JP2009104398A - コンソールドロア - Google Patents
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Abstract
【課題】コンソールドロアのスライドレールの中間固定用のバネの位置を自由に変えることができるコンソールドロアを提供することである。
【解決手段】コンソールドロア1の一対のスライド部4は、一対のスライド部4を覆うように配置されたスライドカバー11をそれぞれ有している。コンソールドロア1は、ベースプレート7とスライドカバー11に、スライド移動部3のスライドを停止する固定ロック機構12を有している。固定ロック機構12は、ベースプレート7に配置される1以上の可動部13と、スライドカバー11に設けられる凹部14と有する。可動部13は、凹部14と係合する凸部15を有し、モニタ10が、第2位置9から第1位置8に回動する際に、スライドカバー11の方向に回動するように付勢されていて、スライドカバー11の凹部14と可動部13の凸部15が係合することにより、スライド移動部3の移動が停止するよう構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】コンソールドロア1の一対のスライド部4は、一対のスライド部4を覆うように配置されたスライドカバー11をそれぞれ有している。コンソールドロア1は、ベースプレート7とスライドカバー11に、スライド移動部3のスライドを停止する固定ロック機構12を有している。固定ロック機構12は、ベースプレート7に配置される1以上の可動部13と、スライドカバー11に設けられる凹部14と有する。可動部13は、凹部14と係合する凸部15を有し、モニタ10が、第2位置9から第1位置8に回動する際に、スライドカバー11の方向に回動するように付勢されていて、スライドカバー11の凹部14と可動部13の凸部15が係合することにより、スライド移動部3の移動が停止するよう構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、コンソールドロアに関する。
コンソールドロアは、ラックに複数のサーバユニットと共に組み込まれる、サーバ装置の一部であり、スライド可能な一対のスライドレールの間にモニタが配置されている。一対のスライドレールをラックから引き出した状態で、モニタを使用することが可能となり、モニタを使用しながら複数のサーバを制御する装置である。コンソールドロアのモニタの表示を適正な位置にするため、コンソールドロアのスライドレールに中間固定用のバネが取り付けられている。モニタを開いたり、閉じたりする場合にはモニタを最大にスライドさせる必要があるが、中間固定用のバネがロックしてしまい、その度に手動でロックを解除する必要があった。しかし、スライドレールに中間固定用のバネが取り付けられているために、操作が困難であった。また、スライドレールに中間固定用のバネを取り付けているが、中間固定用のバネの位置を変えることができないため、サーバーラックやコンソールドロアの上下に配置している機器が変わったときなど、その機器が邪魔をしてモニタの表示を適正な位置にすることが出来なかった。更に、自動ロック解除方式のスライドレールだと、構造上十分な保持力を確保できず、不意の動作でコンソールドロアを誤って収納してしまうおそれがあった。
従来、コントロールドロアの技術分野ではないが、車両搭載用の表示装置の分野で上記と同様の問題を解決するためにさまざまな手段が講じられている。例えば、特許文献1は、表示パネルと、この表示パネルの角度を変えるための角度変更装置を有する車両搭載用の表示装置を開示している。角度変更装置は、スライド板と中間角度保持機構を備えていて、スライド板が中間角度位置にくると、本体に取り付けられている板バネが、スライド板に形成されている、板バネ係合孔にはまるようになっている。そして、中間角度位置に保持されている表示パネルを手動で動かして、中間角度位置に保持されているスライド板を前方又は後方に軽くスライドさせれば、この中間位置における保持が簡単に解除されるようになっている。この構成によれば、表示パネルを手動で動かせば、中間角度位置の保持が解除されるので、中間角度位置保持用の板バネを直接指で触って保持を解除する必要がなく、複雑な操作から解放される。
特許文献2は、スライドレールロック金具を有した可動レールに搭載された、スライドレールロック解除機構を有するユニット、を開示している。スライドレールロック解除機構が独立した機構部品であるため、スライドレールロック金具の真上に取り付けることができる。このスライドレールロック解除機構内に、スライドレールロック解除レバーが、ユニットの摺動方向に対して平行に回転するように設けられている。これにより、スライドレールロック解除レバーを回転させることで、スライドレールロックを解除することが出来る。また、スライドレールロック解除レバーは、ユニットの摺動方向に平行に回転することが出来るので、収納されるユニットの摺動によりスライドレールロック解除前の位置に復帰することができる。この構成によれば、スライドレールロック解除レバーを手動で動かせば、スライドレールのロックが解除されるので、スライドレールロック金具を直接指で触ってロックを解除する必要がなく、複雑な操作から解放される。
