JP2009091698A - 靴下 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蒸れた空気を靴外へ放出するための空気の逃げ道が確保し、靴外の空気との換気性を高める。
【解決手段】 靴下Kの足底部の接地部分に、パイル編地Pとメッシュ編地Mを交互に編成して所要の方向に畝を形成した第1畝状領域1を設けるとともに、足甲部には、パイル編地とメッシュ編地を交互に編成してウェール方向に畝が形成された第2畝状領域を設けた構成とする。
【効果】 足趾部や土踏まず部などの非接地部分に溜まった蒸れた空気は、第1畝状領域1の畝の凹部を通って、足甲部側へと押し出される。第1畝状領域1を通って足甲側に流れた空気は、第2畝状領域を通って靴外へと放出される。また、これと逆のルートを通って靴外の空気が靴下内に導入されるので、靴下内の換気性を高めることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、靴下の内外の空気を換気する機能を高め、靴下内の温度及び湿度の上昇を可及的に抑制する効果を備えた靴下に関する。
靴下を着用したときの靴下内の環境を極力、快適なものとするために、吸水速乾性の高い素材やメッシュ構造の素材を用いた靴下が市販されている。
また、従来より、靴下の土踏まず部に、平編み部分とパイル編み部分を格子状に配置して、足底部の特定の部分の通気性を高めた靴下も提案されている。
特開2001−295104号公報
しかし、歩行時には足裏全体の温度が上昇するため、特許文献1の靴下のように、足底部の非接地部分である土踏まず部にだけ通気性を高めた部位を設けても、蒸れた空気が靴内に留まるだけで、換気性は向上しないので、左程の効果は期待できないという問題があった。
実用新案登録第3113253号公報
また、上記特許文献2には、足甲側及び足裏側の指付け根部と土踏まず部にはメッシュ編を、足底部と爪先部にはパイル編を、それぞれ編成した構成の靴下が開示されている。しかし、この特許文献2の靴下も、主として足底部の非接地部分である指付け根部と土踏まず部だけ通気性を良くしたものであって、付加的に、足首部の前側と足甲部にメッシュ編とパイル編を交互に配置した部分を設けていても、靴下内又は靴内における空気の逃げ道が考慮されていないので、十分な換気性は得られないという問題があった。
また、下記特許文献3には、足底部の外面にパイル長を変化させることにより形成した凹凸帯を一定幅で設けたり、土踏まず部の前側に、足底部から足甲側に至る全周に亘って複数の凹凸帯を形成した構成の靴下が提案されている。
実用新案登録第3121397号公報
しかし、上記特許文献3の靴下も、靴下内又は靴内における蒸れた空気の逃げ道が考慮されていないので、十分な換気性を得ることができないという問題があった。足底部から足甲側に至る全周に凹凸帯を形成しても、蒸れた空気がその凹凸帯に沿って循環することになるため、蒸れ感は解消しない。
解決しようとする課題は、従来の靴下は、靴下の特定部位の通気性を良くするのみで、蒸れた空気を靴外へ放出するための空気の逃げ道が確保されておらず、靴外の外気を靴下内へ取り入れて換気性を高めることも出来ない点である。
上記した課題を解決するため、本発明の靴下は、
靴下の足底部の接地部分に、パイル編地とメッシュ編地を交互に編成して所要の方向に畝を形成した第1畝状領域を設けるとともに、足甲部には、パイル編地とメッシュ編地を交互に編成してウェール方向に畝が形成された第2畝状領域を設けたことを最も主要な特徴点としている。
本発明によれば、パイル編地とメッシュ編地が交互に編成された第1畝状領を靴下の足底部の接地部分に設けたので、歩行の際に、足趾部や土踏まず部などの非接地部分に溜まった蒸れた空気は、第1畝状領域の畝の凹部を通って、足甲部側へと押し出され、通気が促進される。加えて、足甲部には、パイル編地とメッシュ編地が交互に編成され、ウェール方向に畝が形成された第2畝状領域を設けたので、第1畝状領域を通って足甲側に流れた空気は、第2畝状領域を通って靴外へと放出される。また、靴外の外気が、上記と逆のルートを通って靴下内に導入されるので、靴下内の換気性を高めることができる。
