JP2009154071A - 浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量で構造が簡易であり、耐久性に優れ、現場での組み立て性や運搬性にも優れ、特殊なフロート等によらなくても水に浮くことができ、動力を要しないため経済性、メンテナンス性に優れた浮遊型浄化装置を提供する。
【解決手段】浄化装置1は、主に骨格ブロック3、柱5及び帆7等から構成される。複数の骨格ブロック3は上下方向に対向して組み合わされ、さらに縦横に並べて一体化される。骨格ブロック3の表面には、金属又は金属塩が塗布されている。従って、浄化装置1と接触する汚泥水は、骨格ブロック3の表面に塗布された金属と接触し、金属の殺菌作用によって殺菌され、汚泥水が浄化される。
【選択図】図1

Description

本発明は、軽量で耐久性に優れ、ポンプ等の動力を使用しない、湖沼、池、ダム等の水に浮かべて水を浄化する浄化装置に関するものである。
従来、特に水の流れが少ない湖沼、池及びダムなどには、アオコなどの藻類が大量に発生し、水質を悪化させ、悪臭や景観悪化の要因となっている。このため、湖沼、池及びダムなどの水質を浄化するために、従来から様々な方法が採用されている。
例えば、濾過槽に生物処理用の媒体を収納し、媒体へ循環ポンプによって池水及び水エネルギーにより吸引した空気を供給させることで、有機成分を分解する池水等の浄化装置がある(特許文献1)。
また、内部に濾材が充填されている環状の処理槽の中心部に上下方向にエアーリフト通路を設け、空気噴出手段によって、環状の処理槽中心にリフト用のエアを供給することが可能であり、処理槽に被処理水を導入する水流発生装置を有し、処理槽を処理水域の水面下に保持するための浮体を備えた浄化処理装置がある(特許文献2)。
特開平8−24881号公報 特開2001−310198号公報
しかし、特許文献1に記載の池水等の浄化装置は、循環ポンプによって媒体へ水及び空気を供給するものであるため、設備が大掛かりとなり、設備のメンテナンス性や腐食、故障等による浄化装置の耐久性に問題がある。また、浄化装置を水面に浮かせるために、浄化装置の上部外周面にはフロートが設けられるが、浄化装置全体の重量と、浮力とのバランスを取るのが難しく、フロートへの水の浸入等の恐れもあり、長期間に渡って安定して水面へ浮いていることが困難であるという問題がある。
また、特許文献2に記載の浄化処理装置は、空気噴出手段や水流発生装置を駆動する必要があり、これらの電源を太陽電池によってまかなうものであるが、太陽電池等の設備は高価であり、また、メンテナンス性や腐食、故障等による浄化処理装置の耐久性の面から問題がある。また、特許文献1の浄化装置と同様に、浮体によって浄化処理装置を浮かせ、処理層を水中に保持するが、浄化処理装置の重量と浮体による浮力とのバランスを取ることが困難であるという問題がある。また、特許文献1及び、特許文献2ともに、浄化装置が大型かつ複雑であるため、工場で浄化装置を組み立てる必要があり、現場での組み立て性や運搬性にも問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、軽量で構造が簡易であり、耐久性に優れ、現場での組み立て性や運搬性にも優れ、特殊なフロート等によらなくても水に浮くことができ、動力を要しないため経済性、メンテナンス性に優れた浮遊型浄化装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明は、嵌合部が設けられた基板と、支柱とを有する平面状に並べられた複数の骨格ブロックと、浄化手段と、を具備し、一方の前記骨格ブロックの前記支柱が、他方の前記骨格ブロックの前記嵌合部に嵌合することにより前記複数の骨格ブロックが組合わされ、水に浮かべて使用され、前記浄化手段は水を浄化することを特徴とする浄化装置である。
前記支柱はテーパを有する。また、前記浄化手段は、銀、銅、銀イオン及び銅イオンのいずれか一種以上を含む浄化媒体であり、前記浄化媒体は前記骨格ブロックの表面に塗布されてもよい。
また、前記浄化手段は、樹脂製コルゲートパイプ、カキ殻、木炭、活性炭のいずれか一種以上を含む浄化部材であり、前記浄化部材は前記骨格ブロックにより形成される空間に入れられてもよい。この場合、前記浄化部材は前記支柱内に入れられてもよく、前記骨格ブロックは金網を具備し前記浄化部材は前記金網により前記骨格ブロック内に保持されてもよい。
また、前記骨格ブロックは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルのいずれかにより形成されてもよい。
