JP2009127188A - Counterweight of working machine - Google Patents
Counterweight of working machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009127188A JP2009127188A JP2007299608A JP2007299608A JP2009127188A JP 2009127188 A JP2009127188 A JP 2009127188A JP 2007299608 A JP2007299608 A JP 2007299608A JP 2007299608 A JP2007299608 A JP 2007299608A JP 2009127188 A JP2009127188 A JP 2009127188A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- counterweight
- fixed
- base plate
- outer shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
Description
本発明は、油圧ショベルなどの作業機械のカウンタウエイトに関する。 The present invention relates to a counterweight of a work machine such as a hydraulic excavator.
一般的に油圧ショベルなどの作業機械には、クローラ等の走行体上に上部旋回体を備え、その上部旋回体の後部にカウンタウエイトが設けられている。そして、近年では、作業機械の位置情報を受信するための衛星アンテナや、安全対策用のガイドレールなどの構造物を、カウンタウエイトの上板に溶接やボルト等によって取り付ける場合がある(例えば、特許文献1、2参照)。
In general, a working machine such as a hydraulic excavator is provided with an upper swing body on a traveling body such as a crawler, and a counterweight is provided at the rear of the upper swing body. In recent years, a structure such as a satellite antenna for receiving position information of a work machine or a guide rail for safety measures may be attached to the upper plate of the counterweight by welding or bolts (for example, patents).
図7に示したカウンタウエイト9は、上板9cに一対のアンテナ2(2A、2B)を固定した一例である。すなわち、カウンタウエイト9は、上下に対向配置される上板9cと底板9dとを有する鋼板からなる外殻体9a内にコンクリート20を充填させた構造であり、外殻体9aの内部には上板9cから突出する吊り部材9e、9eに一体形成された補強部材9fを底板9dに連結させて設けた一般的な構造となっている。そして、上板9cには、アンテナ2A、2Bを固定する所定位置に基台プレート3、3を溶接により固着し、それぞれの基台プレート3、3にボルトによってアンテナ2が固定されている。
しかしながら、従来のアンテナ等の構造物をカウンタウエイトに固定する構造では、以下のような問題があった。
すなわち、基台プレートをカウンタウエイトの上板に対して溶接のみ、或いは特許文献1、2に示したようなボルト締結のみによる固定構造であり、図7のような長尺棒部材の先端にアンテナ本体が設けられたアンテナ2A、2Bや、所定の高さ以上の位置に設置する必要のあるガイドレールのような不安定な構造の大型構造物を取り付ける場合に、大きな負荷が固定部(基台プレート3)にかかってその固定部が破壊するおそれがあり、構造物を安定した状態で確実に支持できないという問題があった。
また、図7に示すように、一対のアンテナ2A、2Bどうしの間隔を一定以上確保して取り付けるといった制約があり、カウンタウエイト9の後部上縁部9bの曲面部分に基台プレート3、3を配置せざるを得ない場合には、基台プレート3、3が上板9cから外方に張り出した片持ち梁の状態で取り付けられることになり、構造物(アンテナ2)を支持するために必要なカウンタウエイトに対する基台プレートの固定強度を十分に確保できないといった問題があった。
However, the conventional structure for fixing a structure such as an antenna to the counterweight has the following problems.
That is, the base plate is fixed to the upper plate of the counterweight only by welding, or only by bolt fastening as shown in
Further, as shown in FIG. 7, there is a restriction that the distance between the pair of
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、基台プレートの固定強度を高めることで、基台プレート上に固定される構造物を確実に支持できるようにした作業機械のカウンタウエイトを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems. By increasing the fixing strength of the base plate, it is possible to reliably support the structure fixed on the base plate. The purpose is to provide.
上記目的を達成するため、本発明に係る作業機械のカウンタウエイトは、上板及び底板を有する外殻体と、外殻体の内部に設けられた重量物とからなり、上板に基台プレートを固定させ、その基台プレート上に構造物を固定可能とした作業機械のカウンタウエイトであって、外殻体内に配置されるとともに、基台プレートの下面から延ばされていて、その下端が底板に固定された支持柱材を備え、その支持柱材の少なくとも一部が外殻体を貫通して基台プレートに固定されていることを特徴としている。 In order to achieve the above object, a counterweight of a working machine according to the present invention comprises an outer shell body having an upper plate and a bottom plate, and a heavy object provided inside the outer shell body, and the base plate is attached to the upper plate. Is a counterweight of a work machine that can fix a structure on the base plate, and is arranged in the outer shell body and extends from the lower surface of the base plate, and its lower end is A support column material fixed to the bottom plate is provided, and at least a part of the support column material passes through the outer shell and is fixed to the base plate.
