JP2009107896A - Process for production of silicon - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、気相で四塩化珪素を亜鉛により還元する亜鉛還元法を用いたシリコンの製造方法に関する。 The present invention relates to a method for producing silicon using a zinc reduction method in which silicon tetrachloride is reduced with zinc in a gas phase.
太陽電池や電子デバイス等に使用されるシリコンの製造技術の一つとして、ガス化した四塩化珪素を亜鉛で還元して高純度のシリコンを得る亜鉛還元法が知られている。
この亜鉛還元法によるシリコンの製造においては、反応による生成ガスとの分離効率を改善し、生成したシリコンの収率を向上させるための種々の検討がなされており、例えば、別途、反応炉に種結晶を供給して、生成シリコンを粒状またはバルク状に成長させて得る方法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
In the production of silicon by this zinc reduction method, various studies have been made to improve the separation efficiency from the product gas due to the reaction and to increase the yield of the produced silicon. There has been proposed a method of supplying crystals and growing the produced silicon in a granular or bulk form (see, for example, Patent Documents 1 and 2).
しかしながら、上記特許文献1,2に記載されているような従来の方法によっても、自立的に核形成して生成したシリコン、特に、反応管の内表面に付着して析出したシリコンを回収することが困難であり、シリコンの回収率の向上には限界があった。
また、これらの方法では、種結晶を別途準備する必要があり、製造工程および製造装置が煩雑となる。
However, even with the conventional methods as described in Patent Documents 1 and 2, it is possible to recover silicon generated by self-nucleation, particularly silicon deposited and deposited on the inner surface of the reaction tube. However, there was a limit to improving the silicon recovery rate.
Moreover, in these methods, it is necessary to prepare a seed crystal separately, and a manufacturing process and a manufacturing apparatus become complicated.
本発明は、上記技術的課題を解決するためになされたものであり、製造工程および製造装置を煩雑化させることなく、生成シリコンの回収率を向上させることができるシリコンの製造方法を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made to solve the above technical problem, and provides a silicon production method capable of improving the recovery rate of produced silicon without complicating the production process and the production apparatus. It is intended.
本発明に係るシリコンの製造方法は、四塩化珪素ガスを亜鉛ガスにより還元する亜鉛還元法を用いたシリコンの製造方法において、鉛直方向に立設された反応管を、周囲に配置された加熱炉で加熱しながら、前記反応管内に、亜鉛ガスを前記反応管の側周面に設けられた亜鉛ガス供給口から供給するとともに、四塩化珪素ガスを前記亜鉛ガス供給給口よりも下方から前記反応管の中心軸に沿って上方に向かって吐出させて、前記反応管内の温度分布を側周面側よりも中心軸側の方が低くなるように制御して、シリコン粉を生成させることを特徴とする。
上記製造方法によれば、製造工程および製造装置を煩雑化させることなく、反応管内の側周面でシリコンが析出して付着することを防止することができ、生成シリコン粉を効率よく成長させることができるため、シリコン粉の回収率の向上を図ることができる。
The silicon production method according to the present invention is a silicon production method using a zinc reduction method in which silicon tetrachloride gas is reduced with zinc gas. In the reaction tube, the zinc gas is supplied from the zinc gas supply port provided on the side peripheral surface of the reaction tube while the silicon tetrachloride gas is supplied from the lower side than the zinc gas supply port. Discharging upward along the central axis of the tube, and controlling the temperature distribution in the reaction tube to be lower on the central axis side than on the side peripheral surface side, to generate silicon powder And
According to the manufacturing method described above, silicon can be prevented from depositing and adhering on the side peripheral surface in the reaction tube without complicating the manufacturing process and the manufacturing apparatus, and the generated silicon powder can be efficiently grown. Therefore, the recovery rate of silicon powder can be improved.
前記温度分布は、シリコン粉の効率的な成長の観点から、前記反応管の側周面から中心軸へ向かって同心円状に温度が漸減する状態であることが好ましい。 The temperature distribution is preferably in a state where the temperature gradually decreases concentrically from the side peripheral surface of the reaction tube toward the central axis from the viewpoint of efficient growth of silicon powder.
また、前記亜鉛ガス供給口は、前記反応管と加熱炉との隙間に設けられることが好ましい。
このように構成することにより、装置全体を簡素化して、シリコンを製造することができる。
Moreover, it is preferable that the said zinc gas supply port is provided in the clearance gap between the said reaction tube and a heating furnace.
