JP2009146687A - 導光シートおよびこれを用いた可動接点体とスイッチ - Google Patents

導光シートおよびこれを用いた可動接点体とスイッチ Download PDF

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Abstract

【課題】各種電子機器の操作に用いられる導光シートおよびこれを用いた可動接点体とスイッチに関し、簡易な構成で照光ムラがなく、安価なものを提供することを目的とする。
【解決手段】ベースフィルム11片面の溝部11A内に、ベースフィルム11とは異なる屈折率のポリマーで、導入部12Aとこれに連結された略帯状の導通部12B、およびこの導通部12Bに連結された略円形状の発光部12Cから形成された導光体12を設けることによって、簡易な構成で照光ムラがなく、安価な導光シート14およびこれを用いた可動接点体18とスイッチを得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器の操作部に使用される導光シート、およびこれを用いた可動接点体とスイッチに関するものである。
近年、各種電子機器、特に携帯電話等の携帯機器においては、周囲が暗い場合でも、スイッチや押釦等の識別や操作が可能なように、発光ダイオードやEL素子等を発光させて操作部の照光を行うものが増えており、使い易く安価なものが求められている。
このような従来の導光シートおよびこれを用いたスイッチについて、図6及び図7を用いて説明する。
なお、構成を判り易くするために、図面は厚さ方向の寸法を拡大して表している。
図6は従来のスイッチの断面図、図7は同導光シートの斜視図であり、同図において、1は可撓性を有するフィルム状の導光シートで、導光層1Aの上下面を上保護層1Bと下保護層1Cが挟持している。
そして、2は上下面に複数の配線パターンが形成された基板で、上面には略円形状の中央固定接点3Aと、これを囲む略馬蹄状の外側固定接点3Bからなる、複数の固定接点3が形成されている。
また、4は略ドーム状で導電金属薄板製の可動接点で、複数の可動接点4が下面に接着剤が塗布されたシート(図示せず)等によって、外周が外側固定接点3B上に載置され、中央下面が中央固定接点3Aと所定の間隙を空けて対向するようにして、貼付されている。
さらに、この可動接点4上方の導光層1Aには、凹凸状の複数の発光部1Dが設けられるとともに、導光シート1下面には可動接点4の中央上面に当接する複数の突起部1Eが形成されている。
また、5は発光ダイオード等の発光素子で、この発光素子5が導光シート1左方の基板6に実装され、導光シート1左側面に発光面を向けて配置されて、スイッチが構成されている。
そして、このように構成されたスイッチが、電子機器の操作部に装着され、発光部1D上方には絶縁樹脂製の複数の操作体(図示せず)が配置されるとともに、中央固定接点3Aや外側固定接点3B、発光素子5が配線パターンやコネクタ等によって、機器の電子回路(図示せず)に接続される。
以上の構成において、所定の操作体を下方へ押圧操作すると、操作された箇所の導光シート1が撓み、下面の突起部1Eが可動接点4の略ドーム状の中央上面を押圧して、所定の押圧力が可動接点4の中央上部に加わると、可動接点4がクリック感を伴って下方へ弾性反転し、可動接点4の中央下面が中央固定接点3Aに接触することによって、中央固定接点3Aと外側固定接点3Bが、可動接点4を介して電気的に接続された状態となる。
また、操作体への押圧力を解除すると、弾性復帰力によって可動接点4が上方へ弾性反転し、可動接点4の中央下面が中央固定接点3Aから離れて、中央固定接点3Aと外側固定接点3Bが電気的に切断された状態となる。
そして、このような固定接点3の電気的接離に応じて、機器の各機能の切換えが行われるとともに、機器の電子回路から発光素子5に電圧が印加されると、発光素子5が発光し、この光が導光シート1の左側面から導光層1Aに入射し、導光層1A全体が照光される。