本発明は、靴下の特定部位のみの通気性を高めるのではなく、靴下内の主として非接地部分に存在する蒸れた空気を靴外へ放出するとともに、靴外の外気を靴下内へ取り入れるという目的を、靴下の足底部の接地部分に、パイル編地とメッシュ編地を交互に編成して所要の方向に畝を形成した第1畝状領域を設けるとともに、足甲部には、パイル編地とメッシュ編地を交互に編成してウェール方向に畝が形成された第2畝状領域を設けたことによって実現した。
パイル編地とメッシュ編地を交互に編成すると、パイル編地の方が生地の厚みが嵩高となるため、パイル編地による凸部とメッシュ編地による凹部が交互に配置された状態となる。本発明では、このパイル編地(凸部)とメッシュ編地(凹部)が交互に配置された状態を「畝」という。
図5は、本発明の靴下を着用した状態における足部の縦断面を表した模式図である。本発明の靴下では、図5に示すように、靴下の内面に、パイル編地Pによる凸部とメッシュ編地Mによる凹部が交互に配置された畝を設けているので、メッシュ編地Mによる凹部が蒸れた空気を靴外へと排出するための通り道となる。
本発明では、第1畝状領域は、足底部の接地部分の内、拇趾側付け根部と、第五趾側付け根部と、足底中央外側部とにのみ設ける方が望ましい。足底部の接地部分には、かかと部も含まれるが、図6に示すように、かかと部4は、歩行の際に最初に力が加わる部位であるため、靴下内で蒸れた空気が最も溜まり易い足趾部5aや土踏まず部3などの非接地部分に溜まった蒸れた空気は、かかと部4よりも前方の、拇趾側付け根部や、第五趾側付け根部、足底中央外側部などの位置から足甲側に送るように、メッシュ編地の凹部による空気の通り道を設ける方が、換気効率が良いからである。また、かかと部4に第1畝状領域を設けることも可能であるが、かかと部4には歩行の際に強い力が加わるので、畝構造が潰れるおそれがあるからである。
なお、本発明において、足底部の「接地部分」とは、平らな床面に自然に直立したときに、足底部において床面と接触する部分をいい、「非接地部分」とは、足底部において「接地部分」以外の部分をいう。
前述したように、靴下の足底部には、足趾部や土踏まず部などの非接地部分に蒸れた空気が溜まっているため、通気を良くするためには、足趾部と土踏まず部を繋ぐように空気の通り道をできるだけ多く設けるのが効果的である。本発明の靴下では、第1畝状領域に設ける畝を全てウェール方向に形成することも可能であるが、その場合は、拇趾側付け根部においては、足趾部と土踏まず部の通気が促進されるが、第五趾側付け根部においては通気が遮断されることとなる。
そこで、本発明では、第1畝状領域の畝は、拇趾側付け根部ではウェール方向に形成するとともに、第五趾側付け根部においては、土踏まず部から第五趾の外側の向けた方向に斜めとなるように形成することがより望ましい。このようにすれば、拇趾側付け根部だけでなく、第五趾側付け根部においても、足趾部と土踏まず部の双方向の通気が促され、蒸れた空気をより効率的に足甲部側に送ることができるからである。
また、上記のように構成する場合、足底中央外側部に、コース方向に畝が形成された部分を設ける方がより望ましい。土踏まず部に溜まった蒸れた空気を、足底中央外側部に設けた畝の凹部を通して、足の外側方向へ逃がすことができるからである。
第1畝状領域は、上記と同じ理由により、土踏まず部の位置から見て放射状に畝が形成されるように、拇趾側付け根部と、第五趾側付け根部と、足底中央外側部とに設けても良い。畝を放射状に配置すれば、足趾部と土踏まず部の間の双方向の通気性は、拇趾側付け根部だけでなく、第五趾側付け根部においても促されることに加え、土踏まず部に溜まった蒸れた空気は、足底中央外側部に設けた畝の凹部を通して足の外側へ逃がすことができるからである。
本発明では、パイル編地による凸部とメッシュ編地による凹部を交互に設けるが、その凸部と凹部の各幅は、特に限定をするものではなく、換気性能、足の曲率、履き心地、クッション性などを考慮して、適宜設定することができる。
もっとも、通気性能とクッション性のバランスの観点からは、第1畝状領域と第2畝状領域は、共に、パイル編地による凸部とメッシュ編地による凹部が、4ウェール以上8ウェール以下の範囲内で交互に表れる編み構造とすることが望ましい。また、靴下の設計上の観点からは第1畝状領域、第2畝状領域における各畝は、凹部と凸部が等間隔で表れるものとした方が望ましい。
