JP2009152727A - フレーム転送方法及びフレーム転送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、コストが上昇することなく1つのポートで多数の対向MEPからのCCMフレームを受信でき正常性を監視することができるフレーム転送方法及びフレーム転送装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送装置において、保守機能点である自装置の出力ポートについて保守用フレームを終端するか自装置の他の出力ポートに転送するかを設定した記憶手段と、受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、記憶手段を参照して保守用フレームを終端するか、保守用フレームを自装置の他の出力ポートに転送し転送先の出力ポートで終端するかを決定する終端決定手段を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、フレーム転送方法及びフレーム転送装置に関し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送方法及びフレーム転送装置に関する。
複数のフレーム転送装置を接続して構成されるネットワークによって、WAN(Wide Area Network)サービスを提供するときに、ネットワークのエンドツーエンドで試験用のフレームを定期的に送受信して、接続の正常性を確認することが行われている。
レイヤ2VPN(Virtual Private Network)サービスを提供するための通信事業者のネットワークにおいて、イーサネットOAM(「イーサネット」は登録商標、OAM:Operations, Administration, and Maintenance)のCC(Continuity Check)と呼ばれる機能がネットワークの保守の機能として用いられている。
このCC機能を使用するには、まずエンドユーザを収容するフレーム転送装置に、エンドユーザと接続するポートの位置毎にMEP(Maintenance Entity group end Point、CC用のフレームを送受信する終端点を意味する)と呼ぶ保守機能点を設定する(例えば、非特許文献1参照)。
図1は、ネットワークシステムの一例のシステム構成図を示す。同図中、フレーム転送装置であるL2スイッチ(L2SW)1,2,3がネットワーク4に接続されている。L2スイッチ1,2,3にはMEPが設定されている。
各L2スイッチ1,2,3は、ネットワークに向けてCCM(Continuity Check Message)フレームを周期的に、例えば1秒毎に送信する。CCMは宛先アドレス(DA)と送信元アドレス(SA)を有し、宛先アドレス(DA)としてはマルチキャストアドレス又は宛先のユニキャストアドレスを用いる。
それと共に、同じVLAN(Virtual Local Area Network:仮想ネットワーク)に属し、つまり同じ監視範囲に属する他のエンドポイントのL2スイッチに設定されているMEP(対向MEPと呼び、複数存在しうる)から送信されるCCMを周期的に受信する。
これにより、対向するMEP間でネットワークの正常性を常時監視する。通常、3周期続けてCCMを対向MEPから受信できなかったら、そのMEPとの接続性が失われたものとして警報を保守者に通知する。
L2VPNサービスでは、エンドユーザの拠点を多地点間で接続(マルチポイント接続)される。エンドツーエンドでのネットワーク正常性を常時監視するときに、監視する単位は、自装置のMEPに対応する対向側のMEP毎に行う。そのため、L2スイッチは、設定されたMEP毎に、そのMEPと、全ての対向MEPの情報を自装置に設定し記憶しておく。自装置で設定可能な対向MEPの数は、ネットワークの正常性を監視する区間の数となる。
"802.1/802.3の標準化動向(3)"Published on WBB Forum,[平成19年8月20日検索],インターネット<http://wbb.forum.impressrd.jp/report/20060922/280>
例えば、図2に示すように、通信事業者のネットワーク10,11をまたがるネットワークにおいて、相互のネットワークを接続するNNI(Netwark Node Interface)のポートでは収容効率を上げるために多数のVLAN(VLANはエンドユーザを識別)のフレームを転送する。図中、黒三角印はMEPを表している。
このようなNNIのポートは、自社のネットワーク10の端点となるため、自社ネットワーク内をエンドツーエンドで監視するには、NNI接続のポートに、自社のネットワーク10に収容するVLANと同じ数のMEPを集中的に設定する必要がある。
よって、1ポート当りの最大VLAN数である4094個のMEPを設定し、また、平均20拠点のサイトとマルチポイント接続されているとすると、81880個の対向MEPを設定可能であることがもとめられる。このようにMEPと対向MEPを多数設定すると、対向MEPからのCCMフレームを受信して正常性を監視し故障検出するための処理がNNIのポートの位置に集中する。
