JP2009119406A - Wastewater treatment method and apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は排水処理方法及び装置に係り、特に塗装工場から排出される塗料排水を処理する排水処理方法及び装置に関する。 The present invention relates to a wastewater treatment method and apparatus, and more particularly to a wastewater treatment method and apparatus for treating paint wastewater discharged from a painting factory.
塗装工場から排出される塗料排水は一般に、凝集分離処理によって排水中の難分解性有機物を除去した後、活性汚泥法によって生物処理している(特許文献1参照)。しかし、近年では、VOC対策として使用塗料が油性から水溶性へ移行し、これに伴って難分解性有機物である樹脂や顔料が疎水性から親水性へ移行したため、塗装排水中には多量の難分解性有機物が溶解されている。このような樹脂や顔料は、塗料に含まれる高分子分散剤や界面活性剤によって分散状態が安定しているため、凝集分離が困難であり、生物分解性も悪い。したがって、近年では、処理後の水質が悪化し、従来の排水処理方法では十分に対応できないという問題があった。 In general, paint wastewater discharged from a coating factory is biologically treated by an activated sludge method after removing hardly decomposable organic substances in the wastewater by coagulation separation treatment (see Patent Document 1). However, in recent years, the paint used has shifted from oily to water-soluble as a measure against VOC, and as a result, resins and pigments, which are hardly decomposable organic substances, have shifted from hydrophobic to hydrophilic. Degradable organic matter is dissolved. Such resins and pigments are stable in dispersion state due to the polymer dispersant and surfactant contained in the paint, and therefore are difficult to agglomerate and separate and have poor biodegradability. Therefore, in recent years, the quality of water after treatment has deteriorated, and there has been a problem that conventional wastewater treatment methods cannot adequately cope with it.
このような問題を解消するため、オゾン分解法、フェントン酸化法、UV照射法などの物理・化学的処理法を用いる方法等が数多く提案されている。例えば特許文献2には、光酸化触媒の存在下で紫外線や可視光線を照射し、有機物を含有する排水を酸化分解する処理方法が示されている。また、特許文献3には金属触媒による酸化法が示されている。
しかしながら、これらの方法は、難分解性有機物を十分に分解することが困難であるという問題や、たとえ分解できても処理に多大な費用がかかるという問題があった。 However, these methods have a problem that it is difficult to sufficiently decompose the hard-to-decompose organic substance, and there is a problem that even if it can be decomposed, the processing is very expensive.
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、排水に含まれる難分解性有機物を効率的に除去することができる排水処理方法及び装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object thereof is to provide a wastewater treatment method and apparatus that can efficiently remove hardly decomposable organic substances contained in wastewater.
請求項1に記載の発明は前記目的を達成するために、排水に含まれる難分解性有機物を除去する排水処理方法において、微生物を固定した担体が添加された流動床式生物反応槽によって前記排水を生物処理し、該生物処理した生物処理水を凝集分離処理することによって、前記難分解性有機物を凝集して前記排水から分離除去することを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
本発明の発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、難分解性有機物を含む排水(たとえば水溶性塗装排水)をまず流動床式生物反応槽によって生物処理した後、凝集剤を添加して凝集分離処理を行うことによって、排水中の難分解性有機物を十分且つ容易に分離除去できるという知見を得た。本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、流動床式生物反応槽で生物処理を行った後に凝集分離処理を行うようにしたので、排水中の難分解性有機物を十分且つ容易に分離除去することができる。 The inventor of the present invention has intensively studied to solve the above-mentioned problems. As a result, wastewater containing hardly decomposable organic matter (for example, water-soluble paint wastewater) is first biologically treated in a fluidized bed bioreactor, and then the flocculant is used. It has been found that the addition of the aggregation separation treatment allows the separation and removal of the hardly decomposable organic matter in the waste water sufficiently and easily. The present invention has been made in view of such circumstances, and since the agglomeration and separation treatment is performed after the biological treatment in the fluidized bed biological reaction tank, the persistent organic matter in the wastewater is sufficiently and easily obtained. Can be separated and removed.