さらに、上記のように構成する場合、第1畝状領域は、パイル編地による凸部とメッシュ編地による凹部が4ウェール毎に交互に表れる編み構造とするとともに、第2畝状領域は、パイル編地による凸部とメッシュ編地による凹部が8ウェール毎に交互に表れる編み構造とすることが最も望ましい。第1畝状領域は、体重による押圧を受けるので、上記した好適な範囲の中でも下限値の4ウェールを採用して凹部が潰れないように構成するとともに、第2畝状領域は、体重による押圧は受けないので、上限値の8ウェールを採用して換気性能を高めたものである。
本発明では、第2畝状領域を、足甲部からレッグ部の少なくとも一部に至るまでウェール方向に延設する方がより望ましい。第2畝状領域は、足底部に溜まっていた蒸れた空気を靴外へと排出する役割を果たすものであるが、レッグ部の少なくとも一部に至るまで延設することにより、より確実に靴外への排出が行えるからである。
なお、レッグ部において、第2畝状領域を設けない部位は、例えば、サポート編み、タック編み、浮き編み、畦編みとしたり、靴下をずり落ち難くするためにゴム糸を挿入した編み組織で編成することができる。また、本発明では、レッグ部の全範囲に第2畝状領域を設けることも可能である。
本発明では、第1畝状領域と第2畝状領域に設ける畝は、靴下の内面側に凹凸が生じるように構成することも可能であるし、外面側に凹凸が生じるように構成することも可能である。内面側に設けた場合は、パイル編地の凹部による空気の通り道は、図5に示すように、靴下と足の皮膚の間に形成される。一方、外面側に設けた場合は、靴下と靴の間に、パイル編地の凹部による空気の通り道が形成される。
しかし、足の皮膚で直接、通気性の良さを体感できるという観点からは、パイル編地の凹部による空気の通り道は靴下の内面側に形成する方が好適である。したがって、本発明では、第1畝状領域と第2畝状領域に設ける畝は、靴下の内面側に凹凸が生じるように構成する方がより望ましい。
本発明では、第1畝状領域と第2畝状領域は、吸水速乾性の高いポリエステル、アクリル、毛、レーヨン、綿の1種又は2種以上の素材で編成する方がより望ましい。吸水速乾性の高い素材を使用して汗の吸い取りと乾燥を速めることで、メッシュ編地による通気効果が持続するからである。
また、本発明では、かかと部とつま先部はパイル編地で編成するとともに、土踏まず部はメッシュ編地で編成する方がより望ましい。歩行の際の着地時に最も衝撃を受けるかかと部をパイル編みとして衝撃吸収力を向上させるとともに、蹴り出す方向に力が加わるつま先部もパイル編みとすることで蹴出力の確保を図ったものである。また、土踏まず部をメッシュ編みとすることにより、蒸れた空気が溜まり易い土踏まず部の通気性が良くなるからである。
また、本発明では、かかと部の上方の位置に、パイル編地とメッシュ編地を交互に編成してウェール方向に畝が形成された第3畝状領域を、さらに設ける方がより望ましい。このようにすれば、第1畝状領域、第2畝状領域により得られる換気機能に加え、レッグ部の裏側においても、靴外の空気との通気性を高めることができる。
以下、本発明の靴下を、実施例に基いてさらに詳細に説明する。図1は、左足用の本発明の靴下を足底部側の面から見た状態を表した説明図、図2は、同靴下を足甲部側の面から見た状態を表した説明図、図3は、同靴下を拇趾側の面から見た状態を表した説明図、図4は、同靴下を第五趾側の面から見た状態を表した説明図である。
本実施例の靴下Kは、吸水速乾性の高い綿・ポリエステル混(綿が60%、ポリエステルが40%)の素材を使用しており、通常の靴下編機を使用し、表糸と裏糸によって編成されている。裏糸は、編み立て性の良いFTYを使用している。FTYとは、ポリウレタン繊維にナイロン繊維又はポリエステル繊維をカバーリングした一般的に靴下の裏糸として用いられている繊維である。
