JP2009159228A - 画像処理装置 - Google Patents

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かおる 石倉
Yuji Okamoto
裕次 岡本
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修二 藤井
Nobuyuki Ueda
延幸 上田
Atsushi Ogawa
敦 小河
Kenji Takahashi
健治 高橋
Nobuyasu Yamada
展靖 山田
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Abstract

【課題】
小さな画像を読み取る際に操作性の良い画像処理装置を提供する。
【解決手段】
画像処理装置に備えられた操作パネル13は、入力部13aと、表示部13bと、操作制御部13fとを備える。操作制御部13fは、表示部13bに備えられた画面13dの画素TFTアレイを制御する表示制御部102と、画面13dのフォトダイオードセンサアレイを制御する画像入力制御部103と、キー入力を読み取って、スキャナ制御部106へ送信する入力制御部105と、これら制御部の制御を司るスキャナ制御部106とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、スキャナ機能を備えた操作部を有する画像処理装置に関する。
原稿を読み取るスキャナ機能を備えた装置は、従来から種々のものが提案されている。例えば、プリンタ装置と一体的に設けられた複合機や、電子ファイリングシステム等が挙げられる。近年では、画像を表示する表示面と2次元的な情報を読み取る読取面とを同一の画面で構成するインプットディスプレイが提案されている(特許文献1参照)。
ところで、スキャナ機能で原稿の読み取る場合、原稿上の全ての画像を読み取りたいとは限らない。原稿の一部分の画像のみを読み取りたい場合がある。例えば、新聞記事等の中の特定記事のみを読み取りたい場合、あるいは、図面の中の一部を読み取りたい場合等が考えられる。このような場合、従来は、原稿上の全ての画像を読み取り、その読み込んだ画像をパソコン等に取り込み、取り込んだパソコン上において、ペイントソフトウェア等を用いて必要な部分を抽出していた。
しかし、原稿上の全ての画像を読み込み、その画像から必要な部分を抽出する作業は、利用者にとって時間がかかる上に、面倒である。
そこで、特許文献2には、原稿の画像の読み込みを行なう前に、必要な部分の領域を指定して、原稿の一部分の画像を得られる技術が開示されている。
特開2004−153327号公報 特開2004−072527号公報
しかし、特許文献2は、予め原稿全体を読み込む必要がある。そのため、読み込みに要する時間が長くなる。また、読み込まれた画像データサイズも大きくなる。仮に、プレスキャンにより読み込んだ原稿全体から指定された領域の画像のみを抽出する場合であっても、プレスキャンによる読み込みに要する時間が長いのは避けられない。
本発明は、上記に鑑み、複数の画像を効率よく読み取ることができる画像処理装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、メイン画像を読み取る画像読み取り部と、操作指示の入力を受け付ける操作部とを備え、前記操作部は、サブ画像を読み取るスキャナ機能を有する。
具体的な構成としては、操作部は、操作指示を入力する入力部と、画面を有する表示部とを備える。前記表示部は、前記画面からサブ画像を読み取る。スキャナ機能を備えた操作部の画面において、メイン画像以外のサブ画像を読み取ることができる。
上記構成によると、メイン画像とサブ画像の2つの画像を同時に読み取ることができる。そのため、2つの画像を読み取るときの作業時間を短縮でき、処理効率が向上する。
表示部の読み取り可能サイズは、画像読み取り部の読み取り可能サイズよりも小さい。そのため、表示部は、スタンプあるいは印鑑といった小さな画像を読み取る際に、操作性が良い。
画像読み取り部と表示部とを制御する制御部を備え、前記制御部は、読み取ったサブ画像に応じた処理を行なうことを特徴とする。