本発明によれば、装置が主に樹脂からなるため、耐食性に優れ、鉄筋や鋼材がほとんど使用されないため軽量であり、使用される骨格ブロックは、運搬時には重ねて運搬することができ、現場で各骨格ブロック同士を容易に組み立てることが可能であるため、運搬性、組み立て性に優れ、ポンプやモータなどを使用しないため、経済性、メンテナンス性に優れ、故障等の恐れも無く、別途フロート等を有さなくても水に浮かべることができ、被処理水との接触面積も多く、骨格ブロックの支柱がテーパ形状であれば、さざ波などの水位変動によって、支柱内の水が有効に攪拌されるため浄水処理が効果的に進行する浄化装置を得ることができる。
本発明によれば、軽量で構造が簡易であり、耐久性に優れ、現場での組み立て性や運搬性にも優れ、特殊なフロート等によらなくても水に浮くことができ、動力を要しないため経済性、メンテナンス性に優れた浄化装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態にかかる浄化装置1について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる浄化装置1を示す図であり、図1(a)は、浄化装置1の斜視図、図1(b)は、浄化装置1の正面図である。
浄化装置1は、主に骨格ブロック3、柱5及び帆7等から構成される。複数の骨格ブロック3は上下方向に対向して組み合わされ、さらに縦横に並べて一体化される。浄化装置1の大きさは、使用環境等に応じて適宜設定でき、骨格ブロック3の組み立て個数によって容易に変更することができるが、概ね、4〜5m四方程度の大きさのものが使用できる。
骨格ブロック3の表面には、図示を省略した、浄化媒体である金属又は金属塩が塗布されている。金属又は金属塩は、支柱11の内部も含め、骨格ブロック3のほぼ全面に塗布される。金属又は金属塩としては、銀、銅またはこれらの塩などの殺菌効果を有する金属等が使用できる。なお、銀、銅等の金属は単体として使用することもできるが、複数種類の金属を混合して使用することもできる。この場合、標準電極電位が異なる金属が接触することで、貴な金属から卑な金属へ電流が流れ、その結果、卑な金属(例えば銅)はイオン化し、水への溶出が進行する。
金属等の塗布方法としては、例えば金属又は金属塩を少量添加した紫外線硬化型塗料を骨格ブロック3へ塗布した後、紫外線を照射して塗膜を硬化させる方法がある。また、骨格ブロック3の材料に予め金属又は金属塩を含む抗菌剤を含有させておくこともできる。更に、ペースト状の金属粒子を骨格ブロック3表面に塗布することもできる。
浄化装置1のほぼ中央には、棒状の柱5が鉛直方向に設けられる。柱5には帆7が設けられる。なお、柱5及び帆7は図に示したような形状に限られない。すなわち、浄化装置1が風を受けて水面を移動できればよい。また、浄化装置1が柱5及び帆7を有さなくても、単体で、又は、他の構造により風力等を利用して水面を移動することが可能であれば、柱5及び帆7を設ける必要は無い。なお、柱5は例えば樹脂製、金属製などが使用でき、帆7としては、布、ビニル等が使用できる。
図2は、骨格ブロック3a、3bの詳細を示す図である。骨格ブロック3a、3bは、それぞれ矩形の板状の基板9a、9b、及び、支柱11a、11b等からなる。基板9a、9bには、複数のリブ18、及びリブ18により形成される複数の穴17が設けられる。また、基板9a、9bには、それぞれ円形の穴である一対の基板側嵌合部13a、13bが設けられる。さらに、基板9a、9bには、一対の支柱11a、11bがそれぞれ設けられる。
基板9b上において、一対の基板側嵌合部13b及び一対の支柱11bは、基板9bを縦横の中心線10により4分割し、4分割された部分のほぼ中央の位置に、それぞれ設けられる。なお、基板9bを縦横の中心線10により4分割した部分の、縦横それぞれの隣り合う部分には、基板側嵌合部13b同士又は支柱11b同士が並ぶことがない。すなわち、基板9b上における、一対の基板側嵌合部13b及び一対の支柱11bの配置位置は、基板9bの中心を基準として点対称となる。
また、支柱11a、11bは中空の筒状形状であり、かつ、先端に行くにつれて徐々に径が細くなるテーパ形状である。また、基板側嵌合部13a、13bの穴径は、支柱11a、11bの先端部外径よりもわずかに大きく、支柱11a、11bの先端が、それぞれ基板側嵌合部13b、13aへ挿入され嵌合が可能である。
すなわち、図2に示すように、骨格ブロック3aと骨格ブロック3bを向かい合わせて、骨格ブロック3aの支柱11aの先端が骨格ブロック3bの基板嵌合部13bへ挿入されると同時に、骨格ブロック3bの支柱11bの先端が、骨格ブロック3aの基板側嵌合部13aへ挿入されるように組み合わせることで、骨格ブロック3a、3bが上下方向に一体化される。このように、骨格ブロック3a、3bの一体化は、特殊な固定部材等を使用することなく容易に行うことができる。
