JP2009158542A - Electronic equipment - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、導電層有する筺体に係り、特に筺体に通気口を有する電子機器に関する。 The present invention relates to a housing having a conductive layer, and more particularly to an electronic device having a vent in the housing.
従来、電子機器が発生する電磁波を遮蔽するために、金属製の筺体を用いて電磁波を遮蔽する電子機器や、プラスチック製の筺体の内外いずれかの面に金属メッキや導電性塗料を塗布して電磁波を遮蔽する電子機器が知られている。 Conventionally, in order to shield electromagnetic waves generated by electronic equipment, metal plating or conductive paint is applied to either the inside or outside of electronic equipment that shields electromagnetic waves using a metal housing or a plastic housing. Electronic devices that shield electromagnetic waves are known.
特許文献1に記載の電子機器は、プラスチック製の筺体の内面に金属メッキや導電性塗料を塗布して導電層を形成し、かつ電子機器内部のプリント基板の信号グランドと、導電層との接触面積を十分に確保して電磁波の遮蔽を確実にしている。
近年ノート型パソコンや携帯電話などの電子機器は小型化、軽量化され、その筺体の厚みはマザーボードや、フレキシブルディスクユニット(以下FDDユニット)やハードディスクドライブユニット(以下HDDユニット)等を収容しつつ薄型化されたものが好まれる傾向にある。 In recent years, electronic devices such as notebook computers and mobile phones have become smaller and lighter, and the thickness of the housing has been reduced to accommodate motherboards, flexible disk units (hereinafter FDD units), hard disk drive units (hereinafter HDD units), and the like. There is a tendency to prefer what was made.
ここで、電子機器を構成するCPUやメモリ、FDDユニットやHDDユニットなどの補助記憶装置等のデバイスは、その作動によって発熱する。電子機器の寿命や信頼性の維持の観点からは、これらデバイスの発した熱を筺体内から十分に排熱する必要があり、筺体には通気孔が設けられる。しかし、筺体に通気孔が設けられると、デバイスの発する電磁波がこの通気孔から漏洩することとなる。 Here, devices such as an auxiliary storage device such as a CPU, a memory, an FDD unit, and an HDD unit that constitute an electronic device generate heat when operated. From the viewpoint of maintaining the lifetime and reliability of the electronic equipment, it is necessary to sufficiently exhaust the heat generated by these devices from the housing, and the housing is provided with a vent hole. However, if a ventilation hole is provided in the housing, electromagnetic waves emitted from the device will leak from the ventilation hole.
プラスチックなどの不導体製の筺体では、例えば筺体の内面に金属メッキや導電性塗料を塗布して電磁波を遮蔽するが、この筺体に通気孔が設けられている場合、通気孔の周囲に金属メッキや導電性塗料を塗布すると筺体の意匠面である外面にまで金属メッキや導電性塗料が塗布されて電子機器の美観が損なわれる。 In the case of a non-conductive housing such as plastic, for example, metal plating or conductive paint is applied to the inner surface of the housing to shield electromagnetic waves. If this housing is provided with vent holes, metal plating is provided around the vent holes. If a conductive coating is applied, metal plating or a conductive coating is applied to the outer surface, which is the design surface of the housing, and the aesthetics of the electronic device are impaired.
本発明は、不導体製の筺体に設けられた通気孔周囲の電磁波遮蔽を容易に可能にする電子機器を提案することを目的とする。 An object of the present invention is to propose an electronic device that can easily shield electromagnetic waves around a vent hole provided in a non-conductive housing.
前記の課題を解決するため本発明では、不導体製の筺体と、前記記筺体の内部に連通され、前記筺体内部に発生した熱を排熱させる通気口と、前記筺体の内面に形成された導電層とを有する電子機器において、前記筺体は、内壁と外壁とからなる多重壁部を有し、前記通気口は、前記内壁に形成された内壁通気口と、前記外壁に形成された外壁通気口とが連通されて形成され、前記導電層のうち前記多重壁部は、前記内壁通気口の周縁に形成されたことを特徴とする。 In order to solve the above problems, in the present invention, a non-conductor housing, a ventilation hole communicating with the inside of the housing and exhausting heat generated inside the housing, and an inner surface of the housing are formed. In the electronic device having a conductive layer, the casing has a multiple wall portion including an inner wall and an outer wall, and the vent includes an inner wall vent formed in the inner wall and an outer wall vent formed in the outer wall. The multiple wall portion of the conductive layer is formed at the periphery of the inner wall vent.
