JP2009091467A - 機能性素材 - Google Patents

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Abstract

【課題】DNA(有機物)の機能を保持し、無機物の強さを有した機能性素材を提供する。
【解決手段】DNAと無機物とが結合した機能性素材。当該機能性素材がDNAと無機性のカップリング剤(シランカップリング剤または金属アルコキシドなど)を混合して得られたもので、DNAに対し無機性のカップリング剤を5〜60質量%混合、好ましくは10〜50質量%、更に好ましくは20〜40質量%で混合することにより作製された機能性素材。
【選択図】なし

Description

本発明は、DNAを含有する機能性素材に関し、環境浄化材料、医療材料、電子材料、光材料、衣料用素材等として利用できる有機無機ハイブリッド材料に関する。
デオキシリボ核酸(DNA)は、生体内で遺伝子情報を司る物質であり、遺伝子解析やゲノム研究等の研究が盛んに行われてきた。一方、DNAを別の視点から見ると超高分子物質としてとらえることができる。DNAは自然界に大量に存在し、また二重らせんという特殊な構造により様々な物質と特異的、選択的に相互作用をする機能性材料でもある。
機能性材料としてのDNAは、環境ホルモンや重金属を選択的に除去するといった環境浄化材料、医療材料、電子材料、光材料、衣料用素材などへの利用が期待されている(非特許文献1〜3)。また、無機物でDNAをカプセル化する(非特許文献4)といったことも行われている。
西則雄,山田真路,劉向東;高分子52,134-137 (2003) 西則雄;機能材料 19,5-12 (1999) 山田真路,西則雄;放射線と産業90,13-18 (2001) A.Pierre,J.Bpnnet,A.Vekris,J.Portier, J.Mater.Sci.,12,51-55(2001).
前述したようなDNAの機能性材料としての適用にあたって、いくつかの問題点が指摘されている。
例えば、DNAは水へ容易に溶解し、自然界に存在するDNA分解酵素により分解されてしまうといった欠点のため材料化は難しいとされている(非特許文献1)。
また、DNAを機能性材料として利用する多くのハイブリッド体は、DNAと有機物(非特許文献2ではアルギン酸、非特許文献3ではコラーゲン)との組み合わせであった。
さらに、無機物でDNAをカプセル化する研究(非特許文献4)であっても、無機物中に低分子DNAを閉じ込めるというものであった。
このように、DNA(有機物)の機能を保持し、無機物の強さを有した有機無機ハイブリッド材料は未だ知られていない。
本発明の目的は、DNAの機能を保持し、無機物の強さを有した有機無機ハイブリッド材料として利用できる機能性素材を提供することにある。
本発明は以下の(1)〜(9)に関する。
(1) DNAと無機物とが結合したことを特徴とする機能性素材。
(2) 上記(1)に記載した機能性素材において、無機物と結合する前記DNAが生物由来のDNAであることを特徴とする機能性素材。
(3) 上記(1)または上記(2)に記載した機能性素材において、前記無機物が無機性のカップリング剤由来であることを特徴とする機能性素材。
(4) 上記(3)に記載した機能性素材において、前記無機性のカップリング剤がシランカップリング剤または金属アルコキシドであることを特徴とする機能性素材。
(5) 上記(4)に記載した機能性素材において、無機性のカップリング剤である前記シランカップリング剤が、ビス(トリメトキシシリルプロピル)アミンまたはビス[3‐(トリメトキシシリル)プロピル]エチレンジアミンであることを特徴とする機能性素材。
(6) 上記(4)に記載した機能性素材において、無機性のカップリング剤である前記金属アルコキシドの金属種が、ゲルマニウム、鉛、スズ、チタン、ジルコニウム、アルミニウム、バナジウム、タングステン、マンガン及びホウ素から選ばれる金属アルコキシドであることを特徴とする機能性素材。
(7) 上記(3)から上記(6)の何れかに記載した機能性素材において、前記DNAに対して前記無機性のカップリング剤を5〜60質量%混合して得られることを特徴とする機能性素材。
(8) 上記(3)から上記(6)の何れかに記載した機能性素材において、前記DNAに対して前記無機性のカップリング剤を10〜50質量%混合して得られることを特徴とする機能性素材。
(9) 上記(3)から上記(6)の何れかに記載した機能性素材において、前記DNAに対して前記無機性のカップリング剤を20〜40質量%混合して得られることを特徴とする機能性素材。
