JP2009100289A - Bonding structure of dust cap of speaker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、スピーカに係り、特に、スピーカにおけるダストキャップの接合構造に関する。 The present invention relates to a speaker, and more particularly to a dust cap joining structure in a speaker.
近年、スピーカにおいては図3に示すように振動板101の表面全体をダストキャップ102で覆うことで、振動板101の露出を避け美観を高めたスピーカ100が知られている。なお、本出願は振動板101とダストキャップ102とエッジ104における接合に関するものであるため、同図に示されるようなスピーカに一般的に含まれる磁気回路やダンパ等の他の構成要素については説明を省略する。図4は、振動板101、ダストキャップ102及びエッジ104の係合状態を示す拡大図である。この図4に示すように、エッジ104は正面に向けて凸となる略半円弧状に形成されていて、その外側端部105がフレーム103に固定されている。また、エッジ104の内側端部106は平板状に形成されていて、当該内側端部106の裏面には振動板101の周端部107が固定されている。そして、ダストキャップ102の周端部108は、エッジ104の内側端部106及び振動板101の周端部107の表面に塗布された接着剤109によって接着固定されている。これにより、振動板101の表面全体がダストキャップ102により覆われることになる。
In recent years, there has been known a
また、これ以外にも、接着強度を高めるため、例えば振動板の斜面の途中に半月状の凹部を複数形成し、各凹部内に接着剤を塗布してからダストキャップを固定する方式も知られている(例えば特許文献1参照)。
ところで、特許文献1にある固定方式であると、製造時に複数の凹部に接着剤を塗布する必要があるために、工程数が増えてしまい、製造コストの増加に繋がっていた。このため、簡易な構成であっても、ダストキャップと振動板との接着強度を高めることが望まれている。
また、図4に示したように、ダストキャップ102の周端部108が、エッジ104の内側端部106及び振動板101の周端部107の表面に塗布された接着剤109によって接着固定されていると、その端部から接着剤109がはみ出して外観を損ねてしまうおそれもあった。
このため、本発明の課題は、簡易な構成で接着強度を高めつつ、接着剤が露出することを防止して美観を高めることである。
By the way, in the case of the fixing method disclosed in
Further, as shown in FIG. 4, the
Therefore, an object of the present invention is to increase the aesthetics by preventing the adhesive from being exposed while increasing the adhesive strength with a simple configuration.
請求項1記載の発明は、
振動板と、
前記振動板の表面を覆うダストキャップと、
前記振動板の周端部及び前記ダストキャップの周端部を固定するエッジとを備えたスピーカにおけるダストキャップの接合構造において、
前記エッジの内側端部には、前記ダストキャップの周端部が接着固定されるための接着部が設けられていて、
前記接着部における前記ダストキャップの周端部に対向する面には、接着剤が注入される凹部が形成されていて、
前記ダストキャップの周端部には、前記凹部内に進入する第一リブが形成されていることを特徴としている。
The invention described in
A diaphragm,
A dust cap covering the surface of the diaphragm;
In a dust cap joining structure in a speaker having a peripheral end portion of the diaphragm and an edge for fixing the peripheral end portion of the dust cap,
The inner end portion of the edge is provided with an adhesive portion for bonding and fixing the peripheral end portion of the dust cap,
On the surface facing the peripheral end portion of the dust cap in the adhesive portion, a recess into which an adhesive is injected is formed,
A first rib that enters the concave portion is formed at a peripheral end portion of the dust cap.
請求項2記載の発明は、請求項1記載のダストキャップの接合構造において、
前記振動板の周端部には、前記エッジの接着部が嵌合する嵌合部が形成されていて、
前記ダストキャップにおける前記第一リブの内側には、前記嵌合部の側面に重なり合う第二リブが形成されていることを特徴としている。
The invention according to
At the peripheral end of the diaphragm, a fitting portion is formed to which the edge adhesive portion is fitted,
A second rib is formed on the inner side of the first rib in the dust cap so as to overlap the side surface of the fitting portion.
本発明によれば、エッジにおける接着部の凹部内に接着剤が注入されていて、その凹部内にダストキャップの第一リブが進入することで、ダストキャップとエッジとが接着固定されることになる。この際、接着剤は凹部内にあるので、接着後においてもダストキャップの端部からはみ出して露出してしまうことを防止することができ、美観が高められることになる。
そして、従来のように振動板の斜面の途中に半月状の凹部を複数形成し、各凹部内に接着剤を塗布する方式と比較しても、簡易な構成でありながら、第一リブがエッジの凹部に係合することになるので、接着後の強度も高くすることが可能となる。
According to the present invention, the adhesive is injected into the concave portion of the adhesive portion at the edge, and the dust cap and the edge are bonded and fixed by the first rib of the dust cap entering the concave portion. Become. At this time, since the adhesive is in the concave portion, it can be prevented from being exposed from the end portion of the dust cap even after bonding, and the aesthetic appearance is enhanced.