本発明によれば、不導体製の筺体に設けられた通気孔周囲の電磁波遮蔽を容易に可能にする電子機器を提案することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the electronic device which enables easily the electromagnetic wave shield around the vent hole provided in the non-conductor-made housing can be proposed.
本発明に係る電子機器の実施形態について添付図面を参照して説明する。 Embodiments of an electronic apparatus according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[第1の実施形態]
本発明に係る電子機器の第1実施形態について、図1から図6を参照して説明する。
[First Embodiment]
1st Embodiment of the electronic device which concerns on this invention is described with reference to FIGS.
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子機器の一例を示すノート型パソコンの外観を示した鳥瞰図である。 FIG. 1 is a bird's-eye view showing the appearance of a notebook computer showing an example of an electronic apparatus according to the first embodiment of the present invention.
図1に示すように、本実施形態の電子機器の一例を示すノート型パソコン1は、偏平な四角形箱状の筺体2と、起倒開閉式の表示部3とから構成される。
As shown in FIG. 1, a notebook personal computer 1 showing an example of an electronic device according to the present embodiment includes a flat quadrangular box-
筺体2には、その上面部2aの後方部2bに設けられたヒンジ部2cを介して表示部3が回動可能に接続される。筺体2の内部にはCPUやメモリなどを備えた基板(図示省略)と、HDDユニット4と、FDDユニット5などのデバイスが収容される。筺体2の上面にはキーボード6が設けられる。筺体2は、上方に向けて開放された第2のハウジングとしてのロアハウジング7と、ロアハウジング7の開放端に取り外し可能に連結された第1のハウジングとしてのアッパハウジング8とで構成される。
The display unit 3 is rotatably connected to the
ロアハウジング7は、筺体2を構成する第1の箱状部材であり、合成樹脂などの不導体で形成され、平坦な底壁7aと、底壁7aに連なる左右の側壁7b、7cと、底壁7aに連なる前壁7dと、底壁7aに連なる後壁7eとを有する。側壁7b、7c、前壁7dおよび後壁7eは、底壁7aの周縁部から上向きに延びている。
The
アッパハウジング8は、筺体2を構成する第2の箱状部材であり、合成樹脂などの不導体で形成され、略平坦な上壁8aと、上壁8aに連なる左右の側壁8b、8cと、上壁8aに連なる前壁8dと、上壁8aに連なる後壁8eとを有する。側壁8b、8c、前壁8dおよび後壁8eは、上壁8aの周縁部から下向きに延びている。上壁8aは、ロアハウジング7の底壁7aと向かい合う。
The
側壁8b、8c、前壁8dおよび後壁8eのなすアッパハウジング8の下端の開口部は、側壁7b、7c、前壁7dおよび後壁7eのなすロアハウジング7の外周と略同形状に形成され、アッパハウジング8はロアハウジング7に覆い被せられる。
The opening at the lower end of the
図2は、本発明の第1実施形態に係る電子機器の一例を示すノート型パソコンの外観を示した左側面図である。 FIG. 2 is a left side view showing the appearance of a notebook personal computer showing an example of the electronic apparatus according to the first embodiment of the present invention.
図2に示すように、筺体2の左側面部2dには、米国Personal Computer Memory Card International Association(PCMCIA)の定めるPC Card Standard規格に含まれる16ビットPCカード規格、または、CardBus規格に準拠する電子デバイスが着脱可能に収容される機能拡張部10と、FDDユニット5とが収容される。機能拡張部10は、筺体2の左側面部2dの略中央に配設される。FDDユニット5は、筺体2の左側面部2dの前端部2eであり、かつ筺体2の底面部2fに偏位させて配設される。筺体2の左側面部2dの前端部2eの上面部2a側には、HDDユニット4が収容される。すなわち、HDDユニット4とFDDユニット5とは、上下方向に重ねられて筺体2内に収容される。筺体2の左側面部2dの前端部2eにはHDDユニット4の排熱のための通気口11が設けられる。
As shown in FIG. 2, the
図3および図4は、本発明の第1実施形態に係る電子機器の一例を示すノート型パソコンからFDDユニットとHDDユニットを取り外した状態を示す図である。 3 and 4 are views showing a state in which the FDD unit and the HDD unit are removed from the notebook personal computer showing an example of the electronic apparatus according to the first embodiment of the present invention.
