JP2009078131A - 摩擦による皮膚再生用装置およびその使用方法 - Google Patents

摩擦による皮膚再生用装置およびその使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 皮膚を再生させるための方法を提供する。
【解決手段】 皮膚を再生させるための方法は、モータ駆動式の装置に対して、4グラム未満の重量を有している錘を離心軌道内で移動させるのに十分なエネルギーを付与し、それにより、当該装置に連結した研磨材を振動させることと、当該皮膚に、振動している当該研磨材を接触させることと、を含む。
【選択図】 図1

Description

開示の内容
〔発明の背景〕
美容効果および/または皮膚再生効果を付与するための多くの技術が提案されてきた。人気がある技術の一つであり、専門職業的に実施されている微細皮膚剥離方法は、非侵襲性の処置方法であり、この方法では、装置が吸引力で皮膚を引っ張り、研磨粒子を当該皮膚に衝突させて被剥離物に影響を与える。しかし、専門職業的に実施されている微細皮膚剥離用の装置は、その装置が大きな空間を占有し、大きな入力電源をも必要とし、処置中に、交流出力電源に接続しなければならない点で、厄介である。さらに、患者は、職業的なスキンケア専門家を定期的に訪問して治療を受ける必要がある。したがって、モータ駆動式の装置と研磨システムとを組み合わせた、「自宅」で行える微細皮膚剥離システムが、現在、市販されている。
ローズ(Rhoades)に付与された米国特許第6,652,888号明細書は、研磨用クリームで皮膚を再生させる方法を開示している。この方法では、ヒトの皮膚を再生させるための保湿クリームは、この保湿クリーム1オンス(約28グラム)当たり約14グラムの割合でアルミナ微結晶を含む懸濁液の状態で与えられる。保湿クリームは、振動器によって駆動される独立気泡型のスポンジパッドで、皮膚の表皮層中に擦り込まれる。アルミナ微結晶は、皮膚からその表皮層を研磨して滑らかな軟質表面を露出させ、これにより当該皮膚を再生させる。
ドータン(Dotan)に付与された米国特許第6,139,553号明細書は、顔面治療用器具および方法を開示している。この米国特許の開示内容には、研磨材を含有する顔面用製剤が顔面に塗布され、顔面治療用ヘッドが当該顔面用製剤に押し付けられた状態で、当該顔面用製剤に振動が与えられて、被験者の顔面の皮膚中に当該顔面用製剤を作用させるという顔面治療用器具および方法が記述されている。好適には、顔面治療用ヘッドは、凸状の曲面を有しているが、この曲面は、回転ディスクを含んでもよい。この回転ディスクは、被験者の顔面上に塗布された顔面用製剤に接触させた状態で、回転し、かつ、振動する。顔面用製剤は、好ましくは、泥状の混合物である。この治療方法では、好ましくは、その後、泥治療と同様に、皮膚中にも作用する保湿剤を含有する顔面用製剤を用いる他の治療が行われる。
ゼリクソン(Zelickson)に付与された米国特許第6,645,184号明細書は、テープ剥離システムおよび方法を開示している。このシステムは、テープ状の基材を用いており、このシステムでは、当該テープ状の基材をヒトの皮膚に貼った後に、当該皮膚からテープ状の基材を剥離することで、過剰あるいは不要の物質を除去する。このシステムは、皮膚の再生過程を促進するための他の要素を塗布することをさらに有している。
出願人らは、「自宅」で行える微細皮膚剥離システムが市販されているが、これらのシステムは、有効であるものの、種々の理由から最善ではない可能性があると認識してきた。装置が小さければ小さいほど、効果が低下するという懸念が、上述した装置を多少、大きくしている。しかし、出願人らは、「自宅」で行える市販の微細皮膚剥離システムが、通常、やや重く、かつ嵩張っている、あるいは、そのいずれか一方であるので、当該システムを操作しづらく、治療される皮膚表面を観察する能力を目立たなくし、不要で高価な梱包コストがかかることも認識してきた。さらに、出願人らは、皮膚治療の有効性を維持できるにもかかわらず、上述した一つまたはそれ以上の欠点を克服する必要性も認識してきた。
〔発明の概要〕
本発明の一つの態様では、皮膚を再生させるための方法が提案されている。この方法は、4グラム未満の重量を有している錘を離心軌道で移動させるのに十分なエネルギーを微小モータ駆動式の装置に付与することを含み、このことにより、当該装置に連結した研磨材に振動を加えることができる。この方法は、振動している研磨材を当該皮膚に接触させることをさらに含む。
〔発明の詳細な説明〕
上述したように要約された本発明は、添付された図面に示された本発明の実施の形態を参照することによって、より詳細に説明されることもできる。しかし、添付した図面が、単なる本発明の主たる実施の形態のみを示し、本発明の限定範囲を示すものと見なされないことから、当該実施の形態と等価の他の実施の形態を受け入れる余地がある点が特に留意されるはずである。
本明細書の開示内容に基づいて、本発明の属する技術分野における当業者が、本発明を完全に利用できると考えられる。次の具体的な実施の形態は、単に例示であり、かつ、当該開示内容のいかなる残部も、形はどうあれ、限定的ではないと解釈されるはずである。
本明細書および特許請求の範囲内で用いられるように、用語「摩擦による皮膚再生技術」および当該用語の変形表現は、摩擦による哺乳類(特に、ヒト)の皮膚細胞の除去に関連しており、低刺激性の技術(被剥離物および研磨洗浄等)から、微細皮膚剥離を経て、皮膚削り術等の高刺激性の技術までの範囲内に属している。
