JP2009077017A - データ中継システム、データ中継方法およびデータ中継装置 - Google Patents

データ中継システム、データ中継方法およびデータ中継装置 Download PDF

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Abstract

【課題】データ送信端末とデータ受信端末との間の伝送遅延の増大を防止し、かつ、広域網内でQoS保証が可能なデータ中継システム、データ中継方法およびデータ中継装置を提供することを目的とする。
【解決手段】広域網1とカプセル化装置3との間に、プロトコル変換装置(データ中継装置)2を設ける。プロトコル変換装置2は、拠点網間を転送するパケットからセッション情報を検出し、検出したセッション情報に基づいて確認応答(ACK)パケットを生成する。そして、生成した確認応答パケットを再び拠点網間を転送するパケットにカプセル化して、カプセル化装置3に送出することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ中継システム、データ中継方法およびデータ中継装置に関する。
従来、広域網を介して複数のLAN(Local Area Network)を接続する場合、データ送信端末とデータ受信端末の間の通信性能を向上させる方法として、LAN内で使用されるプロトコルのフロー制御を相互通知装置において終端し、広域網では、その広域網に最適なフロー制御パラメータにより通信を行う方式が提示されている(例えば、特許文献1参照)。
この方式は、データ転送端末とデータ受信端末が、TCP(Transmission Control Protocol)のようなend-to-endで通信を制御するトランスポート層プロトコルを使用して通信を行う場合、広域網の中に大きな遅延時間を要する部分が存在すると、伝送遅延時間が長くなり通信スループットが低下する。この問題に対し、データ送信端末とデータ受信端末の中間に設置された複数の相互通信装置が、仮想的に通信プロトコルを終端することにより、伝送遅延時間を短く抑え通信スループットの低下を防止するものが知られている。
一方、近年、複数の拠点間で共通の広域網を介して、互いに独立した複数の拠点網、例えばVLAN(Virtual LAN)を収容するVPN(Virtual Private Network)を用いた中継技術が普及している。
VPNでは、広域網と拠点網との境界にカプセル化装置を設置し、拠点網から広域網へ送信されるデータパケットをカプセル化し(以下、「カプセル化データパケット」と称す)、広域網を流れるデータパケットの所属ネットワーク(VLAN)を識別するため、所属ネットワーク(VLAN)の識別子を付与する。また、データパケット(ヘッダも含む)全体は、カプセル化され広域網内を転送されるときは、カプセル化データパケットのデータ部として扱われる。
このカプセル化方式の例として、IETF(Internet Engineering Task Force)のRFC(Request for Comments)2661で規定されたL2TP(Layer2 Tunneling Protocol)やRFC3378で規定されたEtherIP(イーサIP)などがある。
特開平7−250100号公報
特許文献1に記載された技術は、送信側および受信側の相互通信装置が、トランスポート層プロトコルのフロー制御を実施することにより、トランスポート層のセッションを仮想的に終端し、データ送信端末と相互通信装置、およびデータ受信端末と相互通信装置が、それぞれ独立にフロー制御を行えるようにしたものである。
しかしながら、もし前記したVPNの技術に、特許文献1に記載された技術を適用すると、相互通信装置によりプロトコル変換された広域網転送用パケット全体がカプセル化装置によりカプセル化されるため、広域網転送用パケットは、カプセル化データパケットのデータ部となってしまう。このため、広域網内を転送しているにもかかわらず、広域網転送用プロトコルが機能しない。したがって、広域網転送用のプロトコルによる最適なフロー制御を行うことができず、伝送遅延時間の増大の防止することができない。