本発明では、基台プレートが底板に固定されていて座屈が抑制された支持柱材によって一体に固定された状態で支持されるとともに、支持柱材が外殻体内で例えばコンクリートなどの重量物と一体化されて耐力が向上されることから、カウンタウエイトに対して基台プレートが強固に固定された構造となる。したがって、例えば長尺で先端部に重量物を備えた構造物やより大型で重量の大きな構造物である場合であっても、基台プレート上に固定した構造物を確実に支持することができる。そして、基台プレート上に固定した構造物の負荷が基台プレートを介して補強部材及び支持柱材に伝達され、基台プレートが受ける負担を低減することができるので、構造物の固定部の破壊を防止することができる。
さらに、例えば構造物によって基台プレートが上板より後方側に張り出した状態となる場合であっても、基台プレートが支持柱材によって一体化された状態で支持されるので、片持ち梁の状態にならず、カウンタウエイトに対して基台プレートが不安定な状態で固定されることがなくなり、構造物を安定した状態で確実に支持することができる。
In the present invention, the base plate is fixed to the bottom plate and supported in a state of being integrally fixed by the support pillar material in which buckling is suppressed, and the support pillar material is a heavy object such as concrete in the outer shell. Since the yield strength is improved by integrating the base plate, the base plate is firmly fixed to the counterweight. Therefore, for example, even when the structure is long and has a heavy object at the tip or a larger and heavy structure, the structure fixed on the base plate can be reliably supported. . And since the load of the structure fixed on the base plate is transmitted to the reinforcing member and the support pillar material through the base plate, and the burden on the base plate can be reduced, Destruction can be prevented.
Furthermore, even when the base plate is in a state of projecting rearward from the upper plate by the structure, for example, the base plate is supported in an integrated state by the support pillars, so that the cantilever The base plate is not fixed in an unstable state with respect to the counterweight, and the structure can be reliably supported in a stable state.
また、本発明に係る作業機械のカウンタウエイトでは、支持柱材は、外殻体の内面に固定されていることが好ましい。
本発明では、補強部材が外殻体に一体化された構造となるので、支持柱材の剛性が高まり、基台プレートの支持力を向上させることができるので、カウンタウエイトに対して基台プレートがより一層強固に固定された構造となり、基台プレート上に固定される構造物を確実に支持することができる。
In the counterweight of the working machine according to the present invention, it is preferable that the support column material is fixed to the inner surface of the outer shell.
In the present invention, since the reinforcing member has a structure integrated with the outer shell body, the rigidity of the supporting column material is increased, and the supporting force of the base plate can be improved. The structure is more firmly fixed, and the structure fixed on the base plate can be reliably supported.
また、本発明に係る作業機械のカウンタウエイトでは、支持柱材には、上端に補強部材が備えられ、補強部材が基台プレートの下面に固定されていることが好ましい。
本発明では、基台プレートが支持柱材の上端に備えた補強部材によって一体に固定された剛性の高い構造となるので、カウンタウエイトに対して基台プレートが強固に固定され、基台プレート上に固定される構造物を確実に支持することができる。
In the counterweight of the working machine according to the present invention, it is preferable that the support column member is provided with a reinforcing member at the upper end, and the reinforcing member is fixed to the lower surface of the base plate.
In the present invention, since the base plate is integrally fixed by the reinforcing member provided at the upper end of the support column material, the base plate is firmly fixed to the counterweight, and the base plate is fixed on the base plate. It is possible to reliably support the structure fixed to the frame.
本発明による作業機械のカウンタウエイトによれば、上板に固定される基台プレートの位置にかかわらず、カウンタウエイトに対する基台プレートの固定強度を高めることができるので、構造物の負荷に対して基台プレートの耐力を向上させた構造となり、構造物を確実に支持することができ、より大型で重量の大きな構造物であっても安定した状態でカウンタウエイト上に固定することができる。 According to the counterweight of the work machine according to the present invention, the fixing strength of the base plate with respect to the counterweight can be increased regardless of the position of the base plate fixed to the upper plate. A structure with improved proof stress of the base plate is provided, and the structure can be reliably supported, and even a larger and heavy structure can be fixed on the counterweight in a stable state.
