JP2009136977A - Rotary tool - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、ドリル、ドライバに適用して好適な回転工具に関するものである。詳しくは、付勢部材の付勢力を受けるように把持本体に対して上下動自在かつ回転自在に係合され、かつ、把持本体の突起部に当接される螺旋状の溝部を有した回転軸体を備え、回転軸体は、付勢部材による付勢力と把持本体に加わる外力とにより上下動を伴って回転し、単純な構成で把持本体を握り直さずに回転軸体を回転できるようにすると共に、作業時の作業負担を軽減できるようにしたものである。 The present invention relates to a rotary tool suitable for application to a drill or a driver. Specifically, the rotary shaft is engaged with the gripping body so as to be able to move up and down and rotate so as to receive the biasing force of the biasing member, and has a spiral groove that comes into contact with the protrusion of the gripping body. The rotating shaft body is rotated with vertical movement by the urging force of the urging member and the external force applied to the gripping body, so that the rotating shaft body can be rotated without re-gripping the gripping body with a simple configuration. In addition, the work load during work can be reduced.
従来、加工材料の孔開けやビス止めなどにドリル、ドライバが使用されてきた。特に、大量に孔開けやビス止めなどを行う作業の場合、作業者の手が疲れてしまう為、ラチェット式や電動式のものが使用されてきた。 Conventionally, drills and drivers have been used for drilling and screwing processed materials. In particular, in the case of a large amount of drilling or screwing work, the operator's hand gets tired, so ratchet type or electric type has been used.
ラチェット式のドライバは、グリップ本体、回転軸及びラチェット機構を備え、グリップ本体にラチェット機構を介して回転自在に取り付けられた回転軸は、グリップ本体の反復動作によりビスを着脱するようになされる。例えば、被取付部材に取付部材を介してビス当て、このビスのプラス形状溝にラチェット式ドライバ先端部を当接し、グリップ本体を手動でビス締め方向に回転することにより回転軸が回転し、グリップ本体を握り直さないでグリップ本体を逆回転することにより回転軸は回転せずにグリップ本体のみが回転する。この反復動作により、グリップ本体を握り直さないでビスを締めることができるようにしたというものである。 The ratchet type driver includes a grip body, a rotation shaft, and a ratchet mechanism, and a rotation shaft that is rotatably attached to the grip body via the ratchet mechanism is configured to attach and detach screws by repetitive operations of the grip body. For example, a screw is applied to a member to be mounted via a mounting member, a ratchet screwdriver tip is brought into contact with the positive groove of this screw, and the grip body is manually rotated in the screw tightening direction to rotate the rotating shaft. By rotating the grip body in reverse without gripping the body, only the grip body rotates without rotating the rotating shaft. This repetitive motion enables the screws to be tightened without re-gripping the grip body.
電動式のドライバは、グリップ本体、回転軸及び駆動部を備え、グリップ本体に駆動部を介して回転軸が回転自在に取り付けられている。例えば、被取付部材に取付部材を介してビスを当て、このビスのプラス形状溝に電動式のプラスドライバ先端部を当接し、駆動部により回転軸をビス締め方向に回転することによりビスが締められる。 The electric driver includes a grip body, a rotation shaft, and a drive unit, and the rotation shaft is rotatably attached to the grip body through the drive unit. For example, a screw is applied to a member to be mounted via a mounting member, the tip of an electric plus driver is brought into contact with the positive groove of the screw, and the screw is tightened by rotating the rotating shaft in the screw tightening direction by the drive unit. It is done.
このようなドライバに関連して、特許文献1には手動式ドライバが開示されている。この手動式ドライバによれば、把手の基端に把手の軸方向と交叉する方向に突き出された回転操作用の着色されたバーを備える。これにより、バーを介してドライバを、その種類や用途などに応じて色分けできるので、外観から一目で必要とするドライバを特定できるようにしたというものである。
In relation to such a driver,
また、実用新案文献1には、ドライバが開示されている。このドライバによれば、ラチェット機構2が握り柄1の後段に収容され、この握り柄1内に収容されたラチェット機構2の連結棹22が相当の長さを保持するように伸ばされているため、長形の工具ヘッドがより深い結合長を得られるようになる。これにより、結合後も全体長が長くならないので、安定した結合性と携帯の利便性を向上できるようにしたというものである。
Further,
更にまた、実用新案文献2には、手動式ドリル・ドライバが開示されている。この手動式ドリル・ドライバによれば、クロス状に設けたカンチレバー3,4の働きにより、限られたスペースで往復させるラックギアー5の両面に、正転用と逆転用のピニヨンギアー6を咬み合わせ、各々同軸で直結の第二ギアー7を設け、それに各々第三(ワンウェイクラッチ)ギアー8を咬み合わせ、両第三ギアーの下部にプッシングピース36を設け、各々同軸で第三ギアーと同じ形状の第四ギアー9を、双方の各々逆方向のワンウェイクラッチ歯どうしを向き合わせて軸方向に自由に設け、第四ギアーは共に第五ギアーと咬み合い、第五ギアー10と同軸の第六ギアー11に噛み合わせた第七ギアー12でドライブシャフト13を駆動し、ドライブシャフトの中間にワンウェイ機構を設け、セレクト機構でワンウェイクラッチギアーを制御し回転方向を切り替えるようになされる。この構造により、コンパクトで携帯性に優れるようにしたというものである。
Furthermore, Utility
ところで、従来例に係るドリル、ドライバによれば特許文献1、実用新案文献1及び2に見られるように、次のような問題点がある。
i)ラチェット式ドライバには、複雑なラチェット構造が備えられている為にドライバ本体が重くなるので携帯時に負担が掛かり、かつ、作業中にも疲労度が増大する。
ii)電源式の電動ドライバは近くに電源が必要であり、更にコード長が10m程度なので使用場所が限られる。また、コードレス式の電動ドライバにはバッテリーが備えられているので本体が1.5kg程度の重量があり、携帯する場合に不便である。また、電動式であればコードが作業の邪魔になったり、コードに他人の足が引っかかり事故が発生する恐れがある。バッテリー式であれば作業中にバッテリー切れになり、作業が中断する可能性がある。
By the way, according to the drill and the driver according to the conventional example, as seen in
i) Since the ratchet type driver is provided with a complicated ratchet structure, the driver body becomes heavy, so that a burden is imposed when carrying it, and the degree of fatigue increases during work.