そのため、NNIのポートでは、CCM受信状態を管理するテーブルが多量に必要になり、搭載するメモリを多く必要とする。また、1つの対向のMEPからのCCMは1秒毎に1つ受信する必要があり、大量のCCMを受信すると、CCM受信状態を管理するテーブルに反映する処理が、1秒毎の周期に収まらなくなってしまい、その結果、CCMをとりこぼしてしまうという問題があった。
これを解決するために、NNIのポートで大量のCCMを受信し高速に処理できるような高性能のハードウェア部品を使う方法があるが、このような部品は高価であり、装置のコストを上げてしまうという課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、コストが上昇することなく1つのポートで多数の対向MEPからのCCMフレームを受信でき正常性を監視することができるフレーム転送方法及びフレーム転送装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様によるフレーム転送装置は、複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送装置において、
前記保守機能点である自装置の出力ポートについて前記保守用フレームを終端するか自装置の他の出力ポートに転送するかを設定した記憶手段と、
受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記記憶手段を参照して前記保守用フレームを終端するか、前記保守用フレームを自装置の他の出力ポートに転送し転送先の出力ポートで終端するかを決定する終端決定手段を有することにより、コストが上昇することなく1つのポートで多数の対向MEPからのCCMフレームを受信でき正常性を監視することができる。
前記フレーム転送装置において、
前記終端決定手段が前記保守用フレームを自装置の他の出力ポートに転送することを決定したとき、前記保守用フレームを前記自装置の他の出力ポートに転送する転送手段を有する構成とすることができる。
前記フレーム転送装置において、
前記記憶手段は、前記保守用フレームを転送する自装置の他の出力ポート位置を予め設定されている構成とすることができる。
本発明の他の実施態様によるフレーム転送装置は、複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送装置において、
受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記保守用フレームを受信した入力ポート位置で、前記保守用フレームを終端する終端手段を有することにより、コストが上昇することなく1つのポートで多数の対向MEPからのCCMフレームを受信でき正常性を監視することができる。
本発明の一実施態様によるフレーム転送方法は、複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送方法において、
前記保守機能点である自装置の出力ポートについて前記保守用フレームを終端するか自装置の他の出力ポートに転送するかを記憶手段に設定し、
受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記記憶手段を参照して前記保守用フレームを終端するか、前記保守用フレームを自装置の他の出力ポートに転送し転送先の出力ポートで終端するかを決定することにより、コストが上昇することなく1つのポートで多数の対向MEPからのCCMフレームを受信でき正常性を監視することができる。
本発明の他の実施態様によるフレーム転送方法は、複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送方法において、
受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記保守用フレームを受信した入力ポート位置で、前記保守用フレームを終端することにより、コストが上昇することなく1つのポートで多数の対向MEPからのCCMフレームを受信でき正常性を監視することができる。
本発明によれば、コストが上昇することなく1つのポートで多数の対向MEPからのCCMフレームを受信でき正常性を監視することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
<発明の原理>
NNIに接続するポートには多数のMEP(自MEPと対向MEP)を設定するが、それ以外のポートは中継ポートとなりエンドツーエンドの監視を行う位置ではないので、MEPは設定されない。そのため、フレーム転送装置全体で見ると中継ポートはMEPを終端し受信状態を管理する処理する機能を持ってはいても、使われない状態となる。
このことから、本発明ではNNIポート宛のCCMを受信し受信状態を管理する処理をフレーム転送装置内の他のポート(中継ポート)で分担することで、1つのポートに多数のCCMが到着するような場合であっても、装置コストを上げずにCCMをとりこぼさずに受信状態を管理できる構成とする。
