JP2009101925A - 荷受台昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成で、上昇する荷受台が上昇端位置で停止する際、及び回動する荷受台が格納位置で停止する際の両方において発生する騒音を防止することができる荷受台昇降装置を提供する。
【解決手段】 本発明の荷受台昇降装置は、荷受台の高さ位置が上昇端直前範囲に位置していると検知されると、荷受台の上昇速度を減速させるように制御する上昇速度減速部61を備えた制御装置60を有している。制御装置60は、さらに、荷受台が上昇端位置と、上昇端直前位置との間に位置していると検知されかつ格納スイッチS4が押圧操作されたときから、荷受台が格納直前位置まで回動するのに要する動作時間が経過したと、経過時間判断部63により判断されると、荷受台の回動速度を減速させるように制御する回動速度減速部62と、を有している。
【選択図】 図5

Description

本発明は、貨物自動車に搭載され、荷物の積み下ろしに使用される荷受台昇降装置に関する。
荷受台昇降装置には、例えば平行リンクを構成するアームの先端に荷受台を支持し、これを油圧シリンダにより昇降させるとともに、上昇端位置にある荷受台を油圧シリンダにより回動起立させ、車体後面に沿わせて格納するように構成されたいわゆる起立格納式のものがある。
上記起立格納式の荷受台昇降装置には、荷受台を上昇端位置まで上昇させたときや、荷受台を起立させた格納位置まで回動させたときに、荷受台が上昇端位置及び格納位置を越えて上昇又は回動しないようにするためのストッパが設けられており、荷受台を一定の位置で停止できるように構成されている。このため、上昇する荷受台が上昇端位置で停止する際、及び回動する荷受台が格納位置で停止する際には、一定速度で上昇、及び回動する荷受台が前記ストッパに接触し、騒音が発生するおそれがあった。
ここで、荷受台の上昇速度及び回動速度を常に低速作動させれば、前記騒音を抑えることができるが、この場合、荷受台の昇降や格納に要する時間が増加し、作業効率を低下させてしまう。
そこで、上昇動作中又は格納動作中の荷受台が、上昇端位置の直前又は格納位置の直前に達したことを検知する検知センサをそれぞれ設けるとともに、シリンダに供給される作動油量を減少させるための油圧経路を設け、これら検知センサの出力信号に応じて油圧経路を切り替えて作動油の供給量を減少させることで、荷受台が上昇端位置又は格納位置に到達する直前にその動作速度を減少させ、騒音の発生を抑制する方策が採られていた(例えば、特許文献1,2参照)。
実開昭51−102107号公報 実用新案登録第3048767号公報
上記従来の荷受台昇降装置において、荷受台の上昇動作時及び格納動作時の両方の場合において発生する騒音を抑制するためには、荷受台が上昇端位置の直前に位置しているか否かを検出するための検知センサと、格納位置の直前に位置しているか否かを検出するための検知センサの両方を設ける必要があり、荷受台昇降装置としての構成が複雑なものになるとともに、複数のセンサを当該装置に取り付けるための取付作業が煩雑となる。このため、当該荷受台昇降装置を製造する上でコストの上昇の一因となっていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、より簡易な構成で、作業効率を低下させることなく、上昇する荷受台が上昇端位置で停止する際、及び回動する荷受台が格納位置で停止する際の両方において発生する騒音を防止することができる荷受台昇降装置を提供することを目的とする。
本発明の荷受台昇降装置は、荷受台と、昇降シリンダによって前記荷受台を支持し昇降させる昇降装置と、前記荷受台を起立させた格納位置と水平に展開させた展開位置との間で回動させる格納シリンダと、前記両シリンダを駆動する駆動手段と、前記荷受台が、上昇端位置と、この上昇端位置より下方の所定の昇降位置との間に位置していることを検知する位置検知手段と、前記駆動手段を制御することで、前記荷受台の昇降動作及び回動動作を制御する制御装置と、前記荷受台を所定の上昇速度で上昇させる上昇命令を、前記制御装置に対して出力するための上昇命令出力手段と、前記荷受台を所定の回動速度で格納位置に回動させる格納命令を、前記制御装置に対して出力するための格納命令出力手段と、を備え、前記制御装置は、前記上昇命令が出力され、かつ前記位置検知手段により前記荷受台が前記上昇端と、前記所定の昇降位置との間に位置していると検知されると、前記荷受台を前記所定の上昇速度よりも減速させるように前記駆動手段を制御する上昇速度減速手段と、前記位置検出手段により前記荷受台が前記上昇端と、前記所定の昇降位置との間に位置していると検知されかつ前記格納命令が出力されたときから、前記荷受台が前記格納位置に近い所定の回動位置まで回動するのに要する動作時間が経過したか否かを判断する経過時間判断手段と、前記経過時間判断手段により前記動作時間が経過したと判断されると、前記荷受台を前記所定の回動速度よりも減速させるように前記駆動手段を制御する回動速度減速手段と、を備えていることを特徴としている。
上記のように構成された荷受台昇降装置によれば、経過時間判断手段により前記動作時間が経過したと判断されると、荷受台を所定の回動速度よりも減速させるように前記駆動手段を制御する回動速度減速手段を有しているので、荷受台が格納位置の直前に位置しているか否かを検出するためのセンサを設けることなく、荷受台を格納位置の直前で減速することができる。このため、上記従来例と比較してより簡易な構成によって、上昇する荷受台が上昇端位置で停止する際、及び回動する荷受台が格納位置で停止する際の両方において発生する騒音を抑制することができる。
また、前記駆動手段は、前記両シリンダに作動油を供給する油圧ポンプと、この油圧ポンプを駆動するモータと、を有しており、前記上昇速度減速手段及び回動速度減速手段は、前記モータの回転数を減少させることで、前記油圧ポンプの吐出油量を減少させて、前記荷受台の上昇速度及び回動速度をそれぞれ減速させるものであってもよい。
この場合、油圧ポンプの吐出油量を減少させることで、荷受台の上昇速度及び回動速度を減速させるので、例えば、両シリンダの動作速度を減少させるべくシリンダに供給される作動油量を減少させる専用の油圧経路を設けた場合と比較して、両シリンダに作動油を供給するための油圧経路を簡易な構成にできる。従って、当該荷受台昇降装置の製造コストの上昇を抑制しつつ、荷受台の速度の減速制御を実現することができる。