さらに、この光が導光層1A内の凹凸状の発光部1Dで反射するとともに発光し、上保護層1Bを通って操作体を照光するため、周囲が暗い場合でも、操作部の識別や操作を容易に行うことが可能なように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2006−318905号公報
しかしながら、上記従来の導光シートとこれを用いたスイッチにおいては、発光素子5が導光シート1の導光層1A全体を照光しており、発光素子5から離れた箇所の発光部1Dは光量が少なく暗くなり照光ムラが生じ易くなるため、照光ムラの無い均一な照光を行うには、導光シート1の外周に多くの発光素子5を配置する必要があり、構成も複雑で高価なものになるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、簡易な構成で照光ムラがなく、安価な導光シートおよびこれを用いた可動接点体とスイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、ベースフィルムの溝部内に、ベースフィルムとは異なる屈折率のポリマーで形成した導光体とを備え、この導光体が、導入部とこれに連結する略帯状の導通部と、この導通部に連結する発光部とから形成され、かつ、導通部の分岐箇所に屈折部または反射部を備えて導光シートを構成したものであり、導光シートは導光体のみ照光され、導入部に入力された光が導通部の屈折部および反射部で方向を変えて各発光部に到るため各発光部はムラのない照光を行うことができ、かつ、簡易な構成で安価な導光シートを得ることができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、導通部の屈折部を三角状に形成したものであり、光を屈折することができるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、発光部を凹凸状に形成したものであり、発光部で発光素子の光を拡散させることによって、発光部の明るい照光を行うことができるという作用を有する。
請求項4に記載の発明は、請求項2記載の発明において、屈折部の三角状の長辺を三角歯状に形成したものであり、光を所望の方向に屈折することができるという作用を有する。
請求項5に記載の発明は、請求項1記載の導光シート下面に、略ドーム状で導電金属薄板製の複数の可動接点を貼付して可動接点体を構成したものであり、簡易な構成で照光ムラがなく、安価な可動接点体を得ることができるという作用を有する。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の可動接点体を、可動接点と対向する複数の固定接点が形成された基板の上面に貼付してスイッチを構成したものであり、簡易な構成で照光ムラがなく、安価なスイッチを実現することができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、簡易な構成で照光ムラがなく、安価な導光シートおよびこれを用いた可動接点体とスイッチを実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて説明する。
なお、構成を判り易くするために、図面は厚さ方向の寸法を拡大して表している。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による可動接点体の断面図、図2は同導光シートの平面図であり、同図において、11は厚さ25〜250μmで屈折率が1〜2のベースフィルムで、シリコーンやウレタン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート系等のポリマーから形成されるとともに、ベースフィルム11の上面には連結された状態で複数の溝部11Aが形成されている。
そして、このベースフィルム11の溝部11A内には、ベースフィルム11と同様の材質で屈折率がベースフィルム11とは異なるポリマーによって、導入部12Aとこれに連結された略帯状の複数の導通部12B、およびこの導通部12Bに連結された略円形状の複数の発光部12Cから形成された導光体12が設けられている。
