JP2009089296A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アドレスの設定変更をより容易に実行することが可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】プリンタ(印刷装置)1は、ネットワークに設けられたルータへの通信を試行して当該通信の成否を確認する接続確認部11と、当該通信が不成功であることが確認される場合には、印刷装置1に関するアドレスの設定画面を表示部に表示する表示制御部12と、設定画面による設定内容に基づいてアドレスを設定する設定制御部13とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷装置、特にネットワーク接続可能な印刷装置に関する。
ネットワーク接続可能なプリンタ、すなわちネットワークプリンタにおいては、当該プリンタにIPアドレスを設定して、ネットワーク通信が行われる。
このようなIPアドレスの設定方式としては、静的アドレス割当方式(固定アドレス割当方式)と動的アドレス割当方式とが存在する。
動的アドレス割当方式は、ユーザがIPアドレスを明示的に割り当てる必要が無いため、利便性が高い(特許文献1等参照)。
しかしながら、ユーザがIPアドレスを明示的に割り当てることが好ましい場合も存在する。このような場合等においては、静的アドレス割当方式が利用される。
なお、静的アドレス割当方式においては、プリンタの操作部等を用いてIPアドレスを設定する操作がユーザによって行われる。
特開2006−128874号公報
ところで、例えば社内の模様替え等に伴って、プリンタの配置場所が変更されることがある。
上述のような静的アドレス割当方式が採用される場合において、プリンタが大きく移動されるときには、移動前のIPアドレスをそのまま利用することができずIPアドレスの設定変更操作を行う必要があることが多い。
しかしながら、このようなIPアドレスの設定変更操作は、通常、非常に煩雑である。例えば、小さな液晶表示部がプリンタの上面手前側等に設けられており、当該液晶表示部に表示される設定画面等を用いて、当該設定変更操作が行われる。
詳細には、最初のメニュー画面から幾つかの階層のメニュー画面を当該液晶表示部に順次に表示することによって、ようやく所望のIPアドレスの設定画面にたどり着くことができる。例えば、最初のメニュー画面で「システム設定」を選択し、次のメニュー画面で「ネットワーク」を選択し、さらに次のメニュー画面で「TCP/IP」を選択し、そしてさらに次のメニュー画面で「IPアドレス」を選択することによって、ようやくIPアドレスの設定画面をプリンタの表示部に表示させることができる。
このような操作は、プリンタのユーザにとって非常に煩わしいものである。また、マニュアル等を参照することなく試行錯誤的に「IPアドレス」の設定画面等を探していく場合には、さらに多くのキー操作が必要になるため、特に煩雑になる。
そこで、この発明の課題は、アドレスの設定変更をより容易に実行することが可能な印刷装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、ネットワークに接続可能な印刷装置であって、ネットワークに設けられたルータとの通信を試行して当該通信の成否を確認する確認手段と、前記通信が不成功であることが確認される場合には、前記印刷装置に関するアドレスの設定画面を表示部に表示する表示制御手段と、前記設定画面による設定内容に基づいて前記アドレスを設定する設定制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る印刷装置において、前記印刷装置の前記アドレスは、静的アドレス割当方式において設定される固定IPアドレスを含むことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明に係る印刷装置において、前記確認手段は、前記設定画面の表示期間が所定値を超えると、前記通信の成否を再確認し、前記表示制御手段は、前記設定画面の表示中に前記通信の不成功が確認された場合には、前記設定画面の表示を継続し、前記設定画面の表示中に前記通信の成功が確認された場合には、前記設定画面の表示を中止することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明に係る印刷装置において、前記確認手段は、設定されている前記印刷装置のIPアドレスが、前記IPアドレスと同一のサブネットワーク内の他の装置に対して、重複して割り当てられているか否か、を判定し、前記表示制御手段は、前記IPアドレスが重複して割り当てられていると判定される場合にも、前記設定画面を表示することを特徴とする。