本明細書および特許請求の範囲内で用いられるように、用語「皮膚剥離」および当該用語の変形表現は、熱を利用しない再生技術に関連しており、特に、ニキビ跡、深い皺および「酒さ(rosacea)」のように外観を損ねる皮膚状態等、深刻な皮膚疾患に適した技術に関連している。この処置方法には、皮膚の上層に対して摩擦研磨を行うことと、微細皮膚剥離より深く、皮膚を浸透することとを含む。皮膚剥離では、皮膚の新しい層は、治癒中に、研磨された皮膚と入れ替わり、結果として、皮膚の外観は滑らかとなる。
本明細書および特許請求の範囲内で用いられるように、用語「微細皮膚剥離」および当該用語の変形表現は、非常に低刺激性であり、かつ、低浸透性の形態である皮膚剥離に関連しており、さらに、微細な筋および皺の低減および重篤でない皮膚状態に適した技術に関連している。微細皮膚剥離では、皮膚中に、あまり深くない深度、主として角質層あるいはその部分まで、浸透する。
本明細書および特許請求の範囲内で用いられるように、用語「被剥離物」および当該用語の変形表現は、皮膚組織の細胞から除去された皮および瘡蓋(かさぶた)に関連している。
本明細書および特許請求の範囲内で用いられるように、用語「洗浄」および当該用語の変形表現は、特に、界面活性剤による洗浄で、皮膚の表面からの汚れ、油分およびこれらの同等物の除去、および皮膚の穴内への浸透に関連している。「研磨洗浄」では、ある程度の被剥離物も生じる。
上述した摩擦による皮膚治療方法は、皮膚組織に有効な製剤、例えば洗浄剤の送出、およびニキビ治療用組成物あるいはレチノール(retinol)等の再生剤の送出を支援できる。
本明細書および特許請求の範囲内で用いられるように、用語「不織布」および当該用語の変形表現は、紙を除き、シート、織物、あるいは、天然および/または人工の繊維質または長繊維からなるキルト芯に関連しており、当該シート等は、ヤーンに変換されたものではなく、また、数種の手段によって互いに連結されたものである。さらに、説明すると、不織布は、織布および編物とは異なる。不織布材料に含まれる繊維質は、短繊維であってもよく、あるいは連続的に形成されたものであってもよく、あるいはそのままの状態で形成されたものであってもよく、少なくとも約50%の繊維質の錘が、長さ:直径の比が約300:1以上である繊維質によって提供されることが好ましい。
本発明は、モータ駆動式の携帯装置を用いて、摩擦による皮膚再生技術に有用なシステム、器具、組成物および方法に関連している。本発明の種々の実施の形態では、上述のようなシステム、器具および方法は、ユーザーにとって高い信頼性と利便性との独特の組み合わせ、並びに、有効性の高い皮膚再生技術を提供する。
図1は、本明細書に記述された本発明の実施の形態に従うと共に、本発明を限定しない摩擦による皮膚再生方法に有用なシステム1の一例の側面を示している。システム1は、ユーザーの手に保持されるように概略構成されたモータ駆動装置3を有している。
モータ駆動装置3は、種々の形状および寸法を有してもよく、注目に値する一つの形状は、凸状の把持表面5を有する曲面形状のチューブである。凸状の把持表面5は、モータ駆動装置3の体積中心から離れた位置で膨れており、基底面7を終端としている。
図2は、システム1の正面を示している。モータ駆動装置3は、皮膚接触要素を着脱自在に取り付けられる一つまたはそれ以上の表面19を有してもよい。用語「着脱自在に取り付けられる」および当該用語の変形表現は、取付け強度をあまり低下させることなく、当該皮膚接触要素を取り付け、取り外し、かつ、再び取り付ける能力に関連している。
図3は、皮膚接触要素9(例えば、スポンジ、繊維質材料およびその他の材料、あるいはこれらの組み合わせ等、自立式の塊であり、本明細書において、後述されるものを含む)の上面を示しており、皮膚接触要素9は、皮膚に接触するための皮膚接触表面11を有している。皮膚接触要素9は、任意の担体13(例えば、硬質のプラスチック製基体)上に(図3の矢印によって示されるように)配置され、かつ、当該担体13に固定されてもよい。皮膚接触要素9は、種々の手段、例えば、微小フック、接着剤およびこれらの同等物によって、当該担体に固定されてもよい。担体13は、スナップ嵌合、ネジ止め、摩擦嵌合あるいは他の方法により、モータ駆動装置3の一つまたは表面19に着脱自在に取り付けられ、かつ、当該表面19から取り外されてもよい。
図4は、図1の仮想線1−1´で切断された断面を示している。把持表面5を把持するユーザーは、モータ駆動装置3上のスイッチ17を入れるなどして、モータ駆動装置3内のモータ21を作動し、それにより、バッテリ27に蓄積されたエネルギーでモータ21を駆動する。駆動されたモータ21は、取り付けられた皮膚接触表面11と、この皮膚接触表面11に接触して膨張した皮膚(図示せず)とに伝達される機械エネルギーを供給する。機械エネルギーには、シャフト25の回転時に偏心錘23を介して伝達される振動エネルギーが含まれる。把持表面5は、ユーザーによって容易に把持できるように概ね構成されており、それにより、モータ駆動装置3に取り付けられて振動している皮膚接触表面11がユーザーの皮膚に接触できるように、モータ駆動装置3が配向される。
モータ21から皮膚接触要素9へのエネルギーの伝達を容易にするために、モータ21は、皮膚接触要素9(図5は適切なモータを示す斜視図を示している)の近傍に位置決めされてもよい。シャフト25の軸が皮膚接触表面11に平行であることが望ましいが、図4に示されているように、平行である必要はない。
