JP2009083916A - Joining method and junction structures of joint of assembled tank such as coolant tank - Google Patents
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Description
本発明はクーラントタンク等の組立槽の接合部の接合方法及び接合部構造、より詳細には、複数の容体構成部を接合して組み立てられるクーラントタンクその他の組立液槽の容体構成部間の接合方法及び接合部の構造に関するものである。 The present invention relates to a joining method and a joining structure of a joining portion of an assembly tank such as a coolant tank, and more specifically, joining between the constituent parts of a coolant tank and other assembly liquid tanks assembled by joining a plurality of constituent parts. It relates to the method and the structure of the joint.
例えば、工作機械に付設されるクーラントを貯留するクーラントタンクのような比較的大型の液槽は、一側面を欠く2つの箱状の容体構成部の接合端面を対向させて接合することによって組立てられる。その場合、図5に示すように、各容体構成部の接合端面の両側辺及び上下辺に接合フランジ31a〜31d(41a〜41d)が設けられ、一方の容体構成部の接合フランジ31a〜31dと他方の容体構成部の接合フランジ41a〜41dとがボルト止めされる。
For example, a relatively large liquid tank, such as a coolant tank for storing coolant attached to a machine tool, is assembled by joining the joint end faces of two box-shaped container constituent parts lacking one side face to face each other. . In this case, as shown in FIG. 5,
そのために、各接合フランジ31a〜31d、41a〜41dに多数のボルト穴32、42が穿孔される。そして、接合に際しては、各接合フランジ31a〜31d、41a〜41dの対向面にシリコーン等のシーリング材を塗布し、シーリング材が固まる前に、差し金及び水平器等でフランジ面が水平になっていることを確認した上で、フランジ同士を突き合わせてボルト止めする。
For this purpose, a large number of
従来のこの接合方法によった場合、フランジ面が水平になっていることを確認した上で接合することになるが、その作業に熟練を要し、また、両側辺及び上下辺の各接合フランジの全長に亘って数多くのボルト穴32、42を開ける必要があってその作業に手間がかかり、また、多数のボルトの締付けに手間がかかるだけでなく、作業者によって組み付けにばらつきが出易いという欠点がある。
In the case of this conventional joining method, it is necessary to join after confirming that the flange surface is horizontal, but the work requires skill, and each joining flange on both sides and upper and lower sides It is necessary to open a large number of
また、下辺フランジ31c、41cについては外からボルト止めできないため、容体構成部の内底面に開口33、43を設けておき、そこを通して内側からボルト止めし、ボルト止め完了後、開口33、43を一連の底面構成板34を溶接することによって閉塞するという方法を採らざるを得ない。そのため、下辺フランジ31c、41cについての多数のボルト締め作業と、底面構成板34の溶接作業に多くの手間がかかる。
Also, since the
更に、液漏れ防止のために行うシーリング材塗布作業にも手間がかかり、且つ、その塗布作業にばらつきが出易いために、液漏れが発生し易いという問題もある。
本発明は上記従来の接合方法の問題点を解決するためになされたもので、複数の容体構成部の接合を、格別の熟練を要することなく迅速に行うことを可能にし、しかもその接合に伴って十分な液シールを施すことが可能なクーラントタンク等の組立槽の接合部の接合方法及び接合部構造を提供することを課題とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems of the conventional joining method, and enables a plurality of container constituent parts to be joined quickly without requiring any special skill. It is an object of the present invention to provide a joining method and a joining structure of a joining portion of an assembly tank such as a coolant tank capable of providing a sufficient liquid seal.