更に、従来のコンソールドロアは、コンソールドロアのモニタのハンドルを引き上げて、手動でモニタを開かなければならず、自動でモニタを開くことができないという問題があった。
コンソールドロアの技術分野ではないが、携帯式電子機器の分野において自動的に蓋(フリップ)が開く携帯電話が開示されている。特許文献3の携帯電話は、本体部とフリップとを有し、本体部とフリップとが合わさった閉塞状態からフリップを例えば120度まで回動した開放状態(通話位置)とすることができる構造のヒンジ装置を有している。この構成によれば、回動がロックされた閉塞状態において、ロック解除操作部を押し操作すると、フリップが自動的に例えば20度だけ回動して停止し、回動がロックされる開放状態となる位置までは、手でフリップを回動することができ、しかも、このフリップから手を放すと、その放した位置でフリップは停止し、ふらつくことがないフリーストップ状態を実現する携帯電話を提供できる。
また、コンソールドロアには以下の問題点があった。コンソールドロアのフロント部とリア部間を繋ぐケーブルは、ケーブルキャリア(ケーブルを支える構造物)によって支えられている。そのケーブルキャリア部分は、ケーブルの屈曲動作の繰り返しによるケーブル断線を防ぐために、ケーブルの屈曲部分の半径が小さくならないようにする必要があった。そのため、ケーブルキャリアの形状は、屈曲部分が1箇所の「くの字」形状となり、横幅寸法を大きく取る必要があった。また、ケーブルキャリアの横幅が大きいことにより、リア部分に収納されている電源等の実装位置が移動できず、そのためコンソールドロアの奥行き寸法を短く出来ないという問題があった。
コンソールドロアの技術分野ではないが、電子筐体を有する電子機器装置の分野においてもケーブルキャリアが使用されている。特許文献4のケーブルキャリアは、屈曲自在の弾性ある薄板を有する。ケーブルを薄板上に載せた状態で、薄板に必要な数だけのケーブルガイドをケーブルガイドの薄板案内溝に沿って入れることで、ケーブルを保持する。薄板の両端は固定金具により、それぞれ電子筐体および引き出し可能なユニットに取り付ける。複数のケーブルガイドが薄板上に配置されているので、一定の角度以上ケーブルは曲がらず、ケーブルには一定以上の曲げ付加がかからない。この構成によれば、ケーブルの屈曲部分の半径が小さいケーブルキャリアを提供できる。
特許文献1に記載されている技術では、表示パネルの角度変更装置は、スライド板と中間角度保持機構を備えていて、スライド板が中間角度位置にくると、本体に取り付けられている板バネが、スライド板に形成されている、板バネ係合孔にはまるようになっている。しかし、本体に取り付けられている板バネの位置を変えることができないため、この技術をコンソールドロアに用いたとしてもサーバーラックやコンソールドロアの上下に配置している機器が変わったときなど、その機器が邪魔をしてモニタの表示を適正な位置にすることが出来ないと共に、自動ロック解除方式のスライド板なので、構造上十分な保持力を確保できず、不意の動作でコンソールドロアを誤って収納してしまうおそれがある。
特許文献2に記載されている技術では、スライドレールロック金具を有するユニットに独立した機構部品として、スライドレールロック解除機構がある。この技術をコンソールドロアに用いても、モニタを最大にスライドする度にスライドレールがロックされ、その都度、スライドレールロック金具のすぐ側にあるスライドロック機構を指で動かして解除する必要があった。
特許文献3に記載されている技術では、本体部とフリップとが合わさった閉塞状態からフリップを例えば120度まで回動した開放状態(通話位置)とすることができる。この技術をコンソールドロアに用いると、モニタを自動で開くことができるが、携帯電話に比べてモニタモニタは、大きいため、機構自体を大きくしなければならす、コストがかかると共に、この機構は内蔵式のものであるため、既存のモニタに簡単に装着できないという問題点がある。
特許文献4に記載されている技術では、ケーブルを薄板上に載せた状態で、薄板に必要な数だけのケーブルガイドをケーブルガイドの薄板案内溝に沿って入れることで、ケーブルを保持する。この技術をコンソールドロアに用いると、屈曲部の半径が小さいケーブルキャリアを提供できるが、多くのケーブルガイドを設ける必要があり、部品点数が増えるために、部品のコストが増すと共に、組み立て時間も増すために製造コストが増すおそれがある。
本発明の目的は、コンソールドロアのスライドレールの中間固定用のバネの位置を自由に変えることができるコンソールドロアを提供することである。
本発明の他の目的は、コンソールドロアのスライドレールの中間固定用のバネのロックを、直接指を使わずに解除するコンソールドロアを提供することである。
本発明の更に他の目的は、モニタを自動で開くことができるコンソールドロアを提供することである。
本発明の更に他の目的は、ケーブルの屈曲部分の半径の小さいコンソールドロアを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明によれば以下のような特徴を有するコンソールドロアが提供される。
