JP2009141797A - データ生成装置、データ生成プログラムおよび情報処理装置 - Google Patents

データ生成装置、データ生成プログラムおよび情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成することを課題とする。
【解決手段】情報処理装置は、過去に録画または再生された動画コンテンツごとに、動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものをキーワード出現情報としてあらかじめ記憶しておく。特殊再生処理の対象となる動画コンテンツからのキーワード抽出後、実施例1に係る情報処理装置は、キーワード出現情報内のキーワードの中について、抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、検索にヒットした一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、蓄積されている動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データを生成するデータ生成装置、当該特殊再生用データの生成処理をコンピュータに実行させるデータ生成プログラム、および蓄積されている動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データを用いて、前記動画コンテンツの特殊再生処理を行う情報処理装置に関する。
従来、放映されるTV動画やインターネット配信動画などの動画コンテンツを効率的に楽しむために、PCやAV機器等には、ダイジェストやハイライト等の特殊再生機能が備えられているが、この特殊再生機能によって実行される特殊再生に必要となる特殊再生用のデータ(メタデータ)を生成する技術が存在する。
上記の技術に関連する従来技術として、例えば、特許文献1では、動画コンテンツ内の特徴的なキーワードを音声出力レベルに基づいて抽出した一覧を用意し、そのキーワードを含むシーン群を特殊再生する技術が開示されている。また、例えば、特許文献2では、Webページ上での出現頻度等に基づいたキーワード優先度等を用いて、動画コンテンツ内の各シーンについてシーン優先度を決定し、このシーン優先度に基づいて動画コンテンツのダイジェストを作成する技術が開示されている。
特表2004−513547号公報 特開2005−64561号公報
しかしながら、上記した特殊再生用のデータを生成に関連する従来の技術は、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成できるとは限らないという問題点があった。
すなわち、例えば、特許文献1に開示されている音声出力レベルに基づいて抽出されるキーワードや、特許文献2に開示されているWebページ上での出現頻度に基づいたキーワードの優先度等が、特殊再生という目的にとって有益なものとは限らないので、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成できるとは限らないという問題点があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成することが可能なデータ生成装置、データ生成プログラムおよび情報処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データを生成するデータ生成装置であって、過去に同一装置内で録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものを解析データとしてあらかじめ記憶する解析データ記憶手段と、前記解析データ記憶手段により記憶されている解析データの全てについて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから抽出された各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、当該一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、当該取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出する重要度算出手段と、前記重要度算出手段により算出された各抽出キーワードの重要度と、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たな解析データとして格納する解析データ格納手段と、前記解析データ格納手段により格納される前記各抽出キーワードの検索位置、および当該各抽出キーワードの重要度に基づいて、前記特殊再生用データを生成する特殊再生用データ生成手段と、を備えたことを要件とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記録画または再生された動画コンテンツごとに属性情報をあらかじめ記憶する属性情報記憶手段をさらに備え、前記重要度算出手段は、前記属性情報記憶手段により記憶されている属性情報の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの属性情報を各々取得し、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツの属性情報と一致する属性情報が存在する場合には、当該属性情報に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを要件とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに対するユーザの操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段をさらに備え、前記重要度算出手段は、前記操作履歴記憶手段により記憶されている操作履歴の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの操作履歴を各々取得し、当該操作履歴から特定される再生操作回数に応じて、当該操作履歴に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを要件とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記操作履歴記憶手段は、前記操作履歴に対応付けて、当該操作履歴に示される操作を実行したユーザを特定するためのユーザ情報を記憶し、前記重要度算出手段は、前記操作履歴記憶手段により記憶されているユーザ情報の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの操作履歴に対応するユーザ情報を各々取得し、当該操作履歴に対応するユーザ情報が前記特殊再生処理を希望するユーザのユーザ情報と同一である場合には、ユーザ情報が互いに同一である操作履歴に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを要件とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツが録画または再生されてからの経過時間を動画コンテンツごとに記憶する経過時間記憶手段をさらに備え、前記経過情報記憶手段により記憶されている経過時間の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの経過情報を各々取得して、当該取得された経過情報に応じて、当該経過情報に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを要件とする。
また、本発明は、動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データの生成処理をコンピュータに実行させるデータ生成プログラムであって、過去に同一装置内で録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものを解析データとしてあらかじめ記憶部に記憶する解析データ記憶手順と、前記解析データ記憶手順により記憶部に記憶された解析データの全てについて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから抽出された各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、当該一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、当該取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出する重要度算出手順と、前記重要度算出手順により算出された各抽出キーワードの重要度と、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たな解析データとして記憶部に格納する解析データ格納手順と、前記解析データ格納手順により格納される前記各抽出キーワードの検索位置、および当該各抽出キーワードの重要度に基づいて、前記特殊再生用データを生成する特殊再生用データ生成手順と、をコンピュータに実行させることを要件とする。