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、箱状容体を縦に分割した形状の容体構成部同士を接合して液密槽を構成するための方法であって、前記容体構成部のそれぞれの接合端面に両側及び下方に張出す接合フランジを設け、接合する一方の側の前記接合フランジの接合面には、その一側の側辺フランジから下辺フランジを経て他側の側辺フランジに至る、両端が閉塞された凹溝を形成し、接合する他方の側の前記接合フランジの接合面には、前記凹溝に嵌合する突条を形成し、接合に際して前記突条を前記凹溝に嵌合させた後前記凹溝内にシリコーン等のシーリング材を注入すると共に、前記側辺フランジ同士を対向させてボルト止めすることを特徴とするクーラントタンク等の組立槽の接合部の接合方法である。
The invention according to
また、上記課題を解決するための請求項2に記載の発明は、箱状容体を縦に分割した形状の容体構成部同士を接合して液密槽を構成するための接合部の構造であって、前記容体構成部のそれぞれの接合端面に両側及び下方に張出す接合フランジを設け、接合する一方の側の前記接合フランジの接合面には、その一側の側辺フランジから下辺フランジを経て他側の側辺フランジに至る、両端が閉塞された凹溝を形成し、接合する他方の側の前記接合フランジの接合面には、前記凹溝に嵌合する突条を形成し、前記凹溝を形成する前記接合フランジの前記側辺フランジに、前記凹溝に通じるシーリング材注入口を穿設して成るクーラントタンク等の組立槽の接合部構造である。
Further, the invention according to
好ましくは、前記凹溝を設ける側の前記容体構成部の内底面に、前記凹溝に通じる確認孔を設け、また、前記凹溝は、一端から他端まで一連のものとする。更に、前記各容体構成部の接合面の上辺相当部に、互いにボルト止めされる上辺フランジを渡すこともある。 Preferably, a confirmation hole leading to the groove is provided on the inner bottom surface of the container constituting part on the side where the groove is provided, and the groove is a series from one end to the other end. Further, an upper flange that is bolted to each other may be passed to the upper side corresponding portion of the joint surface of each container component.
本発明は上記のとおりであって、複数の容体構成部の接合を、突条を凹溝に嵌合した後、凹溝にシーリング材を注入し、側辺フランジ同士をボルト止めするという、格別の熟練を要しない簡易な作業にて行うことができ、しかもその接合に伴って十分な液シールを施すことが可能であるので、クーラントタンク等の組立作業をバラつきなく、容易且つ迅速に効率よく行い得る効果がある。 The present invention is as described above, and after joining the plurality of container constituent parts to the groove, the sealing material is injected into the groove and the side flanges are bolted to each other. Can be performed by simple work that does not require skill, and sufficient liquid sealing can be performed along with the joining, so that the assembly work of the coolant tank and the like can be performed easily, quickly and efficiently without variation. There is an effect that can be done.
本発明を実施するための最良の形態について、添付図面に依拠して説明する。図1及び図2は、本発明に係る接合方法及び接合部構造を示すもので、図中1、2は、突き合わせ接合してクーラントタンク等の液体用タンクを構成する容体構成部を示す。各容体構成部1、2は、接合端面側の側面と上面を欠いた箱形状である。容体構成部1、2は普通このように全体を二分したものであるが、3つ又はそれ以上に分割することも有り得る。その場合の各部の接合も、以下に説明する方法に準じる。
The best mode for carrying out the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIGS. 1 and 2 show a joining method and a joint structure according to the present invention. In FIG. 1 and FIG. 2,
容体構成部1(2)の接合端面には、その外端縁を囲むように側辺フランジ3、3a(4、4a)と、下辺フランジ5(6)とが、通例溶接によって固定される。側辺フランジ3、3a(4、4a)と下辺フランジ5(6)は、一体物であってもよいし、別体であってもよい。
The
また、必要に応じ、容体構成部1(2)接合端面の上端部に、上辺フランジ7(8)が、通例溶接によって設置される。側辺フランジ3、3aと下辺フランジ5と上辺フランジ7の接合面は面一となるようにされ、同様に、側辺フランジ4、4aと下辺フランジ5と上辺フランジ8の接合面も面一となるようにされる。
Further, if necessary, the upper flange 7 (8) is usually installed by welding at the upper end of the joint component 1 (2) joining end surface. The joint surfaces of the
一方の容体構成部1の側辺フランジ3、3aと下辺フランジ5の接合面には、一連のコ字形凹溝9が形成される。凹溝9の両端は、開放されることなく閉塞されるが、各側辺フランジ3、3aの上端面に、それぞれ凹溝9にまで延びて、凹溝9に開口するシリコーン等のシーリング材注入口10が穿設される。また、側辺フランジ3、3aの凹溝9よりも外側に、ボルト穴11が複数形成される。なお、下辺フランジ5には、ボルト穴11を形成する必要はない。更に、側辺フランジ3、3aには、通例その上下2個所に、後述する位置決めピン17を進入させるためのピン孔12が穿設される。
A series of U-shaped
