JP2009103097A - ガスタービン、及びガスタービン用ロータ - Google Patents

ガスタービン、及びガスタービン用ロータ Download PDF

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Eigo Kato
永護 加藤
Motoharu Ueda
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Hironori Tanitsuji
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Abstract

【課題】軽量化を図りつつ、部位に応じて必要な強度を確保することが可能なガスタービン用ロータを提供する。
【解決手段】ガスタービン1の圧縮機用ロータ20には、複数のロータディスク24,26,28,32,34,36,38のうち、一部のロータディスク32,34,36,38は、溶接により結合されており、その他のロータディスク24,26,28は、ロータ回転軸の周方向に配列された周方向ボルト52により結合されている。強度が比較的必要でない部位においては、ロータディスク32,34,36,38を溶接により結合して溶接結合体30を構成してロータ全体としての軽量化を図りつつ、強度が必要な部位には、周方向ボルト52によりロータディスク24,26,28を結合してボルト結合体22を構成して、必要な強度を確保する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスタービンに関し、詳細には、ガスタービンに用いられるロータの構造に関する。
ガスタービンは、通常、燃焼用の空気を取り入れて圧縮する圧縮機と、圧縮された空気を燃焼させる燃焼器と、燃焼ガスから機械的動力を取り出すタービン等から構成されている。このようなガスタービンにおいて、圧縮機及びタービンの内には、外周に動翼が配列されて動翼と一体に回転する共通のガスタービンロータが設けられている。
ガスタービンロータは、タービンにおいて燃焼ガスにより回転駆動されるタービン側ロータと、タービン側ロータから機械的動力が伝達されて、圧縮機において動翼と共に回転駆動される圧縮機ロータを有している。タービン側ロータと圧縮機ロータは、中間軸等を介して結合されており一体に回転する。
このようなロータを構成するため、ロータを複数の円板状の部材であるロータディスクに分割した構造とし、これら複数のロータディスクを、ロータ回転軸の軸方向に列をなして重ねて結合することで、1本のロータを構成する技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1には、外周に1つの段の動翼が配列されるロータディスクを、複数個、ロータ軸方向に重ね、複数の通しボルトにより締結する技術が開示されている。ロータディスクには、ロータ回転軸の周方向において等間隔に配列された孔が設けられており、これらの孔を貫通するようロータ回転軸の周方向に配列された複数本の通しボルト(以下、周方向ボルトと記す)により、複数のロータディスクを共に締結して結合することで、圧縮機において動翼と共に回転する圧縮機ロータを構成している。
加えて、特許文献1の圧縮機ロータは、これを構成する複数のロータディスクのうち、全てを貫通して締結する複数本のボルトと、当該ボルトに比べてロータ回転軸の径方向外側に配列されて、圧縮機ロータの軸系振動の腹部に相当する領域に対応する複数のロータディスクのみを貫通して締結する複数本のボルトとを備えることで、圧縮機ロータの曲げ剛性の向上を図っている。
また、下記の特許文献2には、隣接するロータディスク同士を溶接により結合することでロータを構成する技術が開示されている。
特開平9−88504号公報 特開2005−121023号公報
ところで、特許文献1に記載のロータように、ロータ回転軸からの径方向距離が異なる部位に、それぞれ複数の周方向ボルトを配列すると、ロータディスクの構造が複雑となるばかりでなく、重量が増大するという問題がある。
