JP2009130875A - 無線インタフェース、その制御方法、及び受信装置 - Google Patents

無線インタフェース、その制御方法、及び受信装置 Download PDF

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俊之 栗田
Hitoaki Owashi
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Abstract

【課題】
限られた帯域の無線伝送においても、妨害波の発生確率を低減し、信頼性の高い無線伝送を可能にする。
【解決手段】
それぞれが所定の帯域幅を有する複数のチャネルから少なくとも一つのチャネルを選択して情報を伝送するインタフェースを使用する場合において、前記チャネルの妨害信号を検出する検出部と、前記複数のチャネルから情報を伝送するためのチャネルを選択する選択部と、を備え、該選択部は、前記検出部の検出結果に基づき前記複数のチャネルから情報を伝送するためのチャネルを選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像機器と他の映像機器間における情報伝送の技術に関するものである。
映像機器と、他の映像機器である映像表示装置とを接続して映像などを視聴するために、アナログ接続をして映像信号と音声信号を伝送する方法が用いられてきた。しかしながら、デジタル機器の普及に伴い、画質劣化防止の視点、著作権保護の視点から、デジタル接続をし、映像信号と音声信号とを暗号化して伝送する方法が用いられている。
デジタル伝送の一例として、IEEE1394規格に準拠した1本のケーブルを用いるものが知られている。これは、送受信を行う機器間で相互認証を行い、その認証後に映像信号と音声信号を多重し、その多重データをDTCPと呼ばれる暗号処理をして送信するものである。
他の例としては、HDMI方式が知られている。HDMI方式では、高精細映像信号のベースバンド信号と音声信号を時分割多重して、HDCPと呼ばれる暗号化処理をして送信可能とするものである。
このような、デジタル化した映像信号と音声信号とを多重化して送信する従来技術としては、例えば下記特許文献1に開示されている。
また、限られた周波数帯域を有効利用して、柔軟な運用ができる伝送システムに関しては、例えば下記特許文献2に開示されている。
特開2002−232377号公報 特開2005−229468号公報
上記IEEE1394規格は、ネットワークとして使用され、その送受信できる伝送レートも限られているため、情報量の多い高精細映像信号をそのままベースバンド信号の状態で送ることができない。このため、IEEE1394規格においては、ベースバンド信号を圧縮して伝送レートを低減して伝送しなければならないという問題がある。HDMI方式は高精細映像信号をベースバンドで送信することができるが、無線伝送に関しては考慮されていない。
また、特許文献2に開示の技術は、限られた周波数帯域を有効利用して、柔軟な運用ができる伝送システムを提供することができるが、実際に視聴などに使用していない信号の送信を停止する技術に関しては考慮されていない。無線伝送の場合には、使用できる帯域が限られているため、使用できる帯域をいくつかの帯域に分割したチャネル毎に伝送するが、1つの機器が使用しているチャネルは他の機器では使用できない。離れた場所で他の機器が使用しているチャネルは、その電波が届く範囲では妨害波となってしまい、その信号レベルによっては伝送中に誤りが発生し、伝送品質を低下させる問題がある。また、ある機器があるチャネルを使用している場合において、離れた場所で他の機器が別のチャネルを使用しているとき、その別チャネルの電波が届く範囲では当該別チャネルが上記あるチャネルに対する妨害波となる。従って、その別チャネルの信号レベルによってはあるチャネルの伝送中に誤りが発生し、その伝送品質を低下させる問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものである。そして本発明は、映像機器の無線インタフェースの信頼性を向上させるための技術を提供するものである。
