JP2009112864A - 吸収性物品 - Google Patents

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【課題】吸収性物品の前方部又は後方部の何れか一方に変形が発生しても、このような変形の発生が、前記後方部又は前記前方部に影響を与えず、フィット性が高く、漏れにくく、快適な装着感を有する吸収性物品提供することにある。
【解決手段】吸収性物品1は、生理用ナプキンであり、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び両シート間に介在された液保持性の吸収体を具備し、実質的に縦長に形成されている。前記吸収体は、その肌当接面側に、該吸収体より幅狭で且つ凸状に突出する中高部を有しており、該中高部は、図1に示すように、吸収性物品1の前方部11及び後方部12に、それぞれ別個に設けられている前方中高部2と後方中高部3とからなり、前方中高部2と後方中高部3との間に、前方部11又は後方部12の変形を、互いに影響させない折り曲げ起点4が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
生理用ナプキン等の吸収性物品において、身体への密着性や漏れ防止性を向上させるために、中央部や中央部から臀部にかけて、吸収体を突出させることが知られている(特許文献1〜3参照)。特許文献1では、臀部の溝に密着させて体排泄物の漏れを防止し、装着者の肌への当りが柔らかい吸収性物品を提供するため、後方にクッション層を介在させることが開示されている。特許文献2では、横漏れや後ろ漏れを防止するため、前後方向に連なる凸部や、その凸部を包囲する凸部等の複数の凸部を形成することが開示されている。特許文献3には、着用者の身体の形状と一致した形態を持ち、接触を維持することによって、月経をその排出時に容易に捕捉したり、着用者の身体と下着との間の動きの影響を吸収するため、厚みや撓み抵抗を特定範囲に設けた丘部を形成することが開示されている。
特開2003−24372号公報 実開平7−12120号公報 特表平8−505797号公報
上記吸収性物品においては、装着者の体の動きに連動して、装着者の肌と当接している吸収性物品の前方部又は後方部に変形が発生すると、この変形が後方部又は前方部へ伝わり、結果的に吸収性物品全体に変形が起こっていた。装着者の体の動きに連動したこのような変形が解消されない場合「ヨレ」となり、吸収性物品のフィット性、漏れ防止性及び装着感等に悪影響を及ぼし易い。特に、吸収性物品本体より幅が狭く前後に延びた中高部を有する吸収性物品では、様々な変形がこの中高部を介して伝わり易く、かつ変形が固定されて「ヨレ」となり易いため、より悪影響を受け易い。
従って、本発明の目的は、吸収性物品の前方部又は後方部の何れか一方に変形が発生しても、このような変形の発生が、他方に影響を与えず、フィット性が高く、漏れにくく、快適な装着感を有する吸収性物品を提供することにある。
本発明は、表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を具備している吸収性物品であって、該吸収体は、その肌当接面側に、該吸収体より幅狭で且つ凸状に突出する中高部を有しており、該中高部は、前記吸収性物品の前方部及び後方部に、それぞれ別個に設けられている前方中高部と後方中高部とからなり、該前方中高部と該後方中高部との間に、前記前方部又は前記後方部の変形を、互いに影響させない折り曲げ起点が設けられている吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品は、その中高部が、吸収性物品の前方部及び後方部に、それぞれ別個に設けられている前方中高部と後方中高部とからなり、且つ折り曲げ起点が設けられているため、装着者の肌と当接している前方中高部が設けられている前方部(又は後方中高部が設けられている後方部)に変形が発生しても、このような変形の発生は、後方部(又は前方部)に影響を与えない。そのため、本発明の吸収性物品は、フィット性が高く、漏れにくく、快適な装着感を有する。また、中高部は、前方中高部及び後方中高部に分かれているので、吸収性物品の装着感が高められている。
