JP2009120282A - 物流管理システム、物流管理方法、および、非接触タグ - Google Patents

物流管理システム、物流管理方法、および、非接触タグ Download PDF

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Abstract

【課題】回路構成を複雑化することなく、非接触タグに格納された情報を保護することが可能な物流管理システムを提供する。
【解決手段】リーダライタ30−1〜30−5は、非接触タグ40に対して情報の読み出し要求を行う要求手段(制御回路30e)と、情報に対してリーダライタが配備されている流通拠点に固有の情報を新たに付加し非接触タグに供給して書き戻すように指示を行う指示手段(制御回路30e)と、を有し、非接触タグは、情報を記憶する破壊読み出し型メモリ(FeRAM40g)と、リーダライタから読み出し要求がなされた場合には、破壊読み出し型メモリから情報を読み出して送信する送信手段(変調回路40c)と、送信手段によって送信された情報の書き戻し指示がなされた場合には、リーダライタから情報を受信して書き戻しする書き戻し手段(制御回路40f)と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、物流管理システム、物流管理方法、および、非接触タグに関する。
特許文献1には、製品に付される非接触タグに格納する情報を暗号化することにより、当該情報を保護するための技術が開示されている。
特開2001−307055号公報
ところで、特許文献1に開示される技術では、情報を暗号化および復号化するための回路が非接触タグおよびリーダライタの双方に必要になる。このため、非接触タグおよびリーダライタの回路構成が複雑化するとともに、製造コストが高くつくという問題点がある。
また、暗号が解読された場合には、無制限に情報を読み書きされてしまうという問題点もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、回路構成を複雑化することなく、非接触タグに格納された情報を保護することが可能な物流管理システム、物流管理方法、および、非接触タグを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、製品の流れを管理する物流管理システムであって、前記製品に付された非接触タグと、前記製品が通過する流通拠点に配備され、前記非接触タグに情報を読み書きするリーダライタと、を有する物流管理システムにおいて、前記リーダライタは、前記非接触タグに対して前記情報の読み出し要求を行う要求手段と、前記要求手段の要求に応じて送信された前記情報に対して、前記リーダライタが配備されている前記流通拠点に固有の情報を新たに付加し、新たな情報が付加された前記情報を前記非接触タグに供給して書き戻すように指示を行う指示手段と、を有し、前記非接触タグは、前記情報を記憶する破壊読み出し型メモリと、前記リーダライタから読み出し要求がなされた場合には、前記破壊読み出し型メモリから前記情報を読み出して送信する送信手段と、前記情報の書き戻し指示が前記リーダライタからなされた場合には、前記リーダライタから前記情報を受信して前記破壊読み出し型メモリに書き戻しする書き戻し手段と、を有する、ことを特徴とする。
この構成によれば、リーダライタの要求手段から情報の読み出し要求がなされた場合には、非接触タグは破壊読み出し型メモリから情報を読み出して送信手段が送信する。リーダライタの指示手段は受信した情報に対して流通拠点に固有の情報を付加し、書き戻し指示を行う。これにより、非接触タグの書き戻し手段が破壊読み出し型メモリに情報を書き戻す。このため、書き戻しを指示する指示手段を有しないリーダライタで情報を読み出してしまうと、破壊読み出し型メモリに格納された情報は復元されないため、それ以降は情報を二度と読み出すことができないことから、回路構成を複雑化することなく、非接触タグに格納された情報を保護することが可能となる。また、書き戻しを行うことにより、非接触タグの破壊読み出し型メモリには流通拠点の固有情報が追加的に格納される。このため、非接触タグの破壊読み出し型メモリに格納された情報を参照することにより、流通経路を知ることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記リーダライタは、前記要求手段の要求によって前記非接触タグから送信された前記情報に含まれている前記流通拠点に固有の情報を参照し、前記製品が正規の流通拠点を通過しているか否かを判定する判定手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、判定手段によってリーダライタが配備された流通拠点まで正規の流通拠点を通過しているか否かが判定される。この構成によれば、それまでの経路が正規でない製品を知ることができることから、不正な流通経路の商品を早期に除外することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記指示手段は、前記非接触タグから送信された前記情報に対して、前記リーダライタによって前記情報の読み出しがなされた日時を示す日時情報をさらに付加し、当該日時情報が付加された情報を書き戻すように前記非接触タグに対して指示し、前記判定手段は、前記固有の情報と前記日時情報とを参照し、前記製品が所定の時間内に流通されているかを判定することを特徴とする。
