JP2009081085A - バックライト装置および液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液晶パネル面での輝度差の低減を図るようにしたバックライト装置および液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 画像情報を表示する液晶パネル21を背面から照射する光源部31と、この光源部31と液晶パネル21との間に配設され、光源部31から出射された出射光を均一にする光学部32と、光源部31を内部に配設したリアフレーム33とを備えたバックライト装置3において、光源部31は、複数の蛍光ランプ5を並設して形成され、蛍光ランプ5は、直管部51を有するガラスランプ管5Tと、このガラスランプ管5Tの直管部51の端部に設けられた外部接続部5aとを更に備え、当該バックライト装置3が使用状態において、蛍光ランプ5は、外部接続部5aの少なくとも一方の外部接続部5aが上方となり、直管部51が垂直に立てた姿勢となるように配設し、かつ、上方となった外部接続部5aから給電する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、液晶表示装置の液晶パネルを背面から照射する直下型のバックライト装置およびこのバックライト装置を備えた液晶表示装置に関し、特に、簡単な構成により、液晶パネル面での輝度差の低減を図るようにしたものである。
例えば、液晶型テレビジョン、計器表示装置、などに用いられる液晶表示装置にあっては、バックライト装置の明るさがより均一であることが強く要望される傾向にある。
従来のこの種バックライト装置としては、陰極管蛍光ランプ(以下単に、「蛍光ランプ」と称す。)の形状や配置の向きによって種々のものが提案されている。例えば、長尺状のガラスランプ管を用いた直管型の蛍光ランプを、使用状態において、垂直に立てた姿勢とし、横方向に等間隔に複数本配置したものがある(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
一般的に、蛍光ランプは、特性上周囲温度が、55℃〜75℃、好ましくは、65℃近辺で輝度が明るく、55℃未満或いは75℃を超えると輝度が低下する傾向にある。ところが、上述の特許文献1および特許文献2に記載の構成によれば、蛍光ランプ間の輝度差は生じないものの、個々の蛍光ランプにおいては、蛍光ランプの発熱により、上方が85℃近辺まで温度が上昇し、上方と下方とでは温度差が生じる。この結果、蛍光ランプの周囲温度の変化による高さ(垂直)方向の輝度は、図11(a)に温度による輝度変化を線Tkで示すように、上方(H)の温度が85℃近辺となり暗く、下方(L)の温度が55℃〜65℃で、明るくなり、上下方向において輝度差が生じ、バックライト装置全体として輝度ムラが生じる。なお、図11(a)は、蛍光ランプの温度による輝度変化を示す概念図で、図11(a)において、縦軸は、蛍光ランプの高さ方向の位置を示し、Hが上方で、Lが下方である。また、横軸は、輝度(明暗)を示す。
この対策として、例えば、直管部と、曲がり部とからなりU字状に形成したガラスランプ管からなる屈曲型の蛍光ランプを用い、バックライト装置が使用状態において、蛍光ランプは、外部接続部が下方となり、直管部が垂直に立てた姿勢となるように配設したものがある(特許文献3参照)。
特開平5−119316号公報 特開2002−214605号公報 特開2005−332813号公報
ところで、最近の液晶表示装置では、薄型テレビジョンやパーソナルコンピュータの普及に伴い、高輝度化,大画面化に対する要望や、液晶表示装置の特徴である薄型、軽量、低消費電力に対する要求が益々強くなってきた。このため、輝度を上げるために蛍光ランプ点灯周波数を高くすることで対応してきたが、特に、点灯周波数が高くなると、蛍光ランプからリフレクタやリアフレーム(シャーシ)などへの漏れ電流が大きくなる。また、一般的に、蛍光ランプの給電部(外部接続部)から遠ざかるにしたがって漏れ電流は増加する。この結果、特許文献3記載の配置構成の蛍光ランプは、給電部である外部電極部からの距離が遠くなる上方では、漏れ電流が大きくなり、暗くなる。即ち、外部電極部からの距離に基因する漏れ電流の変化による高さ(垂直)方向の輝度は、図11(b)に漏れ電流による輝度変化を線Ikで示すように、外部電極部からの距離が遠くなるほど、即ち、上方(H)になるほど漏れ電流による影響が大きくなり、輝度が低下する傾向にある。従って、特許文献3記載の構成では、下方に外部電極部があることから、上方(H)は、漏れ電流による輝度の低下と、前述した温度による輝度の低下が相乗し、図11(c)に蛍光ランプの高さ方向における輝度変化を線Kで示すように、蛍光ランプの輝度は、上方に向かうほど低下する。