図1は、本発明の吸収性物品の第1実施形態を示す斜視図である。 図2は、本発明の吸収性物品の第2実施形態を模式的に示す平面図である。 図3は、本発明の吸収性物品の第3実施形態を模式的に示す平面図である。 図4は、本発明の吸収性物品の第4実施形態を模式的に示す平面図である。 図5は、本発明の吸収性物品の第5実施形態を模式的に示す平面図である。 図6は、本発明の吸収性物品の第6実施形態を模式的に示す平面図である。 図7は、本発明の吸収性物品の第7実施形態を模式的に示す平面図である。 図8は、本発明の吸収性物品の第8実施形態を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の吸収性物品の好ましい実施形態について、図を参照しながら説明する。
第1実施形態の吸収性物品1は、生理用ナプキンであり、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び両シート間に介在された液保持性の吸収体を具備し、実質的に縦長に形成されている。
前記吸収体は、その肌当接面側に、該吸収体より幅狭で且つ凸状に突出する中高部を有しており、該中高部は、図1に示すように、吸収性物品1の前方部11及び後方部12に、それぞれ別個に設けられている前方中高部2と後方中高部3とからなり、前方中高部2と後方中高部3との間に、前方部11又は後方部12の変形を、互いに影響させない折り曲げ起点4が設けられている。
第1実施形態の吸収性物品1について、更に説明すると、前記吸収体は、吸収性物品1のほぼ全体に亘る下層吸収体と該下層吸収体の上に設けられている上層吸収体とからなり、該上層吸収体は前記中高部2,3を形成している。
前記中高部は、前方中高部2と後方中高部3とに、それぞれに分かれているため、吸収性やフィット性等の機能の観点から、それぞれ異なる形状または材質に構成することができる。
第1実施形態の吸収性物品1の前方中高部2と後方中高部3は、それぞれ平面視形状が異なっている。
前方中高部2の長手方向の両端部21、22の平面視の形状は、それぞれ凸曲線形状であって、前方中高部2の長手方向の両側縁部の形状は、それぞれ平行な直線形状である。後方中高部3は、長径が長手方向に延びる中心線上に位置する菱形柱形状である。
前方中高部2の形状は、吸収性を重視して形成されている。前方中高部2の幅は前記長手方向に渡ってほぼ一定であり、前記上層吸収体ができるだけ多く配置される形状となっている。このような目的から、楕円や矩形の形態も好ましい。
一方、後方中高部3の形状は、フィット性をより重視して形成されており、前方に向って先細り形状に形成されていることが好ましい。第1実施形態においては、後方中高部3の長手方向の両端部31、32は、それぞれ先細りの形状を有しており、共に長い先細りの形状である。このように、フィット性を向上させる観点から、後端部32の形状も後端ほど細くなる三角状の形態や、後端部32ほど厚さが薄くなる形態も好ましい。
前方中高部2と後方中高部3それぞれの平面視形状は、前述したように、異なっているため、前方部11と後方部12との間で、互いの変形の影響を防止する効果が高められている。特に、後方中高部3の形状が、前方に向って先細り形状に形成されていると、フィット性および変形の影響防止がより向上する。
前記表面シートと前記吸収体とはヒートエンボス加工により接合されており、折り曲げ起点4は、前記エンボス加工により形成された凹部からなる。
折り曲げ起点としての凹部4は、図1に示すように、前方中高部2と後方中高部3との間の幅方向の中央部で、深く形成された部分と浅く形成された部分が交互に配置された連続線となっている。折り曲げ起点4は、後方中高部3に向けて凸の「く」の字状に設けられている。図1においては、深い窪みのみ黒く塗りつぶして示されている(以下、図2〜8も同様)。
