JP2009157487A - 評価者選定装置及び評価者選定方法 - Google Patents

評価者選定装置及び評価者選定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】評価者選定装置及び評価者選定方法において、新製品を販売する前に、新製品または中間製品の意匠を評価する際の評価精度の向上を図ることである。
【解決手段】評価者選定装置である評価調査装置は、既存製品である既販車両の展示場への来場者から意匠を重視する意匠重視者を選定する意匠重視者選定部22と、意匠重視者ごとの既販車両に対する観察行動と、意匠重視者ごとの既販車両に対する購買行動とから、既販車両の関心度高さと観察行動との相関関係を決定する相関決定部28と、評価者ごとの新製品である、新型車両に対する観察行動と、相関決定部28により決定された相関関係とに基づいて、新型車両の関心度高さを推定し、購入確率を推定する購入確率推定部30と、評価者から、関心度高さ推定値が予め設定された閾値以上である評価採用者を選定する評価採用者選定部32と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の評価者から、新製品または新製品の開発途中段階の中間製品の意匠評価に適した評価採用者を選定する評価者選定装置と、評価者選定方法に関する。
従来から、自動車等の新製品または新製品の開発途中段階の中間製品の意匠を、実際にその製品を販売する前に社内の評価者を集めた評価会で評価させ、その意匠の評価を集計して分析することが考えられている。また、中間製品の意匠の評価は、中間製品のその後の意匠を大きく修正するか否かを判断するために使用することも考えられている。
特開2007−4394号公報
ただし、このような評価会の評価では、その評価者が意匠を重視しているものか否か、および、評価者が実際に購入する人に近い評価を行うものか否か、すなわち、購入者と同様の真剣度、すなわち関心度を持って評価するものか否かが区別されない。このため、意匠の評価の精度に改良の余地がある。
また、このような意匠の評価は、実際に製品を販売する前、すなわち製品が市場に流通する前に行うため、一般の消費者に販売前の製品そのものについて、意匠を評価してもらうことが難しい。
これに対して、特許文献1には、製品設計支援装置において、関係モデル化処理部と、販売シェア予測処理部と、車両形状特定処理部とを備えることが記載されている。関係モデル化処理部は、既存車両のコンセプトを示す用語に該当するキーワードと、購入者アンケートから得られた購入者のイメージ語に対する車両の合致度と、既存車両の形態要素と、販売シェアの各情報を用いて、各情報の因果関係を示す関係モデル関数を定式化する関係モデル化処理部を備えることが記載されている。販売シェア予測処理部は、新型車両のユーザーにより選択されたイメージ語に基づき販売シェアを算出する。車両形状特定処理部は、選択されたイメージ語に寄与の大きい形態要素値を抽出し、形態要素値にしたがって車両形状画像を形成する。ただし、このような特許文献1に記載された製品設計支援装置の場合、車両を購入する購入者に近い関心度を有する評価者を選定することは考慮されていないし、しかも、評価者を、意匠を重視していることを条件に選定することも考慮されていない。このため、新製品または中間製品の意匠を評価する際の評価精度の向上を図る面から改良の余地がある。
また、本発明の出願人は、販売店や展示場等のショールームでの来場者の行動を本人に意識させることなく計測し、各来場者のその後の行動(商談開始や成立)との相関を分析することにより、顧客となりうる人の観察行動を特定し、数値化する評価調査装置に関する特許出願を出願している(特願2007−24268号)。この評価調査装置の場合、新製品の意匠評価において、同様のしくみにより計測した評価者の観察行動をこれらのデータを用いて数値化し、顧客の視点に近い人を特定して、採用する評価者を選定したり、評価結果に重み付けを行うこと等により、意匠の評価結果の制度を高めることができるとされている。ただし、この評価調査装置の場合、評価者が意匠を重視しているものか否かが判別されない。このため、評価者が、自動車等の製品の購入に当たり、意匠を重視している購入者に近いものであるか否かが分からず、意匠の評価精度を高める面からはまだ改良の余地がある。これに対して、本発明の発明者は、自動車等の製品を一般消費者が購入を検討する場合に、価格や燃費等の意匠以外の要素を重視する人と、意匠を重視する人とでは、製品に対する観察行動に差異があると考え、意匠を重視する人の観察行動に基づいて、評価者を選定することにより、意匠の評価精度をより高めることができると考えた。
本発明の目的は、評価者選定装置及び評価者選定方法において、新製品を販売する前に、新製品または中間製品の意匠を評価する際の評価精度の向上を図ることを目的とする。
本発明に係る評価者選定装置は、複数の評価者から、新製品または新製品の開発途中段階の中間製品の意匠評価に適した評価採用者を選定する評価者選定装置であって、既存製品に関係する複数の調査対象者から予め定めた基準にしたがって意匠を重視する意匠重視者を選定する意匠重視者選定部と、意匠重視者ごとの既存製品に対する観察行動と、意匠重視者ごとの既存製品に対する購買行動とから、観察行動に対し既存製品の関心度の高さの重みづけをし、関心度高さと観察行動との相関関係を決定する相関決定部と、評価者ごとの新製品または中間製品に対する観察行動と、相関決定部により決定された相関関係とに基づいて、評価者の新製品または中間製品の関心度高さを推定する関心度高さ推定部と、評価者から、関心度高さ推定値が予め設定された閾値以上である評価採用者を選定する評価採用者選定部と、を備えることを特徴とする評価者選定装置である。
また、本発明に係る評価者選定装置において、好ましくは、意匠重視者の既存製品に対する観察行動を予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する意匠重視者観察行動記憶部と、意匠重視者の既存製品に対する購買行動を予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する意匠重視者購買行動記憶部と、複数の評価者の新製品または中間製品に対する観察行動を、予め定めた基準にしたがって評価者ごとに記憶する評価者観察行動記憶部と、を備え、相関決定部は、意匠重視者ごとに意匠重視者観察行動記憶部から観察行動を読み出し、意匠重視者ごとに意匠重視者購買行動記憶部から購買行動を読み出し、各意匠重視者に対応づけた観察行動と、各意匠重視者に対応づけた購買行動とから、観察行動に対し既存製品の関心度の高さの重みづけをし、関心度高さと観察行動との相関関係を決定し、関心度高さ推定部は、評価者ごとに評価者観察行動記憶部から読み出した観察行動と、相関決定部により決定された相関関係とに基づいて、新製品または中間製品の関心度高さ推定値を推定する。