請求項1に記載の発明では、対向する一対のスライド固定部と、スライド固定部上をスライドする一対のスライド移動部とを有する一対のスライド部と、一対のスライド移動部の一対のスライド固定部から離れた端部を連結する、一対のスライド移動部から略垂直に延びるフロントプレートと、一対のスライド移動部とフロントプレートとに囲まれた空間を保持して、開口するように、一対のスライド移動部とフロントプレートに接続される、ベースプレートと、フロントプレートと略平行となる、第1位置と、ベースプレートと略平行となる、第2位置の間を回動可能にされたモニタと、を有する、コンソールドロアであって、一対のスライド部は、一対のスライド部を覆うように配置されたスライドカバーをそれぞれ有し、ベースプレートとスライドカバーに、スライド移動部のスライドを停止する固定ロック機構を更に有し、固定ロック機構は、ベースプレートに配置される1以上の可動部と、スライドカバーに設けられる凹部と有し、可動部は、凹部と係合する凸部を有し、モニタが、第2位置から第1位置に回動する際に、スライドカバーの方向に回動するように付勢されていて、スライドカバーの凹部と可動部の凸部が係合することにより、スライド移動部の移動が停止することを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、対向する一対のスライド固定部と、一対のスライド固定部上をスライドする一対のスライド移動部とを有する一対のスライド部と、一対のスライド移動部のスライド固定部から離れた端部を連結する、一対のスライド移動部から略垂直に延びるフロントプレートと、一対のスライド移動部とフロントプレートとに囲まれた空間を保持して、開口するように、一対のスライド移動部とフロントプレートに接続される、ベースプレートと、フロントプレートと略平行となる、第1位置と、ベースプレートと略平行となる、第2位置の間を回動可能にされたモニタと、を有する、コンソールドロアであって、スライド移動部のスライドを停止する固定ロック機構を一対のスライド部の一方に有し、固定ロック機構は、スライド固定部に配置される固定部と、スライド移動部に配置される、操作部と回転部と、を有し、操作部は、回転部の回転中心から偏心した位置に取り付けられており、回転部には、スライド移動部をスライドすることにより、固定部と衝突する複数の突出部を有しており、操作部は、スライド移動部がスライド固定部から離れるようにスライドする方向に、スライド移動部から突出しており、操作部を押すことにより、回転部を回転させて、固定部と複数の突出部とが衝突しないようにして、固定ロック機構のロックを解除し、または操作部を引くことにより、回転部を回転させて、固定部と複数の突出部とが衝突しないようにして、固定ロック機構のロックを解除する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、対向する一対のスライド固定部と、一対のスライド固定部上をスライドする一対のスライド移動部とを有する一対のスライド部と、一対のスライド移動部の一対のスライド固定部から離れた端部を連結する、一対のスライド移動部から略垂直に延びるフロントプレートと、一対のスライド移動部とフロントプレートとに囲まれた空間を保持して、開口するように、一対のスライド移動部とフロントプレートに接続される、ベースプレートと、フロントプレートと略平行となる、第1位置と、ベースプレートと略平行となる、第2位置の間を回動可能にされたモニタと、を有する、コンソールドロアであって、モニタは、モニタを第2位置から第1位置まで自動的に回動するように付勢された一対のヒンジ部を有し、フロントプレートは、モニタをベースプレートに固定するロック部と、モニタのベースプレートへの固定を解除するスイッチ部と、を有する、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、対向する一対のスライド固定部と、一対のスライド固定部上をスライドする一対のスライド移動部とを有する一対のスライド部と、一対のスライド移動部のスライド固定部から離れた端部を連結する、一対のスライド移動部から略垂直に延びるフロントプレートと、一対のスライド移動部とフロントプレートとに囲まれた空間を保持して、開口するように、一対のスライド移動部とフロントプレートに接続される、ベースプレートと、一対のスライド固定部のスライド移動部から離れた端部を連結する、一対のスライド固定部から略垂直に延びるバックプレートと、を有するコンソールドロアであって、ベースプレートと、バックプレートとを繋ぐケーブルを支える3以上のケーブルキャリア部を有し、第1ケーブルキャリア部の第1端部は、ベースプレートに接続され、第2ケーブルキャリア部の第1端部は、バックプレートに接続され、第1ケーブルキャリア部の第2端部と、第2ケーブルキャリア部の第2端部は、他のケーブルキャリア部、または他の接続された1以上のケーブルキャリア部の第1端部および第2端部にそれぞれ接続されており、他のケーブルキャリア部、または他の接続された1以上のケーブルキャリア部は、ケーブルを載せるケーブルキャリア面と、ケーブルキャリア面の端部から垂直に伸び、ケーブルと略平行に伸びる対向する側面を有し、対向