このため、蛍光ランプの上下方向で、よりバックライト装置全体として輝度ムラが生じるなどいった問題があった。なお、図11(b)は、蛍光ランプの漏れ電流による輝度変化を示す概念図、図11(c)は、上述した温度変化による輝度変化(Tk)と、蛍光ランプの外部電極部からの距離による漏れ電流変化による輝度変化(Ik)とを加えた状態の蛍光ランプの高さ方向における輝度変化を示す概念図である。図11(b)および(c)において、縦軸は、蛍光ランプの高さ方向の位置を示し、Hが上方で、Lが下方である。また、横軸は、輝度(明暗)を示す。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、簡単な構成により、液晶パネル面での輝度差の低減を図るようにしたバックライト装置およびこのバックライト装置を備えた液晶表示装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明では、画像情報を表示する液晶パネルを背面から照射する光源部と、この光源部と液晶パネルとの間に配設され、光源部から出射された出射光を均一にする光学系部材を有する光学部と、光源部を内部に配設したリアフレームとを備えたバックライト装置において、光源部は、複数の蛍光ランプを並設して形成され、蛍光ランプは、直管部を有するガラスランプ管と、このガラスランプ管の直管部の端部に設けられた外部接続部とを更に備え、当該バックライト装置が使用状態において、蛍光ランプは、外部接続部の少なくとも一方の外部接続部が上方となり、直管部が垂直に立てた姿勢となるように配設し、かつ、上方となった外部接続部から給電する。
この構成によれば、バックライト装置が使用状態において、蛍光ランプは、外部接続部の少なくとも一方の外部接続部が上方となり、直管部が垂直に立てた姿勢となるように配設され、上方となった外部接続部から給電されている。従って、温度上昇によって輝度が暗くなる上方から給電されているので、上方の漏れ電流は少なく、漏れ電流に伴う輝度の低下は、少ない。他方、漏れ電流が増加し、これに伴って輝度が低下する下方は、温度上昇に伴う輝度低下がない。この結果、蛍光ランプの上下方向における輝度ムラが解消され、バックライト装置として、より均一な輝度の照明が可能となる。
また、本発明においては、光源部を駆動するインバータ回路を、更に備え、インバータ回路は、リアフレームの背面の上方に配設したインバータプリント配線基板に実装され、インバータ回路と、蛍光ランプの上方に位置する外部接続部とは、リアフレームの上方部分を経由するリード線により電気的に接続する。
この構成によれば、インバータ回路は、リアフレームの背面の上方に配設したインバータプリント配線基板に実装され、インバータ回路と、蛍光ランプの外部接続部とは、リアフレームの上方部分を経由するリード線により電気的に接続している。従って、発熱を伴うインバータ回路が上方にあるので、インバータ回路による発熱は、速やかに上方に排出され、蛍光ランプの周囲の温度を上昇させることがなく、都合がよい。
また、本発明においては、蛍光ランプは、直管型の蛍光ランプであって、直管部の両端に外部接続部を備え、当該外部接続部のうち下方に位置する外部接続部は、隣接する蛍光ランプの下方に位置する外部接続部とリード線を介して電気的に接続する。
この構成によれば、蛍光ランプは、直管型の蛍光ランプであって、直管部の両端に外部接続部を備え、当該外部接続部のうち下方に位置する外部接続部は、隣接する蛍光ランプの下方に位置する外部接続部とリード線を介して電気的に接続している。従って、従来から使用されている、直管型の蛍光ランプを用いることができ、都合が良い。
また、本発明においては、蛍光ランプは、前記直管部と、曲がり部とからなりU字状に形成したガラスランプ管からなる屈曲型の蛍光ランプであって、曲がり部は、当該バックライト装置が使用状態において、下方に位置するように配設する。
この構成によれば、蛍光ランプは、直管部と、曲がり部とからなりU字状に形成したガラスランプ管からなる屈曲型の蛍光ランプであって、曲がり部は、当該バックライト装置が使用状態において、下方に位置するように配設している。従って、蛍光ランプの下方での接続作業を省略することができ、都合が良い。
更に、本発明においては、画像情報を表示する液晶パネルを背面から照射する光源部と、この光源部と前記液晶パネルとの間に配設され、光源部から出射された出射光を均一にする光学系部材を有する光学部と、光源部を内部に配設したリアフレームとからなるバックライト装置を備えた液晶表示装置において、バックライト装置の光源部は、複数の蛍光ランプを並設して形成され、蛍光ランプは、直管部を有するガラスランプ管と、このガラスランプ管の直管部の端部に設けられた外部接続部とを更に備え、当該バックライト装置が使用状態において、蛍光ランプは、外部接続部の少なくとも一方の外部接続部が上方となり、直管部が垂直に立てた姿勢となるように配設し、かつ、上方となった外部接続部から給電する。