By comprising in this way, the whole apparatus can be simplified and silicon can be manufactured.
また、前記四塩化珪素ガスは、沸点以上100℃以下の温度で前記反応管に吐出させることが好ましい。
このように、四塩化珪素ガスを、液化しない温度で、かつ、亜鉛ガスよりも低温で、上方に向かって吐出させることにより、上記のような反応管内の温度分布の制御を好適に行うことができる。
The silicon tetrachloride gas is preferably discharged into the reaction tube at a temperature not lower than the boiling point and not higher than 100 ° C.
Thus, the temperature distribution in the reaction tube as described above can be suitably controlled by discharging the silicon tetrachloride gas upward at a temperature at which it does not liquefy and at a temperature lower than that of the zinc gas. it can.
上述したとおり、本発明に係るシリコンの製造方法によれば、四塩化珪素ガスを亜鉛ガスにより還元する亜鉛還元法を用いたシリコンの製造方法において、製造工程および製造装置を煩雑化させることなく、生成シリコンの回収率を向上させることができる。 As described above, according to the silicon production method of the present invention, in the silicon production method using the zinc reduction method of reducing silicon tetrachloride gas with zinc gas, without complicating the production process and the production apparatus, The recovery rate of generated silicon can be improved.
本発明について、図面を参照して、より詳細に説明する。
図1に、本発明に係るシリコンの製造方法を実施するためのシリコン製造装置の一例を示す。
図1に示すシリコン製造装置は、亜鉛ガス供給管30と四塩化珪素ガス供給管50とが連結し、上部10aに排気口60を備えた反応管10と、反応管10の周囲に配置され、反応管10および亜鉛ガス供給管30を加熱する加熱炉20とを備えている。
前記シリコン製造装置においては、反応管10および亜鉛ガス供給管30は、その軸が鉛直方向となるように立設され、亜鉛ガス供給管30は、反応管10と加熱炉20との隙間に配置されて、反応管10の軸方向Aの中央部10cの側周面に、亜鉛ガス供給口30aで連結されている。一方、四塩化珪素ガス供給管50は、反応管10の下部10bに連結されている。
The present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an example of a silicon manufacturing apparatus for carrying out the silicon manufacturing method according to the present invention.
The silicon production apparatus shown in FIG. 1 includes a
In the silicon manufacturing apparatus, the
前記加熱炉20は、反応管10の中央部10cを周囲から径方向Dに加熱するとともに、前記反応管10の外側の亜鉛ガス供給管30も、同時に加熱する。前記亜鉛ガス供給管30は、少なくとも、底部30d、亜鉛ガス供給口30aおよび中間部30bが加熱炉20内に配置されることが好ましい。
このような構成とすることにより、亜鉛ガス供給管30を加熱する加熱炉を別個設ける必要がなく、装置全体の簡素化を図ることができる。
The
By setting it as such a structure, it is not necessary to provide the heating furnace which heats the zinc gas supply pipe |
前記加熱炉20による加熱温度は、950〜1200℃であることが好ましい。
前記温度が950℃未満の場合、壁面での生成シリコンの析出を抑制することが困難である。
一方、前記温度が1200℃を超えると、反応管10が石英ガラス管である場合、軟化するため好ましくない。
前記温度は、好ましくは、1000〜1200℃である。
The heating temperature in the
When the said temperature is less than 950 degreeC, it is difficult to suppress precipitation of the production | generation silicon | silicone in a wall surface.
On the other hand, when the temperature exceeds 1200 ° C., the
The temperature is preferably 1000 to 1200 ° C.