さらに、広域網転送用プロトコルがXTP(Xpress Transport Protocol)のようにQoS(Quality of Service)保証機能を持つ場合、広域網転送用パケットのヘッダ内にQoS制御情報が格納されるため、広域網転送用パケットが、カプセル化装置によりカプセル化されてしまうと、QoS制御が機能せず、広域網内のQoS保証が不可能になるという問題がある。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、データ送信端末とデータ受信端末との間の伝送遅延時間の増大を防止し、かつ、広域網内でQoS保証が可能なデータ中継システム、データ中継方法およびデータ中継装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のデータ中継システム、データ中継方法およびデータ中継装置は、広域網とカプセル化装置との間に、データ中継装置を設け、受信した拠点網間を転送するパケットからセッション情報を検出し、検出したセッション情報に基づいて確認応答パケットを生成し、再び拠点網へ転送するパケットにカプセル化して送出することを特徴とする。
本発明によれば、データ送信端末とデータ受信端末との間の伝送遅延時間の増大を防止し、かつ、広域網内でQoS保証が可能なデータ中継システム、データ中継方法およびデータ中継装置を提供することができる。
まず、本発明の実施形態における技術内容を明確にするために、VPNの技術に特許文献1に記載の技術を適用した場合の比較例について説明する。
なお、TCPにおいては、処理単位となるデータのまとまりをセグメントと呼ぶが、パケットという用語に統一して説明する。
図9は、VPNの構成例を示したものである。
VPNでは、広域網1と拠点網11との境界にカプセル化装置3を設置している。カプセル化装置3は、拠点網11から広域網1へ送信されるデータパケットをカプセル化し、広域網1を流れるデータパケットの所属ネットワーク(VLAN1あるいはVLAN2)を識別するため、所属ネットワーク(VLAN)の識別子を付与するものである。このとき、データパケット全体は、カプセル化されて広域網1内を転送されるため、カプセル化データパケットのデータ部として扱われる。
このようなVPNに特許文献1に記載の技術を適応すると、図10のような構成になる。なお、図10では、特許文献1に記載された相互通信装置をプロトコル変換装置5と言い換えている。
図10に示すように、プロトコル変換装置5は、カプセル化装置3と拠点網11との間に設置される。その理由は、送信側および受信側のプロトコル変換装置5が、トランスポート層プロトコルのフロー制御を実施することにより、トランスポート層のセッションを仮想的に終端し、データ送信端末4と送信側のプロトコル変換装置5、およびデータ受信端末4と受信側のプロトコル変換装置5が、それぞれ独立にフロー制御を行えるようにするためである。
もし、プロトコル変換装置5を広域網1とカプセル化装置3の間に設置したとすると、データパケットは、データパケット全体がカプセル化され、広域網内を転送されるときは、カプセル化データパケットのデータ部として扱われる。そのため、プロトコル変換装置5は、データパケット内のトランスポート層ヘッダのセッション情報を参照することができず、フロー制御を行うことができないものとなる。
したがって、VPNに特許文献1に記載の技術を適用しようとすると、プロトコル変換装置5は、カプセル化装置3と拠点網11との間に設置せざるを得ないものである。しかし、この比較例の構成では、以下のような技術的課題が存在する。
図11は、プロトコル変換装置5(拠点A側51、拠点B側52とする)をカプセル化装置3(拠点A側31、拠点B側32とする)と拠点網11の間に設置した場合のパケットの流れを示した図である。
拠点Aの送信端末4(拠点A側41とする)から送信されたデータパケット81は、拠点Aのプロトコル変換装置51において、広域網転送用プロトコルのヘッダが付加された広域網転送用パケット82となる。
ここで、広域網転送用プロトコルとして、TCP(Transport Control Protocol)や、ITU−T勧告X.25で規定されるプロトコルを使用してもよいし、XTPフォーラムで開発されたXTPのようなQoS保証が可能な高速伝送プロトコルを使用してもよい。
次に、拠点Aのカプセル化装置31において、広域網転送用パケット82は、カプセル化されて、カプセル化データパケット83となり広域網1へ送信される。
ところが、このような方式では、広域網転送用パケット82がカプセル化データパケット83のデータ部になってしまうため、広域網内を転送しているにもかかわらず、広域網転送用プロトコルが機能しない。したがって、広域網用のプロトコルによる最適なフロー制御を行うことができず、またXTPが持つ高速転送アルゴリズムが機能しないため、データ送信端末とデータ受信端末との間の伝送遅延時間の増大を防止することができず、通信スループットの低下を防止することができない。
