JP2009128853A - Optical coupler - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば、光ファイバを伝送路として局設備から各ユーザ宅まで直接引き込むアクセス系光通信の網(ネットワーク)構成方式であるFTTH(Fiber To The Home)において、アクセス網のネットワーク構成の1つであるPON(Passive Optical Network、中継局からの1本の光ケーブルを光スプリッタ(光カプラ)と呼ばれる光受動素子で分岐させてユーザ宅と結ぶもの)等に用いられ、光信号を分配したり合わせたりする光カプラに関するものである。 The present invention is an example of an access network configuration in FTTH (Fiber To The Home), which is an access optical communication network (network) configuration method in which an optical fiber is used as a transmission line and is directly drawn from a station facility to each user's house. PON (Passive Optical Network, one optical cable from a relay station that is branched by an optical passive element called an optical splitter (optical coupler) and connected to the user's home), etc. It is related with the optical coupler to match.
従来、FTTH−PONシステムや光カプラに関する技術としては、例えば、次のような文献等に記載されるものがあった。 Conventionally, as a technique related to the FTTH-PON system and the optical coupler, there are those described in the following documents, for example.
特許文献1には、光カプラの技術が記載され、特許文献2には、FTTH−PONシステムの技術が記載されている。
特許文献2等に記載されているように、近年、光ファイバを使用した一般家庭向きブロードバンドサービス(例えば、データ通信、映像配信、IP電話と呼ばれるインターネットプロトコル(Internet Protocol)電話)であるFTTHが普及してきている。例えば、ユーザである一般家庭の需要家が、FTTHによるデータ通信と映像配信のサービスを受ける場合、サービス供給者が局設備からユーザ宅へ光ファイバを敷設することとなるが、この敷設方法には次の2つの方法がある。
As described in
(1) 2芯通信システム形
データ通信用光ファイバと映像配信用光ファイバとの2本の光ファイバを敷設する2芯敷設方法である。
(1) Two-core communication system This is a two-core laying method in which two optical fibers, a data communication optical fiber and a video distribution optical fiber, are laid.
(2) 1芯通信システム形
データ通信及び映像配信用の1本の光ファイバを敷設する1芯敷設方法である。この方法では、波長合分波用のWDM(Wavelength Division Multiplex、波長分割多重)デバイスを利用してデータと映像との2つの信号を合分波するようになっている。
(2) Single-core communication system This is a single-core laying method for laying one optical fiber for data communication and video distribution. In this method, two signals of data and video are multiplexed / demultiplexed using a wavelength division multiplexing (WDM) device for wavelength multiplexing / demultiplexing.
1芯通信システム形は、2芯通信システム形と比べて光ケーブル芯数や設備量が低減できるが、波長合分波用のWDMデバイスを局設備及びユーザ宅の双方に使用する必要がある。これに対し、2芯通信システム形は、同一エリアで映像とデータ(インターネット)の加入者数が極端に違う場合や、各々のサービス毎に物理回線を分離したい場合等、設計の自由度が優れている。 The single-core communication system can reduce the number of optical cable cores and the amount of equipment compared to the two-core communication system, but it is necessary to use a wavelength multiplexing / demultiplexing WDM device for both the station equipment and the user's house. On the other hand, the two-core communication system has excellent design flexibility when the number of video and data (Internet) subscribers in the same area is extremely different, or when it is desired to separate physical lines for each service. ing.
図6は、特許文献2等に記載された従来の2芯通信システム形のFTTH−PONシステムの概略の構成図である。
FIG. 6 is a schematic configuration diagram of a conventional FTTH-PON system of the two-core communication system described in
この2芯通信システム形のFTTH−PONシステムは、映像信号及びデータ信号の送受信を行う局設備10を備え、この局設備10に対して、支柱13により架設された幹線・支持光ケーブル20が接続されている。
This FTTH-PON system of the two-core communication system includes a
ここで、幹線・支持光ケーブル20とは、例えば、架空敷設強度の大きな支持線を有する光ケーブルである。一般に、光ファイバは、コアと呼ばれる芯と、この外側のクラッドと呼ばれる部分と、これらを覆う被覆部との3重構造になっており、クラッドよりもコアの屈折率を高くすることで、全反射や屈折により光を中心部のコアに伝搬させる。コアとクラッドは共に、光に対して透過率が高い石英ガラスやプラスチックにより形成されている。被覆部がないコアとクラッドのみの状態を単に「光ファイバ」といい、光ファイバの表面をシリコン樹脂等で被覆したものを「光ファイバ素線」、光ファイバ素線をナイロン繊維等で被覆したものを「光ファイバ芯線」、光ファイバ芯線を高抗張力繊維等と外皮で被覆したものを「光ファイバコード」という。複数の光ファイバ芯線に保護用のシースと呼ばれる被覆をしたものを「光ファイバケーブル」(又は「光ケーブル」)と呼ぶこともある。
Here, the trunk line / supporting
局設備10は、例えば、光波長1.55μmの下り映像信号を幹線・支持光ケーブル20へ送信する映像系光増幅分配装置11と、光波長1.55μmの下りデータ信号を幹線・支持光ケーブル20へ送信すると共に光波長1.31μmの上りデータ信号を幹線・支持光ケーブル20から受信して双方向データ通信を行うIP系端局装置12とを有している。
The
映像系光増幅分配装置11は、周波数多重された映像高周波(RF)信号の電気/光変換を行う光送信機と、変換された光映像信号を増幅するエルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)と、増幅された光映像信号を多数のONU(Optical Network Unit、光回線終端装置)へ分配するための複数の光カプラからなる光分配器等とにより構成され、その光分配器が幹線・支持光ケーブル20に接続されている。IP系端局装置12では、幹線・支持光ケーブル20に接続され、上り通信において各ユーザからの信号の衝突を避けるために送信タイミングの制御を行うことが必要となるので、ONUのリンク検出や伝送遅延を管理し、送信開始時刻の調整等を行うOLT(Optical Line Terminal、局終端装置)を有している。
The video system optical amplifier /
幹線・支持光ケーブル20は、映像用光ファイバ芯線20−1及びデータ用光ファイバ芯線20−2を複数芯(例えば、24芯)有し、この幹線・支持光ケーブル20の分岐箇所にドロップ光ケーブル用のクロージャ30が接続されている。クロージャ30には、幹線・支持光ケーブル20中の1本の映像用光ファイバ芯線20−1に接続された1対n(1×n、例えば、n=4)分岐形の映像用光カプラ32−1と、幹線・支持光ケーブル20中の1本のデータ用光ファイバ芯線20−2に接続された1×n(例えば、n=4)分岐形のデータ用光カプラ32−2とが収納されている。映像用光カプラ32−1は、1本の光ファイバ芯線20−1中の映像信号をn本(4本)に分岐するものであり、この分岐箇所にn本(4本)の2芯ドロップ光ケーブル35,・・・中の光ファイバ芯線35−1,・・・が接続されている。データ用光カプラ32−2は、1本の光ファイバ芯線20−2中のデータ信号をn本(4本)に分岐するものであり、この分岐箇所にn本(4本)のドロップ光ケーブル35,・・・中の光ファイバ芯線35−2,・・・が接続されている。
The trunk / support