また、前記経過時間判断手段は、前記荷受台が格納位置に向かって動作している間のみの時間を積算計時し、この時間に基づいて前記動作時間が経過したか否かを判断するものであることが好ましい。
この場合、経過時間判断手段は、荷受台が動作している間のみの時間を積算計時するので、荷受台の格納動作の途中で、当該荷受台の動作を一時的に停止すると、経過時間判断手段は、計時を止める。再度、荷受台が動作を開始すると、経過時間判断手段は、計時を止めたときの時間に積算して再度時間の計時を開始する。このため、計時される時間には、荷受台が動作していない間の時間が排除されるので、経過時間判断手段は、荷受台が実際に動作した時間を正確に把握することができ、より正確に動作時間が経過したか否かを判断することができる。
以上のように、本発明の荷受台昇降装置によれば、より簡易な構成で、上昇する荷受台が上昇端位置で停止する際、及び回動する荷受台が格納位置で停止する際の両方において発生する騒音を防止することができる。
図1は、本発明の第一の実施形態による荷受台昇降装置を搭載した貨物自動車の後部を側面から見た図である。
図1において、貨物自動車の車体1には、荷物を収容する荷箱2が搭載されている。荷箱2の後端面は扉2aにより開閉可能である。車体1の後部には、荷物を積み下ろしするための荷受台昇降装置3が取り付けられている。荷受台昇降装置3は、荷受台4と、その基端側を支持して昇降させる昇降装置5と、荷受台4と昇降装置5との間に架設され、荷受台4を支持するとともに回動させて起立格納する格納シリンダ6(図2も参照。)とを備えている。格納状態の荷受台4は、荷箱2の後端面に沿って垂直に起立している。この格納状態から、荷箱2の後端面下方に位置する回動支点のピン15(図2も参照。)を中心として時計回り方向に回動することにより、荷受台4は、図の二点鎖線で示す水平に展開された状態となる。また、この位置から荷受台4の水平を維持したまま、着地するまで下降することができる。
上記荷受台昇降装置3の構造について、図2を参照してさらに詳細に説明する。図2において、支持ブラケット7は、車体1に固定され車幅方向に延びるメンバ1aに固定されている。支持ブラケット7には縦長形状の基部リンク8が取り付けられ、この基部リンク8に、上アーム9がピン11により回動可能に取り付けられている。また、下アーム10は、支持ブラケット7に、ピン12により回動可能に取り付けられている。さらに、昇降装置5の駆動源となる昇降シリンダ13のピストン側端部が、ピン14により基部リンク8に軸着されている。
上アーム9の先端側には、概ねL字状の先部アーム9aが一体的に固着され、これにより、上アーム9全体(先部アーム9aを含む。)としての端部は上方に突出した形状となっている。この上アーム9の端部及び下アーム10の端部は、ピン15及び16により、リンク体17に軸着されている。また、荷受台4の基端部は、ピン15により、上アーム9(先部アーム9a)及びリンク体17に軸着されている。
ここで、図2における上記ピン11,12,15及び16は、平行四辺形の各頂点を構成している。すなわち、上アーム9及び下アーム10は、平行リンクを構成している。また、上アーム9には昇降シリンダ13がピン18により軸着されている。このピン18と上記ピン14(図2)との間に昇降シリンダ13の伸縮動作による駆動力が付与されることにより、上記平行リンクは荷受台4の水平姿勢を維持したまま、これを昇降させることができる。
また、上アーム9及び支持ブラケット7には、荷受台4が荷箱2の床面とほぼ同じ高さ位置以上に上昇しないように停止させるためのストッパ(図示せず)が設けられており、荷受台4は、荷箱2の床面2bとほぼ同じ高さ位置を上昇端位置(図2参照)として昇降可能である。
一方、荷受台4のスチフナ4aの部分に内蔵されている前述の格納シリンダ6は、そのピストンロッド6aの先端部がピン19によりリンク体17に軸着されている。また、シリンダチューブの後端部がスチフナ4aに取り付けられている。この格納シリンダ6を伸長動作させることにより、ピン15を中心として荷受台4が起立方向(反時計回り方向)に回動し、図1にて示したように、起立、格納状態になる。逆に、荷受台4の格納状態から格納シリンダ6を収縮動作させることにより、ピン15を中心として荷受台4が展開方向(時計回り方向)に回動し、上昇端において水平展開状態になる。このように、格納シリンダ6は、荷受台4を格納状態と展開状態との間で回動させることができる。また、リンク体17には、荷受台4が格納状態まで回動したときにそれ以上に回動しないように停止させるためのストッパ(図示せず)が設けられている。
なお、以下の説明では、この荷受台4の回動動作において、荷受台4が起立格納された状態の位置を格納位置、水平展開された状態の位置を展開位置ともいう。
図3は、上アーム9の基端部周辺の拡大図である。上アーム9の基端部には、ピン11を中心に当該上アーム9と一体に回動するドグ20が配設されている。ドグ20は、板状の部材であり、上アーム9の側面に重ねて固定されている固定部20aと、この固定部20aから回動方向に沿って突出している突出部20bとを有している。
また、メンバ1aの上面には、上アーム9とともに回動するドグ20の突出部20bを検知するための近接センサ21が、ブラケット21aを介して固定されている。近接センサ21は、上アーム9が所定の回動角度の範囲に位置する場合に突出部20bを検知するようにその検知範囲が設定されているとともに、後述する制御装置60に接続されており、その検知結果を制御装置60に出力する。突出部20bは、荷受台4が、上昇端位置より下方の所定の昇降位置としての上昇端直前位置(図2参照)よりも上側に位置しているときに近接センサ21に検知されるように、その角度幅が設定されており、荷受台4が上昇端位置と、上昇端直前位置との間に位置していることを検知できるように構成されている。すなわち、近接センサ21及びドグ20は、荷受台4が、上昇端位置と、上昇端直前位置との間に位置していることを検知する位置検知手段を構成している。
次に、荷受台昇降装置3の油圧機構について説明する。図4は、荷受台昇降装置3の油圧回路図である。図において、当該油圧回路は、パワーユニット51と、一対の昇降シリンダ13と、各昇降シリンダ13に接続された電磁弁52と、一対の格納シリンダ6とによって構成されている。なお、格納シリンダ6は、内蔵するばねによって起立格納位置で収縮方向に付勢され、これにより、起立格納されるときに荷受台4により生じる衝撃音がある程度緩和されるようになっている。パワーユニット51内には、タンク511、モータ512、このモータ512に駆動される油圧ポンプ513、リリーフ弁514(設定圧は例えば20.6MPa)、逆止弁515、油戻し用の電磁弁516、絞り弁517、格納シリンダ6の駆動用の電磁弁518、逆止弁と絞り弁との直列体を互いに逆並列に接続してなる調節弁519、フィルタ520,521,522が、図示のように接続されている。