また、本発明に係る評価者選定装置において、好ましくは、複数の調査対象者の既存製品に対する観察行動を予め定めた基準にしたがって、調査対象者ごとに対応づけて記憶する調査対象者観察行動記憶部と、複数の調査対象者の既存製品に対する購買行動を予め定めた基準にしたがって、調査対象者ごとに対応づけて記憶する調査対象者購買行動記憶部と、調査対象者観察行動記憶部から、意匠重視者選定部により選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた観察行動を読み出し、意匠重視者観察行動記憶部に記憶させる意匠重視者観察行動抽出部と、調査対象者購買行動記憶部から、意匠重視者選定部により選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた購買行動を読み出し、意匠重視者購買行動記憶部に記憶させる意匠重視者購買行動抽出部と、を備える。
また、本発明に係る評価者選定装置において、好ましくは、調査対象者の購買重視点を、調査対象者ごとに記憶する購買重視点記憶部を備え、
意匠重視者選定部は、調査対象者から、購買重視点記憶部に記憶された購買重視点のうち、意匠に関係する重視点に対応する調査対象者のみを、意匠重視者として選定する。
また、より好ましくは、購買重視点記憶部は、調査対象者の既存製品に対するアンケートの記入内容と、既存製品情報を表示する製品情報表示部の特定の情報の表示時間との少なくとも一方に基づいて求められた調査対象者ごとの重視点を記憶する。
また、本発明に係る評価者選定装置において、好ましくは、新製品は車両であり、意匠重視者観察行動記憶部により記憶される複数の観察行動と、評価者観察行動記憶部により記憶される複数の観察行動とは、同一であり、さらに、複数の観察行動は、意匠重視者が車両のドアを開閉したか否か、及び、車両に乗車したか否かの少なくともいずれか1の行動を含む。
また、本発明に係る評価者選定装置において、好ましくは、評価採用者選定部により選定された評価採用者が評価した、新製品または中間製品の意匠の評価に基づいて、新製品または中間製品の意匠の良否を判定する意匠良否判定部を備える。
また、本発明に係る評価者選定方法は、複数の評価者から、新製品または新製品の開発途中段階の中間製品の意匠評価に適した評価採用者を選定する評価者選定方法であって、既存製品に関係する複数の調査対象者から予め定めた基準にしたがって意匠を重視する意匠重視者を選定する意匠重視者選定工程と、意匠重視者ごとの既存製品に対する観察行動と、意匠重視者ごとの既存製品に対する購買行動とから、観察行動に対し既存製品の関心度の高さの重みづけをし、関心度高さと観察行動との相関関係を決定する相関決定工程と、評価者ごとの新製品または中間製品に対する観察行動と、相関決定工程により決定された相関関係とに基づいて、評価者の新製品または中間製品の関心度高さを推定する関心度高さ推定工程と、評価者から、関心度高さ推定値が予め設定された閾値以上である評価採用者を選定する評価採用者選定工程と、を備えることを特徴とする評価者選定方法である。
また、本発明に係る評価者選定方法において、好ましくは、意匠重視者の既存製品に対する観察行動を予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する意匠重視者観察行動記憶工程と、意匠重視者の既存製品に対する購買行動を予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する意匠重視者購買行動記憶工程と、複数の評価者の新製品または中間製品に対する観察行動を、予め定めた基準にしたがって評価者ごとに記憶する評価者観察行動記憶工程と、を備え、相関決定工程は、意匠重視者ごとに意匠重視者観察行動記憶工程で記憶された観察行動を読み出し、意匠重視者ごとに意匠重視者購買行動記憶工程で記憶された購買行動を読み出し、各意匠重視者に対応づけた観察行動と、各意匠重視者に対応づけた購買行動とから、観察行動に対し既存製品の関心度の高さの重みづけをし、関心度高さと観察行動との相関関係を決定し、関心度高さ推定工程は、評価者ごとに評価者観察行動記憶工程で記憶された観察行動から読み出した観察行動と、相関決定工程により決定された相関関係とに基づいて、新製品または中間製品の関心度高さ推定値を推定する。
また、本発明に係る評価者選定方法において、好ましくは、複数の調査対象者の既存製品に対する観察行動を予め定めた基準にしたがって、調査対象者ごとに対応づけて記憶する調査対象者観察行動記憶工程と、複数の調査対象者の既存製品に対する購買行動を予め定めた基準にしたがって、調査対象者ごとに対応づけて記憶する調査対象者購買行動記憶工程と、調査対象者観察行動記憶工程で記憶された観察行動から、意匠重視者選定工程で選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた観察行動を読み出す意匠重視者観察行動抽出工程と、調査対象者購買行動記憶工程で記憶された購買行動から、意匠重視者選定工程で選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた購買行動を読み出す意匠重視者購買行動抽出工程と、を備える。
また、本発明に係る評価者選定方法において、好ましくは、調査対象者の購買重視点を、調査対象者ごとに記憶する購買重視点記憶工程を備え、意匠重視者選定工程は、調査対象者から、購買重視点記憶工程で記憶された購買重視点のうち、意匠に関係する重視点に対応する調査対象者のみを、意匠重視者として選定する。
また、より好ましくは、購買重視点記憶工程は、調査対象者の既存製品に対するアンケートの記入内容と、既存製品情報を表示する製品情報表示部の特定の情報の表示時間との少なくとも一方に基づいて求められた調査対象者ごとの重視点を記憶する。
また、本発明に係る評価者選定方法において、好ましくは、新製品は車両であり、意匠重視者観察行動記憶工程で記憶される複数の観察行動と、評価者観察行動記憶工程で記憶される複数の観察行動とは、同一であり、さらに、複数の観察行動は、意匠重視者が車両のドアを開閉したか否か、及び、車両に乗車したか否かの少なくともいずれか1の行動を含む。
また、本発明に係る評価者選定方法において、好ましくは、評価採用者選定工程で選定された評価採用者が評価した、新製品または中間製品の意匠の評価に基づいて、新製品または中間製品の意匠の良否を判定する意匠良否判定工程を備える。
本発明に係る評価者選定装置及び評価者選定方法によれば、複数の調査対象者から予め定めた基準にしたがって、意匠を重視する意匠重視者を選定し、意匠重視者ごとの既存製品に対する観察行動及び購買行動から、既存製品の関心度高さと観察行動との相関関係を決定し、評価者ごとの新製品または中間製品に対する観察行動と、この相関関係とに基づいて、新製品の関心度高さを推定し、評価者から評価採用者を選定するので、意匠を重視して製品を購入する人に近い評価者を、評価採用者として選定できる。このため、意匠を重視する人の観察行動に基づいて、意匠の評価に、より適した評価採用者を選定することができ、新製品を販売する前に、新製品または中間製品の意匠を評価する際の評価精度の向上を図れる。