また、この導光体12は、図2に示すように、導入部12Aに連結する導通部12Bは導入部12Aの直線上の上方向に1本の幹部M、この幹部Mに略直交して右方向に3本の辻部N、この辻部Nはそれぞれに略直交して上方向に4本の筋部Pを設け、各筋部Pの終端に発光部12Cが形成されるとともに、幹部Mから辻部Nへの分岐箇所、および辻部Nから筋部Pへの分岐箇所にそれぞれ屈折部12D、反射部12Eを設けている。
さらに、ベースフィルム11の上面には、発光部12Cからの光を外方へ放出する孔部13Aを設けたベースフィルム11と同様の材質のカバー樹脂層13が貼付されるとともに、発光部12Cの上面は凹凸状に形成されて、導光シート14が構成されている。
また、図1において、15は略ドーム状で銅合金や鋼等の導電金属薄板製の可動接点で、この複数の可動接点15の凸状に形成された中央上面が、発光部12C下方の導光シート14下面に、アクリルやシリコーン、ブチルゴム等の接着層16によって貼付されている。
そして、17はポリエチレンテレフタレート等のフィルム状のセパレータで、このセパレータ17が導光シート14の下面全面を覆うように貼付され、保管・搬送時に可動接点15の下面に塵埃等が付着しないように保護して、可動接点体18が構成されている。
なお、以上のような導光シート14を製作する際には、先ず、溝部11Aの形状が凸状に形成された金型を用意し、この金型をベースフィルム11上に加圧しながら加熱することでベースフィルム11に所定の溝部11Aを形成する。
次に、溝部11A内に屈折率がベースフィルム11とは異なるポリマーを印刷や転写などで充填し、乾燥することで導通部12Bを形成する。
更に、発光部12Cや屈折部12Dも、これらと同形状が凸状に形成された金型を用意し、この金型を導通部12B上に加圧しながら加熱することで導通部12Bに所定の発光部12Cや屈折部12Dを形成する。
その後に、ベースフィルム11の上面に発光部12C以外を覆うように、ベースフィルム11と同じ材料をスクリーン印刷などにより形成したカバー樹脂層13を設ける。
以上のように導光シート14は比較的容易に製作することができる。
図3はこのような可動接点体18を用いたスイッチの断面図であり、同図において、19は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の配線基板で、上下面には銅等によって複数の配線パターン(図示せず)が形成されるとともに、配線基板19の上面には銅やカーボン等によって、略円形状の中央固定接点20Aと、これを囲む略馬蹄状の外側固定接点20Bからなる、複数の固定接点20が形成されている。
そして、この配線基板19上面に、セパレータ17を剥離した可動接点体18が、各々の可動接点15の外周が外側固定接点20B上に載置され、可動接点15の中央下面が中央固定接点20Aと所定の間隙を空けて対向するようにして、接着層16によって貼付されている。
さらに、破線で示す21は絶縁樹脂製の操作体で、この複数の操作体21が、可動接点体18の上方を覆う図示しないケースに上下動可能に装着されるとともに、操作体21の下面に突出した押圧部21Aが、導光シート14の発光部12Cの上面に当接している。
また、5は発光ダイオード等の発光素子で、例えば厚みが200μm〜300μmの発光素子5が基板19の上面に実装され、対向する導光シート14の導入部12Aに発光面を向けて配置されて、スイッチが構成されている。
そして、このように構成されたスイッチが、電子機器の操作部に装着されるとともに、中央固定接点20Aや外側固定接点20B、発光素子5が配線パターンやコネクタ等によって、機器の電子回路(図示せず)に接続される。
以上の構成において、所定の操作体21を下方へ押圧操作すると、操作された箇所の導光シート14が押圧部21Aに押圧されて撓み、カバー樹脂層13や発光部12Cおよびベースフィルム11を介して、可動接点15の略ドーム状の中央上面が押圧され所定の押圧力が加わると、可動接点15がクリック感を伴って下方へ弾性反転して、可動接点15の中央下面が中央固定接点20Aに接触することによって、中央固定接点20Aと外側固定接点20Bが、可動接点15を介して電気的に接続された状態となる。