本発明は、それぞれが所定の帯域幅を有する複数のチャネルから少なくとも一つのチャネルを選択して情報を伝送する無線伝送インタフェースにおいて、各チャネルの妨害信号を検出して、その検出結果に従いどのチャネルを用いて情報を伝送するか選択することを特徴とするものである。
また、本発明は、情報信号を第1の機器から第2の機器に向けて無線伝送し、制御信号を双方向に伝送する無線インタフェースの制御方法において、第2の機器は、無線伝送のための電波の送出の開始および停止を制御する制御信号を第1の機器へ送信し、第1の機器では、受信された前記電波の送出を開始する制御信号に基づき第1の機器から第2の機器への電波の送出を開始し、電波の送出を停止する制御信号に基づき第1の機器から第2の機器への電波の送出を停止することを他の特徴とするものである。
さらに本発明は、信号出力装置からの映像情報と音声情報とを入力する無線インタフェースを含む複数のインタフェースを有する受信装置において、複数のインタフェースからの入力信号を切換えて出力(例えば映像の表示)をする際に、無線インタフェースからの入力信号を出力する場合には、前記信号出力装置に対し電波の発信の開始を制御する信号を送信し、無線インタフェースからの入力信号を視聴しない場合には、前記信号出力装置に対し電波の発信の停止を制御する信号を送信することを、さらに他の特徴とするものである。
これにより、信号送信装置は、この制御信号に従って電波の発信と停止を制御され、ソース機器からの情報を実際に使用する場合のみ電波を発信することができるので、他の機器への妨害となる電波の発信を最小限にすることができ、全体として妨害波の発生を抑圧でき、信頼性の高い無線伝送を実現できる。
本発明によれば、実際に使用していない信号の無線伝送を停止することができるので、他の機器への妨害電波を抑圧することができ、無線伝送の信頼性を向上させることが可能となる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1実施例を示している。図1では、例えば2台の受信装置(以下、受像機と称する)に向けて、レコーダ、映像機器、その他の映像機器から無線で情報が伝送される場合を示している。レコーダ110は例えばデジタル放送を受信し、必要に応じて録画し、録画したあるいは受信した番組をアンテナ111で受像機130、140に向けて送信する。このレコーダ110における映像情報の送信は、録画動作と並行して行うようにしてもよい。映像機器120は具体的にはデジタル放送受信機、レコーダ、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話機、ゲーム機、パーソナルメディアプレーヤなどである。映像機器120でも、放送受信した番組、受信した情報、あるいは撮影した情報などをアンテナ121で受像機130、140に送信する。図1では明確に示していないが、レコーダ110、映像機器120以外にも無線で情報を送信する他の機器が存在し、それらの機器からの情報を受像機130、140で受信し、視聴することができる。
図1に示す実施例では、受像機130がレコーダ110からの信号をアンテナ131で受信して視聴する場合、もし、映像機器120や他の機器からも電波が送信されていると、それらの電波は受像機130にとっては妨害波となる。同様に、受像機140で映像機器120からの信号をアンテナ141で受信して視聴する場合、もし、映像機器110や他の機器からも電波が送信されていると、それらの電波は受像機140にとっては妨害波となる。本実施例では、妨害波を必要以上に発生せず、安定な受信ができるようにするものである。そのための構成を以下に詳述する。
受像機130には無線インタフェース(図1では、アンテナ131)の他に、複数の入力端子を持つ。具体的には、ビデオ端子、D端子、S端子、HDMI端子、i.Link端子などである。これらの入力端子から入力された情報が、受像機130に内蔵された表示装置に表示され実際に視聴されたり、場合によっては受像機130に内蔵された蓄積装置に蓄積されたりする。図1に示す実施例では、受像機130の端子132にはレコーダ134が、端子133にはプレーヤ135が接続されている。受像機130はアンテナ131、端子132、133から入力された信号を選択して受像機130に内蔵された表示装置に映し出して視聴する。同様に、受像機140にはアンテナ141、端子142、143から入力された信号を選択して受像機140に内蔵された表示装置に映し出して視聴する。