する側面の少なくとも一つは、ケーブルの屈曲部の近傍以外の部分に、側面を有する、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、一対のスライド部は、一対のスライド部を覆うように配置されたスライドカバーをそれぞれ有し、ベースプレートとスライドカバーに、スライド移動部のスライドを停止する固定ロック機構を更に有し、固定ロック機構は、ベースプレートに配置される1以上の可動部と、スライドカバーに設けられる凹部と有し、可動部は、凹部と係合する凸部を有し、モニタが、第2位置から第1位置に回動する際に、スライドカバーの方向に回動するように付勢されていて、スライドカバーの凹部と可動部の凸部が係合することにより、スライド移動部の移動が停止するので、モニタがモニタ第1位置に移動しない限り、固定ロック機構が有効にならないので、スライド移動部を引き出すときに必ずロックされるという煩わしさがなく、スライド時の操作性を向上することができる。更に、固定ロック機構のON/OFFは、モニタの開閉によって行うので、複雑な操作が不要となる。また、サーバーラックやコンソールドロアの上下に配置している機器が変わったときなどには、固定ロック機構の可動部の位置を変えるだけで、モニタの表示を適正な位置にすることが可能となる。更に、自動ロック解除方式のスライド部ではないので、構造上十分な保持力を確保できると共に、モニタを閉じないとコンソールドロアが収納できないので、不意の動作でコンソールドロアを誤って収納するおそれがない。
請求項2の発明によれば、スライド移動部のスライドを停止する固定ロック機構を一対のスライド部の一方に有し、固定ロック機構は、スライド固定部に配置される固定部と、スライド移動部に配置される、操作部と回転部と、を有し、操作部は、回転部の回転中心から偏心した位置に取り付けられており、回転部には、スライド移動部をスライドすることにより、固定部と衝突する複数の突出部を有しており、操作部は、スライド移動部がスライド固定部から離れるようにスライドする方向に、スライド移動部から突出しており、操作部を押すことにより、回転部を回転させて、固定部と複数の突出部とが衝突しないようにして、固定ロック機構のロックを解除し、または操作部を引くことにより、回転部を回転させて、固定部と複数の突出部とが衝突しないようにして、固定ロック機構のロックを解除する。従って、操作部を押す、または引くことにより、固定ロック機構を解除することができるので、スライド移動部を引き出すときにロックされても、操作部を押すまたは引くだけで簡単に固定ロック機構を解除することができる。更に、固定ロック機構は、スライド移動部とスライド固定部の内部にあるので、複雑な操作をする必要がない。更に、自動ロック解除方式のスライド部ではないので、構造上十分な保持力を確保でき、不意の動作でコンソールドロアを誤って収納するおそれがない。
請求項3の発明によれば、モニタは、モニタを第2位置から第1位置まで自動的に回動するように付勢された一対のヒンジ部を有し、フロントプレートは、モニタをベースプレートに固定するロック部と、モニタのベースプレートへの固定を解除するスイッチ部と、を有するので、スイッチ部を押すだけで、簡単にモニタを第2位置から第1位置まで開くことができる。更に、モニタには、第1位置に回動しようとする力が常に働いているので、モニタを第2位置に移動するように力を加えても、モニタの下に配置されるキーボード部に負荷がかかりにくい。
請求項4の発明によれば、ベースプレートと、バックプレートとを繋ぐケーブルを支える3以上のケーブルキャリア部を有し、第1ケーブルキャリア部の第1端部は、ベースプレートに接続され、第2ケーブルキャリア部の第1端部は、バックプレートに接続され、第1ケーブルキャリア部の第2端部と、第2ケーブルキャリア部の第2端部は、他のケーブルキャリア部、または他の接続された1以上のケーブルキャリア部の第1端部および第2端部にそれぞれ接続されており、他のケーブルキャリア部、または他の接続された1以上のケーブルキャリア部は、ケーブルを載せるケーブルキャリア面と、ケーブルキャリア面の端部から垂直に伸び、ケーブルと略平行に伸びる対向する側面を有し、対向する側面の少なくとも一つは、ケーブルの屈曲部の近傍以外の部分に、側面を有するので、ケーブルの屈曲部分の半径を小さくしてもケーブルの屈曲動作の繰り返しによるケーブル断線を防ぐことができる。更にケーブルキャリアの形状の横幅寸法を小さくすることができ、ケーブルキャリアをコンソールドロアのバックプレートに配置された電源等に接続していたのを、ケーブルキャリアをバックプレートに直接接続し、電源等をケーブルキャリアとバックプレートに囲まれた空間に移動することが可能となり、コンソールドロアの奥行き寸法を短く出来る。
図1は、本発明の第1の実施形態のコンソールドロア1をサーバに組み込んだときのサーバの一部を省略した斜視図であり、図2(A)は、コンソールドロア1の平面図を示し、図2(B)はコンソールドロア1の側面図を示す。図3(A)は、モニタ10が第2位置9にあるときの可動部13の状態を示す図2(A)のA-A断面図であり、図3(B)は、モニタ4が第1位置8にあるときの可動部13の状態を示す図2(A)のA-A断面図であり、図4(A)は、可動部13の分解図を示し、図4(B)は可動部13の固定方法を示す。