この構成によれば、バックライト装置が使用状態において、蛍光ランプは、外部接続部が上方となり、直管部が垂直に立てた姿勢となるように配設さ、上方となった外部接続部から給電されている。従って、温度上昇によって輝度が暗くなる上方から給電されているので、上方の漏れ電流は少なく、漏れ電流に伴う輝度の低下は、少ない。他方、漏れ電流が増加し、これに伴って輝度が低下する下方は、温度上昇に伴う輝度低下がない。この結果、蛍光ランプの上下方向における輝度ムラが解消され、バックライト装置として、より均一な輝度の照明が可能となり、液晶パネル面での輝度差の低減を図ることができ、より鮮明な画像を表示することができる液晶表示装置を得ることができる。
本発明によれば、簡単な構成により、液晶パネル面での輝度差の低減を図るようにしたバックライト装置およびこのバックライト装置を備えた液晶表示装置を得ることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の一実施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るバックライト装置を有する液晶表示装置を用いた液晶テレビジョンの概略構成を示すブロック図、図2は、図1に示す液晶テレビジョンの概略構成を示す正面図である。図3は、バックライト装置の概略構成を示す正面図、図4は、図3に示すバックライト装置の側面図、図5は、図3に示す直管型の蛍光ランプの概略構成を示す一部を断面した断面図である。
図1に示すように、例えば、地上デジタルのテレビ放送が受信できる液晶テレビジョン1は、テレビジョン受信手段11と、このテレビジョン受信手段11からの出力信号に基づいて画像情報を表示する液晶表示装置2と、テレビジョン受信手段11からの出力信号に基づいて音声を発するスピーカなどからなる音声部12と、装置の全体的な制御を統括して行う制御手段13と、各部に電力を供給する電源部14と、操作パネル15と、これらテレビジョン受信手段11、液晶表示装置2、音声部12、制御手段13および電源部14などを収納する筐体16とから構成されている。
液晶テレビジョン1は、例えば、図2に示す厚みの薄い略矩形状の筐体16により構成されている。筐体16は、例えば、スタンド機構17などにより略鉛直(垂直)に正立され、その正面側に矩形状の開口161が設けられている。開口161には、画像情報を表示する表示手段である、液晶表示装置2の表示面である液晶パネル21が嵌め込まれ、この液晶パネル21において映像などの画像を表示することが可能となっている。また、例えば、液晶表示装置2の下方には、音声部であるスピーカ12が配設されている。
テレビジョン受信手段11は、アンテナAを介して受信した地上デジタルの放送信号の中から、ユーザにより設定入力されたチャンネルの放送信号の選局・復調を行って、映像信号・音声信号を出力する。このテレビジョン受信手段11は、例えば、地上デジタルの放送信号を選択的に受信する地上デジタルチューナ111と、地上デジタルの放送信号を復調する地上デジタル復調部112と、復調されたストリーム信号から映像データ、音響データ、番組情報や文字情報や制御データなどを含む付加情報をデコードするTS(Transport Stream)デコーダー113と、映像データを復号して映像信号を出力するビデオデコーダー114と、音響データを復号して音声信号を出力するオーディオデコーダー115とから構成されている。
液晶表示装置2は、液晶パネル21と、パネル駆動回路22と、バックライト装置3と、インバータ回路4とから構成されている。パネル駆動回路22は、ビデオデコーダー114から入力されたRGB信号に基づき、液晶パネル21の画素数(横縦比・m:n)に合わせたスケーリング処理を行い、液晶パネル21に表示する1画面分の画像データを生成する。そして、この生成された画像データを液晶パネル21に出力する。バックライト装置3は、液晶パネル21の背面に設置され、後述するように、蛍光ランプなどからなる光源部31(図4参照)を備え、液晶パネル21の背面から光を照射する。インバータ回路4は、例えば、整流器や昇圧用の変圧器などを備え、電源部14から供給された直流電圧を、所望の高周波数の交流電圧に変換するとともに、昇圧し、当該交流電圧をバックライト装置3の光源部31に給電し、光源部31を点灯させる。