ii) A power source type electric driver requires a power source nearby, and the cord length is about 10 m, so the place of use is limited. In addition, since the cordless electric driver is equipped with a battery, the main body has a weight of about 1.5 kg, which is inconvenient for carrying. Moreover, if it is electric, there is a risk that the cord may interfere with work, or an accident may occur due to someone else's foot getting caught in the cord. If it is a battery type, the battery will run out during the work, and the work may be interrupted.
そこで、本発明はこのような従来例に係る課題を解決したものであって、ドライバの構造を工夫してドライバのグリップを握り直さないでドライバの軸を回転することができるようにした単純な構成の回転工具を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention solves such a problem related to the conventional example, and the driver's structure is devised so that the driver's shaft can be rotated without re-gripping the driver's grip. An object of the present invention is to provide a rotating tool having a configuration.
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の回転工具は、一端が作用部を成す回転軸体を有した回転工具であって、一端に開口部を有し、他端が所定形状を成し、かつ、中空の内部に突起部を有した把持本体と、前記開口部から挿入されて前記把持本体の内部に取り付けられ、前記回転軸体に付勢力を付与する付勢部材と、前記付勢部材の付勢力を受けるように前記把持本体に対して上下動自在かつ回転自在に係合され、かつ、前記突起部に当接される螺旋状の溝部を有した回転軸体とを備え、前記回転軸体は、前記付勢部材による付勢力と前記把持本体に加わる外力とにより上下動を伴って回転することを特徴とするものである。
In order to solve the above-described problem, the rotary tool according to
本発明に係る回転工具によれば、回転軸体は、付勢部材の付勢力を受けるように把持本体に対して上下動自在かつ回転自在に係合され、かつ、把持本体の突起部に当接される螺旋状の溝部を有し、付勢部材による付勢力と把持本体に加わる外力とにより上下動を伴って回転する。 According to the rotary tool of the present invention, the rotary shaft body is engaged with the gripping body so as to be movable up and down and rotatable so as to receive the biasing force of the biasing member, and contacts the protrusion of the gripping body. It has a spiral groove portion in contact with it, and rotates with vertical movement by an urging force by the urging member and an external force applied to the gripping body.
これにより、単純な構成で把持本体を握り直さずに回転軸体を回転することができる。 Thereby, it is possible to rotate the rotary shaft body without re-gripping the grip body with a simple configuration.
本発明に係る回転工具によれば、付勢部材の付勢力を受けるように把持本体に対して上下動自在かつ回転自在に係合され、かつ、把持本体の突起部に当接される螺旋状の溝部を有した回転軸体を備え、回転軸体は、付勢部材による付勢力と把持本体に加わる外力とにより上下動を伴って回転するものである。 According to the rotary tool of the present invention, the spiral tool is engaged with the gripping body so as to be movable up and down and rotatable so as to receive the biasing force of the biasing member, and is in contact with the protrusion of the gripping body. The rotary shaft body is provided with a vertical movement due to an urging force by the urging member and an external force applied to the gripping body.
この構成によって、単純な構成で把持本体を握り直さずに回転軸体を回転することができる。従って、軽量化されるので携帯性に優れ、かつ、作業時の作業負担を軽減することができる。 With this configuration, it is possible to rotate the rotating shaft body without re-gripping the grip body with a simple configuration. Therefore, since it is reduced in weight, it is excellent in portability, and the work load at the time of work can be reduced.
