JP2009151421A - Icカードおよびicカードシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】非接触ICカード処理装置を用いることなくICカードに対するデータ入出力処理を行う。
【解決手段】ICカード10に、各種データを記憶する記憶部11と、電磁誘導20Sにより非接触ICカード処理装置20から非接触で供給された供給電力で動作し、当該非接触ICカード処理装置20との間で非接触データ通信を行うことにより、記憶部11で記憶する任意のデータの送受信を行う非接触通信回路1と、電池5と、この電池5から供給された動作電源で動作し、無線電波30Sにより無線通信網30との間で無線データ通信を行うことにより、記憶部11で記憶する任意のデータの送受信を行う無線通信回路3とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】ICカード10に、各種データを記憶する記憶部11と、電磁誘導20Sにより非接触ICカード処理装置20から非接触で供給された供給電力で動作し、当該非接触ICカード処理装置20との間で非接触データ通信を行うことにより、記憶部11で記憶する任意のデータの送受信を行う非接触通信回路1と、電池5と、この電池5から供給された動作電源で動作し、無線電波30Sにより無線通信網30との間で無線データ通信を行うことにより、記憶部11で記憶する任意のデータの送受信を行う無線通信回路3とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ICカード技術に関し、特に非接触でデータを入出力するICカード技術に関する。
各種情報をセキュアに管理できるICカードの普及に伴い、各種の管理システムでICカードの導入が進んでいる。
例えば、電磁誘導方式や静電結合方式などの非接触通信手段を介して非接触ICカード処理装置との間でデータ通信を行うICカードは、交通系システムのゲート・アクセス管理に用いられ、その利便性から近年急速に普及、利用拡大が進んでいる。また、交通系システムのみならず電子マネーの機能を搭載したICカードも実用化され、さまざまな種類のICカードが発行・利用されている。
例えば、電磁誘導方式や静電結合方式などの非接触通信手段を介して非接触ICカード処理装置との間でデータ通信を行うICカードは、交通系システムのゲート・アクセス管理に用いられ、その利便性から近年急速に普及、利用拡大が進んでいる。また、交通系システムのみならず電子マネーの機能を搭載したICカードも実用化され、さまざまな種類のICカードが発行・利用されている。
「無線ICタグ(RFIDタグ)のすべて」、RFIDテクノロジ編集部、日経BP社、pp.73-77、2004年3月、ISBN:4822221148
しかしながら、このような従来技術では、ICカードに対するデータ入出力処理を行うには専用の非接触ICカード処理装置が必要となるため、ユーザに対して使い勝手の良いサービスを提供できないという問題点があった。
例えば、従来の交通系システムでは、ICカードに対する入金や残高照会を行う場合、実際に駅などまでユーザが出向き、券売機などの専用の非接触ICカード処理装置を用いてICカードに対する入金や残高照会を行う必要があり、ユーザは不便を強いられることになる。
例えば、従来の交通系システムでは、ICカードに対する入金や残高照会を行う場合、実際に駅などまでユーザが出向き、券売機などの専用の非接触ICカード処理装置を用いてICカードに対する入金や残高照会を行う必要があり、ユーザは不便を強いられることになる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、専用の非接触ICカード処理装置を用いることなくICカードに対するデータ入出力処理を行うことができるICカードおよびICカードシステムを提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるICカードは、各種データを記憶する記憶部と、電磁誘導により非接触ICカード処理装置から非接触で供給された供給電力で動作し、当該非接触ICカード処理装置との間で非接触データ通信を行うことにより、記憶部で記憶する任意のデータの送受信を行う非接触通信回路と、電池と、この電池から供給された動作電源で動作し、無線電波により無線通信網との間で無線データ通信を行うことにより、記憶部で記憶する任意のデータの送受信を行う無線通信回路とを備えている。
この際、電池として、供給電力により充電される二次電池を用いてもよい。
この際、電池として、供給電力により充電される二次電池を用いてもよい。
また、本発明にかかるICカードシステムは、無線通信網を介してICカードの無線通信回路とデータ通信を行うことにより、当該ICカードの記憶部で記憶するデータを送受信するサーバ装置とを備えている。
この際、ICカードに、サーバ装置からのデータ読出要求で指定されたデータを記憶部から読み出してサーバ装置へ送信するICカード制御アプリケーションを設け、サーバ装置に、通信ネットワークを介して通信端末と各種情報をやり取りするWEBサービスアプリケーションと、このWEBサービスアプリケーションにより受信した通信端末からの要求に応じて、無線通信網を介してICカードへ要求に対応するデータを指定したデータ読出要求を送信し、これに応じて当該ICカードから受信した所望のデータをWEBサービスアプリケーションにより通信端末へ送信するICカード管理アプリケーションとを設けてもよい。