本発明によれば、DNAの機能を保持し、無機物の強さを有した有機無機ハイブリッド材料を提供することができる。
本発明は、機能性素材であって、DNAと無機物とが結合したことを特徴とする。
このような本発明では、DNAと無機物とが結合した機能性素材(DNA−無機ハイブリッド体)とすることで、DNAの機能を保持しつつ、無機物の強さを有する、そのような材料を提供することができる。
本発明で用いるデオキシリボ核酸(DNA)としては、生物由来DNA、組換えDNA、合成DNAのいずれであってもよい。
DNAとしては、一本鎖のものおよび二本鎖のもののいずれも用いることができるが、二本鎖のものが好ましい。
本発明において、DNAが生物由来のDNAであることが望ましい。
生物由来のDNAとしては生物由来であればとくに限定されず、例えばサケ、ニシン、タラ等の魚類の白子(精巣)から得られるDNA、ウシ、ブタ、ニワトリ等の哺乳動物あるいは鳥類の胸腺から得られるDNA等をあげることができる。
これらDNAをそのまま用いることができるが、ハイブリッド体作製に適するように化学修飾したDNAを用いてもよい。
本発明において、無機物として無機性のカップリング剤を用い、無機性のカップリング剤とDNAとを混合して機能性素材とすることが望ましい。
本発明の機能性素材(DNA−無機ハイブリッド体)を作製するために用いることのできるカップリング剤は、無機性のカップリング剤であればいずれも用いることができる。
なかでも、前記無機性のカップリング剤としては、シランカップリング剤または金属アルコキシドをあげることができる。
シランカップリング剤としては、シランカップリング剤であればいずれも用いることができ、例えばビス(トリメトキシシリルプロピル)アミン(SiNSi)
あるいは、ビス[3‐(トリメトキシシリル)プロピル]エチレンジアミン(SiNNSi)
等をあげることができる。
このほか、シランカップリング剤として、両末端にトリメトキシシリル基やトリエトキシシリル基等のアルコキシ基を有したシランカップリング剤やトリクロロシリル基のように加水分解するとシラノール基を生成するシランカップリング剤を用いることができる。
シランカップリング剤以外の無機性カップリング剤としては、例えば両末端にトリメトキシシリル基やトリエトキシシリル基等のアルコキシ基を有したゲルマニウム、鉛、スズ、チタン、ジルコニウム、アルミニウム、バナジウム、タングステン、マンガン、ホウ素をあげることができる。
金属アルコキシドとしては、金属アルコキシドであればいずれも用いることができ、例えば金属アルコキシドの金属種が、ゲルマニウム、鉛、スズ、チタン、ジルコニウム、アルミニウム、バナジウム、タングステン、マンガン及びホウ素から選ばれる金属アルコキシドをあげることができる。
本発明の機能性素材は、前述したDNAおよび無機性のカップリング剤を適切な比率で混合することにより作製することができる。
DNAと無機性のカップリング剤との最適重量比は、使用する無機性のカップリング剤に応じて好ましい重量比より決定すればよい。
本発明においては、DNA(例えば10mg/mLのDNA溶液)に対して無機性のカップリング剤を5〜60質量%混合することが望ましい。なかでも、10〜50質量%混合することが更に望ましく、20〜40質量%混合するものが最も好ましい。
DNAと無機性のカップリング剤との混合にあたり、DNAを水に完全溶解させたDNA溶液を用いることが好ましい。通常、DNAを水に混合して室温で12時間以上放置することにより、DNAが完全に溶解した溶液とすることができる。このようなDNA水溶液を用いることで、適切な成分比率のもとで無機物との混合を確実に行うことができる。
DNAと無機物との混合液は、テフロン(登録商標)板上等に滴下し、室温で12時間放置することにより乾燥させることができる。
このようにして作製されたDNA−無機ハイブリッド体は、その素材内にDNAの構造や機能を保持し、かつ無機物の強さを有した機能性素材であり、環境浄化材料、医療材料、電子材料、光材料、衣料用素材等として用いることができる。
以下、具体的な実施例により本発明をより具体的に説明する。なお、本発明は以下に述べる実施例の内容に何ら限定されるものではない。
本発明に基づく機能性素材(DNA−無機ハイブリッド体)を次の手順で作製した。
まず、サケ白子由来のDNA(分子量500万以上、二本鎖)に純水を添加し、12時間、室温で放置し、10mg/mLのDNA溶液を調製した。