また、操作体21への押圧力を解除すると、可動接点15は自らの弾性復帰力によって上方へ弾性反転し、可動接点15の中央下面が中央固定接点20Aから離れて、中央固定接点20Aと外側固定接点20Bが電気的に切断された状態となる。
そして、このような操作体21への押圧操作による固定接点20の電気的接離に応じて、機器の各機能の切換えが行われるとともに、機器の電子回路から発光素子5に電圧が印加されると発光素子5が発光し、この光が導光シート14の導入部12Aに入射する。
さらに、発光素子5の光は、ベースフィルム11の溝部11A内に設けられた、ベースフィルム11と異なる屈折率の略帯状の導光体12内を、導入部12Aから複数の導通部12Bへと屈折あるいは反射しながら導通部12Bの外へは漏れることなく導かれ、導通部12Bの幹部Mで略直交する辻部Nへ向きを変え、さらに辻部Nで略直交する筋部Pへ向きを変え、複数の発光部12Cへと導かれるようになっている。
より詳細には導通部12Bを通った光が、幹部Mと辻部Nの各分岐箇所に設けた屈折部12D、反射部12Eで等分に屈折あるいは反射され、凹凸状の発光部12Cに到り拡散して操作体21を下方から照光するため、周囲が暗い場合でも、操作部の識別や操作を容易に行うことが可能なように構成されている。
つまり、図4に示すように導光シート14の各部の、まず、屈折部12Dは、例えば図4(a)に示す辻部Nの分岐箇所は、辻部Nから4本の筋部Pへの光が等分になるように、D1×D2の三角状の部分が、D1=P1、D2=1/4×N1になるように導光体12の厚み分が肉盗みされ、かつ三角状の長辺部分が三角歯状に形成されている。幹部Mの分岐箇所の屈折部12Dは、幹部Mから3本の辻部Nへの光が等分になるように上記同様の考えと同じに形成されている。
この屈折部12Dは、入力光を直角に屈折させて屈折光を得るため、図4(b)の拡大図に示すように、三角歯状に形成されたD3部が辻部Nの下辺Rを基準にして角度θを有し、この角度θは直角の屈折光を得るためθ=45度に形成している。
なお、屈折部12DのD3部は、三角歯状に形成されることに限定されるものではなく、三角状の長辺部分を波状や球状などに形成するとしても実施は可能である。
さらに、この屈折部12Dは、図4(c)の模式図に示すように、例えば幹部Mの屈折部Q1は3本の各辻部Nへの光が等分になるように、入射光の1/3を右方向へ屈折させる。残りの2/3の光は通過する。この屈折部Q1で屈折された光は辻部Nの各屈折部12D(Q2〜Q4)に対する入射光となる。
また、辻部Nの屈折部12Dは4本の各筋部Pへの光が等分になるように、手前の屈折部Q2は、入射光の1/4を上方向へ屈折させる。残りの3/4の光は通過する。通過した光は中央の屈折部Q3と後方の屈折部Q4が、各1/4の光をそれぞれ上方向へ屈折させ、残りの1/4の光は通過し反射部12に到る。これら各屈折光および反射光はそれぞれの筋部Pの終端の発光部12Cへと導かれる。
このように、最終的に発光部12Cでの光量を等しくするため分岐箇所の屈折部12Dは、その先に有る発光部12Cの数に比例した光の量を、幹部Mから辻部Nへ、および辻部Nから筋部Pへ屈折させる。
上記説明で明らかなように、幹部M、辻部Nの分岐箇所で等分に分岐され筋部Pの終端に有る各発光部12Cへ導かれる光量は同じにできる。
また、図4(d)に示す例えば幹部Mの反射部12Eは、幹部Mの幅M1と辻部Nの幅N1になるように、導光体12の厚み分だけ三角状の傾斜を設け、この傾斜部分は、下方向から入る反射光を右方向へ直角に反射するように形成している。
つまり、導光シート14の外形全体を照光するのではなく、ベースフィルム11とは屈折率の異なる導光体12内にのみ発光素子5の光が導かれ、これによって操作体21を照光するようになっているため、一つの発光素子でもムラのない均一な照光を全ての発光部12Cにおいて行うことが可能なように構成されている。
さらに、導光シート14上面にベースフィルム11と同じ材質のカバー樹脂層13を設け導通部12Bを覆うことによって、ベースフィルム11と導通部12Bとの境界および導通部12Bとカバー樹脂層13との境界で光が反射するため導通部12Bからの光漏れを防ぎ、複数の発光部12Cでの明るさの低下が生じないようにしている。