さらに、広域網転送用プロトコルがXTPのようにQoS保証機能を持つ場合、広域網転送用パケット82のヘッダ内にQoS制御情報が格納されるため、広域網転送用パケット全体が広域網1において転送されている間は、カプセル化データパケット83のデータ部としてしか扱われないため、QoS制御が機能せず、広域網1内でのQoS保証が不可能になる。
以上説明したように、VPNの技術に特許文献1に記載の技術を単に適用した比較例では、データ送信端末とデータ受信端末との間の伝送遅延時間の増大を防止することはできず、また、広域網内でのQoS保証機能を発揮させることもできない。
次に、本発明を実施するための最良の形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデータ中継システムの構成例を示す図である。
データ中継システム100は、データパケットを送受信する複数の端末4に接続された複数の独立した拠点網11と、拠点網11と接続されたカプセル化装置3と、カプセル化装置3と接続され、広域網1との中継を行うデータ中継装置であるプロトコル変換装置2とを備える。ここで、プロトコル変換装置2は、拠点網11で使用させるプロトコルと、広域網1で使用されるプロトコルとの間のプロトコル変換を行うものである。
各拠点に存在する複数の独立した拠点網11とは、例えば拠点AのVLAN1とVLAN2、拠点BのVLAN1とVLAN2であり、両拠点のVLAN1同士あるいはVLAN2同士は、それぞれネットワーク層レベルで同一ネットワークであり、同じVLANに所属する端末同士でデータの送受信を行うが、VLAN1とVLAN2の相互ではルータを介さない限り通信を行うことはできない。
本実施形態に係る図1の構成と、前記した比較例における図10の構成との違いは、図10においては、プロトコル変換装置5が、カプセル化装置3と拠点網11との間に設定されるのに対し、本実施形態においては、プロトコル変換装置2が、広域網1とカプセル化装置3の間に設定されていることである。
ここで、各拠点網11の通信における物理層およびデータリンク層プロトコルは、イーサネット(登録商標)、ネットワーク層プロトコルはIP(Internet Protocol)、トランスポート層プロトコルはTCP、上位層はFTP(File Transfer Protocol)、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)などとする。
カプセル化装置3とプロトコル変換装置2の間の通信における物理層およびデータリンク層プロトコルはイーサネット(登録商標)、ネットワーク層プロトコルはIPであり、カプセル化装置3におけるカプセル化方式はイーサIPとする。
広域網1の通信における物理層およびデータリンク層プロトコルはイーサネット(登録商標)、ネットワーク層はXTPとする。
次に、拠点Aの送信端末から拠点Bの受信端末へのパケットの流れを図2に示し、各装置の機能について説明する。
まず、カプセル化装置3(拠点A側31、拠点B側32とする)の機能について説明する。
拠点Aのカプセル化装置31は、送信端末41から拠点網11を介してデータパケット91を受信すると、予め定められたカプセル化方式(例えばイーサIP)を用いてカプセル化してカプセル化データパケット92を生成する。このカプセル化データパケット92に拠点網11(例えばVLAN1あるいはVLAN2)の識別子を付与し、プロトコル変換装置21へ送信する。
一方、拠点Bのカプセル化装置32は、プロトコル変換装置22からカプセル化データパケット92を受信すると、カプセル化を解除して元のデータパケット91を複製し、カプセル化データパケット92に付与された拠点網11(例えばVLAN1あるいはVLAN2)の識別子から送信すべき拠点網11を判断し、データパケット91を拠点網11を介して受信端末42に送信する。
次に、プロトコル変換装置(データ中継装置)2(拠点A側21、拠点B側22とする)の機能について説明する。
拠点Aのプロトコル変換装置21は、カプセル化装置31からカプセル化データパケット92を受信すると、広域網転送用パケット93に変換し、広域網転送用プロトコルにより広域網1へ送信する。
一方、拠点Bのプロトコル変換装置22は、広域網1から受信した広域網転送用パケット93を、カプセル化データパケット92に変換し、カプセル化装置32へ送信する。