コンソールドロア1は、対向する一対のスライド固定部2と、スライド固定部2上をスライドする一対のスライド移動部3とを有する一対のスライド部4と、一対のスライド移動部3の一対のスライド固定部2から離れた端部5を連結する、一対のスライド移動部3から略垂直に延びるフロントプレート6と、一対のスライド移動部3とフロントプレート6とに囲まれた空間を保持して、開口するように、一対のスライド移動部3とフロントプレート6に接続される、ベースプレート7と、フロントプレート6と略平行となる、第1位置8(図2Aのモニタ10を示す実線部を参照のこと)と、ベースプレート7と略平行となる、第2位置9(図2Aのモニタ10を示す破線部を参照のこと)の間を回動可能にされたモニタ10と、を有する。一対のスライド部4は、一対のスライド部4を覆うように配置されたスライドカバー11をそれぞれ有し、ベースプレート7とスライドカバー11に、スライド移動部3のスライドを停止する固定ロック機構12を更に有する。固定ロック機構12は、ベースプレート7に配置される1以上の可動部13と、スライドカバー11に設けられる凹部14と有する。可動部13は、凹部14と係合する凸部15を有し、モニタ10が、第2位置9から第1位置8に回動する際に、スライドカバー11の方向に回動するように付勢されていて、スライドカバー11の凹部14と可動部13の凸部15が係合することにより、スライド移動部3の移動が停止する。
例えば、可動部13は、図4(A)と図4(B)に示すように、固定パーツ16、可動パーツ17、コイルバネ18およびシャフト19を有しており、ベースプレート7に設けられた複数のスペーサ20に、ねじ21で固定されている。スペーサ20を4個以上、ベースプレート7に設けることにより、複数の可動部13をベースプレート7に設けることが可能である。また、1個の可動部13を、適当な位置のスペーサ20に固定することもできる。なお、スペーサ20は、接着材などによりベースプレート7に設けることができる。
コンソールドロア1によれば、モニタ10を第1位置8に移動しない限り、固定ロック機構12が有効にならないので、スライド移動部3を引き出すときに必ずロックされるという煩わしさがなく、スライド時の操作性を向上することができる。更に、固定ロック機構12のON/OFFは、モニタ10の開閉によって行うので、複雑な操作が不要となる。また、サーバーラックやコンソールドロア1の上下に配置している機器が変わったときなどには、固定ロック機構12の可動部13の位置を変えるだけで、モニタ10の表示を適正な位置にすることが可能となる。更に、自動ロック解除方式のスライド部4ではないので、構造上十分な保持力を確保でき、モニタ10を閉じないとコンソールドロア1が収納できないので、不意の動作でコンソールドロア1を誤って収納するおそれがない。
図5(A)は、第2の実施形態のコンソールドロア100の固定ロック機構112を有するスライド部104の部分透視図の側面図を示し、図5(B)は、第2の実施形態のコンソールドロア100の固定ロック機構112を有するスライド部104の部分透視図の平面図を示し、図5(C)は、第2の実施形態のコンソールドロア100の固定ロック機構112を有するスライド部104の、操作部122を押したときのスライド部104の部分透視図を示し、図5(D)は、第2の実施形態のコンソールドロア100の固定ロック機構109を有するスライド部104の、操作部122を引いたときのスライド部104の部分透視図を示す。
コンソールドロア100は、第1の実施形態と同様に、対向する一対のスライド固定部102と、一対のスライド固定部102上をスライドする一対のスライド移動部103とを有する一対のスライド部104と、一対のスライド移動部104のスライド固定部102から離れた端部105を連結する、一対のスライド移動部104から略垂直に延びるフロントプレート106と、一対のスライド移動部103とフロントプレート106とに囲まれた空間を保持して、開口するように、一対のスライド移動部104とフロントプレート106に接続される、ベースプレート107と、フロントプレート106と略平行となる、第1位置108と、ベースプレート107と略平行となる、第2位置109の間を回動可能にされたモニタ110と、を有する(上記の参照番号から100を引いて図1参照のこと)。スライド移動部103のスライドを停止する固定ロック機構112を一対のスライド部104の一方に有し、固定ロック機構112は、スライド固定部102に配置される固定部123と、スライド移動部103に配置される、操作部122と回転部124と、を有し、操作部122は、回転部124の回転中心128から偏心した位置に取り付けられている。回転部124には、スライド移動部103をスライドすることにより、固定部123と衝突する複数の突出部125を有している。操作部122は、スライド移動部103がスライド固定部102から離れるようにスライドする方向に、スライド移動部103から突出しており、操作部122を押すことにより、回転部124を回転させて、固定部123と複数の突出部125とが衝突しないようにして、固定ロック機構112のロックを解除し、または操作部122を引くことにより、回転部124を回転させて、固定部123と複数の突出部125とが衝突しないようにして、固定ロック機構112のロックを解除する。