この構成によれば、非接触タグの破壊読み出し型メモリには、流通拠点を示す固有情報と、リーダライタによって情報の読み出しがなされた日時を示す日時情報が記憶される。このため、製品が所定の時間内に流通されているか否かを判定することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記指示手段は、前記非接触タグから送信された前記情報に対して、前記製品が置かれている環境の状態を示す環境情報をさらに付加し、当該環境情報が付加された情報を書き戻すように前記非接触タグに対して指示し、前記判定手段は、前記環境情報を参照し、前記製品が置かれていた環境の状態が所定の範囲内であるか否かを判定することを特徴とする。
この構成によれば、非接触タグの破壊読み出し型メモリには、製品が置かれていた環境の状態を示す環境情報が記憶される。このため、製品が置かれていた環境が適正であったか否かを判定することができる。
また、本発明の物流管理方法は、製品の流れを管理する物流管理方法であって、前記製品に付された非接触タグと、前記製品が通過する流通拠点に配備され、前記非接触タグに情報を読み書きするリーダライタと、を有する物流管理システムの物流管理方法において、前記リーダライタは、前記非接触タグに対して前記情報の読み出し要求を行い、要求に応じて送信された前記情報に対して、前記リーダライタが配備されている前記流通拠点に固有の情報を新たに付加し、新たな情報が付加された前記情報を前記非接触タグに供給して書き戻すように指示を行い、前記非接触タグは、前記情報を記憶する破壊読み出し型メモリを有し、前記リーダライタから読み出し要求がなされた場合には、前記破壊読み出し型メモリから前記情報を読み出して送信し、前記情報の書き戻し指示が前記リーダライタからなされた場合には、前記リーダライタから前記情報を受信して前記破壊読み出し型メモリに書き戻しすることを特徴とする。
この構成によれば、リーダライタから情報の読み出し要求がなされた場合には、非接触タグは破壊読み出し型メモリから情報を読み出して送信する。リーダライタは受信した情報に対して流通拠点に固有の情報を付加し、書き戻し指示を行う。これにより、非接触タグが破壊読み出し型メモリに情報を書き戻す。
このため、書き戻しを指示しないリーダライタで情報を読み出してしまうと、破壊読み出し型メモリに格納された情報は復元されないため、それ以降は情報を二度と読み出すことができないことから、回路構成を複雑化することなく、非接触タグに格納された情報を保護することが可能となる。また、書き戻しを行うことにより、非接触タグの破壊読み出し型メモリには流通拠点の固有情報が追加的に格納される。このため、非接触タグの破壊読み出し型メモリに格納された情報を参照することにより、流通経路を知ることができる。
また、本発明の非接触タグは、製品の流れを管理する物流管理システムであって、前記製品に付された非接触タグと、前記製品が通過する流通拠点に配備され、前記非接触タグに情報を読み書きするリーダライタと、を有する物流管理システムの前記非接触タグにおいて、前記情報を記憶する破壊読み出し型メモリと、前記リーダライタから読み出し要求がなされた場合には、前記破壊読み出し型メモリから前記情報を読み出して送信する送信手段と、前記送信手段によって送信された前記情報の書き戻し指示が前記リーダライタからなされた場合には、前記リーダライタから前記情報を受信して前記破壊読み出し型メモリに書き戻しする書き戻し手段と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、リーダライタから情報の読み出し要求がなされた場合には、非接触タグは破壊読み出し型メモリから情報を読み出して送信手段が送信する。リーダライタは受信した情報に対して流通拠点に固有の情報を付加し、書き戻し指示を行う。これにより、非接触タグの書き戻し手段が破壊読み出し型メモリに情報を書き戻す。このため、書き戻しを指示しないリーダライタで情報を読み出してしまうと、破壊読み出し型メモリに格納された情報は復元されないため、それ以降は情報を二度と読み出すことができないことから、回路構成を複雑化することなく、非接触タグに格納された情報を保護することが可能となる。また、書き戻しを行うことにより、非接触タグの破壊読み出し型メモリには流通拠点の固有情報が追加的に格納される。このため、非接触タグの破壊読み出し型メモリに格納された情報を参照することにより、流通経路を知ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下では、本発明の物流管理方法は、物流管理システムの動作として説明する。
(A)実施の形態の構成の説明
図1は、本発明を適用した実施形態に係る物流管理システムの概略構成を示す図である。図1に示すように、物流管理システムは、ホストコンピュータ10、ネットワーク20、リーダライタ30−1〜30−5、非接触タグ40を主要な構成要素としている。