他方の容体構成部2の側辺フランジ4、4aと下辺フランジ6の接合面には、凹溝9に嵌合するコ字形の突条14が形成される。突条14は通例一連のものとされるが、分断されたものであってもよい。突条14は、凹溝9の奥一杯に嵌合することなく、シーリング材充填用ギャップ15が確保されるように形成される(図4参照)。また、側辺フランジ4、4aの突条よりも外側の、ボルト穴11に対応する位置にボルト穴16が形成され、更に、ピン孔12に対応する位置に位置決めピン17が突設される。
On the joint surface between the
なお、この実施例では、容体構成部1の方にピン孔12を設け、容体構成部2の方に位置決めピン17を設けることとしているが、その逆としてもよいし、あるいは、容体構成部1、2のそれぞれにピン孔12と位置決めピン17を1つ宛設けることとしてもよいことは言うまでもない。
In this embodiment, the
好ましくは、凹溝9を形成する容体構成部1の内底面に、凹溝9にまで延びて開口する確認孔18が穿設される。確認孔18は、通例、下辺フランジ6の凹溝9の上方中間位置に配設される。この確認孔18は、シーリング材充填用ギャップ15にシーリング材が十分に注入されたことを確認するための窓となるものである。なお、19は、容体構成部1、2の底面に適宜設置される補強用リブを示している。
Preferably, a
上記構成の容体構成部1、2を接合してクーラントタンク等を組み立てるには、例えば容体構成部1に向けて容体構成部2を移動させ、突条14を凹溝9内に嵌合させる。その際、位置決めピン17をピン孔12に挿入するようにすることにより、容体構成部1に対する容体構成部2の位置合わせができるので、凹溝9内への突条14の嵌合作業は容易であり、同時にボルト穴11とボルト穴16の位置合わせも達成される。
In order to assemble the coolant tank and the like by joining the container
そこで、ボルト穴11、16にボルトを通して側辺フランジ3、3aと側辺フランジ4、4aとをボルト止めし、また、上辺フランジ7、8を設けたときは、その部分を同様にボルト止めする。
Therefore, the
その後、各シーリング材注入口10からシーリング材を注入し、シーリング材充填用ギャップ15を充填する。確認孔18は、シーリング材注入口10、10からほぼ等しい位置に形成されているので、シーリング材注入口10、10のそれぞれからほぼ同圧で注入されるシーリング材は、確認孔18付近でぶつかり合って、少量確認孔18から流れ出る。従って、確認孔18を監視することにより、シーリング材の充填状況を把握することができる。また、シーリング材充填用ギャップ15の総容量を予め知ることができるので、それに見合った量のシーリング材を注入することにより、十分に充填されたことを確認することができる。
Thereafter, a sealing material is injected from each sealing
かくしてシーリング材充填用ギャップ15がシーリング材で充填されることにより、容体構成部1、2の接合部が完全にシールされる。そして、ボルト止め部はこのシールの外側に位置するので、その部分のシール性を考慮する必要はない。
Thus, when the sealing
このように、本発明に係る接合方法及び接合構造によれば、組み付け作業に熟練を要せず、シーリング材の塗布ムラの心配がなく、確実にシール性能を確保することができ、ボルト止め作業も側辺フランジだけで済むので、組立作業をバラつきなく、容易且つ迅速に効率よく行うことができる。 As described above, according to the joining method and the joining structure according to the present invention, the assembly work does not require skill, there is no fear of uneven application of the sealing material, and the sealing performance can be surely secured, and the bolting work Since only the side flange is required, the assembling work can be performed easily, quickly and efficiently without variation.
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。 Although the present invention has been described in some detail with respect to its most preferred embodiments, it will be apparent that a wide variety of different embodiments can be constructed without departing from the spirit and scope of the invention, the invention being defined by the appended claims. It is not restricted to the specific embodiment other than limiting in.
1 容体構成部
2 容体構成部
3、3a 側辺フランジ
4、4a 側辺フランジ
5 下辺フランジ
6 下辺フランジ
7 上辺フランジ
8 上辺フランジ
9 凹溝
10 シーリング材注入口
11 ボルト穴
12 ピン孔
14 突条
15 シリコーン充填用ギャップ
16 ボルト穴
17 ピン
18 確認孔
19 補強用リブ
DESCRIPTION OF
Claims (5)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007257825A JP2009083916A (en) | 2007-10-01 | 2007-10-01 | Joining method and junction structures of joint of assembled tank such as coolant tank |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016187772A (en) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 株式会社住化分析センター | Gas-liquid treatment apparatus |
-
2007
- 2007-10-01 JP JP2007257825A patent/JP2009083916A/en active Pending
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