以下、本発明の作業機械のカウンタウエイトの実施の形態について、図1乃至図3に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態によるカウンタウエイトの全体を示す斜視図、図2はカウンタウエイトの内部構造を示す破断斜視図、図3は図2とは異なる方向から見たカウンタウエイトの内部構造を示す破断斜視図である。
Hereinafter, an embodiment of a counterweight of a work machine according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 3.
1 is a perspective view showing an entire counterweight according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a broken perspective view showing an internal structure of the counterweight, and FIG. 3 is an internal structure of the counterweight viewed from a direction different from FIG. FIG.
図1における符号1は、本実施の形態によるカウンタウエイトを示している。このカウンタウエイト1は、例えば周知の油圧ショベル等の作業機械に搭載されているものであり、その油圧ショベルの後部に配置されている。
なお、カウンタウエイト1の図1に示す裏面側(後述する前方側面板13)が作業機械の前方側となり、その反対側が後方側となっている。
In addition, the back side (
ここで、カウンタウエイト1を搭載している図示しない油圧ショベルは、一般的に知られている油圧ショベルであって、下部走行体と、下部走行体上に回転自在に一体に設けた上部旋回体と、上部旋回体に設けられた作業操作室を備えたキャビンと、上部旋回体内に収容した内燃機関であるエンジンとから概略構成されている。そして、上部旋回体の後部には、カウンタウエイト1が備えられている。
Here, a hydraulic excavator (not shown) on which the
図1に示すように、カウンタウエイト1は、外殻体10と、その外殻体10の内部に充填されるコンクリート20(重量物)とからなる。なお、カウンタウエイト1上には、自身の油圧ショベルの位置情報などを受信するための一対の衛星用のアンテナ2、2(構造物)を左右方向(カウンタウエイト1の長手方向、或いは作業機械の幅方向)に所定間隔をあけた位置に基台プレート3、3(後述する)を介して固定可能とされる構造となっている。ここで、本実施の形態では、カウンタウエイト1上に取り付けられる本アンテナ2(2A、2B)として、図7に示すような長尺棒部材の先端にアンテナ本体が設けられた周知の構造のアンテナが採用されている。
As shown in FIG. 1, the
外殻体10は、鋼板を略中空箱型形状に加工したものであり、上板11と、上板11に対して上下方向に対向して配置された底板12と、前方側に配置されていて上板11と底板12に固定された前方側面板13と、前方側面板13に対向するように配置されていて後方側から左右両端部にかけてゆるやかに湾曲する後方側面板14とから形成されている。
The
図2及び図3に示すように、上板11には、外殻体10の内部に充填されるコンクリート20に埋め込まれた吊り冶具を掛止するためのブラケット15、15が設けられている。
そして、上板11の前記ブラケット15、15より左右方向で外側となる所定位置には、鋼材から形成された平面視で四角形状をなすとともにアンテナ2を固定するための基台プレート3(3A、3B)が溶接などの固定手段によって固定されている。
ここで、図2及び図3の紙面に向かって左側の基台プレートを第1基台プレート3Aとし、同じく右側を第2基台プレート3Bと以下区別して用いる。第1基台プレート3Aは、全体が上板11に載置された状態で取り付けられ、第2基台プレート3Bは上板11から外方(後方側)に張り出した片持ち梁の状態で取り付けられている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
A base plate 3 (3A, 3A, 3A, 3A, 3B, 3A, 3B) is formed at a predetermined position on the outer side of the
Here, the base plate on the left side as viewed in FIG. 2 and FIG. 3 is used as the
カウンタウエイト1には、外殻体10内に配置されるとともに、上端部16aを基台プレート3A、3Bのそれぞれの下面に固定させた補強プレート16と、補強プレート16から下方に向けて延ばされていてその下端17bを底板12に固定させた支持柱材17とを備えている。つまり、支持柱材17の上端17aに補強プレート16を備えた構造であり、また補強プレート16の少なくとも一部が外殻体10を貫通して基台プレート3に固定された構造となっている。
The
さらに具体的に補強プレート16は、平板形状をなし、その側面を上下方向に向けた状態で配置され、上端部16aが基台プレート3の下面に、及び前端部16bが前方側面板13の内面に溶接などの固定手段によって固定されている。なお、紙面に向かって左側に位置する第1基台プレート3Aに固定される補強プレート16は、その全体が外殻体10内に配置されている。同じく右側に位置する第2基台プレート3Bに固定される補強プレート16は、第2基台プレート3Bが上述したように上板11から張り出しているので、一部(図1に示す符号16c)が外殻体10より外方に露出した状態となっている。