図3に、各ラインユニット(LIU)でCCM受信の処理を分散する本発明のフレーム転送装置の動作概念図を示す。図中、黒三角印はMEPを表している。エンドツーエンドの接続性を監視するCCMを受信するためには、フレーム転送装置20内のラインユニット(LIU)21,22それぞれの各ポートP1〜P4に、MEPを設定しておくための記憶手段を持つ。
このポート毎の記憶手段に、予め到着したCCMを自身のポートで終端して処理するか、それとも他のポートに転送して転送先のポートで処理するかを選択する設定を追加する。他のポートに転送する設定をしたMEPは、仮想的なMEPの機能を持つという意味で、以降、仮想MEPと呼ぶ。図中、仮想MEPを梨地の三角印で示す。
フレーム転送装置のフレーム出力処理はCCMを他のポートに分配する機構を備え、仮想MEPが設定されていた場合は、その分配機構を用いて他のポートに転送する。他のラインユニットのポートに分配するにあたっては、分配先とするポートの番号(ポートの番号に、ラインユニットの番号を含んでよい)を、予めMEPを設定する記憶手段に設定しておく。分配された側のポートには、受信したCCMを自身のポートで処理するように通常のMEPの設定をしておく。
なお、他のLIUのポートに分配するにあたって、分配先とするポートの番号を予めMEPを設定する記憶手段に設定する代りに、そのCCMフレームを受信したポート位置のポート番号を基に(例えば受信したポート番号そのもの、あるいは受信したポート番号に対し所定の演算を行って)決めてもよい。
ここで、フレーム転送装置20において、NNIに接続するポートP4はCCMをNNIに出力する出力ポートであり、この出力ポートでCCMを受信し受信状態を管理する処理を行うことにより、受信したCCMがフレーム転送装置20の入力ポートから出力ポートまで転送できることを確認できる。
しかし、受信したCCMがフレーム転送装置20の入力ポートから出力ポートまで転送できることを装置内の図示しない監視機能により確認できる場合は、前記のような仮想MEPを他のポートに分配する機構を出力ポートP4の位置に設定する代りに、CCMを受信するポートP1,P2の位置に通常MEPを設定し、入力ポートP1,P2の位置でCCMを終端することで、出力ポートP4にCCMが集中させないようにしてもよい。
<実施形態>
以降の説明において、本発明のフレーム転送装置がシャーシ型の構造を有するレイヤ2スイッチ(L2SW)に適用された場合を例にとって説明をする。ただし、本発明に係るフレーム転送装置はシャーシ型の構造を有するレイヤ2スイッチに限定されるものではなく、フレームを送受信する機能ブロックが複数個から構成されることで、多くのポートを搭載可能にしたレイヤ2スイッチに適用することができる。
図4は、シャーシ型のレイヤ2スイッチ30の一実施形態の外観斜視図を示す。同図中、ラインユニット31〜33それぞれは、単一又は複数のインタフェースポートを有している。ラインユニット31〜33の各ポートP1〜Pnには、エンドユーザの端末が接続される場合と、他のレイヤ2スイッチが接続される場合がある。
図5は、レイヤ2スイッチ30が3つのラインユニットを持つ場合の構成図を示す。同図中、各ラインユニット31〜33は、バックボード34との間に3方路の出力と3方路の入力を持ち、任意のポートP1〜Pn間でのパケットの中継を行う。
図6は、レイヤ2スイッチの一実施形態のブロック図を示す。同図中、レイヤ2スイッチは、設定制御ユニット40、ラインユニット41,42,43、及びバックボード(バックワイヤリングボード)44から構成されている。
バックボード44は、ラインユニット41〜43、設定制御ユニット40それぞれを相互に接続する。設定制御ユニット40は、CPU40a、メモリ40b、保守インタフェース40cを有しており、ラインユニット41〜43への保守データの設定、ラインユニット41〜43からの状態データの監視、ラインユニット41〜43への状態遷移の制御、保守者との状態設定信号のインタフェースを実施する。なお、ラインユニットはレイヤ2スイッチに収容するリンク数やリンクの転送速度に応じて増設可能な構成となっている。
<ラインユニットの第1実施形態>
図7は、ラインユニットの第1実施形態のブロック図を示す。同図中、ラインユニットは4つのイーサネット(登録商標)フレームを入出力するポートP1,P2,P3,P4を有している。ポートP1〜P4それぞれで受信されたフレームは入力監視部51に一時格納される。
入力監視部51は、フレームの正常性を監視し、フレーム転送装置内で必要な情報を授受するための装置内フレームヘッダを作成してフレームに付加したのち入力フレーム転送部52に供給する。
装置内フレームヘッダが付加されたフレームを受信する入力フレーム転送部52は、フレーム内の宛先MAC(Media Access Control)アドレスやVLAN−IDを基に、図示しない学習テーブルや、VLAN情報53を基に、装置内の転送先のラインユニットとポートを決定し、装置内フレームヘッダを更新し受信したフレームに付加して装置内信号送信部54に供給する。学習テーブルやVLAN情報によるフレーム転送先の決定は、IEEE 802.1dで規定された既知の技術である。