この時、受像機130がアンテナ131で受信した信号を視聴する(場合によっては蓄積する)などで使用する場合には、レコーダ110に対して映像及び音声情報を送出させるように制御するための制御信号を送信する。例えば、端子132からの信号を視聴するために、アンテナ131からの信号を使用しない場合には、レコーダ110に対し、映像及び音声情報を送出させるための制御信号を送信せず、必要に応じ、映像及び音声情報の送出を停止させるための制御信号をレコーダ110に対して送出し、レコーダ110が他の受像機からも信号を送出する事を要求されない場合には、アンテナ111から電波を送出する事をしない。これにより、レコーダ110から不要な電波の送出をしない様にすることができる。
受像機140の動作も同様であり、例えば、アンテナ141から映像機器120の信号を受信して視聴する場合には、映像機器120に対して映像及び音声情報を送出させるように制御するための制御信号を送信する。アンテナ141からの信号を視聴しない場合には、映像機器120に対し、映像及び音声情報を送出させるための制御信号を送信せず、必要に応じ、情報の送出を停止させるための制御信号を映像機器120に対して送出し、映像機器120が他の受像機からも信号を送出する事を要求されない場合には、アンテナ121から電波を送出する事をしない。これにより、映像機器120から不要な電波の送出をしない様にすることができる。
図2は、レコーダ、受像機などを含む、映像機器間の無線接続で使用可能な電波の帯域を示す1つの例である。この例では、チャネル1からチャネル4まで4つのチャネルで情報伝送ができる。受像機130と受像機140が近接して設置されて共に無線伝送を使用している場合には、双方で異なるチャネルを使用することで、互いの信号を妨害波とすることなく使用することができる。具体的にはレコーダ110と受像機130の無線伝送にはチャネル1を、映像機器120と受像機140の無線伝送にはチャネル2を使用する。図1に示す実施例では矢印のみで示したが、これ以外の機器間でも同様の無線伝送を行っている場合があり、その場合にはさらに異なるチャネル3、あるいはチャネル4などを使用することになる。
逆に、例えば、他の機器間でチャネル1、2が使用されており、チャネル3、4が使用されていない場合には、受像機130が空いているチャネルを検出し、この場合には、チャネル3を用いてレコーダ110と受像機130間の無線伝送を行う。例えば、受像機130は無線インタフェースの使用状況もしくは受信した電波のキャリアの情報等から、利用可能なチャネルのうち例えばチャネル3が空きチャネルであることを検出し、その空きチャネルの情報を、無線インタフェースを介して映像機器側に送信する。映像機器は、受信した空きチャネルの情報に基づいて、その空きチャネル(チャネル3)を使用して無線により映像及び音声情報を伝送する。これにより空きチャネルを有効に利用することができる。受像機140はさらに、同様にして空いているチャネルを検出し、この場合はチャネル4を用いて映像機器120と受像機140間の無線伝送を行う。
本実施例では、実際に使用しない場合には、電波を送出しないことで、限られた伝送チャネルを有効に使用することができると共に、離れた場所で同一のチャネルを使用する場合でも実際に使用する時に限って電波を送信することで、妨害の度合いを低減し品質の良い伝送が可能となる。
図3は、本発明の一実施例に係るレコーダ110の一構成例を示している。放送受信機210で受信されたデジタル放送は暗号/暗号復号回路211で放送局から送信のために用いた暗号の暗号復号を行い、複数の番組が多重されている場合には、視聴する番組の情報の抜き出して、逆多重回路213に出力する。蓄積装置212で蓄積する場合には、暗号/暗号復号回路211で蓄積のための暗号化処理を行った後蓄積装置212に蓄積する。蓄積装置212に蓄積した信号を再生する場合には、視聴したい番組を選択し、暗号/暗号復号回路211で蓄積のための暗号を復号した後、放送受信機210で受信した信号を視聴するのと同様に逆多重回路213に出力する。