More specifically, the
支持柱材17は、長尺平板形状をなし、その長手方向を上下方向に向けた状態で、上端17aが補強プレート16に固定され、下端17bが底板12に固定されている。
そして、補強プレート16の少なくとも一部と支持柱材17とは、外殻体10内に充填されるコンクリート20に埋め込まれた状態で一体に設けられている。
The
At least a part of the reinforcing
次に、アンテナ2A、2Bを取り付けたカウンタウエイト1の作用について図面に基づいて説明する。
図1乃至図3に示すように、本カウンタウエイト1では、基台プレート3A、3Bのそれぞれが補強プレート16によって一体に固定され、その補強プレート16も底板12に接続されて座屈が抑制された支持柱材17によって支持されるとともに、補強プレート16と支持柱材17とが外殻体10内でコンクリート20に埋め込まれた状態で一体化されて耐力が向上されることから、カウンタウエイト1に対して基台プレート3が強固に固定された構造となる。
したがって、本アンテナ2A、2Bのように長尺で先端部に重量物を備えた構造物や、より大型で重量の大きな構造物である場合であっても、基台プレート3上に固定した構造物を確実に支持することができる。
Next, the operation of the
As shown in FIGS. 1 to 3, in the
Therefore, even if it is a long structure such as the
そして、基台プレート3上に固定したアンテナ2A、2Bの負荷が基台プレート3を介して補強プレート16及び支持柱材17に伝達され、基台プレート3が受ける負担を低減することができるので、基台プレート3の破壊を防止することができる。
さらに、第2基台プレート3Bが上板11より後方側に張り出した状態となる場合であっても、基台プレート3が補強プレート16によって一体化された状態で支持されているので、片持ち梁の状態にならず、カウンタウエイト1に対して基台プレート3が不安定な状態で固定されることがなくなり、アンテナ2A、2Bを安定した状態で確実に支持することができる。
And since the load of
Further, even when the
また、補強プレート16が外殻体10に一体化された構造となるので、支持柱材17の剛性が高まり、基台プレート3の支持力を向上させることができるので、カウンタウエイト1に対して基台プレート3がより一層強固に固定された構造となり、基台プレート3上に固定されるアンテナ2を確実に支持することができる。
Further, since the reinforcing
さらにまた、基台プレート3が支持柱材17の上端に備えた補強プレート16によって一体に固定された剛性の高い構造となるので、カウンタウエイト1に対して基台プレート3が強固に固定され、基台プレート3上に固定されるアンテナ2を確実に支持することができる。
Furthermore, since the
上述のように本実施の形態による作業機械のカウンタウエイトでは、上板11に固定される基台プレート3の位置にかかわらず、カウンタウエイト1に対する基台プレート3の固定強度を高めることができるので、アンテナ2A、2Bの負荷に対して基台プレート3の耐力を向上させた構造となり、アンテナ2A、2Bを確実に支持することができ、より大型で重量の大きな構造物であっても安定した状態でカウンタウエイト1上に固定することができる。
As described above, in the counterweight of the work machine according to the present embodiment, the fixing strength of the
次に、上述した実施の形態の他の変形例について、添付図面に基づいて説明するが、上述の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、実施の形態と異なる構成について説明する。
図4は本実施の形態の変形例によるカウンタウエイトの全体を示す斜視図、図5はカウンタウエイトの内部構造を示す破断斜視図、図6は同じくカウンタウエイトの内部構造を示す破断斜視図であって、図に対応する図である。
Next, another modification of the above-described embodiment will be described with reference to the accompanying drawings. However, the same or similar members and parts as those of the above-described embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted. A configuration different from that of the embodiment will be described.
4 is a perspective view showing the entire counterweight according to a modification of the present embodiment, FIG. 5 is a cutaway perspective view showing the internal structure of the counterweight, and FIG. 6 is a cutaway perspective view showing the internal structure of the counterweight. It is a figure corresponding to the figure.