また、ICカードに、サーバ装置からのデータ書込要求に含まれているデータを記憶部へ書き込むICカード制御アプリケーションを設け、サーバ装置に、通信ネットワークを介して通信端末と各種情報をやり取りするWEBサービスアプリケーションと、このWEBサービスアプリケーションにより受信した通信端末からの要求に応じて、無線通信網を介してICカードへ当該要求に対応するデータを含むデータ書込要求を送信するICカード管理アプリケーションとを設けてもよい。
本発明によれば、専用の非接触ICカード処理装置を用いることなく、ICカードに対するデータ入出力処理を行うことができる。特に、ICカードに搭載可能に無線通信回路では、数km程度の通信距離が得られるため、数cm程度の通信範囲しかない非接触データ通信と比較して、ICカードの通信範囲として極めて広い通信範囲を実現できる。このため、ユーザは、非接触ICカード処理装置が設置されている場所まで出向くことなく、ICカードで記憶しているデータを更新し、あるいは確認することが可能となる。したがって、ユーザに対する負担を大幅に削減でき、極めて使い勝手の良いICカードおよびICカードシステムを提供することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[本実施の形態の構成]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかるICカードシステムおよびICカードの構成について説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかるICカードシステムおよびICカードの構成を示すブロック図である。
[本実施の形態の構成]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかるICカードシステムおよびICカードの構成について説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかるICカードシステムおよびICカードの構成を示すブロック図である。
[ICカードシステム]
このICカードシステムは、主な装置として、ICカード10、非接触ICカード処理装置20、およびICカード管理サーバ40を有し、ICカード管理サーバ40により、広域無線通信網などの無線通信網30を介してICカード10とデータ通信を行うことにより、ICカード10で記憶するデータを送受信するシステムである。
このICカードシステムは、主な装置として、ICカード10、非接触ICカード処理装置20、およびICカード管理サーバ40を有し、ICカード管理サーバ40により、広域無線通信網などの無線通信網30を介してICカード10とデータ通信を行うことにより、ICカード10で記憶するデータを送受信するシステムである。
ICカードシステムの具体例としては、交通系のゲート・アクセス管理システムに適用した場合、ICカード10がICカード乗車券に相当し、非接触ICカード処理装置20が改札装置や券売機に相当する。また、ICカード管理サーバ40が電子マネー管理サーバに相当し、PCや携帯電話機などの通信端末60からインターネットなどの通信ネットワーク50を介してICカード管理サーバ40へアクセスして、ICカード10とICカード管理サーバ40との間でデータ通信を行うことにより、ICカード10に対する残高照会や入金処理を行う。
[ICカード]
次に、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかるICカードの構成について詳細に説明する。
ICカード10は、ICチップを搭載するカードであり、非接触ICカード処理装置20との間で電磁誘導20Sにより非接触データ通信を行うとともに、無線通信網30との間で無線電波30Sにより無線データ通信を行う機能を有している。
このICカード10には、主な回路部として、非接触通信回路1、非接触通信用アンテナ2、無線通信回路3、無線通信用アンテナ4、および電池5が、プラスチックなどのカード本体内に搭載されている。
次に、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかるICカードの構成について詳細に説明する。
ICカード10は、ICチップを搭載するカードであり、非接触ICカード処理装置20との間で電磁誘導20Sにより非接触データ通信を行うとともに、無線通信網30との間で無線電波30Sにより無線データ通信を行う機能を有している。
このICカード10には、主な回路部として、非接触通信回路1、非接触通信用アンテナ2、無線通信回路3、無線通信用アンテナ4、および電池5が、プラスチックなどのカード本体内に搭載されている。
非接触通信用アンテナ2は、ICカード10内に配線されたループコイルからなり、電磁誘導20Sの交流変化を非接触信号として出力する機能を有している。
非接触通信回路1は、一般的な非接触ICカードチップなどの専用の回路部からなり、非接触通信用アンテナ2から出力された非接触信号で供給された供給電力により動作し、当該非接触ICカード処理装置20との間で非接触通信用アンテナ2を介して非接触データ通信を行うことにより、記憶部11で記憶するデータを送受信する機能を有している。