ここで、ホストコンピュータ10は、図示せぬCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等を主要な構成要素とし、HDDに格納されているアプリケーションプログラムを実行することにより、リーダライタ30−1〜30−5によって読み取られた情報をネットワーク20を介して取得し、管理する。ネットワーク20は、例えば、インターネットによって構成され、ホストコンピュータ10およびリーダライタ30−1〜30−5の間において情報をパケット化して送受信する。リーダライタ30−1〜30−5は、物流管理の対象となる製品が通過する各流通拠点に配備され、製品に付された非接触タグ40に記憶された情報を読み出して確認を行うとともに、各流通拠点に固有な情報その他を非接触タグ40に書き込む処理を行う。なお、この実施の形態では、リーダライタ30−1は製造会社に配備され、リーダライタ30−2は第1運輸会社に配備され、リーダライタ30−3は卸売会社に配備され、リーダライタ30−4は第2運輸会社に配備され、リーダライタ30−5は小売会社に配備されているものとする。非接触タグ40は、物流管理の対象となる製品に付されるとともに、各流通拠点においてリーダライタ30−1〜30−5によって各種の情報を読み書きされる。
図2は、図1に示すリーダライタ30−1〜30−5の構成例を示す図である。なお、リーダライタ30−1〜30−5は同様の構成とされているので、以下では、これらをリーダライタ30として説明する。リーダライタ30は、図2に示すように、アンテナ30a、復調回路30b、変調回路30c、メモリ30d、制御回路30e(請求項中「要求手段」および「指示手段」に対応)、I/F(Interface)30f、および、操作部30gを主要な構成要素としている。ここで、アンテナ30aは、非接触タグ40との間で電波によって情報を授受する。復調回路30bは、アンテナ30aによって受信された非接触タグ40からの信号を復調し、含まれている情報を抽出して、制御回路30eに供給する。変調回路30cは、制御回路30eから供給される情報に基づいて搬送波を変調し、アンテナ30aを介して非接触タグ40に対して送信する。メモリ30dは、例えば、ROMおよびRAMによって構成され、制御回路30eが実行するプログラムを格納するとともに、制御回路30eがプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する。制御回路30eは、例えば、CPUによって構成され、メモリ30dに格納されているプログラムに基づいて装置の各部を制御する。I/F30fは、ネットワーク20を介して他の装置と通信する際に情報の表現形式を変換する。操作部30gは、例えば、操作ボタンによって構成され、各流通拠点においてリーダライタ30−1〜30−5を有する管理者の操作に応じた情報を生成して制御回路30eに出力する。なお、この図には示していないが、リーダライタ30は、例えば、バッテリを有し、このバッテリから供給される直流電力が各部に供給される。
図3は、図1に示す非接触タグ40の構成例を示す図である。この図3に示すように、非接触タグ40は、アンテナ40a、復調回路40b、変調回路40c、電源回路40d、メモリ40e、制御回路40f(請求項中「送信手段」、「書き戻し手段」および「判定手段」に対応)、および、FeRAM(Ferroelectric RAM)40g(請求項中「破壊読み出し型メモリ」に対応)を主要な構成要素としている。ここで、アンテナ40aは、リーダライタ30−1〜30−5のそれぞれとの間で電波によって情報を授受する。復調回路40bは、アンテナ40aによって受信されたリーダライタ30−1〜30−5からの信号を復調し、含まれている情報を抽出して、制御回路40fに供給する。変調回路40cは、制御回路40fから供給される情報に基づいて、搬送波を変調し、アンテナ40aを介してリーダライタ30−1〜30−5に対して送信する。電源回路40dは、アンテナ40aによって受信された電波を検波して整流するとともに、レギュレータ等によって所定の電圧となるように制御することにより、非接触タグ40の各部に供給するための電源電力を生成する。メモリ40eは、例えば、ROMおよびRAMによって構成され、制御回路40fが実行するプログラムを格納するとともに、制御回路40fがプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する。制御回路40fは、例えば、CPUによって構成され、メモリ40eに格納されているプログラムに基づいて装置の各部を制御する。FeRAM40gは、リーダライタ30−1〜30−5から供給される情報を格納するとともに、リーダライタ30−1〜30−5から読み出し要求がなされた場合には、格納されている情報を読み出し、制御回路40fおよび変調回路40cを介してリーダライタ30−1〜30−5に送信する。なお、FeRAM40gは、破壊読み出し型メモリであるため、制御回路40fによって情報が読み出された場合には当該情報はFeRAM40gから消滅する。このため、読み出した情報を維持するためには、リーダライタ30−1〜30−5による書き戻し処理(後述する)が必要になる。
(B)実施の形態の動作の説明
つぎに、本発明の実施の形態の動作について説明する。なお、以下では、図4に示すように、製造会社で製造された製品が、第1運輸会社、卸売会社、および、第2運輸会社を経由して、小売会社に届けられる流通経路を例に挙げて説明する。
