JP2009124409A - 撮像装置、無線通信システム、無線通信設定方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、無線通信システム、無線通信設定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アクセスポイントとの間で無線通信を行うための無線LAN設定並びにプロバイダ契約の少なくともいずれかの手続の簡素化を図る。
【解決手段】この撮像装置100は、アクセスポイントとの通信を行うものであって、非接触IC I/F5bを備えた通信部5と、無線LAN設定情報8bを少なくとも記憶する記憶部8と、この通信部5の非接触IC I/F5bを介してアクセスポイントと無線通信を行い、記憶部8に記憶された無線LAN設定情報8bを設定或いは更新するシステム制御部1とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置等に係り、特に非接触IC(Integrated Circuit)インターフェースを実装し、該非接触ICインターフェースを用いてアクセスポイント等と通信することで無線LAN(Local Area Network)の設定を行う撮像装置、無線通信システム、無線通信設定方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置に無線LAN機能を搭載して、画像データをサーバにアップロードする機種が市場において増えつつある。このような無線LAN機能を実行するためには、予め所定の設定が必要不可欠である。即ち、例えば、SSID(Service Set Identifier)や認証方式、暗号化方式等を予め設定する必要がある。
一般に、無線LANは所定帯域の電波を使って通信するものであり、有線LANとは異なり複数のアクセスポイントと交信可能になることから、所謂混信状態も生じ得る。これを回避するために、無線LANのアクセスポイントと各端末にはSSIDを設定し、該SSIDが一致する端末としか通信しないようにしている。つまり、異なるSSIDの無線LANクライアントとアクセスポイントとの間では、通信が行えない。このような観点からすれば、SSIDはネットワークをグループ化するためのものともいえる。
また、無線LANが採用する認証方式としては、例えばアクセスポイントによる端末のMACアドレス認証のほか、事前に登録した鍵(PSK)を基にした認証方式、IEEE802.1X認証等があり、暗号方式としてはWEP(Wired Equivalent Privacy)や共通鍵を利用したAES(Advanced Excryption Standard)等がある。このような設定は、専門性が必要であり、誰でも簡易にできるものではなく、設定のサポートが嘱望されている。
このような問題に着目して、特許文献1では、簡単な操作で無線ネットワークの設定をすることができる電子カメラが開示されている。即ち、電子カメラとパーソナルコンピュータを有線接続し、電子カメラが該パーソナルコンピュータから無線LANの設定に関するネットワーク情報を取得し、該パーソナルコンピュータのプロファイルを作成し、該プロファイルに基づいて無線通信を行う技術が開示されている。
また、特許文献2では、有線インターフェース経由でネットワーク設定装置からデバイスの無線インターフェースのネットワーク設定を行う技術が開示されている。
このように、これらの特許文献1,2では、パーソナルコンピュータにて無線LANの設定を行い、その設定情報を有線接続した機器側に送信して、該機器側の無線LANの設定を行うことで、設定の簡素化を図る点が開示されている。
一方、特許文献3では、無線通信の設定を簡易的に行うために非接触ICカードを採用した技術が開示されている。この技術では、非接触ICカードを第1の無線通信装置に近接された後、第2の無線通信装置に近接させるだけで設定を行う。
今日では、無線LANの無線基地局としての、アクセスポイントが駅等に増設されているが、アクセスポイントは事前にプロバイダ契約をし、ユーザIDやパスワードを取得して予め設定しておく必要があるものが多々ある。従って、プロバイダ契約の煩わしさは完全に解消されておらず、アクセスポイントの無線通信可能な範囲にあっても契約先のプロバイダが違うと通信できないといった問題も解消されていない。