制御部は、読み取った画像を、印刷、送信、記憶の何れかで処理する。処理は、利用者の操作指示に従って行なわれる。そして、制御部は、メイン画像およびサブ画像に合わせて処理する。あるいは、制御部は、サブ画像のみを処理しても良い。
処理としては、例えば、メイン画像にサブ画像を合成する処理が挙げられる。この場合、表示部は、画面にメイン画像およびサブ画像を表示する。そして、制御部は、両画像のうち、少なくとも一方の画像を移動させてメイン画像とサブ画像の合成を行なう。例えば、メイン画像にサブ画像を移動させて合成する場合、先ず、表示部は、読み取ったメイン画像を画面に表示する。制御部は、サブ画像を合成する位置を指定する。そして、表示部は、前記メイン画像内において、サブ画像を読み取ったとき、読み取り位置にサブ画像を表示する。
上記構成によると、印鑑や社印等の重要なサブ画像をその場で読み取り合成することが可能となる。そのため、合成された画像を即座に送信することができるので、従来の画像送信に比べ、利便性が向上する。また、印鑑や社印等の重要なサブ画像のデータをメモリに記憶させ、前記重要なサブ画像を読み出して読み込んだ画像に合成する従来のスタンプ機能の場合では、記憶された重要なサブ画像を不正使用することが容易であったが、重要なサブ画像をその場で読み取るので、不正使用や漏洩を防止できる。
また、制御部は、画面に表示された画像を移動させる。これにより、利用者は、画面上で実際に合成を行なうことができるので、従来に比べて作業工程を少なくできる。
また、表示部にメイン画像を表示し、メイン画像内に合成する位置を設定できる。これにより、利用者は、実際に印鑑等を捺印する感覚で操作ができるので、直感的に操作することができる。
表示部は、メイン画像を読み取るタイミングでサブ画像を読み取る。具体的には、操作部は、サブ画像の読み取りをするための画像読み取りボタンを備える。表示部は、画像読み取りボタンが操作されたときに画像を読み取る。あるいは、表示部は、メイン画像を読み取った後、所定時間経過後にサブ画像を読み取る。例えば、表示部は、メイン画像の中にサブ画像を合成する位置が指定された後に、サブ画像を読み取る。
本発明によると、スタンプあるいは印鑑といったサブ画像を表示部で読み取りながら、他のメイン画像を同時に読み取ることが可能となる。そのため、利用者は、2度にわたって画像を読み取る作業をする必要がなくなる。そして、2つの画像を合成する、別々に処理するといった利用者のニーズに応じた処理を行なえる。このように、2つのスキャナ機能を有することにより、多様な処理を提案することができる画像処理装置を実現できる。
以下、本発明の画像処理装置を詳細に説明する。
画像処理装置1は、原稿の画像を読み取って記録用紙に印刷するコピーモード、原稿の画像を読み取って送信したり、原稿の画像を受信して記録用紙に印刷したりするファクシミリモード、情報端末装置からネットワークを通じて受信した画像を記録用紙に印刷するプリンタモード、原稿の画像を読み取って記憶するドキュメントファイリングモード等を選択的に行なうことができる。
画像処理装置1は、図1および図2に示すように、画像を読み取る画像読み取り部である原稿搬送読み取り部2と、読み取った画像を印刷する画像形成部3と、画像を印刷するための記録用紙を給紙する給紙部4と、印刷された記録用紙を複数の排紙トレイ5aに排紙する排紙処理装置5と、USBインターフェイス7と、装置全体の制御情報や設定情報等を記憶している管理部(図示せず)と、装置全体の制御を司る制御部である機器制御部9とを備えている。
ここで、機器制御部9とは、操作パネル13からの入力や外部機器からのデータ入力があると、管理部に記憶されている情報に基づいて各部を制御して、入力された画像データを処理するCPUである。すなわち、入力された画像データに対してコピーモード、プリンタモード、スキャナモード、ファクシミリモード、ドキュメントファイリングモードのいずれかを実行して、入力された画像データを所望の形態で出力する。
次に、コピーモードを例に挙げて、画像処理装置1の動作を説明する。
先ず、利用者が原稿を原稿搬送読み取り部2の原稿セットトレイ11にセットすると、原稿検出センサ12は原稿をセットされたことを検出する。利用者が原稿搬送読み取り部2の操作部である操作パネル13を操作して、印刷用紙のサイズおよび変倍率等を入力設定する。その後、利用者の操作パネル13の操作により複写の開始を指示する。