また、前記反応管10と亜鉛ガス供給管30とが連結されている亜鉛ガス供給口30aは、接続部材を介さずに、直結していることが好ましい。
反応管10と亜鉛ガス供給管30は、並列して配置されているが、このような構成とすることにより、実質的には、両者一体として管径の大きな反応管と同様に扱うことができ、しかも、亜鉛の沸点である930℃以上の高温においても、十分に気密性を保持することができる。また、接続部材を用いる場合と比較して、コストの低減化、メンテナンスの頻度の低減化、容易化も図られる。
なお、図1においては、1本の亜鉛ガス供給管30に対して、亜鉛ガス供給口30aは1つであるが、効率的な亜鉛ガスの供給等の観点から、前記亜鉛ガス供給口30aは複数設けてもよい。
Moreover, it is preferable that the zinc
Although the
In FIG. 1, one zinc
前記反応管10内には、中央部10cにおいて、亜鉛ガス供給口30aから亜鉛ガスが供給され、前記亜鉛ガス供給口30aよりも下方の反応管10の下部10bに連結された四塩化珪素ガス供給管50の四塩化珪素ガス吐出口50aから四塩化珪素ガスが供給される。
このように、下方から四塩化珪素ガスを導入し、それよりも上方から亜鉛ガスを導入するように構成された反応管は、反応ガスの熱泳動の観点から、化学量論比と等しい反応、あるいはまた、四塩化珪素ガス過剰条件での反応に好適である。
In the
Thus, the reaction tube configured to introduce silicon tetrachloride gas from below and zinc gas from above is a reaction equal to the stoichiometric ratio from the viewpoint of thermophoresis of the reaction gas, Alternatively, it is suitable for the reaction under excessive conditions of silicon tetrachloride gas.
前記四塩化珪素ガス供給管50は、接続部51を介して、四塩化珪素ガス導入管52に連結され、さらに、四塩化珪素ガス供給系53に接続されている。
また、前記反応管10の上方に設けられた排気口60は、排気管61に連結され、さらに、廃ガス系64に接続されている。
The silicon tetrachloride
The
前記亜鉛ガス供給管30の上部30cには、亜鉛投入部40が設けられている。
亜鉛投入部40は、亜鉛ガス供給管30の上部30cと接続部81を介して連結された亜鉛導入管82と、前記亜鉛導入管82内に固体(粉体)の亜鉛を落下させる亜鉛導入装置83とからなり、加熱炉20外に設けられている。
このような構成によれば、亜鉛供給管30への亜鉛導入量の制御が容易であり、装置全体の簡素化も図られる。
なお、亜鉛ガス供給管30が複数設けられている場合、前記亜鉛導入装置83は、亜鉛供給管30毎に設けてもよく、あるいはまた、1つの亜鉛供給装置83で、個々に異なる亜鉛導入量を設定できるような構成としてもよい。
A
The
According to such a configuration, the amount of zinc introduced into the
When a plurality of zinc
また、亜鉛ガス供給管30の底部30d内には、例えば、粒状の単結晶シリコンまたは多結晶シリコンからなる熱吸収部材200が設けられることが好ましい。
このような構成とすることにより、亜鉛ガス供給管30の中間部30bでガス化されなかった亜鉛が、加熱炉20からの熱を吸収した底部30dの熱吸収部材200によって、亜鉛のガス化が促進される。
Moreover, it is preferable that the
By adopting such a configuration, zinc which has not been gasified at the
また、反応管10の下部10bの下方には、反応管10内で生成したシリコン粉を回収するためのシリコン粉堆積部100が設けられている。
前記シリコン粉堆積部100は、上下の2重ゲートバルブ102,103によるロードロック構造で構成される。前記上部ゲートバルブ102および下部ゲートバルブ103は、それぞれ開閉制御可能に構成されており、反応管10内でシリコンが生成しているときは、上部ゲートバルブ102を開放状態とし、下部ゲートバルブ103を閉鎖状態とする。
In addition, below the lower part 10 b of the
The silicon powder depositing
反応管10内の原料供給量および反応ガス流速を調整することによって、ガス流に沿って上昇していた生成シリコン粉は、一定の大きさにまで成長し、反応管10内を落下し、上部ゲートバルブ102と、下部ゲートバルブ103との間の空間101に堆積する。
そして、下部デートバルブ103上のシリコン粉の堆積量を検知手段(図示せず)等により確認した後、上部ゲートバルブ102を閉鎖状態とし、下部ゲートバルブ103を開放状態として、空間101に堆積したシリコン粉を落下させることにより、下方のシリコン粉排出口24から、生成シリコン粉を取り出すことができる。
このような、それぞれ開閉制御可能な二重ゲートバルブ構造により、シリコン生成中においても、反応管10内を外気に開放することなく、生成シリコン粉を取り出すことができる。
By adjusting the raw material supply amount and the reaction gas flow rate in the
Then, after confirming the amount of silicon powder deposited on the
With such a double gate valve structure that can be controlled to open and close, the generated silicon powder can be taken out without opening the
以下、図1に示すシリコン製造装置を用いたシリコンの製造工程の概要を説明する。
まず、加熱炉20により反応管10および亜鉛ガス供給管30を加熱しながら、亜鉛投入部40から亜鉛ガス供給管30内に亜鉛を投入する。投入された亜鉛は、周囲の加熱炉20により、亜鉛の沸点である930℃以上の高温に保持されている亜鉛ガス供給管30の中間部30bでガス化される。ガス化した亜鉛は、亜鉛ガス供給口30aを通って、反応管10内に供給される。
The outline of the silicon manufacturing process using the silicon manufacturing apparatus shown in FIG. 1 will be described below.