出願人らは、皮膚にメリットを与えるためには、驚くべきことに、モータ駆動装置3によって提供された振動エネルギーを高める必要がないことを見出した。特に、出願人らは、研磨と共に使用される場合には、4グラム未満の重量を有している錘で十分な微細皮膚剥離を提供できることを見出した。一つの実施の形態では、偏心錘の重量が約3グラム未満の重量を有している。他の実施の形態では、偏心錘の重量が約2グラム未満の重量を有している。他の実施の形態では、偏心錘の重量が約1.6グラム〜約4グラムの範囲である。
発明者らは、偏心錘23の重量を低減させることによって、微細皮膚剥離を達成できるばかりでなく、さらに他のメリットを達成するために装置のデザインを調節できることを見出した。具体的には、偏心錘23の重量を低減させることによって、(1)モータが占有する空間を縮小し、かつ、モータ駆動装置全体が占有する空間を縮小することによって、当該モータ駆動装置の使用中に、皮膚の領域を容易に観察できる。(2)当該モータ駆動装置を容易に輸送できる。(3)当該モータ駆動装置の梱包コストを低減できる。(4)当該モータ駆動装置3の重量を低減させて、軽量化を図り、かつ、延長した使用期間中、保持し続ける面倒を無くせる。
本発明の実施の形態によれば、振動している研磨材は、治療される皮膚に接触させた状態で配される。上述した図面が研磨用の皮膚接触要素として研磨材を示しているが、この研磨材である必要はない。研磨材は、例えば、アルミニウム酸化物、マイカ、ケイ酸塩類およびこれらの同等物を含む粒子等の鉱物粒子、並びに、粉砕済のクルミ殻、粉砕済のアプリコット殻等の有機研磨粒子、粉砕済の無機粒子を含む、ばらついた(loose)研磨粒子であってもよい。
使用後に、ばらついた研磨粒子を除去する、あるいは、洗浄する面倒を避けるためには、好適な実施の形態では、研磨材は、上述した図面に関連して記述された皮膚接触要素9等、研磨用の皮膚接触要素である。研磨用の皮膚接触要素は、スポンジ、繊維質材料およびその他の材料、あるいはこれらの組み合わせ等、皮膚上に自立する塊であり、当該皮膚接触要素は、固有の摩損性を有する、あるいは、当該皮膚接触要素に連結した研磨システムを有している。
研磨用の皮膚接触要素9は、繊維質材料を含む、本質的に繊維質材料で構成される、あるいは、繊維質材料から構成されてもよい。適切な繊維質材料は、織布、不織布(例えば、梳毛処理による配向、あるいは不配向)、あるいは、織物を含むが、これらに限定されるものではない。繊維は、例えば、ニードルパンチ法、エアースルー結合法、水流交絡法、スパンボンド法、化学結合法(接着結合を含む)、あるいは、機械加工法(エンボス加工等)によって、不織布構造体内に一体化されてもよい。
したがって、上述した繊維は、自立式の繊維(例えば、多孔質の繊維)内に配されてもよい。不織布は、約220ミクロン〜約400ミクロンなど、約150ミクロン〜約500ミクロンの平均口径(1990年、国際不織布産業誌の第317頁〜第330頁に記載された「カバーストックファブリックス用の口径寸法の湿式モデル」に基づいたコーエン(Cohen)による算出値)を有してもよい。有用な繊維の代表的なリストには、例えば、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリアミド繊維およびレーヨン繊維、および複合繊維等の有機ポリマー類、木質パルプ、レーヨンおよび綿等のセルロース系繊維、およびこれらの組み合わせが含まれるが、これらに限定されるものではない。
特に適した程度の研磨を与えるためには、皮膚接触要素9には、約0.5ミリメートル〜約5ミリメートルの厚さ、より好ましくは、約1ミリメートル〜約5ミリメートルの厚さになるように、本発明の属する技術分野における当業者に公知のニードルパンチ法等の機械的手段によって連結された繊維が含まれてもよい。繊維質材料は、一つまたはそれ以上の皮膚接触要素9を使用する際に、機械的な硬度を維持するのに十分な坪量(単位面積当たりの重量)を有してもよい。坪量は、例えば、約10グラム/平方メートルと約450グラム/平方メートルとの間、約200グラム/平方メートルと約400グラム/平方メートルとの間、好ましくは、約300グラム/平方メートルと約400グラム/平方メートルとの間であってもよい。繊維質材料は、オレフィンあるいはポリエステルなど、軟らかく、強い弾力性を有する材料を与えるレーヨンを含むことが望ましい。注目に値する一つの繊維質材料は、米国ニュージャージー州トトワ(Totowa)のプレシジョン・カスタム・コーティング社から入手可能であり、約200グラム/平方メートルと約400グラム/平方メートルとの間の坪量を有し、1.5デニールの「TENCEL(テンセル)」レーヨン短繊維と4〜5デニールの「PET(ポリエチレンテレフタレート)」短繊維とのニードルパンチ法による混合物である。
連結した研磨材は、繊維に連結した研磨システムであってもよい。用語「繊維に連結した」研磨システムとは、繊維に堅く取り付けられ、かつ、使用時に、繊維から簡単に分離されない研磨ユニット、粒子、凝集体およびこれらの同等物を意味する。このような研磨材は、種々の手段によって連結されてもよく、注目に値する一つの手段は、化学結合(接着結合を含むが、これに限定されない)による連結である。