制御手段13は、装置の全体的な制御を統括して行うマイクロコンピュータ(マイクロコントローラ)から構成されている。この制御手段13には、作業用のメモリ空間を提供するRAM(Random Access Memory)17と、制御プログラムや制御データが格納される不揮発性メモリ18などが接続されている。操作パネル15には、複数の操作ボタンやリモコン受信部151が設けられ外部からの指示操作を受け付けるように構成されている。これにより、制御手段13は、操作パネル15およびリモコン受信部151を介してリモコンRから入力される種々のコマンド信号に応じて各部に制御信号を発して所定の動作を行わせる。なお、RAM17や不揮発性メモリ18はマイクロコンピュータと一体的に集積された構成としても良いのは、勿論である。また、地上デジタルの放送信号には、制御データとして様々な情報が含まれており、その中には、放送局名など放送局を識別する情報、放送局の系列が表わされた系列ID(“affiliation id”と記述される)、1ch〜12chの選局番号のうち放送局により割り当て用として推奨され選局番号を示すリモコンキーID(“remote control key id"と記述される)などがある。そして、これらのデータは、TSデコーダー113においてデコードされて制御手段13へ送られるようになっている。
かかる構成により、ユーザは、例えば、筐体16に設けられた操作パネル15或いはリモコンRを操作し、所望のチャンネルに合わせることにより、液晶表示装置2の液晶パネル21に表示される画像を観ることができ、同時にスピーカ12から音声を聴くことができる。
而して、本発明に従い、バックライト装置3は、図3乃至図5に示すように、画像情報を表示する液晶パネル21を背面から照射する光源部31と、この光源部31と液晶パネル21との間に配設され、光源部31から出射された出射光を均一にする光学系部材を有する光学部32と、光源部31を内部に配設したリアフレーム33とから構成されている。光源部31とリアフレーム33の内面との間には、必要に応じてリフレクタ(反射板)34が配設されている。リアフレーム33は、例えば、金属板からなり、プレス加工により断面形状がコ字状或いは箱状に製作されている。
光源部31は、図示する例では、例えば、直管部51の両端に外部接続部5a、5bが設けられた直管型の蛍光ランプ5を複数本並設し、これら蛍光ランプ5は、当該バックライト装置3が使用状態において、外部接続部5a、5bの少なくとも一方の外部接続部5aが上方となり、直管部51が垂直に立てた姿勢となるように配設されている。そして、上方に位置する外部接続部5aは、リアフレーム33の背面に設けられたインバータ用プリント回路基板41に実装されたインバータ回路4に、リアフレーム33の上方部分を経由するリード線6aを介して接続されている。また、下方に位置する外部接続部5bは、隣接する蛍光ランプ5の下方に位置する外部接続部5bとリード線6bを介して電気的に接続され、2本の蛍光ランプ5,5が一対として形成され、上方に位置する外部接続部5a、5aから給電されている。また、リアフレーム33の背面には、制御手段13などが実装された主プリント回路基板8が装着されている。
蛍光ランプ5は、図5に示すように、電極を兼ねた外部接続部5a、5bを有するものを用いたものである。即ち、ガラスランプ管5Tの内壁に蛍光膜52を形成し、ガラスランプ管5Tの内部に1種類以上の希ガス、または水銀および1種類以上の希ガスを封入し、ガラスランプ管5Tの両端51eを閉塞し、そのガラスランプ管5Tの両端51eの外面に電極を設けて外部接続部5a、5bを形成したものである。
光学部32は、光源部31から出射された出射光を均一に拡散する機能を有しており、例えば、各種の光学系部材を備えている。図示する例では、この光学系部材としては、例えば、プリズムシート71、拡散シート72および拡散板73から構成されている。プリズムシート71は、液晶パネル21に向かって進行する光を透過するとともに集光する機能を有している。また、拡散シート72は、液晶パネル21に向かって進行する出射光を透過するとともに拡散する機能を有している。また、拡散板73は、光源部31から照射された出射光を液晶パネル21の表示面に向けて均一に拡散する機能を有している。これらプリズムシート71、拡散シート72および拡散板73は、拡散板73の光源部31側に配設された光学部用フレーム74と、図示しないベゼルとにより、例えば、ネジなどからなる締結具により締め付けられている。
図6は、本実施形態における蛍光ランプ5の高さ方向と輝度との関係を説明するための図で、図6(a)は、温度変化による輝度変化Tkを示す概念図、図6(b)は、漏れ電流による輝度変化Ikを示す概念図、図6(c)は、温度による輝度変化Tkと、漏れ電流による輝度変化Ikを総合したバックライト装置3としての輝度変化Kを示す概念図である。なお、図6において、縦軸は、蛍光ランプの高さ方向の位置を示し、Hが上方で、Lが下方である。また、横軸は、輝度(明暗)を示す。