続いて、本発明の実施例に係る回転工具について、図面を参照しながら説明をする。 Subsequently, a rotary tool according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明に係る第1の実施例としてのドライバ100の構成例を示す斜視図である。図1に示すドライバ100は回転工具の一例であり、一端が作用部を成す回転軸体を有した場合であって、グリップ本体1、ドライバ軸2、コイルバネ3(図2に示す)及び固定ボタン4を備える。
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration example of a
グリップ本体1は、把持本体の一例であり、一端に第1の開口部18を有し他端が閉塞形成され、かつ、中空の内部に突起部を有している。グリップ本体1は、プラスチックなどの絶縁体素材の射出金型成形品である。
The
ドライバ軸2は、回転軸体の一例であり、コイルバネ3の付勢力を受けるようにグリップ本体1に対して上下動自在かつ回転自在に係合されている。
The
固定ボタン4は、回転停止部材の一例であり、グリップ本体1の開口部18から閉塞形成された他端までをグリップ全長とした時、開口部18からグリップ全長の3分の1の位置に設けられ、ドライバ軸2の回転を停止する。例えば、螺合されているネジを螺合解除する場合に、最初の解除方向の回転力は大きな力を必要とするため固定ボタン4を押圧してドライバ軸2を固定して手首を回転させてネジを若干緩める。その後、圧縮されたコイルバネ3の付勢力を利用してネジを完全に螺合解除する。
The
図2は、コイルバネ3伸長時のドライバ100の構成例を示す断面図である。図2に示すグリップ本体1は、筒形状のドライバ軸の係合部材7を備える。
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a configuration example of the
筒形状の係合部材7は、ドライバ軸抜止部9、突起部10a〜10d、底ふた11、第1の開口部19a及び第2の開口部19bを備える。係合部材7の底面は底ふた11で塞がれている。
The cylindrical
ドライバ軸抜止部9は、係合部材7の開口部19aから底までを係合部材全長としたとき、開口部19aから3分の1程度の位置に、ドライバ軸2の後端抜止部8に引っ掛かるように内面に形成され、ドライバ軸2が係合部材7から抜け出るのを止めている。
The driver
突起部10a〜10dは、ドライバ軸2に形成された溝部5に当接し、ドライバ軸2の上下動を伴ってドライバ軸2が回転するように内面に4箇所ほど形成されている。例えば、4個の突起部10a〜10dは、開口部19a近傍の突起部10aと突起部10aから係合部材全長の6分の1程度真下に位置する突起部10bと、突起部10bの正面に位置する突起部10cと突起部10cから6分の1程度真下に位置する突起部10dである。
The
開口部19aは、筒形状の係合部材7の頂部面が開口されたものである。開口部19bは、開口部19aから係合部材全長6分の1程度の下の位置に、固定ボタン4が備えられるために開口されたものであり、軸方向に対して垂直方向に突き出した筒状部を有している。
The opening 19a is formed by opening the top surface of the
コイルバネ3は、付勢部材の一例であり、底ふた11が開いた状態で挿入され、グリップ本体1の係合部材7の内部に取り付けられ、ドライバ軸2に付勢力を付与する。ドライバ軸2とコイルバネ3の摩擦を和らげる為に、ドライバ軸2とコイルバネ3の間に球体の中間部材6が備えられている。
The
ドライバ軸2は、係合部材7の内部の突起部10a〜10dに当接される螺旋状の溝部5を有しており、コイルバネ3による付勢力とグリップ本体1に加わる外力とにより上下動を伴って回転する。これにより、単純な構成でグリップ本体1を握り直さずにドライバ軸2を回転することができる。更に、手動式により電源が必要でない為、作業の自由度が向上する。また更に、バッテリーが必要でない為、軽量で長時間使用することができる。
The
図3は、コイルバネ3伸長時のドライバ100の構成例を一部拡大した断面図である。図3に示す固定ボタン4は、開口部19bに可動自在に取付けられている。ドライバ軸2の回転を停止する場合に、固定ボタン4が押圧される。これにより、固定ボタン4の先端部に取付けられた回転停止用ゴム17がドライバ軸2に当接されてドライバ軸2の回転をゴムの圧力により停止する。
FIG. 3 is a partially enlarged cross-sectional view of a configuration example of the
図4は、コイルバネ3圧縮時のドライバ100の構成例を示す断面図である。図4に示すドライバ軸2は、例えば、作業者がドライバ軸2の先端部をネジ頭に当ててグリップ本体1をネジ締め方向に押圧した場合に、ドライバ軸2が右回転しながらネジを締めると共に、ドライバ軸2がグリップ本体1の内部に巻き込まれてコイルバネ3が圧縮され、圧縮された状態で、固定ボタン4によりドライバ軸2の回転を停止したものである。
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating a configuration example of the
図5は、コイルバネ3圧縮時のドライバ100の構成例を一部拡大した断面図である。図5に示す固定ボタン4は、作業者が固定ボタン4を押圧してドライバ軸2の回転を停止することにより圧縮されたコイルバネ3の付勢力を止めている状態である。