また、本発明は、動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データを用いて、前記動画コンテンツの特殊再生処理を行う情報処理装置であって、過去に同一装置内で録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものを解析データとしてあらかじめ記憶する解析データ記憶手段と、前記解析データ記憶手段により記憶されている解析データの全てについて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから抽出された各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、当該一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、当該取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出する重要度算出手段と、前記重要度算出手段により算出された各抽出キーワードの重要度と、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たな解析データとして格納する解析データ格納手段と、前記解析データ格納手段により格納される前記各抽出キーワードの検索位置、および当該各抽出キーワードの重要度に基づいて、前記特殊再生用データを生成する特殊再生用データ生成手段と、前記特殊再生用データ生成手段により生成された前記特殊再生用データを用いて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツを特殊再生する特殊再生手段と、を備えたことを特徴とする。
開示の装置およびプログラムは、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成できるという効果を奏する。
また、開示の装置は、動画コンテンツの属性(例えば、スポーツやニュースなどのジャンルやコンテンツのタイトルなど)を加味したキーワードの重要度を得ることができるという効果をそうする。
また、開示の装置は、ユーザの視聴傾向を加味したキーワードの重要度を得ることができるという効果を奏する。
また、開示の装置は、各ユーザに視聴傾向を強く反映させたキーワードの重要度を得ることができるという効果を奏する。
また、開示の装置は、時間の流れとともに変化するユーザの視聴傾向を考慮したキーワードの重要度を得えることができるという効果を奏する。
また、開示の装置は、ユーザの視聴傾向に沿った特殊再生を行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るデータ生成装置、データ生成プログラムおよび情報処理装置を実施するための実施の形態を説明する。なお、以下では、本発明を実施するための一実施形態として、本発明に係るデータ生成装置の機能を有する情報処理装置を例に挙げた実施例1を説明した後に、本発明に含まれる他の実施形態として他の実施例を説明する。
以下の実施例1では、実施例1に係る情報処理装置の概要および特徴、かかる情報処理装置の構成および処理を順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
[情報処理装置の概要および特徴(実施例1)]
最初に、図1を用いて、実施例1に係る情報処理装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る情報処理装置の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1に係る情報処理装置は、動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データを生成し、この特殊再生用データを用いて特殊再生処理を行うことを概要とする。そして、実施例1に係る情報処理装置は、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成できる点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について具体的に説明すると、実施例1に係る情報処理装置は、図1に示すように、内部に蓄積されている動画コンテンツの中で、特殊再生処理(例えば、ダイジェストやハイライトなどの再生処理)の対象となる動画コンテンツから文字情報を取得し、この文字情報に含まれる文字(例えば、「サッカー」などの文字)をキーワードとして抽出する(図1の(1)参照)。
そして、実施例1に係る情報処理装置は、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから抽出されたキーワード(以下、適宜「抽出キーワード」と記載する)の重要度を算出する(図1の(2)参照)。
キーワードの重要度算出について具体的に説明すると、実施例1に係る情報処理装置は、過去に録画または再生された動画コンテンツごとに、動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものをキーワード出現情報としてあらかじめ記憶しておく。キーワード出現情報は、動画コンテンツを識別する動画IDに対応付けて、その動画IDに対応する動画コンテンツに含まれていたキーワード、および各キーワードの重要度を少なくとも記憶して構成される。
特殊再生処理の対象となる動画コンテンツからのキーワード抽出後、実施例1に係る情報処理装置は、キーワード出現情報内のキーワードの中について、抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、検索にヒットした一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出する。
各抽出キーワードの重要度算出後、実施例1に係る情報処理装置は、各抽出キーワードの重要度と、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たなキーワード出現情報として格納する。
そして、実施例1に係る情報処理装置は、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置、および各抽出キーワードの重要度に基づいて、特殊再生用データを生成する(図1の(3)参照)。
具体的に説明すると、実施例1に係る情報処理装置は、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置、および各抽出キーワードの重要度に基づいて、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから特殊再生用のシーンを抽出し、抽出された各シーンによる特殊再生を行うための特定再生用データを生成する。
特殊再生用データの生成後、実施例1に係る情報処理装置は、この特殊再生用データを用いて特殊再生を行って特殊再生データを表示装置に出力することで、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツの特殊再生映像をユーザに提供する。
このようにして、実施例1に係る情報処理装置は、上述した主たる特徴のように、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成できる。
[情報処理装置の構成(実施例1)]
次に、図2〜図11を用いて、実施例1に係る情報処理装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。図3は、実施例1に係る動画コンテンツの構成例を示す図である。図4は、実施例1に係るキーワード出現情報の構成例を示す図である。図5は、実施例1に係る動画コンテンツの属性情報の構成例を示す図である。図6は、実施例1に係る操作履歴の構成例を示す図である。図7は、実施例1に係るキーワード抽出例を示す図である。図8は、実施例1に係るユーザの操作概要を示す図である。図9は、実施例1に係る重要度の算出式を示す図である。図10は、実施例1に係る処理対象コンテンツ内のキーワードと重要度の対応付けを示す図である。図11は、実施例1に係る処理対象コンテンツからのシーン抽出を説明するための図である。