つまり、このようなアクセスポイントとの間で無線通信を行う機器側の無線LAN設定やプロバイダ契約の簡素化は、ユーザにより嘱望されている。
特開2007−20037号公報 特開2007−81890号公報 特開2006−352577号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示された技術では、有線ケーブルを必要とし、パーソナルコンピュータを起動し、設定操作を行う必要があり、手間がかかる。
さらに、特許文献1乃至3では、アクセスポイントとの間で無線通信を行う機器側の無線LAN設定の簡素化については開示されておらず、更にプロバイダ契約等についても触れておらず、事前契約の煩わしさを解決できるには至っていない。
そこで、本発明は、アクセスポイントとの間で無線通信を行うための無線LAN設定並びにプロバイダ契約の少なくともいずれかの手続の簡素化を図ることを課題とする。
本発明の第1の観点による撮像装置は、アクセスポイントとの通信を行う撮像装置であって、非接触ICインターフェースを備えた通信手段と、無線LAN設定情報を少なくとも記憶する記憶手段と、上記通信手段の上記非接触ICインターフェースを介して上記アクセスポイントと無線通信を行い、上記記憶手段に記憶された無線LAN設定情報を設定或いは更新する制御手段とを備える。
従って、制御手段により、アクセスポイントとの無線通信により簡易に無線LAN設定情報の設定或いは更新が実行されることになる。
この第1の観点において、上記記憶手段が電子マネー情報を更に記憶しており、上記通信手段が該電子マネー情報を上記アクセスポイントに送信することで、該電子マネー情報により無線LAN設定に係る決済を行うようにしてもよい。或いは、この第1の観点において、上記制御手段が、上記通信手段の上記非接触ICインターフェースを介して上記アクセスポイントと無線通信を行うことで、プロバイダ契約を併せて行うよう制御してもよい。或いは、この第1の観点において、上記無線LAN設定情報とは、接続先のSSID、チャンネル情報、認証方式情報、暗号方式情報、暗号キー、接続方式情報を少なくとも含むこととしてもよい。
本発明の第2の観点による無線通信システムは、撮像装置とアクセスポイントからなる無線通信システムであって、上記撮像装置は、第1の非接触ICインターフェースを備えた第1の通信手段と、第1の無線LAN設定情報を少なくとも記憶する第1の記憶手段と、上記通信手段の上記非接触ICインターフェースを介して上記アクセスポイントと無線通信を行い、上記記憶手段に記憶された第1の無線LAN設定情報を設定或いは更新する第1の制御手段とを備え、上記アクセスポイントは、第2の非接触ICインターフェースを備えた第2の通信手段と、第2の無線LAN設定情報を少なくとも記憶する第2の記憶手段と、上記撮像装置の上記第1の通信手段の上記非接触ICインターフェースを介して送信された第1の無線LAN設定情報を上記第2の無線LAN設定情報を比較し、該比較結果に基づいて、上記撮像装置に対して設定或いは更新すべき第3の無線LAN設定情報を送信し、上記第1の制御手段による設定或いは更新を促す第2の制御手段とを備える。
従って、アクセスポイント側で第2の制御手段により双方の保持している無線LAN設定情報が比較され、該比較結果に基づいて、撮像装置側で第1の制御手段により無線LAN設定情報の設定或いは更新が簡易に実行されることになる。
本発明の第3の観点による無線通信設定方法は、撮像装置とアクセスポイントとの間でなす無線通信設定方法であって、上記アクセスポイントが、上記撮像装置の通信手段の非接触ICインターフェースを介して送信された第1の無線LAN設定情報を、自己が保持している第2の無線LAN設定情報を比較し、該比較結果に基づいて、上記撮像装置に対して無線LAN設定情報の設定或いは更新を指示するステップと、上記撮像装置が、上記設定或いは更新の指示に基づき、記憶手段に記憶された第1の無線LAN設定情報を設定或いは更新するステップと、を備える。
従って、アクセスポイント側では双方の保持している無線LAN設定情報が比較され、その比較結果に基づいて、撮像装置側で無線LAN設定情報の設定或いは更新が煩雑な操作入力を伴うことなく簡易に実行されることになる。
本発明の第4の観点によるプログラムは、コンピュータが、非接触ICインターフェースを介してアクセスポイントと無線通信を行い、記憶手段に記憶された無線LAN設定情報を設定或いは更新するステップを実行する。