装置内信号送信部54は、入力フレーム転送部52又は出力フレーム転送部56から供給される装置内フレームヘッダの付加されたフレームをバックボード44へ送出する。装置内信号受信部55は、バックボード44からの装置内フレームヘッダの付加されたフレームを受信し、自ラインユニットに関係するフレームのみを出力フレーム転送部56に転送し、自ラインユニットに関係しないフレームは廃棄する。
出力フレーム転送部56は、フレーム内の送信元MACアドレスについて、図示しない学習テーブルを検索して学習を実施する。出力フレーム転送部56は、CCMの転送及び終端を行うと共に、装置内フレームヘッダに従って、該当するポートにフレームを転送する。なお、VLAN情報53、CCM受信状態テーブル57は、設定制御ユニット40によって制御され、テーブル内容が設定される。
図8は、MACフレームのフォーマットを示す。MACフレームは、宛先MACアドレス(宛先アドレスと記す)、送信元MACアドレス(送信元アドレスと記す)、VLANタグ、ペイロード、FCS(frame check sequence)より構成されている。VLANタグ内にはエンドユーザを識別するためのVID(12ビット)が含まれる。
図9は、装置内フレームヘッダのフォーマットを示す。装置内フレームヘッダは、宛先ユニットビットマップ、宛先ポート番号、受信ユニット番号、受信ポート番号から構成されており、MACフレームの先頭に付加される。宛先ユニットビットマップにはレイヤ2スイッチが備えるラインユニット41〜43のラインユニット番号に応じたビットマップがあり、それぞれ、該当するラインユニットのビットに1又は0(例えば1で該当するラインユニットを表す)を設定する。この装置内フレームヘッダは受信したフレームと共に入力フレーム転送部52に転送される。
図10は、イーサネットOAMのCCMフレームのフォーマットを示す。CCMフレームはMACフレームの一種である。OAM_EtherType(2バイト)が特定の値を示すときに、イーサネットOAMのフレームとして認識され、また、Opecode(1バイト)が特定の値を示すときに、CCMフレームとして認識される。
図11は、CCM受信状態テーブル57の構成図を示す。保守者が、図6に示す設定制御ユニット40の保守インタフェース40cによって、ポートとVIDを指定してMEPを設定するように指示を与えると、設定制御ユニット40は、CCM受信状態テーブル57に、MEP(MEP−ID)毎に、指定された宛先ポート番号とVIDを持つ行(エントリ)を生成する。
保守インタフェース40cでは、MEP種別も指定され、通常のMEPが指定された場合は、MEP種別に0が設定される。通常のMEPの場合、そのMEPに対応する対向MEPが対向MEPテーブル位置に指定され、仮想MEPの場合はMEP種別に1が設定され、転送先のユニット及びポートを指示する転送先ユニット/ポートが対向MEPテーブル位置に設定される。
1つのMEPに複数の対向MEPが登録されるので、対向MEPを登録する対向MEPテーブルはCCM受信状態テーブル57に含まれるものの、別の記憶位置に作成され、その対向MEPテーブルへのポインタがCCM受信状態テーブル57内の対向MEPテーブル位置に設定される。なお、このような対向MEPテーブルを含むCCM受信状態テーブル57のテーブル構成は一例であり、同様の機能を実現する他の構成としてもよい。
個々の対向MEPテーブルは、対向MEP−ID、CCM受信状態、警報状態から構成される。対向MEP−IDは、保守インタフェース40cで指定された値を基に、このテーブルに登録する。
保守インタフェース40cにより、仮想MEPを指定された場合は、CCM受信状態テーブル57のMEP種別に1が設定される。仮想MEPの場合、そのユニットには対向MEPテーブルは生成されない。その代りに、保守インタフェース40cにより、CCMを実際に終端するユニットとポートが指定される。その値は、対向MEPテーブル位置に設定される。
更に、保守インタフェース40cでは、上記の仮想MEP宛のCCMを実際に終端するラインユニットとポートを指定して、通常のMEPと同様に、CCM受信状態テーブルと、対向MEPテーブルが作成される。各テーブルの構成は前述のものと同一である。対向MEPテーブルのCCM受信状態は、その対向MEPからのCCMを一定時間受信しなかった場合に、警報を検出するためにも使用する。
出力フレーム転送部56では、定期的に、例えば1秒毎に、対向MEPテーブルの全ての対向MEP−IDの行について、CCM受信状態の値を1つずつ増やして行く。そして、増やした結果、4以上になれば、4秒以上の間CCMを受信しなかったものと判断できるので、警報状態に1(警報発生中)を設定する。なお、CCM受信状態の初期化はMEP−IDが一致するCCMを受信したときに行われる。