なお、図3および図4は、ノート型パソコン1の筺体2を底面部2f側から見た鳥瞰図であり、図3には、取り外されたFDDユニットとHDDユニットとが図示される。
3 and 4 are bird's-eye views of the
図3および図4に示すように、ロアハウジング7は、FDDユニット収容部12とHDDユニット収容部13とを備える。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
FDDユニット収容部12には、FDDユニット5が着脱可能に収容され、HDDユニット収容部13にはHDDユニット4が着脱可能に収容される。
The FDD
FDDユニット収容部12とHDDユニット収容部13とは、ロアハウジング7の底壁7aに開口された凹部7fに形成され、筺体2の底面部2f側にFDDユニット収容部12が形成され、上面部2a側にHDDユニット収容部13が形成される。FDDユニット収容部12とHDDユニット収容部13とはいずれも偏平な箱状の空間であり、FDDユニット収容部12はHDDユニット収容部13よりも大きい箱状に形成される。
The FDD
FDDユニット収容部12は、ロアハウジング7の左前端下部に形成され、ロアハウジング7の左右方向に延びる。また、FDDユニット収容部12は、ロアハウジング7の下方に向けて開放された挿入口12aと、ロアハウジング7の左側方に向けて開放された切り欠き12bとを有する。
The FDD
また、FDDユニット収容部12は、底壁7aに連続してロアハウジング7の奥行き方向に延びる側壁12cと、ロアハウジング7の左右方向に延びる側壁12d、12eと、側壁12c、12d、12eからHDDユニット収容部13に連続して延びる天井壁12fとを有する。天井壁12fは、ロアハウジング7の底壁7aと平行をなすように水平に配置される。
The FDD unit
側壁12d、12eは、互いに向かい合う内面を有し、その内面には、ガイド凸部15が形成される。ガイド凸部15は、ロアハウジング7の左右方向に延びる。側壁12cには、ロアハウジング7の内部に連なるFDDコネクタ導出口16が開口される。
The
HDDユニット収容部13は、ロアハウジング7の左前端上部に形成され、ロアハウジング7の左右方向に延びる。また、HDDユニット収容部13は、HDDユニット4よりも若干大きく形成された空間であり、FDDユニット収容部12に向けて開放された挿入口13aと、ロアハウジング7の左側方に向けて開放されたロアハウジング通気口13bとを有する。
The HDD
また、HDDユニット収容部13は、FDDユニット収容部12の天井壁12fに連続してロアハウジング7の奥行き方向に延びる側壁13c、13dと、ロアハウジング7の左右方向に延びる側壁13e、13fと、側壁13c、13d、13e、13fの上端部を結ぶ天井壁13gとを有している。天井壁13gは、ロアハウジング7の底壁7aと平行をなすように水平に配置される。
The HDD
側壁13c、13dは、互いに向かい合う内面を有し、側壁13cには、ロアハウジング通気口13bが開口される。側壁13dには、ロアハウジング7の内部に連なるHDDコネクタ導出口19が開口される。側壁13e、13fは、互いに向かい合う内面を有し、その下端の略中央部には、FDDユニット収容部12の天井壁12fに連続されたHDDブラケット係止凹部18が形成される。天井壁13gには、減肉口13hが開口される。HDDユニット収容部13の側壁13cによってFDDユニット収容部12の切り欠き12bが形成されるロアハウジング7の凹部7fの剛性の確保が図られる。
The
ロアハウジング7の内壁面、すなわちアッパハウジング8が覆いかぶせられて筺体2の内壁面となる壁面には導電性塗料や金属メッキなどの導電層20が形成される。特にHDDユニット収容部13では、ロアハウジング7の内壁面の一部を構成する側壁13c、13d、13e、13fおよび天井壁13gのアッパハウジング8に対向する面側に導電層20が形成される。ロアハウジング通気口13bが形成される側壁13cには、ロアハウジング通気口13bの周囲に沿って導電層20が形成される。