図2に示すように、実施例1に係る情報処理装置10は、AVデータ入力部11と、AVデータ表示部12と、記憶部13と、制御部14とから構成される。
このうち、AVデータ入力部11は、TV動画やインターネット配信動画などの動画コンテンツのデータの入力を受け付ける入力受付部であり、入力を受け付けた動画コンテンツのデータを後述するAVデータ録画部14aに出力する。AVデータ表示部12は、動画コンテンツを表示する出力表示部であり、後述するAVデータ再生部14bから受け付けた再生データを出力表示し、例えば、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)やスピーカなどを備えて構成される。
記憶部13は、制御部14による各種処理に必要なデータおよびプログラムなどを記憶する記憶部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、動画コンテンツ記憶部13aと、キーワード出現情報記憶部13bと、属性情報記憶部13cと、操作履歴情報記憶部13dと、経過時間情報記憶部13eとを備える。
動画コンテンツ記憶部13aは、後述するAVデータ録画部14aから格納されたTV動画やインターネット配信動画などの動画コンテンツのデータを記憶する。具体的には、動画コンテンツ記憶部13aは、図3に例示すように、文字情報を含んだ動画コンテンツのデータを記憶して構成される。ここで、文字情報とは、クローズド・キャプションのような字幕情報、音声データに対して音声認識処理に行うことにより取得されたデータ、およびテロップなどに対して文字認識処理を行うことにより取得されたデータなどがこれに該当する。
キーワード出現情報記憶部13bは、過去に、特殊再生処理の対象となった動画コンテンツを解析した際の解析データをキーワード出現情報として記憶する。具体的には、キーワード出現情報記憶部13bは、図4に例示すように、特殊再生処理の対象となった動画コンテンツに含まれていたキーワードと、そのキーワードを含んでいた動画コンテンツを識別する動画IDと、キーワードの出現形態と、動画コンテンツにおけるキーワードの出現開始位置および出現終了位置と、キーワードの重要度とを対応付けてキーワード出現情報として記憶して構成される。例えば、キーワード出現情報記憶部13bは、キーワード「シュート」と、動画ID「3698554」と、出現形態「音声」と、出現開始位置「0:20:54」および出現終了位置「0:20:55」と、重要度「0.814937」とを対応付けて記憶する。なお、動画IDは、上記のような識別子の他、ファイル名など動画IDを識別するための情報であればよい。
また、キーワードの重要度は、動画コンテンツ記憶部13aに記憶されている動画コンテンツから特殊再生用のシーンを抽出する場合に参照される情報であり、情報処理装置10内で初めて特殊再生処理が実行される場合に用いる重要度は、製品出荷時にプリセットで与えておく。また、キーワード出現情報記憶部13aに、重要度を含んだデフォルトのキーワード出現情報を製品出荷時に格納しておいてもよい。
なお、キーワード出現情報記憶部13aは、特許請求の範囲記載の「解析データ記憶手段」に対応する。
属性情報記憶部13cは、動画コンテンツ記憶部13aに記憶されたTV動画やインターネット配信動画などの動画コンテンツの属性情報を記憶する。具体的には、属性情報記憶部13cは、図5に例示するように、動画コンテンツを識別するための動画IDに対応付けて、コンテンツタイトルと、コンテンツの詳細と、コンテンツのジャンルと、コンテンツの開始日時(録画開始日時)と、コンテンツの終了日時(録画終了日時)と、放送局とを属性情報として記憶して構成される。
なお、属性情報記憶部13cは、特許請求の範囲記載の「属性情報記憶手段」に対応する。
操作履歴記憶部13dは、動画コンテンツ記憶部13aに記憶されたTV動画やインターネット配信動画などの動画コンテンツに対するユーザの操作履歴を記憶する。具体的には、操作履歴記憶部13dは、図6に例示するように、動画コンテンツを識別するための動画IDに対応付けて、ユーザの具体的な操作内容である操作と、動画コンテンツにおける操作開始位置である操作位置1と、動画コンテンツにおける操作終了位置である操作位置2と、捜査を行ったユーザを特定するためのユーザ情報とを対応付けて操作履歴として記憶して構成される。
なお、操作履歴記憶部13dは、特許請求の範囲記載の「操作履歴記憶手段」に対応する。
経過時間情報記憶部13eは、動画コンテンツ記憶部13aに記憶されたTV動画やインターネット配信動画などの動画コンテンツが録画されてからの経過時間、再生されてからの経過時間、あるいは両経過時間を記憶し、例えば、動画IDに対応付けて、動画コンテンツが録画または再生されてからの経過時間情報として記憶して構成される。
なお、経過時間情報記憶部13eは、特許請求の範囲記載の「経過時間情報記憶手段」に対応する。
制御部14は、所定の制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、AVデータ録画部14aと、AVデータ再生部14bと、キーワード抽出部14cと、特殊再生演算部14dとを備える。
AVデータ録画部14aは、TV動画やインターネット配信動画などの動画コンテンツのデータの入力をAVデータ入力部11から受け付けて、動画コンテンツ記憶部13aに格納する処理部である。
AVデータ再生部14bは、動画コンテンツ記憶部13aに記憶されている動画コンテンツを再生し、再生データをAVデータ表示部12に出力する処理部である。また、AVデータ再生部14bは、特殊再生演算部14dにより生成された特殊再生用データを用いて、動画コンテンツ記憶部13aに記憶されている動画コンテンツを特殊再生(例えば、ダイジェストやハイライトなどの特殊再生)し、特殊再生データをAVデータ表示部12に出力する。
なお、AVデータ再生部14bは、特許請求の範囲記載の「特殊再生手段」に対応する。
キーワード抽出部14cは、例えば、図7に示すように、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツからキーワードを抽出する処理部である。具体的に説明すると、キーワード抽出部14cは、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツを動画コンテンツ記憶部13aから読み込んで、クローズド・キャプションのような字幕情報、音声データに対して音声認識処理に行うことにより取得されたデータ、およびテロップなどに対して文字認識処理を行うことにより取得されたデータを文字情報として取得し、この文字情報に含まれる文字(例えば、「シュート」や「ゴール」、「サッカー」などの文字)をキーワードとして抽出する。そして、キーワード抽出部14cは、抽出キーワードを特殊再生演算部14dに出力する。
特殊再生演算部14dは、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツの特殊再生用データを生成する処理部である。具体的に説明すると、特殊再生演算部14dは、キーワード抽出部14cから抽出キーワードを受け付けると、キーワード出現情報記憶部13bからキーワード出現情報を読み込む。
そして、特殊再生演算部14dは、キーワード出現情報内のキーワードの中について、抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、検索にヒットした一致キーワードに付与されている重要度を各々取得する。
次に、特殊再生演算部14dは、一致キーワードに対応する動画IDをキーワード出現情報内から取得して、この動画IDに対応する属性情報を属性情報記憶部13cに記憶されている属性情報の中から各々取得する。そして、特殊再生処理の対象となっている動画コンテンツと属性情報が一致する動画IDに紐づく一致キーワードについて、先に取得した重要度を一定比率増加させることを決定する。