以下において、図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。図1から図10は、本発明の実施の形態の1例を示している。図1は、本実施の形態の評価者選定装置である評価調査装置を示すブロック図である。図2は、図1の評価調査装置を構成する処理部と記憶部との構成を詳しく示すブロック図である。図3は、図2の処理部と記憶部との構成要素を、入出力関係で詳しく示す図である。図4は、図1の評価調査装置を構成する来場者購買重視点特定手段の2例を説明するための図である。図5は、来場者購買重視点記憶部により記憶された購買重視点から意匠重視者を選定する方法を示す図である。図6は、図1の評価調査装置で評価する対象である、製品が配置された周囲エリアを示す図である。図7は、図1の評価調査装置のハードウェアの構成の1例を示す図である。図8は、本実施の形態の評価者選定方法である、評価調査方法を示すフローチャートである。図9は、来場者ごとに対応づけられて記憶された購買行動と観察行動との1例を示す図である。図10は、購買行動と観察行動とから相関を求める方法の1例を示す図である。図11は、評価者の対象製品に対する関心度(購入者への近さ)を数値化した図である。なお、以下に説明する本実施の形態では、評価対象を、販売前の新製品である新型車両とし、評価者及び評価採用者を、新型車両を開発するメーカー等の内部での、新型車両の意匠評価会に参加した参加者とする。また、調査対象を、既存製品である既販車両とし、調査対象者を、既販車両の販売店や展示ショールームに来場した来場者とする。ただし、評価対象を、新型車両の開発途中段階の中間製品である開発中車両とすることもできる。また、評価対象と、評価者及び評価採用者と、調査対象と、調査対象者とは、このような範囲に限定するものではない。
図1に示すように、本実施の形態の評価者選定装置である、評価調査装置10は、コンピュータ12を備え、複数の評価者から、新型車両の意匠評価に適した評価採用者を選定する。このために、評価調査装置10は、演算部である処理部14と、キーボード、マウス等の入力部16と、CRT、LCD等のディスプレイ、スピーカ等の音声出力部等の出力部18と、記憶部20とを備える。図2に示すように、処理部14は、CPU、メモリ等から構成され、意匠重視者選定部22と、意匠重視者観察行動抽出部24と、意匠重視者購買行動抽出部26と、相関決定部28と、関心度高さ推定部である購入確率推定部30と、評価採用者選定部32と、意匠良否判定部34とを備える。また、記憶部20は、ハードディスクドライブ装置(HDD装置)等により構成し、来場者購買重視点記憶部36と、来場者観察行動記憶部38と、来場者購買行動記憶部40と、意匠重視者観察行動記憶部42と、意匠重視者購買行動記憶部44と、相関記憶部46と、評価者観察行動記憶部48と、評価者意匠評価記憶部50とを備える。なお、処理部14が備えるメモリに記憶部20の機能を持たせることもできる。
次に、このような処理部14と記憶部20との構成を、図3を用いて詳しく説明する。記憶部20(図2)が備える来場者購買重視点記憶部36は、調査対象者である、既販車両の販売店またはショールーム等の展示場への来場者の購買重視点を、来場者ごとに記憶する。また、処理部14(図2)が備える意匠重視者選定部22は、既販車両に関係する複数の来場者、すなわち、既販車両の展示場への複数の来場者から、予め定めた基準にしたがって意匠を重視する意匠重視者を選定する。すなわち、意匠重視者選定部22は、来場者から、来場者購買重視点記憶部36に記憶された購買重視点のうち、意匠に関係する重視点に対応する来場者のみを、意匠重視者として選定する。
また、来場者観察行動記憶部38は、複数の来場者の既販車両に対する観察行動を予め定めた基準にしたがって、来場者ごとに対応づけて記憶する。また、意匠重視者観察行動抽出部24は、来場者観察行動記憶部38から、意匠重視者選定部22により選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた観察行動を読み出し、意匠重視者観察行動記憶部42に記憶させる。すなわち、意匠重視者観察行動記憶部42は、意匠重視者の既販車両に対する観察行動を、予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する。
また、来場者購買行動記憶部40は、複数の来場者の既販車両に対する購買行動を予め定めた基準にしたがって、来場者ごとに対応づけて記憶する。また、意匠重視者購買行動抽出部26は、来場者購買行動記憶部40から、意匠重視者選定部22により選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた購買行動を読み出し、意匠重視者購買行動記憶部44に記憶させる。すなわち、意匠重視者購買行動記憶部44は、意匠重視者の既販車両に対する購買行動を、予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する。
また、相関決定部28は、意匠重視者ごとに意匠重視者観察行動記憶部42から観察行動を読み出し、意匠重視者ごとに意匠重視者購買行動記憶部44から購買行動を読み出し、各意匠重視者に対応づけた観察行動と購買行動とから、観察行動に対し既販車両の関心度高さの重みづけをし、関心度高さと観察行動との相関関係を決定する。また、相関記憶部46は、重みづけと、相関関係とを表すデータを記憶する。
また、評価者観察行動記憶部48は、販売前の新型車両の意匠評価会に参加する複数の評価者、例えば、新型車両の開発メーカーの従業員の新型車両に対する観察行動を予め定めた基準にしたがって、評価者ごとに対応づけて記憶する。また、購入確率推定部30は、評価者ごとに評価者観察行動記憶部48から観察行動を読み出し、読み出した観察行動と相関決定部28により決定された相関関係とに基づいて、新型車両の関心度高さを推定し、関心度高さに対応する購入確率を推定する。また、評価者意匠評価記憶部50は、対象となる新型車両に対する意匠評価、例えば、良否のいずれかを、評価者ごとに対応づけて記憶する。
また、評価採用者選定部32は、評価者から、購入確率推定部30により推定された購入確率推定値が、予め設定された閾値以上である、すなわち、関心度高さ推定値が予め設定された別の閾値以上である評価者を、評価採用者として選定する。また、意匠良否判定部34は、評価採用者選定部32により選定された評価採用者が評価した、新型車両の意匠の評価に基づいて、新型車両の意匠の良否を判定し、出力部18(図1)にその判定結果を表示する、すなわち出力する。また、出力部18に、来場者ごとの購入率や、各評価者及び評価採用者の購入確率推定値を表示させることもできる。