各ドロップ光ケーブル35,・・・は、各ユーザ宅40に取り付けられたFTTH用光接続箱41にそれぞれ接続されている。各ユーザ宅40内には、光ファイバによって光接続箱41に接続された映像用ONU42及びデータ用ONU43が設置されている。映像用ONU42は、局設備10側のOLTと対になる装置であり、光/電気信号の変換機能と光信号の多重/分離の機能を有し、これには例えばテレビジョン受像機(以下「TV」という。)44が接続されている。同様に、データ用ONU43は、局設備10側のOLTと対になる装置であり、光/電気信号の変換機能と光信号の多重/分離の機能を有し、これには例えばパーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)やIP電話機等の端末装置45が接続されている。
Each drop
図7は、図6中のドロップ光ケーブル用クロージャ30の詳細を示す概略の構成図である。
FIG. 7 is a schematic configuration diagram showing details of the drop
2個の映像用光カプラ32−1及びデータ用光カプラ32−2は、クロージャ30内に実装される図示しないトレーに配設されている。
The two image optical couplers 32-1 and the data optical coupler 32-2 are disposed on a tray (not shown) mounted in the
幹線・支持光ケーブル20中の1本の映像用光ファイバ芯線20−1は、融着スリーブ31−1により、映像用光カプラ32−1の入射端部から導出されている1本の光ファイバ素線(或いは光ファイバ芯線)に融着接続され、この光カプラ32−1の出射端部から導出されている第1、第2、第3、第4の光ファイバ素線(或いは光ファイバ芯線)(1),(2),(3),(4)の内の1本(例えば、第4の光ファイバ素線(4))が、4チャンネルch4用の融着スリーブ33−4により、1本のドロップ光ケーブル35中の光ファイバ芯線35−1の一端部に融着接続されている。更に、幹線・支持光ケーブル20中の1本のデータ用光ファイバ芯線20−2は、融着スリーブ31−2により、データ用光カプラ32−2の入射端部から導出されている1本の光ファイバ素線に融着接続され、この光カプラ32−2の出射端部から導出されている第1、第2、第3、第4の光ファイバ素線(a),(b),(c),(d)の内の1本(例えば、第4の光ファイバ素線(d))が、4チャンネルch4用融着スリーブ33−4により、1本のドロップ光ケーブル35中の光ファイバ芯線35−2の一端部に融着接続され、同様に、光カプラ31−1の出射端部から導出されている第1、第2、第3の光ファイバ素線(1),(2),(3)も、3チャンネルch3用融着スリーブ33−3、2チャンネルch2用融着スリーブ33−2、及び1チャンネルch1用融着スリーブ33−1により、他の3本のドロップ光ケーブルの一端部にそれぞれ融着接続されている。更に、光カプラ31−2の出射端部から導出されている第1、第2、第3の光ファイバ素線(a),(b),(c)も、融着スリーブ33−3,33−2,33−1により、他の3本のドロップ光ケーブルの一端部にそれぞれ融着接続されている。
One optical fiber core wire 20-1 for video in the trunk line / supporting
各ドロップ光ケーブル35,・・・の他端部は、各ユーザ宅40のFTTH用光接続箱41にそれぞれ接続されている。
The other end of each drop
次に、図6及び図7に示す2芯通信システム形のFTTH−PONシステムの動作を説明する。 Next, the operation of the two-core communication system type FTTH-PON system shown in FIGS. 6 and 7 will be described.
局設備10内の映像系光増幅分配装置11から時分割多重化された下り映像信号が出力されると共に、IP系端局装置12から時分割多重化された下りデータ信号が出力されると、これらの下り映像信号及びデータ信号が幹線・支持光ケーブル20によってユーザ宅40,・・・へ送られる。送られてきた下り映像信号及びデータ信号は、クロージャ30内の映像用光カプラ32−1により映像信号が4分岐されると共に、データ用光カプラ32−2によりデータ信号が4分岐される。分岐された各映像信号と各データ信号とは、それぞれ対(ペア)になってドロップ光ケーブル35,・・・により各ユーザ宅40,・・・のFTTH用光接続箱41,・・・へ引き落とされる。
When the downlink video signal time-division multiplexed is output from the video-system optical amplifying / distributing
各ユーザ宅40の光接続箱41へ引き落とされた時分割多重化された映像信号、及びデータ信号の内、自己宛の映像信号が映像ONU42により分離された後、TV44にて映像表示が行われる。又、自己宛のデータ信号がデータONU43により分離された後、端末装置45にてデータ処理が行われる。
Of the time-division multiplexed video signals and data signals drawn to the
端末装置45から出力された上りデータ信号は、データONU43により光信号に変換された後、FTTH用光接続箱41、ドロップ光ケーブル35、クロージャ30、及び幹線・支持光ケーブル20を経由して局設備10内のIP系端局装置12へ送られ、受信処理が行われる。
The upstream data signal output from the
しかしながら、従来のFTTH−PONシステムに用いられる光カプラ32−1,32−2では、次の(I)〜(III)のような課題があった。 However, the optical couplers 32-1 and 32-2 used in the conventional FTTH-PON system have the following problems (I) to (III).
(I) 図7に示すように、従来の技術では、データ用光カプラ32−1と映像用光カプラ32−2とをそれぞれ別個に計2個用意し、これらをクロージャ30内に実装される図示しないトレー上に配設している。そのため、部品のコストが2倍になると共に、トレー上のスペースに関し、光カプラ2個分を要するので、低コスト化及び小型化が困難である。
(I) As shown in FIG. 7, in the conventional technique, a total of two data optical couplers 32-1 and video optical couplers 32-2 are prepared and mounted in the
(II) データ用光カプラ32−1から導出される複数本の光ファイバ素線(或いは光ファイバ芯線)や、映像用光カプラ32−2から導出される複数本の光ファイバ素線(或いは光ファイバ芯線)とは、余長を確保する目的で、所定の半径を確保しつつ環状に巻装されてクロージャ内の図示しないトレー上に収容される。例えば、映像用光カプラ32−1から導出された第4の光ファイバ素線(4)と、データ用光カプラ32−2から導出された第4の光ファイブ素線(d)とは、ペアになる光ファイバ素線であるため、工事の際にその2本を選定する必要があるが、トレー上には多数の光ファイバ素線(或いは光ファイバ芯線)が環状に巻装されて収容されているため、その選定に非常に苦労する。 (II) A plurality of optical fiber strands (or optical fiber core wires) derived from the data optical coupler 32-1 and a plurality of optical fiber strands (or light) derived from the image optical coupler 32-2. The fiber core wire) is wound in an annular shape while securing a predetermined radius for the purpose of securing a surplus length and is accommodated on a tray (not shown) in the closure. For example, the fourth optical fiber strand (4) derived from the video optical coupler 32-1 and the fourth optical five strand (d) derived from the data optical coupler 32-2 are paired. It is necessary to select two of them at the time of construction, but many optical fiber strands (or optical fiber core wires) are wound in a ring and accommodated on the tray. Therefore, the selection is very difficult.
(III) 例えば、あるユーザ宅40がデータ用の回線を敷設済みであり、映像用の回線も後日追加する場合であって、クロージャ30内に映像用光カプラ32−1が配設されていない場合には、新規に映像用光カプラ32−1をクロージャ30内に配設し、その映像用光カプラ32−1から導出される光ファイバ素線を引き回してトレー上に収容しなければならず、手間が掛かる。
(III) For example, a user's
本発明の光カプラは、筒状の一端に第1の開口部、前記筒状の他端に第2の開口部を有するパッケージと、前記パッケージ内に重ね合わされて収納された第1のカプラ部及び第2のカプラ部と、前記第1及び第2の開口部を封止する封止材とを備えている。 An optical coupler according to the present invention includes a package having a first opening at one end of a cylindrical shape and a second opening at the other end of the cylindrical shape, and a first coupler portion that is stored in an overlapping manner in the package. And a second coupler part and a sealing material for sealing the first and second openings.