まず、製造会社において製造された製品に対して非接触タグ40が付される。このとき、非接触タグ40のFeRAM40gには情報が格納されていない状態であり、また、メモリ40eには、例えば、認証用の情報が格納されているものとする。このような状態において、製造会社の出荷管理者がリーダライタ30−1を、製品に付された非接触タグ40に近づけると、リーダライタ30−1では、図5に示す処理が実行される。この処理が開始されると、リーダライタ30−1の制御回路30eは、ステップS10において、非接触タグ40に応答を求めるコマンドを含む電波を変調回路30cから送信させる。より詳細には、制御回路30eは、まず、非接触タグ40に電源電力を与えるためのプリアンブルを変調回路30cに対して送信させ、つづいて、認証のための情報である認証情報と、応答を求めるコマンドとを供給して送信させ、最後に非接触タグ40が返答を行うための期間として無変調の搬送波を送信させる。
このとき、非接触タグ40では、アンテナ40aが、リーダライタ30−1から送信された前述のプリアンブル部分の電波を捕捉し、電源回路40dに供給する。電源回路40dは、アンテナ40aによって捕捉されたプリアンブル部分の電波を検波して整流するとともに、レギュレータ等の定電圧回路によって一定電圧の直流電力に変換する。このようにして生成された直流電力は、図3において破線で示すように、復調回路40b、変調回路40c、メモリ40e、制御回路40f、および、FeRAM40gにそれぞれ供給される。この結果、これらの回路は動作可能な状態となる。なお、電源回路40dには電解コンデンサ等の比較的容量が大きい蓄電素子が備えられているので、プリアンブル部分において充電がなされると、それ以降は蓄電素子に蓄えられた電力によって動作することができる。
電源の供給により復調回路40bが動作可能な状態になると、復調回路40bは、アンテナ40aによって受信された信号を復調し、この信号に含まれている認証情報とコマンドとを取得し、制御回路40fに供給する。制御回路40fでは、まず、復調回路40bから供給された認証情報により、リーダライタ30−1が正規であるか否かを判定し、正規である場合にはコマンドを解釈し、応答することが要求されていることを知る。その結果、制御回路40fは、メモリ40eに格納されている認証情報を取得し、変調回路40cに供給する。変調回路40cは、前述した無変調部分において、供給されたID情報に基づいて搬送波を変調し、アンテナ40aを介してリーダライタ30−1に送信する。なお、認証情報により、リーダライタが正規でないと判定した場合には、応答を行わない。これにより、正規でないリーダライタでは読み出しを行うことができない。
ステップS11では、制御回路30eは、非接触タグ40から応答があったか否かを判定し、応答があった場合(ステップS11;Yes)にはステップS12に進み、それ以外の場合(ステップS11;No)にはステップS10に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。非接触タグ40からの応答があった場合にはステップS12に進み、制御回路30eは、認証処理を実行する。より詳細には、制御回路30eは、非接触タグ40から送信され、復調回路40bによって復調された前述した認証情報を参照し、応答を行った非接触タグ40が正規のタグであるか否かを判定する。例えば、制御回路30eは、認証情報が正しいか否かを判定し、認証情報が正しい場合(ステップS13;Yes)にはステップS14に進み、それ以外の場合(ステップS13;No)にはステップS10に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。なお、所定の回数認証処理を行っても認証に成功しない場合には、正規の非接触タグでないと判断して処理を終了するようにしてもよい。
ステップS14では、制御回路30eは、ID情報と日時情報を生成する。より詳細には、制御回路30eは、チェックを行った者を示すIDであるチェック者IDを、例えば、メモリ30dから取得するとともに、図示せぬタイマから日時情報を取得する。なお、チェック者IDは、予めメモリ30dに格納されているものとする。そして、ステップS15に進み、ID情報と日時情報を非接触タグ40に対して書き込む処理を実行する。具体的には、制御回路30eは、ステップS14において生成したID情報と日時情報とを変調回路30cに供給する。その結果、変調回路30cは、供給された情報に基づいて搬送波を変調し、アンテナ30aを介して非接触タグ40に送信する。そして、制御回路30eは、ステップS16において処理を終了するか否かを判定し、終了しない場合(ステップS16;No)にはステップS10に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS16;Yes)には処理を終了する。なお、非接触タグ40への情報の書き込みが終了した場合には、制御回路30eは、非接触タグ40の認証情報(例えば、製品に個別に付与された情報を含む情報)と、チェック者IDと、日時情報とを対応付けして、ホストコンピュータ10に送信する。ホストコンピュータ10では、これらの情報を受信し、図示せぬHDDに格納する。このような情報を参照することにより、各製品が流通過程のどの段階に存在するかを知ることができる。