また、図1に戻り、コンピュータ12には、来場者購買重視点特定手段52と、来場者観察行動特定手段54と、来場者購買行動特定手段56と、評価者観察行動特定手段58と、評価者意匠評価特定手段60とを、外部ラインにより接続し、それぞれの手段52,54,56,58,60からのデータをコンピュータ12に入力可能としている。来場者購買重視点特定手段52は、例えば、アンケートの表示部と回答を入力可能とする入力部とを備える別の第2のコンピュータや、既販車両の商談時に使用し、表示部と入力部とを備える別の第3のコンピュータとする。第2のコンピュータと第3のコンピュータとの一方または両方からのデータを、コンピュータ12に入力可能とする。第2のコンピュータは、回答と各来場者とを対応づけて記憶し、来場者の購買重視点を特定し、コンピュータ12に入力する。図4のAは、アンケートの表示画面の1例として、第2のコンピュータの表示部62に表示された、商談・成約者へのアンケート表示画面を示している。図示の例では、例えば、何を重視しているかの質問に対応して、意匠に関係する「スタイル」、「排気量」、「経済性」、「車両価格」が表示され、回答者がマウス、キーボード等の入力部を使用して、希望する項目欄に○印を付けることができるようにしている。なお、入力部は、ディスプレイ上に設けられたタッチパネルとして、希望する項目欄を回答者が触れる事により、○印を付けられるようにすることもできる。第2のコンピュータは、このような入力に基づいて、来場者に対応づけられた、○印が付けられた購買重視点を記憶して、コンピュータ12(図1)に入力する。
図4のBは、商談時に使用する第3のコンピュータ64の1例を、表示順に示している。この表示順は、任意の順番とすることができ、図4の順番に限定するものではない。第3のコンピュータ64は、商談時等に表示する、外装オプション検討用等の意匠に関係する「スタイル関係」、「排気量」、「価格」等である、既販車両の情報の各項目を製品情報表示部66に表示し、その項目ごとの表示時間を商談履歴として記憶する。そして、第3のコンピュータ64は、表示時間が長い特定の情報である項目を来場者に対応づけた購買重視点として記憶し、コンピュータ12(図1)に入力する。第3のコンピュータ64は、ユーザーの入力に対応して、表示を変えることができる。図4のBにおいて、第3のコンピュータ64の下側に示した時間は、各項目の表示時間の1例を示している。
なお、第2のコンピュータ及び第3のコンピュータ64は、互いに別のものを使用してもよく、また、互いに共通のものを使用してもよい。また、アンケートとしてアンケート用紙に来場者により記入された、来場者ごとに対応づけた回答を、ユーザーが手作業でコンピュータ12(図1)の入力部16から入力し、来場者の購買重視点を特定することもできる。また、コンピュータ12を商談時に使用するコンピュータとして、商談時の各項目の表示時間を記憶し、来場者に対応づけた表示時間が長い項目を購買重視点として特定することもできる。この場合には、コンピュータ12と別に設ける、来場者購買重視点特定手段52(図1)を少なくするか、またはなくすことができる。
図2に示す記憶部20が備える来場者購買重視点記憶部36は、このように、来場者の既販車両の商談時または成約時にアンケートに記入された、既販車両に関するアンケートの記入内容と、既販車両情報を表示する製品情報表示部66(図4)等の特定の情報の表示時間との少なくとも一方に基づいて求められた来場者ごとの重視点を記憶する。
図5は、来場者購買重視点記憶部36(図2、図3)に記憶される、来場者ごとの購買重視点の集計結果を示している。図5の○印は、購買重視点を表している。来場者は、識別番号である来場者IDで識別し、それぞれP01,P02,P03・・・の来場者IDを付している。
図2、図3に示す意匠重視者選定部22は、例えば、図5において、意匠に関係する「スタイル」の欄に○印が付された来場者を、意匠重視者として選定する。図5の例では、P01、P04の来場者が、意匠重視者に該当する。
また、来場者観察行動記憶部38(図2、図3)は、例えば展示場へ来場した来場者の、既販車両に対する観察行動を特定して数値化する。例えば、来場者の歩行総数、展示場の平均滞在時間、調査対象である既販車両のドアの開閉の有無または接触の有無、乗車したか否か、車室内の各操作装置の接触の有無、操作履歴情報等の行動パターンを、来場者ごとに対応づけ、識別できるように数値化する。また、図6に示すように、例えば、製品である車両68の周囲を方向及び距離に応じて、複数のエリアA01からA16に区分し、どのエリアにどれくらいの時間来場者が留まったかの行動パターンを数値化する。例えば、エリアA01,A02,A08,A09,A10,A06に長い時間留まることで、車両68のフロント部分に興味があることが推測され、「フロント部分に興味あり」の区分で数値化して識別可能とすることもできる。
また、この場合に、例えば、図1の来場者観察行動特定手段54は、このような観察行動を特定する。例えば、来場者観察行動特定手段54は、クリップボードやペンに取り付けたIDタグ、展示場のフロアに取り付けたセンサ、ビデオカメラ等のカメラにより撮影し、撮影により得られた画像を画像処理により処理する装置等により構成し、来場者の行動パターンを自動で調査し、認識することができるようにする。その認識結果は、数値化により特定して、来場者観察行動特定手段54からコンピュータ12(図1)に入力し、来場者観察行動記憶部38(図2、図3)は、来場者ごとに対応づけた観察行動として記憶する。例えば、来場者観察行動記憶部38は、来場者ごとに付された来場者IDに対応づけられて観察行動を記憶する。また、来場者観察行動特定手段54を、例えば、展示場に設置したタッチパネル式のアンケート装置とし、来場者ごとに来場者IDを付し、来場者IDを入力しながら、アンケートに回答可能とすることもできる。
また、図1の来場者購買行動特定手段56は、来場者が商談を行ったか否か、スタッフに質問したり、評価表やカタログを請求する等の購買意欲を示す行動をとったか否か、商談が開始されたか否か、商談が成立、すなわち購入を決定したか否か等の、購買行動を来場者ごと、すなわち来場者IDを付す等により数値化して識別可能とする。そして、来場者購買行動特定手段56から、来場者ごとに対応づけた購買行動をコンピュータ12(図1)に入力し、来場者購買行動特定手段56は、来場者ごとに対応づけた購買行動を記憶する。例えば、来場者購買行動記憶部40(図2、図3)は、来場者ごとに付された来場者IDに対応づけられて購買行動を記憶する。
また、評価者観察行動記憶部48(図2、図3)は、例えば新型車両を開発するメーカー等の内部での、新型車両の意匠の評価会へ参加した評価者の、新型車両に対する観察行動を特定して数値化する。例えば、評価者観察行動記憶部48は、来場者観察行動記憶部38と同様に、評価者の歩行総数、評価会場での平均滞在時間、評価対象である新型車両のドアの開閉の有無または接触の有無、乗車したか否か、車室内の各操作装置の接触の有無、操作履歴情報等の行動パターンを、評価者ごとに対応づけ、識別できるように数値化する。また、図6に示した場合と同様に、新型車両の周囲を方向及び距離に応じて、複数のエリアにどれくらいの時間留まったかの行動パターンを数値化することもできる。