一方、特許文献2に記載の技術のように、隣接するロータディスク同士を溶接により結合すると、上述の周方向ボルトによりロータディスクを結合する場合に比べて、ロータの軽量化を図ることができる。しかし、ガスタービンの圧縮機のうち燃焼用空気の流動方向の上流側(以下、前方側と記す)の段においては、外周に配列される動翼の寸法が大きく、このような段に対応して設けられたロータディスクには、一般的に、高強度の材料が用いられることが多い。このような高強度材は、溶接による結合が困難であることが多く、ロータディスクを溶接により結合してロータを構成したのでは、当該ロータの強度を確保することが困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、軽量化を図りつつ、部位に応じて必要な強度を確保することが可能なガスタービン用ロータ及びガスタービンを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るガスタービン用ロータは、ガスタービンに用いられ、外周に動翼が配列される複数のロータディスクがロータ回転軸の軸方向に列をなして重ねられて結合されたロータであって、複数のロータディスクのうち、一部は、溶接により結合されており、その他は、ボルトの締結により結合されていることを特徴とする。
本発明に係るガスタービン用ロータにおいて、前記ボルトは、ロータ回転軸の周方向に配列された周方向ボルトであるものとすることができる。
本発明に係るガスタービン用ロータにおいて、各ロータディスクは、溶接により隣接するディスクと結合されて溶接結合体を構成する第1群のロータディスクと、第1群のロータディスク以外のロータディスクで構成される第2群のロータディスクとのいずれかに区分されるものであり、溶接結合体と第2群のロータディスクが周方向ボルトにより結合されて構成されているものとすることができる。
本発明に係るガスタービン用ロータにおいて、第2群のロータディスクは、周方向ボルトにより互いに結合されてボルト結合体を構成し、溶接結合体とボルト結合体が周方向ボルトにより結合されて構成されるものとすることができる。
本発明に係るガスタービン用ロータにおいて、ボルト結合体は、ガスタービンを構成する圧縮機のうち最も前方側の段に対応して配設されているものとすることができる。
本発明に係るガスタービン用ロータにおいて、第2群のロータディスクは、複数のボルト結合体を構成し、複数のボルト結合体は、溶接結合体を挟むよう配置されているものとすることができる。
本発明に係るガスタービン用ロータにおいて、第2群のロータディスクは、ガスタービンを構成する圧縮機のうち最も前方側の段を含む複数の段に対応する動翼が外周に配列された一体成形ロータディスクであり、一体成形ロータディスクと溶接結合体が周方向ボルトにより結合されて構成されているものとすることができる。
本発明に係るガスタービンは、燃焼用の空気を取り入れて圧縮する圧縮機と、圧縮された空気を燃焼させる燃焼器と、燃焼ガスから機械的動力を取り出すタービンとを備えたガスタービンであって、タービンにおいて燃焼ガスにより回転駆動されるタービン側ロータと、タービン側ロータから機械的動力が伝達されて、圧縮機において動翼と共に回転駆動される圧縮機ロータと、を有し、圧縮機ロータは、外周に動翼が配列される複数のロータディスクがロータ回転軸の軸方向に列をなして重ねられて結合されており、圧縮機ロータを構成する複数のロータディスクのうち、一部は、溶接により結合されており、その他は、ボルトの締結により結合されているものとすることができる。
本発明に係るガスタービン用ロータによれば、複数のロータディスクのうち、一部のロータディスクは、溶接により結合されており、その他のロータディスクは、ボルトの締結により結合されているものとしたので、強度が比較的必要でない部位においては、溶接によりロータディスクを結合することで、ロータ全体としての軽量化を図りつつ、強度が必要な部位には、ボルトの締結によりロータディスクを結合することで必要な強度を確保することができる。
本発明に係るガスタービン用ロータによれば、前記ボルトは、ロータ回転軸の周方向に配列された周方向ボルトであるものとしたので、ロータ回転軸に沿って延びるセンターボルトを用いて結合する場合に比べて、ロータディスクをより強固により結合することができる。
また、本発明に係るガスタービン用ロータにおいて、各ロータディスクは、溶接により隣接するディスクと結合されて溶接結合体を構成する第1群のロータディスクと、第1群のロータディスク以外のロータディスクで構成される第2群のロータディスクとのいずれかに区分されるものであり、ロータは、溶接結合体と第2群のロータディスクが周方向ボルトである接続ボルトにより結合されて構成されているものとしたので、溶接により溶接結合体を構成し、これを強度が比較的必要でない部位に配置して、その他のロータディスクである第2群のロータディスクと結合することで、一部のロータディスクが溶接により結合されて軽量化されたロータを実現することができる。