これらの操作に応答して、原稿搬送読み取り部2は、ピックアップローラ18により原稿セットトレイ11上の各原稿を1枚ずつ引き出す。原稿搬送読み取り部2は、原稿を捌き板14と搬送ローラ15との間を介してプラテンガラス16へと送り出す。そして、原稿搬送読み取り部2は、原稿をプラテンガラス16上で副走査方向に搬送して原稿排出トレイ17へと排出する。
このとき、第1読み取り部21は原稿の表面(下側面)を読み取る。具体的には、第1読み取り部21は、第1走査ユニット23をポジションに移動して位置決めする。第1読み取り部21は、第2走査ユニット24を所定位置に位置決めする。第1読み取り部21は、第1走査ユニット23の露光ランプにより原稿の表面をプラテンガラス16を介して照射し、原稿の反射光を第1および第2走行ユニット23、24の各反射ミラーにより結像レンズ26へと導き、原稿の反射光を結像レンズ26によりCCD(Charge Coupled Device)27に集光させ、原稿の表面の画像をCCD27上に結像させる。これにより原稿の表面の画像を読み取る。
第2読み取り部22は、原稿の裏面(上側面)を読み取る。第2読み取り部22は、プラテンガラス16の上方に配置されており、原稿の裏面を照射する露光ランプ(LEDアレイや蛍光灯等)を、画素数毎に、原稿の反射光を集光するセルフォックレンズアレイ、および、セルフォックレンズアレイを通じて受光した原稿の反射光を光電変換して、アナログの画像信号を出力する密着イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)等を備えている。
原稿搬送読み取り部2は、筐体の上部を開いて、プラテンガラス16上に原稿を載置した状態で第1読み取り部21により原稿の表面を読み取ることが可能である。この場合、原稿搬送読み取り部2は、第1ユニット23および第2走査ユニット24を相互に所定の速度関係を維持しつつ副走査方向に移動させる。そして、原稿搬送読み取り部2は、第1走査ユニット23によってプラテンガラス16上の原稿を露光し、第1走査ユニット23および第2走査ユニット24によって原稿からの反射光を結像レンズ26へと導き、結像レンズ26によって原稿の画像をCCD27上に結像する。
原稿の片面もしくは両面が読み取られると、原稿の片面もしくは両面の画像を示す画像データがマイクロコンピュータ等の機器制御部9に入力される。機器制御部9は、画像データに各種の画像処理が施され、この画像データが画像形成部3へと出力される。
画像形成部3は、画像データによって示される原稿の画像を記録用紙に印刷するものである。画像形成部3は、感光体ドラム31、帯電装置32、レーザスキャンンユニット33(以下、LSU33と言う)、現像装置34、転写装置35、クリーニング装置36、除電装置(図示せず)、定着装置37等を備えている。
画像形成部3には、主搬送路38および反転搬送路39が設けられる。画像形成部3は、給紙部4から給紙されて来た記録用紙が主搬送路38に沿って搬送する。給紙部4は、用紙カセット41に収納された記録用紙、または、手差トレイ42に載置された記録用紙を1枚ずつ引き出して、記録用紙を画像形成部3の主搬送路38へと送り出す。
送り出された記録用紙は、画像形成部3の主搬送路38に沿って記録用紙が搬送されている途中で、記録用紙が感光体ドラム31と転写装置35との間を通過し、さらに、定着装置37を通過する。このときに印刷が行われる。
感光体ドラム31は、一方向に回転する。感光体ドラム31は、その表面をクリーニング装置36と除電装置によりクリーニングされてから、その表面を帯電装置32により均一に帯電される。
レーザスキャンンユニット33は、原稿搬送読み取り部2からの画像データに基づいてレーザ光を変調し、このレーザ光によって感光体ドラム31表面を主走査方向に繰り返し走査して、静電潜像を感光体ドラム31表面に形成する。
現像装置34は、トナーを感光体ドラム31表面に供給して、静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラム31表面に形成する。