A
アッパハウジング8の側壁8bには、ロアハウジング7の側壁13cに形成されたロアハウジング通気口13bに対応させてアッパハウジング通気口8fが形成される。アッパハウジング8がロアハウジング7に覆い被せられると、ロアハウジング通気口13bとアッパハウジング通気口8fとは連通されて通気口11を構成する。アッパハウジング8の内壁面、すなわちロアハウジング7に覆いかぶせられて筺体2の内壁面となる壁面には導電性塗料や金属メッキなどの導電層21が形成される。導電層21は、ロアハウジング7の導電層20との間で銅箔テープや金属メッシュ、導電性ゴムなどの導電体(図示省略)によって導通がとられる。
An
FDDユニット5は、前面部5aにフレキシブルディスク挿入口22を有する偏平な箱状のデバイスである。FDDユニット5は、その側面部5bと底面部5cとを覆う合成樹脂製のアウタカバー23に螺設されてFDDユニット収容部12に収容される。
The
アウタカバー23は、FDDユニット収容部12に着脱可能に形成され、底壁23aと、底壁23aに連なる側壁23b、23c、23dとを有する。側壁23c、23dは、互いに向かい合う内面を有する。アウタカバー23の内面には導電性塗料や金属メッキなどの導電層24が形成される。
The
FDDユニット5は、アウタカバー23の側壁23c、23dに設けられた結合孔(図示省略)にネジ25によって取り付けられる。FDDユニット5の前面部5aは、切り欠き23eが形成された側壁23bと略面一に配設される。
The
アウタカバー23がFDDユニット収容部12に収容されると、底壁23aはロアハウジング7の底壁7aの一部を構成する。また、側壁23bはロアハウジング7の側壁7bの一部を構成する。
When the
側壁12d、12eには、ガイド溝部26が形成される。アウタカバー23がFDDユニット収容部12に収容されると、側壁23c、23dのガイド溝部26はFDDユニット収容部12の側壁12d、12eに形成されたガイド凸部15に係止され、アウタカバー23はFDDユニット収容部12に支持される。
また、底壁23aは、ロアハウジング7の右方向に向かって延設された凸片部23fに結合孔28を有し、結合孔28を介してロアハウジング7に螺設される。
The
HDDユニット4は偏平な箱状のデバイスである。HDDユニット4には、その側面部4aを覆う金属製のHDDブラケット31が螺設される。
The
HDDブラケット31は、HDDユニット4の側面部4aを覆う基部31aと、基部31aの下端中央部からHDDユニット4の側方へ延設された係止凸部31bとを有する。
The
HDDユニット4がHDDユニット収容部13に収容されると、HDDブラケット31の基部31aは、HDDユニット4の側面部4aとHDDユニット収容部13の側壁13e、13fとの間に配設され、係止凸部31bは、HDDブラケット係止凹部18に嵌め込まれる。HDDユニット4は、係止凸部31bに形成された結合孔31cを介してHDDブラケット係止凹部18に設けられたねじ挿通孔18aに螺設される。
When the
図5は、本発明の第1実施形態に係る電子機器の一例を示すノート型パソコンのアッパハウジング内面の部分的な斜視図である。 FIG. 5 is a partial perspective view of the inner surface of the upper housing of the notebook computer showing an example of the electronic apparatus according to the first embodiment of the present invention.