以上の構成による本実施形態によれば、バックライト装置3が使用状態において、蛍光ランプ5は、外部接続部5a、5bの少なくとも一方の外部接続部5aが上方となり、直管部51が垂直に立てた姿勢となるように配設され、上方に位置する外部接続部5aから給電されている。従って、図6から明らかなように、温度上昇によって輝度が暗くなる上方に、外部接続部5aが配設され、給電されているので、上方の漏れ電流は少なく、漏れ電流に伴う輝度の低下は少ない。他方、漏れ電流が増加し、これに伴って輝度が低下する下方は、温度上昇に伴う輝度低下がない。この結果、蛍光ランプの上下方向における輝度は、図6(c)に示すように均一化され、輝度ムラが解消され、バックライト装置3として、より均一な輝度の照明が可能となる。また、バックライト装置として、より均一な輝度の照明が可能となり、液晶パネル面での輝度差の低減を図ることができるので、より鮮明な画像を表示することができる液晶表示装置を得ることができる。
また、本実施形態によれば、インバータ回路4は、リアフレーム33の背面の上方に配設したインバータプリント配線基板41に実装され、インバータ回路4と、蛍光ランプ5の外部接続部5aとは、リアフレーム33の上方部分を経由するリード線6aにより電気的に接続している。従って、発熱を伴うインバータ回路4が上方にあるので、インバータ回路4による発熱は、速やかに上方に排出され、蛍光ランプ5の周囲の温度を上昇させることがなく、都合がよい。
更に、本実施形態によれば、蛍光ランプ5は、直管型の蛍光ランプ5であって、直管部51の両端に外部接続部5a、5bを備え、当該外部接続部5a、5bのうち下方に位置する外部接続部5bは、隣接する蛍光ランプ5の下方に位置する外部接続部5a、5bとリード線6bを介して電気的に接続され、2本の蛍光ランプ5,5が一対として形成され、上方に位置する外部接続部5a、5aから給電されている。従って、従来から使用されている、直管型の蛍光ランプ5を用いることができ、都合が良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の他の実施形態について図7乃至図10を参照しながら説明する。図7は、本発明の他の実施形態に係るバックライト装置の概略構成を示す正面図、図8は、図7に示すバックライト装置の側面図、図9は、図7に示す屈曲型の蛍光ランプの概略構成を示す一部を断面した断面図である。図10は、屈曲型の蛍光ランプの他の例を示す概略構成断面図である。なお、図7乃至図10において、上述した図1乃至図6と同じ符号を付した部分は、略同一のものを示すため、ここでは詳細な説明は省略する。以下、上述した第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態では、図7乃至図9に示すように、バックライト装置2の光源部31の蛍光ランプ5は、直管部51、51と、曲がり部53とからなりU字状に形成したガラスランプ管5Tからなる屈曲型のものであって、当該バックライト装置3が使用状態において、外部接続部5a、5bが上方となり、曲がり部53は、下方に位置し、直管部51、51が垂直に立てた姿勢となるように配設されている。そして、外部接続部5a、5bは、上述した第1実施形態と同様、リアフレーム33の背面に設けられたインバータ用プリント回路基板41に実装されたインバータ回路4に、リアフレーム33の上方部分を経由するリード線6aを介して接続されている。
また、屈曲型の蛍光ランプ5としては、例えば、図10に示すように、ガラスランプ管5Tの内壁に蛍光膜52を形成し、ガラスランプ管5Tの内部に1種類以上の希ガス、または水銀および1種類以上の希ガスを封入し、ガラスランプ管5Tの両方の端部31eに導入線54を気密に封着し、ガラスランプ管5Tの外部において導入線54の端部に給電用のリード線6aを接続して外部接続部5a、5bを形成したものである。また、ガラスランプ管5Tの内部においては、導入線54の端部に電極56が接続されている。
以上の構成による本実施形態よれば、上述した第1実施形態と同様の作用効果を奏する他、蛍光ランプ5は、直管部51、51と、曲がり部53とからなりU字状に形成したガラスランプ管5Tからなる屈曲型の蛍光ランプ5であって、曲がり部53は、当該バックライト装置3が使用状態において、下方に位置するように配設している。従って、蛍光ランプ5の下方での電気的な接続作業を省略することができ、都合が良い。
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施例であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。
例えば、上述した実施形態では、液晶表示装置2を、液晶テレビジョン1に用いた場合について詳述したが、他の計器表示装置に本発明を適用してもよいのは、勿論である。