また、骨格ブロック3は重ねることができる。図3は、骨格ブロック3が複数個重ねられた状態を示す図である。図2に示すように、骨格ブロック3a、3bは、支柱11a、11bが中空であり、先端に行くにつれて徐々に細くなるテーパ形状であるため、骨格ブロック3a、3bを同一方向に向けて重ねれば、支柱11bの上に支柱11aがかぶさり、支柱11bが支柱11a内に納まるため、運搬時や保管時には複数の骨格ブロック3を重ねることができる。従って、骨格ブロック3の運搬効率も高い。
ここで、骨格ブロック3a、3bは、図2に示すような形状に限られず、支柱11a、11bの形状や本数、リブ18、穴17の形状等は特定されず、種々の形状の骨格ブロックを使用することができる。なお、骨格ブロック3a、3bの材質としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等が使用でき、強度等を考慮するとポリプロピレン製が望ましく、骨格ブロック3a、3bは、例えば、射出成形により成形される。また、骨格ブロック3a、3bには、紫外線等に対する耐久性の向上のため、材料の樹脂に、カーボンが1〜3%添加されることが望ましい。
なお、本発明にかかる浄化装置1に使用される骨格ブロック3a、3bとしては、樹脂製の地下貯水施設等に使用される樹脂製骨格ブロックを、そのまま使用することができる。この場合、強度と耐久性に優れ、軽量かつ組み立て性に優れた骨格ブロック3として使用することができる。
図4は、骨格ブロックの組み合わせ方法を示した図である。骨格ブロック3は、図2に示したように、一対の骨格ブロック3を互いに上下に組み合わせてもよいが、以下のように千鳥状に組み合わせることも出きる。すなわち、骨格ブロック3a、3b、3c、3dがそれぞれ縦横に並べられ、それぞれの支柱11a、11b、11c、11dが同一方向へ突出するように同一の向きに配置される。次に骨格ブロック3eが骨格ブロック3a、3b、3c、3dと向かい合うように設けられる。すなわち支柱11eが支柱11a、11b、11c、11dと向かい合うように配置する。
骨格ブロック3eは、骨格ブロック3a、3b、3c、3dに対して、縦横半ピッチずらした位置に配置される。骨格ブロック3eの支柱11eは、骨格ブロック3aの基板側嵌合部13a及び、骨格ブロック3cの基板側嵌合部13cにそれぞれ挿入される。同時に、骨格ブロック3eの基板側嵌合部13eには、骨格ブロック3bの支柱11b及び、骨格ブロック3dの支柱11dがそれぞれ挿入される。
すなわち、図2に示すように、骨格ブロック3を上下方向のみに組み合わせる場合には、縦横方向への骨格ブロック3の組み合わせには、バンド等の固定部材が別途必要となる。しかし、図4に示すように千鳥状に骨格ブロック3を組み合わせることで、上下方向及び縦横方向についても、骨格ブロック3が互いに組み合わされるため、バンド等の固定部材が不要となる。
なお、図4のように千鳥状に骨格ブロック3を組み合わせる場合において、浄化装置1の端部に使用される骨格ブロックについては、例えば、図2に示す骨格ブロックの1/2分割形状、又は1/4分割形状等の骨格ブロックを使用すればよい。この場合、浄化装置1の端部に使用される1/2分割形状、又は1/4分割形状等の骨格ブロックについては、バンド等により縦横に隣接する他の骨格ブロック3と固定すればよい。なお、バンドとしては、金属線やゴムバンドを使用することができる。
次に、浄化装置1の動作について説明する。図5は、浄化装置1が水面21へ浮いている状態を示す図である。なお、以後の図面においては簡略化のため、骨格ブロック3が図2に示すように上下方向にのみ組み合わされた場合を示す。浄化装置1はそれ自体が水面21に浮くことができる。例えば、骨格ブロック3がポリプロピレン製であれば、骨格ブロック3の比重は約0.9程度であるため、骨格ブロック3により形成された浄化装置1は、フロート等を設けることなく、浄化装置1の約9割を水面21下に沈め、浄化装置1上部の一部を水面21上に露出して水面に浮くことができる。
浄化装置1が水面に浮いた状態で風23が図中矢印の方向に吹いた場合、浄化装置1は帆7により風23を受け、矢印A方向へ移動する。この際、浄化装置1の水面21下においては、浄化装置1の移動方向とは相対的に矢印B方向へ水が流れる。すなわち、水は、浄化装置1を構成する骨格ブロック3の支柱11やリブ18等の間を流れる。