本実施例の靴下Kは、図1〜図4に示すように、靴下Kの足底部の接地部分に、パイル編地Pとメッシュ編地Mを交互に編成して所要の方向に畝を形成した第1畝状領域1を設けるとともに、足甲部2aには、パイル編地Pとメッシュ編地Mを交互に編成してウェール方向に畝が形成された第2畝状領域2が設けられている。図1において、3は蒸れた空気が溜まり易い土踏まず部を、4はかかと部を、5はつま先部を、6はレッグ部の上方の一部を、7は口ゴム部を表している。
パイル編地Pとメッシュ編地Mを交互に編成すると、パイル編地Pの方が生地の厚みを嵩高とすることができるので、パイル編地Pによる凸部とメッシュ編地Mによる凹部が交互に配置された畝を形成することができる。本発明では、このメッシュ編地Mによる凹部を、蒸れた空気を靴外に排出するための空気の逃げ道として利用する。
本実施例の靴下Kは、図1に示すように、足底部の接地部分の内、拇趾側付け根部1aと、第五趾側付け根部1bと、足底中央外側部1cとにのみ第1畝状領域1を設け、かかと部4には設けていない。なぜなら、かかと部4は、歩行の際に最初に力が加わる部位であるため、靴下内で蒸れた空気が最も溜まり易い足趾部5aや土踏まず部3などの非接地部分に溜まった蒸れた空気は、かかと部4よりも前方の、拇趾側付け根部1aや、第五趾側付け根部1b、足底中央外側部1cなどの位置から足甲側2aに送るように、メッシュ編地の凹部による空気の通り道を設ける方が、換気効率が良いからである。
また、本実施例の靴下Kでは、第1畝状領域1の畝は、拇趾側付け根部1aではウェール方向に形成するとともに、第五趾側付け根部1bにおいては、土踏まず部3から第五趾の外側の向けた方向に斜めとなるように形成している。
このように構成した理由は、本発明の靴下では、第1畝状領域1に設ける畝を全てウェール方向に形成することも可能であるが、その場合は、拇趾側付け根部1aにおいては、足趾部5aと土踏まず部3間の相互の通気が促進されるが、第五趾側付け根部1bにおいては通気が遮断されることとなるからである。本実施例の靴下Kのように、第五趾側付け根部1bは、土踏まず部3から第五趾の外側の向けた方向に斜めとなるように畝を形成すれば、第五趾側付け根部においても換気が促進され、蒸れた空気をより効率的に足甲部2a側に送ることができる。
また、実施例の靴下Kは、図1に示すように、足底中央外側部1cのウェール方向両端に、コース方向に畝が形成された部分を設けている。このようにすれば、土踏まず部3に溜まった蒸れた空気を、足底中央外側部1cに設けた畝の凹部を通して、足の外側方向へ逃がすことができる。
本実施例では、図1に示す第1畝状領域1は、パイル編地Pによる凸部とメッシュ編地Mによる凹部が4ウェール毎に交互に表れる編み構造とするとともに、図2に示す第2畝状領域2は、パイル編地Pによる凸部とメッシュ編地Mによる凹部が8ウェール毎に交互に表れる編み構造としている。
凸部と凹部の幅の設計は、特に限定されないが、後述する水平方向の通気性能の測定試験結果からすると、第1畝状領域と第2畝状領域は、共に、パイル編地による凸部とメッシュ編地による凹部が、4ウェール以上8ウェール以下の範囲内で交互に表れる編み構造とすることが、通気性能とクッション性のバランスの観点からは、望ましいことが判明しているからである。
また、第1畝状領域1は、体重による押圧を受けるので、4ウェールを採用して凹部が潰れないように構成するとともに、第2畝状領域2は、体重による押圧は受けないので、上限値の8ウェールを採用して、靴外への換気機能を向上させる方が良いからである。
図2は、本実施例の靴下Kを足甲部2aの側から見た状態の説明図である。2bと6を併せた範囲がレッグ部であるが、本実施例では、第2畝状領域2を、足甲部2aからレッグ部の一部2bに至るまでウェール方向に延設している。第2畝状領域2は、足底部に溜まっていた蒸れた空気を靴外へと排出する役割を果たすものであるが、第2畝状領域2をレッグ部の少なくとも一部2bに至るまで延設することにより、より確実に、蒸れた空気を靴外に排出できる。なお、第2畝状領域を設けないレッグ部6は、靴下Kをずり落ち難くするためにサポート編みで編成している。
図3〜図4は、本実施例の靴下Kを拇趾側又は第五趾側から見た状態の説明図である。本実施例では、第1畝状領域1と第2畝状領域2に設ける畝は、靴下の内面側に凹凸が生じるように構成している。靴下と足の皮膚の間に空気の通り道が形成され、足の皮膚で直接、通気性の良さを体感できるからである。