研磨システムには、水不溶性の研磨材料を含む、あるいは、本質的に、当該水不溶性の研磨材料で構成されてもよい。本発明の一つの実施の形態では、研磨システムには、樹脂あるいはポリマーが含まれる。このポリマーは、例えば、単独重合体、共重合体、あるいは三元重合体であってもよく、二つまたはそれ以上の異なる重合体の混合物であってもよい。ポリマー類は、ランダム重合体、ブロック重合体、星形重合体、あるいは他の公知の構造体であってもよい。ポリマーは、エマルジョン重合法、分散重合法、懸濁重合法あるいは溶液重合法等、公知の方法によって作製されてもよい。好適な実施の形態では、ポリマーは、エマルジョン重合法によって形成される。ポリマーは非官能性であってもよく、あるいは、特定の用途において被覆の特性を最適化することを意図した官能性を含有してもよい。本発明の属する技術分野における当業者の一人は、ポリマー組成物の最終性能を改善するように含有モノマーおよび構成を調節できるはずである。ポリマーは、合成ポリマーとされる、あるいは、例えば、多糖類、澱粉、加工澱粉またはグアーガム等の天然ポリマーとされる。好適なポリマー類には、一つまたはそれ以上のモノマー類:(メタクリレート類)アクリレート類、マレイン酸エステル類、(メタクリルアミド類)アクリルアミド類、ビニルエステル類、イタコン酸エステル類、スチレン系モノマー、不飽和性の炭化水素類およびアクリロニトリル、窒素官能性モノマー類、ビニルエステル類、アルコール官能性モノマー類を有する単独重合体および共重合体が含まれる。特に好適なモノマー類には、酢酸ビニル、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、エチレン、塩化ビニルおよびスチレンが含まれるが、これらに限定されるものではない。
上述したポリマーが皮膚接触要素中に含まれる場合には、当該ポリマーは、皮膚を研磨するのに十分な硬度を与えるが、皮膚に擦過傷を生じさせにくい、あるいは不快感を与えにくいように選択される。本発明の一つの実施の形態では、ポリマーは、約0℃〜約105℃のように、マイナス20℃を超えるガラス転移温度Tgを有している。注目に値する一つの実施の形態では、ポリマーは、約0℃〜約50℃のガラス転移温度Tgを有している。
ガラス転移温度Tgは、毎分20.0℃の加熱速度で、5ミリグラム以下のサンプルに伝熱させる示差走査熱量測定法(DSC)によって決定される。ガラス転移温度Tgは、示差走査熱量測定法(DSC)による熱容量加熱曲線上でのガラス転移に対応する熱流量変化の開始と終了との間の中間値として算出される。ガラス転移温度Tgを決定する際の示差走査熱量測定法(DSC)の使用は、本発明の属する技術分野において周知であり、1994年1月のアメリカン・ラボラトリー誌の「正確な熱力学的および動力学的データを得る際の示差走査熱量測定法(DSC)の使用」に、ビー・カッセル(B. Cassel)およびエム・ピー・ディビト(M. P. DiVito)によって記述され、かつ、アカデミック・プレス社から1990年発行の「熱分析」に、ビー・ウンターリッヒ(B. Wunderlich)によって記述されている。
上述したポリマーは、熱硬化性ポリマー(例えば、概ね、温度変化での可逆性を呈しない架橋部分を有するポリマー)であってもよい。注目に値する一つのポリマーは、約30℃のガラス転移温度Tgでの硬化処理中に部分的に架橋するアクリル酸系塩基/アクリル酸ビニル系塩基を有するものであり、例えば、米国テキサス州ダラスのセラニーズ・コーポレーションから市販されている樹脂VINAMUL ABX 30である。
研磨システムには、研磨材と混合される、一つまたはそれ以上の追加機能成分がさらに含まれてもよい。有用な追加機能成分には、可塑剤;架橋剤;澱粉;ポリビニルアルコール;メラミン、尿素、フェノール等のホルムアルデヒド系熱硬化性成分;充填剤;保湿剤;界面活性剤;塩類;香料;および着色剤あるいは反射剤が含まれるが、これらに限定されるものではない。追加機能成分は、ポリマー固形分の百分率として算出された場合には、0重量%〜20重量%、好ましくは、5重量%〜15重量%の範囲で、研磨システム中に存在してもよい。
皮膚接触要素49は、スロット被覆法、発泡被覆法、浸透法、プリント法、あるいは噴霧法等、ポリマーの工業塗装分野において公知の種々の方法を用いて、研磨システム43を繊維45上に堆積させることによって、形成されてもよい。噴霧法は、特に注目に値する方法であり、廃棄物を減らし、かつ、有効性を最適化するように、繊維の上に不連続な研磨ユニットを容易に形成できる。仮に研磨システムが噴霧法で塗布された場合には、研磨システムを含む噴霧可能な組成物(例えば、ポリマーおよび他の機能成分、並びに、水または他の適切な担体)は、繊維上に噴霧されてもよく、その後、結果的に得られる繊維/研磨材の複合体を従来のオーブン中で乾燥させてもよい。
上記の記述は、繊維に連結された研磨システムを組み入れた皮膚接触要素に関するものであるが、本発明の一つの実施の形態では、繊維に連結される追加の研磨システムを含めずに、繊維自体が研磨材であってもよい。例えば、一つの特定の実施の形態では、皮膚接触要素は、ニードルパンチ法、エアースルー結合法、あるいは熱結合法を用いて、不織布構造中に組み入れられた短繊維を含む。繊維は、ポリエステル;レーヨン繊維;複合繊維;木質パルプ、レーヨンおよび綿等のセルロース系繊維、あるいは、これらの組み合わせから作製される高デニール繊維であってもよい。