FIG. 5 is a partially enlarged cross-sectional view of a configuration example of the
この押圧された固定ボタン4を解除すると、ドライバ軸2は、コイルバネ3の付勢力を中間部材6を介して受け、ドライバ軸2の後端抜止部8がドライバ軸抜止部9に当接する位置まで、左回転しながらグリップ本体1の外部へ移動する。
When the pressed
図6A及びBは、ドライバ軸2の構成例を示す説明図である。図6Aに示すドライバ軸2は正面図である。ドライバ軸2は金属素材の鋳型成形品であり、ドライバ軸2全長の周囲に螺旋状に溝部5が形成され、先端にはプラス形状の作用部20が形成され、後端には、後端抜止部8が形成されている。
6A and 6B are explanatory diagrams illustrating a configuration example of the
例えば、ドライバ軸2の作用部20の形状はプラス形状であり、マイナス形状、ドリル形状などが装着可能である。また、例えば、図示しないがビット交換可能なドライバ軸を用いれば、上述した各々の形状を成したビットをドライバ軸のビット装着部に装着することにより、ドライバ軸のビットを交換することができる。
For example, the shape of the
溝部5の深さは、1〜3mm程度であり、溝部5の角度は、ドライバ軸2の軸方向に垂直な面を基準にして45度〜65度程度である。この角度は、ドライバ軸2の軸方向への押圧力とコイルバネ3の付勢力を利用した上下動に伴って、ドライバ軸2が円滑に回転するように設定される。また、ドライバ軸2は、フラットバーをねじって形成されたものでもよい。図6Bに示すドライバ軸2は上面図である。作用部20の形状はプラス形状である。
The depth of the
図7は、ドライバ軸2を係合部材7に取り付ける例を示す説明図である。図7に示すドライバ軸2は、係合部材7の底ふた11が取付けられる側から開口部19aへ向かってドライバ軸2の後端抜止部8が係合部材7のドライバ軸抜止部9に引っ掛かるまで、溝部5に突起部10a〜10dを当接させて左回転させながら挿入される。続いて、同じ方向から球体の中間部材6、コイルバネ3を可動自在に取り付け、最後に、底ふた11をスポット溶接(抵抗溶接)により係合部材7の底に溶接する。
FIG. 7 is an explanatory view showing an example in which the
図8は、固定ボタン4を係合部材7に取り付ける例を示す説明図である。図8に示す固定ボタン4は、ストッパー12、バネ13、ストッパー付きボタン部14、開口部付きふた15、ボタンふた16及び回転停止用ゴム17を備える。開口部19bに形成されたストッパー抜止部21にストッパー12を取り付け、続いて、バネ13、回転停止用ゴム17付きのストッパー付ボタン部14を取り付け、スポット溶接により開口部付ふた15を開口部19bに取り付け、最後に、ストッパー付ボタン部14にボタンふた16を取り付ける。
FIG. 8 is an explanatory view showing an example in which the
続いて、図9〜図11を参照してドライバ100の動作例を説明する。図9A〜Cは、ドライバ100のネジ締めの動作例(その1)を示す工程図である。例えば木材などにネジ30を締め付ける場合の一連の動作を示す。図9Aに示すドライバ100は、コイルバネ3が伸長した状態(図2参照)で、ドライバ軸2の作用部20がネジ30のネジ頭に当接されている。このネジ30の先端部は木材に当接されている。この状態で作業者は、ドライバ100のグリップ本体1を握り、グリップ本体1を回転させずにドライバ軸2の軸方向Pへ押圧する。
Subsequently, an operation example of the
グリップ本体1を軸方向Pへ押圧後、図9Bに示すドライバ軸2は、螺旋状に形成された溝部5に当接したグリップ本体1の内部の突起部10a〜10dにより、所定数ほど右回転されながら内部へ巻き込まれると共にコイルバネ3が圧縮される。このとき、ドライバ軸2の作用部20に当接されたネジ30は、所定数ほど右回転されたドライバ軸2によりネジ30の全長の半分ほど木材に捻じ込まれる。
After the
この状態から更に、グリップ本体1を軸方向Pへ押圧する。更に押圧した結果、図9Cに示すドライバ100は、ドライバ軸2が所定数ほど右回転されながら内部へ巻き込まれると共に、図4に示したようにコイルバネ3が完全に圧縮される。このとき、ネジ30は右回転されたドライバ軸2により完全に木材に捻じ込まれる。このようにして、グリップ本体1を握り直さずにドライバ軸2を回転させてネジ30を捻って木材などに固定することができる。
From this state, the
図10A〜Eは、ドライバ100のネジ締めの動作例(その2)を示す工程図である。例えば木材などにネジ31を締め付ける場合の一連の動作を示す。ネジ31の全長はネジ30の全長と比較して若干長い。図10Aに示すドライバ100は、コイルバネ3が伸長した状態で、ドライバ軸2の作用部20がネジ31のネジ頭に当接されている。このネジ31の先端部は木材に当接されている。この状態で作業者は、ドライバ100のグリップ本体1を握り、グリップ本体1を回転させずにグリップ本体1をドライバ軸2の軸方向Pへ押圧する。
10A to 10E are process diagrams illustrating an operation example (part 2) of screw tightening of the