従って、プログラムに基づくソフトウェア処理により、無線LANの設定情報の設定或いは更新が簡易に実行されることになる。
本発明によれば、アクセスポイントとの間で無線通信を行うための無線LAN設定並びにプロバイダ契約の少なくともいずれかの手続の簡素化を図ることが可能な撮像装置、無線通信システム、無線通信設定方法及びプログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、単に実施の形態と称する)について詳細に説明する。
図1には、本発明の一実施の形態に係る撮像装置の構成を示し説明する。
なお、この撮像装置としては、例えばデジタルカメラ等への適用が可能である。
この図1に示されるように、撮像装置100は、全体の制御を司るシステム制御部1を備えており、該システム制御部1は、メモリスティック等の記録メディア2、操作キーやスイッチ等の操作入力部3、電源制御部4、通信部5、オーディオ制御部6、映像出力部7、記憶部8と接続されている。音声の入出力の制御を司るオーディオ制御部6は、音声入力を受け付けるマイクロフォン9、及び音声出力を行うスピーカ10と更に接続されている。そして、映像出力部7は、表示デバイス11と接続されている。
撮影光学系12からの入射光の光軸上には撮像素子14が配設されており、該撮像素子14の出力は映像信号処理部15を介して、システム制御部1に接続されている。
この撮影光学系12には、被写体光を撮像素子に集光するためのフォーカスレンズ、該フォーカスレンズを駆動してフォーカス合わせやズーミングを行うための駆動機構、開閉操作により被写体光を所定時間だけ撮像素子に入射させるシャッタ機構等を概念上含んでいる。このフォーカスレンズを駆動制御するレンズ制御部13は、システム制御部1に接続されている。撮像素子13は、CCD(Charge Coupled Device)イメージャやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージャ等で構成されている。より詳細には、撮像素子13では、CCDやCMOS等の各画素が2次元に配列されており、被写体からの入射光を各画素で受光して映像信号に変換するよう構成されている。
そして、通信部5は、少なくとも無線LANインターフェース(以下、I/Fと略記する)5a、非接触IC I/F5b、USB(Universal Serial Bus ) I/F5cを更に備えている。このUSB I/F5cには、外部装置としてのパーソナルコンピュータ101が接続され得る。また、オーディオ制御部6、映像出力部7は、不図示の外部端子を介して外部機器としてのテレビジョンシステム等に接続され得る。
このような構成において、操作入力部3に概念上含まれるパワースイッチがオンされると、電源制御部4よりシステム制御部1に電源供給がなされ、更に各部に電源が供給される。システム制御部1は、所定のプログラムに基づく動作を開始する。
そして、操作入力部3に概念上含まれるレリーズ釦などが操作され、撮影指示がなされると、システム制御部1の制御の下、撮影動作に移行する。
即ち、撮影光学系12を介して入射した被写体光は撮像素子14の受光面にて受光され光電変換され、撮像信号が出力される。この撮像信号は、映像信号処理部15にて、ディジタルの画像信号に変換された後、各種の信号処理が施され、システム制御部1に送られる。詳細には、映像信号処理部15は、例えば、ディジタルの画像信号に変換した後、該画像信号に対して、欠陥画素補正等の前処理を施し、オートホワイトバランス調整、コントラスト調整等の所定の画質補正を行うことになる。こうして、システム制御部1は、送られてきた画像信号を記録メディア2等に記録し、又は映像出力部7を介して外部機器102或いは表示デバイス11にて表示することになる。
この撮影時に、併せて音声収録を行うことを操作入力部3の操作により指示された場合には、マイクロフォン9より入力された音声信号がオーディオ制御部6にてディジタル音声信号に変換された後、システム制御部1に送られる。システム制御部6は、該ディジタル音声信号を画像信号と対応付けて記録メディア2に記録する。このディジタル音声信号を出力する際には、システム制御部1が該信号を読み出し、オーディオ制御部6にて音声信号に変換した後、スピーカ10或いは外部機器102より出力する。