この場合、骨格ブロック3には、支柱11、リブ18及びリブ18により形成される穴17等が設けられているため、水と骨格ブロック3との接触面積が大きく取れ、また、水が骨格ブロック3を通過する際に、水の乱流が生じやすく、水は、攪拌されながら浄化装置1を通過する。
図6は、浄化装置1が水面21に浮いた状態における、骨格ブロック3の断面図である。水面21は、風23等によってさざ波が生じる。また、浄化装置1が水面21を風23により移動する際にも、水面21に対して、わずかに上下方向へ揺れながら移動する。従って、浄化装置1に対して、水面21は上下方向に動く(図中矢印C方向)。
一方、支柱11は前述の通り、先端に行くにつれて径が徐々に細くなるテーパ形状を有している。このため、水面21の上下の移動に伴い、支柱11内の水面も上下動し、さらに、支柱11のテーパ形状によって、支柱11内の水は水面21の上下動に伴って攪拌される(例えば図中矢印D)。また、前述の通り、骨格ブロック3の支柱11間においても、支柱11やリブ18等によって水の流れが乱れ、例えば矢印Eように水が攪拌される。
また、骨格ブロック3の表面には、殺菌効果を有する金属が塗布されている。従って、浄化装置1と接触する汚泥水は、骨格ブロック3の表面に塗布された金属と接触し、金属の殺菌作用によって殺菌され、汚泥水が浄化される。また、池や湖沼等の水には、骨格ブロック3の表面からわずかに溶出する微量の金属イオンが拡散し、金属イオンによって水が殺菌され、アオコ等の藻類を死滅させることができる。
特に、汚泥水と骨格ブロック3との接触部には、水が攪拌されながら通過することにより、常に新しい汚泥水が骨格ブロック3表面へ供給されるため、効率よく汚泥水を殺菌・浄化することができるとともに、溶出した金属イオンを、効果的に池や湖沼等全体に拡散させることができるため、汚泥水を効率良く浄化することができる。
このように、本実施の形態にかかる浄化装置1によれば、池や湖沼の汚泥水を効率良く浄化することができる。また、骨格ブロック3がポリプロピレン製であれば、比重が約0.9であるため、浄化装置1自体が水面21に浮くことができ、このためフロートや浮力調整が不要となり、さらに、長期に渡り、浄化装置1の大部分を水面下に保持できるため、浄化装置1の浄化効果を長期に渡り維持することができる。
また、骨格ブロック3は樹脂製であり、鉄骨構造等を有しないことから、腐食等の恐れが無く、耐久性に優れ、十分な強度を確保できるとともに、軽量な浄化装置1を得ることができる。また、支柱11がテーパ形状であるため、水面21の変動に伴い、支柱11内の水が攪拌され、常に新しい汚泥水を骨格ブロック3と接触させることができ、このため、汚泥水を骨格ブロック3の表面に塗布された金属との接触により殺菌することができる。
また、支柱11内の水が攪拌されることで、骨格ブロック3の表面から微量に溶出する金属イオンが攪拌され、池や湖沼等全体に効率よく金属イオンを拡散させることができ、このため、池や湖沼等全体の汚泥水を殺菌により浄化することができる。
また、骨格ブロック3は、運搬時には重ねることができるため、積載効率も良く、また、現場で簡単に組み立てることができる。このため、現場で浄化装置1の大きさを変更することもできる。更にポンプ等の動力を有しないため、故障の恐れが無く、軽量かつ省エネルギーであり、メンテナンス性にも優れ、高強度かつ安価で小型の浄化装置を得ることができる。
次に、第2の実施の形態にかかる浄化装置30について説明する。以下の実施の形態において、図1〜図6に示す浄化装置1と同一の機能を果たす構成要素には、図1〜図6と同一番号を付し、重複した説明を避ける。第2の実施の形態にかかる浄化装置30は浄化装置1とほぼ同様の外観を有する。浄化装置30は、浄化装置1と次の点で異なる。すなわち、浄化装置30を構成する骨格ブロック3の表面には、金属等は塗布されていない。また浄化装置30には、浄化部材として、コルゲートパイプ31が用いられる。
図7はコルゲートパイプ31を示す斜視図である。コルゲートパイプ31の内外表面は複数の波形状を有している。コルゲートパイプ31のサイズは特定しないが、例えば、外径30mm程度で長さ30mm程度のものが使用できる。コルゲートパイプ31の材質は特定しないが、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等が使用でき、例えば押出により製造される。
図8は支柱11にコルゲートパイプ31が挿入された状態を示す図であり、図8(a)は支柱11の正面断面図、図8(b)は図8(a)のF−F断面図である。複数のコルゲートパイプ31が、支柱11内へ収められる。支柱11内に収められるコルゲートパイプ31は、支柱11及びコルゲートパイプ31のサイズにもよるが、一つの支柱11内に概ね50〜100個程度のコルゲートパイプ31が収められる。