本実施例では、歩行の際の着地時に最も衝撃を受けるかかと部4は、パイル編みとして衝撃吸収力を向上させるとともに、蹴り出す方向に力が加わるつま先部5もパイル編みとすることで、蹴出力の確保を図っている。また、蒸れた空気が溜まりやすい土踏まず部3はメッシュ編地とすることにより、土踏まず部3の湿気や熱をメッシュ編地を通じて外部に放出することができる。
また、本実施例の靴下Kでは、かかと部4の上方の位置に、図3〜図4に示すように、パイル編地とメッシュ編地を交互に編成してウェール方向に畝が形成された第3畝状領域8をさらに設けているので、第1畝状領域1、第2畝状領域2により得られる換気機能に加え、レッグ部の裏側においても換気性を高めることができる。
さらに進んで、本発明の靴下の効果を確認するために行った試験の方法及び結果について説明する。効果確認試験は、(イ)水平方向の通気性能の測定試験、(ロ)靴内換気回数評価試験、(ハ)着用8時間後の微生物数と臭気強度の測定試験、(ニ)靴内シミュレーション試験、(ホ)生地の通気性能の測定試験、の5項目について実施した。
(イ)水平方向の通気性能の測定試験
靴下によって想定される靴内の換気環境の変化を評価するために、フラジール型通気性試験機を使用し、編み組織の水平方向の通気性を測定した。
1)試験方法
アクリル板で作成した試験冶具に試験布をはさみ、フラジール型通気性試験機に試験布を挟んだ冶具を垂直に設置した。試験布に対して水平方向の通気性を2回計測し、平均値を求めた。
比較例は、平編みで編成された靴下(比較例1:プレーン)、パイル編みで編成された靴下(比較例2:パイル)、メッシュ編みで編成された靴下(比較例3:メッシュ)の3点を準備した。
本発明にかかる靴下としては、第1畝状領域と第2畝状領域を、共に、4ウェール毎にパイル編地とメッシュ編地が交互に表れるように編成した靴下(実施例1、メッシュ:4ウェール、パイル:4ウェール)、8ウェール毎にパイル編地とメッシュ編地が交互に表れるように編成した靴下(実施例2、メッシュ:8ウェール、パイル:8ウェール)、12ウェール毎にパイル編地とメッシュ編地が交互に表れるように編成した靴下(実施例3、メッシュ:12ウェール、パイル:12ウェール)を準備するとともに、メッシュ編地12ウェールに対してパイル編地4ウェールが表れるように編成した靴下(実施例4、メッシュ:12ウェール、パイル:4ウェール)と、逆に、メッシュ編地4ウェールに対してパイル編地12ウェールが表れるように編成した靴下(実施例5、メッシュ:4ウェール、パイル:12ウェール)の5点を準備した。
2)試験結果(表1)
比較例1〜3、実施例1〜5の各靴下について、フラジール型通気性試験機を使用して水平方向の通気性を測定したところ、結果は、表1のとおりとなった。フラジール型通気性試験機では、測定値が大きいほど、水平方向の換気性が良いと評価できる。
Figure 2009091698
上記のように、一般的な編み構造の靴下である比較例1(プレーン)、比較例2(パイル)、比較例3(メッシュ)の通気性は、0.16〜0.4cm3 /secであったのに対し、本発明にかかる実施例1〜5の靴下の通気性は、2.02〜5.30cm3 /secとなっており、本発明にかかる靴下は、従来の靴下よりも通気性が優れていることが確認された。
また、第1畝状領域及び第2畝状領域の凹部の幅について、実施例1(4ウェール)、実施例2(8ウェール)、実施例3(12ウェール)の結果を比較すると、凹部の幅が大きくなるほど通気性が大きくなるが、8ウェールよりも大きくしても飛躍的な向上は見込めず、横ばいの状態に近づくことが確認された。クッション性とのバランスや足のサイズ及び曲率を考慮して設計すると、パイル編地による凸部とメッシュ編地による凹部は、4ウェール以上8ウェール以下の範囲内で交互に表れる編み構造とするのが好適である。
第1畝状領域と第2畝状領域の各畝の凹部と凸部の幅の比について、実施例2(1:1)、実施例4、(3:1)、実施例5(1:3)の結果を比較すると、凹部の割合が大きいほど通気性は良好になるが、1:3まで割合を増やしても飛躍的な向上は見込めず、横ばいの状態に近づくことが確認された。クッション性とのバランスや足のサイズ及び曲率を考慮して設計すると、凹部と凸部の幅の比は1:1が最適である。