また、CCM受信状態の値が3以下ならば、警報状態に0(警報未発生)を設定する。この警報状態は、設定制御ユニット40によって周期的に調べられ、警報状態が1になっているものについては、保守インタフェース40cを経由して、外部の装置に警報が発生したことを知らせる。
<第1実施形態における処理のフローチャート>
入力側のラインユニットで受信したCCMフレームの転送先が決定され、装置内受信信号部55に入ってきた場合の処理について、図12のフローチャートを用いて説明する。
ステップS5−1.装置内信号受信部55は、装置内フレームヘッダが付加されたフレームを受信する。
ステップS5−2.装置内信号受信部55は、装置内フレームヘッダの宛先ユニットビットマップに基づいて、受信したフレームが自ラインユニット宛かを判断する。なお、装置内信号受信部55は図示しない実装テーブルに基づいて自ラインユニット番号を認識する。
ステップS5−3.前記ステップS5−2において自ラインユニット宛でないフレームを受信した場合であり、装置内信号受信部55は受信したフレームを廃棄する。
ステップS5−4.前記ステップS5−2において自ラインユニット宛のフレームを受信した場合であり、実装されている全てのラインユニット41〜43において、以降の処理が実施される。出力フレーム転送部56はフレーム内のOAM_EtherType位置の値とOpecodeの位置を調べる。CCMフレームでない場合は、S5−5へ進む。CCMフレームの場合は、S5−6へ進む。
ステップS5−5.装置内フレームヘッダの情報により対象のポートよりフレームを出力する。
ステップS5−6.出力フレーム転送部56はCCM受信状態テーブル57を検索し、装置内フレームヘッダの宛先ポート番号とVLANタグ内のVIDが一致する行を探す。一致する行がなければ通常のフレームと同じに扱いステップS5−5へ進む。一致する行があれば、ステップS5−7へ進む。
ステップS5−7.MEP種別を調べる。MEP種別が0の場合には通常のMEPとして、S5−8へ進む。MEP種別が1の場合は、S5−9へ進む。
ステップS5−8.対向MEPテーブル57を検索し、受信したCCMフレーム内のMEP−IDと一致する行を探す。一致した行がなければ何も行わずフレームを廃棄する。一致した行があれば、CCM受信状態を0に初期化して、その後、フレームを廃棄する。つまり、このステップS5−8でCCMを終端している。
ここで、CCM受信状態を0に初期化することによって、該当の対向MEPからのCCMを前回受信してから、CCMを再び受信するまでの時間が4秒未満であれば、警報状態にはならない。これにより、対向MEPとの通信の正常性を確認することができる。
ステップS5−9.CCM受信状態テーブル57を検索した結果、MEP種別が仮想MEPであることがわかった場合は、CCM受信状態テーブル57の中に格納されている、対向MEPテーブル位置の値(ポインタ)を取り出す。この値を、装置内フレームヘッダの宛先ポート番号に設定して、装置内信号送信部54に供給する。この転送されたCCMフレームの宛先となったラインユニットには、既に説明したように、CCM受信状態テーブルに通常MEPが登録されているので、該当ラインユニットではCCMフレームを受信し対向MEPテーブルの該当行のCCM受信状態に反映する。
このようにして、1つのラインユニットとポートに多数のCCMフレームが到達するような状況であっても、CCMフレーム受信と警報検出の処理は、フレーム転送装置内の各ラインユニット41〜43で分担して処理できるので、特定のラインユニットを高性能にする必要はなく、装置コストの上昇を抑えることができ、エンドツーエンドのネットワークの接続性を監視する区間を多数設定可能なフレーム転送装置を安価に提供することが可能となる。
第1実施形態の変形例として、前記ステップS5−9において、仮想MEPから通常MEPにCCMを転送するために、対向MEPテーブル位置の値を装置内フレームヘッダの宛先ポート番号に設定する代りに、装置内フレームヘッダの受信ユニット番号,受信ポート番号を装置内フレームヘッダの宛先ポート番号に設定してもよい。
これは、そのCCMを受信したポート(装置内フレームヘッダの受信ユニット番号,受信ポート番号で示される)は中継ポートであり、CCM受信状態テーブル57は使用されていないためである。このとき、CCM受信状態テーブル57の上記CCM受信ポートに対応する行には、既に説明したのと同じように、通常MEPの設定、対向MEPテーブルの設定を行っておく。
<ラインユニットの第2実施形態>
受信したCCMが装置内の転送機能によりフレーム転送装置の入力ポートから出力ポートまで転送できることが保証できる場合は、MEPをCCMの転送先の出力ポート位置に設定する代りに、CCMを受信するポート位置に通常MEPを設定し、入力ポート位置でCCMを終端し、出力ポートにCCMが集中させないようにする。
図13は、この場合のラインユニットの第2実施形態のブロック図を示す。第2実施形態における第1実施形態との違いは、入力フレーム転送部62がCCM受信状態テーブル57を参照する点である。この場合のCCM受信状態テーブル57は、既に説明したものと同じである。