グリップ本体1を軸方向Pへ押圧後、図10Bに示すドライバ軸2は、螺旋状に形成された溝部5に当接したグリップ本体1内部の突起部10a〜10dにより、所定数ほど右回転されながら内部へ巻き込まれると共にコイルバネ3が完全に圧縮される。コイルバネ3が完全に圧縮されたとき、ドライバ軸2の作用部20に当接されたネジ31は、所定数ほど右回転されたドライバ軸2によりネジ31の全長の3分の2程度木材に捻じ込まれる。このとき、ネジ31が3分の1程度残っているが、コイルバネ3が完全に圧縮されているので、これ以上グリップ本体1を軸方向Pへ押圧することができない。この場合、作業者はコイルバネ3が圧縮された状態で、固定ボタン4を押す。固定ボタン4が押されると、固定ボタン4の先端部に取付けられた回転停止用ゴム17がドライバ軸2に当接されてドライバ軸2の回転をゴムの圧力により停止する。ドライバ軸2の回転停止後、図10Cに示すように、ドライバ軸2の回転が停止された状態で、作業者はドライバ軸2の作用部20をネジ31のネジ頭から一旦引き離す。
After the
作用部20がネジ31から引き離された後、作業者は、固定ボタン4の押圧を解除する。固定ボタン4の押圧が解除されると、図10Dに示すようにドライバ軸2は、圧縮されたコイルバネ3の付勢力により左回転しながら外部へ移動して伸長し、図10Aの初期状態に戻る。
After the
ドライバ軸2の伸長後、作業者は再びドライバ軸2の作用部20を、途中まで捻られたネジ31のネジ頭に当接してグリップ本体1を回転させずにグリップ本体1を軸方向Pへ押圧する。グリップ本体1を軸方向Pへ押圧後、図10Eに示すドライバ軸2は、右回転されながら内部へ巻き込まれると共にコイルバネ3が半分程度圧縮される。このとき、ドライバ軸2の作用部20に当接されたネジ31は、所定数ほど右回転されたドライバ軸2により完全に木材に捻じ込まれる。このようにして、全長が長いネジ31に対して固定ボタン4を使用し、グリップ本体1を握り直さずにドライバ軸2を回転させてネジ31を捻って木材などに固定することができる。
After the
図11A〜Eは、ドライバ100のネジ緩めの動作例を示す工程図である。図11Aに示すドライバ100は外力が加えられていない初期状態である。図11Bに示すドライバ100は、図11Aのドライバ100のドライバ軸2が縮められた状態で停止されたものである。例えば、図9Cに示したように、ドライバ軸2の作用部20がネジ30に当接された状態で、グリップ本体1がドライバ軸2の軸方向Pへ押圧され、ドライバ軸2が右回転されながら内部へ巻き込まれて縮められる。ドライバ軸2が縮められた後、固定ボタン4が押されてドライバ軸2の回転が停止される。
FIGS. 11A to 11E are process diagrams showing an example of screw loosening operation of the
図11Cに示すドライバ100は、図11Bのドライバ100のドライバ軸2の作用部20が、木材などに捻られたネジ30に当接されたものである。このとき、固定ボタン4が押されてドライバ軸2の回転が停止されている。
In the
図11D及びEに示すドライバ100は、図11Cのドライバ100の固定ボタン4の押圧が解除されたものである。ドライバ100のドライバ軸2は、圧縮されたコイルバネ3の付勢力により軸方向Pに押し出されると共に、螺旋状に形成された溝部5に当接したグリップ本体1内部の突起部10a〜10dにより、左回転されながら外部へ移動する。このとき、ドライバ軸2の作用部20に当接されたネジ30は、左回転されたドライバ軸2により木材から緩められる。これにより、グリップ本体1を握り直さずにドライバ軸2を回転させてネジ30を緩めて木材などから抜き出すことができる。
The
このように、本発明に係る第1の実施例としてのドライバ100によれば、コイルバネ3の付勢力を受けるようにグリップ本体1に対して上下動自在かつ回転自在に係合され、かつ、グリップ本体1に備えられた係合部材7の突起部10a〜10dに当接される螺旋状の溝部5を有したドライバ軸2を備え、ドライバ軸2は、コイルバネ3による付勢力とグリップ本体1に加わる外力とにより上下動を伴って回転する。
As described above, according to the
これにより、単純な構成でグリップ本体1を握り直さずにドライバ軸2を回転することができる。従って、軽量化されているので携帯性に優れており、かつ、作業時の作業負担を軽減することができる。
Thereby, the
図12は、本発明に係る第2実施例としてのドライバ200の構成例を示す断面図である。図12に示すドライバ200は、ドライバ軸32、回転部材33、カバー34、押圧部材35、ドライバ軸の係合部材36、グリップ本体37及びコイルバネ38を備える。グリップ本体37の内部に係合部材36が設けられ、この係合部材36の内部の底にコイルバネ38が設置されている。このコイルバネ38の付勢力を受けるように、上下動かつ回転自在に回転部材33が設置されている。回転部材33は螺旋状の溝部41を有している。溝部41の深さは、1〜3mm程度であり、溝部41の角度は、回転部材33の回転軸方向に垂直な面を基準にして45度〜65度程度である。溝部41に当接される突起部40a〜40fを、係合部材36は有している。
FIG. 12 is a cross-sectional view showing a configuration example of a
螺旋状に形成された回転部材33の溝部41に突起部40a〜40fが当接された状態で、グリップ本体37に付加される外力及びコイルバネ38による付勢力が加わることにより、回転部材33は上下動を伴って回転する。これにより、単純な構成でグリップ本体37を握り直さずに、回転部材33に係合されるドライバ軸32を回転することができる。
The external force applied to the