転写装置35は、該転写装置35と感光体ドラム31間を通過して行く記録用紙に感光体ドラム31表面のトナー像を転写する。
定着装置37は、記録用紙を加熱および加圧して、記録用紙上に転写されたトナー像を定着させる。
主搬送路38と反転搬送路39の接続位置には、分岐爪43が配設されている。記録用紙の片面だけに印刷が行われる場合、分岐爪43は位置決めされる。定着装置37からの記録用紙は、位置決めされた分岐爪43により排紙トレイ44または排紙処理装置5の方へと導かれる。
記録用紙の両面に印刷が行われる場合、分岐爪43は点線で示す位置に回転移動される。定着装置37からの記録用紙は、回転移動される分岐爪43により反転搬送路39の方へと導かれる。記録用紙は、反転搬送路39を通過して、その表裏を反転されて主搬送路38へと再び搬送される。そして、記録用紙は、主搬送路38の再度の搬送途中で、その裏面への印刷が行われて、排紙トレイ44または排紙処理装置5の方へと導かれる。
印刷された記録用紙は、排紙トレイ44または排紙処理装置5の方へと導かれ、排紙トレイ44に排出されたり、排紙処理装置5の各排紙トレイ5aのいずれかに排出される。
排紙処理装置5では、複数の記録用紙を各排紙トレイ5aに仕分けして排出したり、各記録用紙にパンチング処理を施したり、各記録用紙にステープル処理を施す。例えば、複数部の印刷物を作成する場合は、各排紙トレイ5aに印刷物の一部ずつが割り当てられる様に各記録用紙を各排紙トレイ5aに仕分けして排出し、排紙トレイ5a毎に、排紙トレイ5a上の各記録用紙にパンチング処理やステープル処理を施して、印刷物を作成する。
ところで、利用者は、スタンプや印鑑といった画像を読み取る場合がある。この場合、利用者は、スタンプや印鑑といった画像をプラテンガラス16上に載置して第1読み取り部21から画像を読み取るのでは操作性が悪い。そこで、画像処理装置1は、利用者の操作性を向上するために、スタンプや印鑑といった画像を読み取るためのスキャナ機能を操作パネル13に備える。
具体的には、操作パネル13は、図3および図4に示すように、操作指示を入力する入力部13aと、画面13dを有する表示部13bと、画面13dに操作画面を表示させる操作制御部13fとを備える。
入力部13aは、入力を操作するための機械式のハードキー13cを備える。入力部13aは、画面13dから画像の読み取りを開始させるための画像の読み取りキー13gを備える。
表示部13bは、操作画面を形成するのに必要な表示内容と操作指示の入力内容を表示する画面13dと、画面13dを駆動制御する駆動部(図示せず)とを有する。
画面13dは、周知の静電圧式のタッチパネルを有しており、入力を操作するためのタッチキー13eが形成される。タッチパネルは、画面13dの上に設置される。
画面13dは、原稿搬送読み取り部2で読み取る画像50a(以下、メイン画像50aと言う)よりも小さい画像50b(以下、サブ画像50bと言う)を読み取るためのスキャナ機能を備える。
具体的には、画面13dは、画素TFTを2次元状に配列してなる画素TFTアレイ(図示せず)と、フォトダイオードセンサを2次元状に配列してなるフォトダイオードセンサアレイ(図示せず)とを有して構成される。
画素TFTアレイは、2次元的な画像を表示する表示部を構成する。フォトダイオードセンサアレイは、2次元的な情報を読み取る読取部を構成する。こうして、画面13dは、スキャナ機能を備えるとともに、表示機能をも備えている。
このような画面13dは、例えば、特開2004−153327号公報に記載されたものが挙げられる。画面13dは、前記公報にも示されているように、画像を表示する表示面と、原稿を読み取る読取面とが兼用された表示・読取面を備えたものとなっている。
画面13dは、原稿搬送読み取り部2から読み取るメイン画像50aのサイズよりも小さいサイズのサブ画像50bを読み取る。そのため、画面13dのサイズは、原稿搬送読み取り部2の第1読み取り部21よりも小とされる。
なお、画面13dの読取面は、画面全体あるいは画面内の決められたエリアとされる。このとき、画面13dには、読み取り可能なエリアが表示される。これにより、利用者は、表示部13bでのスキャンの操作がしやすくなる。