また、入力フレーム転送部62が、フレーム内の宛先MACアドレスやVLAN−IDを基に、図示しない学習テーブルや、VLAN情報53を基に、装置内の転送先のラインユニットとポートを決定し、装置内フレームヘッダを更新し受信したフレームに付加して装置内信号送信部54に供給する点は入力フレーム転送部52と同じである。
この場合、出力フレーム転送部63は、装置内フレームヘッダに従って、該当するポートにフレームを転送するだけで、CCMの転送及び終端は行わない。
<第2実施形態における処理のフローチャート>
入力側のラインユニットでCCMフレームを受信した場合の処理について、図14のフローチャートを用いて説明する。
ステップS6−1.入力監視部51は受信したフレームの正常性を確認する。フレームが異常ならば廃棄する。入力監視部51は、この正常なフレームを受信したポート番号、ラインユニット番号を装置内フレームヘッダの受信ポート番号、受信ユニット番号それぞれに保持する。前記ステップS6−1では、装置内フレームヘッダを付加して受信したフレームを入力フレーム転送部52に転送する。
ステップS6−2.入力フレーム転送部52は、図示しない学習テーブルやVLAN情報53によりフレーム転送先を決定し、装置内フレームヘッダの宛先ユニットビットマップ、宛先ポート番号の情報に設定する。
ステップS6−4.前記ステップS5−4と同じように、フレームがCCMかどうかを調べる。CCMの場合はステップS6−6へ進む。CCMでない場合は、ステップS6−5へ進む。
ステップS6−5.装置内フレームヘッダを付加したフレームを装置内信号送信部54に供給する。
ステップS6−6.CCM受信状態テーブル57を検索する。装置内フレームヘッダの宛先ポート番号とVLANタグ内のVIDが一致する行を探す。一致する行がなければ通常のフレームと同じに扱いステップS6−5へ進む。一致する行があれば、ステップS6−8へ進む。
ステップS6−8.前記ステップS5−8と同じように、対向MEPテーブルを検索し、受信したCCMフレーム内のMEP−IDと一致する行を探す。一致した行がなければ何も行わずフレームを廃棄する。一致した行があれば、CCM受信状態を0に初期化して、その後、フレームを廃棄する。つまり、このステップS6−8でCCMを終端している。
このようにして、装置内の出力ポートにMEPを設定するかわりに、入力ポートに出力側のMEPを設定しておくことでCCMが一つの出力ポートに集中することを防止できる。
本発明によれば、多数の対向MEPからのCCMが、フレーム転送装置内の一部のポートに集中して到着する場合でも、装置内の他の空いている処理部でCCM終端処理を分担することによって、負荷を分散できる。したがって、メモリの増加や高速処理できるプロセッサの搭載というようなコストが上昇する対策をすることなく、多数の対向MEPとの接続の正常性を監視できる。
なお、上記実施形態では、記憶手段の一例としてCCM受信状態テーブル57を用い、終端決定手段の一例として出力フレーム転送部56を用い、転送手段の一例として出力フレーム転送部56を用い、終端手段の一例として入力フレーム転送部62を用いている。
(付記1)
複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送装置において、
前記保守機能点である自装置の出力ポートについて前記保守用フレームを終端するか自装置の他の出力ポートに転送するかを設定した記憶手段と、
受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記記憶手段を参照して前記保守用フレームを終端するか、前記保守用フレームを自装置の他の出力ポートに転送し転送先の出力ポートで終端するかを決定する終端決定手段を
有することを特徴とするフレーム転送装置。
(付記2)
付記1記載のフレーム転送装置において、
前記終端決定手段が前記保守用フレームを自装置の他の出力ポートに転送することを決定したとき、前記保守用フレームを前記自装置の他の出力ポートに転送する転送手段を
有することを特徴とするフレーム転送装置。
(付記3)
付記2記載のフレーム転送装置において、
前記記憶手段は、前記保守用フレームを転送する自装置の他の出力ポート位置を予め設定されていることを特徴とするフレーム転送装置。
(付記4)
複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送装置において、
受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記保守用フレームを受信した入力ポート位置で、前記保守用フレームを終端する終端手段を
有することを特徴とするフレーム転送装置。
(付記5)
複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送方法において、
前記保守機能点である自装置の出力ポートについて前記保守用フレームを終端するか自装置の他の出力ポートに転送するかを記憶手段に設定し、