非接触通信回路1は、一般的な非接触ICカードチップなどの専用の回路部からなり、非接触通信用アンテナ2から出力された非接触信号で供給された供給電力により動作し、当該非接触ICカード処理装置20との間で非接触通信用アンテナ2を介して非接触データ通信を行うことにより、記憶部11で記憶するデータを送受信する機能を有している。
電池5は、ペーパーリチウム電池などの薄型の二次電池であり、例えば上記非接触信号で供給された供給電力により充電される。この際、ICカード10を使い捨てタイプとする場合には、乾電池でもよい。
無線通信用アンテナ4は、ICカード10内に配線された無線アンテナからなり、無線電波30Sを送受信するアンテナである。
無線通信回路3は、ICチップを含む専用の回路部からなり、電池5から供給された動作電源により動作し、非接触通信回路1の記憶部11で記憶するデータの読み書きを行うとともに、無線通信用アンテナ4を介して無線通信網30との無線データ通信によりデータの送受信を行う機能を有している。
無線通信用アンテナ4は、ICカード10内に配線された無線アンテナからなり、無線電波30Sを送受信するアンテナである。
無線通信回路3は、ICチップを含む専用の回路部からなり、電池5から供給された動作電源により動作し、非接触通信回路1の記憶部11で記憶するデータの読み書きを行うとともに、無線通信用アンテナ4を介して無線通信網30との無線データ通信によりデータの送受信を行う機能を有している。
[無線通信回路]
次に、図2を参照して、本発明の一実施の形態にかかるICカード10の無線通信回路3の構成について詳細に説明する。図2は、図1の無線通信回路の構成を示すブロック図である。
この無線通信回路3には、主な回路部として、無線インターフェース部(以下、無線IF部という)31、入出力インターフェース部(以下、入出力IF部という)32、記憶部33、および演算処理部34が設けられており、データバスを介して相互に接続されている。
次に、図2を参照して、本発明の一実施の形態にかかるICカード10の無線通信回路3の構成について詳細に説明する。図2は、図1の無線通信回路の構成を示すブロック図である。
この無線通信回路3には、主な回路部として、無線インターフェース部(以下、無線IF部という)31、入出力インターフェース部(以下、入出力IF部という)32、記憶部33、および演算処理部34が設けられており、データバスを介して相互に接続されている。
無線IF部31は、演算処理部34から出力された送受信データを無線信号に変調して無線通信用アンテナ4へ出力する機能と、無線通信用アンテナ4からの無線信号を送受信データに復調して演算処理部34へ出力する機能と有している。
入出力IF部32は、演算処理部34から出力されたデータを非接触通信回路1内部の記憶部11に書き込む機能と、この記憶部11から読み出したデータを演算処理部34へ出力する機能と有している。
入出力IF部32は、演算処理部34から出力されたデータを非接触通信回路1内部の記憶部11に書き込む機能と、この記憶部11から読み出したデータを演算処理部34へ出力する機能と有している。
記憶部33は、RAM、ROM、E2PROMなどのメモリからなり、演算処理部34で用いる処理情報やプログラムを記憶する機能を有している。特に、当該ICカードに固有のカード識別情報は、非接触通信回路1から予め読み出されてE2PROMで記憶される。
演算処理部34は、MPUとその周辺回路を有し、記憶部33から読み込んだプログラムを実行することにより、上記ハードウェアとプログラムとを協働させて各種機能処理部を実現する機能を有している。
図3は、無線通信回路の演算処理部で実現される機能処理部を示す説明図である。演算処理部34で実現される主な処理部としては、ICカード制御アプリケーション(以下、ICカード制御APという)34A、オペレーションシステム(以下、OSという)34B、無線インターフェースマネージャ(以下、無線IFMという)34C、および入出力インターフェースマネージャ(以下、入出力IFMという)34Dがある。
図3は、無線通信回路の演算処理部で実現される機能処理部を示す説明図である。演算処理部34で実現される主な処理部としては、ICカード制御アプリケーション(以下、ICカード制御APという)34A、オペレーションシステム(以下、OSという)34B、無線インターフェースマネージャ(以下、無線IFMという)34C、および入出力インターフェースマネージャ(以下、入出力IFMという)34Dがある。
OS34Bは、ICカード制御AP34Aなどの上層のアプリケーションの動作を制御する機能と、無線通信回路3内の各種ハードウェア資源を管理し、上層のアプリケーションからハードウェア資源をアクセスするためのインターフェースを提供する機能とを有している。
無線IFM34Cは、OS34Bの下層で動作し、無線IF部31をアクセスするためのインターフェースを提供する機能を有している。
入出力IFM34Dは、OS34Bの下層で動作し、入出力IF部32をアクセスするためのインターフェースを提供する機能を有している。
無線IFM34Cは、OS34Bの下層で動作し、無線IF部31をアクセスするためのインターフェースを提供する機能を有している。