図5に示すように、アッパハウジング8には、筺体2の意匠面となる外面に連通された孔としてのアッパハウジング通気口8fが形成される。アッパハウジング通気口8fの周囲には、仕切り凸部32が突設される。仕切り凸部32は、アッパハウジング8がロアハウジング7に覆い被せられると、ロアハウジング7のHDDユニット収容部13の側壁13cに形成されたロアハウジング通気口13bの周縁に当接されて、ロアハウジング7とアッパハウジング8との隙間と、通気口11との間が封止される。
As shown in FIG. 5, the
一般的に、筺体2の意匠面となる外面に連通された孔の周縁では、導電層を形成する際にノート型パソコン1の美観を害さないように、導電層が形成されない。
In general, the conductive layer is not formed at the periphery of the hole communicating with the outer surface serving as the design surface of the
ノート型パソコン1では、特にアッパハウジング8の側壁8bに形成されたアッパハウジング通気口8fのように筺体2の外面に連通された孔の近傍には導電層21が形成されない破線領域Aが設けられる。
In the notebook type personal computer 1, a broken line area A where the
図6は、本発明の第1実施形態に係る電子機器の一例を示すノート型パソコンの部分的な縦断面図である。 FIG. 6 is a partial longitudinal sectional view of a notebook personal computer showing an example of an electronic apparatus according to the first embodiment of the present invention.
図6に示すように、筺体2は、ロアハウジング7にアッパハウジング8が覆いかぶせられて構成される。ロアハウジング7に形成された凹部7fには、下方にFDDユニット収容部12が形成され、上方にHDDユニット収容部13が形成される。FDDユニット収容部12にはFDDユニット5が収容され、HDDユニット収容部13にはHDDユニット4が収容される。HDDユニット収容部13の挿入口13aはFDDユニット5によって塞がれるので、HDDユニット4の底面4bは、FDDユニット5に対向する。すなわち、HDDユニット4は、FDDユニット5とHDDユニット収容部13とによって形成される空間に支持される。
As shown in FIG. 6, the
FDDユニット5とHDDユニット4とは、その動作中、電磁波と熱を発生させる。特に、ノート型パソコン1が使用される際に常時、動作するHDDユニット4は常に高い熱を発生させる。そこで、HDDユニット4が発生した熱は、通気口11とHDDユニット収容部13に形成されたHDDコネクタ導出口19とを通じて空気が流出入されることによって排熱され、HDDユニット4の冷却が行われる。
The
一方、HDDユニット4の発生させる電磁波は、ロアハウジング7に形成された導電層20と、アッパハウジング8に形成された導電層21と、アウタカバー23に形成された導電層24によって遮蔽される。ここで、特に通気口11の周縁では、アッパハウジング8のアッパハウジング通気口8fの周縁に導電層21が形成されない破線領域Aがあるが、ロアハウジング7のHDDユニット収容部13を構成する側壁13cに形成されたロアハウジング通気口13bの周縁には、アッパハウジング8の側壁8bの内側に対向する面側に導電層20が形成される。
On the other hand, the electromagnetic waves generated by the
すなわち、ロアハウジング7の第2の側壁としての側壁13cは、アッパハウジング8の第1の側壁としての側壁8bの内側に対向させて、重なるように設けられる。
That is, the
アッパハウジング8の側壁8bに形成された第1の開口部としてのアッパハウジング通気口8fと、ロアハウジング7の側壁13cに形成された第2の開口部としてのロアハウジング通気口13bとから通気口11が構成される。
The
アッパハウジング通気口8fは筺体2の上下方向にスリット状に複数設けられる。ロアハウジング通気口13bはアッパハウジング通気口8fを構成する複数のスリット状の通気口を複数包絡する。すなわち、ロアハウジング通気口13bの開口面積は、アッパハウジング通気口8fの開口面積よりも大きく構成される。なお、アッパハウジング通気口8fとロアハウジング通気口13bとの開口面積は同じにしても良い。
A plurality of
アッパハウジング通気口8fの周縁には導電層21が形成されず、他方、ロアハウジング通気口13bの周縁には導電層20が形成される。通気口11は、ロアハウジング通気口13bの周縁に形成された導電層20によって、HDDユニット4が発生させる電磁波を遮蔽する。
The
したがって、本実施形態に係るノート型パソコン1によれば、ノート型パソコン1の美観を害さないようにアッパハウジング通気口8fの周縁に導電層21を形成しなくても、ロアハウジング7のHDDユニット収容部13を構成する側壁13cに形成された導電層20によって、筺体2の外面に連通された孔に相当する通気口11において、HDDユニット4の発生する電磁波を十分に遮断することができる。
Therefore, according to the notebook computer 1 according to the present embodiment, the HDD unit of the
また、ノート型パソコン1の意匠面を構成しないロアハウジング7のHDDユニット収容部13の側壁13cに導電層20を形成して、通気口11の周縁の電磁波遮断を行うため、導電層20の形成施工時にロアハウジング通気口13b周囲のマスキング工程を行う必要がなく、作業を簡略化でき、作業ミスの回避やコスト削減が可能となる。
In addition, the
さらに、ロアハウジング7のHDDユニット収容部13の側壁13cによって筺体2の側壁が2重構造になるため、筺体2の強度が向上する。特にHDDユニット収容部13に収容されるHDDユニット4に作用する外力に対する耐性が向上する。ロアハウジング7の剛性の向上によって成形不良や組立工程における作業ミスを回避できる。
Furthermore, since the side wall of the
したがって、本実施形態に係るノート型パソコン1によれば、不導体製の筺体に設けられた通気孔周囲の電磁波遮蔽を容易に可能にできる。 Therefore, according to the notebook personal computer 1 according to the present embodiment, it is possible to easily shield the electromagnetic wave around the vent hole provided in the non-conductive casing.