操作制御部13fは、ハードキー13cあるいはタッチキー13eからの入力を受信すると、メモリ(図示せず)に記憶されている操作パネル全体の制御情報や設定情報等の情報に基づいて各部を制御する。また、操作制御部13fは、ハードキー13cあるいはタッチキー13eからの入力があると、入力があった各キーの操作内容を機器制御部9に出力する。
操作制御部13fは、原稿搬送読み取り部2から読み取ったメイン画像50aと画面13bから読み取られたサブ画像50bをメモリやHDDといった記憶部(図示せず)に記憶させる。操作制御部13fは、記憶部からメイン画像50aやサブ画像50bを読み出して画面13dに表示させる。あるいは、合成させる。
具体的には、操作制御部13fは、画面13dの画素TFTアレイを制御する表示制御部102と、画面13dのフォトダイオードセンサアレイを制御する画像入力制御部103と、キー入力を読み取って、スキャナ制御部106へ送信する入力制御部105と、これら制御部の制御を司るスキャナ制御部106とを備える。
表示制御部102は、スキャナ制御部106からの指示に基づいて画面13dの画素TFTアレイを制御するものである。具体的には、表示制御部102は、図5および図6に示すように、スキャナ制御部106から指示を受けると、画面13dに、原稿搬送読み取り部2から読み取ったメイン画像50aを表示させる。そして、表示制御部102は、画面13dのメイン画像50a中のサブ画像50bを合成する位置50c(以下、合成位置50cと言う)にメークを表示させる(図7参照)。合成位置50cの設定は、ハードキー13cあるいはタッチキー13eを用いて行なわれる。例えば、ハードキー13cである矢印キーを用いて、合成位置を移動させて、設定する。タッチキー13eの場合は、画面13dに表示された矢印キーを用いて、合成位置を移動させて、設定する。
この合成位置50cは、画面上に複数設定することが可能である。合成位置50cは、例えば、画面13dの左上隅を原点(0,0)とし、右方向にx軸、下方向にy軸をとった座標として指定される。ただし、座標系の設定はこれに限るものではない。
画像入力制御部103は、スキャナ制御部106からの指示に基づいて画面13dのフォトダイオードセンサアレイを制御するものである。具体的には、画像入力制御部103は、スキャナ制御部106から指示を受けると、画面13dのフォトダイオードセンサアレイを制御して画像データを読み込み、スキャナ制御部106を介して、機器制御部9に転送する。
すなわち、利用者が画像の読み取りキー13gを操作したとき、画像入力制御部103は動作を開始し、サブ画像50bの読み取りが可能となる。読み取りが終了すると、画像入力制御部103は動作を停止する。画面13dは、通常の表示となる。
入力制御部105は、ハードキー13cあるいはタッチキー13e等のキー入力を読み取って、合成位置情報や、スキャナ機能開始のコマンド等の利用者からの操作指示をスキャナ制御部106へ送信するものである。
スキャナ制御部106は、入力制御部105から送信された1つ以上の合成位置情報を管理して、前記合成位置情報に基づき、表示制御部102に合成位置50cのマークを表示させるコマンドを送信したり、画像入力制御部103からサブ画像50bの読み取りを行なうようにコマンドを送信したりするものであって、例えば、制御用マイクロコンピュータにより構成される。
スキャナ制御部106は、メイン画像50aを読み取るタイミングでサブ画像50bを画面13dから読み取るように画像入力制御部103を制御する。具体的には、スキャナ制御部106は、メイン画像50aの中にサブ画像50bを合成する位置が指定された後、画像の読み取りキー13gが操作されたことを入力制御部105から受けてからサブ画像50bを画面13dから読み取るように画像入力制御部103を制御する。
なお、サブ画像50bの読み取るタイミングはこの限りではなく、例えば、メイン画面50aを読み取るタイミングと同時に読み取っても良い。あるいは、メイン画面50aを読み取った後、所定時間経過後にサブ画面50bを読み取っても良い。