また、図1の評価者観察行動特定手段58は、例えば、上記の来場者観察行動特定手段54と同様に、クリップボードやペンに取り付けたIDタグ、展示場のフロアに取り付けたセンサ、ビデオカメラ等のカメラにより撮影し、撮影により得られた画像を画像処理により処理する装置等により構成し、評価者の行動パターンを自動で調査し、認識することができるようにする。その認識結果は、数値化により特定して、評価者観察行動特定手段58からコンピュータ12(図1)に入力し、評価者観察行動記憶部48(図2、図3)は、評価者ごとに対応づけた観察行動として記憶する。例えば、評価者観察行動記憶部は、評価者ごとに付された評価者IDである、P01A、P02A・・・(図10参照)に対応づけて観察行動を記憶する。また、評価者観察行動特定手段58を、例えば、展示場に設置したタッチパネル式のアンケート装置とし、評価者ごとに評価者IDを付し、評価者IDを入力しながら、アンケートに回答可能とすることもできる。また、意匠重視者観察行動記憶部42により記憶される複数の観察行動と、評価者観察行動記憶部48により記憶される複数の観察行動とは、同一とし、複数の観察行動は、意匠重視者が車両のドアを開閉したか否か、及び、車両に乗車したか否かの一方または両方の行動を含むこともできる。
また、図1に示す評価者意匠評価特定手段60は、評価者が評価した新型車両に対する意匠の評価を、評価者ごとに対応づけて入力可能とし、その入力結果を、コンピュータ12(図1)に入力して、評価者意匠評価記憶部50に記憶する。
なお、図1の来場者観察行動特定手段54と、来場者購買行動特定手段56と、評価者観察行動特定手段58と、評価者意匠評価特定手段60とを省略し、ユーザーが手作業で、コンピュータ12(図1)に入力部16により入力して、来場者観察行動と、来場者購買行動と、評価者観察行動と、評価者意匠評価とを、対応する記憶部に記憶させることもできる。
また、来場者観察行動特定手段54と、来場者購買行動特定手段56と、評価者観察行動特定手段58と、評価者意匠評価特定手段60との機能の少なくとも一部を、コンピュータ12(図1)に持たせることもできる。例えば、ショールームへの来場者の観察行動を撮影するビデオカメラの映像を、コンピュータ12を構成する観察行動処理部(図示せず)に入力し、観察行動処理部でこの入力に基づいて、画像処理し、来場者の位置や行動を特定し、特定した結果を数値化して、来場者観察行動記憶部38(図2、図3)に、来場者ごとに対応づけて記憶させることもできる。
また、ショールームへの来場者の観察行動を、クリップボードやペンに取り付けたIDタグ、展示場のフロアに取り付けたセンサの出力信号を、コンピュータ12(図1)を構成する観察行動処理部(図示せず)に入力し、観察行動処理部でこの入力に基づいて、来場者の位置や行動を特定し、特定した結果を数値化して、来場者観察行動記憶部38(図2、図3)に、来場者ごとに対応づけて記憶させることもできる。評価者の観察行動も、同様に、観察行動処理部を用いて処理し、評価者観察行動記憶部48(図2、図3)に記憶させることができる。
このような評価調査装置10は、例えば、図7に1例を示すようなハードウェアにより構成することができる。すなわち、評価調査装置10は、CPU70、ROM72、RAM74を有し、バス76を介して互いに接続されたコンピュータにより構成する。バス76には、入出力インターフェース78も接続する。入出力インターフェース78には、入力部16、出力部18、記憶部20、通信部80、ドライブ82を接続する。通信部80は、モデム、ターミナルアダプタ等により構成する。
また、CPU70は、ROM72に記憶されているソフトウェアモジュールを構成する各種プログラム、または記憶部20からRAM74に読み出されたソフトウェアモジュールを構成する各種プログラムにしたがって各種の処理を実行する。例えば、CPU70は、図2に示す、本実施の形態に係る意匠重視者選定部22、意匠重視者観察行動抽出部24、意匠重視者購買行動抽出部26、相関決定部28、購入確率推定部30、評価採用者選定部32、意匠良否判定部34の各処理、例えば来場者の観察行動、購買行動を数値化したり、観察行動と購買行動との相関を求めたり、評価者の観察行動を数値化したり、評価者の観察行動から購入確率を推定したりする等の各処理を実行する。図7に示すRAM74には、CPU70が各種の処理を実行する上で必要なデータも適宜記憶することもできる。例えば、RAM74は、図2に示す、来場者購買重視点記憶部36、来場者観察行動記憶部38、来場者購買行動記憶部40、意匠重視者観察行動記憶部42、意匠重視者購買行動記憶部44、相関記憶部46、評価者観察行動記憶部48、評価者意匠評価記憶部50の各データを記憶することもできる。
図7に戻り、通信部80は、図示しないインターネットを介して通信処理を行ったり、CPU70から提供されたデータを送信したり、通信相手から受信したデータをCPU70、RAM74、ROM72、記憶部20等に出力する。記憶部20は、CPU70との間で入出力し、情報の保存、消去を行う。通信部80は、他の装置との間でアナログ信号またはディジタル信号の通信処理を行う。
入出力インターフェース78には、必要に応じてドライブ82を接続し、磁気ディスク84、光ディスク86、フレキシブルディスク88、または半導体メモリ90等を適宜装着し、これらから読み出されたコンピュータプログラムを必要に応じて記憶部20にインストールする。
次に、既販車両の展示場である、ショールームへの来場者の商品観察行動等に基づいて新型車両の評価採用者を選定する方法を、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、以下では、上記の図1から図3に示した要素と同等部分には同一符号を付して説明する。図8に示すように、ステップ1では、例えば、来場者の商品の観察行動(位置や行動)をIDタグ、ショールームのフロアに取り付けたセンサ、カメラ等により構成する来場者観察行動特定手段54により特定し、来場者観察行動記憶部38に来場者ごとに対応づけて数値化して記憶する。なお、上記のように、IDタグや、センサの出力信号や、カメラによる映像を、コンピュータ12を構成する観察行動処理部に入力し、この入力に基づいて、観察行動を数値化し、来場者観察行動記憶部38に記憶することもできる。すなわち、複数の来場者の既販車両に対する観察行動を予め定めた基準にしたがって、来場者ごとに対応づけて記憶する来場者観察行動記憶工程を行う。
このようなステップS1において、各来場者の行動パターンは、図9に示すように、来場者ごとに付されたP01、P02等の来場者IDに対応づけられ、記憶部20に設けられた来場者観察行動記憶部38に記憶される。また、各パターンの変数として、X01、X02・・・が与えられる。