前記第1のカプラ部は、前記第1の開口部から引き出され、第1の光信号を入力する第1の光ファイバと、前記第1の光ファイバに接続されて前記パッケージ内に収納され、前記第1の光ファイバにより入力された前記第1の光信号をn分岐(但し、n;2以上の整数)して出力する第1の分岐部と、前記第1の分岐部に接続されて前記第2の開口部から引き出され、前記第1の分岐部から出力された前記n個の第1の光信号をそれぞれ送出するn本の第2の光ファイバとを有している。 The first coupler unit is pulled out from the first opening and is connected to the first optical fiber and is stored in the package connected to the first optical fiber. A first branch unit that outputs the first optical signal input by the first optical fiber by n branches (where n is an integer of 2 or more), and is connected to the first branch unit. And n second optical fibers that respectively draw out the n first optical signals drawn from the second opening and outputted from the first branching portion.
前記第2のカプラ部は、前記第1の光ファイバとペアになって前記封止材により固定されて前記第1の開口部から引き出され、第2の光信号を入力する第3の光ファイバと、前記第3の光ファイバに接続され、前記第1の分岐部と重ね合わされて前記パッケージ内に収納され、前記第3の光ファイバにより入力された前記第2の光信号をn分岐して出力する第2の分岐部と、前記第2の分岐部に接続され、前記各第2の光ファイバと共にそれぞれ1ペアに束ねられて前記封止材により固定されて前記第2の開口部からそれぞれ引き出され、前記第2の分岐部から出力された前記n個の第2の光信号をそれぞれ送出するn本の第4の光ファイバとを有している。 The second coupler unit is a third optical fiber that is paired with the first optical fiber, fixed by the sealing material, pulled out from the first opening, and receives a second optical signal. And the second optical signal connected to the third optical fiber, overlapped with the first branching unit and stored in the package, and n-branched the second optical signal input by the third optical fiber. A second branch part to be output, and a second branch part connected to the second branch part, respectively bundled together with each second optical fiber, and fixed by the sealing material from the second opening part. And n fourth optical fibers that respectively transmit the n second optical signals that are drawn out and output from the second branching unit.
ここで、前記第1、第2、第3及び第4の光ファイバの各光ファイバは、これに代えて、前記光ファイバが被覆部材により被覆された光ファイバ素線又は光ファイバ芯線を使用しても良い。 Here, each of the first, second, third, and fourth optical fibers uses an optical fiber or an optical fiber core wire in which the optical fiber is coated with a coating member. May be.
本発明によれば、次の(a)〜(e)のような効果がある。 The present invention has the following effects (a) to (e).
(a) 従来、光カプラを、例えば、クロージャ内に実装されるトレー上に配設する場合には、2個必要であったが、本発明の光カプラでは、第1及び第2のカプラ部を内蔵しているので、光カプラの使用数を1個にできる。そのため、部品点数が少なくなってコストの削減が可能になる。更に、トレー上のスペースに関し、光カプラ1個分で足りるため、種々の形状のトレー等に装着出来、しかも、トレーを含めたクロージャの小型化も可能になる。 (A) Conventionally, when two optical couplers are provided on, for example, a tray mounted in a closure, two optical couplers are necessary. However, in the optical coupler of the present invention, the first and second coupler sections Since it is built in, the number of optical couplers used can be reduced to one. As a result, the number of parts is reduced and the cost can be reduced. Further, since the space on the tray is sufficient for one optical coupler, it can be mounted on various shapes of trays and the like, and the closure including the tray can be downsized.
(b) 光カプラから引き出されたn本の第2の光ファイバ(或いは光ファイバ素線又は光ファイバ芯線)とn本の第4の光ファイバ(或いは光ファイバ素線又は光ファイバ芯線)とは、2本ずつペアになって束ねられているので、接続作業の際、その2本の選定が極めて容易であり、作業性が非常に良い。 (B) The n second optical fibers (or optical fiber strands or optical fiber core wires) drawn from the optical coupler and the n fourth optical fibers (or optical fiber strands or optical fiber core wires) Since two are bundled in pairs, it is very easy to select the two at the time of connection work, and workability is very good.
(c) 例えば、FTTH−PONシステムにおいて、あるユーザ宅がデータ用の回線を敷設済みであり、映像用の回線も後日追加する場合、クロージャ内に映像用の光カプラを新規に追設する必要がない。そのため、光カプラ追設に伴う光ファイバ(或いは光ファイバ素線又は光ファイバ芯線)の引き回しも行わなくて済む。即ち、予めペアで引き回しされているペア線の内の映像用の1本を直ぐに探し出せ、その探し出した映像用の1本とドロップ光ケーブルとを接続しさえすれば良い。従って、作業性が非常に良い。 (C) For example, in a FTTH-PON system, when a user's home has already been laid with a data line and a video line will be added at a later date, it is necessary to newly add a video optical coupler in the closure There is no. Therefore, it is not necessary to route the optical fiber (or the optical fiber strand or the optical fiber core wire) accompanying the additional installation of the optical coupler. That is, it is only necessary to quickly find one of the paired wires previously routed in pairs and connect the found one of the images to the drop optical cable. Therefore, workability is very good.
(d) 光カプラは、構造が比較的簡単で、小型化し易く、製造も容易である。 (D) The optical coupler has a relatively simple structure, is easily miniaturized, and is easy to manufacture.
(e) 光カプラは、双方向性の構造であるので、光信号を分岐(分波)する機能の他、逆方向から光信号を入射することにより、光信号を合波する機能も有している。従って、光合分波器として、クロージャを含めた他の種々の用途に使用できる。 (E) Since the optical coupler has a bidirectional structure, in addition to the function of branching (demultiplexing) the optical signal, the optical coupler also has a function of multiplexing the optical signal by entering the optical signal from the opposite direction. ing. Therefore, the optical multiplexer / demultiplexer can be used for various other purposes including a closure.
光カプラは、筒状の一端に第1の開口部、前記筒状の他端に第2の開口部を有する金属製等のパッケージと、前記パッケージ内に重ね合わされて収納された第1のカプラ部及び第2のカプラ部と、前記第1及び第2の開口部を封止する紫外線(UV)硬化型樹脂等の封止材とを備えている。 An optical coupler includes a metal package having a first opening at one end of a cylinder and a second opening at the other end of the cylinder, and a first coupler stored in an overlapping manner in the package. And a second coupler and a sealing material such as an ultraviolet (UV) curable resin that seals the first and second openings.
前記第1のカプラ部は、例えば、ファイバ型構造又は導波路型構造をしており、前記第1の開口部から引き出され、第1の光信号(例えば、2芯通信用の映像信号)を入力する第1の光ファイバと、前記第1の光ファイバに接続されて前記パッケージ内に収納され、前記第1の光ファイバにより入力された前記第1の光信号をn分岐(但し、n;2以上の整数)して出力する第1の分岐部と、前記第1の分岐部に接続されて前記第2の開口部から引き出され、前記第1の分岐部から出力された前記n個の第1の光信号をそれぞれ送出するn本の第2の光ファイバとを有している。 The first coupler unit has, for example, a fiber type structure or a waveguide type structure, and is drawn out from the first opening part to output a first optical signal (for example, a video signal for two-core communication). A first optical fiber to be input, and the first optical signal connected to the first optical fiber and housed in the package and input by the first optical fiber is divided into n branches (where n; A first branch portion that is output as an integer greater than or equal to 2 and the n branch portions connected to the first branch portion and drawn out from the second opening portion and output from the first branch portion And n second optical fibers that respectively transmit the first optical signals.