例えば、複数の突出部125は、第1ストッパー126と、第2ストッパー127でる。操作部122を押したり、引いたりしないときには、スライド移動部103をスライド固定部102から引き出して、固定部123が第1ストッパー126と第2ストッパー127の間にくると、第1ストッパー126と第2ストッパー127に衝突するため、スライド移動部103を押したり引いたりできなくなる。操作部122を押すと第1ストッパー126が、固定部123と衝突しない位置に移動するため、スライド移動部122をスライド固定部102の中に収容できる(図5(C)参照のこと)。これとは反対に、操作部122を引くと、第2ストッパー127が、固定部123と衝突しない位置に移動するため、スライド移動部103をスライド固定部102から取りはずことが可能となる(図5(D)参照のこと)。
コンソールドロア100によれば、操作部122を押す、または引くことにより、固定ロック機構112を解除することができるので、スライド移動部103を引き出すときにロックされても、操作部122を押すまたは引くだけで簡単に固定ロック機構112を解除することができる。更に、固定ロック機構112は、スライド移動部103とスライド固定部102の内部にあるので、複雑な操作をする必要がない。更に、自動ロック解除方式のスライド部104ではないので、構造上十分な保持力を確保でき、不意の動作でコンソールドロア100を誤って収納するおそれがない。
図6(A)は、第3の実施形態のコンソールドロア200のモニタ210を第2位置209に配置したときの図を示し、図6(B)は、コンソールドロア200のモニタ210を第1位置208まで移動したときの図を示す。図7は、図6(A)のA方向から見たヒンジ部228の詳細図を示す。
コンソールドロア200は、対向する一対のスライド固定部202と、一対のスライド固定部202上をスライドする一対のスライド移動部203とを有する一対のスライド部204と、一対のスライド移動部203の一対のスライド固定部202から離れた端部205を連結する、一対のスライド移動部203から略垂直に延びるフロントプレート206と、一対のスライド移動部203とフロントプレート206とに囲まれた空間を保持して、開口するように、一対のスライド移動部204とフロントプレート206に接続される、ベースプレート207と、フロントプレート206と略平行となる、第1位置208と、ベースプレート207と略平行となる、第2位置209の間を回動可能にされたモニタ210と、を有する。モニタ210は、モニタ210を第2位置209から第1位置208まで自動的に回動するように付勢された一対のヒンジ部228を有し、フロントプレート206は、モニタ210をベースプレート207に固定するロック部229と、モニタ210のベースプレート207への固定を解除するスイッチ部230と、を有する。
例えば、ヒンジ部228は、図7に示すように、トーションバネ231と、ヒンジ側歯車232と、ロータリーダンパー233と、ヒンジ234と、を有する。スイッチ部230を押すと、ロック部229が、フロントプレート206の中に収容されて、トーションバネ231により、モニタ210が第1位置208まで移動する。ヒンジ側歯車232はロータリーダンパー233と連結しているため、ダンパーの抵抗力により、モニタ210は、ゆっくりと、滑らかな動きで、第1位置208まで移動することが可能である。
コンソールドロア200によれば、スイッチ部230を押すだけで、簡単にモニタ210を第2位置209から第1位置208まで移動することができる。更に、モニタ210には、第1位置208まで回動しようとする力が常に働いているので、モニタ210を第2位置209に移動するように力を加える際に、モニタ210の下に配置されるキーボード234に負荷がかかりにくい。
図8は、本発明のケーブルキャリア1000を有するコンソールドロア1001の平面図を示し、図9は、ケーブルキャリア1000の斜視図を示す。
コンソールドロア1001は、対向する一対のスライド固定部1002と、一対のスライド固定部1002上をスライドする一対のスライド移動部1003とを有する一対のスライド部1004と、一対のスライド移動部1003のスライド固定部1002から離れた端部1005を連結する、一対のスライド移動部1003から略垂直に延びるフロントプレート1006と、一対のスライド移動部1003とフロントプレート1006とに囲まれた空間を保持して、開口するように、一対のスライド移動部1003とフロントプレート1006に接続される、ベースプレート1007と、一対のスライド固定部1002のスライド移動部1003から離れた端部1051を連結する、一対のスライド固定部1002から略垂直に延びるバックプレート1035と、を有する。