本発明者らは、驚くべきことに、上述した一つまたはそれ以上の所望の特性が、以下の項目(検査法)中に記述される「摩損耐久検査法」に従って決定される、適切な「摩損耐久性」を有する研磨用の皮膚接触要素を適度に使用することによって達成できることを見出した。さらに、仮に皮膚接触要素がその「摩損耐久性」と、パッド(皮膚接触要素)が圧縮荷重下で、どのように動くかに関する一つまたはそれ以上の特性、特に圧縮性および変位性との組み合わせに基づいて選択される場合には、上述したメリットは、より高められることになる。これらの特性は、湿った、すなわち湿気を有する環境内で、機械エネルギーをモータ駆動装置3から皮膚接触表面に伝達して皮膚を研磨により再生させる皮膚接触要素の性能に関連している。
一つの実施の形態では、皮膚接触要素は、2〜14、好ましくは、約2.5〜約12、より好ましくは、約3〜約10、さらに好ましくは、約4〜約9の摩損耐久性を有している。
また、本発明者らは、驚くべきことに、適度の研磨用の皮膚接触要素(特に、上述のような一定基準の摩損性に合致する皮膚接触要素)が、印加された圧縮荷重下での挙動に関連する他の特性を有している場合に、機械的な器具と一緒に使用されると、高い性能を発揮する。特に、皮膚接触要素は、印加された荷重下で、多少は変位するが、過度には変位しない。
印加された圧縮荷重により生じた、概ね、復元可能な変形に対する変位性、および圧縮性は、上述した皮膚接触要素を特徴付けるのに有用な追加の特性である。これらの特性は、以下の項目(検査法)中に記述される「摩損耐久検査法」に従って測定されてもよい。
したがって、一つの実施の形態では、皮膚接触要素自体は、0.15ミリメートル〜約2.0ミリメートル、好ましくは、約0.25ミリメートル〜約1ミリメートル、より好ましくは、約0.25ミリメートル〜約0.8ミリメートル、最も好ましくは、約0.25ミリメートル〜約0.5ミリメートルの変位性を有している。
また、本発明者らは、驚くべきことに、適度の研磨用の皮膚接触要素が圧縮性であるが、過度には圧縮されないことを見出した。一つの実施の形態では、皮膚接触要素自体は、約20%未満の圧縮性を有している。他の実施の形態では、その圧縮性が、約19%未満、より好ましくは、約15%未満であってもよい。より好ましくは、当該圧縮性は、約3%〜約13%の範囲であってもよい。
また、本発明者らは、皮膚接触要素が、約0.1ミリメートル〜約20ミリメートル、好ましくは、約0.5ミリメートル〜約5ミリメートル、より好ましくは、約1ミリメートル〜約5ミリメートル、最も好ましくは、約1.5ミリメートル〜約4.5ミリメートルの厚さを有することが望ましい点に留意した。厚さは、以下の項目(圧縮性および変位性の検査法)における「初期厚さ」として測定されている。皮膚接触要素の他の適切な特性は、本願と共通の出願人に譲渡され、公開され、「摩擦による皮膚再生技術に使用される材料」を名称とする米国特許出願の公開明細書第US20070010828号に記述されている。本明細書の開示内容は、参照によって、本願明細書にそっくりそのまま組み込まれる。
皮膚接触要素9には、繊維を周回する方向あるいは繊維を交差する方向に形成された被覆層がさらに含まれてもよく、一つの実施の形態では、当該被覆層が、繊維45の上および研磨システムの上にも形成されている。被覆層は、使用時に溶解されて、当該被覆層中の一つまたはそれ以上の成分が皮膚19に到達するように、使用時において、少なくとも部分的に水溶性であってもよい。本発明の一つの実施の形態では、被覆層は、皮膚に到達し、かつ、当該皮膚中に入り込める研磨粒子等、研磨材を実質的に含まない。本発明の一つの実施の形態では、被覆層は、水を実質的に含まない(すなわち、含水量は、約0.5%未満のような約2%未満である)。
当該被覆層は、一つまたはそれ以上の種々の機能を発揮するために処方されてもよい。例えば、被覆層は、潤滑性、柔軟性、および/または保湿性;低刺激発泡性;種々の有利な成分を送出するための伝達手段(例えば、有利な成分、薬剤およびこれらの同等物);あるいは、これらの組み合わせを有してもよい。
さらに、被覆層53には、ニキビ抑制剤、皺取り剤、抗菌剤、抗真菌剤、抗炎症剤、局所麻酔剤、人工日焼け剤、促進剤、抗ウイルス剤、酵素剤、日焼け防止剤、抗酸化剤、皮膚剥離剤、脱毛剤、および、これらの同等物などの一つまたはそれ以上の有利な成分が含まれてもよい。他の適切で有利な成分は、本願と同時係属中で、2003年12月24日に出願され、「有利な成分および装置を用いる皮膚治療法」を名称とする米国特許出願の公開明細書第US2005-0148907号、および、本願と同時係属中で、2004年12月28日に出願され、「皮膚治療器具および方法」を名称とする米国特許出願第11/023655号に記述されている。これら両文献は先に引用されている。
使用方法
本発明のシステム1は、研磨治療、洗浄、あるいは他の皮膚治療(例えば、ニキビ、老化防止、皮膚の堅さ、色調、質感、脱毛、体形調整/セルライト除去、およびこれらの同等物)等、皮膚を治療するのに、使用される。
本発明の一つの実施の形態では、皮膚接触要素は、モータ駆動型の携帯装置に一時的に取り付けられる。他の実施の形態では、皮膚接触要素は、摩損性を付与し、追加の研磨材は必要ない。他の実施の形態では、研磨粒子を含む組成物(例えば、懸濁液、乳濁液)が皮膚接触要素あるいは治療される皮膚に添加される。