折り曲げ起点である凹部4の機能を以下に説明する。吸収性物品1は、前記裏面シートの下着面側にズレ止め粘着材(図示省略)が設けられており、ズレ止め粘着材を介して、下着(ショーツ等)の股下部に固定されて装着される。吸収性物品1の前方部11は装着者の体液の排泄部に、後方部12はヒップ部に、それぞれ当接されて、吸収性物品1が装着者に装着される。吸収性物品1は、装着者の体の動きに連動して変形するが、前方部11と後方部12とは、折り曲げ起点4を境にして、各々が独立的に可動し、装着者の身体に追従しフィットする。
第1実施形態の吸収性物品1において、折り曲げ起点となる凹部4は、図1に示すように、前方中高部2及び後方中高部3の間に設けられ、更に、前方中高部2及び後方中高部3を囲んで、長手方向に延びる中心線に線対称的に、延長して設けられている。以下、前方中高部2及び後方中高部3の間以外にある、この連続した凹部をラウンドエンボス5と呼ぶ。
吸収性物品1の折り曲げ起点となる凹部4及びラウンドエンボス5は、図1に示す連続した帯状部分(溝部分)において、1個置きに間欠的に深い窪みが設けられている。前方中高部2と後方中高部3との間に設けられている折り曲げ起点としての凹部4は、この帯状部分全体であるが、図1においては、深い窪みのみ黒く塗りつぶして示されている(以下、図2〜8も同様)。
吸収性物品1は、ラウンドエンボス5を有しており、ラウンドエンボス5によって囲まれている部分は、前述した前方部11と後方部12の変形が伝わり難くなされていること及びラウンドエンボスによる吸収体剛性向上により、その面形状が安定する。吸収性物品1の前方中高部2及び後方中高部3それぞれは、図1に示すように、ラウンドエンボス5と折り曲げ起点である凹部4とによって囲まれている。凹部4は、折り曲げ起点として働くと共に、ラウンドエンボス5の一部としても働く。
第1実施形態の吸収性物品1は、図1に示すように、更に、折り曲げ起点である凹部4及びラウンドエンボス5以外のエンボスである副ラウンドエンボス6が、後方中高部3と後方中高部3を囲んでいるラウンドエンボス5との間に、吸収性物品1の長手方向に延びる中心線に対して線対称的に、凹部4と繋がって設けられている。
副ラウンドエンボス6も、図1の連続した帯状部分において、1個置きに間欠的に深い窪みが設けられている(以下、図2も同様)。このようなラウンドエンボス5、副ラウンドエンボス6によって、面形状が安定すると共に液の防漏効果も高くなる。
吸収性物品1の両側縁部には、図1に示すように、一対の立体ギャザーシート7,7が設けられている。一対の立体ギャザーシート7,7それぞれは、吸収性物品1の前端部から、後方中高部3の菱形柱形状の短径の両側縁部までに渡って設けられている。
前方中高部2を形成している上層吸収体は、パルプ系繊維から形成されており、後方中高部3を形成している上層吸収体は、合成繊維から形成されている。これは、前方中高部2は吸収性を重視し、後方中高部3はフィット性を重視してそれぞれ形成されているためである。
前方中高部2の前記上層吸収体を形成している前記パルプ系繊維及び後方中高部3の前記上層吸収体を形成している前記合成繊維としては、通常の吸収性物品と同様のものを用いることができる。
また、前方中高部2の吸収性及び後方中高部3のフィット性を損なわない範囲であれば、必要に応じて、前記パルプ系繊維及び前記合成繊維を混ぜて用いても良い。
ここで、合成繊維とは、パルプやコットンのような天然繊維以外の材料より形成されたものを意味し、具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルやポリ乳酸等の樹脂より形成された単繊維や芯鞘構造繊維のような各種複合繊維、レーヨンなどの半合成繊維が含まれる。また、後方中高部3の合成繊維は、バインダーや複合繊維のバインダー部分によって不織布化されていることが好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルやポリ乳酸等の樹脂のトウ繊維やアセテート化されたレーヨンのトウ繊維に捲縮が施されて、嵩高化されているウエブ/不織布を用いることも好ましい。いずれの場合においても親水性であることが好ましい。