この実施の形態において特に特徴的なのは、非接触IC I/F5bを介して記憶部8内の電子マネー情報8aの制御、及び無線LAN設定情報8bの書き換えが外部装置としてのアクセスポイント等から可能な点である。この無線LAN設定情報8bと無線LAN I/F5aにより無線LAN通信が可能となる。
また、撮像装置100の無線LANの設定方法は、非接触IC I/F5b経由に限定されるものではない。撮像装置100本体の操作による設定も可能であるし、パーソナルコンピュータ101で設定した内容をUSB I/F5c経由で転送することにより設定することも可能であるものとする。
次に図2には、本発明の一実施の形態に係るアクセスポイントの構成例を示し説明する。この図2に示されるように、アクセスポイント200は、全体の制御を司る主制御部21と、記憶部22、アンテナ26を備えた通信I/F部23、表示部24、入力部25を有している。そして、通信I/F部23は、少なくとも有線LAN I/F23a、無線LAN I/F23b、非接触IC I/F23cを有している。この非接触IC I/F23cには、リーダ/ライタ装置も概念上、含まれる。
このような構成において、主制御部21の制御の下で、通信I/F部23内部の非接触IC I/F23cと撮像装置100の通信部5内部の非接触IC I/F5bと間で通信が行われ、アクセスポイント200の記憶部22には、アクセスポイントを識別する為のSSID22a、使用可能なチャンネル情報22b、認証方式情報22c、暗号方式情報22d、暗号キー22e、接続方式情報22fが記憶されることになる。
即ち、アクセスポイント200のSSID22aが撮像装置100側のSSIDと一致しなければ通信が実現されないようになる。認証方式情報22cとしては、例えばアクセスポイント200による撮像装置100のMACアドレス認証の情報やIEEE802.1X認証等の情報が記憶される。暗号方式情報22dとしてはWEPや共通鍵を利用したAES、WPA(Wi-Fi Protected Access)等の情報が記憶される。暗号キー22eとしては、暗号方式で採用する暗号キーが記憶される。例えば、暗号方式としてWEPを採用する場合には、64bitから128bitのWEPキー(暗号鍵)が記憶される。暗号方式としてWPAを採用する場合には、所定の登録項目も記憶される。そして、接続方式情報22fとしては、IEEE802.11/11b/11a/11gなどの情報が記憶される。
ここで、図3には、本発明の一実施の形態に係る撮像装置とアクセスポイントにより構成される通信システムの概略構成を示し説明する。
この図3に示されるように、通信システム300は、撮像装置100とアクセスポイント200からなり、該アクセスポイント200は、例えばインターネット網301を介して、プロバイダサーバ302と通信自在に接続されている。なお、プロバイダサーバ302では、少なくともユーザIDとパスワード、プロバイダ使用のための料金情報を管理している。そして、アクセスポイント200には、撮像装置100の非接触IC I/F5bと通信を行う非接触IC I/C23c(リーダ/ライタ装置が概念上含まれる)、及びユーザからの入力を受け付ける為のタッチセンサ付きのディスプレイ27(この例では、表示部24及び入力部25が一体形成である)が配設されている。
以下、図4の画面遷移図を参照して、このような構成(図3)の通信システムによる無線LAN設定に係るオペレーションの概要について説明する。
アクセスポイント200のディスプレイ27(表示部24)には、図4(a)に示されるような初期画面が表示されている。この画面401において、「無線LANを使用する」とある領域をタップすると、主制御部21は、ディスプレイ27に図4(b)に示される画面402を表示する。即ち、「使用する機器を台の上に置いてください」と示唆する表示をなす。この表示を見たユーザが自己の撮像装置100をリーダ/ライタ装置(23c)の上に載せると、撮像装置100の通信部5の非接触IC I/F5bがアクセスポイント200の通信I/F部23の非接触IC I/F23cと通信を行う。
この通信により、アクセスポイント200の主制御部21は、撮像装置100の記憶部8の無線LAN設定情報8bを参照し、無線LANの設定の必要がないと判断した場合には、図4(c)に示されるような画面403を表示する。即ち「設定済みです。設定の必要はありません」とユーザに示唆する。一方、主制御部21は、設定の必要があると判断した場合には、図4(d)に示されるような画面404を表示する。即ち、使用料金と現在の電子マネーの残高を表示し、無線LAN設定を行ってよいか、再度確認する。この画面404において「いいえ」がタップされた場合には画面401に戻る。