逆多重回路213では、映像信号と音声信号を分離し、それぞれ映像処理回路214、音声処理回路215で圧縮された信号を伸張するなどの信号処理を行う。映像処理回路214で伸張された映像信号及び、音声処理回路215で伸張された音声信号は多重回路216に入力され、アンテナ111から無線伝送するフォーマットに従い多重される。具体的には、映像信号の水平ブランキング期間や垂直ブランキング期間に音声信号が多重される。多重された信号は認証暗号化回路220に入力され、アンテナ111から伝送する場合の暗号化処理が行われる。更に暗号化処理された信号は、誤り訂正符号付加回路221で誤り訂正符号が付加され、変調回路222では使用するチャネルの周波数となるように変調される。この変調された信号が出力アンプ223を介してアンテナ111から無線信号が(図1に示す実施例の場合には受像機131に向けて)出力される。
図1に示す実施例を用いて説明したように、アンテナ111から選択した番組を出力する前に、アンテナ111は受像機130からの制御信号を受信する。アンテナ111で受信した信号は入力アンプ230を介してバンドパスフィルタ231により抽出され、受像機130から送信された信号を検出し、使用されているチャネルを特定する。バンドパスフィルタ231で抽出した信号から必要に応じて信号レベル検出回路240で各チャネルの妨害波のレベル、受像機130のアンテナ131から送出された信号の使用チャンネル信号レベルを検出し、変調回路222の変調周波数を制御することで使用するチャネルを合わせる。
例えば、使用するチャネルの妨害波のレベルが例えば予め定められた基準値よりも大きい時には、妨害が少ないまたは無い、あるいは空きチャネルを使用するチャネルとして変更することもできる。例えば図2で示されたチャネル1について、妨害波のレベルを調べるためには、バンドパスフィルタ231によりチャネル1の周波数帯域を抽出し、その抽出した信号に対し、その抽出した信号自身との乗算を信号レベル検出回路240にて行う。この得られた乗算出力の低域成分を低域フィルタにより抽出することにより、その信号帯域の雑音レベルを求める。そして、この雑音レベルと搬送波レベルと比較することにより、雑音レベルが−40dBより大きい時は、当該チャネルは妨害が大きいものとして他のチャネルに変更するようにしても良い。また、信号レベル検出回路240における乗算は、抽出した信号自身で乗算する方法の他に、バンドパスフィルタ231出力と、チャネル1で用いる搬送波とを乗算し、この乗算結果に対し、低域成分をとることにより妨害波レベルの検出を行うことも可能である。さらに、複数の搬送波により変調を行うOFDM方式などの場合には、チャネル1に対応する複数の搬送波それぞれに対し、バンドパスフィルタ231出力と乗算を行い、それぞれの乗算結果を加算し、この加算出力に対し低域フィルタにより低域成分を取り出すことにより妨害波レベルを検出しても良い。いずれの方法でも、所定のレベルより雑音レベルが大きいと判断した時には、現在使用していない、他のチャネル(例えばチャネル2)へ使用チャネルを選択するようにチャネルの切断動作が行われる。
その場合、放送受信機210で受信した番組の情報を送信する前にアンテナ111から受像機130に向けて制御信号を送信し、使用する帯域を合わせこむ必要がある。また、送りたい情報の伝送に先立ち、情報を送受信する機器間で相互認証を行い、暗号化して情報をやり取りすることで他の機器から情報を抜き取られないような信号処理を行う。その信号処理は、認証暗号化回路220で行う。これにより、妨害信号が大きいと検出されたチャネルを使用せず、比較的妨害が少ないもしくは無いチャネルを使用して無線での信号伝送を行うことができるので、無線伝送の信頼性を向上させることができる。
バンドパスフィルタ231で抽出した受像機130からの制御信号は復調回路232で復調され、誤り訂正回路233で伝送中に生じた誤りが訂正される。誤り訂正された信号は暗号復号され、制御信号検出回路235で制御信号が検出され、検出された制御信号は制御回路250に入力される。また、制御信号検出回路235で抜き出された信号が送受信する機器間の相互認証に使用するための信号の場合には、認証暗号化回路220に入力され、相互認証処理が行われる。制御回路250には多重回路216から映像信号のブランキング期間に基づく信号が入力される。制御回路250からの制御信号は出力アンプ223、入力アンプ230に入力され、アンテナ111から信号を出力する場合には入力アンプ230を開放にし、アンテナ111から信号を入力する場合には出力アンプを開放にする制御を行う。