請求項1ないし請求項4に記載の発明によれば、ルータとの通信が不成功であることが確認される場合には、印刷装置に関するアドレスの設定画面が表示部に表示されるので、アドレスの設定変更を容易に実行することが可能である。
特に、請求項3に記載の発明によれば、設定画面の表示期間が所定値を超えると、ルータとの通信の成否が再確認されるので、ネットワークの復旧が自動的に検出される。また、設定画面の表示中に通信の成功が確認された場合には設定画面の表示が中止されるので、ネットワーク復旧時には設定画面の表示を自動的に中止することができる。
また特に、請求項4に記載の発明によれば、印刷装置のIPアドレスが重複して割り当てられていると判定される場合にも設定画面が表示されるので、アドレスの設定操作を容易に行うことが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.構成>
図1は、印刷システム100の構成を示す概略図である。
図1に示すように、印刷システム100は、ネットワークに接続可能なプリンタ(印刷出力装置ないし印刷装置とも称する)1を備えている。また、プリンタ1は、ネットワークNWを介して複数のコンピュータ90等に接続されており、当該コンピュータ90からの印刷出力指令(単に印刷指令とも称する)を受け付け、当該印刷指令に基づいて印刷出力動作を実行する。なお、ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)およびインターネットなどの各種のネットワークを含み得る。
図1では、社内等において、ネットワークNWの一部としてサブネットワークNAとサブネットワークNBとがルータ20を介して存在する状況が示されている。ネットワークNW内に設けられたルータ20は、2つのサブネットワークNA,NBを相互に接続する役割、およびこれらのサブネットワークNA,NBと別のネットワークを相互に接続する役割等を担っている。
各サブネットワークNA,NBには、それぞれ、1つ又は複数のコンピュータ90と、1つ又は複数のプリンタ1と、その他の通信機器(不図示)が接続されている。詳細には、ネットワークNAには、プリンタ1A,1Bおよびコンピュータ90A,90Bを含む各種の装置が接続されており、ネットワークNBには、プリンタ1C,1Dおよびコンピュータ90Cを含む各種の装置が接続されている。
図2は、プリンタ1の構成を示す機能ブロック図である。図2を参照しながら、プリンタ1の構成について説明する。
図2に示すように、プリンタ1は、印刷出力部3と、通信部4と、格納部5と、入出力部6と、コントローラ9とを備えている。
印刷出力部3は、対象画像に関する画像データに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、通信ネットワークNWを介したネットワーク通信を行う処理部である。このネットワーク通信を利用することによって、プリンタ1は、所望の相手先との間でTCP/IP等の各種のプロトコルを利用して通信し、各種のデータを授受することが可能である。
格納部5は、半導体メモリ(RAM,ROM)等で構成される。この格納部5には、各通信先から送信されてきた印刷データ等が一時的に格納される。また、格納部5には、プリンタ1に関する各種の設定内容も記憶される。
入出力部6は、プリンタ1に対する入力を受け付ける操作入力部61と、各種情報の表示出力を行う表示部62とを備えている。詳細には、操作入力部61は、数個のキー等を備えて構成される。また、表示部62は、比較的小さな表示部であり、数行(例えば2行〜5行程度)の文字表示等が可能な液晶表示パネルを備えて構成される。
コントローラ9は、プリンタ1を統括的に制御する制御装置であり、CPU等を備えて構成される。コントローラ9の制御下において各種の処理部が動作することによって、プリンタ1の各種の機能が実現される。例えば、コントローラ9の制御下において印刷出力部が動作することによって、印刷用紙上に画像データが形成される。また、コントローラ9は、次述するようなネットワークに関する設定動作等をも制御する。