(ロ)靴内換気回数評価試験
靴下を着用して靴を履いた場合に想定される靴内の換気環境の変化を、次の試験方法によって評価した。
1)試験方法
標準的な成人女性から複製されたシリコン足型の甲側の拇趾および第二趾付け根部に、5mm離した2本のフッソ樹脂加工を施した管をサージカルテープで固定し、シリコン足型に試験靴下と革靴を着用させた。甲側の趾根部皮膚表面と靴下間に作られた空間に10%濃度のCO2 を注入し、5分後を初期濃度として2. 0mlガスタイトシリンジを用いて0.5mlを採取した。次に、CO2 供給中止から30秒後、2. 0mlガスタイトシリンジを用いて0.5mlを採取した。ガスクロマトグラフを用いて各CO2 濃度の分析を行った。そして、分析されたCO2 濃度から下記換気回数算出式により換気回数を算出した。換気回数の値が大きいほど靴内換気能力が高いと評価できる。
換気回数は、社団法人日本繊維製品消費科学会発行の会誌「消費科学」の2006年5月号(Vol.47)の第63〜71頁に掲載されている内田らの報告「室内換気回数測定法を応用した靴爪先空間換気回数測定法の検討」に基づき、下記数1に示す換気回数式により算出した。
E:換気回数(回/h)
t:時間(h)
t :t時間後の靴爪先のCO2 濃度(%)
0 :環境CO2 濃度(%)
1 :靴爪先の初期CO2 濃度(%)
Figure 2009091698
2)試験結果(表2)
パイル編みで編成された比較例2の靴下と、図1〜図4に示した構成の本発明にかかる靴下(第1畝状領域においてはメッシュ編地とパイル編地が4ウェール毎に表れ、第2畝状領域においてはメッシュ編地とパイル編地が8ウェール毎に表れるもの。以下の試験においては実施例6とする。)について靴内換気回数評価試験を実施した。結果は、表2のとおりとなった。
Figure 2009091698
上記のように、一般的な編み構造の靴下である比較例2(パイル)の換気回数は4.2回/hであったのに対し、本発明にかかる靴下では、6.4回/hの換気回数をなっている。本発明の靴下は、従来の靴下と比較して靴内換気回数の性能が高く、換気効果が優れていることが確認された。
(ハ)着用8時間後の微生物数と臭気強度の測定試験
本発明にかかる靴下において、第1畝状領域の畝を全てウェール方向に設ける場合と、第五趾側付け根部では土踏まず部から第五趾の外側の向けた方向に斜めとなるように形成する場合とで、蒸れ防止の性能にどの程度の差があるかを確認するため、着用8時間後の微生物数の増加と臭気強度について試験を行った。
1)微生物数に関する試験方法
第五趾側付け根部に3cm×3cmの綿布を貼りその上から試験靴下を着用し、8時間後に綿布を回収し微生物を抽出した。その後、標準培地にて微生物を培養しコロニー数を計測した。
2)臭気強度に関する試験方法
試験靴下を8時間着用後、回収し、蓋付のプラスチックケースに入れて数回振り、ケース内雰囲気に臭気を満たした。ケースに新コスモス社製XP329Nハンディニオイモニターの先端を差込み、臭気強度を計測した。
3)試験結果(表3)
パイル編みで編成された比較例2の靴下と、第五趾側付け根部では土踏まず部から第五趾の外側の向けた方向に斜めとなるように第1畝状領域の畝を設けた実施例6の靴下と、畝を全てウェール方向に設けた実施例7の靴下について、着用8時間後の微生物数と臭気強度を測定した。試験は成人男性2名を対象に行った。
Figure 2009091698
上記のとおり、平均微生物数は、比較例2>実施例7>実施例6の順に少なくなっており、第1畝状領域の畝を放射状に配置することが、足底側の第5趾付け根部分の微生物数の発生を抑制するのに効果的であることが確認された。また、平均臭気強度についても、比較例2>実施例7>実施例6の順に抑制されており、第1畝状領域の畝を放射状に配置することが、足裏の臭気の抑制に対しても効果的であることが確認された。
以上の結果から、本発明の靴下は、従来の靴下よりも着用8時間後の微生物数の抑制、及び臭気の抑制に対して優れた効果があり、特に、第1畝状領域の畝を放射状に配置することが、微生物数の抑制と臭気の抑制に関して極めて有効であることが確認された。