続いて、特殊再生演算部14dは、一致キーワードに対応する動画IDに対応した操作履歴を操作履歴記憶部13dに記憶されている操作履歴の中から各々取得する。そして、特殊再生演算部14dは、操作履歴から特定される再生操作回数に応じて、各操作履歴内の動画IDに紐づく一致キーワードの重要度を一定比率増加させることを決定するとともに、操作履歴に対応するユーザ情報が特殊再生処理を希望するユーザのユーザ情報と同一である場合には、ユーザ情報が互いに同一となった操作履歴内の動画IDに紐づく一致キーワードの重要度を一定比率増加させることを決定する。なお、特殊演算再生部14dは、例えば、図8に示すように、操作履歴内の操作として記憶されている再生開始や逆スキップの数から再生操作回数を特定できる。
さらに、特殊再生演算部14dは、一致キーワードに対応する動画IDに対応した経過時間情報を経過時間情報記憶部13eに記憶されている経過時間情報の中から各々取得する。そして、特殊再生演算部14dは、取得した経過時間情報に応じて、例えば、経過時間が所定の時間よりも短ければ、経過時間情報内の動画IDに紐づく一致キーワードの重要度を一定比率増加させることを決定する。
なお、録画からの経過時間が記憶されている場合には録画からの経過時間を用い、最初に再生されてからの経過時間が記憶されている場合には、最初に再生されてからの経過時間を用い、複数回の再生により最後に再生されてからの経過時間が記憶されている場合には、最後に再生されてからの経過時間を用いることができる。また、経過時間の長さに応じて増加させる比率を変更するようにすることもできる。
そして、特殊再生演算部14dは、図9に示す式(A)に、一定比率増加の決定を行った箇所(「属性比率」、「再生回数」、「ユーザ比率」および「経過時間比率」)に所定の変数を代入して、各抽出キーワードの重要度をそれぞれ算出する。
各抽出キーワードの重要度算出後、特殊再生演算部14dは、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置、および各抽出キーワードの重要度を対応付ける(図10参照)。そして、特殊再生演算部14dは、特殊再生処理対象である動画コンテンツ内の各抽出キーワードの検索位置および各抽出キーワードの重要度に基づいて、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから特殊再生用のシーンを抽出し、抽出された各シーンによる特殊再生を行うための特定再生用データを生成する。なお、特殊再生演算部14dは、各抽出キーワードの重要度と、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たなキーワード出現情報としてキーワード出現情報記憶部13aに格納する。
特殊再生演算部14dは、例えば、重要度の高い抽出キーワードをグループ化して、グループ化された抽出キーワードの出現開始位置および出現終了位置に基づいて、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから特殊再生用のシーンを抽出する。あるいは、特殊再生演算部14dは、抽出キーワードの重要度を補助的に用いて、音声データのみ、音声データと映像データとの組合せから判定して抽出したシーンごとに、シーンに含まれるキーワードの重要度を加算し、キーワードの重要度が加味された結果を最終的なシーンとしてそれぞれ抽出するようにしてもよい。
そして、特殊再生演算部14dは、生成した特殊再生用データをAVデータ再生部14bに出力する。
なお、特殊再生演算部14dは、上述したユーザ情報に基づく抽出キーワードの重要度の一定比率増加決定において、動画コンテンツの特殊再生処理を希望するユーザのユーザ情報をあらかじめ取得しているものとする。また、ユーザ情報は、ユーザIDのような識別子に限らず、例えば、コンピュータへのログインユーザ名、指紋認証および顔画像認証などによる認証情報のように、ユーザを特定できる情報を用いることができる。
なお、情報処理装置10は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置に、上記した制御部の各処理機能(AVデータ録画部14aと、AVデータ再生部14bと、キーワード抽出部14cと、特殊再生演算部14dに対応する処理機能)を搭載することによって実現することもできる。
[情報処理装置による処理(実施例1)]
続いて、図12および図13を用いて、実施例1に係る情報処理装置による処理を説明する。図12は、実施例1に係る情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。図13は、実施例1に係る重要度算出処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図12を用いて、実施例1に係る情報処理装置の全体的な処理の流れを説明する。同図に示すように、例えば、ユーザから特殊再生処理開示指示を受け付けると(ステップS1201肯定)、情報処理装置10は、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから取得した文字情報からキーワードを抽出し、抽出されたキーワード(以下、適宜「抽出キーワード」と記載する)の重要度を算出する重要度算出処理を実行する(ステップS1202)。
そして、情報処理装置10は、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置、および重要度算出処理により算出された各抽出キーワードの重要度に基づいて、特殊再生用データを生成する(ステップS1203)。
具体的に説明すると、実施例1に係る情報処理装置は、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置、および各抽出キーワードの重要度に基づいて、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから特殊再生用のシーンを抽出し、抽出された各シーンによる特殊再生を行うための特定再生用データを生成する。
AVデータ再生部14bは、特殊再生演算部14dにより生成された特殊再生用データを用いて、動画コンテンツ記憶部13aに記憶されている動画コンテンツを特殊再生(例えば、ダイジェストやハイライトなどの特殊再生)し、特殊再生データをAVデータ表示部12に出力する(ステップS1204)。
なお、図12では、特殊再生処理開始指示をトリガーとして、情報処理装置10が処理を実行する場合を説明したが、例えば、新たな動画コンテンツの録画が完了したことをトリガーとして、新たな動画コンテンツの特殊再生用データの生成(ステップS1203)までを実行するようにしてもよい。
次に、図13を用いて、実施例1に係る重要度算出処理の流れを説明する。同図に示すように、キーワード抽出部14cは、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツからキーワードを抽出する(ステップS1301、図7参照)。具体的に説明すると、キーワード抽出部14cは、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツを動画コンテンツ記憶部13aから読み込んで、クローズド・キャプションのような字幕情報、音声データに対して音声認識処理に行うことにより取得されたデータ、およびテロップなどに対して文字認識処理を行うことにより取得されたデータを文字情報として取得し、この文字情報に含まれる文字(例えば、「シュート」や「ゴール」、「サッカー」などの文字)をキーワードとして抽出する。そして、キーワード抽出部14cは、抽出キーワードを特殊再生演算部14dに出力する。
特殊再生演算部14dは、キーワード抽出部14cから抽出キーワードを受け付けると、キーワード出現情報記憶部13bからキーワード出現情報を読み込み、キーワード出現情報内のキーワードの中について、抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、検索にヒットした一致キーワードに付与されている重要度を各々取得する(ステップS1302)。
次に、特殊再生演算部14dは、一致キーワードに対応する動画IDをキーワード出現情報内から取得して、この動画IDに対応する属性情報を属性情報記憶部13cに記憶されている属性情報の中から各々取得する(ステップS1304)。そして、特殊再生処理の対象となっている動画コンテンツと属性情報が一致する動画IDに紐づく一致キーワードについて、先に取得した重要度を一定比率増加させることを決定する(ステップS1305)。