支柱11の上端及び下端の開口部には、金網33a、33bが設けられる。すなわち、コルゲートパイプ31は支柱11内に封じ込められる。金網33a、33bは、コルゲートパイプ31が抜け落ちない程度のメッシュ粗さであればよく、細かすぎると、水の流れを妨げるため好ましくない。なお、金網33a、33bに代えて、樹脂製のネット等を使用することもできる。
また、コルゲートパイプ31の径や長さ、支柱11内へ入れる本数等は、図8に示したものに限られない。また、同一サイズのコルゲートパイプ31ではなく、複数種のサイズのコルゲートパイプ31を組み合わせてもよい。
次に、浄化装置30の動作について説明する。図9は、浄化装置30が水面21に浮いた状態における、骨格ブロック3の断面図である。コルゲートパイプ31は表面に複数の波形状を有し、また、多数のコルゲートパイプ31が支柱11内に収められるため、極めて大きな表面積を有する。このため、汚泥水との接触面積が大きい。
浄化装置30を水面21へ浮かべておくと、大きな表面積を有するコルゲートパイプ31の表面には、汚泥水の分解に有効な微生物膜が形成される。次いで、コルゲートパイプ31の表面の微生物が増殖し、コルゲートパイプ31表面で原生生物や菌類等が活動を開始する。コルゲートパイプ31表面に形成された微生物膜は水中の汚濁物質を吸着する。コルゲートパイプ31表面においては微小生物等も加わって食物連鎖が進行し、汚濁物質が分解される。すなわち、汚泥水が浄化される。
また、前述のとおり、水面21は、風等によるさざ波や浄化装置30の移動等の影響で上下方向に変動する(矢印C方向)。支柱11は先端に行くにつれて径が細くなるテーパ形状であり、また、支柱11内に入れられたコルゲートパイプ31の表面形状が複雑であるため、コルゲートパイプ31の周囲の水は、水面21の変動にともない大きく攪拌される(例えば矢印D方向)。
水面21近傍で生じたさざ波やこれに伴う水面近傍の水の乱流により、支柱11内の水は、水面21近傍で多くの空気を巻き込む。また、多くの空気を巻き込んだ水は、支柱11内で攪拌され、支柱11内全体に行き渡る。
従って、コルゲートパイプ31表面には、常に多くの空気を含んだ水が供給される。また、コルゲートパイプ31表面に形成した微生物膜は、空気によって活性化する。従って、コルゲートパイプ31表面に形成された微生物膜は長期に渡り安定に維持されるとともに、空気によって活性化された微生物膜によって、効率的に汚濁水を分解し水を浄化する。すなわち、接触ばっ気作用により、汚泥水が浄化される。
また、支柱11内の水の流速はそれほど大きくないため、コルゲートパイプ31表面に形成された微生物膜が脱落することも無く、また流れが速すぎることによる微生物膜の汚泥物質分解効果が消失することもない。なお、コルゲートパイプ31表面に形成された微生物膜が、長期間の使用に伴い閉塞する場合があるが、この場合、一定期間ごとに浄化装置30の洗浄等を行なうことで、閉塞を解消することができ、微生物膜を活性な状態に戻すことができる。
第2の実施の形態にかかる浄化装置30によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、接触面積が大きいコルゲートパイプ31を用い、コルゲートパイプ31表面に微生物膜が形成され、微生物膜による汚泥物の分解が進行するため、浄化装置30によって、池や湖沼等の汚泥水の浄化を効率よく行うことができる。
また、支柱11がテーパ形状であるため、水面21の変動に伴い、支柱11内の水が大きく攪拌され、水面21近傍の水に多くの空気を巻き込ませることができる。このため、コルゲートパイプ31表面に形成された微生物膜へ十分に空気が供給され、ポンプ等を用いなくても、接触ばっ気効果によって微生物膜が活性化し、効率よく汚泥水の浄化を行なうことができる。
また、コルゲートパイプ31表面に形成された微生物膜の閉塞による浄化効率の低下に対しては、浄化装置30の簡単な洗浄を行うことで、閉塞を解消することができ、微生物膜を活性な状態に戻すことができるため、メンテナンス性に優れ、長期に渡り、故障等の恐れがない浄化装置を得ることができる。
尚、必要に応じて、表面に微生物膜を形成したコルゲートパイプ31を交換することができる。
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態にかかる浄化装置40は浄化装置1とほぼ同様の外観を有する。浄化装置40は、浄化装置1と次の点で異なる。すなわち、浄化装置40を構成する骨格ブロック3の表面には、金属等は塗布されていない。また浄化装置40には、浄化部材として、支柱11内にカキ殻41が充填される。