図4乃至図6に示すように、本変形例のカウンタウエイト1Aは、上述した実施の形態のカウンタウエイト1(図1乃至図3参照)よりも厚さ寸法が小さいカウンタウエイト1Aが採用されている。そして、実施の形態では平面視四角形状の基台プレート3A、3Bとしているが、本変形例では多角形状(平面視で五角形状)をなし、上板11からの張り出し量が大きな基台プレート4(4A、4B)を使用する構成になっている。つまり、基台プレート4A、4Bは、その一端部4aが外殻体10の後部上縁部10a(上板11の後部)に溶接等の固定手段によって固定され、前記一端部4aを除いた大部分が後部上縁部10aより後方側に張り出した状態となっている。
As shown in FIGS. 4 to 6, the
そして、基台プレート4A、4Bには上述した実施の形態と同様にそれぞれの下面に補強プレート16が固定され、さらに補強プレート16には下端17bを底板12に固定させた支持柱材17の上端17aが固定されている。これら補強プレート16及び支持柱材17は、本変形例のカウンタウエイト1Aの厚さ寸法に対応した寸法に形成されている。
そして、補強プレート16は、前端部16bが前方側面板13の内面に固定され、図6に示す上端後部16dが基台プレート4の下面に固定され、基台プレート4A、4Bが上述したように上板11から張り出しているので、一部(図1に示す符号16c)が外殻体10より外方に露出した状態となっている。
The
The reinforcing
このように本変形例では、基台プレート4自体は上板11の一部に固定されただけで片持ち梁の不安定な固定状態となっているが、基台プレート4A、4Bのそれぞれが補強プレート16によって一体に固定され、その補強プレート16も底板12に接続されて座屈が抑制された支持柱材17によって支持されるとともに、補強プレート16の少なくとも一部と支持柱材17とが外殻体10内でコンクリート20と一体化されて耐力が向上された構造となることから、カウンタウエイト1Aに対して基台プレート4が強固に固定された構造となる。そのため、実施の形態と同様に基台プレート4上に固定したアンテナ2A、2Bを確実に支持することができる。
As described above, in this modified example, the
以上、本発明による作業機械のカウンタウエイトの実施の形態及び変形例について説明したが、本発明は上記の実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態及び変形例では支持柱材17の上端17aに補強プレート16を備え、その補強プレート16の上端部16aを基台プレート3の下面に固定させた構成としているが、これに限定されることはなく、例えば支持柱材17と補強プレート16とを一体形成させた構造であってもよい。また、支持柱材17に補強プレート16を備えない構成であって、支持柱材17の上端17aを基台プレート3の下面に固定させた構造であってもかまわない。
また、本実施の形態及び変形例では補強プレート16の前端部16bを前方側面板13の内面に固定させた構造となっているが、外殻体10の内面に対する補強プレート16の固定位置はとくに特定されることはない。例えば、基台プレート3、4に固定されていない上端部の一部を上板11の内面に溶接等で固定させるようにしてもよい。また、補強プレートを外殻体10の内面に固定しない構成としてもかまわない。
As mentioned above, although embodiment and the modification of the counterweight of the working machine by this invention were described, this invention is not limited to said embodiment and modification, It changes suitably in the range which does not deviate from the meaning. Is possible.
For example, in the present embodiment and the modification, the
In this embodiment and the modification, the
そして、実施の形態及び変形例の基台プレート3、4、補強プレート16、支持柱材17の形状、厚さ寸法、大きさなどは限定されるものではなく、カウンタウエイトの形状や、取り付けるアンテナ等の構造物の形状、その構造物における制約条件に対応して任意に設定することができる。例えば、補強プレート16の上下方向の長さ寸法をさらに下方に延ばした形状とし、補強プレート16に固定される基台プレート3、4の剛性をさらに高めるようにしてもよい。
また、本実施の形態及び変形例では基台プレート3、4に取り付けられる構造物をアンテナ2としているが、これに限定されることはなく、他の構造物として例えば上部旋回体上の周囲を囲うように配置され、カウンタウエイト上に設置される安全対策用のガイドレールの支柱等を適用することができる。
The shapes, thickness dimensions, sizes, etc. of the
Moreover, in this Embodiment and the modification, although the structure attached to the
1、1A カウンタウエイト
2 アンテナ(構造物)
3、4 基台プレート
10 外殻体
11 上板
12 底板
13 前方側面板
16 補強プレート(補強部材)
17 支持柱材
17a 上端
17b 下端
20 コンクリート(重量物)
1,
3, 4
17
Claims (3)
前記上板に基台プレートを固定させ、その基台プレート上に構造物を固定可能とした作業機械のカウンタウエイトであって、
前記外殻体内に配置されるとともに、前記基台プレートの下面から延ばされていて、その下端が前記底板に固定された支持柱材を備え、
その支持柱材の少なくとも一部が前記外殻体を貫通して前記基台プレートに固定されていることを特徴とする作業機械のカウンタウエイト。 An outer shell body having a top plate and a bottom plate, and a heavy article provided inside the outer shell body,
A work machine counterweight that allows a base plate to be fixed to the upper plate and a structure to be fixed on the base plate,
The support column is disposed in the outer shell and extends from the lower surface of the base plate, and the lower end thereof is fixed to the bottom plate.