一方、この画面404において「はい」がタップされた場合には、主制御部21は、無線LAN設定を行う。こうして、設定が完了すると、それが新たな設定である場合には図4(e)の画面405を表示し、それが設定更新である場合には図4(f)の画面406を表示することになる。以上が概略であるが、その詳細については、図7のフローチャートを参照して後述する。但し、以上のオペレーションには限定されない。
以上の処理により、撮像装置100の記憶部8には、図5に示されるようなデータ構造の無線LAN設定情報8bが記憶されるようになっている。
図5に示されるように、無線LAN設定情報は複数登録可能であるとし、この例では仮に550,560,570,580までの4つであるとする。各無線LAN設定情報500は、接続先プロバイダ情報501、ユーザID502、パスワード503、時間情報504、接続先のSSID505、チャンネル情報506、認証方式情報507、暗号方式情報508、暗号キー509、接続方式情報510の各情報を含んでいる。これらのうち情報501乃至503は、プロバイダにより設定されるものである。以上に加えて、撮像装置の個体識別番号、非接触ICチップのシリアル番号等を含めてもよい。
以下、図6のフローチャートを参照して、本発明の一実施の形態に係る通信システムによる無線LAN設定に係る一連の処理を更に詳細に説明する。
ここでは、図4(a)乃至図4(f)を再度、適宜参照する。
前提として、アクセスポイント200の有効範囲で撮像装置100を初めて利用する場合、ユーザは該アクセスポイント200のディスプレイ27で「無線LANを使用する」をタップする(図4(a)参照)。すると、アクセスポイント200は「使用する機器を台の上に置いてください」とのメッセージをディスプレイ27に表示し(図4(b)参照)、非接触ICの有無を検出するための通信を開始する。撮像装置100をアクセスポイント200のリーダ/ライタ装置(23c)に置くと、アクセスポイント200は非接触IC I/F5bを検出し、こうしてリンクが確立する。
さて、こうして通信が開始されると、アクセスポイント200の主制御部21は通信I/F部23の非接触IC I/F23cを通じて無線LAN設定情報550〜580の全てのプロバイダ情報500を読み込み、接続先プロバイダ情報501が記録済み、且つアクセスポイント200で有効か否かを判断する(ステップS1)。
接続先プロバイダ情報501が有効である場合には、アクセスポイント200の主制御部21は、プロバイダサーバ302と通信して、ユーザID502が登録済み、且つ有効であるか問い合わせる(ステップS2)。そして、既にユーザIDが登録済みである場合には、アクセスポイント200は自らのSSID22cと撮像装置100の接続先のSSID505が同じであるか否かを判断する(ステップS3)。
SSIDが同じである場合には、アクセスポイント200の主制御部21は、チャンネル情報506、認証方式情報507、暗号方式情報508、暗号化キー509、接続方式情報510も読み込み、自らが記憶部22に保持しているチャンネル情報22b、認証方式情報22c、暗号方式情報22d、暗号キー22e、接続方式情報22fと一致するか否かを判断し(ステップS4)、これら全てが一致する場合は既に使用可能な状態であると判断し、ディスプレイ27に「設定済です。設定の必要はありません」(図4(c)参照)というメッセージを表示して処理を終了する(ステップS5)。
情報の一部が異なる場合は、アクセスポイント200の主制御部21は、撮像装置100側のチャンネル情報SSID506〜接続方式情報510を自己の記憶部22に保持しているチャンネル情報22b〜接続方式情報22fの内容で上書きし(ステップS8)、ディスプレイ27に時間情報504を現在の時刻に更新し、「設定変更しました。使用可能です」(図4(f)参照)を表示して(ステップS9)、処理を終了する。