また、ステップS2では、例えば、各来場者の購買行動、例えば、商談開始や購入、すなわち成約等を、各来場者に対応づけて、来場者購買行動記憶部40に記憶する。購買行動は、例えば、商談を行ったか否か、スタッフに質問をしたか否か、価格表やカタログを請求する等の購買意欲を示す行動をとったか否か、商談が成立したか否か等も含むことができる。購買行動は来場者ごとに対応づけて数値化し、来場者IDに対応づけて、記憶部20に設けられた来場者購買行動記憶部40に記憶される。すなわち、複数の来場者の既販車両に対する購買行動を予め定めた基準にしたがって、来場者ごとに対応づけて記憶する来場者購買行動記憶工程を行う。例えば、来場者購買行動記憶工程では、図9に示すように、来場者IDに対応づけて、商談や契約成立があった場合を○印とし、それ以外を×印で示している。このような購買行動を数値化する場合、例えば、○印を1とし、×印を0として数値化することもできる。
次に、図8のステップS3では、上記の図5に示したように、来場者の購買行動、例えば購入や購入検討の際に、来場者が何を重視しているかを表す購買重視点を、来場者ごとに特定し、記憶する購買重視点記憶工程を行い、その後、来場者から、購買重視点記憶工程で記憶された購買重視点のうち、意匠に関係する重視点に対応する来場者、例えば、図5の「スタイル」を重視点とする来場者のみを、意匠重視者として選定する意匠重視者選定工程を行う。すなわち、意匠重視者選定工程では、既販車両に関係する複数の来場者から予め定めた基準にしたがって意匠を重視する意匠重視者を選定する。
次に、ステップS4では、来場者商品観察行動記憶工程で記憶された商品の観察行動から、意匠重視者選定工程で選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた観察行動を読み出す意匠重視者観察行動抽出工程と、意匠重視者の商品観察行動を予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する意匠重視者観察行動記憶工程とを行う。また、ステップS4では、来場者購買行動記憶工程で記憶された購買行動から、意匠重視者選定工程で選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた購買行動を読み出す意匠重視者購買行動抽出工程と、意匠重視者の購買行動を予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する意匠重視者購買行動記憶工程とを行う。
そして、ステップS5では、相関決定部28が、意匠重視者の商品観察行動と、その後の購買行動との相関関係を求め、各観察行動の、購買行動、例えば商談開始や成約等への寄与の大きさである寄与度を数値化し、重みとして求める相関決定工程を行う。すなわち、各購買行動に対応する、調査対象である既販車両に対する関心度または購買確率に対する寄与度を求める。このために、意匠重視者ごとに意匠重視者観察行動記憶工程で記憶された観察行動を読み出し、意匠重視者ごとに意匠重視者購買行動記憶工程で記憶された購買行動を読み出し、各意匠重視者に対応づけた観察行動と購買行動とから、観察行動に対し既販車両の関心度の高さの重みづけをし、関心度高さと観察行動との相関関係を決定する。
例えば、車両に乗車した来場者の方が乗車しなかった来場者のN倍、成約成立の確率が高い、車両に近いエリアの滞在時間が何分以上であると成約確率が5割以上になる等の、観察行動と購買行動との相関から、各観察行動パターンについて購買行動に対する重みを求める。この場合、購買確率が高くなる観察行動パターンほど重みを大きく設定する。この重みは、記憶部20に設けられた相関記憶部46に記憶する。また、図9に1例を示すように、購入確率は、関心度が大きくなるほど高くなることが分かっている。このため、関心度に対応して、購入確率が求められるようにする。また、関心度高さは、次の(1)式で求める、意匠に対する関心度指標Fi(n)として求めることもできる。
Fi(n)=Ai・X01+Bi・X02+Ci・X03+・・・ ・・・(1)
(1)式において、Ai、Bi、Ci・・・は重みを表し、X01、X02、X03・・・は、観察行動パターンを表す。このような関心度指標Fi(n)を求めるために、例えば、図10に示すように、来場者の来場者IDである、P01、P02・・・ごとに、観察行動パターンX01、X02、X03・・・を対応させ、図9で○印が付いている来場者IDのP01、P02、P04、P08に対応して、観察行動パターンの数値が関心度の高さに対応して高いと設定したものを、図10で○印を付している。そして、○印の総数(例えば15)に対して、各観察行動パターンの○印の総数の高さに応じて重みAi、Bi、Ci・・・を求めることができる。
また、相関決定部28で求める相関関係は、どのような行動パターンを有する来場者が商品購入を前提にした評価を行っているかを表すものとなる。また、購買行動として、真剣に品定めをした後、購入を取りやめることもあるため、購入したか否かの結果だけでなく、商談の購入直前に取りやめる等の行動を含めて数値化することもできる。
次に、図8のステップS6において、販売前の新型車両の意匠の評価会場での評価者により、車両を評価させた結果から、評価者の観察行動を予め定めた基準にしたがって評価者ごとに対応づけて特定し、数値化して記憶する評価者観察行動記憶工程を行う。この場合の観察行動の収集パターンは、ステップS1の場合と同様とすることができる。求めた観察行動は、記憶部20に設けられた評価者観察行動記憶部48に記憶する。なお、ショールームに展示してある製品と、評価会場で展示する製品とはある程度関連性があることが好ましい。例えば、製品が車両である場合には、若者女性向き、若者男性向き、スポーツタイプ、ファミリータイプ等の車両の種類で、ある程度タイプが同じものとすることが好ましい。
なお、本実施の形態では、コンピュータ12が来場者観察行動記憶部38、来場者購買行動記憶部40、相関決定部28を有するものとして説明したが、予め来場者の観察行動と購買行動との相関を求めておき、そのデータを使用して関心度高さ及び購入確率を推定することもできる。また、来場者観察行動特定手段54と、評価者観察行動特定手段58とは、同じ手段により構成することもできる。
次に、図8のステップS7において、ステップS5で求めた重みに基づき、各評価者の観察行動から、図11に示すように、各評価者の評価対象である新型車両に対する関心度高さ、すなわち真剣度を数値化して推定し、関心度高さから購入確率を推定する購入確率推定工程を行う。すなわち、購入確率推定工程は、評価者ごとに評価者観察行動記憶工程で記憶された観察行動を読み出し、相関決定工程により決定された相関関係に基づいて、新型車両の関心度高さを推定し、購入確率を推定する。