このように、広域網転送用プロトコルにより広域網1へ送信することにより、広域網内を転送中に広域網転送用プロトコルを機能させ、最適なフロー制御を行い、広域網間の伝送遅延時間の増大を防止することができる。さらに、広域網転送用プロトコルにQoS保証機能があれば、広域網1内の転送時にQoS保証を実現できる。
また、拠点Aのプロトコル変換装置21は、カプセル化装置31からカプセル化データパケット92を受信すると、受信端末42の代わりに確認応答(ACK)パケットを生成し(以下、「代理応答パケット」と称す)、この代理応答パケットをカプセル化して、カプセル化装置31に送信する機能を有する。カプセル化した代理応答パケット(以下、「カプセル化代理応答パケット」と称す)の具体的な生成方法については、後述する。
次に、図3を参照しつつ、第1の実施形態に係るカプセル化装置3およびプロトコル変換装置2のパケットの処理の流れをプロトコル構成例とともに説明する。
なお、データパケットは、拠点Aから拠点Bへ向けて送信されたものとする。
拠点Aのカプセル化装置31は、送信端末41から拠点網11を介してデータパケットを受信すると、イーサIP方式を用いてデータパケットをカプセル化してカプセル化データパケット92を生成し、拠点Aのプロトコル変換装置21へ送信する。
このとき、データパケット91を受信した拠点網11(VLAN1あるいはVLAN2)を示す識別子として、カプセル化データパケット92のイーサネット(登録商標)ヘッダにVLANタグを付加する。なお、カプセル化されたデータパケット91(ヘッダも含む)全体は、広域網1内を転送されるときはカプセル化データパケット92のデータ部として扱われる。
次に、拠点Aのプロトコル変換装置21は、カプセル化装置31からカプセル化データパケット92を受信すると、カプセル化データパケット92のヘッダを読み込み、カプセル化方式(イーサIP)を判断し、カプセル化されたデータパケット91の先頭位置を検出し、データパケット91のヘッダよりトランスポート層プロトコルとトランスポート層のヘッダの位置を検出し、トランスポート層ヘッダよりトランスポート層のセッション情報を取得し、トランスポート層のセッション情報からデータパケットの代理応答パケットを生成する。そして、代理応答パケットをカプセル化装置31のカプセル化方式(イーサIP)によりカプセル化し、カプセル化代理応答パケットを生成しカプセル化装置31に送信する。
プロトコル変換装置21からカプセル化代理応答パケットを受信したカプセル化装置31は、カプセル化を解除して代理応答パケットを複製し、拠点網11を介して送信端末41に送信する。
このように、プロトコル変換装置21が、データ送信端末41の代わりに確認応答パケットの代理応答をすることにより、トランスポート層のセッションを仮想的に終端する通信システムが実現できる。
次に、プロトコル変換装置21における、カプセル化代理応答パケットの生成方法について説明する。
図4は、プロトコル変換装置(データ中継装置)2の構成を示す機能ブロック図である。
プロトコル変換装置2は、パケットの中継処理を行う制御部200と、カプセル化装置3および広域網1と接続し通信するための外部インタフェース300とを備えている。
また、制御部200は、パケット判定・転送部210と、プロトコル変換部220と、セッション情報検出部230と、代理応答(確認応答)パケット生成部240とを備えている。
パケット判定・転送部210は、外部インタフェース300で受信したパケットが、TCPパケットであるかを判定し、さらにTCPパケットであると判定した場合には、そのパケットが、SYNパケット、SYN+ACKパケット、ACKパケットなど、どの種別のパケットであるか判定し、転送処理を行う。また、代理応答パケット生成部240で生成されたカプセル化代理応答パケットを、カプセル化装置3へ転送する処理を行う。
プロトコル変換部220は、カプセル化装置3から受信したカプセル化パケットを広域網転送用パケットに、また、広域網1から受信した広域網転送用パケットをカプセル化パケットに変換する処理を行う。
セッション情報検出部230は、カプセル化データパケットのヘッダから、カプセル化方式を検出し、データパケットのヘッダからトランスポート層プロトコルとトランスポート層ヘッダのセッション情報を検出する。また、セッション情報検出部230はメモリ部235を有し、検出したセッション情報(図7に示す通信状態管理テーブル700参照)を登録し、管理する機能を有する。