ユーザーが装置を把持し、当該装置上のスイッチを入れて当該装置を作動させ、モータシャフトを回転させるのに十分なエネルギーを付与させ、当該モータシャフトに連結した偏心錘を当該モータシャフト回りの離心軌道上で移動させる。したがって、回転する偏心錘から生じた振動エネルギーは、研磨材に伝達される。振動している研磨材は、皮膚に接触して、当該皮膚にメリットを与える。
振動している研磨材は、治療される皮膚の表面あるいは他の膨張表面上を移動する。例えば、皮膚接触表面11(例えば、実質的に平坦な皮膚接触表面)が、治療される皮膚に接触する状態で配置される。皮膚接触要素は、例えば、研磨で皮膚を治療することによって、細胞増殖作用を高める。皮膚接触要素は、皮膚に対して、有利な成分由来の保湿性、発泡性、あるいは送出性を与える処方に組み込まれてもよい。ユーザーが治療を終了する場合には、皮膚接触要素を取り外し、その後に、衛生的な表面を具備する新たな皮膚接触要素に取り替えてもよい。ユーザーは、終了後に、治療された皮膚を選択的に洗浄してもよい。
本発明者らは、本発明の方法を用いることで、細胞増殖、微細皮膚剥離の有効性、洗浄およびこれらの同等内容等の種々のメリットが、特定の実施の形態では、小型、分離型、軽量、および高い費用効率性とすることができる装置を用いる追加の利便性と共に、享受できることを発見した。
検査法
摩損性の検査法
「摩損耐久検査法」は、後述される検査法を用いて測定される。材料の「生来の摩損性」は、摩損耐久性と同様に測定されるが、初期洗浄ステップは省略される。
検査対象である皮膚接触要素の5個のサンプルを、それぞれ、約41ミリメートルの直径を有する円形状に切断する。水との接触により器具から容易に分離される、発泡剤、油分および乳濁液等、すべての物質を除去するために、サンプルをそれぞれ個別に水洗する。切断されたサンプルを、器具の体積の少なくとも約20倍となる十分な量の脱イオン水(約35℃の温度)を収容している水槽中に浸漬させる。器具を2分間、当該水槽中に残してから、取り除き、10秒間、器具に付着した水を滴下させ、当該水槽と同様の他の水(未使用)浴槽中に配置し、再び、5分間、器具に付着した水を滴下させる。サンプルを取り除いてから、約16時間〜約72時間の期間、大気(約50%〜60%の相対湿度)中で乾燥させる。再び、生来の摩損性を測定する場合には、この洗浄ステップを省略する。
サンプルを、上述のように洗浄し、かつ、乾燥させた後に、摩損性は、ASTM検査法D 3886-99の改訂版に従う研磨検査装置を用いて検査される。適切な装置は、米国ニュージャージー州ウィパニーのカスタム・サイエンティフィック・インストルメント(CSI)から入手可能な型式CS-226-605のCSI Universal Wear Testerである。共押出しにより構成されたスパンボンド/着色済みポリエチレンフィルム積層体(米国オハイオ州メーソンのクロペイ・プアスチック・プロダクツから市販されているClopay M18-1057:坪量26グラム/平方メートルの積層体。この積層体は、(1)坪量15グラム/平方メートル(公称)のスパンボンドによるポリプロピレン製不織布ウェブ層と、(2)このウェブ層と共押出しされ、坪量20グラム/平方メートルであり、約0.7ミル(0.007インチ=0.01778センチメートル)(公称)の厚さを有するポリエチレンフィルムとを有しており、当該積層体のポリエチレンフィルム表面にはコロナ処理が施され、当該積層体は、1インチ(=2.54センチメートル)当たり150グラムの目標結合強度を有している)のサンプルを、上方へ配向させたフィルムを備えたステージ上に配置し、当該積層体を、上記磨耗試験器(Wear Tester)で供給されるようなO−リングを備えたステージに堅く固定する。検査対象のサンプルを、当該サンプルがステージの頂部に直接、整列するように、ステージ上のアームに固定する。上記磨耗試験器が作動中に、サンプルが移動しないような方法で、サンプルを(好ましくは、頑丈な両面テープ、例えば、米国ニュージャージー州イースト・ブルンズウィックのパーマセル・カンパニーから入手可能なPERMACELテープにより)固定する。ステージ上に10ポンド(約4.5キログラム)の錘を載せ、試験器のモータを駆動させる。ステージを、毎分、約130サイクルの速度で、同時に、回転移動および平行移動させる。フィルムが裂ける(例えば、青色に着色したフィルムについては、当該青色のフィルムを通して白色のスパンボンドフィルムが見える)ときの最初のサイクルが試験の終了を示すものとして、破壊サイクル数を記録する。残りのサンプルについても、上記処理過程を繰り返す。平均破壊サイクル数を記録し、(洗浄したサンプルについての)「摩損耐久性」に関する値(摩損耐久値)、あるいは、(洗浄していないサンプルについての)「生来の摩損性」に関する値(生来の摩損値)を、2000を平均破壊サイクル数で割った値として算出する。
標準サンプルであるスコッチ・ブライト・パッド(SCOTCH-BRIT Pad)(「Heavy Duty Commercial Scoring Pad」#86)を、設定データを有する基準品として、対照とすることが望ましい。スコッチ・ブライト・パッド#86は、約33±4の摩損耐久値を与えるものである。仮にオペレータが、範囲外の摩損耐久値を確認した場合には、この事実はオペレータの小さなミスを意味することから、オペレータは、このオペレータのミスの補正因子によって、摩損耐久値の測定値を調節する必要がある。当該補正因子は、(V/33)であり、ここで、Vはオペレータによってスコッチ・ブライト・パッド#86に関する測定値である。仮にスコッチ・ブライト・パッド#86を入手できない場合には、その代替品として、スコッチ・ブライト・パッド(General Purpose Commercial Scoring Pad #96)を基準品として対照とすることができるが、この場合、基準品は、14±2の摩損耐久性の期待値を有し、かつ、この代替の基準品が所定の範囲内に入らない場合に必要となる(V/14)の補正因子を有している。