また、本発明に係るガスタービン用ロータにおいて、第2群のロータディスクは、周方向ボルトにより互いに結合されてボルト結合体を構成し、ロータは、溶接結合体とボルト結合体が周方向ボルトにより結合されて構成されるものとしたので、ロータにおいて、強度が必要な部位には、ボルト結合体を配設し、比較的強度が必要ではない部位には、溶接結合体を配設することで、ロータの製造性を良好なものとしつつ、一部が溶接により結合され、その他が周方向ボルトにより結合されたロータを実現することができる。
また、本発明に係るガスタービン用ロータにおいて、ボルト結合体は、ガスタービンを構成する圧縮機のうち最も前方側の段に対応して配設されているものとしたので、ロータのうち最も前方側の段に対応する部位は、動翼の翼幅が長く強度が必要となる部位であり、ここにボルト結合体を配設することで、必要な強度を確保することができる。
また、本発明に係るガスタービン用ロータにおいて、第2群のロータディスクは、複数のボルト結合体を構成し、複数のボルト結合体は、第1群のロータディスクで構成された溶接結合体を挟むよう配置されているものとしたので、ボルト結合体を構成する周方向ボルトの長さを短いものにして、ボルト結合体の強度を確保することができる。
また、本発明に係るガスタービン用ロータにおいて、第2群のロータディスクは、ガスタービンを構成する圧縮機のうち最も前方側の段を含む複数の段に対応する動翼が外周に配列された一体成形ロータディスクであり、一体成形ロータディスクと溶接結合体が周方向ボルトにより結合されて構成されているものとしたので、動翼の翼幅が長く強度が必要となる、圧縮機のうち最も前方側の段には、一体成形ロータディスクを配設し、これを溶接結合体と周方向ボルトにより結合することで、必要な強度を確保しつつ、周方向ボルトの長さを短いものにして、軽量化を図ることができる。
本発明に係るガスタービンにおいて、圧縮機ロータは、外周に動翼が配列される複数のロータディスクがロータ回転軸の軸方向に列をなして重ねられて結合されており、圧縮機ロータを構成する複数のロータディスクのうち、一部は、溶接により結合されており、その他は、ボルトの締結により結合されているものとしたので、強度が比較的必要でない部位においては、溶接によりロータディスクを結合することで、ロータ全体としての軽量化を図りつつ、強度が必要な部位には、ボルトの締結によりロータディスクを結合することで必要な強度を確保することができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施例に係るガスタービン及びガスタービン用ロータについて図1〜図3を用いて説明する。図1は、ガスタービンを構成する圧縮機の縦断面図である。図2は、ガスタービンの全体構成を示す縦断面図である。図3は、図1のG−G線によるロータの断面図である。なお、図1〜図3においては、本発明に関連する要部のみを模式的に示している。
図2に示すように、ガスタービン1は、空気の流れの上流側から下流側に向かって空気取入口2、圧縮機10、燃焼器7及びタービン5が設けられている。空気取入口2から取り込まれた空気は、圧縮機10によって圧縮され、高温・高圧の圧縮空気となって燃焼器7に給送される。燃焼器7は、その内部に形成された燃焼室において、圧縮空気に天然ガス等の気体燃料、或いは軽油や重油等の液体燃料を供給して燃料を燃焼させて、高温・高圧の燃焼ガスを生成する。燃焼室で生じた高温・高圧の燃焼ガスは、燃焼器7から、タービン5に向けて噴射する。噴射された燃焼ガスにより、タービン5は回転駆動される。燃焼ガスからタービン5が受けた機械的動力のうち一部は、圧縮機10の回転駆動に用いられ、残りは、発電等に供される。
圧縮機10及びタービン5の内部には、外周に動翼が配列されて設けられており、動翼と一体に回転するガスタービン用ロータ(16,18,20)が設けられている。ガスタービン用ロータ(16,18,20)は、タービン5において燃焼ガスにより回転駆動されるタービン側ロータ16と、タービン側ロータ16から機械的動力が伝達されて、圧縮機10において動翼と共に回転駆動される圧縮機ロータ20を有している。タービン側ロータ16には、中間軸18を介して圧縮機ロータ20が結合されており、タービン側ロータ16と圧縮機ロータ20は、一体に回転する。