また、上記電磁弁516,518,52は、それぞれソレノイド516s,518s,52sを備えており、各ソレノイドが励磁状態では連通位置となり、非励磁状態では逆止弁となる。
次に、上記油圧機構の制御について説明する。図5は、上記パワーユニット51及びソレノイド等の態様を示した電気回路図である。
パワーユニット51は、図のように、上記の各電磁弁等の油圧機器の他、油圧機器の制御を司る制御装置60と、車載バッテリ70と油圧ポンプ513を運転するためのモータ512との間に接続されたFET53とを有している。FET53は、制御装置60に接続されており、この制御装置60からの制御信号に基づいて、モータ512と車載バッテリ70との間の電路を開閉する。
制御装置60は、CPU、メモリ(RAM)及び記憶装置(ハードディスクやROM)等を有するマイコンにより構成されており、後述の制御を行うための機能を実現するためのプログラム等がインストールされている。制御装置60には、FET53の他、各電磁弁516,518,52のソレノイド516s,518s,52sが接続されているとともに、上昇スイッチS1、下降スイッチS2、展開スイッチS3、及び格納スイッチS4が接続されている。また、メンバ1a(図3)に固定された近接センサ21も接続されている。
制御装置60は、FET53による電路の開閉を制御することによってモータ512に供給される電力を制御し、モータ512の回転数を所定の通常速度と、この通常速度よりも低速度の2通りの回転数に制御することができるとともに、その回転数の増減速度を所定の値に調整できるように制御することができる。制御装置60は、モータ512の回転数を通常速度で運転させる通常速度制御とする場合には、FET53によってモータ512と車載バッテリ70との電路を閉じる。また、低速度で運転させる低速度制御とする場合、予め定められたパラメータに基づいてFET53の開閉によってPWM制御を行い、前記低速度の回転数となるようにモータ512に供給される電力量を抑える。また、モータ512の回転数の増減速度を調整する場合には、モータ512に供給される電力量をPWM制御によって漸増減させる。これによって、油圧ポンプ513の作動油の吐出量を2段階に設定するとともに、その吐出量の増減速度を調整することができる。
また、制御装置60は、経過時間を計時するためのタイマT1及びT2を機能的に有している。このタイマT1,T2は、後述するように、荷受台4を上昇動作、格納動作させる際の制御に用いられる。また、このタイマT1,T2は、リセットされない限り当該タイマが計時する経過時間を積算するように構成されている。
また、制御装置60は、荷受台4の動作を制御するための機能部である上昇速度減速部61、回動速度減速部62、及び経過時間判断部63を有している。これらについては、後に詳述する。
上記各スイッチS1〜S4は、制御用電源54と、制御装置60との間に接続されており、オン状態とすることで、制御装置60に対して制御信号を出力する。また、各スイッチS1〜S4は、図6に示すように、スイッチボックスSの操作面S5に配設されている。このスイッチボックスSは、荷受台昇降装置3を操作する操作者が各スイッチS1〜S4を操作するためのものであり、例えば数メートルのハーネスS6を介して、パワーユニット51に接続されている。各スイッチS1〜S4は、押しボタンスイッチであり、操作者が押圧操作している間、オン状態となり、押圧操作を解除するとオフ状態となるように構成されている。なお、図中の接地記号は、−側電路としての車体への接続を意味する。
制御装置60は、前記各スイッチS1〜S4の操作に基づいて、各油圧機器を制御し、上述の昇降シリンダ13、及び、格納シリンダ6の伸縮動作を実現するように構成されている。具体的には、制御装置60は、各スイッチS1〜S4の操作に対して、モータ512及び電磁弁516,518,52を表1に示すように制御する。なお、表1中、○は、スイッチオン状態、モータ運転、電磁弁の励磁を意味し、×は、スイッチオフ状態、モータ停止、電磁弁の消磁を意味する。
Figure 2009101925
すなわち、制御装置60は、格納スイッチS4が押圧操作されてオン状態となると、モータ512の運転を開始させて所定の油圧を発生させるとともに、電磁弁518を励磁する。そして、電磁弁518を通じて供給される油圧によって格納シリンダ6を伸長動作させ、荷受台4を格納位置へ向けて回動する格納動作を行わせる。また、展開スイッチS3がオン状態となると、制御装置60は、モータ512を停止させ、格納シリンダ6に送り込まれた作動油を、連通位置状態の電磁弁518及び516を通してタンク511に戻すことにより、格納シリンダ6を収縮動作させ、荷受台4を展開位置まで回動する展開動作を行わせる。なお、モータ512を停止させ、電磁弁518,516を消磁すれば、格納シリンダ6の作動油が保持され、格納シリンダ6はその状態を維持する。
また、制御装置60は、上昇スイッチS1がオン状態となると、モータ512を運転して所定の油圧を発生させ、電磁弁52(逆止弁側)を通して昇降シリンダ13を伸長動作させ、荷受台4を上昇させる。下降スイッチS2がオン状態となると、モータ512を停止させ、昇降シリンダ13に送り込まれた作動油を、連通位置状態の電磁弁52及び電磁弁516を通してタンク511に戻すことにより、荷受台4等の荷重が付与されている昇降シリンダ13を収縮動作させ、荷受台4を下降させる。
以上のように、図4にて示した、モータ512や油圧ポンプ513、各電磁弁等からなる油圧機構は、昇降シリンダ13及び格納シリンダ6を駆動する駆動手段を構成しており、制御装置60は、この油圧機構を制御することで、荷受台4の昇降動作及び回動動作を制御する。
また、制御装置60の上昇速度減速部61及び回動速度減速部62は、荷受台4を上昇及び格納動作させる際に、所定の条件に基づいて、モータ512を上記のように通常速度制御及び低速度制御のいずれかに切り替えることで、油圧ポンプ513の作動油の吐出量を2段階に設定することができる。これにより、格納シリンダ6及び昇降シリンダ13の伸長速度を2段階に設定することができ、荷受台4の上昇速度を、所定の上昇速度としての通常速度と、この通常速度よりも低い速度である低速度に設定することができる。また、荷受台4を格納位置に回動させる際の回動速度を、所定の回動速度としての通常速度と、この通常速度よりも低い速度である低速度に設定することができる。