図10は、浄化装置40が水面21に浮いた状態における、骨格ブロック3の断面図である。支柱11内には、カキ殻41が充填されている。
カキ殻41は、ある程度の大きさに細かくして充填することで、水との接触面積を大きくすることができ、浄化作用を効率よく得ることができる。但し、あまりに細かくすると、金網33a、33bのメッシュを細かくする必要があるため、水の流れの妨げとなり、また、充填されたカキ殻41の内部にまで汚泥水が効率よく行き渡らなくなるため、カキ殻41は、通常カキ殻1個分の大きさであることが望ましい。従って、カキ殻41をそのまま使用するのが良いが、砕いて使用しても良い。その大きさの下限値は特に定めないが、砕いて使用する場合は、あまりカキ殻41を小さくしない方が良い。また、大きさ、形状が不揃いなため、特に、特に充填率は定めないが、支柱11にカキ殻41相互間に空気を含んだ水が供給できる程度の隙間があれば支柱11内にいっぱい詰めても良い。
支柱11の上端及び下端の開口部には金網33a、33bが設けられる。金網33a、33bは、カキ殻41が抜け落ちない程度のメッシュ粗さであれば良く、細かすぎると水の流れが妨げられるため望ましくない。なお、金網33a、33bに代えて、樹脂製のネット等を使用することもできる。また、支柱11はカキ殻41によって完全に満たされていなくても良く、支柱11内に所定量のカキ殻41が入れられていればよい。
図10に示すように、浄化装置40を水面21に浮かべておくことで、大きな表面積を有するカキ殻41の表面には、汚濁水に対して有効な浄化作用を有する微生物膜が形成される。次いで、カキ殻41表面の微生物が増殖し、カキ殻41表面で原生生物や菌類等が活動を開始する。カキ殻41表面に形成された微生物膜は水中の汚濁物質を吸着する。カキ殻41表面においては微小生物等も加わって食物連鎖が進行し、汚濁物質が分解される。すなわち、汚泥水が浄化される。
また、浄化装置40を水面21に浮かべると、前述のとおり、水面21は上下方向に変動する(矢印C方向)。また、支柱11は先端に行くにつれて徐々に径が細くなるテーパ形状であり、また、カキ殻41の表面形状が複雑であるため、カキ殻41の周囲の水は、水面21の変動にともない大きく攪拌される(例えば矢印D方向)。
水面21近傍で生じたさざ波やこれに伴う水面近傍の水の乱流により、支柱11内の水は、水面21近傍で多くの空気を巻き込む。また、多くの空気を巻き込んだ水は、支柱11内で攪拌され、支柱11内全体に行き渡る。
従って、カキ殻41表面には、常に多くの空気を含んだ水が供給される。また、カキ殻41表面に形成した微生物膜は、空気によって活性化する。従って、カキ殻41表面に形成された微生物膜は長期に渡り安定に維持されるとともに、空気によって活性化された微生物膜によって、効率的に汚濁水を分解し水を浄化する。すなわち、接触ばっ気作用により、汚泥水が浄化される。
なお、水は金網33a、33bを容易に通過することができるため、水の抵抗となることはない。また、支柱11内の水の流速はそれほど大きくないため、コルゲートパイプ31表面に形成された微生物膜が脱落することも無く、また流れが速すぎることによる微生物膜の汚泥物質分解効果が消失することもない。なお、コルゲートパイプ31表面に形成された微生物膜が、長期間の使用に伴い閉塞する場合があるが、この場合、一定期間ごとに浄化装置40の洗浄等を行なうことで、微生物膜を活性な状態に戻すことができる。
第3の実施の形態にかかる浄化装置40によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、表面積が大きいカキ殻41を用い、カキ殻41表面に微生物膜が形成され、微生物膜による汚泥物の分解が進行するため、微生物膜による汚泥水の浄化を行うことができる。
また、支柱11がテーパ形状であるため、水面21の変動に伴い、支柱11内の水が大きく攪拌され、水面21近傍の水に多くの空気を巻き込ませることができる。このためカキ殻41表面に形成された微生物膜へ十分に空気が供給され、ポンプ等を用いなくても、接触ばっ気効果によって微生物膜が活性化し、効率よく汚泥水の浄化を行なうことができる。
また、カキ殻41表面に形成された微生物膜の閉塞による浄化効率の低下に対しては、浄化装置40の簡単な洗浄を行うことで、微生物膜を活性な状態に戻すことができるため、メンテナンス性に優れ、長期に渡り、故障等の恐れがない浄化装置を得ることができる。