以上の動作により、レコーダ110と受像機130の間で相互認証が行われ、また、伝送するチャネルも確定され、放送受信機210で受信した番組がアンテナ111から出力される。
図4は、本発明の一実施例に係る受像機130の一構成例を示している。放送受信機470で受信され、選択された番組は信号処理回路471で適宜処理された後(図4に示す例では特に映像信号と音声信号を分けて図示していないが)、視聴に必要な映像信号、音声信号などが切換え回路474に入力される。端子132には例えば図1に示されたレコーダ134からの信号が入力され、この入力信号がバッファアンプ472を介して切換え回路474に入力される。端子133には例えば図1に示されたプレーヤ135からの信号が入力され、この入力信号がバッファアンプ473を介して切換え回路474に入力される。さらに、アンテナ131には例えば図1に示されたレコーダ110からの信号が入力され、入力アンプ430〜暗号復号回路434では図3に示された実施例と同様の処理が行われる。暗号復号された番組は信号処理回路460に入力されて所定の信号処理が施された後、視聴に必要な映像信号、音声信号などが切換え回路474に入力される。
切換回路474では、制御回路450からの制御信号に従い、視聴する信号が選択されて表示装置に供給され、表示装置475で映像、音声が視聴される。この時、放送受信機470からの番組や、端子132、133からの信号が選択される場合には、レコーダ110からの信号は無線伝送される必要はない。このような場合、制御回路450は認証暗号化回路420に対し、電波の発信を停止させるための制御信号を出力し、図3に示す実施例と同様に、認証暗号化回路420は制御信号を暗号化し、誤り訂正符号付加回路421で誤り訂正符号が付加される。誤り訂正符号付加回路421からの出力信号は、変調回路422で変調され、出力アンプ423を介してアンテナ131から伝送を中止するための制御信号として、レコーダ110に送信される。
図3に示すレコーダ110では、アンテナ111に入力された伝送を中止するための制御信号が入力アンプ230などを介して制御信号検出回路235に供給され、制御信号検出回路235は受信信号から制御信号を検出する。検出された制御信号は制御回路250に入力され、出力アンプ223を開放として電波の送出を停止する。
図4に示す受信機130で、信号処理回路460からの信号が選択される場合には、レコーダ110から信号を送出するように制御する必要がある。このような場合、制御回路450は電波の発信を開始するための制御信号を出力し、その制御信号は、上記した電波発信停止の制御信号に対する処理と同様な処理が施され、伝送を開始するための制御信号としてアンテナ131から送出される。
図3に示すレコーダ110では、アンテナ111に入力された伝送を開始するための制御信号が入力アンプ230などを介して制御信号検出回路235に供給され、制御信号検出回路235は受信信号から制御信号を検出する。検出された制御情報は制御回路250に入力され、出力アンプ223を動作状態として電波の送出を開始する。
以上により、受像機130で実際に信号を視聴する場合に無線伝送を行い、使用しない場合には無線伝送を停止することで、不要な妨害波を出す事を抑圧することができる。他の機器でもこれらの制御を行うことで限られた伝送チャネルを有効に使用し、妨害電波の発生を抑圧できるので信頼性の高い伝送が可能となる。
なお、使用するチャネルについては、アンテナ131から入力された信号を入力アンプ430、バンドパスフィルタ431で分離し、信号レベル検出回路440で必要に応じ各チャネルの妨害波のレベルを検出し、使用できるチャネルを決定する。信号レベル検出回路440からの制御信号により、変調回路422では使用するチャネルの周波数に合うように変調周波数を設定する。これにより、妨害波のレベルが低いチャネルを使用でき、品質の良い無線伝送が可能となる。