入出力IFM34Dは、OS34Bの下層で動作し、入出力IF部32をアクセスするためのインターフェースを提供する機能を有している。
ICカード制御AP34Aは、OS34B上で動作し、無線IF部31により受信したデータを入出力IF部32により非接触通信回路1内部の記憶部11へ書き込む機能と、この記憶部11から入出力IF部32により読み出したデータを、無線IF部31により送信する機能と有している。この際、記憶部11に対するデータの読み書きは、ICカード制御AP34Aからの指示に応じて、非接触通信回路1内部のアプリケーションで実行される。
[ICカード管理サーバ]
次に、図4を参照して、本発明の一実施の形態にかかるICカードシステムのICカード管理サーバ40について詳細に説明する。図4は、本発明の一実施の形態にかかるICカードシステムのICカード管理サーバの構成を示すブロック図である。
ICカード管理サーバ40は、全体として一般的なサーバ装置からなり、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信IF部という)41,42、記憶部43、および演算処理部44が設けられている。
次に、図4を参照して、本発明の一実施の形態にかかるICカードシステムのICカード管理サーバ40について詳細に説明する。図4は、本発明の一実施の形態にかかるICカードシステムのICカード管理サーバの構成を示すブロック図である。
ICカード管理サーバ40は、全体として一般的なサーバ装置からなり、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信IF部という)41,42、記憶部43、および演算処理部44が設けられている。
通信IF部41は、専用の通信回路からなり、無線通信網30を介してICカード10とデータ通信を行う機能を有している。
通信IF部42は、専用の通信回路からなり、インターネットや携帯通信網などの通信ネットワーク50を介して通信端末60とデータ通信を行う機能とを有している。
記憶部43は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、演算処理部44で用いる各種処理情報やプログラムを記憶する機能を有している。
通信IF部42は、専用の通信回路からなり、インターネットや携帯通信網などの通信ネットワーク50を介して通信端末60とデータ通信を行う機能とを有している。
記憶部43は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、演算処理部44で用いる各種処理情報やプログラムを記憶する機能を有している。
演算処理部44は、MPUとその周辺回路を有し、記憶部43から読み込んだプログラムを実行することにより、上記ハードウェアとプログラムとを協働させて各種機能処理部を実現する。
図5は、ICカード管理サーバの演算処理部で実現される機能処理部を示す説明図である。演算処理部44で実現される主な処理部としては、ICカード管理アプリケーション(以下、ICカード管理APという)44A、WEBサービスアプリケーション(以下、WEBサービスAPという)44B、オペレーションシステム(以下、OSという)44C、および通信インターフェースマネージャ(以下、無線IFMという)44Dがある。
図5は、ICカード管理サーバの演算処理部で実現される機能処理部を示す説明図である。演算処理部44で実現される主な処理部としては、ICカード管理アプリケーション(以下、ICカード管理APという)44A、WEBサービスアプリケーション(以下、WEBサービスAPという)44B、オペレーションシステム(以下、OSという)44C、および通信インターフェースマネージャ(以下、無線IFMという)44Dがある。
OS44Cは、ICカード管理AP44AやWEBサービスAP44Bなどの上層のアプリケーションの動作を制御する機能と、ICカード管理サーバ40内の各種ハードウェア資源を管理し、上層のアプリケーションからハードウェア資源をアクセスするためのインターフェースを提供する機能とを有している。
通信IFM44Dは、OS44Cの下層で動作し、通信IF部41,42をアクセスするためのインターフェースを提供する機能を有している。
通信IFM44Dは、OS44Cの下層で動作し、通信IF部41,42をアクセスするためのインターフェースを提供する機能を有している。
WEBサービスAP44Bは、OS44C上で動作し、通信IF部41により受信した通信端末60からのアクセス要求に応じてユーザ認証を行う機能と、ユーザ認証後に通信IF部41により通信端末60との間で各種要求メッセージや応答メッセージをやり取りすることによりICカードに関する各種情報を提供する機能とを有している。この際、通信端末との間では、例えばHTML(HyperText Markup Language)などの言語に基づいてHTTP(HyperText Transfer Protocol)などのプロトコルを利用して所望のデータを送受信すればよい。