A counterweight for a working machine, wherein at least a part of the support pillar material passes through the outer shell body and is fixed to the base plate.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007299608A JP2009127188A (en) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | Counterweight of working machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007299608A JP2009127188A (en) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | Counterweight of working machine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009127188A true JP2009127188A (en) | 2009-06-11 |
Family
ID=40818403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007299608A Pending JP2009127188A (en) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | Counterweight of working machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009127188A (en) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020041369A (en) * | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 日立建機株式会社 | Construction machine |
JP2020097474A (en) * | 2018-12-18 | 2020-06-25 | 住友重機械建機クレーン株式会社 | crane |
JP2021161835A (en) * | 2020-04-03 | 2021-10-11 | 株式会社加藤製作所 | Base and construction machine |
US20220205217A1 (en) * | 2020-12-25 | 2022-06-30 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Working machine |
CN116553404A (en) * | 2023-05-08 | 2023-08-08 | 江苏群达机械科技有限公司 | Crawler-type counter weight frame and be used for equipment of this counter weight frame |
CN118292511A (en) * | 2024-05-14 | 2024-07-05 | 陕西西部重工有限公司 | Excavator counterweight assembly |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH032060U (en) * | 1989-05-31 | 1991-01-10 |
-
2007
- 2007-11-19 JP JP2007299608A patent/JP2009127188A/en active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH032060U (en) * | 1989-05-31 | 1991-01-10 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020041369A (en) * | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 日立建機株式会社 | Construction machine |
JP2020097474A (en) * | 2018-12-18 | 2020-06-25 | 住友重機械建機クレーン株式会社 | crane |
JP2021161835A (en) * | 2020-04-03 | 2021-10-11 | 株式会社加藤製作所 | Base and construction machine |
JP7391753B2 (en) | 2020-04-03 | 2023-12-05 | 株式会社加藤製作所 | Base and construction machinery |
US20220205217A1 (en) * | 2020-12-25 | 2022-06-30 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Working machine |
EP4023819A1 (en) | 2020-12-25 | 2022-07-06 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Working machine |
CN116553404A (en) * | 2023-05-08 | 2023-08-08 | 江苏群达机械科技有限公司 | Crawler-type counter weight frame and be used for equipment of this counter weight frame |
CN116553404B (en) * | 2023-05-08 | 2023-10-31 | 江苏群达机械科技有限公司 | Crawler-type counter weight frame and be used for equipment of this counter weight frame |
CN118292511A (en) * | 2024-05-14 | 2024-07-05 | 陕西西部重工有限公司 | Excavator counterweight assembly |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7665801B2 (en) | Structure of upper frame for supporting cabin of construction machinery | |
JP2009127188A (en) | Counterweight of working machine | |
US8267467B2 (en) | Reinforcement for cab in construction machine | |
JP2010095856A (en) | Main rope support | |
JP2009208610A (en) | Automobile rear bumper supporting structure | |
JP2013241751A (en) | Construction machine | |
JP5558080B2 (en) | Work machine cab structure | |
JP4474222B2 (en) | Swivel frame structure for construction machinery | |
JP5991019B2 (en) | Construction machinery | |
US9908497B2 (en) | Cab support structure of construction machine | |
JP2005225341A (en) | Vehicle equipped with car body frame having cushioning device | |
CN105644625B (en) | Subframe constructs afterwards | |
JP2008068822A (en) | Mounting structure for door beam | |
JP5427690B2 (en) | Excavator swivel frame | |
KR100765624B1 (en) | Center piller reinforcing structure | |
JP2007055368A (en) | Reinforcing member for cab, cab, and working machine | |
JP5107800B2 (en) | Guard fence support | |
JP2014055411A (en) | Boom of construction machine | |
JP2017036586A (en) | Revolving frame and work machine equipped with the same | |
JP6617020B2 (en) | Construction machinery cab | |
JP4504887B2 (en) | Construction machine frame assembly supplies | |
JP2005145182A (en) | Construction machine | |
JP2007083786A (en) | Cab and working machine | |
JP5112149B2 (en) | Column support structure and construction machine cab | |
JP2005082131A (en) | Cabin of hydraulic shovel and supporting structure of cabin |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091111 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100713 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20100826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111025 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120327 |