[第2の実施形態]
本発明に係る電子機器の第2実施形態について、図7を参照して説明する。
[Second Embodiment]
A second embodiment of the electronic apparatus according to the invention will be described with reference to FIG.
図7は、本発明の第2実施形態に係る電子機器の一例を示すノート型パソコンの部分的な横断面図である。 FIG. 7 is a partial cross-sectional view of a notebook personal computer showing an example of an electronic apparatus according to the second embodiment of the present invention.
このノート型パソコン1Aにおいて第1実施形態のノート型パソコン1と同じ構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
In this notebook type
図7に示すように、電子機器の一例を示すノート型パソコン1Aの筺体2は、ロアハウジング7とアッパハウジング8とから構成される。
As shown in FIG. 7, the
ロアハウジング7に形成されたHDDユニット収容部13の側壁13cと、アッパハウジング8の側壁8bとの間には導伝部材35が挟持される。導伝部材35には、金属メッシュが巻き付けられた弾性体や導電性ゴムなどの弾性を有する導電体が用いられる。
A
導伝部材35は、ロアハウジング通気口13bとアッパハウジング通気口8fとを連通させる連通孔35aを有する。導伝部材35によって、ロアハウジング7の内面に形成された導電層20と、アッパハウジング8の内面に形成された導電層21との導通がとられる。また、導伝部材35によって、ロアハウジング通気口13bとアッパハウジング通気口8fとによって構成される通気口11と、ロアハウジング7の内面とアッパハウジング8の内面とで形成される隙間との封止がなされる。したがって、HDDユニット4を冷却する空気は、HDDユニット収容部13の内外に効率的に流出入される。
The
すなわち、本実施形態に係るノート型パソコン1Aによれば、ノート型パソコン1Aの美観を害さないようにアッパハウジング通気口8fの周縁に導電層21を形成しなくても、ロアハウジング7のHDDユニット収容部13を構成する側壁13cに形成された導電層20によって、筺体2の外面に連通された孔に相当する通気口11において、HDDユニット4の発生する電磁波を十分に遮断することができる。
That is, according to the notebook
また、ノート型パソコン1Aの意匠面を構成しないロアハウジング7のHDDユニット収容部13の側壁13cに導電層20を形成して、通気口11の周縁の電磁波遮断を行うため、導電層20の形成施工時にロアハウジング通気口13b周囲のマスキング工程を行う必要がなく、作業を簡略化でき、作業ミスの回避やコスト削減が可能となる。
In addition, since the
さらに、ロアハウジング7のHDDユニット収容部13の側壁13cによって筺体2の側壁が2重構造になるため、筺体2の強度が向上する。特にHDDユニット収容部13に収容されるHDDユニット4に作用する外力に対する耐性が向上する。ロアハウジング7の剛性の向上によって成形不良や組立工程における作業ミスを回避できる。
Furthermore, since the side wall of the
さらにまた、ロアハウジング7のロアハウジング通気口13bと、アッパハウジング8のアッパハウジング通気口8fとの間には弾性を有する導伝部材35が挟持され、通気口11において、HDDユニット4の発生する電磁波を十分に遮断するとともに、HDDユニット4を冷却する空気をHDDユニット収容部13の内外に効率的に流出入させることができる。
Furthermore, a
したがって、本実施形態に係るノート型パソコン1Aによれば、不導体製の筺体に設けられた通気孔周囲の電磁波遮蔽を容易に可能にできる。
Therefore, according to the notebook type
[第3の実施形態]
本発明に係る電子機器の第3実施形態について、図8を参照して説明する。
[Third Embodiment]
A third embodiment of the electronic apparatus according to the invention will be described with reference to FIG.