非接触タグ40では、アンテナ40aによってリーダライタ30−1からステップS15の処理によって送信された電波を受信し、復調回路40bによってこれらの情報を抽出し、制御回路40fに供給する。制御回路40fは、復調回路40bから供給されたチェック者IDと、日時情報とをFeRAM40gの所定の領域に書き込む。図6は、FeRAM40gに書き込まれた情報の一例を示す図である。この例では、第1行目に、図4に示す製造会社のチェックIDである「MK1025」と、日時情報である「2007/01/25 13:05」が書き込まれている。第2行目以降は、後続する流通過程において書き込まれる情報である。なお、FeRAM40gは不揮発性のメモリであるので、リーダライタ30−1からの電波の供給が絶たれ、電源回路40dからの電源が途絶した場合でも、その記憶内容を保持することができる。以上の処理により、非接触タグ40のFeRAM40gには、製造会社のチェック者IDと日時情報とが格納される。
つぎに、このようにして製造会社によって情報が書き込まれた非接触タグ40が付された製品は、第1運輸会社に渡る。第1運輸会社の、例えば、配送管理者がリーダライタ30−2を、製品に付された非接触タグ40に近づけると、リーダライタ30−2では、図7に示す処理が実行される。図7の処理は、リーダライタ30−2によって実行されるが、リーダライタ30−2の各部について説明する場合には、図2がリーダライタ30−2の構成を示すものとして説明する。
リーダライタ30−1の制御回路30eは、ステップS30において、非接触タグ40に応答を求めるコマンドを含む電波を変調回路30cから送信させる。なお、このとき送信される電波の形態は、図5のステップS10の場合と同様である。
非接触タグ40では、図5の場合と同様に、電源回路40dから電源が各部に供給されて動作可能な状態となる。電源の供給により復調回路40bが動作可能な状態になると、復調回路40bは、アンテナ40aによって受信された信号を復調し、この信号に含まれている認証情報とコマンドとを取得し、制御回路40fに供給する。制御回路40fでは、まず、復調回路40bから供給された認証情報により、リーダライタ30−1が正規であるか否かを判定し、正規である場合にはコマンドを解釈し、応答することが要求されていることを知る。その結果、制御回路40fは、メモリ40eに格納されている認証情報を取得し、変調回路40cを介して送信する。なお、認証情報により、リーダライタが正規でないと判定した場合には応答を行わない。また、正規でないリーダライタから繰り返し応答要求がなされる場合には、情報を不正に読み出そうとしている可能性が高いので、そのような場合には、FeRAM40gに格納されている情報を削除する。これにより、FeRAM40gに格納されている情報を保護することができる。
ステップS31では、制御回路30eは、非接触タグ40から応答があったか否かを判定し、応答があった場合(ステップS31;Yes)にはステップS32に進み、それ以外の場合(ステップS31;No)にはステップS30に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。非接触タグ40からの応答があった場合にはステップS32に進み、制御回路30eは、認証処理を実行する。より詳細には、制御回路30eは、非接触タグ40から送信され、復調回路40bによって復調された前述した認証情報を参照し、応答を行った非接触タグ40が正規のタグであるか否かを判定する。その結果、認証に成功した場合(ステップS33;Yes)にはステップS34に進み、それ以外の場合(ステップS33;No)にはステップS30に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。なお、所定の回数認証処理を行っても認証に成功しない場合には、正規の非接触タグでないと判断して処理を終了するようにしてもよい。
ステップS33において認証に成功したと判定した場合(ステップS33;Yes)には、ステップS34に進み、制御回路30eは、非接触タグ40のFeRAM40gから情報を読み出す処理を実行する。すなわち、制御回路30eは、FeRAM40gに格納されている情報を送信するように要求するコマンドを非接触タグ40に対して送信する。このようなコマンドを受信した非接触タグ40では、制御回路40fがこのコマンドの解釈を行い、情報の読み出し要求がなされていることを知る。そして、制御回路40fは、FeRAM40gに格納されている情報を読み出す。なお、このとき、FeRAM40gには、図6に示す第1行目の「MK1025」と「2007/01/25/13:05」が格納されているので、この情報が読み出される。このとき、FeRAM40gは、破壊読み出し型メモリであるので、読み出されたこれらの情報はメモリ上から消滅する。つづいて、制御回路40fは、読み出した情報を変調回路40cを介してリーダライタ30−2に対して送信する。リーダライタ30−2では、これらの情報を受信し、メモリ30dに格納する。
ステップS35では、制御回路30eは、読み出された情報に対する確認処理を実行する。すなわち、制御回路30eは、製造会社のチェック者IDが正常に書き込まれているか否かを確認する。また、制御回路30eは、日時情報と現在の日時とを参照し、製造から一定の時間内に第1運輸会社によるチェックがなされているか否かを判定する。そして、ステップS36において、正常であるか否かを判定し、正常である場合(ステップS36;Yes)にはステップS37に進み、正常でない場合(ステップS36;No)にはステップS40に進む。なお、正常でない場合には、正常でない旨を図示せぬ表示装置に表示して配送管理者に警告を与えるようにしてもよい。