第1実施形態の吸収性物品1の表面シート、裏面シート、下層吸収体及び一対の立体ギャザーシート7,7としては、通常の吸収性物品と同様のものを用いることができる。
特に、表面シートは、よれの防止のために、伸縮性を有する材質を用いることが好ましい。装着者の肌と直接当接している前記表面シートが伸縮性を有すると、前記吸収体及び前記裏面シートの変形を抑えることができるからである。
伸縮性を有する繊維シートとしては、例えば、潜在捲縮性繊維を主体として、多数のエンボス部が非連続パターンで点在している不織布等が挙げられる。
第1実施形態の吸収性物品1によれば、折り曲げ起点4としての複数個の前記エンボスには間欠的に深い窪みが設けられているため、装着者の肌と当接している吸収性物品1の前方中高部2が設けられている前方部又は後方中高部3が設けられている後方部は、それぞれの近い距離にある何れかの前記エンボスを起点として、装着者の体の動きに連動して、別々に可動することができる。このため、第1実施形態の吸収性物品1は、前方部11と後方部12との間で、互いの変形の影響を防止する効果が高められており、漏れにくく、装着者の動きを阻害しないため、快適な装着感を有する。また、前記中高部は、前方中高部2及び後方中高部3に分かれているので、吸収性物品1の密着性(フィット性)が高められている。
前方中高部2及び後方中高部3それぞれは、ラウンドエンボス5が設けられているため、防漏性が高められている。また、後方中高部3には、副ラウンドエンボス6も設けられているため、更に防漏性が高められている。
次に、本発明の第2〜8実施形態の吸収性物品1を、図2〜8を参照しながら説明する。第2〜8実施形態について、特に説明しない点については、第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図2〜8において、図1と同じ部材に同じ符号を付してある。
第2実施形態の吸収性物品1は、図2に示すように、折り曲げ起点である凹部4、ラウンドエンボス5及び副ラウンドエンボス6、6…の形状が、第1実施形態と異なっている。
第2実施形態の吸収性物品1の凹部4は、図2に示すように、離れて2箇所に設けられていて、ラウンドエンボス5の間に繋がってはいない。
第2実施形態の吸収性物品1においては、図2に示すように、前方中高部の前端部21を囲んでいる一部のラウンドエンボス5が設けられていない。
ラウンドエンボス5は、前方中高部2及び後方中高部3の間において、図2に示すように、吸収性物品1の幅方向の中央部に向けて凸の「く」の字を呈している。
第2実施形態の吸収性物品1は、前方中高部2の長手方向の両側縁部に沿って、図2に示すように、副ラウンドエンボス6、6が設けられている。また、後方中高部3の周りに設けられている副ラウンドエンボス6、6の形状は、図2に示すように、第1実施形態とは異なっている。このように形成されていることから、前方部11の形状がより一層安定化され、側部への防漏性も高まる。また、前方部11と後方部12が凹部4によって遮断されていないため、長手方向への液拡散性によるドライ感の向上と吸収効率の向上が図られる。
第3実施形態の吸収性物品1は、図3に示すように、第2実施形態の吸収性物品1において設けられていた副ラウンドエンボス6、6…が、設けられていない。その他は、第2実施形態と同様である。
第4実施形態の吸収性物品1は、図4に示すように、第3実施形態の吸収性物品1の後方中高部の後端部32を囲んでいるラウンドエンボス5、5の一部が、設けられていない。その他は、第3実施形態と同様であり、長手方向への液拡散性によるドライ感の向上と吸収効率の向上が図られる。
第5実施形態の吸収性物品1は、図5に示すように、第4実施形態の吸収性物品1の後方中高部3の両側縁部に沿って設けられているラウンドエンボス5、5が、設けられていない。その他は、第4実施形態と同様である。
第6実施形態の吸収性物品1は、図6に示すように、第5実施形態において設けられていたラウンドエンボス5、5がなくなり、また、折り曲げ起点4である凹部4の配置が異なっている。第6実施形態の吸収性物品1の凹部4は、前方中高部2と後方中高部3との間の幅方向の中央部に、3個連続して設けられている。その他は、第5実施形態と同様であるが、周囲に(近くに)帯状部分(溝部分)を有しないため、凹部4の折り曲げ起点としての働きは、実施形態1と比較して高められており、前方部と後方部の連動性が低くなる。