本発明の一実施形態に係るバックライト装置を有する液晶表示装置を用いた液晶テレビジョンの概略構成を示すブロック図である。 図1に示す液晶テレビジョンの概略構成を示す正面図である。 バックライト装置の概略構成を示す正面図である。 図3に示すバックライト装置の側面図である。 図3に示す直管型の蛍光ランプの概略構成を示す一部を断面した断面図である。 蛍光ランプの高さ方向における輝度変化を説明するための図で、(a)は、温度による輝度変化を示す概念図、(b)は、漏れ電流による輝度変化を示す概念図、(c)は、温度と漏れ電流による輝度変化を総合したバックライト装置としての輝度変化を示す概念図である。 本発明の他の実施形態に係るバックライト装置の概略構成を示す正面図である。 図7に示すバックライト装置の側面図である。 図7に示す屈曲型の蛍光ランプの概略構成を示す一部を断面した断面図である。 屈曲型の蛍光ランプの他の例を示す概略構成断面図である。 従来の蛍光ランプの高さ方向における輝度変化を説明するための図で、(a)は、温度による輝度変化を示す概念図、(b)は、漏れ電流による輝度変化を示す概念図、(c)は、温度と漏れ電流による輝度変化を総合したバックライト装置としての輝度変化を示す概念図である。
符号の説明
1 液晶テレビジョン
2 液晶表示装置
21 液晶パネル
3 バックライト装置
31 光源部
32 光学部
33 リアフレーム
4 インバータ回路
41 インバータ用プリント回路基板
5 蛍光ランプ
5a 外部接続部
5b 外部接続部
5T ガラスランプ管
51 直管部
51e 端部
53 曲がり部
50 外部接続部
6a リード線
6b リード線

Claims (5)

  1. 画像情報を表示する液晶パネルを背面から照射する光源部と、この光源部と前記液晶パネルとの間に配設され、前記光源部から出射された出射光を均一にする光学系部材を有する光学部と、前記光源部を内部に配設したリアフレームとを備えたバックライト装置において、
    前記光源部は、複数の蛍光ランプを並設して形成され、前記蛍光ランプは、直管部を有するガラスランプ管と、このガラスランプ管の前記直管部の端部に設けられた外部接続部とを更に備え、当該バックライト装置が使用状態において、前記蛍光ランプは、前記外部接続部の少なくとも一方の外部接続部が上方となり、前記直管部が垂直に立てた姿勢となるように配設し、かつ、上方となった前記外部接続部から給電するようにしたことを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記光源部を駆動するインバータ回路を、更に備え、前記インバータ回路は、前記リアフレームの背面の上方に配設したインバータプリント配線基板に実装され、前記インバータ回路と、前記蛍光ランプの上方に位置する前記外部接続部とは、前記リアフレームの上方部分を経由するリード線により電気的に接続したことを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 前記蛍光ランプは、直管型の蛍光ランプであって、前記直管部の両端に外部接続部を備え、当該外部接続部のうち下方に位置する外部接続部は、隣接する蛍光ランプの下方に位置する外部接続部とリード線を介して電気的に接続したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバックライト装置。
  4. 前記蛍光ランプは、前記直管部と、曲がり部とからなりU字状に形成したガラスランプ管からなる屈曲型の蛍光ランプであって、前記曲がり部は、当該バックライト装置が使用状態において、下方に位置するように配設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバックライト装置。
  5. 画像情報を表示する液晶パネルを背面から照射する光源部と、この光源部と前記液晶パネルとの間に配設され、前記光源部から出射された出射光を均一にする光学系部材を有する光学部と、前記光源部を内部に配設したリアフレームとからなるバックライト装置を備えた液晶表示装置において、
    前記バックライト装置の前記光源部は、複数の蛍光ランプを並設して形成され、前記蛍光ランプは、直管部を有するガラスランプ管と、このガラスランプ管の前記直管部の端部に設けられた外部接続部とを更に備え、当該バックライト装置が使用状態において、前記蛍光ランプは、前記外部接続部の少なくとも一方の外部接続部が上方となり、前記直管部が垂直に立てた姿勢となるように配設し、かつ、上方となった前記外部接続部から給電するようにしたことを特徴とする液晶表示装置。
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