(ニ)靴内シミュレーション試験
靴下を着用して靴を履いた場合に想定される靴内の温湿度環境の変化を、発汗シュミレーション装置を応用した靴内シュミレーション装置を使用して試験した。
1)試験方法
図7は、本試験において使用した発汗シミュレータ装置70の構成を説明する模式図である。発汗シミュレータ装置70は、靴内環境を想定して任意に温度、発汗量が調整できるように構成された装置であり、71は水をためておくタンクを、72は熱板を、73は1.5cmの幅を確保するためのスペーサーを示している。試験片である靴下Sは、発泡スチロール74との間にセットし、発汗シュミレーター装置70と靴下Sの間の温度及び湿度を計測した。
測定環境は温度20℃、湿度65%RHであり、発汗シュミレーター装置70の温度は人の体温に近い36℃に、発汗量は30ml/m2 /hrに設定した。
2)試験結果(表4、図8)
本発明にかかる実施例6の靴下と、パイル編みで編成された比較例2の靴下について、靴内シュミレーション試験を実施した。結果は、表4と図8の通りとなった。図8は、試験結果をグラフ化したものであり、(a)は温度変化を、(b)は湿度変化を示したものである。
Figure 2009091698
本発明にかかる実施例6の靴下と、パイルで編成された比較例2の靴下の温度及び湿度を、時間経過とともに比較すると、試験開始0分では湿度が3.7%、温度が0.3℃程度の差しか見られないが、10分後には、湿度が18.0%、温度が0.5℃の差が見られ、30分後には湿度が31.6%、温度が0.8℃の差となり、60分後には、湿度が36.7%、温度が0.9℃もの差に至っている。図8においても、特に湿度の変化を示した(b)のグラフにおいて、時間の経過とともに湿度の差が拡大していることが明らかである。
このように、本発明にかかる靴下は、第1畝状領域及び第2畝状領域に設けたパイル編地とメッシュ編地の畝による換気効果で、従来の靴下と比較して、靴下内の温度及び湿度の上昇を抑える効果のあることが確認された。
(ホ)生地の通気性能の測定試験
3種類の編地(試験1:プレーン、試験2:パイル、試験3:メッシュ)について、編み構造による通気性能の違いを確認するため、KES−F8通気性試験機を用いて通気性を試験した。結果は、表5に示すとおりとなった。
Figure 2009091698
通気性はメッシュ構造を用いた試験3が顕著に高く、次いでプレーン構造の試験1、パイル構造の試験2の順となった。したがって、本発明では、蒸れた空気の通り道とする畝の凹部の編み組織としては、メッシュ編みを使用するようにしている。メッシュ編地を使用すれば、第1畝状領域及び第2畝状領域を通して靴外へ排出する途中の段階でも、メッシュ編地を通して、ある程度の通気が図れるからである。
以上説明したように、本発明の靴下は、パイル編地とメッシュ編地が交互に編成された第1畝状領を靴下の足底部の接地部分に設けたので、歩行の際に、足趾部や土踏まず部などの非接地部分に溜まった蒸れた空気は、第1畝状領域の畝の凹部を通って、足甲部側へと押し出されて通気が促進される。加えて、足甲部には、パイル編地とメッシュ編地が交互に編成され、ウェール方向に畝が形成された第2畝状領域を設けたので、第1畝状領域を通って足甲側に流れた空気は、第2畝状領域の畝の凹部を通って靴外へと放出される。また、靴外の外気は、上記と逆のルートを通って靴下内に導入される。したがって、本発明によれば、靴下の内外の空気を換気する機能を高め、靴下内の温度及び湿度の上昇を可及的に抑制する効果が得られる。
本発明は上記実施例に限らず、各請求項に記載された技術的思想の範囲内で、適宜実施の形態を変更しても良い。例えば、第1畝状領域における畝の配置は、図1の実施例に限らず、土踏まず部3の位置から見て放射状に畝が形成されるように、拇趾側付け根部1aと、第五趾側付け根部1bと、足底中央外側部1cに設けても良い。
本発明の靴下は、一般用に限らず、ゴルフ、テニス、ジョギングなどのスポーツ用の靴下にも適用できるものである。