Compared to the conventional method in which a plurality of half-moon-shaped recesses are formed in the middle of the slope of the diaphragm and an adhesive is applied in each recess, the first rib has an edge while having a simple configuration. It is possible to increase the strength after bonding.
以下、図を参照にして本発明の実施形態について説明する。図1は本実施形態のスピーカにおけるダストキャップの接合構造の概略構成を示す断面図であり、図2は図1の一点鎖線部内を示す拡大図である。なお、図1においては本発明の要部を説明する便宜上、本発明の要部に係る構成要素のみを記載した簡易断面図となっている。図3にて示されるようなスピーカにおける一般的な構成要素は備えているものの、発明の主要部ではないため、図示並びに説明を省略する。図1,2に示すように、スピーカ1には、振動板2と、振動板2の表面を覆うダストキャップ3と、振動板2の周端部21及びダストキャップ3の周端部31を固定するエッジ4と、エッジ4を支持するフレーム5とが備えられている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a cross-sectional view showing a schematic configuration of a dust cap joining structure in the speaker of the present embodiment, and FIG. 2 is an enlarged view showing the inside of a one-dot chain line portion of FIG. 1 is a simplified cross-sectional view illustrating only the components according to the main part of the present invention for the convenience of explaining the main part of the present invention. Although general components in the speaker as shown in FIG. 3 are provided, they are not the main part of the invention, and thus illustration and description thereof are omitted. As shown in FIGS. 1 and 2, the
振動板2は、図における下方に向かって凹むように略円錐状に形成されていて、その中央には図示しない磁気回路が取り付けられている。振動板2の周端部21には、水平に延出する振動板用基部22と、振動板用基部22の先端部から表側に向かって垂直に立設する第一振動板用リブ23と、振動板用基部22の基端部から表側に向かって垂直に立設する第二振動板用リブ24とが全周にわたって形成されている。振動板用基部22、第一振動板用リブ23及び第二振動板用リブ24とによって、振動板2の周端部21の表面には溝25が形成されることになる。これら、振動板用基部22、第一振動板用リブ23、第二振動板用リブ24及び溝25が本発明に係る嵌合部である。
The
ダストキャップ3は、振動板2に触れない範囲で、図における下方に向かって凹むように断面視略円弧状に形成されている。ダストキャップ3の周端部31には、水平に延出するキャップ用基部32と、キャップ用基部32の先端部から裏側に向かって垂直に立設する第一キャップ用リブ(第一リブ)33と、キャップ用基部32の基端部から裏側に向かって垂直に立設する第二キャップ用リブ(第二リブ)34とが全周にわたって形成されている。ここで、第一キャップ用リブ33は、第一振動板用リブ23と第二振動板用リブ24との間に位置し、第二キャップ用リブ34は、第二振動板用リブ24の内側面24aに重なるように位置している。
The
エッジ4は、振動板2及びダストキャップ3の周囲を囲むように環状に形成されている。そして、エッジ4の外側端部41は、フレーム5に固定されている。エッジ4には、表側に向けて凸となる円弧状部42と、円弧状部42の内側端部に形成されて、ダストキャップ3の周端部に接着固定される接着部43とが全周にわたって設けられている。
接着部43は、振動板2の溝25に嵌合した際に、当該接着部43の表面43aと、第二振動板用リブ24の先端面24bとが面一にとなるように、断面視長方形状に形成されている。そして、接着部43におけるダストキャップ3の周端部に対向する面(表面)には、接着剤が注入される凹部44が、第一キャップ用リブ33に係合する位置に形成されている。そして、凹部44は、第一キャップ用リブ33よりも大きく形成されている。
The edge 4 is formed in an annular shape so as to surround the
When the
次に、本実施形態の作用について説明する。
スピーカ1の組み立て時において、エッジ4に振動板2が固定される際には、まず、振動板2の溝25内に接着剤が注入されて、当該溝25内にエッジ4の接着部43が嵌合される。このとき、接着剤は、図2におけるA,B地点からはみ出すことになる。
Next, the operation of this embodiment will be described.