このように、制御装置60の上昇速度減速部61及び回動速度減速部62は、モータ512の回転数を通常速度から低速度に切り替えれば、油圧ポンプ513の吐出油量を減少させ、荷受台4の上昇速度及び回動速度を通常速度から低速度に減速させる制御を行うことができる。
また、上昇速度減速部61及び回動速度減速部62は、モータ512の回転数の増減速度を調整することによっても荷受台4の上昇速度及び回動速度を通常速度からより低い速度へ減速させることもできる。
この場合、例えば、両シリンダの動作速度を減少させるべくシリンダに供給される作動油量を減少させる専用の油圧経路を設けた場合と比較して、両シリンダに作動油を供給するための油圧経路を簡易な構成にできる。従って、当該荷受台昇降装置3の製造コスト上昇を抑制しつつ、荷受台4の動作速度を変更可能な制御を実現することができる。
なお、上記荷受台4の上昇速度及び回動速度それぞれにおける低速度は、例えば、通常速度に対して、約50%程度となるように設定されており、モータ512の回転数として設定される通常速度と低速度との関係は、荷受台4の上昇速度及び回動速度における低速度が約50%となるような値に設定制御される。
次に、制御装置60が行う荷受台4の上昇動作の制御を詳細に説明する。
図7は、展開状態の荷受台4を地上から上昇端位置まで上昇させる際に制御装置60が行う処理手順を示したフローチャートである。
まず、操作者が上昇スイッチS1をオン状態とすると(ステップS101)、制御装置60は、自身が機能的に有しているタイマT1による計時を開始するとともに、低速度制御によってモータ512を作動させる(ステップS102)。これにより、昇降シリンダ13は伸長を開始し、荷受台4は地上から離れて上昇を開始する。なおこのとき、モータ512は低速度制御されるので、荷受台4の上昇速度は低速度に設定される。
次に、制御装置60は、タイマT1により計時される経過時間t1が3秒以上であるか否かを判断する(ステップS103)。経過時間t1が3秒以上であると判断すると、制御装置60は、モータ512の制御を通常速度制御に設定する(ステップS104)。これにより、荷受台4の上昇速度が通常速度に設定され、荷受台4は通常速度まで増速して上昇する。
このように、上昇スイッチS1は、オン状態とされることで、荷受台4を通常速度で上昇させる上昇命令としての制御信号を制御装置60に対して出力する上昇命令出力手段を構成している。
一方、経過時間t1が3秒未満であると判断すると、制御装置60は、上昇スイッチS1がオン状態であるか否かを判断する(ステップS105)。上昇スイッチS1がオン状態でないと判断すると、制御装置60は、ステップS111に進み、タイマT1をリセットして(ステップS111)、モータ512を停止させ(ステップS112)、処理を終了する。すなわち操作者が上昇スイッチS1への押圧操作を止めると、制御装置60は、モータ512を停止させ、荷受台4の上昇を止める。
ステップS105において、上昇スイッチS1がオン状態であると判断すると、制御装置60は、近接センサ21がドグ20を検知しているか否かを判断する(ステップS106)。近接センサ21がドグ20を検知していると判断すると、制御装置60は、ステップS109に進む。ドグ20を検知していないと判断すると、制御装置60は、ステップS103に戻り、経過時間t1が3秒以上と判断されると、ステップS104に進み、荷受台4の上昇速度を通常速度に設定する。
上記ステップS103,S105,S106により、制御装置60は、上昇スイッチS1がオン状態とされて荷受台4が上昇を開始してから3秒間、上昇スイッチS1の状態及び近接スイッチ21の検知状態を監視する。
また、制御装置60は、上記処理によって、荷受台4が上昇を開始してから3秒間は、低速度で上昇させ、その後通常速度で上昇させる。
この場合、荷受台4の上に荷物を載置した状態で上昇させる場合において、比較的低い速度で上昇を開始させることができるので、荷受台4上の荷物の揺れを低減でき、スムーズかつ確実に荷物の昇降を行うことができる。
ステップS104において荷受台4の上昇速度を通常速度に設定すると、制御装置60は、近接センサ21がドグ20を検知しているか否かを上昇速度減速部61に判断させる(ステップS107)。ドグ20を検知していないと判断すると、上昇速度減速部61は、上昇スイッチS1がオン状態であるか否かを判断し(ステップS108)、オン状態でなければ、上述のステップS105と同様、ステップS111,S112と進む。そして制御装置60は、操作者が上昇スイッチS1への押圧操作を止めたと判断し、モータ512を停止させ、荷受台4の上昇を止める。ステップS108において、上昇スイッチS1がオン状態であると判断すると、上昇速度減速部61は再度ステップS107に戻る。
制御装置60の上昇速度減速部61がステップS107、S108を処理している間、荷受台4は通常速度で上昇を続ける。そして、荷受台4が上昇端直前位置に達すると、近接センサ21は、ドグ20を検知する。
上昇速度減速部61は、ステップS107において近接センサ21がドグ20を検知していると判断すると、モータ512の制御を低速度制御に設定する(ステップS109)。これにより、荷受台4は、その上昇速度が低速度に設定されるので、上昇速度が減速される。
このように、上昇速度減速部61は、上記ステップS107〜S109によって、前記上昇命令が出力されかつ近接センサ21及びドグ20により荷受台4が上昇端と、上昇端直前位置との間に位置していると検知されると、荷受台4を通常速度である速度FSよりも減速させるように制御する上昇速度減速手段を構成している。
ついで、制御装置60は、上昇スイッチS1がオフ状態であるか否かを判断し(ステップS110)、オフ状態でない(オン状態である)場合には、ステップS110に戻る。
一方、オフ状態であると判断されると、ステップS111,S112と進み、操作者が上昇スイッチS1への押圧操作を止めたと判断し、制御装置60は、モータ512を停止させ、荷受台4の上昇を止める。
ステップS110において、荷受台4が上昇端位置に達してストッパによって停止したときに、操作者が上昇スイッチS1の押圧操作を止めれば、荷受台4は、上昇端位置で停止保持される。
なお、例えば、操作者が荷受台4の上昇動作中に上昇スイッチS1の押圧操作を止めて、荷受台4の上昇を止めた場合、操作者が再度上昇スイッチS1を押圧すれば、上昇スイッチS1がオン状態となってから3秒間は、上昇速度はステップS103によって低速度に設定され、その後通常速度に設定される。