図8は、本発明の第3実施形態に係る電子機器の一例を示すノート型パソコンのアッパハウジング内面の部分的な斜視図である。 FIG. 8 is a partial perspective view of the inner surface of the upper housing of the notebook computer showing an example of the electronic apparatus according to the third embodiment of the present invention.
このノート型パソコン1Bにおいて第1実施形態のノート型パソコン1と同じ構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
In this notebook type
図8に示すように、電子機器の一例を示すノート型パソコン1Bの筺体2を構成するアッパハウジング8には、筺体2の意匠面となる外面に連通された孔としてのアッパハウジング通気口8fが形成される。アッパハウジング通気口8fの周囲には、導伝部材35Aが設けられる。
As shown in FIG. 8, an
導伝部材35Aは、ロアハウジング7に形成されたHDDユニット収容部13の側壁13cと、アッパハウジング8の側壁8bとの間に挟持され、ロアハウジング通気口13bとアッパハウジング通気口8fとを連通させる。
The
導伝部材35Aには、金属メッシュが巻き付けられた弾性体や導電性ゴムなどの弾性を有する導電体が用いられる。導伝部材35Aによって、ロアハウジング7の内面に形成された導電層20と、アッパハウジング8の内面に形成された導電層21との導通がとられる。また、導伝部材35Aによって、ロアハウジング通気口13bとアッパハウジング通気口8fとによって構成される通気口11と、ロアハウジング7の内面とアッパハウジング8の内面とで形成される隙間との封止がなされる。したがって、HDDユニット4を冷却する空気は、HDDユニット収容部13の内外に効率的に流出入される。
As the
すなわち、本実施形態に係るノート型パソコン1Bによれば、ノート型パソコン1Bの美観を害さないようにアッパハウジング通気口8fの周縁に導電層21を形成しなくても、ロアハウジング7のHDDユニット収容部13を構成する側壁13cに形成された導電層20によって、筺体2の外面に連通された孔に相当する通気口11において、HDDユニット4の発生する電磁波を十分に遮断することができる。
That is, according to the notebook
また、ノート型パソコン1Bの意匠面を構成しないロアハウジング7のHDDユニット収容部13の側壁13cに導電層20を形成して、通気口11の周縁の電磁波遮断を行うため、導電層20の形成施工時にロアハウジング通気口13b周囲のマスキング工程を行う必要がなく、作業を簡略化でき、作業ミスの回避やコスト削減が可能となる。
In addition, since the
さらに、ロアハウジング7のHDDユニット収容部13の側壁13cによって筺体2の側壁が2重構造になるため、筺体2の強度が向上する。特にHDDユニット収容部13に収容されるHDDユニット4に作用する外力に対する耐性が向上する。ロアハウジング7の剛性の向上によって成形不良や組立工程における作業ミスを回避できる。
Furthermore, since the side wall of the
さらにまた、ロアハウジング7のロアハウジング通気口13bと、アッパハウジング8のアッパハウジング通気口8fとの間には弾性を有する導伝部材35Aが挟持され、通気口11において、HDDユニット4の発生する電磁波を十分に遮断するとともに、HDDユニット4を冷却する空気をHDDユニット収容部13の内外に効率的に流出入させることができる。
Furthermore, an elastic
したがって、本実施形態に係るノート型パソコン1Bによれば、不導体製の筺体に設けられた通気孔周囲の電磁波遮蔽を容易に可能にできる。 Therefore, according to the notebook personal computer 1 </ b> B according to the present embodiment, it is possible to easily shield the electromagnetic waves around the vent hole provided in the non-conductive casing.