次に、コピーモードを例に挙げ、操作パネル13のスキャン機能の動作を説明する。なお、説明の便宜上、サブ画像50bの読み取るタイミングは、画像の読み取りキー13gからの入力操作があったときに行なう。また、サブ画像50bとして読み取る画像は、社印等の印鑑とする。
利用者が、電源をONすると、操作制御部13fは、初期画面を画面13dに表示するように制御する。そして、画面13dには初期画面が表示される。
利用者は、メイン画像50aとなる原稿を原稿搬送読み取り部2の原稿セットトレイ11にセットし、操作パネル13を操作することにより印刷用紙のサイズおよび変倍率等を入力設定する。その後、操作パネル13の操作によりコピーの開始を指示する。
操作制御部13fは、原稿搬送読み取り部2からメイン画像50aが読み込まれたか否かを確認する。メイン画像50aが読み込まれていない場合、操作制御部13fは、メイン画像50aが読み込まれるまで確認をする。
メイン画像50aが読み込まれると、操作制御部13fは、画面13dにメイン画像50aを表示させるように制御する。そして、操作制御部13fは、メイン画面50aの中のどの位置にサブ画像50bを合成するかの操作指示が入力されたかを確認する。合成位置50cが入力されていない場合、操作制御部13fは、合成位置50cが入力されるまで確認をする。
合成位置50cが入力されると、操作制御部13fは、画像の読み取りキー13gが操作されたかを確認する。画像の読み取りキー13gが操作されると、操作制御部13fは、画面13dの上に置かれた物の読み取りを開始する。この物の画像がサブ画像50bとして入力される。操作制御部13fは、図5に示すように、サブ画像50bを画面13dに表示させる。そして、操作制御部13fは、合成位置50cのマークを表示させる。利用者が合成位置50cを設定すると、メイン画像50aには、図6に示すように、合成位置50bにサブ画像50bが合成される。
利用者がタッチキー13eの「OK」キーを押すと、操作制御部13fは、合成された画像を画像形成部3に出力する。そして、画像形成部3は、給紙部4から給紙されて来た記録用紙に前記合成された画像を印刷して各排紙トレイ5aに排紙する。
合成後に、利用者がタッチキー13eの「キャンセル」キーを押したとき、操作制御部13fは、メイン画面50aの中のどの位置にサブ画像50bを合成するかの操作画面を表示する。そして、操作制御部13fは、合成位置50cの入力がされたかを確認する。利用者は、合成された画像を見ながら合成位置50cを変更できる。メイン画像50aあるいはサブ画像50cのサイズを変更可能とすることにより、サブ画像50bをメイン画像50aにきれいに合成することができる。
これにより、画像処理装置1は、印鑑や社印等の重要な画像をその場で読み取り合成することが可能となる。また、合成された画像を印刷することが可能となる。したがって、従来の合成した画像の印刷に比べ、利便性が向上する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。本実施形態では、コピーモードで説明したが、ドキュメントファイリングモードやファックスモードであってもよい。
本実施形態は、読み取った画像データに社印などの印鑑の画像データを合成する説明を行ったが、これに限定されることなく、「日付け入り受け取りスタンプ」や「重要度スタンプ」等、様々なものに適用可能である。
本実施形態では、メイン画像にサブ画像を合成する場合で説明したが、特にこの限りではなく、例えば、操作部のスキャン機能でサブ画像同士を読み取って合成しても良い。あるいは、操作部のスキャナ機能で名刺を読み取って、電話帳登録をしても良い。名刺からファックス番号を読み取って、ファックス送信をしても良い。
メイン画像、サブ画像の2つの画像を別々に処理しても良い。例えば、メイン画像は印刷処理をする、サブ画像はドキュメントファイリング処理するといったように、読み取った2つの画像を、それぞれ別の処理を行なう。これにより、作業の簡略化が図れる。
サブ画像を利用者の認証に使用しても良い。あらかじめ、利用者の指紋や静脈等を登録しておく。利用者が画像処理装置を利用する際、操作部のスキャナ機能で、指紋や静脈等をスキャンし、登録された利用者であるかを確認する。