図1に示すように、ガスタービン1の圧縮機10において、動翼(図に符号Aで示す)と静翼(図に符号Bで示す)が、ロータ回転軸(図に一点鎖線Cで示す)に沿って交互に配列されている。静翼は、圧縮機10の車室14a若しくは静翼保持環14cに結合されており、動翼は、圧縮機ロータ20の外周に結合されている。隣り合う動翼と静翼は、一対となって一つの「段」を構成しており、圧縮機10には、多数の段が設けられている。各段において、動翼は、圧縮機ロータ20の外周に複数配列されており、静翼は、車室14a若しくは静翼保持環14cの内周に複数配列されている。
これらの段は、燃焼用空気の流動方向の上流側(以下、前方側と記す)から下流側(以下、後方側と記す)に向かうに従って、動翼及び静翼の翼幅(ロータ回転軸に略直交する方向の翼の長さ)が、長くなるよう構成されている。つまり、圧縮機10においては、最も前方側の段の動翼が、翼幅が長くなっている。圧縮機ロータ20においては、前方側の段に対応する部位ほど強度が必要となる。
なお、「前方側」とは、燃焼用空気の流動方向の上流側を意味しており、圧縮機10においては、ロータ回転軸の軸方向のうち空気取入口2が設けられている側を意味している。一方、「後方側」とは、燃焼空気の流動方向の下流側を意味しており、圧縮機10においては、ロータ回転軸の軸方向のうち燃焼器7側を意味している。
圧縮機ロータ20は、複数の円板状部材であるロータディスク24,26,28,32,34,36,38に分割された構造となっている。各ロータディスク24,26,28,32,34,36,38は、それぞれ鋳造や鍛造等により構成されており、その外周には、動翼が配列されて結合される。例として、図3に示すように、ロータディスク28には、ロータ回転軸の周方向(図に矢印Eで示す)に沿って多数の動翼が全周に亘って配列されている。ロータディスク26,28,32には、それぞれ、1つの段の動翼に対応して設けられて、1つの段の動翼が外周に配列されている。
一方、ロータディスク24は、最も前方側にある3つの段に対応して設けられており、3つの段に対応する動翼が外周に配列されている。また、後方側にあるロータディスク34,36,38は、それぞれ3つの段に対応して設けられている。
加えて、図1及び図3に示すように、ロータディスク28には、ロータ回転軸の周方向(図に矢印Eで示す)に複数の貫通孔27が配列されている。この貫通孔27には、通しボルトであるスピンドルボルト52が貫通する。さらに、ロータディスク28のうち貫通孔27よりロータ回転軸の径方向外側(図1に矢印Rで示す)には、複数の貫通孔29がロータ回転軸の周方向に配列されている。この貫通孔29には、スピンドルボルト52に比べてロータ回転軸の径方向外側に配列される接続ボルト56が貫通する。
また、ロータディスク28より前方側にあるロータディスク24,26には、それぞれスピンドルボルト52が通る貫通孔23,25が、ロータ回転軸から貫通孔27と同じ径方向距離に設けられている。一方、ロータディスク28に後方側において隣接するロータディスク32には、接続ボルト56が通る貫通孔31が貫通孔29と同じロータ回転軸から径方向距離に設けられている。
動翼が配列され結合された各ロータディスク24,26,28,32,34,36,38を、ロータ回転軸の軸方向に直列に重ね合わせて、溶接、又は、ロータ回転軸の周方向に配列された周方向ボルトの締結により結合されて、圧縮機ロータ20は構成されており、以下に詳細を説明する。
圧縮機10の後方側にあるロータディスク32,34,36,38は、溶接により隣接するロータディスクと互いに結合されて溶接結合体30を構成する。溶接部位を符号Wで示す。後方側にあるロータディスクに結合される動翼は、前方側にある動翼に比べて翼幅の短いものであるため、溶接部位Wには、前方側にあるロータディスク24,26,28の結合に要するほどほど強度を要しない。このように溶接結合体30を構成するロータディスク32,34,36,38を、以下の説明において、第1群のロータディスクと記す。溶接結合体30には、溶接部位Wを挟んでロータ回転軸の径方向内側と外側に、それぞれ空間が形成される。
一方、第1群のロータディスク32,34,36,38以外のロータディスクであるロータディスク24,26,28は、第2群のロータディスクに区分される。第2群のロータディスク24,26,28は、ロータ回転軸の周方向に配列された周方向ボルトにより互いに結合されてボルト結合体22を構成する。具体的には、周方向ボルトであるスピンドルボルト52を、ロータディスク24の貫通孔23と、ロータディスク26の貫通孔25と、ロータディスク28の貫通孔27に通す。スピンドルボルト52は、ロータ回転軸の軸方向に延びており、これら第2群のロータディスク24,26,28を共に締結することで、ボルト結合体22が構成される。