代理応答パケット生成部240は、セッション情報検出部230に登録されたセッション情報に基づき、データパケットの確認応答(ACK)パケットを生成し、カプセル化することで、カプセル化代理応答パケットを生成する機能を有する。
次に、プロトコル変換装置2が、カプセル化代理応答パケットを生成する具体的な処理の流れについて図4〜図6を参照して説明する。
図5は、プロトコル変換装置21が受信したカプセル化データパケット92のヘッダ部分の構造を示したものである。また、図6は、プロトコル変換装置21が受信したパケットが、TCPパケットであり、カプセル化代理応答パケットを生成する必要があるか、パケット判定・転送部210が、判断する処理の流れを示したものである。
図6に示すように、外部インタフェース300を介してパケット判定・転送部210がパケットを受信すると(ステップS600→Yes)、パケット判定・転送部210は、イーサネット(登録商標)ヘッダ内にあるタイプフィールド501を参照し、上位プロトコルがIPかどうか判断する(ステップS601)。上位プロトコルがIPでなければ(ステップS601→No)、代理応答は不要として、受信したカプセル化パケットを広域網1へ転送する(ステップS606)。
ステップS601の結果、上位プロトコルがIPであれば(ステップS601→Yes)、IPヘッダ内のプロトコルフィールド502を参照し、上位プロトコルがイーサIPかどうか判断する(ステップS602)。上位プロトコルがイーサIPでなければ(ステップS602→No)、代理応答は不要として、カプセル化パケットを広域網1へ転送する(ステップS606)。
ステップS602の結果、上位プロトコルがイーサIPであれば(ステップS602→Yes)、カプセル化領域のイーサネット(登録商標)ヘッダ内にあるタイプフィールド511を参照し、上位プロトコルがIPかどうか判断する(ステップS603)。上位プロトコルがIPでなければ(ステップS603→No)、代理応答は不要として、受信したカプセル化パケットを広域網1へ転送する(ステップS606)。
ステップ603の結果、上位パケットがIPであれば(ステップS603→Yes)、カプセル化領域のIPヘッダ内のプロトコルフィールド512を参照し、上位プロトコルがTCPかどうかを判断する(ステップS604)。上位プロトコルがTCPでなければ(ステップS604→No)、代理応答は不要として、受信したカプセル化パケットを広域網1へ転送する。
そして、ステップS604の結果、上位プロトコルがTCPであり(ステップS604→Yes)、カプセル化領域のTCPパケットにデータが搭載されていれば、代理応答パケット生成部240は、セッション情報検出部230のメモリ部235に登録されたセッション情報である通信状態管理テーブル700(詳細は後述)の情報にしたがい、カプセル化代理応答パケットを生成する(ステップS605)。
次に、代理応答パケット生成部240におけるカプセル化代理応答パケットを生成する処理について詳細に説明する。
パケット判定・転送部210の処理により、受信したカプセル化データパケットが、TCPパケットであり代理応答が必要と判断された場合、代理応答パケット生成部240は、まず、TCPプロトコルにしたがった通常の確認応答(ACK)パケットの生成を行う。具体的には、代理応答パケット生成部240は、セッション情報検出部230のメモリ部235に登録された通信状態管理テーブル700を参照して、代理応答パケットの生成を行う。
図7に、通信状態管理テーブル700の構成例を示す。
通信状態管理テーブル(セッション情報)700には、プロトコル変換装置21、22を介して現在データ送信を行っているTCPセッションに関する情報が登録され、セッション情報検出部230により、セッションごとに登録・抹消がなされ管理される。セッション情報の内容は、TCPセッションの開設を要求した端末41のIPアドレス701とポート番号702、TCPセッションの開設を許可した端末42のIPアドレス703とポート番号704、シーケンス番号705、TCPセッションの状態706などが登録される。
このTCPセッションの情報を用いて、代理応答パケット生成部240は、確認応答(ACK)パケットの生成を行う。