請求項2に記載の発明は請求項1の発明において、前記凝集分離処理は、前記流動床式生物反応槽で分解できない難分解性有機物と、前記流動床式生物反応槽から排出した微生物フロックとを同時に凝集沈殿させることを特徴とする。本発明によれば、微生物フロックを凝集の核として難分解性有機物を凝集させることができる。
The invention according to
請求項3に記載の発明は請求項1又は2の発明において、前記担体は、砂、活性炭、樹脂製担体又は高分子含水ゲルであり、前記流動床式生物反応槽のCODMn容積負荷を1〜2kg/m3・dで運転することを特徴とする。本発明によれば、流動床式生物反応槽を上記の条件で運転することによって、排水中の易分解性有機物を分離除去することができると同時に、反応槽中に微細な微生物フロックを生じる。その結果、生物処理の後段の凝集分離処理において、微細な微生物フロックを核とし、難分解性有機物の凝集分離処理を効率よく行うことができる。
The invention according to claim 3 is the invention according to
請求項4に記載の発明は請求項1〜3のいずれか1に記載の発明において、前記流動床式生物反応槽から排出される微生物フロックの径が10μm以下であることを特徴とする。本発明によれば、微生物フロックの径が小さく、凝集の核として使用され、凝集分離処理における凝集効果を向上させることができ、難分解性有機物の分離除去効率を大幅に向上させることができる。 According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, the diameter of the microbial floc discharged from the fluidized bed biological reaction tank is 10 μm or less. According to the present invention, the microbial floc has a small diameter and is used as an agglomeration nucleus, whereby the aggregating effect in the aggregating / separating process can be improved, and the separation and removal efficiency of the hardly decomposable organic matter can be greatly improved.
請求項5に記載の発明は前記目的を達成するために、微生物を固定した担体が添加され、難分解性有機物が含まれる排水を生物処理する流動床式生物反応槽と、前記流動床式生物反応槽の後段に設けられ、前記流動床式生物反応槽で得られた生物処理水に凝集剤を添加し、前記難分解性有機物を凝集させて分離する凝集分離槽と、を備えたことを特徴とする。本発明は請求項1の方法発明を実施するための装置発明であり、流動床式生物反応槽で生物処理を行った後に凝集分離槽で凝集分離処理を行うようにしたので、排水中の難分解性有機物を十分且つ容易に分離除去することができる。
In order to achieve the above object, the invention according to
本発明によれば、流動床式生物反応槽で生物処理を行った後に凝集分離処理を行うようにしたので、排水中の難分解性有機物を十分且つ容易に分離除去することができる。 According to the present invention, since the agglomeration separation process is performed after the biological treatment is performed in the fluidized bed biological reaction tank, the hardly decomposable organic matter in the waste water can be separated and removed sufficiently and easily.
以下添付図面に従って本発明に係る排水処理方法及び装置の好ましい実施形態について説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of a wastewater treatment method and apparatus according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1は本実施の形態の排水処理装置の構成を模式的に示している。以下は、水溶性の塗装排水を処理する例で説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、難分解性有機物(樹脂や難顔料等成分)を含む排水を処理する装置として使用することができる。なお、塗装排水とは、例えば自動車や各種工業製品などの水溶性塗料の塗装ライン、板金工場における塗装ブース水、塗料製造工場などから出る水溶性塗料成分を含んだ排水が挙げられる。これらの排水はBOD/CODMn比が比較的低く(たとえば自動車の水溶性塗装ラインの排水はBOD/CODMn比が0.3程度)、生物分解性が悪い。 FIG. 1 schematically shows the configuration of the waste water treatment apparatus of the present embodiment. The following will be described with an example of treating water-soluble paint wastewater, but the present invention is not limited to this, and is used as an apparatus for treating wastewater containing hardly decomposable organic substances (components such as resins and hard pigments). be able to. Examples of the paint wastewater include water-soluble paint coating lines for automobiles and various industrial products, paint booth water at sheet metal plants, and wastewater containing water-soluble paint components from paint production plants. These effluents have a relatively low BOD / COD Mn ratio (for example, effluents in water-soluble paint lines of automobiles have a BOD / COD Mn ratio of about 0.3) and are poorly biodegradable.