図5は、本発明の一実施例に係る受像機130の他の構成例を示している。図5に示す実施例では、受像機130には蓄積装置493を内蔵している。放送受信機470で受信した番組、端子132,133より入力された情報、あるいはアンテナ131より入力された情報がそれぞれ図4に示す実施例と同様に処理され、切換え回路490に入力され、蓄積装置493で蓄積される情報が制御回路480からの信号により選択される。切換え回路490で選択された情報は圧縮/伸張回路491に入力され、映像信号、音声信号がそれぞれ圧縮され、多重されて暗号/暗号復号回路492に入力される。暗号/暗号復号回路492では蓄積のための暗号化処理が行われ、蓄積装置493に蓄積される。
蓄積装置493から映像及び音声情報を再生して視聴する場合には、蓄積装置493に蓄えられた情報から視聴したい情報を選択して再生する。その再生信号は、暗号/暗号復号回路492で暗号が復号され、圧縮/伸張回路491で映像信号、音声信号がそれぞれ伸張され、切換回路484に入力される。切換回路484には放送受信機470からの番組、端子132,133からの情報、アンテナ131からの情報が図4に示す実施例と同様に信号処理されて入力される。切換回路484に入力されたどの信号を選択するかは制御回路480からの制御信号により制御される。選択された映像信号、音声信号の情報は、表示装置475に入力され視聴される。
アンテナ131から入力された情報が切換回路484で選択され、視聴される場合には、図4に示す実施例と同様に、レコーダ110から無線伝送で信号を送出するように制御する必要があるため、制御回路480は無線伝送を開始するための制御情報を送出する。同様に、アンテナ131から入力された情報が切換回路490で選択されて蓄積装置493に蓄積される場合にも、レコーダ110から無線伝送で信号を送出するように制御する必要があるため、この場合も制御回路480は無線伝送を開始するための制御情報を送出する。
一方、切換回路484でも、切換回路490でもアンテナ131からの情報が選択されない場合にはレコーダ110からの無線による信号送出を停止するように制御する必要があるため、制御回路480は、伝送を停止するための制御情報を生成して暗号/暗号復号回路420に出力する。後の動作は、図4に示す実施例の動作と同様である。これにより、図4に示す実施例と同様にレコーダ110からの伝送を停止することができ、他の機器への妨害信号を抑圧することができる。
図6は、本発明の第2実施例を示すものであって、図1に示された映像機器120の別の具体例を示している。図1の例では映像機器120として放送受信機を例にして説明したが、図6に示す実施例は、映像機器120が撮像装置、メモリ、無線インタフェース、携帯電話機能を有する機器の場合の例である。図6において、撮像装置360では、光学系を通して入力された動画や静止画画像を取り込み、電気信号に変換する。圧縮回路361では、動画の場合には、例えばMPEG2、MPEG4、AVC/H.264などの圧縮方式を用いて、また、静止画の場合には、例えばJPEGなどの圧縮方式を用いて、取り込まれた画像を効率よくビット圧縮する。
一方、マイク362では音波を電気信号に変換する。圧縮回路363では、例えばMPEGオーディオなどの圧縮方式を用いて、取り込んだ音声信号を効率よくビット圧縮する。
多重回路364には圧縮回路361、363からのビット圧縮された映像信号、音声信号が入力され、所定のフォーマットに従い多重される。静止画を撮影した場合には、通常、音声信号は取り込まないが、静止画撮影に合わせて音声信号を多重しても良い。
図6で、多重回路364で多重された信号は暗号/暗号復号回路311を介して蓄積装置212に蓄積される。蓄積装置として、例えば、ハードディスク装置、光ディスク装置、半導体メモリ装置などを使用することが可能であり、どのような蓄積装置を用いるかは、所望の蓄積容量、大きさ、蓄積媒体の取り出しの容易性、価格などを考慮して決めれば良い。また、信号処理回路373、メモリインタフェース370を介してメモリ371に蓄積することもできる。
個人で撮影した情報に関しては、撮影した本人に著作権があるため、通常は、蓄積に際し、暗号化は不要である。しかし、蓄積装置212で蓄積した媒体を紛失する可能性もあるので、多重回路364の出力信号を暗号/暗号復号回路311で暗号化した後、蓄積装置212、あるいはメモリ371に蓄積することで、安全性を高めることができる。