左足用の本発明の靴下を足底部側から見た状態を表した説明図である。 同靴下を足甲部側から見た状態を表した説明図である。 同靴下を拇趾側から見た状態を表した説明図である。 同靴下を第五趾側から見た状態を表した説明図である。 本発明の靴下を着用した状態の足部の縦断面を表した模式図である。 本発明の靴下を着用した場合における空気の流れを説明する図である。 本試験において使用した発汗シミュレータ装置の構成を説明する模式図である。 靴内シュミレーション試験の結果をグラフ化したものであり、(a)は温度変化を(b)は湿度変化を示したものである。
符号の説明
K 靴下
P パイル編地
M メッシュ編地
1 第1畝状領域
1a 拇趾側付け根部
1b 第五趾側付け根部
1c 足底中央外側部
2 第2畝状領域
2a 足甲部
2b 足甲部の一部
3 土踏まず部
4 かかと部
5 つま先部
8 第3畝状領域

Claims (12)

  1. 靴下の足底部の接地部分に、パイル編地とメッシュ編地を交互に編成して所要の方向に畝を形成した第1畝状領域を設けるとともに、足甲部には、パイル編地とメッシュ編地を交互に編成してウェール方向に畝が形成された第2畝状領域を設けたことを特徴とする靴下。
  2. 前記第1畝状領域は、足底部の接地部分の内、拇趾側付け根部と、第五趾側付け根部と、足底中央外側部とにのみ設けたことを特徴とする請求項1記載の靴下。
  3. 前記第1畝状領域の畝は、拇趾側付け根部ではウェール方向に形成するとともに、第五趾側付け根部においては、土踏まず部から第五趾の外側の向けた方向に斜めとなるように形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の靴下。
  4. 請求項3記載の靴下において、足底中央外側部に、コース方向に畝が形成された部分を設けたことを特徴とする靴下。
  5. 前記第1畝状領域は、土踏まず部の位置から見て放射状に畝が形成されるように、拇趾側付け根部と、第五趾側付け根部と、足底中央外側部とに設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の靴下。
  6. 前記第1畝状領域と前記第2畝状領域は、共に、パイル編地による凸部とメッシュ編地による凹部が、4ウェール以上8ウェール以下の範囲内で交互に表れる編み構造としたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の靴下。
  7. 前記第1畝状領域は、パイル編地による凸部とメッシュ編地による凹部が4ウェール毎に交互に表れる編み構造とするとともに、前記第2畝状領域は、パイル編地による凸部とメッシュ編地による凹部が8ウェール毎に交互に表れる編み構造としたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の靴下。
  8. 前記第2畝状領域を、足甲部からレッグ部の少なくとも一部に至るまでウェール方向に延設したことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の靴下。
  9. 前記第1畝状領域と前記第2畝状領域に設ける畝は、靴下の内面側に凹凸が生じるようにしたことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の靴下。
  10. 前記第1畝状領域と前記第2畝状領域は、吸水速乾性の高いポリエステル、アクリル、毛、レーヨン、綿の1種又は2種以上の素材で編成したことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の靴下。
  11. かかと部とつま先部はパイル編地で編成するとともに、土踏まず部はメッシュ編地で編成したことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の靴下。
  12. かかと部の上方の位置に、パイル編地とメッシュ編地を交互に編成してウェール方向に畝が形成された第3畝状領域を、さらに設けたことを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の靴下。
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