ICカード管理AP44Aは、OS44C上で動作し、WEBサービスAP44Bで受け取った通信端末60から要求メッセージに応じて、通信IF部42によりICカード10との間でデータ通信を行う機能と、このデータ通信によりICカード10から受信したデータに基づいて各種情報を含む応答メッセージをWEBサービスAP44Bへ渡す機能とを有している。この際、WEBサービスAP44BとICカード管理AP44Aとの間でのデータのやり取りについては、例えばCGI(Common Gateway Interface)などを利用すればよい。
[本実施の形態の動作]
次に、図6を参照して、本発明の一実施の形態にかかるICカードおよびICカードシステムの動作について説明する。図6は、本発明の一実施の形態にかかるICカードシステムの動作を示すシーケンス図である。ここでは、ICカードシステムを交通系のゲート・アクセス管理システムに適用した場合を例とし、ICカード10内の電子マネーに対する残高照会および入金処理について説明する。
次に、図6を参照して、本発明の一実施の形態にかかるICカードおよびICカードシステムの動作について説明する。図6は、本発明の一実施の形態にかかるICカードシステムの動作を示すシーケンス図である。ここでは、ICカードシステムを交通系のゲート・アクセス管理システムに適用した場合を例とし、ICカード10内の電子マネーに対する残高照会および入金処理について説明する。
ユーザは、自分のICカード10に対して残高照会や入金処理を行う場合、まず、通信端末60からICカード管理サーバ40に対してアクセスし、ユーザ識別情報やパスワードなどを用いて認証要求を行う(ステップ100)。
ICカード管理サーバ40のWEBサービスAP44Bは、通信IFM44Dを介して通信端末60からの認証要求メッセージを受信し、この認証要求メッセージに含まれているユーザ識別情報やパスワードに基づき認証処理を行う(ステップ101)。この認証成功に応じて、WEBサービスAP44Bは、通信IFM44Dを介して通信端末60へICカード管理メニューを送信する(ステップ102)。
ICカード管理サーバ40のWEBサービスAP44Bは、通信IFM44Dを介して通信端末60からの認証要求メッセージを受信し、この認証要求メッセージに含まれているユーザ識別情報やパスワードに基づき認証処理を行う(ステップ101)。この認証成功に応じて、WEBサービスAP44Bは、通信IFM44Dを介して通信端末60へICカード管理メニューを送信する(ステップ102)。
[残高照会]
この後、ユーザが、通信端末60に画面表示されたICカード管理メニューを操作して、ICカード10の残高照会を要求した場合、通信端末60からICカード管理サーバ40へ残高照会要求メッセージが送信される(ステップ110)。
ICカード管理サーバ40のWEBサービスAP44Bは、通信IFM44Dを介して通信端末60からの残高照会要求メッセージを受信し、この残高照会要求メッセージをICカード管理AP44Aに渡す。
この後、ユーザが、通信端末60に画面表示されたICカード管理メニューを操作して、ICカード10の残高照会を要求した場合、通信端末60からICカード管理サーバ40へ残高照会要求メッセージが送信される(ステップ110)。
ICカード管理サーバ40のWEBサービスAP44Bは、通信IFM44Dを介して通信端末60からの残高照会要求メッセージを受信し、この残高照会要求メッセージをICカード管理AP44Aに渡す。
ICカード管理AP44Aは、受け取った残高照会要求メッセージに応じて、ICカード10内の残高データに対するデータ読出要求を、通信IFM44Dを介してICカード10へ送信する(ステップ111)。
この際、ICカード管理サーバ40の記憶部43に、各ユーザのユーザ識別情報に対応付けて、当該ユーザが所有するICカードのカード識別情報や無線通信網30上のアドレスなどをカード管理情報として予め登録しておき、ICカードのデータ通信時には、このカード管理情報を参照して、当該ユーザのユーザ識別情報に対応するカード識別情報やアドレスを取得すればよい。
また、ユーザが複数のICカードを所有する場合には、ICカードごとに異なるユーザ識別情報を予め付与して識別してもよく、あるいは通信端末60からのログオン要求時、残高要求時、あるいは後述する入金要求時に、処理対象となるICカードのカード識別情報をユーザ操作に応じて通信端末60からICカード管理サーバ40へ通知するようにしてもよい。
ICカード10のICカード制御AP34Aは、無線IFM34Cを介してICカード管理サーバ40からのデータ読出要求を受信し、入出力IFM34Dを介して非接触通信回路1から残高データを読み出し(ステップ112)、無線IFM34Cを介してこの残高データを含むデータ読出応答をICカード管理サーバ40へ送信する(ステップ113)。
ICカード管理サーバ40のICカード管理AP44Aは、通信IFM44Dを介してICカード10からデータ読出応答を受信し、このデータ読出応答で通知された残高データをWEBサービスAP44Bへ渡す。
WEBサービスAP44Bは、ICカード管理AP44Aから受け取った残高データを含む残高照会応答メッセージを、通信IFM44Dを介して通信端末60へ送信する(ステップ114)。これにより、通信端末60において、ICカード管理サーバ40からの残高照会応答メッセージで通知されたICカード10の残高が画面表示され、ユーザが確認することになる。