前記第2のカプラ部は、例えば、ファイバ型構造又は導波路型構造をしており、前記第1の光ファイバとペアになって前記封止材により固定されて前記第1の開口部から引き出され、第2の光信号(例えば、2芯通信用のデータ信号)を入力する第3の光ファイバと、前記第3の光ファイバに接続され、前記第1の分岐部と重ね合わされて前記パッケージ内に収納され、前記第3の光ファイバにより入力された前記第2の光信号をn分岐して出力する第2の分岐部と、前記第2の分岐部に接続され、前記各第2の光ファイバと共にそれぞれ1ペアに束ねられて前記封止材により固定されて前記第2の開口部からそれぞれ引き出され、前記第2の分岐部から出力された前記n個の第2の光信号をそれぞれ送出するn本の第4の光ファイバとを有している。 The second coupler portion has, for example, a fiber type structure or a waveguide type structure, and is paired with the first optical fiber and fixed by the sealing material and pulled out from the first opening portion. And a third optical fiber for inputting a second optical signal (for example, a data signal for two-core communication), connected to the third optical fiber, and overlapped with the first branch portion to form the package. A second branch unit that is n-branched and outputs the second optical signal input by the third optical fiber, and is connected to the second branch unit, Each of the n second optical signals that are bundled together with an optical fiber, fixed by the sealing material, pulled out from the second opening, and output from the second branch, respectively. With n fourth optical fibers to send out To have.
前記第1、第2、第3及び第4の光ファイバの各光ファイバは、これに代えて、前記光ファイバが被覆部材により被覆された光ファイバ素線又は光ファイバ芯線を使用しても良い。 Instead of this, each of the first, second, third, and fourth optical fibers may use an optical fiber strand or an optical fiber core wire in which the optical fiber is coated with a coating member. .
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1を示す光カプラが収納されたドロップ光ケーブル用クロージャ付近の概略の構成図である。
(Configuration of Example 1)
FIG. 1 is a schematic configuration diagram in the vicinity of a drop optical cable closure in which an optical coupler according to a first embodiment of the present invention is housed.
このドロップ光ケーブル用クロージャ50は、図6に示す従来のFTTH−PONシステムにおけるクロージャ30に代えて、幹線・支持光ケーブル20に接続され、この幹線・支持光ケーブル20を1×n分岐し、2芯ドロップ光ケーブル35を介してユーザ宅40のFTTH用光接続箱41に接続されるものである。
This drop
クロージャ50内に実装される図示しないトレー上には、1個の第1の光信号(例えば、映像信号)用及び第2の光信号(例えば、データ信号)用の2×2n形(例えば、n=4)の光カプラ60が配設されている。光カプラ60の入射端部からは、2本の映像用の第1の光ファイバ素線61−1及びデータ用の第3の光ファイバ素線61−2が束ねられて導出され、更に、この光カプラ60の出射端部から、4ペアの映像用の第2の光ファイバ素線62−1及びデータ用の第4の光ファイバ素線62−aと、映像用の第2の光ファイバ素線62−2及びデータ用の第4の光ファイバ素線62−bと、映像用の第2の光ファイバ素線62−3及びデータ用の第4の光ファイバ素線62−cと、映像用の第2の光ファイバ素線62−4及びデータ用の第4の光ファイバ素線62−dとが導出されている。各光ファイバ素線61−1,・・・は、例えば、光ファイバの表面がUV硬化型エポキシ樹脂等で被覆された構造をしており、その口径は例えば125μm程度である。
On a tray (not shown) mounted in the
各ペアの映像用光ファイバ素線62−1及びデータ用光ファイバ62−aは、分離可能に束ねられて結合(例えば、2芯テープ化されて結合)されている。同様に、映像用光ファイバ62−2及びデータ用光ファイバ62−bも2芯テープ化されて結合され、映像用光ファイバ62−3及びデータ用光ファイバ62−cも2芯テープ化されて結合され、更に、映像用光ファイバ62−4及びデータ用光ファイバ62−dも2芯テープ化されて結合されている。 The image optical fiber 62-1 and the data optical fiber 62-a of each pair are bundled so as to be separable and coupled (for example, a two-core tape is coupled). Similarly, the optical fiber for image 62-2 and the optical fiber for data 62-b are combined in a two-core tape, and the optical fiber for image 62-3 and the optical fiber for data 62-c are also combined in a two-core tape. Further, the image optical fiber 62-4 and the data optical fiber 62-d are also combined in a two-core tape.
映像用光ファイバ素線61−1の端部は、融着スリーブ51により、幹線・支持光ケーブル20中の1本の映像用光ファイバ芯線20−1の端部と融着接続されると共に、データ用光ファイバ素線61−2の端部が、その融着スリーブ51により、幹線・支持光ケーブル20中の1本のデータ用光ファイバ芯線20−2の端部と融着接続されている。更に、ペアになった映像用光ファイバ素線62−4及びデータ用光ファイバ素線62−dの端部は、4チャンネルch4用融着スリーブ52−4により、ドロップ光ケーブル35中の光ファイバ芯線35−1,35−2の端部にそれぞれ融着接続されている。
The end of the image-forming optical fiber 61-1 is fused and connected to the end of one image-forming optical fiber core 20-1 in the trunk / supporting
同様に、他のペアの映像用光ファイバ素線62−1及びデータ用光ファイバ素線62−aの端部は、1チャンネルch1用融着スリーブ52−1により、他のドロップ光ケーブル中の2本の光ファイバ芯線の端部にそれぞれ融着接続され、映像用光ファイバ素線62−2及びデータ用光ファイバ素線62−bの端部は、2チャンネルch2用融着スリーブ52−2により、他のドロップ光ケーブル中の2本の光ファイバ芯線の端部にそれぞれ融着接続され、更に、映像用光ファイバ素線62−3及びデータ用光ファイバ素線62−cの端部は、3チャンネルch3用融着スリーブ52−3により、他のドロップ光ケーブル中の2本の光ファイバ芯線の端部にそれぞれ融着接続されている。 Similarly, the ends of the other pairs of the image optical fiber 62-1 and the data optical fiber 62-a are paired in the other drop optical cables by the 1-channel ch1 fusion sleeve 52-1. The end portions of the optical fiber core wire 62-2 and the data optical fiber strand 62-b are fused and connected to the end portions of the two optical fiber core wires, respectively, by a two-channel ch2 fusion sleeve 52-2. The ends of the two optical fiber core wires in the other drop optical cables are fused and connected, and the end portions of the optical fiber strand for video 62-3 and the optical fiber strand for data 62-c are 3 The channel ch3 fusion sleeve 52-3 is fused and connected to the ends of the two optical fiber core wires in the other drop optical cables.