次に、図8のステップS8では、得られた購入確率と、関心度高さとを表すデータに基づき、意匠の評価に、より適切な評価採用者を選定する評価採用者選定工程と、評価採用者の評価結果の分析を行い、新型車両の意匠の良否を判定する意匠良否判定工程とを行う。すなわち、評価採用者選定工程は、評価者から、購入確率推定値が予め設定された閾値以上、例えば50%以上である、すなわち関心度高さが予め設定された別の閾値以上である、評価採用者を選定する。例えば、図11に示す例では、P01A、P05Aの評価者が評価採用者として選定される。そして、P01A、P05Aの評価者を含む評価者の意匠の評価、例えば良否の結果を集計することにより、新型車両の意匠の評価結果を出力部18に出力、すなわち表示させる。
なお、図2、図3の意匠良否判定部34と、意匠良否判定工程とを備えず、単に、本実施の形態の評価者選定装置及び評価者選定方法を、評価採用者を選定することを目的として使用することもできる。また、同じく評価採用者を選定した後に、意匠の良否だけでなく、意匠のどの部分がとのようによいか悪いか等の個別の要素の評価を集計して分析する意匠評価分析部を備えるものとすることもできる。
このような本実施の形態によれば、複数の来場者から予め定めた基準にしたがって、意匠を重視する意匠重視者を選定し、意匠重視者ごとの既販車両に対する観察行動と購買行動とから、既販車両の関心度高さと観察行動との相関関係を決定し、この相関関係と評価者の観察行動とから新型車両の関心度高さ及び購入確率を推定し、関心度高さ推定値及び購入確率推定値に基づいて評価者から評価採用者を選定する。このため、意匠を重視して製品を購入する人に近い評価者を、評価採用者として選定できる。したがって、意匠を重視する人の観察行動に基づいて、意匠の評価に、より適した評価採用者を選定することができ、新型車両を販売する前に、新型車両の意匠を評価する際の評価精度の向上を図れる。なお、評価に望ましい結果が得られない場合には、新型車両に対する意匠を適宜改良、修正する判断を行うことが可能となる。
なお、上記の実施の形態では、任意の処理をCPUにより構成する処理部14(図1)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、記憶媒体に記憶して提供することも可能であり、また、インターネットその他の伝送媒体を介して伝送することにより提供することも可能である。
本発明の実施の形態の1例の評価者選定装置である、評価調査装置を示すブロック図である。 図1の評価調査装置を構成する処理部と記憶部との構成を詳しく示すブロック図である。 図2の処理部と記憶部との構成要素を、入出力関係で詳しく示す図である。 図1の評価調査装置を構成する来場者購買重視点特定手段の2例を説明するための図である。 来場者購買重視点記憶部により記憶された購買重視点から意匠重視者を選定する方法を示す図である。 図1の評価調査装置で評価する対象である、製品が配置された周囲エリアを示す図である。 図1の評価調査装置のハードウェアの構成の1例を示す図である。 本発明の実施の形態の1例の評価者選定方法である、評価調査方法を示すフローチャートである。 来場者ごとに対応づけられて記憶された購買行動と観察行動との1例を示す図である。 購買行動と観察行動とから相関を求める方法の1例を示す図である。 評価者の対象製品に対する関心度(購入者への近さ)を数値化した図である。
符号の説明
10 評価調査装置、12 コンピュータ、14 処理部、16 入力部、18 出力部、20 記憶部、22 意匠重視者選定部、24 意匠重視者観察行動抽出部、26 意匠重視者購買行動抽出部、28 相関決定部、30 購入確率推定部、32 評価採用者選定部、34 意匠良否判定部、36 来場者購買重視点記憶部、38 来場者観察行動記憶部、40 来場者購買行動記憶部、42 意匠重視者観察行動記憶部、44 意匠重視者購買行動記憶部、46 相関記憶部、48 評価者観察行動記憶部、50 評価者意匠評価記憶部、52 来場者購買重視点特定手段、54 来場者観察行動特定手段、56 来場者購買行動特定手段、58 評価者観察行動特定手段、60 評価者意匠評価特定手段、62 表示部、64 第3のコンピュータ、66 製品情報表示部、68 車両、70 CPU、72 ROM、74 RAM、76 バス、78 入出力インターフェース、80 通信部、82 ドライブ、84 磁気ディスク、86 光ディスク、88 フレキシブルディスク、90 半導体メモリ。

Claims (14)

  1. 複数の評価者から、新製品または新製品の開発途中段階の中間製品の意匠評価に適した評価採用者を選定する評価者選定装置であって、
    既存製品に関係する複数の調査対象者から予め定めた基準にしたがって意匠を重視する意匠重視者を選定する意匠重視者選定部と、
    意匠重視者ごとの既存製品に対する観察行動と、意匠重視者ごとの既存製品に対する購買行動とから、観察行動に対し既存製品の関心度の高さの重みづけをし、関心度高さと観察行動との相関関係を決定する相関決定部と、
    評価者ごとの新製品または中間製品に対する観察行動と、相関決定部により決定された相関関係とに基づいて、評価者の新製品または中間製品の関心度高さを推定する関心度高さ推定部と、
    評価者から、関心度高さ推定値が予め設定された閾値以上である評価採用者を選定する評価採用者選定部と、を備えることを特徴とする評価者選定装置。
  2. 請求項1に記載の評価者選定装置において、
    意匠重視者の既存製品に対する観察行動を予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する意匠重視者観察行動記憶部と、
    意匠重視者の既存製品に対する購買行動を予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する意匠重視者購買行動記憶部と、
    複数の評価者の新製品または中間製品に対する観察行動を、予め定めた基準にしたがって評価者ごとに記憶する評価者観察行動記憶部と、を備え、
    相関決定部は、意匠重視者ごとに意匠重視者観察行動記憶部から観察行動を読み出し、意匠重視者ごとに意匠重視者購買行動記憶部から購買行動を読み出し、各意匠重視者に対応づけた観察行動と、各意匠重視者に対応づけた購買行動とから、観察行動に対し既存製品の関心度の高さの重みづけをし、関心度高さと観察行動との相関関係を決定し、
    関心度高さ推定部は、評価者ごとに評価者観察行動記憶部から読み出した観察行動と、相関決定部により決定された相関関係とに基づいて、新製品または中間製品の関心度高さ推定値を推定することを特徴とする評価者選定装置。
  3. 請求項2に記載の評価者選定装置において、
    複数の調査対象者の既存製品に対する観察行動を予め定めた基準にしたがって、調査対象者ごとに対応づけて記憶する調査対象者観察行動記憶部と、
    複数の調査対象者の既存製品に対する購買行動を予め定めた基準にしたがって、調査対象者ごとに対応づけて記憶する調査対象者購買行動記憶部と、