続いて、特殊再生演算部14dは、一致キーワードに対応する動画IDに対応した操作履歴を操作履歴記憶部13dに記憶されている操作履歴の中から各々取得する(ステップS1306)。そして、特殊再生演算部14dは、操作履歴から特定される再生操作回数に応じて、各操作履歴内の動画IDに紐づく一致キーワードの重要度を一定比率増加させることを決定するとともに、操作履歴に対応するユーザ情報が特殊再生処理を希望するユーザのユーザ情報と同一である場合には、ユーザ情報が互いに同一となった操作履歴内の動画IDに紐づく一致キーワードの重要度を一定比率増加させることを決定する(ステップS1307)。なお、特殊演算再生部14dは、操作履歴内の操作として記憶されている再生開始や逆スキップの数から再生操作回数を特定できる(図8参照)。
さらに、特殊再生演算部14dは、一致キーワードに対応する動画IDに対応した経過時間情報を経過時間情報記憶部13eに記憶されている経過時間情報の中から各々取得する(ステップS1308)。そして、特殊再生演算部14dは、取得した経過時間情報に応じて、例えば、経過時間が所定の時間よりも短ければ、経過時間情報内の動画IDに紐づく一致キーワードの重要度を一定比率増加させることを決定する(ステップS1309)。なお、経過時間の長さに応じて増加させる比率を変更してもよい。
そして、特殊再生演算部14dは、図9に示す式(A)に、一定比率増加の決定を行った箇所(「属性比率」、「再生回数」、「ユーザ比率」および「経過時間比率」)に所定の変数を代入して、各抽出キーワードの重要度をそれぞれ算出する(ステップS1310)。
[実施例1による効果]
上述してきたように、実施例1によれば、過去に同一装置内で録画または再生された動画コンテンツごとに、動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものをキーワード出現情報としてあらかじめ記憶し、キーワード出現情報の全てについて、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから抽出された各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出し、各抽出キーワードの重要度と、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たなキーワード出現情報として格納し、各抽出キーワードの検索位置および各抽出キーワードの重要度に基づいて殊再生用データを生成するので、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成することが可能である。
また、実施例1によれば、録画および再生、録画または再生された動画コンテンツごとに属性情報を記憶し、動画コンテンツごとに記憶されている属性情報の中から、一致キーワードに紐づく動画コンテンツの属性情報を各々取得し、特殊再生処理の対象となる動画コンテンツの属性情報と一致する属性情報が存在する場合には、この属性情報に対応した動画コンテンツに紐づく一致キーワードについて、一致キーワードに付与されている重要度を重み付けするので、動画コンテンツの属性(例えば、スポーツやニュースなどのジャンルやコンテンツのタイトルなど)を加味したキーワードの重要度を得ることができ、結果として、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成することが可能である。
また、実施例1によれば、録画および再生、録画または再生された動画コンテンツごとに、動画コンテンツに対してユーザが実行した操作内容を特定するためのユーザ操作履歴を記憶し、この操作履歴の中から、一致キーワードに紐づく動画コンテンツの操作履歴を各々取得し、操作履歴により特定される再生回数に応じて、操作履歴に対応する動画コンテンツに紐づく一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、各抽出キーワードの重要度を各々算出するので、ユーザの視聴傾向を加味したキーワードの重要度を得ることができ、結果として、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成することが可能である。
また、実施例1によれば、操作履歴に対応付けて、操作履歴に示される操作内容を実行したユーザを特定するためのユーザ情報を記憶し、一致キーワードに紐づく動画コンテンツの操作履歴に対応するユーザ情報を各々取得し、操作履歴に対応するユーザ情報が前記特殊再生処理を希望するユーザのユーザ情報と同一である場合には、ユーザ情報が同一である操作履歴に対応した動画コンテンツに紐づく一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、各抽出キーワードの重要度を各々算出するので、各ユーザに視聴傾向を強く反映させたキーワードの重要度を得ることができ、結果として、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成することが可能である。
また、実施例1によれば、動画コンテンツが録画または再生されてからの経過時間を動画コンテンツごとに記憶し、この経過時間の中から、一致キーワードに紐づく動画コンテンツの経過情報を各々取得して、取得された経過情報に応じて、経過情報に対応した動画コンテンツに紐づく一致キーワードの重要度を重み付けした上で、各抽出キーワードの重要度を各々算出するので、時間の流れとともに変化するユーザの視聴傾向を考慮したキーワードの重要度を得ることができ、結果として、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成することが可能である。
さて、これまで本発明を実施するための一実施形態として実施例1を説明してきたが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施形態について実施例2を説明する。
(1)類義キーワードの検索
上記の実施例1において、録画または再生された動画コンテンツごとに、動画コンテンツに含まれる各キーワードに類義する(意味内容が類似する)類義キーワードをあらかじめ記憶しておいて、各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行うとともに、各抽出キーワードに対応する類義キーワードを取得して、取得された類義キーワードの検索をキーワード出現情報の全てについて行い、一致キーワードおよび類義キーワードに付与されている重要度を各々取得して、取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出するようにしてもよい。
このようにすることで、動画コンテンツからのキーワード抽出を的確に行うことができ、結果として各抽出キーワードの重要度をより正確に算出することができる。
(2)動画配信サーバへの適用
また、上記の実施例1で説明した情報処理装置10が備える機能(例えば、キーワード抽出部14cや特殊演算処理部14dの機能)を、ネットワークを介してユーザに動画コンテンツを配信するサーバ等に適用することで、少なくとも文字情報を得られるサーバであれば実施例1に係る情報処理装置10と同様の処理を実行することができる。
(3)装置構成等
また、図2に示した情報処理装置10の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、情報処理装置10の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、AVデータ再生部14bと、キーワード抽出部14cと、特殊再生演算部14dとを統合するなど、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、情報処理装置10にて行なわれる各処理機能(例えば、制御部14の特殊再生演算部14dが実現する機能、図13参照)は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、情報処理装置10の特殊演算処理部14dと、キーワード出現情報記憶部13bと、属性情報記憶部13cと、操作履歴情報記憶部13dとを分散させて、本発明に係るデータ生成装置として機能させることもできる。このデータ生成装置は、すくなくとも文字情報が得られれば、特殊再生用データを生成して各種の情報処理装置に提供することができる。
(4)データ生成プログラム