上記ステップS3で、SSIDが異なると判断した場合は、領域550〜580の中に空き領域を見つけ、接続先プロバイダ情報501〜接続方式情報510を更新し(ステップS7)、ディスプレイ27に「設定変更しました。使用可能です」(図4(f)参照)を表示して(ステップS9)、処理を終了する。尚、新規に設定する際に領域550〜580が全て埋まっている場合、空き領域を作る為に事前に撮像装置本体のメニューから項目から個別に消去も可能であるし、アクセスポイント200がディスプレイ27に領域550〜580の情報を表示し、アクセスポイント経由で個別にも消去可能なものとする。
一方、上記ステップS1において、接続先プロバイダ情報501が未登録又は無効な場合、並びに上記ステップS2において、ユーザIDが502未登録又端無効な場合にはプロバイダ契約をしなければ無線LANを使用できない。
そこで、プロバイダ契約処理へ移行する(ステップS6)。
このプロバイダ契約処理の詳細は、図7のフローチャートに示される通りである。
即ち、プロバイダ契約には料金支払いが発生するため、アクセスポイント200の主制御部21はディスプレイ27に使用料金を表示し(ステップS11)、また非接触IC I/F5bを介して撮像装置の記憶部8の電子マネー情報8bを読み取って、残高を表示し(ステップS12)、ディスプレイ27に「無線LANの設定をしてもよろしいですか?」「はい」「いいえ」というメッセージ(図4(d)参照)を表示する(ステップS13)。ここで、主制御部21は、「はい」がタップされたか否かを判断する(ステップS14)。「はい」がタップされると(ステップS14をYesに分岐)、アクセスポイント200の主制御部21はプロバイダサーバ302と通信して、ユーザID502とパスワード503を取得し(ステップS15)、これら取得した情報と現在時間504とアクセスポイント200側のSSID22c〜接続方式情報22fを接続先プロバイダ情報501〜接続方式情報510として書き込み(ステップS16)、同時に利用料の金額を電子マネー情報8bから差し引いて更新し(ステップS17)、ディスプレイ27に「設定完了しました」(図4(e)参照)の文字列を表示し(ステップS18)、プロバイダ契約に係る処理を終了する。ステップS14にて、「いいえ」がタップされた場合にも同様にこのプロバイダ契約に係る処理を終了することになる。
尚、料金支払いは電子マネーに限定されるものではなく、アクセスポイント200に現金投入口を設け、該現金投入口から現金での支払うようにしてもよい。
以上で無線LAN設定、及び必要に応じてプロバイダ契約を完了し、以降、撮像装置100にて無線LAN機能をオンすると無線LAN設定情報8bに基づいてユーザは設定操作することなく、無線LAN通信が可能となる。
以上詳述したように、本発明の実施の形態によれば、非接触IC I/Fを搭載し、非接触の無線通信により、電子マネー機能及びネットワーク通信の設定を可能とする機能を備えた撮像装置と、非接触IC I/Fとしてのリーダ・ライタ装置を搭載したアクセスポイントとを備え、前記した撮像装置の非接触IC I/Fに搭載されている電子マネー機能を用いて、プロバイダ契約及び無線LAN設定を実行可能とする。
本発明の一実施の形態に係る撮像装置、通信システム、通信制御方法、及び通信制御プログラムは、ネットワーク設定の簡素化を図る上で極めて有効である。
即ち、この実施の形態によれば、事前にプロバイダ契約をしていなくても、外出先で簡単にプロバイダ契約まで行うことが可能となる。しかも、ユーザの手入力でネットワーク設定(無線LAN設定)する必要が無い。更に、非接触IC I/F同士の通信距離が近距離(例えば十数センチ;規格により定まる)のため、パスワード等のデータを傍受される可能性が極めて低く、セキュリティが高い。また、電子マネー機能を搭載することでプロバイダ契約以外の通常の買い物などの支払いでも使用できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、撮像装置に対する無線LANの設定並びにプロバイダ契約について説明したが、電子マネーに係るチャージを行えるようにしてもよい。
また、コンピュータが、非接触ICインターフェースを介してアクセスポイントと無線通信を行い、記憶手段に記憶された無線LAN設定情報を設定或いは更新するステップを実行するプログラムとしても実施可能である。