5個のサンプルの摩損性に関する値を、平均化し、特定の皮膚接触要素に関する摩損耐久値あるいは生来の摩損値として記録する。
圧縮性および変位性の検査法
「変位性」は、次の検査法を用いて確認される。検査対象の各器具に関して、5個のサンプルを約41ミリメートルの直径寸法を有する円形状に切断する。一度に1個のサンプルを、米国マサチューセッツ州ウォルサムのビー・シー・エイムスから入手可能なAmes Logic Plus (型式LG3601-1-104)等の隙間ゲージ上に配置し、サンプルを長さ55ミリメートルの脚部下の中央に位置決めする。0.5オンス(=約14グラム)の錘をシャフト上に配置し、脚部をサンプル上に向けて丁寧に降ろす。ゲージを10秒間、安定化させた後に、「初期厚さ」の測定値を読み取る。次に、脚部を持ち上げ、0.5オンス(=約14グラム)の錘を8オンス(=約224グラム)の錘に交換する。ゲージを10秒間、安定化させた後に、「荷重印加状態での厚さ」を記録する。10個のサンプルについて、上記処理過程を繰り返す。各サンプルの初期厚さと荷重印加状態での厚さとの間の差を算出し、記録する。10個のサンプルに関する結果を平均化し、特定の皮膚接触要素に関する変位性に関する値として記録する。
「圧縮性」は、サンプルの変位性に関する値を、当該サンプルの初期厚さで割って百分率で表される値として算出される。10個のサンプルに関する結果を平均化し、特定の皮膚接触要素に関する圧縮性に関する値として記録する。
実施例
次の実施例は、本発明の皮膚接触要素に関するものである。本発明の他の実施の形態は、本発明の属する技術分野における当業者によって、類似の方法で調製される。
比較例1
自立式の繊維である不織布体(ポリエステルと登録商標Lyocell(リヨセル)繊維との混合物から作製されたニードルパンチ法による白色・非白色の不織布体;公称坪量が9オンス/平方ヤード(300グラム/平方メートル)である。この繊維は、50%のポリエステルと50%の登録商標Lyocell(リヨセル)繊維とから構成された、継ぎ目のない不織布である。
Figure 2009078131
繊維上の最終結合剤の坪量は1.6オンス/平方ヤード(54グラム/平方メートル)であり、水は除去されている。
その後に、不織布/研磨材の複合体を、41ミリメートルの直径を有する円形パッドに切断した。不織布/研磨材の複合体の上表面全体に、洗浄用の組成物を被覆した。洗浄用の組成物は、次の成分を含有していた。
Figure 2009078131
上記PEG-80 ソルビタンラウレートおよびラウロアンホジ酢酸2ナトリウムを一緒にビーカー内に入れ、均質になるまで混合した。この混合液中にブチルパラベン、メチルパラベンおよびプロピルパラベンを添加し、当該パラベン類が溶解するまで徐々に混合した。その後に、上記PEG-80 ソルビタンラウレートおよびグルケート125を上記ビーカー内に添加し、混合した。その後に、上記コカミドプロピルベタイン、ラウレス硫酸ナトリウム、デシルグルコシドおよびフェノキシエタノールを添加し、混合した。その後に、香料を添加した。その後に、クエン酸を添加し、当該クエン酸が完全に溶解するまで、上記成分を混合した。pHを6.4と7.2との間になるように調整した。
モータ駆動式の装置を用いて皮膚を研磨処理するための装置上に、皮膚接触要素1を配置した。上記モータ駆動式の装置は、「NEUTROGENA Advanced Solutions (登録商標)自宅用の微細皮膚剥離システム」という名称の微細皮膚剥離システムのアプリケータとしてニュートロジーナ・コーポレーション(米国カリフォルニア州ロスアンゼルス)から市販されている。使用した設定速度を「高」速度とした。上記研磨処理装置は、皮膚接触要素に平行となるように軸を配向したモータを有し、かつ、4.0グラムの偏心錘を有している。
皮膚を研磨処理するための従来の装置上に、実施例1に関して上述した皮膚接触要素を配置した。自宅で2日に一度、微細皮膚剥離処理を実施した12人の被験者について、臨床的評価を行った。各被験者は、自分の顔の一方の側上に対して実施例1で記述された当該微細皮膚剥離システムを試験し、顔の他方の側上を比較例1とした。臨床研究の開始直前、その上、臨床研究の1日後、7日後および14日後に、臨床的評価を行った。「細胞増殖の蛍光検出法」を名称とし、ゼネラル・ホスピタル・コーポレーションに譲渡され、内容が、参照によって、本明細書に組み込まれる米国特許第5,456,260号明細書に記述された方法と同様な方法で、皮膚細胞増殖効果の増加を確認した。
実施例1
皮膚接触要素を、比較例1に関して記述されたのと同様に、作製した。臨床的処理に使用される装置を、「NEUTROGENA Advanced Solutions (登録商標)自宅用の微細皮膚剥離システム」の構成を変更することによって、構築した。装置変更は次のようである。装置ハウジングを分解し、5個のネジを取り外し、分割線に沿って2つの半体をこじ開けた。オリジナルのモータおよびモータハウジングを取り外した。代替モータのJameCo #175062上に1.4グラムの偏心錘を装着した。この代替モータを、比較例1と同一の方向となるように、エポキシ樹脂を用いて、装置内部の表面に固定した。オリジナルのネジを用いて、アプリケータの装置ハウジングを再構築した。ネジの円盤状頭部をシリコーン系エポキシ樹脂で固定した。