ところで、本発明に係るデータ生成装置の機能として、上記の実施例1で説明した情報処理装置10が有する機能に基づいて実行される各種の処理(例えば、図12および図13等参照)は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図14を用いて、上記の実施例1と同様の機能を有するデータ生成プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図14は、データ生成プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、情報処理装置としてコンピュータ20は、入力部21、出力部22、HDD23、RAM24およびCPU25をバス30で接続して構成される。
ここで、入力部21は、ユーザから各種データの入力を受け付ける。出力部22は、各種情報を表示する。HDD23は、CPU25による各種処理の実行に必要な情報を記憶する。RAM24は、各種情報を一時的に記憶する。CPU25は、各種演算処理を実行する。
そして、HDD23には、図14に示すように、上記の実施例1に示した情報処理装置10の各処理部(例えば、キーワード抽出部14cや特殊演算処理部14d)と同様の機能を発揮するデータ生成プログラム23aと、データ生成用データ23bとがあらかじめ記憶されている。なお、このデータ生成プログラム23aを適宜分散させて、ネットワークを介して通信可能に接続された他のコンピュータの記憶部に記憶させておくこともできる。
そして、CPU25が、このデータ生成プログラム23aをHDD23から読み出してRAM24に展開することにより、図14に示すように、データ生成プログラム23aはデータ生成プロセス24aとして機能するようになる。そして、データ生成プロセス24aは、データ生成用データ23b等をHDD23から読み出して、RAM24において自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種処理を実行する。なお、データ生成プロセス24aは、図2に示した情報処理装置10の制御部14(例えば、キーワード抽出部14cや特殊演算処理部14d)において実行される処理にそれぞれ対応する。
なお、上記したデータ生成プログラム23aについては、必ずしも最初からHDD23に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ20に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ20に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ20がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施例1を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データを生成するデータ生成装置であって、
過去に同一装置内で録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものを解析データとしてあらかじめ記憶する解析データ記憶手段と、
前記解析データ記憶手段により記憶されている解析データの全てについて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから抽出された各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、当該一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、当該取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出する重要度算出手段と、
前記重要度算出手段により算出された各抽出キーワードの重要度と、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たな解析データとして格納する解析データ格納手段と、
前記解析データ格納手段により格納される前記各抽出キーワードの検索位置、および当該各抽出キーワードの重要度に基づいて、前記特殊再生用データを生成する特殊再生用データ生成手段と、
を備えたことを特徴とするデータ生成装置。
(付記2)前記録画または再生された動画コンテンツごとに属性情報をあらかじめ記憶する属性情報記憶手段をさらに備え、
前記重要度算出手段は、前記属性情報記憶手段により記憶されている属性情報の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの属性情報を各々取得し、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツの属性情報と一致する属性情報が存在する場合には、当該属性情報に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする付記1に記載のデータ生成装置。
(付記3)前記録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに対するユーザの操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段をさらに備え、
前記重要度算出手段は、前記操作履歴記憶手段により記憶されている操作履歴の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの操作履歴を各々取得し、当該操作履歴から特定される再生操作回数に応じて、当該操作履歴に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする付記1または2に記載のデータ生成装置。
(付記4)前記操作履歴記憶手段は、前記操作履歴に対応付けて、当該操作履歴に示される操作を実行したユーザを特定するためのユーザ情報を記憶し、
前記重要度算出手段は、前記操作履歴記憶手段により記憶されているユーザ情報の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの操作履歴に対応するユーザ情報を各々取得し、当該操作履歴に対応するユーザ情報が前記特殊再生処理を希望するユーザのユーザ情報と同一である場合には、ユーザ情報が互いに同一である操作履歴に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする付記3に記載のデータ生成装置。
(付記5)前記録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツが録画または再生されてからの経過時間を動画コンテンツごとに記憶する経過時間記憶手段をさらに備え、
前記経過情報記憶手段により記憶されている経過時間の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの経過情報を各々取得して、当該取得された経過情報に応じて、当該経過情報に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のデータ生成装置。
(付記6)前記録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに含まれる各キーワードに類義する類義キーワードをあらかじめ記憶する類義キーワード情報記憶手段をさらに備え、
前記重要度算出手段は、前記各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行うとともに、当該各抽出キーワードに対応する類義キーワードを前記類義キーワード情報記憶手段の中から取得して、当該取得された類義キーワードの検索を前記解析データ記憶手段により記憶されている解析データの全てについて行い、当該一致キーワードおよび当該類義キーワードに付与されている重要度を各々取得して、当該取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする付記1に記載のデータ生成装置。
(付記7)動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データの生成処理をコンピュータに実行させるデータ生成プログラムであって、
過去に同一装置内で録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものを解析データとしてあらかじめ記憶部に記憶する解析データ記憶手順と、
前記解析データ記憶手順により記憶部に記憶された解析データの全てについて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから抽出された各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、当該一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、当該取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出する重要度算出手順と、