WEBサービスAP44Bは、ICカード管理AP44Aから受け取った残高データを含む残高照会応答メッセージを、通信IFM44Dを介して通信端末60へ送信する(ステップ114)。これにより、通信端末60において、ICカード管理サーバ40からの残高照会応答メッセージで通知されたICカード10の残高が画面表示され、ユーザが確認することになる。
[入金処理]
この後、ユーザが、通信端末60に画面表示されているICカード管理メニューを操作して、ICカード10の入金処理を要求した場合、通信端末60からICカード管理サーバ40へ、所望の入金額を含む入金要求メッセージが送信される(ステップ120)。
ICカード管理サーバ40のWEBサービスAP44Bは、通信IFM44Dを介して通信端末60からの入金要求メッセージを受信し、この入金要求メッセージをICカード管理AP44Aに渡す。
この後、ユーザが、通信端末60に画面表示されているICカード管理メニューを操作して、ICカード10の入金処理を要求した場合、通信端末60からICカード管理サーバ40へ、所望の入金額を含む入金要求メッセージが送信される(ステップ120)。
ICカード管理サーバ40のWEBサービスAP44Bは、通信IFM44Dを介して通信端末60からの入金要求メッセージを受信し、この入金要求メッセージをICカード管理AP44Aに渡す。
ICカード管理AP44Aは、受け取った入金要求メッセージに応じて、例えばクレジットカードの決済可否を確認する(ステップ121)。この決済確認については、例えば決済サービスを提供するサーバにアクセスして、入金要求メッセージや予め指定されている当該ユーザのクレジットカードについて、入金要求メッセージで通知された入金額分の決済可否を確認するなど、一般的な公知の技術を利用すればよい。
決済可が確認された後、ICカード管理AP44Aは、ICカード10内の残高データに対するデータ書込要求を、通信IFM44Dを介してICカード10へ送信する(ステップ122)。
決済可が確認された後、ICカード管理AP44Aは、ICカード10内の残高データに対するデータ書込要求を、通信IFM44Dを介してICカード10へ送信する(ステップ122)。
ICカード10のICカード制御AP34Aは、無線IFM34Cを介してICカード管理サーバ40からのデータ書込要求を受信し、入出力IFM34Dを介して非接触通信回路1にデータ書込要求で指定された入金額を書き込み(ステップ123)、無線IFM34Cを介して新たな残高データを含むデータ書込応答をICカード管理サーバ40へ送信する(ステップ124)。
この際、ICカード管理AP44Aにより、データ書込要求にカード識別情報を付加して送信し、ICカード制御AP34Aにより、受信したデータ書込要求に付加されているカード識別情報と、無線通信回路3の記憶部33あるいは非接触通信回路1の記憶部11に登録されている当該ICカード10のカード識別情報とを比較することにより、データ書込要求の正当性を確認するようにしてもよい。また、前述したデータ読出要求についても同様である。これにより、ICカード管理サーバ40とICカード10の間でセキュアなデータ通信を実現することが可能となる。
ICカード管理サーバ40のICカード管理AP44Aは、通信IFM44Dを介してICカード10からデータ書込応答を受信し、ステップ121で確認したユーザのクレジットカードから入金分の決済処理を行う(ステップ125)。この決済確認については、例えば決済サービスを提供するサーバにアクセスして、入金要求メッセージや予め指定されている当該ユーザのクレジットカードについて、入金要求メッセージで通知された入金額分の決済を実行するなど、一般的な公知の技術を利用すればよい。
決済処理が成功した後、ICカード管理AP44Aは、このデータ書込応答で通知された残高データや決済した入金額を含む入金処理結果をWEBサービスAP44Bへ渡す。
決済処理が成功した後、ICカード管理AP44Aは、このデータ書込応答で通知された残高データや決済した入金額を含む入金処理結果をWEBサービスAP44Bへ渡す。
WEBサービスAP44Bは、ICカード管理AP44Aから受け取った入金処理結果を含む入金応答メッセージを、通信IFM44Dを介して通信端末60へ送信する(ステップ126)。これにより、通信端末60において、ICカード管理サーバ40からの入金応答メッセージで通知された決済ICカード10の入金処理結果が画面表示され、ユーザが確認することになる。
なお、ステップ101で認証エラーが発生した場合や、ステップ121での決済不可が判断された場合、ICカード管理サーバ40とICカード10との間でデータ通信エラーが発生した場合、さらにはICカード10でのデータ読み書きに失敗した場合には、その旨をサービス提供AP44Bから通信端末60へ通知すればよい。
なお、ステップ101で認証エラーが発生した場合や、ステップ121での決済不可が判断された場合、ICカード管理サーバ40とICカード10との間でデータ通信エラーが発生した場合、さらにはICカード10でのデータ読み書きに失敗した場合には、その旨をサービス提供AP44Bから通信端末60へ通知すればよい。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、ICカードに、各種データを記憶する記憶部と、電磁誘導により非接触ICカード処理装置から非接触で供給された供給電力で動作し、当該非接触ICカード処理装置との間で非接触データ通信を行うことにより、記憶部で記憶する任意のデータの送受信を行う非接触通信回路と、電池と、この電池から供給された電力で動作し、無線電波により無線通信網との間で無線データ通信を行うことにより、記憶部で記憶する任意のデータの送受信を行う無線通信回路とを備えている。