また、荷受台4が上昇端直前位置よりも上方にあるときに上昇スイッチS1の押圧操作を止め、操作者が再度上昇スイッチS1を押圧した場合にも、制御装置60は、ステップS106によって近接センサ21がドグ20を検知していると判断するので、荷受台4が上昇端直前位置を通過してそれよりも上方であることを認識することができる。その後、制御装置60は、ステップS109に進むので、荷受台4の上昇速度は低速度に設定される。
次に、上記処理手順によって荷受台4を地上から上昇端位置まで上昇させる際の各部の経時的な動作の態様について説明する。図8は、展開状態の荷受台4を地上から上昇端位置まで上昇させる際の各部の動作状態を示したタイミングチャートである。図8中、横軸は経過時間を示しており、上昇スイッチS1のオンオフ、荷受台4の高さ位置、近接センサ21の検知状態、モータ512の端子電圧、及び荷受台4の上昇速度をそれぞれ経時的に示している。
図8において、破線で示すタイミングf0では、上昇スイッチS1がオフ状態であり、制御装置60はモータ512を動作させないので、その端子電圧は0Vである。また、荷受台4は地上にあるので、近接センサ21は非検知の状態、上昇速度は0である。
操作者がタイミングf1で上昇スイッチS1を押圧操作しオン状態とすると、制御装置60は、低速度制御にてモータ512の運転を開始させる。以下、荷受台4が上昇端位置に達し停止するまで、上昇スイッチS1をオン状態とし続けた場合について説明する。
ここで、制御装置60は、上述のように、モータ512の回転数を低速度とするために、予め定められたパラメータに基づいてFET53の開閉によってPWM制御を行う。このため、端子電圧は、図中に示すように、ほぼ車載バッテリ70の電圧値である所定電圧値と0Vの間でパルス状の波形として現れる。このような制御により、ほぼ車載バッテリ70の電圧である所定電圧値を連続して通電する通常速度制御とする場合と比較して、モータ512に供給される電力量が抑えられ、モータ512の回転数を通常速度よりも低い低速度に制御することができる。また、上記PWM制御によって低速度に制御するので、抵抗等を介することで電圧を抑えるといった方法を採る場合と比較して、発熱を抑えることができる。
また、荷受台4は、モータ512が低速度制御されることによって、上昇を開始するとともに、その上昇速度が低速度に設定される。従って、図8に示すように、荷受台4の上昇速度は、タイミングf0から序々に増加し、所定の低速度である速度LS1に達する。
次に、制御装置60は、上昇スイッチS1がオン状態となったタイミングf1から3秒後であるタイミングf2において、モータ512の制御を通常速度制御に設定する。従って、モータ512の端子電圧は、所定電圧値で一定に現れる。
また、荷受台4は、モータ512が通常速度制御されることによって、その上昇速度が所定の通常速度である速度FS1に設定される。従って、図8に示すように、荷受台4の上昇速度は、速度LS1からさらに増加し、速度FS1に達する。荷受台4の高さ位置は、上昇速度が増加するので、その傾きがタイミングf1とf2の間と比較して増加する。
荷受台4が速度FS1で上昇し、上昇端直前位置に達すると、近接センサ21がドグ20を検知する。この近接センサ21がドグ20を検知するタイミングf3において、制御装置60は、モータ512の制御を上述の低速度制御に設定する。従って、荷受台4は減速を開始し、速度FS1から速度LS1となるまで減速する。
さらに速度LS1で上昇する荷受台4は、タイミングf4において上昇端位置に達するとストッパによって停止するので、上昇速度は0となる。荷受台4が上昇端位置に達することで操作者は、上昇スイッチS1の押圧操作を解除するので(タイミングf5)、モータ512の端子電圧は0Vとなり、当該モータ512は停止し、荷受台4は、上昇端位置で停止保持される。
なお、荷受台4の上昇速度である速度LS1は、当該荷受台4が上昇して上昇端位置に達しストッパによって停止したときに大きな騒音が発生しない程度の速度に設定されている。
以上のように本実施形態の荷受台昇降装置3の制御装置60は、前記上昇命令が出力されかつ近接センサ21及びドグ20により荷受台4が上昇端と、上昇端直前位置との間に位置していると検知されると、荷受台4を通常速度である速度FSよりも減速させるように制御する。これによって、上昇する荷受台4が上昇端位置で停止する際に発生する騒音を抑制することができる。
次に、制御装置60が行う荷受台4の格納動作の制御を詳細に説明する。
図9は、上昇端位置において展開状態(展開位置)にある荷受台4を格納位置まで回動させる際に制御装置60が行う処理手順を示したフローチャートである。
まず、操作者が格納スイッチS4を押圧操作すると(ステップS201)、制御装置60は、近接センサ21がドグ20を検知しているか否かを判断する(ステップS202)。ドグ20を検知していないと判断すると、制御装置60は、処理を終える。近接センサ21がドグ20を検知していなければ、荷受台4が上昇端位置に位置していないからである。
一方、ドグ20を検知していると判断すると、制御装置60は、自身が機能的に有しているタイマT2が計時する経過時間t2が3秒未満であるか否かを判断する(ステップS203)。経過時間t2が3秒未満でないと判断すると、制御装置60は、ステップS213に進む。このステップS213については、後に述べる。
経過時間t2が3秒未満でないと判断すると、制御装置60は、自身が機能的に有しているタイマT2による計時を開始するとともに、通常速度制御にてモータ512に運転を開始させる(ステップS204)。
次に、制御装置60は、ソレノイド518sを励磁し、電磁弁518を連通位置に切り替える(ステップS205)。これにより、格納シリンダ6は伸長を開始し、荷受台4は展開位置から格納位置に向かって回動を開始する。なおこのとき、モータ512は通常速度制御されるので、荷受台4の回動速度は通常速度に設定される。
このように、格納スイッチS4は、オン状態とされることで、荷受台4を通常速度で格納位置に回動させる格納命令としての制御信号を制御装置60に対して出力する格納命令出力手段を構成している。
次に、制御装置60は、格納スイッチS4がオフ状態であるか否かを判断する(ステップS206)。格納スイッチS4がオフ状態であると判断すると、制御装置60は、ステップS210に進み、タイマT2を停止し(ステップS210)、電磁弁518を閉じ(ステップS211)、モータ512を停止する(ステップS212)。