映像機器120が取り外しのできる(リムーバブル)メモリに対応している場合や、携帯電話機能や無線LAN機能を有する場合もある。メモリインタフェース370はリムーバブルなメモリ371のインタフェースであり、他の機器で静止画や動画の映像、音声コンテンツをメモリ371に記録し、それをインタフェース370に接続することで信号処理回路373、暗号/暗号復号回路311を介して蓄積装置212に記録することができる。
この時、メモリ371に記録されたコンテンツが著作権保護されており、複製が制限されている否かを、信号処理回路373で検出し、条件に従って暗号/暗号復号回路311で暗号化して蓄積装置212に移動する。
同様に、静止画や動画の映像、音声コンテンツが無線インタフェース372で受信され、入力された場合にも、信号処理回路373、暗号/暗号復号回路311を介して蓄積装置212に記録される。この場合にも、コンテンツの著作権保護、複製制限の条件に従い、必要に応じて暗号/暗号復号回路311で暗号化する。
映像機器120が無線LAN機能に対応している場合には、無線インタフェース372を介して外部の機器と情報のやり取りを行う。外部機器より圧縮された映像コンテンツを受信し、視聴する場合には、無線インタフェース372より入力されたコンテンツは適宜信号処理回路373で信号処理された後、暗号/暗号復号回路311を介して逆多重回路213で映像信号と音声信号とに分離される。無線インタフェース372への入力コンテンツを蓄積する場合には、分離された音声、映像信号が更に暗号/暗号復号回路311で暗号化されて蓄積装置212に蓄積される。
映像機器120が電話機能を有するときには、音声入出力回路375で音声の入出力を行い、電話信号処理回路374で必要な信号処理を行い、図示しない携帯電話の基地局と通常の交信を行う。かかる映像機器120は、携帯電話機能を利用して圧縮した映像コンテンツを受信することもできる。この場合には、電話信号処理回路374で基地局と交信し、基地局から必要な映像コンテンツを受信する。受信コンテンツは、他の経路から入手したコンテンツと同様に信号処理回路373で必要な信号処理が為された後、暗号/暗号復号回路311を介して逆多重回路213で映像信号と音声信号とに分離される。当該コンテンツを蓄積する場合には、分離された音声、映像信号が更に暗号/暗号復号回路311で暗号化されて蓄積装置212に蓄積される。
蓄積装置212に蓄積されたコンテンツを再生して視聴する場合には、図示しない入力キーやリモコンなどを用いて視聴したいコンテンツを選択する。選択されたコンテンツは蓄積装置212から読み出されて、暗号/暗号復号回路311で暗号が復号され、逆多重回路213で映像信号と音声信号に分離される。
また、放送受信機210で放送を受信した場合の処理は図3に示す動作と基本的に同じである。受信放送を直接視聴する場合には逆多重回路213で映像信号と音声信号に分離される。分離され圧縮された映像信号は映像処理回路314に入力される。映像処理回路314では、圧縮された映像信号を伸張し、表示装置380の走査線に合わせて走査線変換を行い、表示装置380に出力する。
分離され圧縮された音声信号は音声処理回路315で伸張され、音声出力装置381から音声が出力される。このように、映像機器120は表示装置380と音声出力装置381を有するので、外部に映像表示装置を接続することなくそのまま視聴することも可能である。なお、映像信号と音声信号の伸張処理に要する時間の違い、走査線変換処理の有無などにより映像表示、音声出力などに時間差があると違和感が生じる。特に、映像信号処理に時間を要し、音声信号が映像信号に先行すると違和感が大きくなるので、例えば伸張処理内で音声信号の遅延処理を行い、いわゆるリップシンク合わせを行う。これにより、映像信号と音声信号のずれによる違和感をなくすことができる。
これに対し、映像信号及び音声信号を外部の受像機130で視聴する場合には、映像表示装置130の対応可能な走査線を確認し、表示する映像信号の走査線と一致する場合にはそのまま出力し、異なる場合には、映像処理回路314において必要な走査線に変換した後、多重回路216により、音声処理回路315で処理された音声信号と時間軸多重を行う。音声処理回路315では映像信号のブランキング期間に相当する期間に音声信号を時間軸圧縮するとともに、必要に応じリップシンク合わせのための時間調整を行う。多重回路216で多重された映像信号と音声信号は以下、図3に示す実施例と同様の処理が行われる。