このように、本実施の形態は、ICカードに、各種データを記憶する記憶部と、電磁誘導により非接触ICカード処理装置から非接触で供給された供給電力で動作し、当該非接触ICカード処理装置との間で非接触データ通信を行うことにより、記憶部で記憶する任意のデータの送受信を行う非接触通信回路と、電池と、この電池から供給された電力で動作し、無線電波により無線通信網との間で無線データ通信を行うことにより、記憶部で記憶する任意のデータの送受信を行う無線通信回路とを備えている。
これにより、専用の非接触ICカード処理装置を用いることなく、ICカードに対するデータ入出力処理を行うことができる。特に、ICカードに搭載可能に無線通信回路では、数km程度の通信距離が得られるため、数cm程度の通信範囲しかない非接触データ通信と比較して、ICカードの通信範囲として極めて広い通信範囲を実現できる。このため、ユーザは、非接触ICカード処理装置が設置されている場所まで出向くことなく、ICカードで記憶しているデータを更新し、あるいは確認することが可能となる。したがって、ユーザに対する負担を大幅に削減でき、極めて使い勝手の良いICカードおよびICカードシステムを提供することが可能となる。
[実施の形態の拡張]
前述した実施の形態では、ICカード10に対するデータ書込動作として入金処理を例として説明したが、ICカード管理サーバ40からICカード10に書き込むデータについては、ICカード処理に用いる処理データに限定されるものではなく、プログラムデータや、プログラムデータとその処理データが一体となったアプリケーションデータを、ICカード管理サーバ40からICカード10に書き込むことも可能である。
前述した実施の形態では、ICカード10に対するデータ書込動作として入金処理を例として説明したが、ICカード管理サーバ40からICカード10に書き込むデータについては、ICカード処理に用いる処理データに限定されるものではなく、プログラムデータや、プログラムデータとその処理データが一体となったアプリケーションデータを、ICカード管理サーバ40からICカード10に書き込むことも可能である。
例えば、通信端末60からのアプリケーション追加・変更要求に応じて、新規のアプリケーションデータを含むデータ書込要求をICカード管理サーバ40からICカード10へ送信し、無線通信回路3のICカード制御AP44Aにより、当該アプリケーションデータを非接触通信回路1の記憶部11へ書き込むようにしてもよい。また、通信端末60からのアプリケーション削除要求に応じて、指定されたアプリケーションデータの削除要求をICカード管理サーバ40からICカード10へ送信し、無線通信回路3のICカード制御AP44Aにより、指定されたアプリケーションデータを非接触通信回路1の記憶部11から削除するようにしてもよい。
これにより、ICカード10が非接触ICカード処理装置20との間で相互認証やデータ通信を行うための非接触通信アプリケーションなどの各種アプリケーションを、ICカード管理サーバ40から任意に追加変更削除することが可能となる。また、これらアプリケーションの追加変更削除は、OSや各種マネージャについても同様に適用でき、さらに無線通信回路3で用いるアプリケーション、OS、マネージャについても任意の追加変更削除することが可能となる。
また、前述した実施の形態において、無線通信回路3に加えて非接触通信回路1に対しても電池5から動作電源を供給して、常時、動作可能な状態とすれば、非接触通信回路1で記憶するデータを無線通信回路3から任意のタイミングで読み書きすることが可能となる。
一方、電池5の消耗を抑制するために、非接触通信回路1を非接触ICカード処理装置20から非接触で供給された供給電力でのみ動作させた場合、無線通信時において、非接触通信回路1は動作していないことになる。このような場合には、ICカード10の無線通信回路3において、非接触通信回路1の記憶部のデータを読み書きする際に、ICカード制御アプリケーション34Aにより、電池5に接続された電源回路(図示せず)を制御し、非接触通信回路1へ電池5から動作電源を供給することにより非接触通信回路1を起動して、データの読み書き可能な状態とすればよい。
一方、電池5の消耗を抑制するために、非接触通信回路1を非接触ICカード処理装置20から非接触で供給された供給電力でのみ動作させた場合、無線通信時において、非接触通信回路1は動作していないことになる。このような場合には、ICカード10の無線通信回路3において、非接触通信回路1の記憶部のデータを読み書きする際に、ICカード制御アプリケーション34Aにより、電池5に接続された電源回路(図示せず)を制御し、非接触通信回路1へ電池5から動作電源を供給することにより非接触通信回路1を起動して、データの読み書き可能な状態とすればよい。
また、前述した実施の形態では、ICカードシステムで用いるデータや当該ICカードに固有のカード識別情報を、非接触通信回路1の記憶部で記憶する場合を例として説明したが、無線通信回路3の記憶部33で記憶するようにしてもよい。あるいは、記憶部11に代えて、これら非接触通信回路1や無線通信回路3とは別個のメモリ回路を設けて、ICカードシステムで用いるデータや当該ICカードに固有のカード識別情報を記憶するようにしてもよい。