係合部材36は樹脂などの素材により構成され、撓み用の凹部39を有している。この凹部39が位置する箇所に、グリップ本体37は開口部48を有している。この開口部48には押圧部材35が設置されている。この押圧部材35はカバー34により固定されている。押圧部材35は、ゴムなどの可撓性のある素材で構成されるのが好ましい。カバー34の上から押圧部材35が押圧されると、凹部39が押圧部材35により押されて凹部39が若干撓む。これにより、係合部材36の突起部40e、40fなどに押圧力が伝わると共に、これらの突起部40e、40fに当接された回転部材33の溝部41に摩擦が発生し、回転部材33の回転を停止することができる。
The engaging
図13A及びBは、ドライバ軸32の構成例を示す説明図である。図13Aはドライバ軸32の正面図である。図13Aに示すドライバ軸32は金属素材の鋳型成形品であり、一端にはプラス形状の作用部42が形成され、他端にはマイナス形状の作用部43が形成されている。また、ドライバ軸32は作用部42及び43の各々の近傍に軸固定部44が形成されている。この軸固定部44は、図12に示した回転部材33にドライバ軸32を固定するために使用される。
13A and 13B are explanatory diagrams illustrating a configuration example of the
図13Bは、図13Aに示すドライバ軸32のX−X矢視の断面図である。図13Bに示すドライバ軸32の断面形状は六角形である。この形状を利用して、ドライバ軸32を回転部材33に固定する。
13B is a cross-sectional view of the
図14A及びBは回転部材33の構成例を示す説明図である。図14Aに示す回転部材33はドライバ軸32の挿入孔45及び固定部46を有する。挿入孔45は、回転部材33の内部が長手方向に刳り貫かれて設けられている。挿入孔45の形状は六角形であり、挿入孔45の大きさは、図13Aに示したドライバ軸32の外周よりも若干大きく設計されている。挿入孔45にはドライバ軸32が挿入される。挿入孔45の先端付近には、固定部46が設けられている。図14Bは回転部材33の構成例を示す矢視Yの正面図であり、図14Bに示す固定部46には小玉47が取り付けられている。例えば、固定部46に球状の貫通孔を設け、この貫通孔に小玉47が装着される。装着された小玉47は、ドライバ軸32の軸固定部44に係合される。
14A and 14B are explanatory views showing a configuration example of the rotating
例えば、ドライバ軸32が回転部材33の挿入孔45に挿入されると、小玉47がドライバ軸32の外周面により一旦持ち上げられる。更にドライバ軸32が挿入孔45に挿入されると、持ち上げられた小玉47がドライバ軸32の凹形状の軸固定部44に落ち込む。このようにして、ドライバ軸32を回転部材33に固定する。
For example, when the
また、ドライバ軸32を回転部材33から取り外す場合、挿入孔45に挿入されたドライバ軸32を回転部材33から引き抜く。ドライバ軸32が引き抜かれると、ドライバ軸32の凹形状の軸固定部44に落ち込んだ小玉47がドライバ軸32の外周面により一旦持ち上げられる。小玉47が持ち上げられた状態で、ドライバ軸32が回転部材33から最後まで引き抜かれると、小玉47は球状の貫通孔の元の位置に戻る。このようにして、ドライバ軸32を回転部材33から取り外す。
Further, when the
図15A及びBは、ドライバ200の動作例を示す工程図である。図15Aに示すドライバ200は、外力が加えられていない初期状態である。すなわち、コイルバネ38が伸長された状態で、回転部材33が係合部材36の最上部に位置している。図15Bに示すドライバ200は、図15Aのドライバ200に外力が加えられて回転部材33が係合部材36の最下部に移動してコイルバネ38が完全に圧縮された状態である。
15A and 15B are process diagrams illustrating an operation example of the
例えば、ドライバ軸32の作用部42が図9Aに示したネジ30に当接された状態で、グリップ本体37がドライバ軸32の軸方向Pへ押圧され、回転部材33が右回転されながら内部へ巻き込まれると共に、回転部材33に係合されたドライバ軸32が縮められる。ドライバ軸32が縮められた後、押圧部材35が押されると、凹部39が押圧部材35により押されて凹部39が若干撓む。これにより、回転部材33の突起部40e、40fなどに押圧力が伝わると共に、これらの突起部40e、40fに当接された回転部材33の溝部41に摩擦が発生し、回転部材33の回転を停止することができる。
For example, the
このように、本発明に係る第2の実施例としてのドライバ200によれば、コイルバネ38の付勢力を受けるようにグリップ本体37に対して上下動自在かつ回転自在に係合され、かつ、グリップ本体37に備えられた係合部材36の突起部40a〜40fに当接される螺旋状の溝部41を有した回転部材33を備え、回転部材33に係合されたドライバ軸32は、コイルバネ38による付勢力とグリップ本体37に加わる外力とにより上下動を伴って回転する。この例で、押圧部材35を有し、この押圧部材35が押圧されることにより、係合部材36の凹部39が撓んで回転部材33の溝部41に摩擦が発生する。
Thus, according to the
これにより、単純な構成でグリップ本体37を握り直さずに回転部材33に係合されたドライバ軸32を回転できると共に、ドライバ軸32の回転を押圧部材35により一旦停止することができる。
Accordingly, the