このように、第1群のロータディスク32,34,36,38により溶接結合体30を構成し、第2群のロータディスク24,26,28によりボルト結合体22を構成して、さらに、溶接結合体30とボルト結合体22を結合することで、圧縮機ロータ20は構成されている。具体的には、第2群のロータディスク28に設けられた貫通孔29と、ロータディスク28に隣接する第1群のロータディスク32に設けられた貫通孔31に、スピンドルボルト52に比べてロータ回転軸の径方向外側に配列された接続ボルト56を通し、第2群のロータディスク28と第1群のロータディスク32を締結する。
これにより、第2群のロータディスク24,26,28で構成されるボルト結合体22と、第1群のロータディスク32,34,36,38で構成される溶接結合体30が結合されて、圧縮機ロータ20が構成される。前方側にある第2群のロータディスク24,26,28は、ボルト結合体22を構成することで、必要な強度を確保する一方、前方側に比べて要求される強度が小さい後方側にある第1群のロータディスク32,34,36,38は、溶接結合体30を構成することで、ボルトにより結合した場合に比べて軽量化を図ることができる。
以上に説明したように本実施例に係るガスタービン1用ロータ20は、外周に動翼が配列される複数のロータディスク24,26,28,32,34,36,38がロータ回転軸の軸方向に列をなして重ねて結合されたロータであって、複数のロータディスク24,26,28,32,34,36,38のうち、一部のロータディスク32,34,36,38は、溶接により結合されており、その他のロータディスク24,26,28は、スピンドルボルト52の締結により結合されているものとした。強度が比較的必要でない部位においては、溶接によりロータディスク32,34,36,38を結合することで、ロータ全体としての軽量化を図りつつ、強度が必要な部位には、スピンドルボルト52の締結によりロータディスク24,26,28を結合することで必要な強度を確保することができる。
また、本実施例においては、スピンドルボルト52は、ロータ回転軸の周方向に配列された周方向ボルトであるものとしたので、ロータ回転軸に沿って延びるセンターボルトを用いて結合する場合に比べて、ロータディスクをより強固により結合することができる。
また、本実施例においては、各ロータディスク24,26,28,32,34,36,38は、溶接により隣接するディスクと結合されて溶接結合体30を構成する第1群のロータディスク32,34,36,38と、第1群のロータディスク32,34,36,38以外のロータディスクで構成される第2群のロータディスク24,26,28とのいずれかに区分されるものであり、ロータ20は、溶接結合体30と第2群のロータディスク28が周方向ボルトである接続ボルト56により結合されて構成されているものとした。溶接により溶接結合体30を構成し、これを強度が比較的必要でない部位に配置して、その他のロータディスクである第2群のロータディスク28と結合することで、一部のロータディスクが溶接により結合されて軽量化されたロータ20を実現することができる。
また、本実施例においては、第2群のロータディスク24,26,28は、周方向ボルトであるスピンドルボルト52により互いに結合されてボルト結合体22を構成し、ロータ20は、溶接結合体30とボルト結合体22が周方向ボルトである接続ボルト56により結合されて構成されるものとしたので、ロータ20において、強度が必要な部位には、ボルト結合体22を配設し、比較的強度が必要ではない部位には、溶接結合体30を配設することで、ロータの製造性を良好なものとしつつ、一部が溶接により結合され、その他が周方向ボルトにより結合されたロータ20を実現することができる。
また、本実施例においては、ボルト結合体22は、ガスタービン1を構成する圧縮機10のうち最も前方側の段に対応して配設されているものとした。ロータ20のうち最も前方側の段に対応する部位は、動翼の翼幅が長く強度が必要となる部位であり、ここにボルト結合体を配設することで、必要な強度を確保することができる。