ベースプレート1007と、バックプレート1035とを繋ぐケーブル1036を支える3以上のケーブルキャリア部1037を有し、第1ケーブルキャリア部1038の第1端部1039は、ベースプレート1007に接続され、第2ケーブルキャリア部1040の第1端部1041は、バックプレート1035に接続され、第1ケーブルキャリア部1038の第2端部1042と、第2ケーブルキャリア部1040の第2端部1043は、他のケーブルキャリア部1044、または他の接続された1以上のケーブルキャリア部1044の第1端部1045および第2端部1046にそれぞれ接続されている。他のケーブルキャリア部1044、または他の接続された1以上のケーブルキャリア部1044は、ケーブル1036を載せるケーブルキャリア面1047と、ケーブルキャリア面1047の端部から垂直に伸び、ケーブル1036と略平行に伸びる対向する側面1048を有する。対向する側面1048の少なくとも一つは、ケーブル1036の屈曲部1049の近傍以外の部分に、側面1048を有する。
ケーブルキャリア1000によれば、ケーブル1036の屈曲部1049の半径を小さくしてもケーブル1036の屈曲動作の繰り返しによるケーブル断線を防ぐことができる。更にケーブルキャリア1000の形状の横幅寸法を小さくすることができ、ケーブルキャリア1000をコンソールドロア1001のバックプレート1035に配置された電源等1050に接続していたのを、ケーブルキャリア1000をバックプレート1035に直接接続し、電源等1050をケーブルキャリア1000とバックプレート1035に囲まれた空間に移動することが可能となり、コンソールドロア1001の奥行き寸法を短く出来る。
1 コンソールドロア
2 スライド固定部
3 スライド移動部
4 スライド部
5 スライド固定部2から離れた端部
6 フロントプレート
7 ベースプレート
8 第1位置
9 第2位置
10 モニタ
11 スライドカバー
12 固定ロック機構
13 可動部
14 凹部
15 凸部
2 スライド固定部
3 スライド移動部
4 スライド部
5 スライド固定部2から離れた端部
6 フロントプレート
7 ベースプレート
8 第1位置
9 第2位置
10 モニタ
11 スライドカバー
12 固定ロック機構
13 可動部
14 凹部
15 凸部
Claims (4)
- 対向する一対のスライド固定部と、前記スライド固定部上をスライドする一対のスライド移動部とを有する一対のスライド部と、前記一対のスライド移動部の前記一対のスライド固定部から離れた端部を連結する、前記一対のスライド移動部から略垂直に延びるフロントプレートと、前記一対のスライド移動部と前記フロントプレートとに囲まれた空間を保持して、開口するように、前記一対のスライド移動部と前記フロントプレートに接続される、ベースプレートと、前記フロントプレートと略平行となる、第1位置と、前記ベースプレートと略平行となる、第2位置の間を回動可能にされたモニタと、を有する、コンソールドロアであって、
前記一対のスライド部は、該一対のスライド部を覆うように配置されたスライドカバーをそれぞれ有し、
前記ベースプレートと前記スライドカバーに、前記スライド移動部のスライドを停止する固定ロック機構を更に有し、
該固定ロック機構は、前記ベースプレートに配置される1以上の可動部と、前記スライドカバーに設けられる凹部と有し、前記可動部は、前記凹部と係合する凸部を有し、前記モニタが、前記第2位置から前記第1位置に回動する際に、前記スライドカバーの方向に回動するように付勢されていて、前記スライドカバーの凹部と前記可動部の凸部が係合することにより、前記スライド移動部の移動が停止する、
ことを特徴とするコンソールドロア。 - 対向する一対のスライド固定部と、該一対のスライド固定部上をスライドする一対のスライド移動部とを有する一対のスライド部と、前記一対のスライド移動部の前記スライド固定部から離れた端部を連結する、前記一対のスライド移動部から略垂直に延びるフロントプレートと、前記一対のスライド移動部と前記フロントプレートとに囲まれた空間を保持して、開口するように、前記一対のスライド移動部と前記フロントプレートに接続される、ベースプレートと、前記フロントプレートと略平行となる、第1位置と、前記ベースプレートと略平行となる、第2位置の間を回動可能にされたモニタと、を有する、コンソールドロアであって、
前記スライド移動部のスライドを停止する固定ロック機構を前記一対のスライド部の一方に有し、
前記固定ロック機構は、前記スライド固定部に配置される固定部と、前記スライド移動部に配置される、操作部と回転部と、を有し、前記操作部は、前記回転部の回転中心から偏心した位置に取り付けられており、
前記回転部には、前記スライド移動部をスライドすることにより、前記固定部と衝突する複数の突出部を有しており、
前記操作部は、前記スライド移動部が前記スライド固定部から離れるようにスライドする方向に、前記スライド移動部から突出しており、前記操作部を押すことにより、前記回転部を回転させて、前記固定部と前記複数の突出部とが衝突しないようにして、前記固定ロック機構のロックを解除し、または前記操作部を引くことにより、前記回転部を回転させて、前記固定部と前記複数の突出部とが衝突しないようにして、固定ロック機構のロックを解除する、