コントローラ9は、CPUにおいて、格納部5のROM(例えば、EEPROM等)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。
具体的には、コントローラ9は、接続確認部11と、表示制御部12と、設定制御部13とを含む各種の処理部を実現する。
接続確認部11は、通信部4等と協働して、ネットワークNWに設けられたルータ20への通信を試行し、当該通信の成否(換言すればネットワーク接続の成否)を確認する。また、接続確認部11は、IPアドレスの重複確認動作等をも制御する。
表示制御部12は、表示部62における表示動作を制御する処理部である。表示制御部12は、例えば、プリンタ1とルータ20との通信が不可能(換言すれば、ルータ20との通信が不成功)であることが確認される場合には、プリンタ1に関するアドレスの設定画面G1〜G3(図6〜図10参照)等をプリンタ1の表示部62に表示する動作を制御する。
設定制御部13は、プリンタ1に関する各種の設定動作を制御する処理部である。設定制御部13は、例えば、設定画面G1〜G3による設定内容に基づいてアドレスを設定(登録)する動作を制御する。
つぎに、印刷システム100における動作について説明する。
<2.動作>
ここでは、図3に示すように、サブネットワークNAに接続されていたプリンタ1Aが、大きく移動する場合を想定する。また、この移動に伴って、プリンタ1Aが所属するサブネットワークは、サブネットワークNAからサブネットワークNBへと変更されるものとする。
さて、静的アドレス割当方式を利用する場合、移動前に設定されていた固定IPアドレスを移動後においてもそのまま使用することはできない。したがって、固定IPアドレスの設定変更を行う必要がある。
しかしながら、上述したように、一般に、アドレスの設定変更は、非常に煩雑な操作を伴うことが多い。
そこで、この実施形態においては、アドレスの設定変更を容易に行うことが可能な技術を例示する。このような技術によれば、プリンタ1Aのユーザ(管理者ないし操作者等)は、後述するように、表示部62に自動的に表示される設定画面G1〜G3(図6〜図10参照)を用いて、アドレスの設定変更操作を容易に実行することが可能である。
なお、ここでは、サブネットワークNAは、「192.168.10.0/24」のネットワークであり、サブネットワークNBは、「192.168.20.0/24」のネットワークである場合を例示する。プリンタ1Aの移動前においては、プリンタ1Aにおいてネットワークに関する設定項目について、例えば、次のような内容が設定されているものとする。具体的には、「IPアドレス」が「192.168.10.2」(図1参照)に設定されており、「サブネットマスク」が「255.255.255.0」に設定されており、「ゲートウエイアドレス」が「192.168.10.1」に設定されているものとする。またアドレス「192.168.10.1」は、サブネットワークNAのゲートウエイアドレスであり、サブネットワークNBのゲートウエイアドレスは、「192.168.20.1」であるものとする。これらのゲートウエイアドレスは、ルータ20において設定されている。
まず、プリンタ1Aのユーザは、プリンタ1Aを新たな設置場所に設置するとともに、プリンタ1Aのネットワークケーブル等の配線を、サブネットワークNB内の所定のコネクタ等に物理的に接続した後に、プリンタ1の電源スイッチを操作してプリンタ1の電源をオン状態にする。
図4および図5は、プリンタ1の電源オン直後にコントローラ9によって実行されるチェックルーチンを示すフローチャートである。なお、このチェックルーチンの実行後においては、通常起動時における初期画面(ステータス表示画面あるいはメニュー画面等)がプリンタ1Aの表示部62に表示される。
図4のステップS11においては、IPアドレスの設定方式が静的アドレス割当方式であるか動的アドレス割当方式であるかが判定される。なお、静的アドレス割当方式は、明示的に固定IPアドレスが割り当てられる方式であり、一方、動的アドレス割当方式は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)方式のようにDHCPサーバなどを用いて自動的にアドレスを割り当てる方式である。