本実施例に係るガスタービン用ロータについて、図4を用いて説明する。図4は、ガスタービンを構成する圧縮機の縦断面図である。本実施例に係るガスタービン用ロータは、ボルト結合体を有しておらず、溶接結合体と第2群のロータディスクが結合されて圧縮機ロータを構成している点で、実施例1と異なり、以下に詳細を説明する。なお、実施例1に係る燃焼器と略共通の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、図4には、本発明に関連する要部のみを模式的に示している。
図4に示すように、本実施例に係るガスタービン1Bの圧縮機10Bにおいて、圧縮機ロータ20Bは、複数のロータディスク24B,32B,34,36,38に分割された構造となっている。第1群のロータディスク32Bは、2つの段の動翼に対応して設けられており、ロータ回転軸を中心とする穴(内壁面を符号32Baで示す)が設けられている。ロータディスク34,36,38は、3つの段の動翼に対応して設けられている。第1群のロータディスク32B,34,36,38は、圧縮機ロータ20のうち、後方側(燃焼器7側)を構成している。
一方、第2群のロータディスク24Bは、最も前方側にある4つの段の動翼に対応して設けられており、ロータ回転軸を中心として穴(内壁面を符号24Baで示す)が設けられている。第2群のロータディスク24Bは、一つであり、ガスタービン1を構成する圧縮機10Bのうち最も前方側の段を含む複数の段に対応する動翼が外周に配列された一体成形のロータディスク(以下、一体成形ロータディスクと記す)である。
各ロータディスク24B,32B,34,36,38は、それぞれ鋳造や鍛造等を用いて一体に構成されている。ロータディスク24B,32B,34,36,38は、動翼が外周に配列され結合されて、さらに、ロータ回転軸の軸方向に列をなして重ね合わせて、隣接するロータディスクと溶接、又は、ロータ回転軸の周方向に配列された周方向ボルトの締結により結合されて、圧縮機ロータ20は構成されており、以下に詳細を説明する。
圧縮機10の後方側にある第1群のロータディスク32B,34,36,38は、溶接部位Wにおいて溶接され、隣接するロータディスクと互いに結合されて溶接結合体30Bを構成している。後方側にある第1群のロータディスク32B,34,36,38に結合される動翼は、前方側にある動翼に比べて翼幅の短いものであり、前方側にあるロータディスク24Bに比べて用度を要しないので、第1群のロータディスク32B,34,36,38の結合には、溶接を用いることができる。
圧縮機ロータ20Bは、第1群のロータディスク32B,34,36,38から構成された溶接結合体30Bと、一体成形ロータディスクである第2群のロータディスク24Bが、ロータ回転軸の周方向に配列された周方向ボルトである接続ボルト56Bにより結合されて構成されている。溶接結合体30Bを構成する第1群のロータディスク32Bと、第2群のロータディスク24Bとの間のみ、接続ボルト56Bにより結合しているため、圧縮機ロータ20の構造が簡素なものとなり、ロータディスク24B,32B,34,36,38を全てボルトにより結合した場合に比べて軽量化を図ることができる。
以上に説明したように本実施例では、第2群のロータディスク24Bは、ガスタービン1を構成する圧縮機10Bのうち最も前方側の段を含む複数の段に対応する動翼Aが外周に配列された一体成形ロータディスクであり、当該一体成形ロータディスク24Bと溶接結合体30Bが周方向ボルトである接続ボルト56Bにより結合されて構成されているものとした。動翼Aの翼幅が長く強度が必要となる、圧縮機10Bのうち最も前方側の段には、一体成形ロータディスク24Bを配設し、これを溶接結合体30Bと周方向ボルト56Bにより結合することで、必要な強度を確保しつつ、周方向ボルト56Bの長さを短いものにして圧縮機ロータ20Bの軽量化を図ることができる。
本実施例に係るガスタービン用ロータについて、図5を用いて説明する。図5は、ガスタービンを構成する圧縮機の縦断面図である。本実施例に係るガスタービン用ロータは、第2群のロータディスクは、複数のボルト結合体を構成しており、当該複数のボルト結合体は、溶接結合体を挟むよう配置されている点で、実施例1とは異なり、以下に詳細を説明する。なお、実施例1と略共通の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。なお、図5には、本発明に関連する要部のみを模式的に示している。