受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記記憶手段を参照して前記保守用フレームを終端するか、前記保守用フレームを自装置の他の出力ポートに転送し転送先の出力ポートで終端するかを決定する
ことを特徴とするフレーム転送方法。
(付記6)
複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送方法において、
受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記保守用フレームを受信した入力ポート位置で、前記保守用フレームを終端する
ことを特徴とするフレーム転送方法。
(付記7)
付記2記載のフレーム転送装置において、
前記転送手段は、前記保守用フレームを転送する自装置の他の出力ポートの位置を、前記保守用フレームを受信した入力ポートの位置を基に決定することを特徴とするフレーム転送装置。
ネットワークシステムの一例のシステム構成図である。 通信事業者のネットワークをまたがるネットワークの構成図である。 本発明のフレーム転送装置の動作概念図である。 シャーシ型のレイヤ2スイッチの一実施形態の外観斜視図である。 レイヤ2スイッチが3つのラインユニットを持つ場合の構成図である。 レイヤ2スイッチの一実施形態のブロック図である。 ラインユニットの第1実施形態のブロック図である。 MACフレームのフォーマッである。 装置内フレームヘッダのフォーマットである。 CCMフレームのフォーマットである。 CCM受信状態テーブルの構成図である。 第1実施形態における処理のフローチャートである。 ラインユニットの第2実施形態のブロック図である。 第2実施形態における処理のフローチャートである。
符号の説明
30 レイヤ2スイッチ
31〜33 ラインユニット
34 バックボード
40 設定制御ユニット
41〜43 ラインユニット
44 バックボード
51 入力監視部
52,62 入力フレーム転送部
53 VLAN情報
54 装置内信号送信部
55 装置内信号受信部
56,63 出力フレーム転送部
57 CCM受信状態テーブル
P1〜Pn ポート

Claims (6)

  1. 複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送装置において、
    前記保守機能点である自装置の出力ポートについて前記保守用フレームを終端するか自装置の他の出力ポートに転送するかを設定した記憶手段と、
    受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記記憶手段を参照して前記保守用フレームを終端するか、前記保守用フレームを自装置の他の出力ポートに転送し転送先の出力ポートで終端するかを決定する終端決定手段を
    有することを特徴とするフレーム転送装置。
  2. 請求項1記載のフレーム転送装置において、
    前記終端決定手段が前記保守用フレームを自装置の他の出力ポートに転送することを決定したとき、前記保守用フレームを前記自装置の他の出力ポートに転送する転送手段を
    有することを特徴とするフレーム転送装置。
  3. 請求項2記載のフレーム転送装置において、
    前記記憶手段は、前記保守用フレームを転送する自装置の他の出力ポート位置を予め設定されていることを特徴とするフレーム転送装置。
  4. 複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送装置において、
    受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記保守用フレームを受信した入力ポート位置で、前記保守用フレームを終端する終端手段を
    有することを特徴とするフレーム転送装置。
  5. 複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送方法において、
    前記保守機能点である自装置の出力ポートについて前記保守用フレームを終端するか自装置の他の出力ポートに転送するかを記憶手段に設定し、
    受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記記憶手段を参照して前記保守用フレームを終端するか、前記保守用フレームを自装置の他の出力ポートに転送し転送先の出力ポートで終端するかを決定する
    ことを特徴とするフレーム転送方法。
  6. 複数のフレーム転送装置で構成されるネットワークでエンドユーザと接続するポート位置に保守機能点を設定し、対向する保守機能点間で定期的に保守用フレームを送受信し、前記保守機能点で受信した保守用フレームを終端して接続の正常性を確認するネットワークシステムのフレーム転送方法において、
    受信した保守用フレームの宛先が自装置であるとき、前記保守用フレームを受信した入力ポート位置で、前記保守用フレームを終端する
    ことを特徴とするフレーム転送方法。
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