本発明の一実施の形態に係る撮像装置の構成図。 本発明の一実施の形態に係るアクセスポイントの構成図。 本発明の一実施の形態に係る通信システムの概略構成図。 (a)乃至(f)は、アクセスポイントの画面遷移図。 無線LAN設定情報のデータ構造を示す図。 本発明の一実施の形態に係る通信システムによる無線LAN設定に係る一連の処理を更に詳細に説明するフローチャート。 プロバイダ契約処理の詳細を説明するフローチャート。
符号の説明
1…システム制御部、2…記録メディア、3…操作入力部、4…電源制御部、5…通信部、5a…無線LAN I/F、5b…非接触IC I/F、5c…USB I/F、6…オーディオ制御部、7…映像出力部、8…記憶部、9…マイクロフォン、10…スピーカ、11…表示デバイス、12…撮影光学系、13…レンズ制御部、14…撮像素子、15…映像信号処理部、21…主制御部、22…記憶部、23…通信I/F部、23a…有線LAN I/F、23b…無線LAN I/F、23c…非接触IC I/F、24…表示部、25…入力部、100…撮像装置、200…アクセスポイント

Claims (7)

  1. アクセスポイントとの通信を行う撮像装置であって、
    非接触ICインターフェースを備えた通信手段と、
    無線LAN設定情報を少なくとも記憶する記憶手段と、
    上記通信手段の上記非接触ICインターフェースを介して上記アクセスポイントと無線通信を行い、上記記憶手段に記憶された無線LAN設定情報を設定或いは更新する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記記憶手段は電子マネー情報を更に記憶しており、
    上記通信手段が該電子マネー情報を上記アクセスポイントに送信することで、該電子マネー情報により無線LAN設定に係る決済を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記制御手段は、上記通信手段の上記非接触ICインターフェースを介して上記アクセスポイントと無線通信を行うことで、プロバイダ契約を併せて行うよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 上記無線LAN設定情報とは、接続先のSSID、チャンネル情報、認証方式情報、暗号方式情報、暗号キー、接続方式情報を少なくとも含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 撮像装置とアクセスポイントからなる無線通信システムであって、
    上記撮像装置は、
    第1の非接触ICインターフェースを備えた第1の通信手段と、
    第1の無線LAN設定情報を少なくとも記憶する第1の記憶手段と、
    上記通信手段の上記非接触ICインターフェースを介して上記アクセスポイントと無線通信を行い、上記記憶手段に記憶された第1の無線LAN設定情報を設定或いは更新する第1の制御手段とを備え、
    上記アクセスポイントは、
    第2の非接触ICインターフェースを備えた第2の通信手段と、
    第2の無線LAN設定情報を少なくとも記憶する第2の記憶手段と、
    上記撮像装置の上記第1の通信手段の上記非接触ICインターフェースを介して送信された第1の無線LAN設定情報を上記第2の無線LAN設定情報を比較し、該比較結果に基づいて、上記撮像装置に対して設定或いは更新すべき第3の無線LAN設定情報を送信し、上記第1の制御手段による設定或いは更新を促す第2の制御手段とを備えた
    ことを特徴とする無線通信システム。
  6. 撮像装置とアクセスポイントとの間でなす無線通信設定方法であって、
    上記アクセスポイントが、上記撮像装置の通信手段の非接触ICインターフェースを介して送信された第1の無線LAN設定情報を、自己が保持している第2の無線LAN設定情報を比較し、該比較結果に基づいて、上記撮像装置に対して無線LAN設定情報の設定或いは更新を指示するステップと、
    上記撮像装置が、上記設定或いは更新の指示に基づき、記憶手段に記憶された第1の無線LAN設定情報を設定或いは更新するステップとを備えた
    ことを特徴とする無線通信設定方法。
  7. コンピュータが、
    非接触ICインターフェースを介してアクセスポイントと無線通信を行い、記憶手段に記憶された無線LAN設定情報を設定或いは更新するステップを実行する
    ことを特徴とするプログラム。
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