図2は、図1中の2×8形光カプラ60の構造を示す模式図である。
この2×8形光カプラ60には、第1のカプラ部(例えば、1×4形映像用カプラ部)70−1と第2のカプラ部(例えば、1×4形データ用カプラ部)70−2とが内蔵されている。映像用カプラ部70−1は、入射端部から1本の光ファイバ素線61−1が導出され、出射端部から4本の光ファイバ素線62−1〜62−4が導出されている。データ用カプラ部70−2は、入射端部から1本の光ファイバ素線61−2が導出され、出射端部から4本の光ファイバ素線62−a〜62−dが導出されている。4本の光ファイバ素線62−1〜62−4と4本の光ファイバ素線62−a〜62−dとは、交差するように配置され、映像用光ファイバ素線62−1及びデータ用光ファイバ素線62−aと、映像用光ファイバ素線62−2及びデータ用光ファイバ素線62−bと、映像用光ファイバ素線62−3及びデータ用光ファイバ素線62−cと、映像用光ファイバ素線62−4及びデータ用光ファイバ素線62−dとが、それぞれ1ペアに束ねられて光カプラ60の出射端部から引き出され、2芯テープ化されてそれぞれ結合されている。
FIG. 2 is a schematic diagram showing the structure of the 2 × 8
The 2 × 8 type
図3(a)、(b)は、図2の2×8形光カプラ60を示すファイバ型光カプラの模式的な構造図であり、同図(a)は縦断面図、及び、同図(b)は同図(a)中のI−I線断面図である。
FIGS. 3A and 3B are schematic structural views of a fiber-type optical coupler showing the 2 × 8
この2×8形光カプラ60は、ファイバ型光カプラであり、金属等で形成された円筒状部材(例えば、長さ70mm、口径7mm程度)からなるパッケージ63を有している。パッケージ63内には、同一構造の映像用カプラ部70−1とデータ用カプラ部70−2とが重ね合わせて収納され、このカプラ部70−1,70−2から導出された1ペアの光ファイバ素線61−1,61−2が、パッケージ63の第1の開口部から引き出され、そのカプラ部70−1,70−2から導出された4ペアの光ファイバ素線62−1,62−a〜62−4,62−dが、パッケージ63の第2の開口部から引き出されている。
The 2 × 8
映像用カプラ部70−1は、硝子管等の円筒部材71−1を有し、この円筒部材71−1内に、第1の分岐部(例えば、光ファイバ素線61−1の端部と光ファイバ素線62−1〜62−4の端部との融着箇所)が挿着された構造をしている。同様に、データ用カプラ部70−2は、硝子管等の円筒部材71−2を有し、この円筒部材71−2内に、第2の分岐部(例えば、光ファイバ素線61−2の端部と光ファイバ素線62−a〜62−dの端部との融着箇所)が挿着された構造をしている。 The video coupler unit 70-1 includes a cylindrical member 71-1 such as a glass tube, and the first branching unit (for example, an end of the optical fiber 61-1 and the like) The optical fiber strands 62-1 to 62-4 are fused to the end portions). Similarly, the data coupler section 70-2 includes a cylindrical member 71-2 such as a glass tube, and the second branch section (for example, the optical fiber strand 61-2) is included in the cylindrical member 71-2. The end portion and the end portion of the optical fiber strands 62-a to 62-d) are inserted.
映像用カプラ部70−1とデータ用カプラ部70−2とは、重ね合わされて固定され、引き出された光ファイバ素線61−1,61−2が2芯テープ化されて結合されると共に、引き出された光ファイバ素線62−1,62−a〜62−4,62−dがそれぞれ1ペアに2芯テープ化されて結合されている。このような映像用カプラ部70−1及びデータ用カプラ部70−2は、パッケージ63内に挿入され、このパッケージ63の両端の第1及び第2の開口部が、光透過性に優れたUV硬化型エポキシ樹脂等の封止材64−1,64−2により封止されている。
The video coupler unit 70-1 and the data coupler unit 70-2 are overlapped and fixed, and the drawn optical fiber strands 61-1 and 61-2 are combined into a two-core tape, The drawn optical fiber strands 62-1, 62-a to 62-4, 62-d are respectively combined into a pair of two-core tapes. The video coupler unit 70-1 and the data coupler unit 70-2 are inserted into the
(実施例1の製造例)
図3に示す光カプラ60は、例えば、以下のようにして製造される。
映像用カプラ部70−1を製造する場合は、長尺の4本の光ファイバ素線61−1,61−11,61−12,61−13を用意する。光ファイバ素線61−1,61−11,61−12,61−13の一部の被覆部を剥離してこの剥離箇所を束ね、この剥離箇所に対して左右に張力を加えつつ、バーナー等で加熱して融着した後、余分な3本の光ファイバ素線61−11〜61−13の端部を切断する。これにより、1本の光ファイバ素線61−1が融着箇所で1×4分岐されて4本の光ファイバ素線62−1〜62−4となる分岐構造が形成される。その後、融着箇所に接着剤等を塗布して円筒部材71−1内へ挿入して接着すれば、映像用カプラ部70−1が得られる。
(Production example of Example 1)
The
When the video coupler unit 70-1 is manufactured, four long optical fiber strands 61-1, 61-11, 61-12, 61-13 are prepared. A part of the coated portions of the optical fiber strands 61-1, 61-11, 61-12, 61-13 are peeled to bundle the peeled portions, and a burner or the like is applied while applying tension to the peeled portions to the left and right. Then, the ends of the extra three optical fiber strands 61-11 to 61-13 are cut. As a result, a branch structure is formed in which one optical fiber 61-1 is branched by 1 × 4 at the fusion point to become four optical fibers 62-1 to 62-4. After that, if an adhesive or the like is applied to the fused portion and inserted into the cylindrical member 71-1, and then bonded, an image coupler unit 70-1 is obtained.
データ用カプラ部70−2を製造する場合は、映像用カプラ部70−1と同様に、長尺の4本の光ファイバ素線61−2,61−21,61−22,61−23を用意する。光ファイバ素線61−2,61−21,61−22,61−23の一部の被覆部を剥離してこの剥離箇所を束ね、この剥離箇所に対して左右に張力を加えつつ、バーナー等で加熱して融着した後、余分な3本の光ファイバ素線61−21〜61−23の端部を切断する。これにより、1本の光ファイバ素線61−2が融着箇所で1×4分岐されて4本の光ファイバ素線62−a〜62−dとなる分岐構造が形成される。その後、融着箇所に接着剤等を塗布して円筒部材71−2内へ挿入して接着すれば、データ用カプラ部70−2が得られる。 When manufacturing the data coupler unit 70-2, the four long optical fiber strands 61-2, 61-21, 61-22, and 61-23 are connected in the same manner as the video coupler unit 70-1. prepare. A part of the coated portions of the optical fiber strands 61-2, 61-21, 61-22, 61-23 are peeled to bundle the peeled portions, and a burner or the like is applied while applying tension to the peeled portions to the left and right. Then, the ends of the extra three optical fiber strands 61-21 to 61-23 are cut. As a result, a branch structure is formed in which one optical fiber 61-2 is branched by 1 × 4 at the fusion point to become four optical fibers 62-a to 62-d. After that, if an adhesive or the like is applied to the fused part and inserted into the cylindrical member 71-2 and bonded, the data coupler part 70-2 is obtained.
次に、製造された映像用カプラ部70−1とデータ用カプラ部70−2とを重ね合わせて接着剤等で固定する。映像用カプラ部70−1から引き出された光ファイバ素線61−1と、データ用カプラ部70−2から引き出された光ファイバ素線61−2とは、2芯テープ化して結合しておく。同様に、映像用カプラ部70−1から引き出された光ファイバ素線62−1〜62−4と、データ用カプラ部70−2から引き出された光ファイバ素線62−a〜62−dとは、それぞれペアの形62−1,62−a〜62−4,62−dで2芯テープ化して結合しておく。接続の容易化等を考慮して、例えば、1ペアの光ファイバ素線61−1,61−2の引き出し長さは1000mm以上、4ペアの光ファイバ素線62−1,62−a〜62−4,62−dの引き出し長さは1000mm以上で、且つ、それぞれ色分けされていることが望ましい。 Next, the manufactured image coupler unit 70-1 and data coupler unit 70-2 are overlapped and fixed with an adhesive or the like. The optical fiber 61-1 drawn from the video coupler unit 70-1 and the optical fiber 61-2 drawn from the data coupler unit 70-2 are combined as a two-core tape. . Similarly, optical fiber strands 62-1 to 62-4 drawn from the video coupler unit 70-1 and optical fiber strands 62-a to 62-d drawn from the data coupler unit 70-2. Are respectively formed into a two-core tape in the form of pairs 62-1, 62-a to 62-4, 62-d. In consideration of easy connection and the like, for example, the drawing length of one pair of optical fiber strands 61-1 and 61-2 is 1000 mm or more, and four pairs of optical fiber strands 62-1 and 62-a to 62 It is desirable that the lead-out lengths of −4, 62-d are 1000 mm or more and are color-coded.