動的アドレス割当方式が設定されているときには、本チェックルーチンは直ちに終了する。一方、静的アドレス割当方式が設定されているときには、ステップS12に進む。
ステップS12においては、プリンタ1Aは、プリンタ1Aに設定されているアドレス情報に基づいて、ルータ20との通信を試行する。
例えば、プリンタ1Aは、当該プリンタ1Aに設定されているゲートウエイアドレスGA(「192.168.10.1」)を用いて、ルータとの通信を試行する。このゲートウエイアドレスGA(「192.168.10.1」)は、ルータ20のサブネットワークNAに関するゲートウエイアドレスである。
プリンタ1Aの移動前であれば、当該ゲートウエイアドレスGAを用いることによりプリンタ1Aと当該ルータ20との通信は成功する。この場合には、ステップS13からステップS14に進む。ステップS14においては、後述するように、同一サブネットワーク内の通信装置との通信が試行され、IPアドレスの重複の有無が確認される。そして、プリンタ1Aと同一サブネットワークNA内の他の通信装置(プリンタ1B,コンピュータ90A,90B,...)との間におけるIPアドレスの重複が存在しないと判定(ステップS15)される場合には、アドレスの設定内容が正しいことが確認され、ステップS16の終了処理を経て本ルーチンが終了する。
これに対して、図3に示すような移動が行われた後、換言すれば、論理的にルータ20を超える位置にプリンタ1Aが移動された後においては、次述するように、ゲートウエイアドレスおよびIPアドレスは正しくないものになる。そのため、プリンタ1Aと当該ルータ20との通信は不成功に終わる(すなわち失敗する)。
図3に示すように、プリンタ1Aは、当該移動後において、サブネットワークNA内ではなくサブネットワークNB内に存在する。そのため、プリンタ1Aは、ルータ20のゲートウエイアドレス、すなわち当該サブネットワークNBに対応するゲートウエイアドレス「192.168.20.1」を指定して当該ルータ20との通信を実行しなければ、当該通信は失敗する。例えば、プリンタ1Aが、設定変更前のプリンタ1Aのゲートウエイアドレス「192.168.10.1」に基づいてルータ20にアクセスしようとしても、プリンタ1Aとルータ20との通信は失敗することになる。
ルータ20との通信が失敗した(すなわち不成功であった)ことが確認される場合には、ステップS13からステップS21(図5)に進む。
ステップS21においては、3種類のアドレス(具体的には、固定IPアドレス、サブネットマスクおよびゲートウエイアドレス)の設定画面G1〜G3が順次に表示され、当該3種類のアドレスが順次に設定される。
具体的には、まず、図6に示すようなIPアドレス(固定IPアドレス)の設定画面G1がプリンタ1Aの表示部62に表示される。すなわち、プリンタ1Aとルータ20との通信が不成功であることが確認されたことに応じて、設定画面G1が自動的に表示部62に表示される。
ユーザは、この設定画面G1を用いて、プリンタ1Aの新たなIPアドレス(固定IPアドレス)、例えば、図7に示すように、「192.168.20.8」を、操作入力部61のキー(例えば数字キーあるいはカーソルキー等)を用いて入力する。そして、最後に操作入力部61の決定ボタン(不図示)を押下することによって、入力内容が確定され、IPアドレス入力が完了する。
次に、図8に示すようなサブネットマスクの設定画面G2がプリンタ1Aの表示部62に表示される。ここでは、変更を伴わずに操作入力部61の決定ボタンを押下して、入力内容を以前の値のまま確定する。なお、変更の必要があれば、新たな値を入力すればよい。
さらに、図9に示すようなゲートウエイアドレスの設定画面G3がプリンタ1Aの表示部62に表示される。
ユーザは、この設定画面G3を用いて、プリンタ1Aに関する新たなゲートウエイアドレスとして、例えば、図10に示すように、「192.168.20.1」を、操作入力部61のキーを用いて入力する。そして、最後に操作入力部61の決定ボタンを押下することによって、入力内容が確定され、新たなゲートウエイアドレスの入力が完了する。
その後、ステップS23において各種アドレス入力が完了した旨が判定されると、ステップS24において、入力されたアドレス情報が、プリンタ1Aのアドレスに関する新たな登録内容として登録される。
このような動作によれば、上述のような複数の階層のメニュー画面を辿っていく煩雑な操作を伴うことなく、所望の設定画面G1〜G3が自動的に表示部62に表示される。そのため、当該設定画面G1〜G3を用いたアドレスの設定操作を容易に実現することができる。