これら構成によれば、非接触通信回路1への電源供給に関係なく、簡素な回路構成で各種データの読み書きを行うことができ、電池5の消耗も抑制できる。
これら構成によれば、非接触通信回路1への電源供給に関係なく、簡素な回路構成で各種データの読み書きを行うことができ、電池5の消耗も抑制できる。
10…ICカード、1…非接触通信回路、11…記憶部、2…非接触通信用アンテナ、3…無線通信回路、31…無線IF部、32…入出力IF部、33…記憶部、34…演算処理部、34A…ICカード制御AP、34B…OS、34C…無線IFM、34D…入出力IFM、4…無線通信用アンテナ、5…電池、20…非接触ICカード処理装置、20S…電磁誘導、30…無線通信網、30S…無線電波、40…ICカード管理サーバ、41,42…通信IF部、43…記憶部、44…演算処理部、44A…ICカード管理AP、44B…WEBサービスAP、44C…OS、44D…無線IFM、50…通信ネットワーク、60…通信端末。
Claims (5)
- 各種データを記憶する記憶部と、
電磁誘導により非接触ICカード処理装置から非接触で供給された供給電力で動作し、当該非接触ICカード処理装置との間で非接触データ通信を行うことにより、前記記憶部で記憶する任意のデータの送受信を行う非接触通信回路と、
電池と、
この電池から供給された動作電源で動作し、無線電波により無線通信網との間で無線データ通信を行うことにより、前記記憶部で記憶する任意のデータの送受信を行う無線通信回路と
を備えることを特徴とするICカード。 - 請求項1に記載のICカードにおいて、
前記電池は、前記供給電力により充電される二次電池からなることを特徴とするICカード。 - 請求項1または2に記載のICカードと、
前記無線通信網を介して前記ICカードの無線通信回路とデータ通信を行うことにより、当該ICカードの記憶部で記憶するデータを送受信するサーバ装置と
を備えることを特徴とするICカードシステム。 - 請求項3に記載のICカードシステムにおいて、
前記ICカードは、前記サーバ装置からのデータ読出要求で指定されたデータを前記記憶部から読み出して前記サーバ装置へ送信するICカード制御アプリケーションを有し、
前記サーバ装置は、通信ネットワークを介して通信端末と各種情報をやり取りするWEBサービスアプリケーションと、このWEBサービスアプリケーションにより受信した前記通信端末からの要求に応じて、前記無線通信網を介して前記ICカードへ前記要求に対応するデータを指定したデータ読出要求を送信し、これに応じて当該ICカードから受信した所望のデータを前記WEBサービスアプリケーションにより前記通信端末へ送信するICカード管理アプリケーションとを有する
ことを特徴とするICカードシステム。 - 請求項3に記載のICカードシステムにおいて、
前記ICカードは、前記サーバ装置からのデータ書込要求に含まれているデータを前記記憶部へ書き込むICカード制御アプリケーションを有し、
前記サーバ装置は、通信ネットワークを介して通信端末と各種情報をやり取りするWEBサービスアプリケーションと、このWEBサービスアプリケーションにより受信した前記通信端末からの要求に応じて、前記無線通信網を介して前記ICカードへ当該要求に対応するデータを含むデータ書込要求を送信するICカード管理アプリケーションとを有する
ことを特徴とするICカードシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007326953A JP2009151421A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | Icカードおよびicカードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007326953A JP2009151421A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | Icカードおよびicカードシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009151421A true JP2009151421A (ja) | 2009-07-09 |
Family
ID=40920536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007326953A Pending JP2009151421A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | Icカードおよびicカードシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009151421A (ja) |
-
2007
- 2007-12-19 JP JP2007326953A patent/JP2009151421A/ja active Pending
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