重ね合わせて固定された映像用カプラ部70−1及びデータ用カプラ部70−2は、パッケージ63内に挿入し後、このパッケージ63の両端の第1及び第2の開口部をUV硬化型エポキシ樹脂等の封止材64−1,64−2により封止すれば、図3の光カプラ60の製造が終了する。
The video coupler unit 70-1 and the data coupler unit 70-2, which are fixed by being overlapped, are inserted into the
このようにして製造された光カプラ60を、図1のドロップ光ケーブル用クロージャ50内に装着する方法の一例を以下説明する。
An example of a method for mounting the
クロージャ50内に実装される図示しないトレー上に、1個の光カプラ60を配設する。光カプラ60の一端から導出されている映像用光ファイバ素線61−1の入射端部を、融着スリーブ51により、幹線・支持光ケーブル20中の1本の映像用光ファイバ芯線20−1の端部と融着接続すると共に、光カプラ60の一端から導出しているデータ用光ファイバ素線61−2の入射端部を、その融着スリーブ51により、幹線・支持光ケーブル20中の1本のデータ用光ファイバ芯線20−2の端部と融着接続する。更に、光カプラ60の他端から導出された1ペアになった映像用光ファイバ素線62−4及びデータ用光ファイバ素線62−dの出射端部を、4チャンネルch4用融着スリーブ52−4により、ドロップ光ケーブル35中の光ファイバ芯線35−1,35−2の端部にそれぞれ融着接続する。
One
同様に、他のペアの映像用光ファイバ素線62−1及びデータ用光ファイバ素線62−aの出射端部を、1チャンネルch1用融着スリーブ52−1により、他のドロップ光ケーブル中の2本の光ファイバ芯線の端部にそれぞれ融着接続する。映像用光ファイバ素線62−2及びデータ用光ファイバ素線62−bの出射端部を、2チャンネルch2用融着スリーブ52−2により、他のドロップ光ケーブル中の2本の光ファイバ芯線の端部にそれぞれ融着接続し、更に、映像用光ファイバ素線62−3及びデータ用光ファイバ素線62−cの出射端部を、3チャンネルch3用融着スリーブ52−3により、他のドロップ光ケーブル中の2本の光ファイバ芯線の端部にそれぞれ融着接続する。これにより、光カプラ60の装着作業が終了する。
Similarly, the output end portions of the other pairs of the image optical fiber 62-1 and the data optical fiber 62-a are connected to the other drop optical cables by the 1-channel ch1 fusion sleeve 52-1. The ends of the two optical fiber core wires are fused and connected. The optical fiber strand 62-2 for image and the optical fiber strand 62-b for data are connected to the two optical fiber core wires in the other drop optical cable by the fusion sleeve 52-2 for 2 channels ch2. Each of the optical fiber strands 62-3 for data and the optical fiber strands 62-c for data is fused and connected to the end portions, and the other end portions of the optical fiber strands for data 62-c are connected to other ends by a three-channel ch3 fusion sleeve 52-3. The ends of two optical fiber core wires in the drop optical cable are fused and connected. Thereby, the mounting operation of the
(実施例1の動作)
本実施例1の光カプラ60を用いた図6に示す2芯通信システム形のFTTH−PONシステムの動作を説明する。
(Operation of Example 1)
The operation of the FTTH-PON system of the two-core communication system type shown in FIG. 6 using the
図6の局設備10内の映像系光増幅分配装置11から時分割多重化された下り映像信号が出力されると共に、IP系端局装置12から時分割多重化された下りデータ信号が出力されると、これらの下り映像信号及びデータ信号が幹線・支持光ケーブル20によってユーザ宅40,・・・へ送られる。送られてきた下り映像信号及びデータ信号は、図1及び図2のクロージャ50内において、映像用光ファイバ芯線20−1、データ用光ファイバ芯線20−2、融着スリーブ51、及び光ファイバ素線61−1,61−2を介して光カプラ60へ入力される。光カプラ60へ入力された映像信号及びデータ信号は、映像用カプラ部70−1及びデータ用カプラ部70−2によりそれぞれ4分岐され、光ファイバ素線62−1〜62−4を介して1チャンネルch1用融着スリーブ52−1〜4チャンネルch4用融着スリーブ52−4へそれぞれ伝送される。伝送された映像信号とデータ信号とは、それぞれペアになってドロップ光ケーブル35,・・・内の光ファイバ芯線35−1,35−2,・・・により各ユーザ宅40,・・・のFTTH用光接続箱41,・・・へ引き落とされる。
6, a time-division multiplexed downlink video signal is output from the video-system optical amplifying / distributing
あるユーザ宅40の光接続箱41へ引き落とされた時分割多重化された映像信号、及びデータ信号の内、自己宛の映像信号が映像ONU42により分離されて電気信号に変換された後、TV44へ送られて映像表示が行われる。又、自己宛のデータ信号がデータONU43により分離されて電気信号に変換された後、端末装置45へ送られて所定のデータ処理が行われる。
Of the time-division multiplexed video signal and data signal that have been pulled down to the
端末装置45から出力された上りデータ信号は、データONU43により光信号に変換された後、FTTH用光接続箱41、ドロップ光ケーブル35内の光ファイバ芯線35−1,35−2、クロージャ50内の融着スリーブ52−4、光ファイバ素線62−4,62−d、光カプラ60内の映像用カプラ部70−1、データ用カプラ部70−2、光ファイバ素線61−1,61−2、融着スリーブ51、及び幹線・支持光ケーブル20内の映像用光ファイバ芯線20−1、データ用光ファイバ芯線20−2を経由して、図6の局設備10内のIP系端局装置12へ送られ、受信処理が行われる。このようにして、局設備10とユーザ宅40との間で、双方向データ通信が行われる。
The upstream data signal output from the
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、次の(a)〜(e)のような効果がある。
(Effect of Example 1)
According to the first embodiment, the following effects (a) to (e) are obtained.