図5に示すように、本実施例に係るガスタービン1の圧縮機10Bにおいて、圧縮機ロータ20Cは、前方側から複数のロータディスク24,26,28,32C,34C,41,43,44,45,46,47,48に分割された構造となっている。第1群のロータディスク32C,34Cは、2つの段の動翼に対応して設けられており、溶接部位Wにおいて溶接されて互いに結合されて、溶接結合体30Cを構成する。
一方、第2群のロータディスク24,26,28,41,43,44,45,46,47,48のうち、圧縮機10Cの前方側に配設されるロータディスク24,26,28は、ロータ回転軸の周方向に配列された周方向ボルトであるスピンドルボルト52により互いに結合されて、前方側のボルト結合体22を構成する。同様に、第2群のロータディスク24,26,28,41,43,44,45,46,47,48のうち、圧縮機10Cの後方側に配設されるロータディスク41〜48は、周方向ボルトであるスピンドルボルト54により互いに結合されて、後方側のボルト結合体40を構成する。
このように、第1群のロータディスク32C,34Cにより溶接結合体30Cを構成し、第2群のロータディスク24,26,28,41,43,44,45,46,47,48により前方側のボルト結合体22と、後方側のボルト結合体40を構成する。そして、第1群のロータディスク32Cと、第2群のロータディスク28とを、スピンドルボルト52に比べてロータ回転軸の周方向外側に配列された接続ボルト56により締結することで、溶接結合体30Cと前方側のボルト結合体22とを結合する。さらに、第1群のロータディスク34Cと、第2群のロータディスク41とを、スピンドルボルト54に比べてロータ回転軸の周方向外側に配列された接続ボルト58により締結することで、溶接結合体30Cと後方側のボルト結合体40は、結合される。このようにして、前方側のボルト結合体22と、後方側のボルト結合体40は、溶接結合体30Cを挟んで一体に結合されて、圧縮機ロータ20を構成している。
以上に説明したように本実施例では、第2群のロータディスク24,26,28,41,43,44,45,46,47,48は、複数のボルト結合体22,40を構成し、複数のボルト結合体22,40は、第1群のロータディスク32C,34Cで構成された溶接結合体30を挟むよう配置されているものとしたので、ボルト結合体22,40を構成する周方向ボルト52,54の長さを短いものにして、ボルト結合体22,40の強度を確保することができる。
なお、上述した各実施例において、溶接結合体(30;30B;30C)は、圧縮機ロータ20に1つ設けるものとしたが、溶接結合体の数はこれに限定されるものではない。例えば、溶接結合体を複数設けて、ボルト結合体により挟み込んで配置するものとしても良い。
また、上述した各実施例において、溶接結合体(30;30B;30C)と第2群のロータディスク(28;24b;28,41)は、周方向ボルトである接続ボルト(56;56B;56,58)により結合するものとしたが、溶接結合体と第2群のロータディスクを結合する手法は、これに限定されるものではなく、例えば、溶接結合体(30;30B;30C)と第2群のロータディスク(28;24b;28,41)を溶接により結合するものとしても良い。
また、上述した各実施例において、ガスタービン(1;1B;1C)の圧縮機(10;10B;10C)に設けられた圧縮機ロータ(20;20B;20C)において、一部のロータディスクを溶接により結合し、その他のロータディスクを、周方向ボルトにより結合するものとしたが、本発明が適用されるロータは、圧縮機ロータ(20;20B;20C)に限定されるものではない。例えば、タービン側ロータ16(図2参照)にも適用することができる。
なお、上述した各実施例において、複数のロータディスクのうち、一部は、溶接により結合されており、その他は、ロータ回転軸の周方向に配列されたスピンドルボルト等の周方向ボルトにより結合されるものとしたが、ロータディスクの結合に用いられるボルトは、これに限定されるものではない。複数のロータディスクをボルトにより締結できれば良く、例えば、ロータ回転軸に沿って延びるセンターボルトの締結により、ロータディスクを結合するものとしても良い。
以上のように、本発明は、ガスタービンに有用であり、特に、ガスタービンを構成する圧縮機に有用である。
実施例1に係るガスタービンを構成する圧縮機の縦断面図である。 実施例1に係るガスタービンの全体構成を示す縦断面図である。 図1のG−G線によるロータの断面図である。 実施例2に係るガスタービンを構成する圧縮機の縦断面図である。 実施例3に係るガスタービンを構成する圧縮機の縦断面図である。