前記重要度算出手順により算出された各抽出キーワードの重要度と、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たな解析データとして記憶部に格納する解析データ格納手順と、
前記解析データ格納手順により格納される前記各抽出キーワードの検索位置、および当該各抽出キーワードの重要度に基づいて、前記特殊再生用データを生成する特殊再生用データ生成手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ生成プログラム。
(付記8)前記録画または再生された動画コンテンツごとに属性情報をあらかじめ記憶部に記憶する属性情報記憶手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記重要度算出手順は、前記属性情報記憶手順により記憶部に記憶された属性情報の中から、前記一致キーワードを含んだ解析データに対応する動画コンテンツの属性情報を各々取得し、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツの属性情報と一致する属性情報が存在する場合には、当該属性情報に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする付記7に記載のデータ生成プログラム。
(付記9)前記録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに対するユーザの操作履歴をあらかじめ記憶部に記憶する操作履歴記憶手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記重要度算出手順は、前記操作履歴記憶手順により記憶部に記憶された操作履歴の中から、前記一致キーワードを含んだ解析データに対応する動画コンテンツの操作履歴を各々取得し、当該操作履歴から特定される再生操作回数に応じて、当該操作履歴に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする付記7または8に記載のデータ生成プログラム。
(付記10)前記操作履歴記憶手順は、前記操作履歴に対応付けて、当該操作履歴に示される操作を実行したユーザを特定するためのユーザ情報をあらかじめ記憶部に記憶し、
前記重要度算出手順は、前記操作履歴記憶手順により記憶部に記憶された操作履歴の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの操作履歴に対応するユーザ情報を各々取得し、当該操作履歴に対応するユーザ情報が前記特殊再生処理を希望するユーザのユーザ情報と同一である場合には、ユーザ情報が互いに同一である操作履歴に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする付記9に記載のデータ生成プログラム。
(付記11)前記動画コンテンツが録画または再生されてからの経過時間を動画コンテンツごとに記憶部に記憶する経過時間記憶手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記経過情報記憶手順により記憶部に記憶された経過時間の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの経過情報を各々取得して、当該取得された経過情報に応じて、当該経過情報に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする付記7〜10のいずれか一つに記載のデータ生成プログラム。
(付記12)前記録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに含まれる各キーワードに類義する類義キーワードをあらかじめ記憶部に記憶する類義キーワード情報記憶手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記重要度算出手順は、前記各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行うとともに、前記類義キーワード情報記憶手順により記憶部に記憶された類義キーワードの中から、当該各抽出キーワードに対応する類義キーワードを取得して、当該取得された類義キーワードの検索を前記解析データ記憶手順により記憶部に記憶された解析データの全てについて行い、当該一致キーワードおよび当該類義キーワードに付与されている重要度を各々取得して、当該取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする付記7に記載のデータ生成プログラム。
(付記13)動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データを用いて、前記動画コンテンツの特殊再生処理を行う情報処理装置であって、
過去に同一装置内で録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものを解析データとしてあらかじめ記憶する解析データ記憶手段と、
前記解析データ記憶手段により記憶されている解析データの全てについて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから抽出された各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、当該一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、当該取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出する重要度算出手段と、
前記重要度算出手段により算出された各抽出キーワードの重要度と、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たな解析データとして格納する解析データ格納手段と、
前記解析データ格納手段により格納される前記各抽出キーワードの検索位置、および当該各抽出キーワードの重要度に基づいて、前記特殊再生用データを生成する特殊再生用データ生成手段と、
前記特殊再生用データ生成手段により生成された前記特殊再生用データを用いて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツを特殊再生する特殊再生手段と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置。
以上のように、本発明に係るデータ生成装置、データ生成プログラムおよび情報処理装置は、蓄積されている動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データの生成する場合等に有用であり、特に、特殊再生という目的を満足するだけの高い精度を持った特殊再生用のデータを生成することに適する。
実施例1に係る情報処理装置の概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る動画コンテンツの構成例を示す図である。 実施例1に係るキーワード出現情報の構成例を示す図である。 実施例1に係る動画コンテンツの属性情報の構成例を示す図である。 実施例1に係る操作履歴の構成例を示す図である。 実施例1に係るキーワード抽出例を示す図である。 実施例1に係るユーザの操作概要を示す図である。 実施例1に係る重要度の算出式を示す図である。 実施例1に係る処理対象コンテンツ内のキーワードと重要度の対応付けを示す図である。 実施例1に係る処理対象コンテンツからのシーン抽出を説明するための図である。 実施例1に係る情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係る重要度算出処理の流れを示すフローチャートである。 データ生成プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
10 情報処理装置
11 AVデータ入力部
12 AVデータ表示部
13 記憶部
13a 動画コンテンツ記憶部
13b キーワード出現情報記憶部
13c 属性情報記憶部
13d 操作履歴情報記憶部
13e 経過時間情報記憶部