ことを特徴とするコンソールドロア。 - 対向する一対のスライド固定部と、前記一対のスライド固定部上をスライドする一対のスライド移動部とを有する一対のスライド部と、該一対のスライド移動部の前記一対のスライド固定部から離れた端部を連結する、前記一対のスライド移動部から略垂直に延びるフロントプレートと、前記一対のスライド移動部と前記フロントプレートとに囲まれた空間を保持して、開口するように、前記一対のスライド移動部と前記フロントプレートに接続される、ベースプレートと、前記フロントプレートと略平行となる、第1位置と、前記ベースプレートと略平行となる、第2位置の間を回動可能にされたモニタと、を有する、コンソールドロアであって、
前記モニタは、該モニタを前記第2位置から前記第1位置まで自動的に回動するように付勢された一対のヒンジ部を有し、前記フロントプレートは、前記モニタを前記ベースプレートに固定するロック部と、前記モニタの前記ベースプレートへの固定を解除するスイッチ部と、を有する、
ことを特徴とする、コンソールドロア。 - 対向する一対のスライド固定部と、前記一対のスライド固定部上をスライドする一対のスライド移動部とを有する一対のスライド部と、該一対のスライド移動部の前記スライド固定部から離れた端部を連結する、前記一対のスライド移動部から略垂直に延びるフロントプレートと、前記一対のスライド移動部と前記フロントプレートとに囲まれた空間を保持して、開口するように、前記一対のスライド移動部と前記フロントプレートに接続される、ベースプレートと、前記一対のスライド固定部の前記スライド移動部から離れた端部を連結する、前記一対のスライド固定部から略垂直に延びるバックプレートと、を有するコンソールドロアであって、
前記ベースプレートと、前記バックプレートとを繋ぐケーブルを支える3以上のケーブルキャリア部を有し、第1ケーブルキャリア部の第1端部は、前記ベースプレートに接続され、第2ケーブルキャリア部の第1端部は、前記バックプレートに接続され、前記第1ケーブルキャリア部の第2端部と、前記第2ケーブルキャリア部の第2端部は、他のケーブルキャリア部、または他の接続された1以上のケーブルキャリア部の第1端部および第2端部にそれぞれ接続されており、
前記他のケーブルキャリア部、または前記他の接続された1以上のケーブルキャリア部は、前記ケーブルを載せるケーブルキャリア面と、該ケーブルキャリア面の端部から垂直に伸び、前記ケーブルと略平行に伸びる対向する側面を有し、
対向する側面の少なくとも一つは、前記ケーブルの屈曲部の近傍以外の部分に、側面を有する、
ことを特徴とする、コンソールドロア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007275368A JP2009104398A (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | コンソールドロア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007275368A JP2009104398A (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | コンソールドロア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009104398A true JP2009104398A (ja) | 2009-05-14 |
Family
ID=40706009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007275368A Pending JP2009104398A (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | コンソールドロア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009104398A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8418972B2 (en) | 2010-06-30 | 2013-04-16 | Fujitsu Component Limited | Attachment device |
EP2631735A2 (en) | 2012-02-24 | 2013-08-28 | Fujitsu Component Limited | Keyboard device, keyboard holding device and information input device |
JP2017084905A (ja) * | 2015-10-26 | 2017-05-18 | Necプラットフォームズ株式会社 | 装置、ケーブルガイド装置、ケーブル保持部材 |
CN112306150A (zh) * | 2019-07-29 | 2021-02-02 | 宏正自动科技股份有限公司 | 人机界面装置以及切换器系统 |
-
2007
- 2007-10-23 JP JP2007275368A patent/JP2009104398A/ja active Pending
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