ステップS37では、制御回路30eは、ID情報と日時情報を生成する。すなわち、制御回路30eは、第1運輸会社のチェック者IDをメモリ30dから取得するとともに、図示せぬタイマから現在の日時を取得する。なお、チェック者IDは、メモリ30dに予め格納されているものとする。ステップS38では、ステップS34において非接触タグ40から読み出されてメモリ30dに格納されている情報に対して、ステップS37で生成された情報を付加する。具体的には、ステップS34において読み出された「MK1025」および「2007/01/25 13:05」に対して、ステップS37で生成されたチェック者IDである「TR5892」および日時情報である「2007/01/25 13:55」が付加される。
ステップS39では、制御回路30eは、ステップS38において生成された情報を、非接触タグ40に送信し、FeRAM40gに書き戻すように要求する。より詳細には、制御回路30eは、ステップS38において生成された情報に対して、情報を書き戻すことを指示するコマンドを付加し、変調回路30cを介して非接触タグ40に送信する。非接触タグ40では、この情報を受信し、制御回路40fが、コマンドを解釈して、書き戻しが指示されていることを知る。この結果、制御回路40fは、FeRAM40gに対して、受信した情報を書き戻す処理を実行する。すなわち、制御回路40fは、FeRAM40gの所定の領域に対して、受信した「MK1025」、「2007/01/25 13:05」、「TR5892」、および、「2007/01/25 13:55」を格納する。このようにして書き込まれた情報は、リーダライタ30−2からの電波の送信が停止し、電源回路40dの動作が停止した後も保持され続ける。なお、非接触タグ40への情報の書き戻しが終了した場合には、制御回路30eは、非接触タグ40の認証情報と、チェック者IDと、日時情報とを対応付けして、ホストコンピュータ10に送信する。ホストコンピュータ10では、これらの情報を受信し、図示せぬHDDに格納する。このような情報を参照することにより、各製品が流通過程のどの段階に存在するかを知ることができる。
ステップS40では、制御回路30eは、処理を終了するか否かを判定し、終了しない場合(ステップS40;No)にはステップS30に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS40;Yes)には処理を終了する。
なお、図7に示す処理は、卸売会社および第2運輸会社において、それぞれのリーダライタ30−3,30−4が非接触タグ40に近づけられた場合にも実行され、FeRAM40gには、図6に示すような情報が格納される。すなわち、卸売会社ではチェック者IDとして「WH2548」およびチェック日時として「2007/01/26 10:21」が格納され、また、第2運輸会社ではチェック者IDとして「TR2512」およびチェック日時として「2007/01/26 12:12」が格納される。
つぎに、製品が小売会社に到着した場合に実行される処理について図8を参照して説明する。図6に示すような情報がFeRAM40gに格納された非接触タグ40に、小売会社の入荷管理者がリーダライタ30−5を接近させた場合には、ステップS60においてリーダライタ30−5から電波が送信される。なお、ステップS60〜S63の処理は、前述した図7のステップS30〜S33の処理と同様であるのでその説明は省略する。
ステップS64では、制御回路30eは、非接触タグ40に対してFeRAM40gから情報を読み出すように要求する。その結果、非接触タグ40の制御回路40fは、FeRAM40gから情報を読み出し、変調回路40cに供給する。変調回路40cは、供給された情報に応じて搬送波を変調し、アンテナ40aを介して、リーダライタ30−5に送信する。リーダライタ30−5では、復調回路30bがアンテナ30aを介してこの情報を受信して復調した後、制御回路30eに供給する。制御回路30eは、ステップS65において、供給された情報を確認する処理を実行する。すなわち、供給された情報に含まれているチェック者IDと、メモリ30dに予め記憶されているチェック者IDとを比較し、製品が正規のルートを経由して到達しているか否かを判定する。また、制御回路30eは、製造会社においてチェックされた日時情報と、現在の日時情報とを比較し、製品が出荷されてから規定の時間以内に到着しているか否かを判定する。そして、制御回路30eは、ステップS66において、経路および時間が正常であるか否かを判定し、正常である場合(ステップS66;Yes)にはステップS67に進み、それ以外の場合(ステップS66;No)にはステップS68に進む。