符号の説明
1,1B,1C ガスタービン
5 タービン
7 燃焼器
10,10B,10C 圧縮機
20,20B,20C 圧縮機ロータ
30,30B,30C 溶接結合体
22 ボルト結合体(前方側)
24B 一体成形ロータディスク(第2群のロータディスク)
40 ボルト結合体(後方側)
32,32B,32C,34,34C,36,38 第1群のロータディスク
24,26,28 第2群のロータディスク(前方側)
41,43,44,45,46,47,48 第2群のロータディスク(後方側)
52,54 スピンドルボルト(周方向ボルト)
56,56B,58 接続ボルト(周方向ボルト)
A 動翼
B 静翼
C ロータ回転軸
W 溶接部位
E ロータ回転軸の周方向
R ロータ回転軸の径方向

Claims (8)

  1. ガスタービンに用いられ、外周に動翼が配列される複数のロータディスクがロータ回転軸の軸方向に列をなして重ねられて結合されたロータであって、
    複数のロータディスクのうち、一部は、溶接により結合されており、その他は、ボルトの締結により結合されていることを特徴とするガスタービン用ロータ。
  2. 請求項1に記載のガスタービン用ロータにおいて、
    前記ボルトは、ロータ回転軸の周方向に配列された周方向ボルトである
    ことを特徴とするガスタービン用ロータ。
  3. 請求項2に記載のガスタービン用ロータにおいて、
    各ロータディスクは、溶接により隣接するディスクと結合されて溶接結合体を構成する第1群のロータディスクと、第1群のロータディスク以外のロータディスクで構成される第2群のロータディスクとのいずれかに区分されるものであり、
    溶接結合体と第2群のロータディスクが周方向ボルトにより結合されて構成されていることを特徴とするガスタービン用ロータ。
  4. 請求項3に記載のガスタービン用ロータにおいて、
    第2群のロータディスクは、周方向ボルトにより互いに結合されてボルト結合体を構成し、
    溶接結合体とボルト結合体が周方向ボルトにより結合されて構成されることを特徴とするガスタービン用ロータ。
  5. 請求項4に記載のガスタービン用ロータにおいて、
    ボルト結合体は、ガスタービンを構成する圧縮機のうち最も前方側の段に対応して配設されている
    ことを特徴とするガスタービン用ロータ。
  6. 請求項4又は5に記載のガスタービン用ロータにおいて、
    第2群のロータディスクは、複数のボルト結合体を構成し、
    複数のボルト結合体は、溶接結合体を挟むよう配置されていることを特徴とするガスタービン用ロータ。
  7. 請求項2に記載のガスタービン用ロータにおいて、
    第2群のロータディスクは、ガスタービンを構成する圧縮機のうち最も前方側の段を含む複数の段に対応する動翼が外周に配列された一体成形ロータディスクであり、
    一体成形ロータディスクと溶接結合体が周方向ボルトにより結合されて構成されていることを特徴とするガスタービン用ロータ。
  8. 燃焼用の空気を取り入れて圧縮する圧縮機と、圧縮された空気を燃焼させる燃焼器と、燃焼ガスから機械的動力を取り出すタービンとを備えたガスタービンであって、
    タービンにおいて燃焼ガスにより回転駆動されるタービン側ロータと、
    タービン側ロータから機械的動力が伝達されて、圧縮機において動翼と共に回転駆動される圧縮機ロータと、
    を有し、
    圧縮機ロータは、外周に動翼が配列される複数のロータディスクがロータ回転軸の軸方向に列をなして重ねられて結合されており、
    圧縮機ロータを構成する複数のロータディスクのうち、一部は、溶接により結合されており、その他は、ボルトの締結により結合されている
    ことを特徴とするガスタービン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2305952A3 (en) * 2009-09-28 2012-01-18 Hitachi Ltd. Steam turbine rotor and steam turbine using the same
JP2013510259A (ja) * 2009-11-04 2013-03-21 アルストム テクノロジー リミテッド ガスタービン式動力装置圧縮機の溶接されたロータ

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