一方、格納スイッチS4がオフ状態でないと判断すると、制御装置60は、タイマT2により計時される経過時間t2が3秒以上であるか否かを、経過時間判断部63に判断させる(ステップS207)。経過時間t2が3秒以上ではないと判断すると、経過時間判断部63は、ステップS206に戻る。
経過時間t2が3秒以上であると判断すると、制御装置60は、モータ512の制御が低速度制御となるように回動速度減速部62に設定させる(ステップS208)。このように、上記ステップS206,S207により、制御装置60は、格納スイッチS4がオン状態とされて荷受台4が回動を開始してから3秒間、格納スイッチS4がオフ状態であるか否かを監視する。そして、タイマT2の経過時間t2が3秒以上となると、モータ512は低速度制御され、荷受台4の回動速度は低速度に設定されるので、回動速度が減速される。経過時間t2が3秒以上となる前に格納スイッチS4の押圧操作が解除されれば、モータ512を停止し、荷受台4の回動を停止する。
また、荷受台4の回動速度である通常速度は、当該荷受台4が展開位置から3秒間連続して回動すると、図1に示す、格納位置に近い所定の回動位置としての格納直前位置に達する値に設定されている。
すなわち、制御装置60の経過時間判断部63及びタイマT2は、当該タイマT2が計時する経過時間t2に基づいて、荷受台4が上昇端直前位置と上昇端との間に位置していることが検知され(ステップS202)かつ、格納スイッチS4が押圧操作されて格納する旨の制御信号が出力されたとき(ステップS201)から、荷受台4が格納直前位置まで回動するのに要する動作時間である3秒が経過したか否かを判断する(ステップS207)経過時間判断手段を構成している。
また、回動速度減速部62は、経過時間判断部63により前記動作時間が経過したと判断されると、荷受台4の回動速度を通常速度から低速度に減速するように制御する回動速度減速手段を構成している。
ステップS208においてモータ512の制御を低速度制御に設定すると、次に、制御装置60は、格納スイッチS4がオフ状態であるか否かを判断する(ステップS209)。格納スイッチS4がオフ状態でないと判断すると、再度ステップS209に戻り、格納スイッチS4がオフ状態であるか否かを判断を繰り返す。
一方、格納スイッチS4がオフ状態であると判断すると、制御装置60は、ステップS210に進み、タイマT2を停止し(ステップS210)、電磁弁518を閉じ(ステップS211)、モータ512を停止する(ステップS212)。これにより、荷受台4は、現状の位置で回動を停止する。
ステップS209において、荷受台4が格納位置に達してストッパによって停止したとき、操作者が格納スイッチS4の押圧操作を止めれば、荷受台4は格納位置で回動を停止保持される。
また、図9中、ステップS203において、経過時間t2が3秒未満ではないと判断された場合、制御装置60は、タイマT2による計時を開始するとともに、低速度制御にてモータ512に運転を開始させ(ステップS213)、ステップS209に進む。なお、タイマT2は、上述したように、リセットされない限り当該タイマT2が計時する経過時間t2を積算するように構成されているので、例えば、操作者が荷受台4が格納動作中に格納スイッチS4の押圧操作を止め、荷受台4の回動を止めて、再度格納スイッチS4を押圧操作した場合にも、展開位置から格納スイッチS4を操作したときから荷受台4が回動して格納動作を行った動作時間を計時することができる。
また、制御装置60は、ステップS206、S207及びS209によって、格納スイッチS4が押圧操作されている間、荷受台4を回動させ、押圧操作が解除されると、荷受台4の回動を停止するように構成されている。
このため、タイマT2は、格納スイッチS4が押圧操作され、荷受台4が格納位置への回動動作をしている間のみ、経過時間t2を積算計時するように構成されている。
従って、荷受台4の格納動作の途中で、格納スイッチS4の押圧操作を解除し荷受台4の回動を停止すると、タイマT2は、経過時間t2の計時を止める。再度、格納スイッチS4が押圧操作され回動を開始すると、タイマT2は、計時を止めたときの経過時間に積算して再度経過時間t2の計時を開始する。このため、経過時間t2には、荷受台4が回動動作していない間の時間が排除されるので、タイマT2は、荷受台4が実際に動作した時間を正確に計時することができ、経過時間判断部63は、より正確に前記動作時間が経過したか否かを判断することができる。
また、操作者が格納スイッチS4を押圧操作を解除して荷受台4の回動を止めた後、再度格納スイッチS4を押圧操作して荷受台4を回動させた場合、制御装置60は、ステップS203にて、経過時間t2が3秒未満であるか否かを判断することで、荷受台4が格納直前位置にまで達しているか否かを判断することができる。
これにより、格納直前位置まで達していないと判断すれば、荷受台4を通常速度で回動させ、格納直前位置まで達していると判断すれば、低速度で回動させることができる。
なお、上記タイマT2は、下降スイッチS2、及び展開スイッチS3を押圧操作したときにリセットされるように構成されている。従って、操作者が荷受台4を格納するために格納スイッチS4を操作する際には、その前の段階の作業において、タイマT2はリセットされる。
次に、上記処理手順によって荷受台4を展開位置から格納位置まで格納動作させる際の各部の経時的な動作の態様について説明する。図10は、荷受台4を展開位置から格納位置まで格納動作させる際の各部の動作状態を示したタイミングチャートである。図10中、横軸は経過時間を示しており、格納スイッチS4のオンオフ、荷受台4の位置(角度)、近接センサ21の検知状態、モータ512の端子電圧、及び荷受台4の回動速度をそれぞれ経時的に示している。
図10において、破線で示すタイミングf6では、格納スイッチS4がオフ状態であり、制御装置60はモータ512を動作させないので、その端子電圧は0Vである。また、荷受台4は、展開位置であるとともに上昇端位置にあるので、近接センサ21は検知の状態、回動速度は0である。
操作者がタイミングf7で格納スイッチS4を押圧操作しオン状態とすると、制御装置60は、通常速度制御にてモータ512の運転を開始させる。以下、荷受台4が格納位置に達し停止するまで、格納スイッチS4をオン状態とし続けた場合について説明する。
この場合、モータ512の端子電圧は、所定電圧値で一定に現れる。荷受台4は、モータ512が通常速度制御されることによって、回動を開始するとともに、その回動速度が通常速度に設定される。従って、図10に示すように、荷受台4の回動速度は、タイミングf7から序々に増加し、所定の通常速度である速度FS2に達する。