ここでセッション情報検出部230が検出した通信状態管理テーブル700には、確認応答パケットを生成するために通常必要な端末のIPアドレスなど701〜706のセッション情報に加えて、カプセル化するために必要なTCPセッションの情報が登録される。例えば、TCPセッションの開設を要求した端末41が存在する拠点のカプセル化装置31のIPアドレス710とポート番号711、TCPセッションの開設を許可した端末42が存在する拠点のカプセル化装置32のIPアドレス712とポート番号713、カプセル化方式714などを登録している。
次に、代理パケット生成部240は、生成した確認応答(ACK)パケットに、カプセル化パケットのイーサIPヘッダとIPヘッダとイーサネット(登録商標)ヘッダを付加し、カプセル化代理応答パケットを生成する。
代理パケット生成部240は、通信状態管理テーブル700を参照し、カプセル化パケットのIPヘッダ内の宛先IPアドレスには拠点Aのカプセル化装置31のIPアドレス710、送信元IPアドレスには拠点Bのカプセル化装置32のIPアドレス712を登録し、その他、パケット長やヘッダチェックサムなどのフィールドに値を入れる。さらに、カプセル化パケットのイーサネット(登録商標)ヘッダの宛先MACアドレスには拠点Aのカプセル化装置31のMACアドレス、送信元MACアドレスには拠点Aのプロトコル変換装置21のMACアドレスを記載する。
そして、代理応答パケット生成部240で生成されたカプセル化代理応答パケットは、パケット判定・転送部210により、カプセル化装置31に送出される。
このようにプロトコル変換装置21において、カプセル化された代理応答パケットを生成することで、仮想的にTCPプロトコルを終端する通信システムを実現でき、データ送信端末とデータ受信端末との間の伝送遅延時間の増大の防止をすることにより、通信スループットの低下を防止することが可能となる。
次に、プロトコル変換装置21、22が実施する通信状態管理テーブル800の更新方法について、図8を参照して説明する。
データ送信端末41とデータ受信端末42との間でTCPセッションを開設してデータ転送を行う場合、TCPセッション開設要求であるSYNパケット8200やSYN+ACKパケット8205が、カプセル化されて(8201、8206)各プロトコル変換装置21、22を通過する。このとき、各プロトコル変換装置21、22のパケット判定・転送部210は、カプセル化パケット8201、8206のカプセル化領域内のTCPヘッダを上述の手順で参照し、それがSYNパケットやSYN+ACKパケットだと種別すると、新たなTCPセッションが発生したと判断し、セッション情報検出部230により通信状態管理テーブル700に追加登録する。
次に、TCPセッションが開設され、データ送受信を始めると、各プロトコル変換装置21、22は、送受信するカプセル化パケット8221や8230などのカプセル化領域内のTCPヘッダを参照し、TCPセッションの状態(通信状態やシーケンス番号など)を検出して通信状態管理テーブル700を更新し、通信状態管理テーブル700の登録情報に基づきカプセル化代理応答パケットを生成する。
最後に、データ送信端末41とデータ受信端末42との間でTCPセッションを切断してデータ転送を終了する場合、TCPセッション切断要求であるFINパケット8250やACK+FINパケット8260が、カプセル化されて(8251、8261)各プロトコル変換装置21、22を通過する。このとき、各プロトコル変換装置21、22のパケット判定・転送部210はカプセル化パケット8251、8261のカプセル化領域内にTCPヘッダを上述の手順で参照し、それがFINパケットあるいはACK+FINパケットと判明すると、セッション情報検出部230により通信状態管理テーブル700の登録を抹消する。
このようにすることで、広域網においてカプセル化方式を導入する通信システムでも、データ送信端末とデータ受信端末がTCPのようなトランスポート層プロトコルを用いて、end-to-endで通信を制御する通信プロトコルにより通信を行う場合、広域網とカプセル化装置との間に設置されたプロトコル変換装置が代理応答をすることにより、仮想的に通信プロトコルを終端する通信システムを実現できる。そして、データ送信端末とデータ受信端末との間の伝送遅延時間の増大を防止することにより、通信スループットの低下を防止することが可能となる。さらに、広域網転送用プロトコルにより広域網へ送信することにより、広域網転送用プロトコルにQoS保証機能があれば、広域網内の転送時にQoS保証を実現した通信が可能となる。