First, while heating the
一方、四塩化珪素ガスは、四塩化珪素ガス供給管50を通って、反応管10の下部10bの四塩化珪素ガス吐出口50aから、反応管10の中心軸Cに沿って上方に向かって吐出するように供給される。
このとき、四塩化珪素ガスは、液化しない程度の温度、すなわち、沸点(57℃)〜100℃の範囲内の温度に、その供給経路(例えば、四塩化珪素ガス導入管52)において、ヒータ等(図示せず)により制御されることが好ましい。
On the other hand, the silicon tetrachloride gas passes through the silicon tetrachloride
At this time, the silicon tetrachloride gas is heated to a temperature at which it is not liquefied, that is, a temperature within the range of the boiling point (57 ° C.) to 100 ° C. in the supply path (for example, silicon tetrachloride gas introduction pipe 52). It is preferably controlled by (not shown).
前記温度が沸点未満である場合には、四塩化珪素ガスが液化し、十分な量の四塩化珪素ガスを反応管10内に供給することができない。
一方、前記温度が100℃を超える場合には、反応管10の中心軸Cに沿って上方に向かって吐出するガス流の温度が高くなり、前記反応管10内の温度分布が、側周面側よりも中心軸側の方が低くなるように制御することが困難となる。
When the temperature is lower than the boiling point, the silicon tetrachloride gas is liquefied and a sufficient amount of silicon tetrachloride gas cannot be supplied into the
On the other hand, when the temperature exceeds 100 ° C., the temperature of the gas flow discharged upward along the central axis C of the
原料である亜鉛ガスおよび四塩化珪素ガスは、反応管内への流入を円滑にし、反応管内での流速を適切に保持するために、不活性ガスまたは還元性ガスのキャリアガスと混合させて、反応管内へ供給することが好ましい。より好ましくは、不活性ガスを用いる。不活性ガスとしては、He,Ne,Arが好適であり、還元性ガスとしては、H2が好適に用いられる。
なお、還元性ガスとしてN2を用いると、生成されたシリコンが窒化されてしまうため、N2は好ましくない。
The zinc gas and silicon tetrachloride gas, which are raw materials, are mixed with an inert gas or a reducing gas carrier gas in order to smoothly flow into the reaction tube and maintain a proper flow rate in the reaction tube. It is preferable to supply into the pipe. More preferably, an inert gas is used. He, Ne, and Ar are suitable as the inert gas, and H 2 is suitably used as the reducing gas.
Note that when N 2 is used as the reducing gas, the generated silicon is nitrided, so N 2 is not preferable.
前記キャリアガスの反応管10内におけるガス量(モル比)は、10〜90%の範囲内であることが好ましい。より好ましくは、25〜80%である。
前記ガス量が10%未満であると、熱泳動が弱く、反応管10内の内壁面におけるシリコン等の析出を十分に抑制することが困難となる。
一方、前記ガス量が90%を超えると、原料濃度が薄くなりすぎて、シリコン粒子が微細になり、大きいシリコン粉を生成することが困難となる。
The amount (molar ratio) of the carrier gas in the
When the amount of gas is less than 10%, thermophoresis is weak and it is difficult to sufficiently suppress precipitation of silicon or the like on the inner wall surface in the
On the other hand, if the amount of gas exceeds 90%, the raw material concentration becomes too thin, the silicon particles become fine, and it becomes difficult to produce large silicon powder.
