JP2009107218A - 筆記用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】表面全体に装飾を施すことによって筆記用具全体が露出しても見栄えのする筆記用具を提供すること。
【解決手段】筆記用具10は径が筆記用具10の径の4分の1以下の光沢のあるチップ14を表面全体に接着剤によって貼り付けてある。プラスティック製のチップ14は略円盤状であり、底面は平らな円形であり、表面は多角錐の上部を水平に切り取った、垂直断面が台形の多面体である。チップ14は筆記用具10の表面に最密詰め配置されている。筆記用具の少なくとも一部を透明として内部に照明手段を設けてもよい。チップ14の表面で光が反射して輝き、見栄えがして綺麗である。
【選択図】図1
【解決手段】筆記用具10は径が筆記用具10の径の4分の1以下の光沢のあるチップ14を表面全体に接着剤によって貼り付けてある。プラスティック製のチップ14は略円盤状であり、底面は平らな円形であり、表面は多角錐の上部を水平に切り取った、垂直断面が台形の多面体である。チップ14は筆記用具10の表面に最密詰め配置されている。筆記用具の少なくとも一部を透明として内部に照明手段を設けてもよい。チップ14の表面で光が反射して輝き、見栄えがして綺麗である。
【選択図】図1
Description
本発明は、筆記用具に関するものであり、特に、表面全体に装飾を施すことによって見栄えのする筆記用具に関するものである。
装飾を施したボールペンやシャープペンシルといった筆記用具に関して、例えば下記の特許文献1には、筆記軸頂部に視覚的変化に富んだ新たなアクセサリー部材を取付けた筆記用具が開示されている。
実用新案登録第3099519号公報
上記した従来の筆記軸頂部にアクセサリー部材を取付けた筆記用具においては、胸のポケット等に刺して使用する場合には問題は無いが、アクセサリとして首から掛けたり、ベルトやバッグに付けたり、携帯電話機のストラップとして使用するには適さないという問題点があった。
本発明は、上記した課題を解決し、表面全体に装飾を施すことによって筆記用具全体が露出しても見栄えのする筆記用具を提供することを目的とする。
本発明の筆記用具は径が筆記用具の径の4分の1以下の光沢のあるチップを表面全体に貼り付けたことを主要な特徴とする。また、前記した筆記用具において、前記チップは略円盤状であり、底面は平らな円形であり、表面は多角錐の上部を水平に切り取った、垂直断面が台形の多面体であり、前記チップを筆記用具の表面に最密詰め配置した点にも特徴がある。
また、前記した筆記用具において、前記チップの配置デザインに基づき、表面に前記チップと同色の下地塗装を施してから接着剤を塗布し、塗布された接着剤の上に前記下地塗装と同色の前記チップを貼り付けた点にも特徴がある。また、前記した筆記用具において、筆記用具の少なくとも一部が透明な材料で形成されており、かつ内部に照明手段を備えた点にも特徴がある。
本発明の筆記用具は上記したような特徴によって、以下のような効果がある。
(1)光沢のあるチップを表面全体に貼り付けたので、チップ表面で光が反射して輝き、筆記用具全体が露出しても見栄えがして綺麗である。
(1)光沢のあるチップを表面全体に貼り付けたので、チップ表面で光が反射して輝き、筆記用具全体が露出しても見栄えがして綺麗である。
(2)筆記用具としての実用性とアクセサリとしての装飾性を兼ね備えており、製品を小型化することによって携帯電話ストラップとしても使用できる。
以下、本発明をボールペンに適用した実施例について図面を参照して説明するが、本発明はボールペンを始め、万年筆、シャープペン、フェルトペンなど任意の筆記用具に適用可能である。
図1は、本発明の筆記用具の実施例の構成を示す断面図、一部拡大断面図、拡大平面図である。また、図2は、図面に代えて本発明の筆記用具の1実施例の構成を示す写真である。
ボールペン10は大きく分けて、前部ケース11、後部ケース12、内部機構(20、21、22など)の3つの部品からなる。前部ケース11は内部機構の前部部品20と接着剤によって固着されている。
後部ケース12はクリップ13を備え、内部機構の後部部品21と摩擦によって係合しているが、強く引っぱることにより、後部ケース12を後部部品21から引き抜くことが可能である。なお、後部ケース12の後端部にストラップ用のひもを通す孔を設けてもよい。
内部機構はボールペンの芯22を前後に移動させるための機構である。内部機構は前部部品20、後部部品21、内部部品30、芯22の4つの部品からなる。前部部品20は、プラスティック製の略円筒状の部品であり、くびれ部24によって後部部品21と回転可能に嵌合している。前部部品20の後部内面には内部部品30の表面に設けられた斜めの溝32と係合する円筒状の突起25が設けられている。
金属製の後部部品21は前部部品20と回転可能に嵌合しており、後部部品21の後部内面には中心軸と並行な帯状突起23が複数本設けられている。この帯状突起23は、内部部品30の外側面に設けられた帯状突起31と係合している。従って、内部部品30は後部部品21の内部を前後に摺動可能に保持されており、後部部品21を回動すると一緒に回動する。
プラスティック製の内部部品30には、前記したように前部表面に斜めの溝32が設けられており、前部部品20の後部内面に設けられた円筒状の突起25と係合している。また、内部部品30の内部には芯22の後端に固着された芯固定部品33がネジ溝によって着脱可能に固着されている。
前部ケース11は内部機構の前部部品20と接着剤によって固着されており、後部ケース12は後部部品21と摩擦によって係合している。従って、前部ケース11を手で保持して後部ケース12を回動させると内部機構の前部部品20に対して後部部品21が回動する。すると、内部部品30が後部部品21と一緒に回動し、内部部品30の斜めの溝32と前部部品20の突起25との係合位置が変化して内部部品30および芯22が前部部品20に対して前後に移動する。
なお、芯固定部品33の端部にはドライバの先端と嵌合する溝が設けられており、後部ケース12を外してドライバで芯固定部品33および芯22を着脱/交換可能である。また、芯22の移動機構として一例を開示したが、芯22の移動あるいは芯22の先端部のカバー構造については公知の任意の構成を採用可能である。