図1に示すように、排水処理装置10は主として、流動床式生物反応槽12及び凝集分離槽14によって構成される。
As shown in FIG. 1, the waste
流動床式生物反応槽12には原水配管16が接続されており、この原水配管16を介して原水(本実施の形態では塗装排水)が供給され、流動床式生物反応槽12内に貯留される。流動床式生物反応槽12の内部には、微生物が付着固定された担体18が投入されている。担体18としては、中空状のもの、凹凸状のもの、多孔質状等で単位体積当たりの表面積が大きいもの、水を吸収して膨潤するもの等が用いられ、特に、槽内で容易に流動するもの、表面積が大きく付着微生物量が多い担体が好ましい。また、担体18の素材としては、従来公知の各種の有機・無機担体を用いることができ、例えば活性炭、ゼオライト、砂粒、樹脂、セラミックス、ポリエチレングリコールなどの高分子含水ゲルなどが挙げられ、これらは1種又は2種以上併用して用いることができる。
A
流動床式生物反応槽12の底部には、散気管20が配設されている。散気管20にはブロア22が接続されており、このブロア22によって散気管20にエアを送気することができる。散気管20に送気されたエアは無数の気泡となって流動床式生物反応槽12内に散気され、この気泡が上昇することによって担体18が流動され、且つ、担体18の微生物にエアが供給される。これにより、流動床式生物反応槽12内の排水が生物処理される。その際、本実施の形態では、流動床式生物反応槽12におけるCODMn容積負荷を1〜2kg/m3・dになるように運転を制御する。これによって、反応槽中で粒子径1〜10μmの微細な微生物フロックが発生し、生物処理後の処理水(以下、生物処理水)にその粒子が含まれる。
An
流動床式生物反応槽12の出口部には、配管24が接続されるとともに、この配管24との接続部を囲むようにスクリーン26が設けられる。スクリーン26は担体18の流出を防止するものであり、このスクリーン26によって担体18が分離され、生物処理水のみが配管24に流出される。配管24は、凝集分離槽14に接続されており、流動床式生物反応槽12から流出した生物処理水は凝集分離槽14に供給される。
A
凝集分離槽14には、二つの攪拌槽14A、14Bと沈殿槽14Cとが設けられ、二つの攪拌槽14A、14Bにはそれぞれ攪拌装置28が設けられる。攪拌槽14Aでは生物処理水に無機凝集剤が添加され、この生物処理水が攪拌装置28によって攪拌され、攪拌槽14Bに供給される。攪拌槽14Bでは生物処理水に高分子ポリマが添加され、この生物処理水が攪拌装置28によって攪拌され、沈殿槽14Cに供給される。このように生物処理水に凝集剤を添加して攪拌することによって、生物処理水中の微細な微生物フロックを核として凝集物が生じ、この凝集物が沈殿槽14Cで沈殿される。沈殿槽14Cの上部には処理水管30が接続されており、この処理水管30から上澄み液が処理水として排出され、凝集物が分離除去される。これにより、排水中に含まれていた難分解性有機物が排水から分離除去される。なお、本実施の形態では、凝集物を沈殿分離するようにしたが、凝集物を浮上分離して除去するようにしてもよい。また、凝集剤は上記の例に限定されるものではなく、例えば硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、塩化第二鉄等に代表される無機系凝集剤、アニオン性、ノニオン性又はカチオン性の高分子凝集剤などを用いることができ、排水の種類に応じてこれらを単独で、あるいは複数種を組み合わせて用いることができる。
The
次に上記の如く構成された排水処理装置10の作用について説明する。
Next, the operation of the waste
上述の流動床式生物反応槽12は、微生物を付着増殖させた担体18を添加することによって流動床で生物処理を行う装置であり、一般的な生物処理装置である活性汚泥装置に比べて、汚泥濃度や状態などの管理が不要であり、維持管理が容易である。その一方で、流動床式生物反応槽12は、高負荷状態になると自然に発生した微生物や、担体18から剥離した微生物膜が処理水とともに流出し、処理水が白濁する現象が発生する。このため、通常は、処理水が白濁しないように低負荷処理の運転を行っている。
The fluidized bed
これに対して、本実施の形態の流動床式生物反応槽12では、CODMn容積負荷が1〜2kg/m3・dになるような運転を行っている。これによって、排水は易分解性有機物のみが除去され、粒子径1〜10μmの微細フロックが発生し、白濁した状態になる。このように白濁状態を積極的につくった後に白濁の処理水を凝集分離処理することによって、白濁成分が凝集物の核となり、難分解性有機物の分離除去が可能となる。
On the other hand, in the fluidized bed
図2は、凝集分離処理時の汚泥フロック径と、凝集分離処理後のCODMnとの関係を試験によって求めたものである。この試験では、水溶性塗装排水の生物処理水を固液分離して得られた上澄水に、ホモジナイズして粒子径を変化させた活性汚泥をSS濃度500mg/Lとなるように混合し、ポリ塩化アルミニウム溶液(アルミナ11%)1ml/L、強アニオンポリマ2mg/Lを添加して凝集分離させた。図2から分かるように、汚泥フロックの粒子径が大きい場合には、凝集分離水のCODMnは高く、難分解性有機物が残存している。これに対して、汚泥フロックの粒子径が10μm未満の場合には、汚泥フロックの凝集によってCODMnが低下している。これは、粒子径10μm未満の汚泥フロックの場合は通常の(10μm以上の)活性汚泥フロックの場合と異なり、汚泥フロックの粒子の電荷が難分解性有機物の凝集に影響し、汚泥フロックが凝集の核となるためと考えられる。