次に、制御装置60は、格納スイッチS4がオン状態となったタイミングf7から3秒後であるタイミングf8において、モータ512の制御を低速度制御に設定する。従って、モータ512の端子電圧は、図8と同様、所定電圧値と0Vの間でパルス状の波形として現れる。また、荷受台4の角度は、タイミングf8において、格納直前位置(図1参照)に達する。
荷受台4は、モータ512が低速度制御に設定されることで、減速を開始し、その回動速度が所定の低速度である速度LS2となるまで減速する。
さらに速度LS2で回動する荷受台4は、タイミングf9において格納位置に達すると荷箱やストッパ等に当接して停止するので、回動速度は0となる。荷受台4が格納位置に達することで操作者は、格納スイッチS4の押圧操作を解除するので(タイミングf10)、モータ512の端子電圧は0Vとなり、当該モータ512は停止する。
なお、荷受台4の回動速度である速度LS2は、当該荷受台4が回動して格納位置に達しストッパによって停止したときに大きな騒音が発生しない程度の速度に設定されている。
上記のように構成された荷受台昇降装置3によれば、荷受台4が上昇端直前位置と上昇端との間に位置していることが検知されかつ、格納スイッチS4が押圧操作されて格納する旨の制御信号が出力されたときから、荷受台4が格納直前位置まで回動するのに要する動作時間が経過したと、経過時間判断部63により判断されると、荷受台4の回動速度を通常速度から低速度に設定して減速させるように油圧機構を制御する回動速度減速部62を有しているので、荷受台4が格納直前位置に位置しているか否かを検出するためのセンサを設けることなく、荷受台4を格納位置の直前で減速することができる。このため、上記従来例と比較してより簡易な構成によって、上昇する荷受台4が上昇端位置で停止する際、及び回動する荷受台4が格納位置で停止する際の両方において発生する騒音を抑制することができる。
特に、荷受台4が格納直前位置に達したか否かを判断するためのセンサ等を設ける場合、センサを接続するための配線を敷設したり、微妙な取付位置の調整を必要とするため、その取付作業は、非常に煩雑なものとなる。一方、本実施形態の荷受台昇降装置3では、荷受台4が格納直前位置に達したか否かを判断するためのセンサについては設ける必要がないので、当該荷受台昇降装置3を製造する上での工数を低減でき、コストの低減化を図ることができる。
また、本実施形態の荷受台昇降装置3では、通常速度で上昇する荷受台4を上昇端直前位置から減速させることができ、さらに、通常速度で格納位置へ向けて回動する荷受台4を格納直前位置から減速させることができる。つまり、通常速度で動作する荷受台4を停止する直前で減速させるので、荷受台4の動作の全てを低速度にした場合と比較して、作業効率を低下させることがない。
図11は、本発明の第二の実施形態に係る荷受台昇降装置の油圧回路図である。本実施形態と、上記第一の実施形態との相違点は、昇降シリンダ13及び格納シリンダ6を駆動する駆動手段としての油圧機構において、調節弁519と電磁弁518との間に配置された電磁弁531、この電磁弁531を介して設けられたバイパス経路に配置されたフローコントロールバルブ532、電磁弁52と逆止弁515との間に配置された電磁弁533、及びこの電磁弁533を介して設けられたバイパス経路に配置されたフローコントロールバルブ534とを、さらに有している点である。
すなわち、第一の実施形態では、荷受台4の上昇速度及び回動速度を2段階に設定するために、制御装置60がモータ512の回転数を制御し油圧ポンプ513の吐出圧力を調整することで実現したが、本実施形態では、制御装置60が上記のフローコントロールバルブ532,533が配置されたバイパス経路への切り替えを制御することによって実現されている。このため、本実施形態では、モータ512は所定の回転数に設定され、油圧ポンプ513は、一定の油圧で作動油を吐出する。
電磁弁531は、他の電磁弁と同様に制御装置60にて制御可能であり、ソレノイド531sが非励磁の場合には、油圧ポンプ513から格納シリンダ6への油圧経路を、調整弁519が配置された通常経路に接続し、励磁状態の場合には、フローコントロールバルブ532が接続されたバイパス経路に接続する。
ここで、フローコントロールバルブ532は、調整弁519よりも格納シリンダ6への作動油の流量を減少させるように設定されている。従って、電磁弁531を励磁してバイパス経路側に切り替えた場合、通常経路の場合と比較して、格納シリンダ6へ供給される作動油の流量は減少する。このように本実施形態では、電磁弁531の切り替えによって、格納シリンダ6に供給される作動油の流量を2段階に調整することができる。
また、電磁弁533も、制御装置60にて制御可能であり、ソレノイド533sが非励磁の場合には、油圧ポンプ513から昇降シリンダ13への油圧経路を、直接接続する通常経路に接続し、励磁状態の場合には、フローコントロールバルブ534が接続されたバイパス経路に接続する。
従って、電磁弁533を励磁してバイパス経路側に切り替えた場合、通常経路の場合と比較して、昇降シリンダ13へ供給される作動油の流量は減少するので、電磁弁533の切り替えによって、昇降シリンダ13に供給される作動油の流量を2段階に調整することができる。
上記構成の荷受台昇降装置3は、制御装置60が電磁弁531,533を制御することにより、格納シリンダ6及び昇降シリンダ13に供給される作動油の流量を2段階に調整することができ、格納シリンダ6及び昇降シリンダ13の伸長速度を2段階に設定する。これによって、荷受台4の上昇速度を、所定の上昇速度としての通常速度と、この通常速度よりも低い速度である低速度に設定することができる。また、荷受台4を格納位置に回動させる際の回動速度を、所定の回動速度としての通常速度と、この通常速度よりも低い速度である低速度に設定することができる。
従って、本実施形態の荷受台昇降装置3においても、上記第一の実施形態と同様、上昇する荷受台4が上昇端位置で停止する際、及び回動する荷受台4が格納位置で停止する際の両方において発生する騒音を抑制することができる。
なお、調整弁519、フローコントロールバルブ532,534の流量の設定や、油圧ポンプ513の作動油の吐出圧力は、格納シリンダ6及び昇降シリンダ13それぞれについて、所定の上昇速度及び回動速度に設定されるように調整される。また、電磁弁531,533は、制御装置60に接続され、上述の実施形態において説明した、通常速度と低速度との切り替えのタイミングで切り替えるように制御される。