図16は、本発明に係る第3実施例としてのドライバ300の構成例を示す断面図である。図16に示すドライバ300は、ドライバ軸32、コイルバネ38、回転部材53、六角状部材54、バネ55、ドライバ軸の係合部材56、グリップ本体57、第1のストッパー59a及び第2のストッパー59bを備える。実施例2に示したドライバ200と同じ部材には、同一の符号を付けてその詳細な説明を省略する。
FIG. 16 is a cross-sectional view showing a configuration example of a
グリップ本体57の内部に係合部材56が設けられ、この係合部材56の内部の底にコイルバネ38が設置されている。このコイルバネ38の付勢力を受けるように上下動かつ回転自在に回転部材53が設置されている。回転部材53は螺旋状の溝部41を有している。この溝部41に当接される突起部40a〜40fを、係合部材56は有している。
An
螺旋状に形成された回転部材53の溝部41に突起部40a〜40fが当接された状態で、グリップ本体57に付加される外力及びコイルバネ38による付勢力が加わることにより、回転部材53は上下動を伴って回転する。これにより、単純な構成でグリップ本体57を握り直さずに、回転部材53に係合されるドライバ軸32を回転することができる。
The external force applied to the
係合部材56は底部に開口部61を有する。この開口部61には六角状部材54が挿入されている。六角状部材54は、グリップ本体57の底部から挿入され、第1のストッパー59aが六角状部材54の所定位置に固定されている。六角状部材54は、このストッパー59aにより、グリップ本体57の内部から抜け出さないように抜け止めされている。ストッパー59aにはバネ55の一端が係合され、このバネ55の他端には、第2のストッパー59bが係合されている。このストッパー59bは、係合部材56の開口部61にバネ55が進入するのを防止している。
The engaging
六角状部材54が矢印方向Qへ押されると、バネ55がストッパー59aに押されて縮むと共に、六角状部材54が係合部材56の内部に更に進入する。進入後、六角状部材54の先端が回転部材53の底部の六角形状の孔に挿入された場合、回転部材53の回転が停止する。このように、ドライバ300は回転部材53の回転を停止する機能を有して構成されている。
When the
図17A及びBは、六角状部材54の構成例を示す説明図である。図17Aは六角状部材54の正面図である。図17Aに示す六角状部材54の一端には押しボタン54aが備えられている。この押しボタン54aは、六角状部材54を係合部材56の内部に挿入する場合に押される。
17A and 17B are explanatory diagrams showing a configuration example of the
図17Bは、六角状部材54の図17Aに示すW−W矢視の断面図である。図17Bに示す六角状部材54に固定されたストッパー59aの形状は四角形であり、このストッパー59aが回転不可にグリップ本体57に固定されている。六角状部材54の断面形状は六角形であり、ドライバ軸32の断面形状と同じ形状である。ドライバ軸32と同様にして六角状部材54は、回転部材53の六角形状の孔に挿入される。
17B is a cross-sectional view of the
図18A及びBは回転部材53の構成例を示す説明図である。図18Aに示す回転部材53は、挿入孔62及び固定部46を備える。挿入孔62は、回転部材53の内部が長手方向に貫通して設けられている。挿入孔62の形状は六角形であり、挿入孔62の大きさは、図17Aに示した六角状部材54の外周よりも若干大きく設計されている。挿入孔62の先端側にはドライバ軸32が挿入され、挿入孔62の後端側には六角状部材54が挿入される。挿入孔62の先端側には固定部46が設けられ、この固定部46には小玉47が取り付けられている。
18A and 18B are explanatory views showing a configuration example of the rotating
図18Bは、回転部材53の構成例を示す矢視Zの背面図である。図18Bに示すように、回転部材53の六角形状の挿入孔62は貫通している。この六角形状の挿入孔62に六角状部材54が挿入される。これにより、グリップ本体57に回転不可に固定された六角状部材54と回転部材53とが連結されるので、六角状部材54により回転部材53の回転を停止することができる。
FIG. 18B is a rear view of arrow Z showing a configuration example of the rotating
図19A及びBは、ドライバ300の動作例を示す工程図である。図19Aに示すドライバ300は、外力が加えられていない初期状態である。すなわち、コイルバネ38が伸長された状態で、回転部材53が係合部材56の最上部に位置している。図19Bに示すドライバ300は、図19Aのドライバ300に外力が加えられて回転部材53が係合部材56の最下部に移動してコイルバネ38が完全に圧縮された状態である。
FIGS. 19A and 19B are process diagrams illustrating an operation example of the
例えば、ドライバ軸32の作用部42が図9Aに示したネジ30に当接された状態で、グリップ本体57がドライバ軸32の軸方向へ押圧され、回転部材53が右回転されながら内部へ巻き込まれてコイルバネ38が圧縮されると共に、回転部材53に係合されたドライバ軸32が縮められる。ドライバ軸32が縮められた後、図19Bに示す六角状部材54の押しボタン54aが矢印方向Qへ押されると、バネ55がストッパー59aに押されて縮むと共に、六角状部材54が係合部材56の内部に更に進入し、六角状部材54の先端が回転部材53の底部の挿入孔62に挿入される。