FIG. 2 shows the relationship between the sludge floc diameter during the coagulation / separation treatment and the COD Mn after the coagulation / separation treatment. In this test, activated sludge whose particle diameter was changed by homogenization was mixed with supernatant water obtained by solid-liquid separation of biologically treated water of water-soluble paint wastewater so that the SS concentration became 500 mg / L, An aluminum chloride solution (alumina 11%) 1 ml / L and a
本実施の形態の排水処理装置10では、流動床式生物反応槽12によって粒子径1〜10μmの微細フロックを含有する生物処理水が得られる。したがって、この生物処理水を凝集分離処理することによって、微細な微生物フロックを凝集の核として、生物処理水中に残存する難分解性有機物が凝集され、CODMnの少ない処理水を得ることができる。
In the
以上説明したように、本実施の形態の排水処理装置10によれば、難分解性有機物を含む排水を流動床式生物反応槽12で生物処理することによって、微細なフロックを含有する生物処理水を生成し、これを凝集分離処理するようにしたので、難分解性有機物を十分且つ容易に分離除去することができる。
As described above, according to the
自動車用水性塗料の塗装ブースより排出された水溶性塗装排水(CODMn5500mg/L、BOD1400mg/L)を用いて試験を行った。実施例1では生物処理、凝集分離処理の順で行い、比較例1、2では凝集分離処理、生物処理の順に行った。その際の条件及び結果を図3の表に示す。 The test was conducted using water-soluble paint drainage (COD Mn 5500 mg / L, BOD 1400 mg / L) discharged from a paint booth for water-based paint for automobiles. In Example 1, the biological treatment was performed in the order of the aggregating separation process, and in Comparative Examples 1 and 2, the aggregating separation process was performed in the order of the biological treatment. The conditions and results at that time are shown in the table of FIG.
実施例1の生物処理では、実容積2Lの塩化ビニル製の反応槽に、中空円筒型ポリプロピレン担体を10%(対反応槽)添加し、散気ボールにより担体を流動させた流動床式生物反応槽を使用した。処理負荷は1kg−CODMn/m3・dとした。この生物処理によって易分解性有機物は処理され、BODは10mg/L以下まで除去された。しかし、難分解性有機物は生物分解できないため、CODMn除去率は約70%と低く、生物処理水にはCODMnが1600mg/L残存した。 In the biological treatment of Example 1, 10% of a hollow cylindrical polypropylene carrier (with respect to the reaction vessel) was added to a reaction vessel made of vinyl chloride having an actual volume of 2 L, and the fluidized bed biological reaction in which the carrier was fluidized by a diffused ball. A tank was used. The treatment load was 1 kg-COD Mn / m 3 · d. By this biological treatment, readily degradable organic substances were treated, and BOD was removed to 10 mg / L or less. However, since the hard-to-decompose organic matter cannot be biodegraded, the COD Mn removal rate is as low as about 70%, and 1600 mg / L of COD Mn remained in the biologically treated water.