第7実施形態の吸収性物品1は、図7に示すように、折り曲げ起点である凹部4が、前方中高部2と後方中高部3との間の幅方向の中央部に、2個所に離れて設けられている。その他は、第6実施形態と同様であるが、起点としての効果と液の拡散による効果とを合わせ持つ。
第8実施形態の吸収性物品1は、図8に示すように、折り曲げ起点である凹部4が、吸収性物品1の幅方向の中央部に、双曲線状に設けられている。その他は、第7実施形態と同様であり、第6実施形態の凹部が二重に形成されていることから、前方部11と後方部12の連動性がより低くなり、更に前方部11と後方部12の安定性を高めることができる。
本発明の吸収性物品1は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。特に実施形態2〜5と実施形態6〜8を組み合わせて使用することで、各々の効果を併せ持つ形態とすることができる。(この場合、実施形態6〜8の効果を有効に発揮するためには、実施形態6〜8の凹部と実施形態2〜5のラウンドエンボス、副ラウンドエンボスの距離をある程度離すことが重要である。)
また、前方中高部より後方中高部が高いまたはその逆や、各々の中高部が前後方向や左右方向に徐々に高さが低くなるまたはその逆などの形成が可能である。
上述した本発明の各実施形態の吸収性物品1においては、折り曲げ起点4は、前記表面シートと前記吸収体とを接合しているエンボスであるが、前記吸収体のみに設けられているエンボスでも良い。
また、折り曲げ起点は、前記表面シートと前記吸収体とを接着剤で接着して形成されたもの、又は前記吸収体に接着剤を浸み込ませて形成されたものであっても良い。
本発明の吸収性物品において、折り曲げ起点(エンボス)は、前方中高部と後方中高部との間にあれば良く、その形状又は個数には制限されない。
1 吸収性物品
2 前方中高部
21 前方中高部の前端部
22 前方中高部の後端部
3 後方中高部
31 後方中高部の前端部
32 後方中高部の後端部
4 折り曲げ起点
5 ラウンドエンボス
6 副ラウンドエンボス
7 立体ギャザーシート

Claims (7)

  1. 表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を具備している吸収性物品であって、
    前記吸収体は、その肌当接面側に、該吸収体より幅狭で且つ凸状に突出する中高部を有しており、該中高部は、前記吸収性物品の前方部及び後方部に、それぞれ別個に設けられている前方中高部と後方中高部とからなり、該前方中高部と該後方中高部との間に、前記前方部又は前記後方部の変形を、互いに影響させない折り曲げ起点が設けられている吸収性物品。
  2. 前記折り曲げ起点が、前記表面シートと前記吸収体とを接合した凹部である請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記折り曲げ起点が、前記吸収性物品の幅方向の中央部に設けられている請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記折り曲げ起点が、前記中央部に、双曲線状に設けられている請求項3記載の吸収性物品。
  5. 前記凹部は、前記前方中高部と前記後方中高部との間から、更に、前記前方中高部及び前記後方中高部の側部を囲むように延びており、前記吸収性物品の長手方向に延びる中心線に線対称的に形成されている請求項2又は3記載の吸収性物品。
  6. 前記前方中高部と前記後方中高部は、平面視形状が異なっている請求項1〜5の何れかに記載の吸収性物品。
  7. 前記後方中高部は、前方に向かって先細り形状に形成されている請求項1〜6の何れかに記載の吸収性物品。
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