(a) クロージャ50内に実装される図示しないトレー上に配設した光カプラ60は、映像用カプラ部70−1及びデータ用カプラ部70−2を内蔵しているので、光カプラの使用数を1個にできる。そのため、部品点数が少なくなってコストの削減が可能になる。更に、トレー上のスペースに関し、光カプラ1個分で足りるため、種々の形状のトレー等に装着出来、しかも、トレーを含めたクロージャ50の小型化も可能になる。
(A) Since the
(b) 光カプラ60から引き出された映像用光ファイバ素線62−1〜62−4とデータ用光ファイバ素線62−a〜62−dとは、2本ずつペアになって2芯テープ化されて結合されているので、接続作業の際、その2本の選定が極めて容易であり、作業性が非常に良い。
(B) The optical fiber strands 62-1 to 62-4 for video and the optical fiber strands 62-a to 62-d for data drawn out from the
(c) 例えば、あるユーザ宅40がデータ用の回線を敷設済みであり、映像用の回線も後日追加する場合、クロージャ50内に映像用の光カプラを新規に追設する必要がない。そのため、当然ながら、光カプラ追設に伴う光ファイバ素線(或いは光ファイバ芯線)の引き回しも行わなくて済む。即ち、予めペアで引き回しされているペア線(例えば、光ファイバ素線62−4及び62−d)の内の1本(映像用光ファイバ素線62−d)を直ぐに探し出せ、その探し出した映像用光ファイバ素線62−dと、ドロップ光ケーブル35内の光ファイバ芯線の一本(映像用光ファイバ芯線35−1)とを、融着スリーブ52−4により融着しさえすれば良い。従って、作業性が非常に良い。
(C) For example, when a user's
(d) ファイバ型光カプラ60は、図3に示すように、同一構造の2個のカプラ部を作っておき、その内の1個を映像用カプラ部70−1、他の1個をデータ用カプラ部70−2として使用し、この2個のカプラ部70−1,70−2を重ね合わせて円筒状のパッケージ63へ挿着し、導出された光ファイバ素線61−1及び61−2をペアにして2芯テープ化して結合すると共に、導出された光ファイバ素線62−1〜62−4及び62−a〜62−dをそれぞれペアにして2芯テープ化して結合した後、パッケージ63の両端開口部を封止材64−1,64−2にて封止する構造になっているので、構造が比較的簡単で、小型化し易く、製造も容易である。従って、本実施例1のファイバ型光カプラ60は、小型であり、光ファイバとの接続性が良く、信頼性を確保し易く、多様性に適している。
(D) As shown in FIG. 3, the fiber type
(e) 図3のファイバ型光カプラ60は、双方向性の構造であるので、光信号を分岐(分波)する機能の他、逆方向から光信号を入射することにより、光信号を合波する機能も有している。従って、光合分波器として、クロージャ50を含めた他の種々の用途に使用できる。
(E) Since the fiber type
(実施例2の構成)
図4(a)〜(d)は、図2の2×8形光カプラ60を示す導波路型光カプラの模式的な構造図であり、同図(a)は横断面図、同図(b)は縦断面図、同図(c)は同図(b)中のII−II線断面図、及び同図(d)は同図(b)中のIII−III線断面図である。この図4において、実施例1を示す図3中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
(Configuration of Example 2)
4A to 4D are schematic structural views of a waveguide type optical coupler showing the 2 × 8 type
この2×8形光カプラ60Aは、導波路型ファイバ型光カプラであり、金属等で形成された角筒状部材(例えば、長さ55mm、断面口径の縦4mm、横7mm、程度)からなるパッケージ63Aを有している。パッケージ63Aは、断面コ字状の収納部材63A−1と、この収納部材63A−1の長手方向の開口部を閉塞する断面コ字状の蓋部材63A−2とにより構成されている。収納部材63A−1内には、第1のカプラ部(例えば、角柱状の1×4形映像用カプラ部)70A−1と、これと同一構造の第2のカプラ部(例えば、角柱状の1×4形データ用カプラ部)70A−2とが、重ね合わせて収納され、この収納部63A−1の長手方向の開口部に、蓋部材63A−2が嵌着されている。
The 2 × 8 optical coupler 60A is a waveguide fiber type optical coupler and is made of a rectangular tube-shaped member (for example, 55 mm in length, 4 mm in length and 7 mm in width). A
映像用カプラ部70A−1は、第1の分岐部(例えば、1入射4出射の光導波路)71A−1と、この光導波路71A−1の入射端面に接合され、第1の光ファイブ素線61−1の端部を溝部に収容して固定する光ファイバ固定部材72−1と、光導波路71A−1の出射端面に接合され、並列に配置された4本の第2の光ファイバ素線62−1〜62−4の端部を溝部に収容して固定する光ファイバ固定部材73−1とにより構成されている。同様に、データ用カプラ部70A−2は、第2の分岐部(例えば、1入射4出射の光導波路)71A−2と、この光導波路71A―2の入射端面に接合され、第3の光ファイブ素線61−2の端部を溝部に収容して固定する光ファイバ固定部材72−2と、光導波路71A−2の出射端面に接合され、並列に配置された4本の第4の光ファイバ素線62−a〜62−dの端部を溝部に収容して固定する光ファイバ固定部材73−2とにより構成されている。
The
映像用カプラ部70A−1とデータ用カプラ部70A−2とは、パッケージ63A内において重ね合わされて固定されている。カプラ部70A−1,70A−2から導出された上下の光ファイバ素線61−1,61−2は、ペアの形で2芯テープ化されて結合され、パッケージ63Aの第1の開口部から引き出されている。更に、カプラ部70A−1,70A−2から導出された上下の光ファイバ素線62−1,62−a〜62−4,62−dも、それぞれ上下1ペアの形で2芯テープ化されて結合され、パッケージ63Aの第2の開口部から引き出されている。パッケージ63Aの両端の第1及び第2の開口部は、UV硬化型エポキシ樹脂等の封止材64A−1,64A−2により封止されている。
The
(実施例2の製造例)
図4に示す光カプラ60Aは、例えば、以下のようにして製造される。
映像用カプラ部70A−1を構成する光導波路71A−1は、例えば、埋め込み型構造の場合、シリコン基板等の基板上に、下部クラッド層が形成され、この下部クラッド層上に、光透過性に優れたUV硬化型エポキシ樹脂等からなるコア層がエッチング等によって選択的に形成され、更に、そのコア層が上部クラッド層により被覆されて形成される。光ファイバ固定部材72−1,73−1は、例えば、シリコン基板等の基板上に、エッチング等によって溝部が形成され、この溝部内に光ファイバ素線61−1,62−1〜62−4の端部が接着剤等により固定された後、光導波路71A−1の端面に対して位置合わせ(調芯)されて接着され、映像用カプラ部70A−1が形成される。
(Production example of Example 2)
The optical coupler 60A shown in FIG. 4 is manufactured as follows, for example.
For example, in the case of the buried structure, the
この映像用カプラ部70A−1と同様に、データ用カプラ部70A−2を製造する場合も、埋め込み型構造の光導波路71A−2と、光ファイバ素線61−2,62−a〜62−dの端部を固定した光ファイバ固定部材72−2,73−2とを形成する。その後、光導波路71A−2の端面に対して、光ファイバ固定部材72−2,73−2を位置合わせ(調芯)して接着すれば、データ用カプラ部70A−2を形成できる。
Similarly to the
次に、製造された映像用カプラ部70A−1とデータ用カプラ部70A−2とを、上下に重ね合わせて接着する。カプラ部70A−1,70A−2から導出された上下の光ファイバ素線61−1,61−2を、ペアの形で2芯テープ化して結合すると共に、カプラ部70A−1,70A−2から導出された上下の光ファイバ素線62−1,62−a〜62−4,62−dも、それぞれ上下1ペアの形で2芯テープ化して結合する。接着された映像用カプラ部70A−1及びデータ用カプラ部70A−2を、パッケージ63Aの収納部材63A−1内に固定し、上下ペアの光ファイバ素線61−1,61−2を収納部63A−1の一端から引き出し、上下ペアの光ファイバ素線62−1,62−a〜62−4,62−dを収納部63A−1の他端から引き出す。
Next, the manufactured
実施例1と同様に、接続の容易化等を考慮して、例えば、1ペアの光ファイバ素線61−1,61−2の引き出し長さは1000mm以上、4ペアの光ファイバ素線62−1,62−a〜62−4,62−dの引き出し長さは1000mm以上で、且つ、それぞれ色分けされていることが望ましい。 In the same manner as in the first embodiment, in consideration of easy connection and the like, for example, the drawing length of one pair of optical fiber strands 61-1 and 61-2 is 1000 mm or more, and four pairs of optical fiber strands 62- The lead-out lengths of 1,62-a to 62-4,62-d are desirably 1000 mm or more and are color-coded.