ステップS67では、制御回路30eは、図示せぬ表示部に対して、経路および時間が正常である旨の表示を行う。また、ステップS68では、制御回路30eは、図示せぬ表示部に対して、経路または時間が異常である旨の表示を行う。例えば、経路が異常である場合には、メッセージ「流通経路が異常です。」を表示し、時間が異常である場合には、メッセージ「流通に要した時間が異常です。」を表示する。なお、双方に該当する場合にはメッセージ「経路および時間の双方が異常です。」を表示する。そして、ステップS69に進み、制御回路30eは、処理を終了するか否かを判定し、終了しない場合(ステップS69;No)にはステップS60に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS69;Yes)には処理を終了する。なお、正常か否かの判断を行った後に、非接触タグ40の認証情報と、チェック者IDと、日時情報と、正常か否かの判断結果を対応付けして、ホストコンピュータ10に送信する。ホストコンピュータ10では、これらの情報を受信し、図示せぬHDDに格納する。このような情報を参照することにより、各製品の流通の結果を知ることができる。
以上に説明したように、本発明の実施の形態では、非接触タグ40にFeRAM40gを使用し、リーダライタ30−1〜30−5によって情報を読み出すとともに、読み出された情報をリーダライタ30−1〜30−5に供給して書き戻しさせるようにした。このため、書き戻し機能を有しない通常のリーダライタを使用した場合には、情報の書き戻しが実行されないのでFeRAM40gの情報が消滅するため、それ以降は情報を二度と読み出すことができなくなる。また、情報が消滅したことを知ることにより、不正に読み出しがなされたことを知ることができる。また、本発明の実施の形態では、暗号化および復号の処理回路が不要となるので、回路構成を単純化して製造コストを削減できる。また、一般のFeRAMでは書き戻し回路を有しているが、本発明の実施の形態に係る非接触タグ40にはこのような書き戻しする回路を具備する必要がなくなるので、回路の構成をさらに単純化することができる。
また、本発明の実施の形態では、各流通拠点にリーダライタ30−1〜30−5を配備し、それぞれのリーダライタ30−1〜30−5に固有のIDであるチェック者IDをFeRAM40gに書き込むようにした。このため、チェック者IDを確認することにより、製品が正規のルートを経由して流通しているか否かを判断することができる。また、各流通拠点において、FeRAM40gに格納されているチェック者IDを調べることにより、それまでの流通経路が正しいか否かを判定することができる。
また、本発明の実施の形態では、各流通拠点において、チェック者IDとともに、チェックがなされた時点の日時情報を書き込むようにした。これにより、日時情報を調べることにより、出荷から到着までに要する時間が規定の時間内であるか否かを知ることができる。
(C)変形実施の態様
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能であることは勿論である。
例えば、以上の実施の形態では、ホストコンピュータ10は1台とし、リーダライタ30−1〜30−5は5台として説明したがこれ以外の台数であってもよい。
また、流通拠点としては、図4に示す5カ所を例に挙げて説明したが、これ以外の流通拠点が含まれるようにしてもよい。また、流通拠点がこれよりも少なくてもよい。
また、以上の実施の形態では、FeRAM40gに書き込まれる情報としては、図6に示すように、チェック者IDと日時情報の2種類としたが、これ以外の情報を含むようにしてもよい。例えば、製品が置かれている環境の状態をセンサによって検出し、検出された環境状態を示す情報を、リーダライタ30−1〜30−5によって、非接触タグ40に書き込むようにしてもよい。具体的な例としては、例えば、製品を運送するトラックに衝撃センサ、温度センサ、気圧センサ、光センサ等を装備し、これらによって検出された情報を一定の周期でサンプリングしてトラックに備えられた記憶装置に記憶する。そして、トラックが運輸先に到着した場合には、記憶装置に記憶されたこれらの情報を、リーダライタに送信する。そして、例えば、トラックからの荷下ろしの際に、リーダライタによって非接触タグ40の読み出しがなされた場合には、書き戻しの際に、サンプリングされたこれらの情報が付加されて格納される。小売会社は、このような情報を参照することにより、各製品に強い衝撃が加わったり、保存温度以外の温度にさらされたり、定められた気圧以外の気圧にさらされたり、あるいは、冷暗保存が必要な製品が必要以上に露光されていないかを知ることができる。
また、以上の実施の形態では、非接触タグ40は、パッシブ型としたが、バッテリを内蔵するアクティブ型としてもよい。アクティブ型の場合には、前述したセンサを内蔵し、一定の周期毎にセンサの出力をサンプリングしてFeRAM40gに格納するようにしてもよい。そのような方法によれば、個々の製品が置かれている環境をより的確に知ることができる。また、不正なアクセスがなされたり、異常が生じたりした場合には、制御回路40fがFeRAM40gに格納されている情報を自動的に削除するようにしてもよい。そのような方法によれば、不正アクセス等から情報を確実に保護することができる。
また、非接触タグ40を耐タンパ構造とすることにより、FeRAM40gに格納されている情報に対する保護を強化するようにしてもよい。より詳細には、非接触タグ40の図3に示す回路が封入された保護層が破壊された場合には、回路または回路パターンが動じに破壊されるようにする。これにより、保護層を破壊して、内部の回路を解析することを不可能にすることができるので、FeRAM40gに格納されている情報の保護を一層強めることができる。