生物処理の後、凝集分離処理として、ポリ塩化アルミニウム溶液(アルミナ11%)を1ml/L、強アニオンポリマを2mg/L添加し、撹拌反応させ、凝集沈殿させた。その結果、生物処理水の白濁はなくなり、透明な上澄み分離水が得られた。凝集分離処理水は、図3に示すように、BODが10mg/L未満であり、CODMnも96mg/Lと十分に低い数値が得られた。
After the biological treatment, 1 ml / L of a polyaluminum chloride solution (alumina 11%) and 2 mg / L of a strong anion polymer were added as agglomeration separation treatment, and the mixture was agitated and reacted to cause aggregation precipitation. As a result, there was no white turbidity in the biologically treated water, and a transparent supernatant separation water was obtained. As shown in FIG. 3, the coagulation separation treated water had a BOD of less than 10 mg / L and
一方、比較例1では、凝集分離処理として、ポリ塩化アルミニウム溶液(アルミナ11%)(PACと呼ぶ)を1ml/L、強アニオンポリマを2mg/L添加し、撹拌反応させ、凝集沈殿させた。その凝集分離処理水は、CODMnを10%しか除去できなかった。そこで、比較例2として、PACを5ml/Lに増加した。しかし、凝集状況の大きな改善は見られず、CODMn除去率は15%と低かった。その後、これらの凝集分離水を活性汚泥処理した。 On the other hand, in Comparative Example 1, 1 ml / L of a polyaluminum chloride solution (11% alumina) (referred to as PAC) and 2 mg / L of a strong anion polymer were added as agglomeration separation treatment, and the mixture was agitated to cause aggregation precipitation. The coagulation / separation treated water was able to remove only 10% of COD Mn . Therefore, as Comparative Example 2, the PAC was increased to 5 ml / L. However, no significant improvement was observed in the aggregation state, and the COD Mn removal rate was as low as 15%. Thereafter, these coagulated and separated water were treated with activated sludge.
活性汚泥処理は、CODMn容積負荷0.5kg/m3・dの条件で処理した。これにより、比較例1、2の処理水のBODは、実施例1と同様に10mg/L未満まで処理できた。しかし、比較例1のCODMnは730mg/Lであり、比較例2のCODMnは500mg/Lと高く、放流処理するには新たに活性炭処理が必要であった。 The activated sludge treatment was performed under the condition of COD Mn volumetric load 0.5 kg / m 3 · d. Thereby, BOD of the treated water of the comparative examples 1 and 2 was able to be processed to less than 10 mg / L similarly to Example 1. However, COD Mn of Comparative Example 1 was 730 mg / L, and COD Mn of Comparative Example 2 was as high as 500 mg / L, and a new activated carbon treatment was required for the discharge treatment.
10…排水処理装置、12…流動床式生物反応槽、14…凝集分離装置、16…原水配管、18…担体、20…散気管、22…ブロア、24…配管、26…スクリーン、28…攪拌装置、30…処理水管
DESCRIPTION OF
Claims (5)
微生物を固定した担体が添加された流動床式生物反応槽によって前記排水を生物処理し、
該生物処理した生物処理水を凝集分離処理することによって、前記難分解性有機物を凝集して前記排水から分離除去することを特徴とする排水処理方法。 In the wastewater treatment method to remove the hardly decomposable organic matter contained in the wastewater,
The wastewater is biologically treated by a fluidized bed bioreactor to which a carrier immobilizing microorganisms is added,
A wastewater treatment method characterized in that the biologically treated biologically treated water is subjected to coagulation and separation treatment, whereby the hardly decomposable organic matter is aggregated and separated and removed from the wastewater.
前記流動床式生物反応槽のCODMn容積負荷を1〜2kg/m3・dで運転することを特徴とする請求項1又は2に記載の排水処理方法。 The carrier is sand, activated carbon, a resin carrier or a polymer hydrogel,
The wastewater treatment method according to claim 1 or 2, wherein a COD Mn volumetric load of the fluidized bed type bioreactor is operated at 1 to 2 kg / m 3 · d.
前記流動床式生物反応槽の後段に設けられ、前記流動床式生物反応槽で得られた生物処理水に凝集剤を添加し、前記難分解性有機物を凝集させて分離する凝集分離槽と、
を備えたことを特徴とする排水処理装置。 A fluidized bed type bioreactor to which a carrier in which microorganisms are fixed is added and biologically treating waste water containing persistent organic substances,
A flocculent separation tank that is provided downstream of the fluidized bed bioreactor, adds a flocculant to the biologically treated water obtained in the fluidized bed bioreactor, and agglomerates and separates the hardly decomposable organic matter;
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