なお、本発明に係るノート型パソコン1、1A、1Bの筺体2に設けられた通気口11によって冷却可能なデバイスは、HDDユニット4に限られるものではなく、CPU、GPU、SSD(Solid State Drive)など、筺体2内に収容され、熱と電磁波とを発生させるデバイスにも適用できる。
A device that can be cooled by the
また、本発明に係る電子機器は、ノート型パソコンに限られるものではなく、携帯電話機、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、PDA(Personal Digital Assistance)、電子手帳、携帯型無線機、その他の電子機器であっても良い。 The electronic device according to the present invention is not limited to a notebook personal computer, but may be a mobile phone, a personal computer, a digital camera, a PDA (Personal Digital Assistance), an electronic notebook, a portable wireless device, and other electronic devices. May be.
1、1A、1B ノート型パソコン
2 筺体
2a 上面部
2b 後方部
2c ヒンジ部
2d 左側面部
2e 前端部
2f 底面部
3 表示部
4 HDDユニット
4a 側面部
4b 底面
5 FDDユニット
5a 前面部
5b 側面部
5c 底面部
5d 背面部
6 キーボード
7 ロアハウジング
7a 底壁
7b、7c 側壁
7d 前壁
7e 後壁
7f 凹部
8 アッパハウジング
8a 上壁
8b、8c 側壁
8d 前壁
8e 後壁
8f アッパハウジング通気口
10 機能拡張部
11 通気口
12 FDDユニット収容部
12a 挿入口
12b 切り欠き
12c、12d、12e 側壁
12f 天井壁
13 HDDユニット収容部
13a 挿入口
13b ロアハウジング通気口
13c、13d、13e、13f 側壁
13g 天井壁
13h 減肉口
15 ガイド凸部
16 FDDコネクタ導出口
18 HDDブラケット係止凹部
18a ねじ挿通孔
19 HDDコネクタ導出口
20、21 導電層
22 フレキシブルディスク挿入口
23 アウタカバー
23a 底壁
23b、23c、23d 側壁
23e 切り欠き
23f 凸片部
24 導電層
25 ネジ
26 ガイド溝部
28 結合孔
31 HDDブラケット
31a 基部
31b 係止凸部
31c 結合孔
32 仕切り凸部
35 導伝部材
35a 連通孔
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記第1の側壁の内側に対向して重なるように設けられた第2の側壁を有した不導体性の第2のハウジングとを備え
前記第1のハウジングは、第1の面積を有して前記第1の側壁を貫通する第1の開口部を有し、
前記第2のハウジングは、前記第1の開口部の面積よりも大きな面積を有し、前記第1の開口部と対向して前記前記第2の側壁を貫通する第2の開口部を有し、
前記第2の側壁における前記第1の側壁側の面には、少なくとも前記第2の開口部を囲む領域に導電層が設けられていることを特徴とする電子機器。 A non-conductive first housing having a first sidewall;
A non-conductive second housing having a second side wall provided so as to face and overlap the inside of the first side wall, wherein the first housing has a first area. A first opening penetrating the first side wall;
The second housing has a second opening that has an area larger than the area of the first opening and penetrates the second side wall to face the first opening. ,
The electronic device according to claim 1, wherein a conductive layer is provided on at least a region surrounding the second opening on a surface of the second side wall on the first side wall side.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007331976A JP2009158542A (en) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | Electronic equipment |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007331976A JP2009158542A (en) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | Electronic equipment |
Publications (1)
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JP2009158542A true JP2009158542A (en) | 2009-07-16 |
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JP2007331976A Withdrawn JP2009158542A (en) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | Electronic equipment |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109960329A (en) * | 2017-12-26 | 2019-07-02 | 宏碁股份有限公司 | The shell of electronic device |
-
2007
- 2007-12-25 JP JP2007331976A patent/JP2009158542A/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109960329A (en) * | 2017-12-26 | 2019-07-02 | 宏碁股份有限公司 | The shell of electronic device |
CN109960329B (en) * | 2017-12-26 | 2023-03-28 | 宏碁股份有限公司 | Shell of electronic device |
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