なお、以上の説明では、一つの導入部12Aとこれに連結された複数の導通部12B、および複数の発光部12Cを設けた導光体12の構成について説明したが、図5に示すように、導入部12Aを三つ設けて、各導入部12Aの直線状に単独に導通部12Bと複数の発光部12Cを設け導光体12を構成しても良い。
この場合の導通部12Bは、導入部12Aの直線上に幹部M、この幹部Mの直線上に辻部Nを設け、この辻部Nはそれぞれに略直交して上方向に4本の筋部Pを設け、各筋部Pの終端に発光部12Cが形成されるとともに、辻部Nから筋部Pへの分岐箇所に屈折部12D、反射部12Eを設けている。
この三つの導入部12Aに個別に発光素子5の光を入射する。このことで発光部12Cは、さらに明るく均一な照光を行うことが可能となる。
また、三つの発光素子5の発光色を異なるものとし、上下三つの導入部12Aから異なる発光色を入射することによって、導光体12の上下三つの発光部12Cを異なる色で発光することができるため、多様な照光を行うこともできる。
このように本実施の形態によれば、ベースフィルム11片面の溝部11A内に、ベースフィルム11とは異なる屈折率のポリマーで、導入部12Aとこれに連結された略帯状の導通部12B、およびこの導通部12Bに連結された略円形状の発光部12Cから形成され、かつ、屈折部12Dおよび反射部12Eを有する導光体12とすることによって、簡易な構成で照光ムラがなく、安価な導光シート14およびこれを用いた可動接点体18とスイッチを得ることができるものである。
なお、以上の説明では、ベースフィルム11の上面に溝部11Aを設けるとともに、複数の発光部12Cを略円形状に形成した構成について説明したが、ベースフィルム11の下面に溝部11Aを設けた構成や、発光部12Cを略矩形状に形成した構成としても、本発明の実施は可能である。
また、多少構成が複雑になるが、発光素子5を導入部12Aに対向する上面に設け、導入部12A上面のカバー樹脂層13をくり抜いて実施することもできる。この場合の導入部12Aの位置は、ベースフィルム11の端部に設ける必要が無いため可動接点体やスイッチの設計自由度を高くできる。
本発明による導光シートおよびこれを用いた可動接点体とスイッチは、簡易な構成で照光ムラがなく、安価なものが得られ、各種電子機器の操作用として有用である。
本発明の一実施の形態による可動接点体の断面図 同導光シートの平面図 同スイッチの断面図 同導光体の各部の詳細説明図 同他の実施の形態による導光シートの平面図 従来のスイッチの断面図 同導光シートの斜視図
符号の説明
11 ベースフィルム
11A 溝部
12 導光体
12A 導入部
12B 導通部
12C 発光部
12D 屈折部
12E 反射部
13 カバー樹脂層
13A 孔部(カバー樹脂層)
14 導光シート
15 可動接点
16 接着層
17 セパレータ
18 可動接点体
19 配線基板
20 固定接点
20A 中央固定接点
20B 外側固定接点
21 操作体
21A 押圧部(操作体)
M 幹部(導通部)
N 辻部(導通部)
P 筋部(導通部)

Claims (6)

  1. ベースフィルムと、このベースフィルムの溝部内に前記ベースフィルムとは異なる屈折率のポリマーで形成された導光体とを備え、
    前記導光体が、導入部とこれに連結する略帯状の導通部と、この導通部に連結する発光部とから形成され、かつ、前記導通部の分岐箇所に屈折部または反射部を備え形成した導光シート。
  2. 前記屈折部を三角状に形成した請求項1記載の導光シート。
  3. 前記発光部を凹凸状に形成した請求項1記載の導光シート。
  4. 前記屈折部の三角状の長辺を三角歯状に形成した請求項2記載の導光シート。
  5. 請求項1記載の導光シート下面に、略ドーム状で導電金属薄板製の複数の可動接点を貼付した可動接点体。
  6. 請求項5記載の可動接点体を、上面に可動接点と対向する複数の固定接点が形成された基板の上面に貼付したスイッチ。
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