In assembling the
エッジ4と振動板2とが固定されると、凹部44内に接着剤が注入されるとともに、第二振動板用リブ24の内側面24a若しくは第二キャップ用リブ34の外側面34aに接着剤が塗布される。その後、第一キャップ用リブ33がエッジ4の凹部44内に進入するように、ダストキャップ3で振動板2を覆わせる。ここで、凹部44が第一キャップ用リブ33よりも大きく形成されているので、凹部44内の接着剤が外部にはみ出ることが防止されることになる。さらに、A,B地点からはみ出た接着剤もエッジ4やダストキャップ3により隠されることになり、外観上の影響がない。
When the edge 4 and the
以上のように、本実施形態のスピーカ1におけるダストキャップ3の接合構造によれば、エッジ4における接着部43の凹部44内に接着剤が注入されていて、その凹部44内にダストキャップ3の第一キャップ用リブ33が進入することで、ダストキャップ3とエッジ4とが接着固定されることになる。この際、接着剤は凹部44内にあるので、接着後においてもダストキャップ3の端部からはみ出して露出してしまうことを防止することができ、美観が高められることになる。
そして、従来のように振動板2の斜面の途中に半月状の凹部を複数形成し、各凹部内に接着剤を塗布する方式と比較しても、簡易な構成でありながら、第一キャップ用リブ33がエッジ4の凹部44に係合することになるので、接着後の強度も高くすることが可能となる。
As described above, according to the joint structure of the
And even if it is a simple structure compared with the system which forms several half-moon shaped recessed parts in the middle of the slope of the
そして、第二キャップ用リブ34が第二振動板用リブ24に重なり合っているので、両者の接触面を接着面とすることができる。つまり、従来のように振動板の斜面途中で補強のための接着をしなくとも、十分な接着面積を確保することができ、補強も不要となる。そして、十分な接着面積が確保されているために、接着強度も安定されることになる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
And since the
Of course, the present invention is not limited to the above-described embodiment and can be modified as appropriate.
1 スピーカ
2 振動板
3 ダストキャップ
4 エッジ
5 フレーム
21 周端部
22 振動板用基部(嵌合部)
23 第一振動板用リブ(嵌合部)
24 第二振動板用リブ(嵌合部)
25 溝(嵌合部)
31 周端部
32 キャップ用基部
33 第一キャップ用リブ(第一リブ)
34 第二キャップ用リブ(第二リブ)
41 外側端部
42 円弧状部
43 接着部
44 凹部
DESCRIPTION OF
23 Rib for first diaphragm (fitting part)
24 Rib for second diaphragm (fitting part)
25 groove (fitting part)
31
34 Rib for second cap (second rib)
41
Claims (2)
前記振動板の表面を覆うダストキャップと、
前記振動板の周端部及び前記ダストキャップの周端部を固定するエッジとを備えたスピーカにおけるダストキャップの接合構造において、
前記エッジの内側端部には、前記ダストキャップの周端部が接着固定されるための接着部が設けられていて、
前記接着部における前記ダストキャップの周端部に対向する面には、接着剤が注入される凹部が形成されていて、
前記ダストキャップの周端部には、前記凹部内に進入する第一リブが形成されていることを特徴とするスピーカにおけるダストキャップの接合構造。 A diaphragm,
A dust cap covering the surface of the diaphragm;
In a dust cap joining structure in a speaker having a peripheral end portion of the diaphragm and an edge for fixing the peripheral end portion of the dust cap,
The inner end portion of the edge is provided with an adhesive portion for bonding and fixing the peripheral end portion of the dust cap,
On the surface facing the peripheral end portion of the dust cap in the adhesive portion, a recess into which an adhesive is injected is formed,
A dust cap joining structure in a speaker, wherein a first rib that enters the recess is formed at a peripheral end of the dust cap.
前記振動板の周端部には、前記エッジの接着部が嵌合する嵌合部が形成されていて、
前記ダストキャップにおける前記第一リブの内側には、前記嵌合部の側面に重なり合う第二リブが形成されていることを特徴とするスピーカにおけるダストキャップの接合構造。 In the dust cap joining structure according to claim 1,
At the peripheral end of the diaphragm, a fitting portion is formed to which the edge adhesive portion is fitted,
2. A dust cap joining structure in a speaker, wherein a second rib is formed inside the first rib of the dust cap so as to overlap a side surface of the fitting portion.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007270254A JP2009100289A (en) | 2007-10-17 | 2007-10-17 | Bonding structure of dust cap of speaker |
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Cited By (1)
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KR200459612Y1 (en) | 2010-06-21 | 2012-04-04 | 아이모스시스템 주식회사 | Speaker improved the reproduction of low frequency band |
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2007
- 2007-10-17 JP JP2007270254A patent/JP2009100289A/en active Pending
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