  6. 請求項5記載のロボットにおいて、
    前記ロボットの行動計画を認識し、当該認識結果に基づいて前記目標負荷速度と前記目標従動速度との前記第2処理要素による合成比率を設定する合成比率設定要素を備えていることを特徴とするロボット。
JP2008000472A 2008-01-07 2008-01-07 アクチュエータおよびロボット Active JP5177502B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000472A JP5177502B2 (ja) 2008-01-07 2008-01-07 アクチュエータおよびロボット
US12/349,113 US7953516B2 (en) 2008-01-07 2009-01-06 Actuator and robot

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000472A JP5177502B2 (ja) 2008-01-07 2008-01-07 アクチュエータおよびロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009160687A true JP2009160687A (ja) 2009-07-23
JP5177502B2 JP5177502B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=40845223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008000472A Active JP5177502B2 (ja) 2008-01-07 2008-01-07 アクチュエータおよびロボット

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7953516B2 (ja)
JP (1) JP5177502B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014508660A (ja) * 2011-03-21 2014-04-10 本田技研工業株式会社 人型ロボットの転倒損傷低減制御法
JP2019522569A (ja) * 2016-11-10 2019-08-15 シェンチェン マイルボット ロボティクス カンパニー リミテッド フレキシブルアクチュエータ、ロボット関節、ロボット及び外骨格ロボット
CN112976052A (zh) * 2021-02-26 2021-06-18 天津大学 一种镜像控制机械臂单元

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10176725B2 (en) * 2011-08-29 2019-01-08 Worcester Polytechnic Institute System and method of pervasive developmental disorder interventions
JP5930753B2 (ja) * 2012-02-13 2016-06-08 キヤノン株式会社 ロボット装置の制御方法及びロボット装置
US9676097B1 (en) * 2014-11-11 2017-06-13 X Development Llc Systems and methods for robotic device authentication
CN111580512B (zh) * 2020-04-28 2022-04-15 平安科技(深圳)有限公司 移动控制方法、装置、存储介质及计算机设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08161015A (ja) * 1994-12-02 1996-06-21 Ricoh Co Ltd 多関節型ロボットの駆動制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4148189B2 (ja) 2004-06-14 2008-09-10 トヨタ自動車株式会社 柔軟関節ロボットアームの制御装置
JP4801534B2 (ja) * 2006-08-30 2011-10-26 本田技研工業株式会社 ロボット関節機構
EP1932629B1 (en) * 2006-12-11 2019-04-24 ABB Research Ltd. A method and a control system for monitoring the condition of an industrial robot

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08161015A (ja) * 1994-12-02 1996-06-21 Ricoh Co Ltd 多関節型ロボットの駆動制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014508660A (ja) * 2011-03-21 2014-04-10 本田技研工業株式会社 人型ロボットの転倒損傷低減制御法
JP2019522569A (ja) * 2016-11-10 2019-08-15 シェンチェン マイルボット ロボティクス カンパニー リミテッド フレキシブルアクチュエータ、ロボット関節、ロボット及び外骨格ロボット
CN112976052A (zh) * 2021-02-26 2021-06-18 天津大学 一种镜像控制机械臂单元

Also Published As

Publication number Publication date
US20090177325A1 (en) 2009-07-09
US7953516B2 (en) 2011-05-31
JP5177502B2 (ja) 2013-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5177502B2 (ja) アクチュエータおよびロボット
US8688273B2 (en) Walking control apparatus of robot and method of controlling the same
KR101772974B1 (ko) 휴머노이드 로봇의 인간 유사 동작 생성 방법
JP6228079B2 (ja) 移動ロボットの動作目標生成装置
US7615956B2 (en) Robot
US11337881B2 (en) Exoskeleton with admittance control
US8271137B2 (en) Robot and method of controlling the same
JP5930753B2 (ja) ロボット装置の制御方法及びロボット装置
JP5930754B2 (ja) ロボット装置の制御方法及びロボット装置
US8428780B2 (en) External force target generating device of legged mobile robot
JP5071140B2 (ja) 脚式ロボット、及びその制御方法
JPWO2011080949A1 (ja) ロボットの制御装置
JP2013116529A (ja) 脚式移動ロボットの歩容生成装置及びロボットの動作目標生成装置
CN110621446B (zh) 机器人系统以及机器人系统的控制方法
US8396593B2 (en) Gait generating device of legged mobile robot
JP2015145049A (ja) ロボット
WO2011117999A1 (ja) 歩行補助装置
US8805583B2 (en) Robot and control method thereof
JP7068133B2 (ja) 制御システム、制御方法、及び制御プログラム
US20100161079A1 (en) Skin stretch tactile feedback device
US11305425B2 (en) Angular transmission error identification system, angular transmission error identification method, and robot system
JP2003117858A (ja) ロボットの歩行制御装置及び歩行制御方法
Li et al. Tracking control of knee exoskeleton system with time-dependent inertial and viscous parameters
JP5623376B2 (ja) 脚式移動ロボットの歩容生成装置及びロボットの動作目標生成装置
JP2010253608A (ja) 脚式ロボット及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5177502

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150