前部ケース11および後部ケース12のケース基部15は金属あるいはプラスティックにより形成されている。ケース基部15の表面には配色のデザインに基づき、表面に貼り付けるチップ14と同色の下地塗装16、17を施してから接着剤18をケース全体に塗布し、塗布された接着剤18の上に下地塗装と同色のチップ14を貼り付けてある。
チップ14は、例えばアクリル等のプラスティック製の透明、半透明あるいは着色された小片であり、表面は光沢がある。プラスティック素材を使用する事により製品を軽量化することができると共に製造が容易となる。チップ14の形状は略円盤状であり、底面は平らな円形であり、表面は多角錐(実施例では6角錐)の上部を水平に切り取った、垂直断面が台形の多面体である。直径はボールペン10(ケース11、12)の直径の1/4〜1/6程度(3mm〜1mm程度)である。
チップ14の配置はボールペン10の中心軸に対して並行に直線状に配列するのではなく、図1に示すように、ボールペン10の中心軸に対して垂直方向に直線状に並ぶ最密詰め配置とすることにより、チップ14の密度が高くなり、輝き具合を高めることができる。
チップ14の形状は略円盤状であるので、最密詰め配置としても隙間が生じ、隙間から下地が見える。そこで、表面に貼り付けるチップ14と同色の下地塗装16、17を施し、更に透明な接着剤の表面は光沢があり、光を反射するようになっている。
次に、照明手段を備えた例について説明する。この実施例は、上記した実施例の変形例であり、筆記用具の少なくとも一部が透明な材料で形成されており、かつ内部に照明手段を備えた点に特徴がある。
図1において、後部ケース12の内部に、チップ14と同色の発光ダイオード40、小型ボタン電池41、スイッチ42を図示するように配置、配線する。なお、図示されていないが、回路中に電流制限用の抵抗あるいは定電流ダイオードが存在する。
スイッチ42は、芯22が格納されており、芯固定部品33が突出してスイッチ42を押下している場合にオフとなり、後部ケース12を回動して芯22を出し、芯固定部品33が引っ込んだ場合にスイッチ42がオンとなるようなスイッチを用いる。なお、芯22とは連動しない手動スイッチを別に設けてもよい。
後部ケース12は全体かあるいは少なくとも後端部のケース基部15が透明なプラスティックにより形成されている。またチップ14も透明あるいは半透明で光を通す材料で製造されている。更に下地塗装も光を通すような薄い塗装膜とする。以上のような構成によって、スイッチ42がオンになると、後部ケース12の後端部が内部から照明され、表面が綺麗に輝く。
以上実施例を開示したが、本発明には以下のような変形例も考えられる。実施例においては、チップの形状として底面が円形、表面が多角錐の上部を水平に切断した多面体である例を開示したが、底面も多角錐と同じ多角形でもよい。また多角錐の角の数は任意である。実施例においては、スイッチによって発光ダイオードのオン、オフを行う例を開示したが、更にスイッチがオンした時に発光ダイオードを点滅させる電子回路を挿入してもよい。実施例においてはケース基部15の表面はチップと同色の塗装とする例を開示したが、メッキ等により光を反射する鏡面仕上げとしてもよい。
本発明の筆記用具は公知の任意の筆記用具に適用可能である。
10…ボールペン
11…前部ケース
12…後部ケース
13…クリップ
14…チップ
15…ケース基部
16、17…塗装膜
18…接着剤
11…前部ケース
12…後部ケース
13…クリップ
14…チップ
15…ケース基部
16、17…塗装膜
18…接着剤
Claims (4)
- 径が筆記用具の径の4分の1以下の光沢のあるチップを表面全体に貼り付けたことを特徴とする筆記用具。
- 前記チップは略円盤状であり、底面は平らな円形であり、表面は多角錐の上部を水平に切り取った、垂直断面が台形の多面体であり、
前記チップを筆記用具の表面に最密詰め配置したことを特徴とする請求項1に記載の筆記用具。 - 前記チップの配置デザインに基づき、表面に前記チップと同色の下地塗装を施してから接着剤を塗布し、塗布された接着剤の上に前記下地塗装と同色の前記チップを貼り付けたことを特徴とする請求項1に記載の筆記用具。
- 筆記用具の少なくとも一部が透明な材料で形成されており、かつ内部に照明手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の筆記用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007281818A JP2009107218A (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | 筆記用具 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0370332U (ja) * | 1989-11-15 | 1991-07-15 | ||
WO2006022306A1 (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-02 | Suncrest Co., Ltd. | 携帯電話機用装飾具、及びその販売用台紙 |
JP2006150622A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Sakura Color Prod Corp | 筆記具の装飾方法 |
JP2007021135A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Og Tekku Kk | ラインストーンひっくり返し具 |
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2007
- 2007-10-30 JP JP2007281818A patent/JP2009107218A/ja active Pending
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