収納部63A−1の長手方向の開口部に、蓋部材63A−2を嵌着してパッケージ63Aを固定する。その後、パッケージ63Aの両端の第1及び第2の開口部を、UV硬化型エポキシ樹脂等の封止材64A−1,64A−2により封止すれば、図4の光カプラ60Aの製造が終了する。
A
このようにして製造された光カプラ60Aは、実施例1と同様の方法により、図1のドロップ光ケーブル用クロージャ50内に装着される。
The optical coupler 60A thus manufactured is mounted in the drop
(実施例2の動作)
本実施例2の光カプラ60Aを用いた図6に示す2芯通信システム形のFTTH−PONシステムの動作は、実施例1と同様である。
(Operation of Example 2)
The operation of the FTTH-PON system of the two-core communication system type shown in FIG. 6 using the optical coupler 60A of the second embodiment is the same as that of the first embodiment.
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、実施例1の効果(a)〜(c)と同様の効果があり、更に、次の(i)、(ii)のような効果もある。
(Effect of Example 2)
According to the second embodiment, there are the same effects as the effects (a) to (c) of the first embodiment, and further, there are the following effects (i) and (ii).
(i) 導波路型光カプラ60Aは、同一構造の2個のカプラ部を作っておき、その内の1個を映像用カプラ部70A−1、他の1個をデータ用カプラ部70A−2として使用し、この2個のカプラ部70A−1,70A−2を重ね合わせて角筒状のパッケージ63A内へ装着した後、パッケージ63Aの両端開口部を封止材64A−1,64A−2にて封止する構造になっているので、構造が比較的簡単で、製造も容易である。特に、本実施例2の導波路型光カプラ60Aは、実施例1のファイバ型光カプラ60に比べて、より小型化でき、複合化が容易で、量産性に適している。
(I) The waveguide type optical coupler 60A has two coupler sections having the same structure, one of which is a
(ii) 導波路型光カプラ60Aは、双方向性の構造であるので、光信号を分岐(分波)する機能の他、逆方向から光信号を入射することにより、光信号を合波する機能も有している。従って、光合分波器として、クロージャ50を含めた他の種々の用途に使用できる。
(Ii) Since the waveguide type optical coupler 60A has a bidirectional structure, in addition to the function of branching (demultiplexing) the optical signal, the optical signal is multiplexed by entering the optical signal from the opposite direction. It also has a function. Therefore, the optical multiplexer / demultiplexer can be used for various other purposes including the
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(Modification)
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various usage forms and modifications are possible. For example, the following forms (a) to (c) are available as usage forms and modifications.
(a) 図5は、図2の2×8形光カプラ60の変形例を示す2×16形光カプラの構造の模式図である。
(A) FIG. 5 is a schematic diagram of the structure of a 2 × 16 optical coupler showing a modification of the 2 × 8
この2×16形光カプラ60Bは、第1のカプラ部(例えば、1×8形映像用カプラ部)70B−1と第2のカプラ部(例えば、1×8形データ用カプラ部)70B−2とが1つのパッケージ内に内蔵されている。このような8分岐形の光カプラ60Bを用いた場合には、8ユーザ宅40,・・・への配線が可能となる。本発明の光カプラでは、任意の分岐数に適用出来る。
The 2 × 16 type
(b) 光ファイバ素線61−1,61−2,62−1,62−a〜62−4,62−dは、これらに代えて、光ファイバ芯線、或いは、光ファイバを使用しても良い。 (B) The optical fiber strands 61-1, 61-2, 62-1, 62-a to 62-4, 62-d may be replaced with optical fiber core wires or optical fibers. good.
(c) 実施例1、2の光カプラ60,60Aは、図示以外の形状、構造、製造方法等に変更でき、しかも、図示以外の他の構成のFTTH−PONシステムや、それ以外の種々の用途に使用出来る。
(C) The
20 幹線・支線光ケーブル
35 ドロップ光ケーブル
50 クロージャ
60,60A,60B 光カプラ
61−1,61−2,62−1,62−a〜62−4,62−d 光ファイバ素線
63,63A パッケージ
64−1,64A−1,64−2,64A−2 封止材
70−1,70A−1,70B−1,70−2,70A−2,70B−2 カプラ部
20 trunk / branch
Claims (6)
前記パッケージ内に重ね合わされて収納された第1のカプラ部及び第2のカプラ部と、
前記第1及び第2の開口部を封止する封止材とを備えた光カプラであって、
前記第1のカプラ部は、
前記第1の開口部から引き出され、第1の光信号を入力する第1の光ファイバと、
前記第1の光ファイバに接続されて前記パッケージ内に収納され、前記第1の光ファイバにより入力された前記第1の光信号をn分岐(但し、n;2以上の整数)して出力する第1の分岐部と、
前記第1の分岐部に接続されて前記第2の開口部から引き出され、前記第1の分岐部から出力された前記n個の第1の光信号をそれぞれ送出するn本の第2の光ファイバとを有し、
前記第2のカプラ部は、
前記第1の光ファイバと対になって前記封止材により固定されて前記第1の開口部から引き出され、第2の光信号を入力する第3の光ファイバと、
前記第3の光ファイバに接続され、前記第1の分岐部と重ね合わされて前記パッケージ内に収納され、前記第3の光ファイバにより入力された前記第2の光信号をn分岐して出力する第2の分岐部と、
前記第2の分岐部に接続され、前記各第2の光ファイバと共にそれぞれ1対に束ねられて前記封止材により固定されて前記第2の開口部からそれぞれ引き出され、前記第2の分岐部から出力された前記n個の第2の光信号をそれぞれ送出するn本の第4の光ファイバとを有することを特徴とする光カプラ。 A package having a first opening at one end of the tube and a second opening at the other end of the tube;
A first coupler section and a second coupler section which are stored in an overlapping manner in the package;
An optical coupler comprising a sealing material for sealing the first and second openings,
The first coupler unit includes:
A first optical fiber that is drawn from the first opening and receives a first optical signal;
The first optical signal connected to the first optical fiber, housed in the package, and input by the first optical fiber is n-branched (where n is an integer of 2 or more) and output. A first branch,
N second light beams connected to the first branch portion and drawn out from the second opening portion and respectively output the n first optical signals output from the first branch portion. With fiber,
The second coupler unit includes:
A third optical fiber which is paired with the first optical fiber and is fixed by the sealing material and pulled out from the first opening to input a second optical signal;
Connected to the third optical fiber, overlapped with the first branching section, accommodated in the package, and n-branched and output the second optical signal input by the third optical fiber A second branch,
Connected to the second branch portion, bundled together with each second optical fiber, fixed in place by the sealing material, and pulled out from the second opening portion, respectively, the second branch portion And n fourth optical fibers that respectively transmit the n second optical signals output from the optical coupler.
前記第1、第2、第3及び第4の光ファイバの各光ファイバに代えて、前記光ファイバが被覆部材により被覆された光ファイバ素線又は光ファイバ芯線が使用されていることを特徴とする光カプラ。 The optical coupler according to any one of claims 1 to 4,
In place of each of the first, second, third and fourth optical fibers, an optical fiber strand or an optical fiber core wire in which the optical fiber is covered with a covering member is used. Optical coupler.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007306916A JP2009128853A (en) | 2007-11-28 | 2007-11-28 | Optical coupler |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009128853A true JP2009128853A (en) | 2009-06-11 |
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ID=40819795
Family Applications (1)
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JP2007306916A Withdrawn JP2009128853A (en) | 2007-11-28 | 2007-11-28 | Optical coupler |
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Country | Link |
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-
2007
- 2007-11-28 JP JP2007306916A patent/JP2009128853A/en not_active Withdrawn
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