また、この実施形態においては、アドレスの登録作業が終了すると、再登録されたアドレスが正しいものであることを確認するため、ステップS24からステップS12に戻り、再び同様の動作が繰り返される。具体的には、更新後(登録後)のゲートウエイアドレスに基づいてルータ20との通信が試行され、当該ルータ20との通信の成否が確認される。
再登録後のアドレスが正しいものではなく、プリンタ1Aとルータ20との通信が未だ成功しない場合には、ステップS12からステップS21へと再び進み、同様の再登録動作が実行される。
一方、再登録後のアドレス(詳細にはIPアドレス、サブネットマスクおよびゲートウエイアドレス)が正しい場合に当該通信が成功すると、ステップS13からステップS14へと移行する。そして、ステップS14では、同一サブネットワーク内の他の通信装置との通信が行われ、プリンタ1Aに現在設定されているIPアドレスが、同一のサブネットワーク内の他の装置に対して、重複して割り当てられていないか否か、が判定される。
そして、移動後のプリンタ1Aと同一サブネットワークNB内の他の通信装置(プリンタ1C,1D,コンピュータ90C,...)との通信によって、IPアドレスの重複登録がなされていないことが確認される(ステップS15)ときには、ステップS16の終了処理を経て、本ルーチンが終了する。
一方、登録後の新IPアドレスが他の装置における既登録のIPアドレスと重複していると判定される場合には、ステップS21に移行する。そして、ステップS21以降において、設定画面G1〜G3が表示部62に順次に表示され、当該設定画面G1〜G3を用いたアドレスの入力動作等が再度実行される。
このように、サブネットワークNBに接続された他の装置に対してプリンタ1AのIPアドレスが重複して割り当てられていないか否かが判定され、当該重複が存在すると判定される場合にも、設定画面G1が自動的に表示部62に再表示される。したがって、アドレスの再設定操作を容易に行うことが可能である。
ところで、何らかの事情で一時的に不通になっていたネットワーク通信が、上述のようなアドレス設定操作中に突如復旧することもある。
そこで、この実施形態では、このようなネットワーク通信の復旧を検出できるように、設定画面G1の入力中に所定時間間隔で、ルータ20との通信を再試行するものとする。具体的には、ステップS21〜S23のループを実行し、当該ループの実行中において、設定画面G1が表示部62に表示されている期間(継続表示期間)が設定時間T1よりも長くなった場合には、ステップS21〜S23のループ中のステップS22においてその旨が判定され、ステップS12に移行する。すなわち、設定画面G1の表示期間が設定時間(所定値)T1を超えると、通信の成否がステップS12で再確認される。なお、設定時間T1としては、例えば数分程度が設定されればよい。
そして、ステップS12においてルータ20との通信が可能であることが確認されると、ステップS13からステップS14に進む。さらに同一サブネットワーク内でのアドレスが重複していないことが確認される(ステップS15)と、ステップS16に進む。ステップS16では、表示部62の表示内容がクリアされ、本ルーチンが終了する。換言すれば、設定画面G1の表示中において、プリンタ1Aとルータ20との通信の成功、およびプリンタ1Aと同一サブネットワーク内の他の通信機器とのIPアドレスの非重複が確認された場合には、設定画面G1の表示が中止される。その後、通常起動時における初期画面(ステータス表示画面あるいはメニュー画面等)がプリンタ1Aの表示部62に表示される。
一方、プリンタ1Aとルータ20との通信の不成功(失敗)、あるいは、プリンタ1Aと同一サブネットワーク内の他の通信装置との間におけるIPアドレスの重複が確認されると、再びステップS21に進む。すなわち、設定画面G1の表示中において、通信設定の不具合が確認される場合には、設定画面G1の表示が継続される。
このような動作によれば、設定画面G1の表示期間が所定値T1を超えると、ルータ20との通信の成否が再確認されるので、ネットワークの復旧が自動的に検出される。また、設定画面G1の表示中に通信の成功が確認された場合には設定画面G1の表示が中止されるので、ネットワーク復旧時には設定画面G1の表示を自動的に中止することができる。