また、以上の実施の形態では、非接触型のタグを例に説明したが、接触型のタグであっても良い。
本発明の実施の形態の流通管理システムの全体構成を示す図である。 図1に示すリーダライタの構成例を示すブロック図である。 図1に示す非接触タグの構成例を示すブロック図である。 本実施の形態における製品の流通経路の一例を示す図である。 製造会社のリーダライタにおいて実行される処理である。 FeRAMに格納されている情報の一例である。 運輸会社のリーダライタにおいて実行される処理である。 小売会社のリーダライタにおいて実行される処理である。
符号の説明
10…ホストコンピュータ、20…ネットワーク、30−1〜30−5…リーダライタ、30e…制御回路(要求手段、指示手段、判定手段)、40…非接触タグ、40f…制御回路(送信手段、書き戻し手段)、40g…FeRAM(破壊読み出し型メモリ)。

Claims (6)

  1. 製品の流れを管理する物流管理システムであって、前記製品に付された非接触タグと、前記製品が通過する流通拠点に配備され、前記非接触タグに情報を読み書きするリーダライタと、を有する物流管理システムにおいて、
    前記リーダライタは、
    前記非接触タグに対して前記情報の読み出し要求を行う要求手段と、
    前記要求手段の要求に応じて送信された前記情報に対して、前記リーダライタが配備されている前記流通拠点に固有の情報を新たに付加し、新たな情報が付加された前記情報を前記非接触タグに供給して書き戻すように指示を行う指示手段と、を有し、
    前記非接触タグは、
    前記情報を記憶する破壊読み出し型メモリと、
    前記リーダライタから読み出し要求がなされた場合には、前記破壊読み出し型メモリから前記情報を読み出して送信する送信手段と、
    前記情報の書き戻し指示が前記リーダライタからなされた場合には、前記リーダライタから前記情報を受信して前記破壊読み出し型メモリに書き戻しする書き戻し手段と、を有する、
    ことを特徴とする物流管理システム。
  2. 請求項1に記載の物流管理システムにおいて、
    前記リーダライタは、前記要求手段の要求によって前記非接触タグから送信された前記情報に含まれている前記流通拠点に固有の情報を参照し、前記製品が正規の流通拠点を通過しているか否かを判定する判定手段を有する、
    ことを特徴とする物流管理システム。
  3. 請求項2に記載の物流管理システムにおいて、
    前記指示手段は、前記非接触タグから送信された前記情報に対して、前記リーダライタによって前記情報の読み出しがなされた日時を示す日時情報をさらに付加し、当該日時情報が付加された情報を書き戻すように前記非接触タグに対して指示し、
    前記判定手段は、前記固有の情報と前記日時情報とを参照し、前記製品が所定の時間内に流通されているかを判定する、
    ことを特徴とする物流管理システム。
  4. 請求項2に記載の物流管理システムにおいて、
    前記指示手段は、前記非接触タグから送信された前記情報に対して、前記製品が置かれている環境の状態を示す環境情報をさらに付加し、当該環境情報が付加された情報を書き戻すように前記非接触タグに対して指示し、
    前記判定手段は、前記環境情報を参照し、前記製品が置かれていた環境の状態が所定の範囲内であるか否かを判定する、
    ことを特徴とする物流管理システム。
  5. 製品の流れを管理する物流管理方法であって、前記製品に付された非接触タグと、前記製品が通過する流通拠点に配備され、前記非接触タグに情報を読み書きするリーダライタと、を有する物流管理システムの物流管理方法において、
    前記リーダライタは、
    前記非接触タグに対して前記情報の読み出し要求を行い、
    要求に応じて送信された前記情報に対して、前記リーダライタが配備されている前記流通拠点に固有の情報を新たに付加し、新たな情報が付加された前記情報を前記非接触タグに供給して書き戻すように指示を行い、
    前記非接触タグは、前記情報を記憶する破壊読み出し型メモリを有し、
    前記リーダライタから読み出し要求がなされた場合には、前記破壊読み出し型メモリから前記情報を読み出して送信し、
    前記情報の書き戻し指示が前記リーダライタからなされた場合には、前記リーダライタから前記情報を受信して前記破壊読み出し型メモリに書き戻しする、
    ことを特徴とする物流管理方法。
  6. 製品の流れを管理する物流管理システムであって、前記製品に付された非接触タグと、前記製品が通過する流通拠点に配備され、前記非接触タグに情報を読み書きするリーダライタと、を有する物流管理システムの前記非接触タグにおいて、
    前記情報を記憶する破壊読み出し型メモリと、
    前記リーダライタから読み出し要求がなされた場合には、前記破壊読み出し型メモリから前記情報を読み出して送信する送信手段と、
    前記送信手段によって送信された前記情報の書き戻し指示が前記リーダライタからなされた場合には、前記リーダライタから前記情報を受信して前記破壊読み出し型メモリに書き戻しする書き戻し手段と、を有する、
    ことを特徴とする非接触タグ。
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