次に、当該DNA溶液に、SiNSi(ビス(トリメトキシシリルプロピル)アミン、Gelest社製)またはSiNNSi(ビス[3‐(トリメトキシシリル)プロピル]エチレンジアミン、Gelest社製)を5質量%,9質量%,23質量%,33質量%または50質量%となるように添加した。
各々の添加液については、タッチミキサー(ボルテックス)で30秒以上激しく攪拌、混合した。
そして、得られた各混合溶液を、テフロン板上に滴下し、室温で12時間乾燥させ、各混合比率のDNA−無機ハイブリッド体を作製した。
このようにして得られたDNA−無機ハイブリッド体の各々に対して、以下に示す試験を行い、その特定を確認した。
[試験例1]水への安定性に関する試験
先に作製したDNA−無機ハイブリッド体を純水中(20mL)に浸漬させ、時間経過ごとに260nmのAbs(吸光度)を測定し、溶出するDNA量を求めることで、DNA−無機ハイブリッド体の水への安定性を確認した。
試験例1の結果を図1及び図2に示す。
図1及び図2から明らかなように、DNA−無機(SiNSi、SiNNSi)ハイブリッド体を形成させることにより、DNAの溶出量を大幅に減少させることができ、無機物の濃度を濃くすることによりその効果を高めることができた。
[試験例2]生化学的な安定性に関する試験
先に作製したDNA−無機ハイブリッド体を20mlの緩衝溶液(20mM Tris−HCl、5mM NaCl、2.5mM CaCl pH7.4)に浸漬させ、15unit/μlのマイクロコッカルヌクレアーゼを13.3μl添加し、37℃で反応させた。当該反応液を経時的にサンプリングし、260nmのAbsを測定し、溶出したDNA量を求めることで、DNA−無機ハイブリッド体の生化学的な安定性を確認した。
試験例2の結果を図3に示す。
図3から解るように、DNAのみの場合ではわずか20分でほぼ完全に分解されてしまうが、DNA−無機ハイブリッド体では、分解時間を大幅に増加させることができた。
このことより、DNA−無機ハイブリッド体は、ヌクレアーゼ耐性を有していることが解る。
[試験例3]膨潤性に関する試験
実施例1で作製したDNA−無機ハイブリッド体をエタノール濃度0〜100体積%の水溶液中に5分間浸漬させ、浸漬させる前と後での重量を測定した。
試験例3の結果を図4に示す。
図4から明らかなように、使用するカップリング剤によりDNA−無機ハイブリッド体の膨潤性をコントロールできることが解る。本試験において、SiNSiハイブリッド体よりSiNNSiハイブリッド体で膨潤性の大きいことが解る。
[試験例4]熱的安定性に関して
先に作製したDNA−無機ハイブリッド体を用い、示差熱分析(Differential Thermal Analysis、DTA)及び熱重量分析(Thermo Gravimetric Analysis、TGA)を行った。
試験例4の結果を図5及び図6に示す。
図5に示すように、DNAのみ及びDNA−無機ハイブリッド体においては、DNAの水分蒸発による65℃付近の吸熱ピーク及びDNAの燃焼による235℃付近での発熱ピークが認められた。しかしながらカップリング剤のみではこれらのピークは認められなかった。
図6に示すように、DNAのみ及びDNA−無機ハイブリッド体においては235℃付近でのDNA重量の減少が認められたが、カップリング剤のみではこれらのピークは認められなかった。
以上、DNA−無機ハイブリッド体はDNAの物性に近いことが解る。つまり、元のDNAの物性を保持しつつ、無機物の強さを併せ持つ機能性素材とすることができることが解る。
[試験例5]電子材料としての物性に関して
アガロースをTAE溶液17mL中で1%になるように調整し、アガロースゲルを作製し、通常の方法で電気泳動を行った。
レーン1(図中では丸付き数字1で表示)にマーカー(マイクロチューブにTAE溶液9μL、染色液BPB−XCを2μL、Marker6を1μL加え攪拌し作製)を入れた。
レーン2(図中では丸付き数字2で表示)に標準サンプル(TAE溶液9μL、染色液BPB−XCを2μL、pBR322プラスミドDNAを1μL加え作製)を入れた。
レーン3(図中では丸付き数字3で表示)にDNA−無機(SiNSi)ハイブリッド体サンプル(pBR322プラスミドDNAを9μL、SiNSiを1μL、TAE溶液を8μL加え攪拌し、風乾させた後、TAE溶液で洗浄し作製)を入れた。
前述したマーカー、標準サンプル、DNA−無機ハイブリッド体サンプルを入れた後、電気泳動を行った。
電気泳動を終えたアガロースゲルを0.5μg/mLの臭化エチジウム溶液に入れ、染色した後、紫外線照射によりバンドを検出した。