なお、この実施形態においては、設定画面G1の表示中であることをも条件に、ステップS22からステップS12に戻っている。すなわち、上述のようなネットワーク通信の復旧検出動作は、設定画面G2,G3の表示中には行われない。ただし、これに限定されず、設定画面G2,G3の表示中にも、上述のようなネットワーク通信の復旧検出動作を行うようにしてもよい。
<3.その他>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態においては、ステップS14において同一サブネットワーク内の他の通信装置との通信を実行し、IPアドレスの重複の有無を確認する場合を例示しているが、これに限定されず、ステップS13から、(ステップS14,S15を経ることなく、)そのままステップS16に進むようにしてもよい。
あるいは、上記実施形態においては、ステップS21〜S23におけるアドレス情報の入力が終了した後に、再びステップS12に戻って通信の成否を確認しているが、これに限定されない。例えば、ステップS21〜S23でアドレス情報の入力が終了した後には、通信の成否の再確認を行うことなく、ステップS16に進むようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、印刷装置として、プリンタを例示したが、これに限定されず、例えばマルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi Function Peripheral)(MFPとも略称する)に上記の思想を適用するようにしてもよい。なお、MFPは、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能およびファクシミリ通信機能などを備える装置(複合機とも称する)である。
印刷システムの構成を示す概略図である。 プリンタの構成を示す機能ブロック図である。 プリンタ移動後の印刷システムの構成を示す概略図である。 プリンタの電源オン直後の動作を示すフローチャートである。 プリンタの電源オン直後の動作を示すフローチャートである。 IPアドレスの設定画面を示す図である。 IPアドレスの設定画面を示す図である。 サブネットマスクの設定画面を示す図である。 ゲートウエイアドレスの設定画面を示す図である。 ゲートウエイアドレスの設定画面を示す図である。
符号の説明
1,1A〜1D プリンタ
20 ルータ
61 操作入力部
62 表示部
90,90A〜90C コンピュータ
100 印刷システム
G1〜G3 設定画面
GA ゲートウエイアドレス
NA,NB サブネットワーク
NW 通信ネットワーク

Claims (4)

  1. ネットワークに接続可能な印刷装置であって、
    ネットワークに設けられたルータとの通信を試行して当該通信の成否を確認する確認手段と、
    前記通信が不成功であることが確認される場合には、前記印刷装置に関するアドレスの設定画面を表示部に表示する表示制御手段と、
    前記設定画面による設定内容に基づいて前記アドレスを設定する設定制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記印刷装置の前記アドレスは、静的アドレス割当方式において設定される固定IPアドレスを含むことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記確認手段は、前記設定画面の表示期間が所定値を超えると、前記通信の成否を再確認し、
    前記表示制御手段は、
    前記設定画面の表示中に前記通信の不成功が確認された場合には、前記設定画面の表示を継続し、
    前記設定画面の表示中に前記通信の成功が確認された場合には、前記設定画面の表示を中止することを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記確認手段は、前記印刷装置のIPアドレスが、前記IPアドレスと同一のサブネットワーク内の他の装置に対して重複して割り当てられているか否か、を判定し、
    前記表示制御手段は、前記IPアドレスが重複して割り当てられていると判定される場合にも、前記設定画面を表示することを特徴とする印刷装置。
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