    調査対象者観察行動記憶部から、意匠重視者選定部により選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた観察行動を読み出し、意匠重視者観察行動記憶部に記憶させる意匠重視者観察行動抽出部と、
    調査対象者購買行動記憶部から、意匠重視者選定部により選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた購買行動を読み出し、意匠重視者購買行動記憶部に記憶させる意匠重視者購買行動抽出部と、を備えることを特徴とする評価者選定装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の評価者選定装置において、
    調査対象者の購買重視点を、調査対象者ごとに記憶する購買重視点記憶部を備え、
    意匠重視者選定部は、調査対象者から、購買重視点記憶部に記憶された購買重視点のうち、意匠に関係する重視点に対応する調査対象者のみを、意匠重視者として選定することを特徴とする評価者選定装置。
  5. 請求項4に記載の評価者選定装置において、
    購買重視点記憶部は、調査対象者の既存製品に対するアンケートの記入内容と、既存製品情報を表示する製品情報表示部の特定の情報の表示時間との少なくとも一方に基づいて求められた調査対象者ごとの重視点を記憶することを特徴とする評価者選定装置。
  6. 請求項2から請求項5のいずれか1に記載の評価者選定装置において、
    新製品は車両であり、
    意匠重視者観察行動記憶部により記憶される複数の観察行動と、評価者観察行動記憶部により記憶される複数の観察行動とは、同一であり、
    さらに、複数の観察行動は、意匠重視者が車両のドアを開閉したか否か、及び、車両に乗車したか否かの少なくともいずれか1の行動を含むことを特徴とする評価者選定装置。
  7. 請求項2から請求項6のいずれか1に記載の評価者選定装置において、
    評価採用者選定部により選定された評価採用者が評価した、新製品または中間製品の意匠の評価に基づいて、新製品または中間製品の意匠の良否を判定する意匠良否判定部を備えることを特徴とする評価者選定装置。
  8. 複数の評価者から、新製品または新製品の開発途中段階の中間製品の意匠評価に適した評価採用者を選定する評価者選定方法であって、
    既存製品に関係する複数の調査対象者から予め定めた基準にしたがって意匠を重視する意匠重視者を選定する意匠重視者選定工程と、
    意匠重視者ごとの既存製品に対する観察行動と、意匠重視者ごとの既存製品に対する購買行動とから、観察行動に対し既存製品の関心度の高さの重みづけをし、関心度高さと観察行動との相関関係を決定する相関決定工程と、
    評価者ごとの新製品または中間製品に対する観察行動と、相関決定工程により決定された相関関係とに基づいて、評価者の新製品または中間製品の関心度高さを推定する関心度高さ推定工程と、
    評価者から、関心度高さ推定値が予め設定された閾値以上である評価採用者を選定する評価採用者選定工程と、を備えることを特徴とする評価者選定方法。
  9. 請求項8に記載の評価者選定方法において、
    意匠重視者の既存製品に対する観察行動を予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する意匠重視者観察行動記憶工程と、
    意匠重視者の既存製品に対する購買行動を予め定めた基準にしたがって、意匠重視者ごとに対応づけて記憶する意匠重視者購買行動記憶工程と、
    複数の評価者の新製品または中間製品に対する観察行動を、予め定めた基準にしたがって評価者ごとに記憶する評価者観察行動記憶工程と、を備え、
    相関決定工程は、意匠重視者ごとに意匠重視者観察行動記憶工程で記憶された観察行動を読み出し、意匠重視者ごとに意匠重視者購買行動記憶工程で記憶された購買行動を読み出し、各意匠重視者に対応づけた観察行動と、各意匠重視者に対応づけた購買行動とから、観察行動に対し既存製品の関心度の高さの重みづけをし、関心度高さと観察行動との相関関係を決定し、
    関心度高さ推定工程は、評価者ごとに評価者観察行動記憶工程で記憶された観察行動から読み出した観察行動と、相関決定工程により決定された相関関係とに基づいて、新製品または中間製品の関心度高さ推定値を推定することを特徴とする評価者選定方法。
  10. 請求項9に記載の評価者選定方法において、
    複数の調査対象者の既存製品に対する観察行動を予め定めた基準にしたがって、調査対象者ごとに対応づけて記憶する調査対象者観察行動記憶工程と、
    複数の調査対象者の既存製品に対する購買行動を予め定めた基準にしたがって、調査対象者ごとに対応づけて記憶する調査対象者購買行動記憶工程と、
    調査対象者観察行動記憶工程で記憶された観察行動から、意匠重視者選定工程で選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた観察行動を読み出す意匠重視者観察行動抽出工程と、
    調査対象者購買行動記憶工程で記憶された購買行動から、意匠重視者選定工程で選定された意匠重視者に対応する、各意匠重視者に対応づけた購買行動を読み出す意匠重視者購買行動抽出工程と、を備えることを特徴とする評価者選定方法。
  11. 請求項9または請求項10に記載の評価者選定方法において、
    調査対象者の購買重視点を、調査対象者ごとに記憶する購買重視点記憶工程を備え、
    意匠重視者選定工程は、調査対象者から、購買重視点記憶工程で記憶された購買重視点のうち、意匠に関係する重視点に対応する調査対象者のみを、意匠重視者として選定することを特徴とする評価者選定方法。
  12. 請求項11に記載の評価者選定方法において、
    購買重視点記憶工程は、調査対象者の既存製品に対するアンケートの記入内容と、既存製品情報を表示する製品情報表示部の特定の情報の表示時間との少なくとも一方に基づいて求められた調査対象者ごとの重視点を記憶することを特徴とする評価者選定方法。
  13. 請求項9から請求項12のいずれか1に記載の評価者選定方法において、
    新製品は車両であり、
    意匠重視者観察行動記憶工程で記憶される複数の観察行動と、評価者観察行動記憶工程で記憶される複数の観察行動とは、同一であり、
    さらに、複数の観察行動は、意匠重視者が車両のドアを開閉したか否か、及び、車両に乗車したか否かの少なくともいずれか1の行動を含むことを特徴とする評価者選定方法。
  14. 請求項9から請求項13のいずれか1に記載の評価者選定方法において、
    評価採用者選定工程で選定された評価採用者が評価した、新製品または中間製品の意匠の評価に基づいて、新製品または中間製品の意匠の良否を判定する意匠良否判定工程を備えることを特徴とする評価者選定方法。
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