For example, the grip
挿入後、ネジ30に当接されたドライバ軸32の作用部42をネジ30から引き離す。引き離した後、回転部材53は、コイルバネ38の付勢力により回転しようとするが、回転部材53の挿入孔62に挿入された六角状部材54によって、回転部材53の回転が停止される。その後、ドライバ軸32を伸長したい場合、押しボタン54aを矢印方向Qと反対方向へ引っ張って、回転部材53の挿入孔62に挿入された六角状部材54を引き抜く。これにより、回転部材53は、コイルバネ38の付勢力により回転し、回転部材53に係合されたドライバ軸32は伸長して初期状態へ戻る。
After the insertion, the
このように、本発明に係る第3の実施例としてのドライバ300によれば、六角状部材54を備え、グリップ本体57に回転不可に固定された六角状部材54の先端が回転部材53の底部の六角形状の挿入孔62に挿入される。これにより、回転部材53に係合されたドライバ軸32の回転を六角状部材54により一旦停止することができる。
Thus, according to the
なお、例えばドライバ100において、ネジ30を緩める方向へネジ30が回転しない場合は、固定ボタン4を押圧してドライバ軸2を固定して手首を回転させてネジ30を途中まで緩め、若干ネジ30が緩まった状態で固定ボタン4の押圧を解除し、残りは、コイルバネ3の付勢力を利用してネジ30を緩めることも考えられる。
For example, in the
また、ドライバ100と比較してドライバ200は、ドライバ軸が着脱可能な構成となっている。これにより、ドライバ軸のプラスとマイナスとを作業に合わせて現場で簡単に変更できる。もちろん、ドライバ軸のプラスとマイナスに限らず、他の形状を有したドライバ軸を用いることも可能である。
Compared with the
また、ドライバ200と比較してドライバ300は、ドライバ軸の回転を停止する機能において、回転停止用の六角形状の部材を回転部材に係合しているので、作業者の少ない力でドライバ軸の回転を停止することができる。
Compared with the
また、ドライバ100〜300は、ドライバ軸を火おこし用の回転棒に変更すれば、震災などに備えて火おこし具として使用することもできる。例えば、台木に回転棒の先端を当接させて上下動を3分程度繰り返して火種を作成する。
Further, the
本発明は、ドリル、ドライバなどに適用して好適である。 The present invention is suitable for application to drills, drivers, and the like.
1、37、57 グリップ本体(把持部材)
2、32 ドライバ軸(回転軸体)
3、38 コイルバネ(付勢部材)
4 固定ボタン
5、41 溝部
7、36、56 ドライバ軸の係合部材
8 後端抜止部
9 ドライバ軸抜止部
10a〜10d、40a〜40f 突起部
33、53 回転部材
35 押圧部材
54 六角状部材
100、200、300 ドライバ
1, 37, 57 Grip body (gripping member)
2, 32 Driver shaft (rotating shaft)
3, 38 Coil spring (biasing member)
4
Claims (4)
一端に開口部を有し、他端が所定形状を成し、かつ、中空の内部に突起部を有した把持本体と、
前記開口部から挿入されて前記把持本体の内部に取り付けられ、前記回転軸体に付勢力を付与する付勢部材と、
前記付勢部材の付勢力を受けるように前記把持本体に対して上下動自在かつ回転自在に係合され、かつ、前記突起部に当接される螺旋状の溝部を有した回転軸体とを備え、
前記回転軸体は、
前記付勢部材による付勢力と前記把持本体に加わる外力とにより上下動を伴って回転することを特徴とする回転工具。 A rotary tool having a rotary shaft body, one end of which forms an action part,
A gripping body having an opening at one end, a predetermined shape at the other end, and a protrusion inside the hollow;
An urging member that is inserted from the opening and attached to the inside of the gripping main body, and applies an urging force to the rotating shaft body;
A rotary shaft body that is engaged with the gripping main body so as to receive a biasing force of the biasing member so as to be movable up and down and rotatable, and that has a spiral groove that comes into contact with the protrusion. Prepared,
The rotating shaft is
A rotating tool that rotates with vertical movement by an urging force of the urging member and an external force applied to the gripping body.
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