キャリアガスを含むガス全体の反応管10内でのガス流速は、亜鉛投入量、四塩化珪素ガス吐出量、キャリアガス量等の制御により、生成シリコン粉が落下し堆積する程度、例えば、流速2.5cm/s程度に調整されることが好ましい。
さらに、亜鉛ガス供給口30aから供給される高温の亜鉛ガス(キャリアガスを含む)のガス流速よりも、四塩化珪素ガス吐出口50aから供給される低温の四塩化珪素ガス(キャリアガスを含む)のガス流速の方が高いことが好ましい。
反応管10内へのガス供給を上記のようにすることにより、反応管10内の中心軸C側の温度は、側周面側よりも低くなるような温度分布に制御しやすくなり、また、亜鉛ガスが未反応のまま反応管10外に流出して、低温の排気管61の内壁に付着することも防止される。
The gas flow rate in the
Furthermore, the low-temperature silicon tetrachloride gas (including carrier gas) supplied from the silicon tetrachloride gas discharge port 50a is higher than the gas flow rate of the high-temperature zinc gas (including carrier gas) supplied from the zinc
By making the gas supply into the
以上のような構成により、反応管10内の中心軸C側の温度が、側周面側よりも低くなるように、より好ましくは、反応管10の径方向Dにおいて側周面から中心軸Cへ向かって同心円状に温度が漸減するように、温度分布が制御される。
反応管10内を上記のような勾配を有する温度分布に制御することにより、亜鉛ガスは、吐出される四塩化珪素ガス流の方向、すなわち、反応管10の中心軸Cに沿って流れ、その中心軸C近傍で、シリコン粉が析出し、成長する。
このため、反応管10内の側周面でシリコンが析出して付着することを防止することができ、前記中心軸C近傍で、落下可能な大きさまで、生成シリコン粉を効率よく成長させることができ、これにより、シリコン粉の回収率の向上が図られる。
With the configuration as described above, more preferably, the temperature on the central axis C side in the
By controlling the temperature distribution in the
For this reason, it is possible to prevent silicon from depositing and adhering to the side peripheral surface in the
上記のような製造方法を用いて、反応管10内への原料供給量および反応ガス流速を調整することによって、生成シリコン粉は、例えば、径が数μm〜数mm、長さ数十μm〜数十mmの針状に成長し、さらに、これらの針状粒子が集合体となり、全体形状がウニ状に形成されるものもある。
このように所定の大きさに成長したシリコン粉は、上述したように、反応管10の下部10bの下方のシリコン堆積部100において回収される。
一方、シリコンの生成に伴い生成された塩化亜鉛は、排気口60から反応管10外へ排気され、排気管61を通って、廃ガス系64へ送られる。
By adjusting the raw material supply amount and the reaction gas flow rate into the
The silicon powder thus grown to a predetermined size is collected in the
On the other hand, the zinc chloride produced with the production of silicon is exhausted from the
なお、本発明に係る製造方法を実施するための製造装置は、上述した形態のものに限定されない。本発明に係る製造方法を実施することができるものであれば、各種の設計変更や改良を行うことができる。例えば、亜鉛ガスの供給は、溶融亜鉛を導入する方式の装置を用いて行うこともできる。また、生成シリコン粉の回収も、別の容器状部材を用いて行うこともできる。 In addition, the manufacturing apparatus for implementing the manufacturing method which concerns on this invention is not limited to the thing of the form mentioned above. As long as the manufacturing method according to the present invention can be carried out, various design changes and improvements can be made. For example, the supply of zinc gas can also be performed using an apparatus that introduces molten zinc. Further, the generated silicon powder can be recovered using another container-like member.
10 反応管
20 加熱炉
30 亜鉛ガス供給管
40 亜鉛投入部
50 四塩化珪素ガス供給管
60 排気口
100 シリコン粉堆積部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
鉛直方向に立設された反応管を、周囲に配置された加熱炉で加熱しながら、前記反応管内に、亜鉛ガスを前記反応管の側周面に設けられた亜鉛ガス供給口から供給するとともに、四塩化珪素ガスを前記亜鉛ガス供給給口よりも下方から前記反応管の中心軸に沿って上方に向かって吐出させて、前記反応管内の温度分布を側周面側よりも中心軸側の方が低くなるように制御して、シリコン粉を生成させることを特徴とするシリコンの製造方法。 In a method for producing silicon using a zinc reduction method in which silicon tetrachloride gas is reduced with zinc gas,
While heating a reaction tube erected in a vertical direction in a heating furnace arranged in the vicinity, zinc gas is supplied into the reaction tube from a zinc gas supply port provided on a side peripheral surface of the reaction tube. The silicon tetrachloride gas is discharged upward from the lower side of the zinc gas supply inlet along the central axis of the reaction tube so that the temperature distribution in the reaction tube is closer to the central axis side than the side peripheral surface side. A method for producing silicon, characterized in that the silicon powder is generated by controlling the direction to be lower.
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