14 制御部
14a AVデータ録画部
14b AVデータ再生部
14c キーワード抽出部
14d 特殊再生演算部
20 コンピュータ(情報処理装置)
21 入力部
22 出力部
23 HDD(Hard Disk Drive)
23a データ生成プログラム
23b データ生成用データ
24 RAM(Random Access Memory)
24a 配線設計処理プロセス
25 CPU(Central Processing Unit)
30 バス

Claims (7)

  1. 動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データを生成するデータ生成装置であって、
    過去に同一装置内で録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものを解析データとしてあらかじめ記憶する解析データ記憶手段と、
    前記解析データ記憶手段により記憶されている解析データの全てについて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから抽出された各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、当該一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、当該取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出する重要度算出手段と、
    前記重要度算出手段により算出された各抽出キーワードの重要度と、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たな解析データとして格納する解析データ格納手段と、
    前記解析データ格納手段により格納される前記各抽出キーワードの検索位置、および当該各抽出キーワードの重要度に基づいて、前記特殊再生用データを生成する特殊再生用データ生成手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ生成装置。
  2. 前記録画または再生された動画コンテンツごとに属性情報をあらかじめ記憶する属性情報記憶手段をさらに備え、
    前記重要度算出手段は、前記属性情報記憶手段により記憶されている属性情報の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの属性情報を各々取得し、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツの属性情報と一致する属性情報が存在する場合には、当該属性情報に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする請求項1に記載のデータ生成装置。
  3. 前記録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに対するユーザの操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段をさらに備え、
    前記重要度算出手段は、前記操作履歴記憶手段により記憶されている操作履歴の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの操作履歴を各々取得し、当該操作履歴から特定される再生操作回数に応じて、当該操作履歴に紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ生成装置。
  4. 前記操作履歴記憶手段は、前記操作履歴に対応付けて、当該操作履歴に示される操作を実行したユーザを特定するためのユーザ情報を記憶し、
    前記重要度算出手段は、前記操作履歴記憶手段により記憶されているユーザ情報の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの操作履歴に対応するユーザ情報を各々取得し、当該操作履歴に対応するユーザ情報が前記特殊再生処理を希望するユーザのユーザ情報と同一である場合には、ユーザ情報が互いに同一である操作履歴に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする請求項3に記載のデータ生成装置。
  5. 前記録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツが録画または再生されてからの経過時間を動画コンテンツごとに記憶する経過時間記憶手段をさらに備え、
    前記経過情報記憶手段により記憶されている経過時間の中から、前記一致キーワードに紐づく動画コンテンツの経過情報を各々取得して、当該取得された経過情報に応じて、当該経過情報に対応した動画コンテンツに紐づく前記一致キーワードの重要度を各々重み付けした上で、前記各抽出キーワードの重要度を各々算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のデータ生成装置。
  6. 動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データの生成処理をコンピュータに実行させるデータ生成プログラムであって、
    過去に同一装置内で録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものを解析データとしてあらかじめ記憶部に記憶する解析データ記憶手順と、
    前記解析データ記憶手順により記憶部に記憶された解析データの全てについて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから抽出された各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、当該一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、当該取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出する重要度算出手順と、
    前記重要度算出手順により算出された各抽出キーワードの重要度と、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たな解析データとして記憶部に格納する解析データ格納手順と、
    前記解析データ格納手順により格納される前記各抽出キーワードの検索位置、および当該各抽出キーワードの重要度に基づいて、前記特殊再生用データを生成する特殊再生用データ生成手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ生成プログラム。
  7. 動画コンテンツの特殊再生処理に必要となる特殊再生用データを用いて、前記動画コンテンツの特殊再生処理を行う情報処理装置であって、
    過去に同一装置内で録画または再生された動画コンテンツごとに、当該動画コンテンツに含まれる各キーワードについて重要度を付与したものを解析データとしてあらかじめ記憶する解析データ記憶手段と、
    前記解析データ記憶手段により記憶されている解析データの全てについて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツから抽出された各抽出キーワードに一致する一致キーワードの検索を行って、当該一致キーワードに付与されている重要度を各々取得し、当該取得された各重要度を用いて各抽出キーワードの重要度を各々算出する重要度算出手段と、
    前記重要度算出手段により算出された各抽出キーワードの重要度と、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツにおける各抽出キーワードの検索位置とをそれぞれ対応付けて、新たな解析データとして格納する解析データ格納手段と、
    前記解析データ格納手段により格納される前記各抽出キーワードの検索位置、および当該各抽出キーワードの重要度に基づいて、前記特殊再生用データを生成する特殊再生用データ生成手段と、
    前記特殊再生用データ生成手段により生成された前記特殊再生用データを用いて、前記特殊再生処理の対象となる動画コンテンツを特殊再生する特殊再生手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
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