次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態にかかる浄化装置50は、浄化装置1と次の点で異なる。すなわち、浄化装置50を構成する骨格ブロック3の表面には、金属等は塗布されていない。また浄化装置50には支柱11内外、すなわち、骨格ブロック3により形成される空間に、浄化部材として、活性炭53が充填される。従って、活性炭53が脱落しないように、浄化装置50の周囲には金網51が設けられる。
図11は、浄化装置50を示す斜視図である。浄化装置50は、浄化装置1と異なり、上下の骨格ブロック3で挟まれる空間全体に活性炭53が充填されるとともに、骨格ブロック3全体を覆うように金網51が設けられる。
金網51は、活性炭53が抜け落ちない程度のメッシュ粗さであれば良く、細かすぎると水の流れが妨げられるため望ましくない。なお、金網51に代えて、樹脂製のネット等を使用することもできる。また、上下の骨格ブロック3で挟まれる空間全体が活性炭53によって完全に満たされていなくても良く、上下の骨格ブロック3で挟まれる空間内に所定量の活性炭53が入れられていればよい。
図12は、図11のG−G断面図であり、浄化装置50が水面21に浮いた状態おける、骨格ブロック3の断面図である。骨格ブロック3内には、活性炭53が充填されている。
活性炭53は、ある程度の大きさに細かくして充填することで、水との接触面積を大きくすることができ、浄化作用を効率よく得ることができる。但し、あまりに細かくすると、金網51のメッシュを細かくする必要があるため、水の流れの妨げとなり、太すぎると充填率が低くなるため、活性炭53は30〜200mm程度の大きさの片状であることが望ましい。
図12に示すように、浄化装置50を水面21に浮かべておくことで、多孔質体である活性炭53の表面には、汚泥物が物理吸着される。すなわち、活性炭吸着作用により水が浄化される。
また、活性炭53表面は、接触ばっ気作用も有する。すなわち、活性炭53表面に汚濁水に対して有効な浄化作用を有する微生物膜が形成され、活性炭53表面で微生物が増殖し、活性炭53表面で原生生物や菌類等が活動を開始する。活性炭53表面に形成された微生物膜は水中の汚濁物質を吸着する。活性炭53表面においては微小生物等も加わって食物連鎖が進行し、汚濁物質が分解される。すなわち、水が浄化される。
特に、活性炭53は、多孔質細孔構造で吸着作用に富んでおり、活性炭53に発生した微生物の生育に重要な炭素やミネラル分を含むため、接触ばっ気作用による浄化装置として望ましい。
図12に示すように、浄化装置50を水面21に浮かべると、前述のとおり、水面21は上下方向に変動する(矢印C方向)。支柱11は先端にいくにつれて径が徐々に細くなるテーパ形状であり、また、活性炭53の表面形状が複雑であるため、活性炭53の周囲の水は、水面21の変動にともない攪拌される(例えば矢印D方向)。
水面21近傍で生じたさざ波やこれに伴う水面近傍の水の乱流により、支柱11内の水は、水面21近傍で多くの空気を巻き込む。また、多くの空気を巻き込んだ水は、支柱11内で攪拌され、支柱11内全体に行き渡る。このため、活性炭53表面には常に多くの空気を含んだ水が供給される。
従って、活性炭53により、汚泥物の物理吸着が進行するとともに、活性炭53表面には微生物膜が形成され、更に形成された微生物膜は、空気によって活性化させられる。このため、活性炭53表面に形成された微生物膜は長期に渡り安定に維持されるとともに、空気によって活性化された微生物膜によって、効率的に汚濁水を分解し水を浄化する。すなわち、活性炭吸着作用及び接触ばっ気作用により、汚泥水が浄化される。
なお、水は金網51を容易に通過することができるため、水の抵抗となることはない。また、支柱11内の水の流速はそれほど大きくないため、活性炭53に吸着された汚泥物質や、活性炭53表面に形成された微生物膜が脱落することも無く、また流れが速すぎることによる微生物膜の汚泥物質分解効果が消失することもない。なお、活性炭53表面に形成された微生物膜が、長期間の使用に伴い閉塞する場合があるが、この場合、一定期間ごとに浄化装置50の洗浄等を行なうことで、微生物膜を活性な状態に戻すことができる。
第4の実施の形態にかかる浄化装置50によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、多孔質体である活性炭53を用いることで、汚泥物質を活性炭53表面に物理吸着させることができ、水を浄化することができる。
また、活性炭53表面に微生物膜が形成され、微生物膜による汚泥物の分解が進行するため、微生物膜による水の浄化を行うことができる。特に、支柱11がテーパ形状であるため、水面21の変動に伴い、支柱11内の水が大きく攪拌され、水面21近傍の水に多くの空気を巻き込ませることができる。このため、活性炭53表面に形成された微生物膜へ十分に空気が供給され、ポンプ等を用いなくても接触ばっ気効果によって、微生物膜が活性化し、効率よく汚泥水の浄化を行なうことができる。