顔面皮膚細胞増殖効果の結果を以下に示す。
Figure 2009078131
t検定を行って、2つの処理間の統計的な差、並びに、各処理と基準との間の統計的な差が存在するか否かを確認した。1週間後(3つの処理)に、比較例1および実施例1は、共に、基準に対して細胞増殖が統計的に増加する。両処理には、この試験中におけるすべての時間で、統計的な差がない。驚くべきことに、マイクロモータ(小型の偏心錘)に交換しても、処理によって与えられる細胞増殖を統計的に低減させることがなかった。
〔実施の態様〕
(1)皮膚を再生させるための方法において、
a)モータ駆動式の装置に対して、4グラム未満の重量を有している錘を離心軌道内で移動させるのに十分なエネルギーを付与し、それにより、前記装置に連結した研磨材を振動させることと、
b)前記皮膚に、振動している前記研磨材を接触させることと、
を含む、方法。
(2)実施態様(1)記載の方法において、
前記錘は、約3グラム未満の重量を有している、方法。
(3)実施態様(1)記載の方法において、
前記錘は、約2グラム未満の重量を有している、方法。
(4)実施態様(1)記載の方法において、
前記十分なエネルギーは、前記装置のモータシャフトを回転させ、それにより、前記錘を前記離心軌道内で移動させる、方法。
(5)実施態様(1)記載の方法において、
振動している前記研磨材は、振動している皮膚接触要素である、方法。
(6)実施態様(5)記載の方法において、
前記研磨用の皮膚接触要素は、2〜14の摩損耐久性を有している、方法。
(7)実施態様(6)記載の方法において、
前記研磨用の皮膚接触要素は、3〜10の摩損耐久性を有している、方法。
(8)実施態様(5)記載の方法において、
前記研磨用の皮膚接触要素は、約0.2ミリメートル〜約2.0ミリメートルの変位性を有している、方法。
(9)実施態様(8)記載の方法において、
前記研磨用の皮膚接触要素は、約0.25ミリメートル〜約1.0ミリメートルの変位性を有している、方法。
(10)実施態様(5)記載の方法において、
前記研磨用の皮膚接触要素は、約20%未満の圧縮性を有している、方法。
(11)実施態様(5)記載の方法において、
前記研磨用の皮膚接触要素は、約1〜約14の摩損耐久性を有しており、かつ、約7%〜約18%の圧縮性を有している、方法。
(12)実施態様(5)記載の方法において、
前記研磨用の皮膚接触要素は、多孔質の錘を含む、方法。
(13)実施態様(12)記載の方法において、
前記研磨用の皮膚接触要素は、繊維質の錘を含む、方法。
(14)実施態様(13)記載の方法において、
前記繊維質の錘は、ニードルパンチ法により作製されたウェブを含む、方法。
(15)実施態様(13)記載の方法において、
前記繊維質の錘は、連結した研磨材を含む、方法。
(16)実施態様(1)記載の方法において、
前記研磨材が皮膚上の複数の不連続領域に接触するように、前記装置を移動させることをさらに含む、方法。
本明細書に記載された本発明の実施の形態と一致する皮膚治療用システムを示す側面図である。 図1に示したシステムを示す正面図である。 図1に示したシステムと共に使用されるのに適した皮膚接触要素を示す上面図である。 図1の1−1´線で切断して示す断面図である。 図1に示したシステムに使用されるのに適したモータを示す斜視図である。

Claims (10)

  1. 皮膚を再生させるための方法において、
    a)モータ駆動式の装置に対して、4グラム未満の重量を有している錘を離心軌道内で移動させるのに十分なエネルギーを付与し、それにより、前記装置に連結した研磨材を振動させることと、
    b)前記皮膚に、振動している前記研磨材を接触させることと、
    を含む、方法。
  2. 請求項1記載の方法において、
    前記錘は、約2グラム未満の重量を有している、方法。
  3. 請求項1記載の方法において、
    前記十分なエネルギーは、前記装置のモータシャフトを回転させ、それにより、前記錘を前記離心軌道内で移動させる、方法。
  4. 請求項1記載の方法において、
    振動している前記研磨材は、振動している皮膚接触要素である、方法。
  5. 請求項4記載の方法において、
    前記研磨用の皮膚接触要素は、約0.2ミリメートル〜約2.0ミリメートルの変位性を有している、方法。
  6. 請求項5記載の方法において、
    前記研磨用の皮膚接触要素は、約0.25ミリメートル〜約1.0ミリメートルの変位性を有している、方法。
  7. 請求項4記載の方法において、
    前記研磨用の皮膚接触要素は、約20%未満の圧縮性を有している、方法。
  8. 請求項4記載の方法において、
    前記研磨用の皮膚接触要素は、約1〜約14の摩損耐久性を有しており、かつ、約7%〜約18%の圧縮性を有している、方法。
  9. 請求項4記載の方法において、
    前記研磨用の皮膚接触要素は、多孔質の錘を含む、方法。
  10. 請求項9記載の方法において、
    前記研磨用の皮膚接触要素は、繊維質の錘を含む、方法。
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