試験例5の結果を図7に示す。
図7から明らかなように、SiNSiでハイブリッド化したDNA−無機ハイブリッド体サンプルは電気泳動を行い、電気を流しても、DNAが溶出していないことが解る。
以上より、DNA−無機ハイブリッド体は電子材料としての利用も期待することができる。
[試験例6]インターカレート機能に関して
実施例1で作製したDNA−無機ハイブリッド体(23質量%SiNSi)をDNAが溶出しなくなるまで純水に浸漬させた後、風乾させた。当該DNA−無機ハイブリッド体を、インターカレートすることの知られている臭化エチジウム5μM,10μM,20μM,30μMまたは50μMの溶液中に24時間浸漬させた後、当該ハイブリッド体の480nmにおけるAbs(吸収スペクトル)を測定した。以下の式(1)〜式(3)により集積量を測定し、DNAに対する臭化エチジウムの結合定数を決定した。
試験例6の結果を図12に示す。
図8から明らかなように、DNA−無機ハイブリッド体は臭化エチジウムにより赤色に染色されたことより、DNAのみと同様に集積能を保持していることが確認された。
更に、DNA−無機ハイブリッド体による集積量を示した図8及び式(1)〜式(3)を用いて非線形最小二乗法により臭化エチジウムの結合定数を決定した。
その結果、結合定数Kは、8.5×10−1であり、DNAの塩基対2.7個につき臭化エチジウムが1個インターカレートすることが解った。NMR(各磁気共鳴)測定、蛍光測定、UV/Vis(紫外光/可視光)測定より求められた二重らせんDNAに対する臭化エチジウムの結合定数Kは6.0〜12.0×10−1であり、DNAの塩基対2.0〜2.8個につき臭化エチジウム(EB)が1個インターカレートすることが知られている。
従って、前述した結合定数とn(EB1個に対するDNA塩基対の個数)がほぼ一致していることより、DNA−無機ハイブリッド体はDNAと同等のインターカレート機能を有していることが解る。
本発明は、DNAを含有する機能性素材であり、有機無機ハイブリッド材料として環境浄化材料、医療材料、電子材料、光材料、衣料用素材等に利用できる。
DNA−SiNSiハイブリッド体の水への安定性を示す図である。 DNA−SiNNSiハイブリッド体の水への安定性を示す図である。 DNA−無機ハイブリッド体の生化学的な安定性を示す図である。 DNA−無機ハイブリッド体の膨潤性を示す図である。 DNA−無機ハイブリッド体の熱量変化を示す図である。 DNA−無機ハイブリッド体の熱分析による重量変化を示す図である。 DNA−無機ハイブリッド体の電気泳動を行った結果を示す図である。 DNA−無機ハイブリッド体による臭化エチジウムの集積量を示す図である。

Claims (9)

  1. DNAと無機物とが結合したことを特徴とする機能性素材。
  2. 請求項1に記載した機能性素材において、無機物と結合する前記DNAが生物由来のDNAであることを特徴とする機能性素材。
  3. 請求項1または請求項2に記載した機能性素材において、前記無機物が無機性のカップリング剤由来であることを特徴とする機能性素材。
  4. 請求項3に記載した機能性素材において、前記無機性のカップリング剤がシランカップリング剤または金属アルコキシドであることを特徴とする機能性素材。
  5. 請求項4に記載した機能性素材において、無機性のカップリング剤である前記シランカップリング剤が、ビス(トリメトキシシリルプロピル)アミンまたはビス[3‐(トリメトキシシリル)プロピル]エチレンジアミンであることを特徴とする機能性素材。
  6. 請求項4に記載した機能性素材において、無機性のカップリング剤である前記金属アルコキシドの金属種が、ゲルマニウム、鉛、スズ、チタン、ジルコニウム、アルミニウム、バナジウム、タングステン、マンガン及びホウ素から選ばれる金属アルコキシドであることを特徴とする機能性素材。
  7. 請求項3から請求項6の何れかに記載した機能性素材において、前記DNAに対して前記無機性のカップリング剤を5〜60質量%混合して得られることを特徴とする機能性素材。
  8. 請求項3から請求項6の何れかに記載した機能性素材において、前記DNAに対して前記無機性のカップリング剤を10〜50質量%混合して得られることを特徴とする機能性素材。
  9. 請求項3から請求項6の何れかに記載した機能性素材において、前記DNAに対して前記無機性のカップリング剤を20〜40質量%混合して得られることを特徴とする機能性素材。
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