本実施形態では、合成位置のマークを移動させて、画面に表示されているメイン画像中の合成する位置にあわせてからサブ画像を読み込んで合成しているが、その限りではない。例えば、画像そのものを移動させて合成させても良い。具体的には、あらかじめメイン画像とサブ画像を読み込み、2つの画像を画面に表示させる。そして、いずれか一方の画像を移動させ、合成させたい位置にあわせる。これにより、メイン画像とサブ画像を合成する。
あるいは、画面にサブ画像として読み取る物の載置した位置を合成する位置としても良い。具体的には、画面にメイン画像を表示する。メイン画像中の合成したい位置にサブ画像として読み取りたい物を載置する。そして、サブ画像を読み取ると、合成したい位置にサブ画像が合成される。これにより、利用者は、実際に印鑑等を捺印する感覚で操作ができるので、直感的に操作することができる。
本実施形態に係る画像処理装置を示す斜視図 画像処理装置を示す断面図 操作パネルを示す図 画像処理装置のブロック図 読み込んだメイン画像とサブ画像を並べて表示した画面を示す図 読み込んだメイン画像にサブ画像を合成して表示した画面を示す図 読み込んだメイン画像の合成位置を設定する画面を示す図
符号の説明
1 画像処理装置
13 操作パネル
13a 入力部
13b 表示部
13c ハードキー
13d 画面
13e タッチキー
13f 操作制御部
13g 画像の読み取りキー
50a メイン画像
50b サブ画像
50c 合成位置
102 表示制御部
103 画像入力制御部
105 入力制御部
106 スキャナ制御部

Claims (10)

  1. メイン画像を読み取る画像読み取り部と、操作指示の入力を受け付ける操作部とを備え、
    前記操作部は、サブ画像を読み取るスキャナ機能を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 操作部は、操作指示を入力する入力部と、画面を有する表示部とを備え、
    前記表示部は、前記画面からサブ画像を読み取ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 画像読み取り部と表示部とを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、読み取ったサブ画像に応じた処理を行なうことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 制御部は、メイン画像にサブ画像を合成することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 表示部は、画面にメイン画像およびサブ画像を表示し、両画像のうち、少なくとも一方の画像を移動可能として、画像の合成を行なうことを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  6. 表示部は、読み取ったメイン画像を画面に表示し、前記メイン画像内において、サブ画像を読み取ったとき、読み取り位置にサブ画像を表示することを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  7. 表示部は、メイン画像を読み取るタイミングでサブ画像を読み取ることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  8. 表示部は、メイン画像の中にサブ画像を合成する位置が指定された後に、サブ画像を読み取ることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 表示部の読み取り可能サイズは、画像読み取り部の読み取り可能サイズよりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  10. 表示部は、スタンプあるいは印鑑を読み取ることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
JP2007334162A 2007-12-26 2007-12-26 画像処理装置 Pending JP2009159228A (ja)

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