以上のように、本発明の荷受台昇降装置は、制御装置60が、荷受台4の上昇速度及び回動速度のそれぞれを、通常速度から低速度へ減速させるように油圧機構を制御するように構成することもできる。
なお、本発明の荷受台昇降装置は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、展開位置にある荷受台4が通常速度(速度FS2)で回動したときに格納直前位置に位置に達するのに要する時間を3秒と設定したが、これは、荷受台4の回動速度として設定される速度FS2に応じて適宜変更される。
また、上昇端直前位置は、上昇速度として設定される通常速度(速度FS1)、低速度(速度LS1)に応じて設定されるものであり、上昇端位置と上昇端位置との間の距離は、上昇端位置に達するまでに確実に減速できる程度に設定される。また、格納位置直前位置についても同様であり、回動速度として設定される通常速度(速度FS2)、低速度(速度LS2)応じて、格納直前位置と格納位置との間の距離は、格納位置に達するまでに確実に減速できる程度に設定される。
また、モータ512のPWM制御におけるパラメータ(デューティ、周波数等)を適宜設定することによって、モータ512の回転数の増減速度を調整し、荷受台4の昇降速度及び回動速度の増減速度を調整することもできる。
図12は、展開状態の荷受台を地上から上昇端位置まで上昇させる際のタイミングチャートの別の態様を示したものである。この場合、荷受台4の昇降速度を通常速度まで増速させる増速区間及び通常速度から減速させる減速区間において、図のように荷受台4の昇降速度を滑らかに変化するように増減速させるように、モータ512の回転数を制御している。
この場合、荷受台4が停止する際に生じる騒音をより効果的に抑制できるとともに、荷物を載せて荷受台4を上昇させるときの荷受台4上の荷物の揺れをより低減できる。
また、上記実施形態では、各スイッチS1〜S4を操作することで、荷受台4の上昇下降、展開格納動作を行うように構成したが、例えば、展開スイッチS3及び格納スイッチS4に代えて、ひとつの回動スイッチS7を設けるようにしてもよい。この場合、スイッチボックスSの操作面S5には、図13に示すように、上昇下降スイッチS1,S2と、上記回動スイッチS7の計3つのスイッチが配置されることとなる。この場合、上昇スイッチS1と回動スイッチS7とを同時に押圧操作することで、格納位置に回動させるための格納命令を制御装置60に対して出力するように構成され、下降スイッチS2と回動スイッチS7とを同時に押圧操作することで、荷受台4を格納位置から展開位置へ回動させる展開命令を制御装置60に出力するように構成される。
本発明の第一の実施形態による荷受台昇降装置を搭載した貨物自動車の後部を側面から見た図である。 荷受台昇降装置の昇降動作を示す側面図である。 上アームの基端部周辺の拡大図である。 荷受台昇降装置の油圧回路図である。 パワーユニット及びソレノイド等の態様を示した電気回路図である。 スイッチボックスの外観図である。 展開状態の荷受台を地上から上昇端位置まで上昇させる際に制御装置が行う処理手順を示したフローチャートである。 展開状態の荷受台を地上から上昇端位置まで上昇させる際の各部の動作状態を示したタイミングチャートである。 上昇端位置において展開状態(展開位置)にある荷受台を格納位置まで回動させる際に制御装置が行う処理手順を示したフローチャートである。 荷受台を展開位置から格納位置まで格納動作させる際の各部の動作状態を示したタイミングチャートである。 本発明の第二の実施形態に係る荷受台昇降装置の油圧回路図である。 展開状態の荷受台を地上から上昇端位置まで上昇させる際のタイミングチャートの別の態様を示したものである。 スイッチボックスの他の態様を示す外観図である。
符号の説明
3 荷受台昇降装置
4 荷受台
5 昇降装置
6 格納シリンダ
13 昇降シリンダ
20 ドグ(位置検知手段)
21 近接センサ(位置検知手段)
60 制御装置
61 上昇速度減速部
62 回動速度減速部
63 経過時間判断部
512 モータ
513 油圧ポンプ
S1 上昇スイッチ(上昇命令出力手段)
S4 格納スイッチ(格納命令出力手段)
T2 タイマ

Claims (3)

  1. 荷受台と、
    昇降シリンダによって前記荷受台を支持し昇降させる昇降装置と、
    前記荷受台を起立させた格納位置と水平に展開させた展開位置との間で回動させる格納シリンダと、
    前記両シリンダを駆動する駆動手段と、
    前記荷受台が、上昇端位置と、この上昇端位置より下方の所定の昇降位置との間に位置していることを検知する位置検知手段と、
    前記駆動手段を制御することで、前記荷受台の昇降動作及び回動動作を制御する制御装置と、
    前記荷受台を所定の上昇速度で上昇させる上昇命令を、前記制御装置に対して出力するための上昇命令出力手段と、
    前記荷受台を所定の回動速度で格納位置に回動させる格納命令を、前記制御装置に対して出力するための格納命令出力手段と、を備え、
    前記制御装置は、前記上昇命令が出力され、かつ前記位置検知手段により前記荷受台が前記上昇端と、前記所定の昇降位置との間に位置していると検知されると、前記荷受台を前記所定の上昇速度よりも減速させるように前記駆動手段を制御する上昇速度減速手段と、
    前記位置検出手段により前記荷受台が前記上昇端と、前記所定の昇降位置との間に位置していると検知されかつ前記格納命令が出力されたときから、前記荷受台が前記格納位置に近い所定の回動位置まで回動するのに要する動作時間が経過したか否かを判断する経過時間判断手段と、
    前記経過時間判断手段により前記動作時間が経過したと判断されると、前記荷受台を前記所定の回動速度よりも減速させるように前記駆動手段を制御する回動速度減速手段と、を備えていることを特徴とする荷受台昇降装置。
  2. 前記駆動手段は、前記両シリンダに作動油を供給する油圧ポンプと、この油圧ポンプを駆動するモータと、を有しており、
    前記上昇速度減速手段及び回動速度減速手段は、前記モータの回転数を減少させることで、前記油圧ポンプの吐出油量を減少させて、前記荷受台の上昇速度及び回動速度をそれぞれ減速させる請求項1に記載の荷受台昇降装置。
  3. 前記経過時間判断手段は、前記荷受台が格納位置に向かって動作している間のみの時間を積算計時し、この時間に基づいて前記動作時間が経過したか否かを判断する請求項1又は2に記載の荷受台昇降装置。
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