また、本実施例では、映像処理回路214、314、音声処理回路215、315、多重回路216、364を初め、信号処理をする手段を回路で実現する場合の例を示した。しかしながら、各種回路要素をソフトウェア的な手段で構成して上述した処理を行ってもよく、その場合でも同様の効果をあげることができる。本発明は、信号処理をどのように実現するかを制限するものではない。
本発明の実施形態を示す図。 本発明の実施形態に係る伝送チャネルの一例を示す図。 本発明の実施形態に係るレコーダ110の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る受像機130の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る受像機130の他の例を示す図。 本発明の実施形態に係る映像機器120の一例を示す図。
符号の説明
110 レコーダ
111、121、131、141 アンテナ
120 映像機器
130、140 受像機
132、133、142、143 端子
134、144 レコーダ
135、145 プレーヤ
210、470 放送受信機
211 暗号/暗号復号回路
212、493 蓄積装置
213 逆多重回路
214、314 映像処理回路
215、315 音声処理回路
216、364 多重回路
220、420 認証暗号化回路
221、421 誤り訂正符号付加回路
222、422 変調回路
223、423 出力アンプ
230、430 入力アンプ
231、431 バンドパスフィルタ
232、432 復調回路
233、433 誤り訂正回路
234、434 暗号復号回路
235、435 制御信号検出回路
240、440 信号レベル検出回路
250、450、480 制御回路
311、492 暗号/暗号復号回路
360 撮像装置
361、363 圧縮回路
362 マイク
370 メモリインタフェース
371 メモリ
372 無線インタフェース
373、460、471 信号処理回路
374 電話信号処理回路
375 音声入出力回路
380 表示装置
381 音声出力装置
472、473 バッファアンプ
474、484、490 切換え回路
475 表示装置
491 圧縮/伸張回路

Claims (3)

  1. それぞれが所定の帯域幅を有する複数のチャネルから少なくとも一つのチャネルを選択して情報を伝送するインタフェースにおいて、
    前記チャネルの妨害信号を検出する検出部と、
    前記複数のチャネルから情報を伝送するためのチャネルを選択する選択部と、を備え、
    該選択部は、前記検出部の検出結果に基づき前記複数のチャネルから情報を伝送するためのチャネルを選択することを特徴とするインタフェース。
  2. 情報信号を第1の機器から第2の機器に向けて無線伝送するとともに、制御信号を前記第1の機器と第2の機器との間で双方向に伝送する無線インタフェースの制御方法において、
    前記第2の機器から、前記無線伝送のための電波の送出の開始および停止を制御する制御信号を前記第1の機器へ送信し、
    前記電波の送出を開始する制御信号に基づき前記第1の機器から前記第2の機器への電波の送出を開始し、
    前記電波の送出を停止する制御信号に基づき前記第1の機器から前記第2の機器への電波の送出を停止する、
    ことを特徴とする無線インタフェースの制御方法。
  3. 信号出力装置からの映像情報と音声情報とを入力する無線インタフェースを含む複数のインタフェースを有する受信装置において、
    前記複数のインタフェースからの入力信号を切換えるための切換部と、
    該切換部の切換え制御を行う制御部と、
    前記信号出力装置から前記映像及び音声情報を伝送するための電波の発信の開始および停止を制御する制御信号発生部と、
    前記制御信号発生部からの制御信号を前記無線インタフェースから前記信号出力装置に対して出力する出力部とを有し、
    前記切換部で前記無線インタフェースからの入力信号を選択する場合には、前記制御信号発生部は前記電波の発信の開始を制御するための信号を発生し、選択しない場合には、前記制御信号発生部は前記電波の発信の停止を制御するための信号を発生することを特徴とする受信装置。
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