また、活性炭53表面に形成された微生物膜の閉塞による浄化効率の低下に対しては、浄化装置50の簡単な洗浄を行うことで、微生物膜を活性な状態に戻すことができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、第4の実施の形態において、活性炭53に代えて、一般の木炭を使用することもできる。また、浄化装置30、40、50において、微生物膜の生成床とされる、コルゲートパイプ31、カキ殻41、活性炭53を混合して使用することもできる。また、コルゲートパイプ31又はカキ殻41を第4の実施の形態にかかる浄化装置50のように、支柱11以外の骨格ブロック3により形成される空間全体に充填してもよく、活性炭53を、浄化装置30、40のように支柱11内にのみ充填してもよい。
また、微生物膜の生成は望めないが、浄化装置1における骨格ブロック3と同様に、コルゲートパイプ31表面に金属等を塗布し、支柱11又は、骨格ブロック3により形成される空間全体に充填することもできる。この場合、浄化装置1と同様に、コルゲートパイプ31表面における金属の抗菌作用により、水が浄化される。
浄化装置1を示す図で、(a)は浄化装置1の斜視図、(b)は浄化装置1の正面図。 骨格ブロック3の組み立て状態を示す斜視図。 骨格ブロック3の重ねた状態を示す斜視図。 骨格ブロック3を千鳥状に重ねて組み立てる状態を示す平面図。 浄化装置1を水に浮かべた状態を示す正面図。 浄化装置1が水に浮いた状態の、支柱11の断面拡大図。 コルゲートパイプ31を示す斜視図。 支柱11にコルゲートパイプ31を挿入した状態を示す図で、(a)は断面図、(b)は(a)のF−F断面図。 浄化装置30が水に浮いた状態の支柱11内を示す断面図。 浄化装置40が水に浮いた状態の支柱11内を示す断面図。 浄化装置50を示す斜視図。 図10のG−G断面図。
符号の説明
1、30、40、50………浄化装置
3………骨格ブロック
5………柱
7………帆
9………基板
11………支柱
13………基板側嵌合部
15………支持部
17………穴
21………水面
23………風
31………コルゲートパイプ
33………金網
41………カキ殻
51………金網
53………活性炭

Claims (7)

  1. 嵌合部が設けられた基板と、支柱とを有する平面状に並べられた複数の骨格ブロックと、
    浄化手段と、
    を具備し、
    一方の前記骨格ブロックの前記支柱が、他方の前記骨格ブロックの前記嵌合部に嵌合することにより前記複数の骨格ブロックが組合わされ、水に浮かべて使用され、前記浄化手段は水を浄化することを特徴とする浄化装置。
  2. 前記支柱はテーパを有することを特徴とする請求項1記載の浄化装置。
  3. 前記浄化手段は、銀、銅、銀イオン及び銅イオンのいずれか一種以上を含む浄化媒体であり、
    前記浄化媒体は前記骨格ブロックの表面に塗布されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の浄化装置。
  4. 前記浄化手段は、樹脂製コルゲートパイプ、カキ殻、木炭、活性炭のいずれか一種以上を含む浄化部材であり、
    前記浄化部材は前記骨格ブロックにより形成される空間に入れられることを特徴とする請求項1または請求項2記載の浄化装置。
  5. 前記浄化部材は前記支柱内に入れられることを特徴とする請求項4記載の浄化装置。
  6. 前記骨格ブロックは金網を具備し
    前記浄化部材は前記金網により前記骨格ブロック内に保持されることを特徴とする請求項4または請求項5記載の浄化装置。
  7. 前記骨格ブロックは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルのいずれかにより形成されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の浄化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102635099A (zh) * 2011-02-10 2012-08-15 濮培民 水面高效防浪削浪种植高等植物遏制藻类水华的浮岛网技术
JP2012206081A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Kubota Corp 生物担持体及び浄化槽

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