なお、プロトコル変換装置(データ中継装置)は、上述の機能を論理記号で表し、FPGA(Field Programmable Gate Array)などでLSI化したり、ネットワークプロセッサなどで各機能を並列に動作させることが可能である。さらに、CPU(Central Processing Unit)を備えたコンピュータ上で動作するソフトウェアにおいても実現可能である。
(第2の実施形態)
図12は、本発明の第2の実施形態に係るデータ中継システムの構成例を示す図である。
第1の実施形態との違いは、第1の実施形態が、広域網を介した通信システムであるのに対し、第2の実施形態は、広域網の代わりに移動体と地上の基地局との間を結ぶ無線伝送路を介して、地上の端末と車上の端末が通信する移動体通信システムであることである。
図12に記載のデータ中継システムにおいては、IETF(Internet Engineering Task Force)のRFC2002で規定されたモバイルIP方式を用いることにより、地上の端末941と車上の端末942の間でTCPのセッションを確立しデータパケットを送受信する。
モバイルIP方式は拠点(地上側)と基地局(地上側)と車上側の3種類のモバイルIPルータ931、932、933が連携して移動体901の位置を把握しデータパケットを転送し、転送先を明示するために元のデータパケットをカプセル化して、モバイルIPヘッダを付加したモバイルIPパケットを生成する。
第1の実施形態と比較すると、モバイルIPルータ(拠点)931およびモバイルIPルータ(車上)933が、カプセル化装置3(図1参照)に相当する。
したがって、無線伝送路960の伝送遅延時間が大きい場合、図12に示すように、地上側においては無線機951とモバイルIPルータ931との境界の位置にプロトコル変換装置923(基地局)を設置し、車上側においては無線機952とモバイルIPルータ933との境界の位置にプロトコル変換装置922(車上)を設置する。そうすると、本発明の第1の実施形態と同様に、プロトコル変換装置923が、端末941に対して代理応答することにより、仮想的に通信プロトコルを終端するシステムが実現でき、伝送遅延時間の増大を防止することができる。
図13にカプセル化パケットのヘッダ部分の構造を示す。
プロトコル変換装置923が、カプセル化データパケットを受信すると、イーサネット(登録商標)ヘッダ内にあるタイプフィールド551を参照し、上位プロトコルがモバイルIPであれば、モバイルIPヘッダ内のプロトコルフィールド552を参照する。そして、上位プロトコルがIPであれば、カプセル化領域内のIPヘッダ内にあるプロトコルフィールド561を参照し、さらに、上位プロトコルがTCPであれば、カプセル化代理応答パケットの生成を行う。
また、図14に第2の実施形態におけるデータパケットの流れを示す。
第1の実施形態における広域網1が第2の実施形態では無線伝送路960に相当する。ここで、無線伝送路960に伝送されるパケットはXTPなどの広域網転送用プロトコルを用いた広域網転送用パケットである。
カプセル化装置(拠点)931からカプセル化データパケット992を受信したプロトコル変換装置(基地局)923は、カプセル化代理応答パケットを生成し、カプセル化装置(拠点)931へ転送することにより、仮想的にTCPプロトコルを終端する。これにより、地上側の端末941とプロトコル変換装置(基地局)923との間で、独立したフロー制御を可能にするものである。
このように、モバイルIP方式をカプセル化方式と考えれば、移動体通信システムの地上側および車上側にプロトコル変換装置923、922を設置することで、移動体通信システムでも、データ送信端末とデータ受信端末がTCPのようなトランスポート層プロトコルを用いてend-to-endで通信を制御する通信プロトコルにより通信を行い、データ送信端末およびデータ受信端末に対して代理応答をすることにより仮想的に通信プロトコルを終端する通信システムが実現できる。このため、データ送信端末とデータ受信端末との間の伝送遅延時間の増大を防止することにより、通信スループットの低下を防止することが可能である。さらに、広域網転送用プロトコルにより広域網へ送信することにより、広域網転送用プロトコルにQoS保証機能があれば、無線伝送路への転送時にQoS保証を実現できる。
なお、第1の実施形態および第2の実施形態において、カプセル化装置でデータパケットをカプセル化する際にカプセル化領域を暗号化し、カプセル化を解除する際にカプセル化領域を複合化する構成にしてもよい。
カプセル化領域を暗号化する場合、プロトコル変換装置もカプセル化装置が持つものと同じ暗号鍵を持ち、カプセル化代理応答パケットの生成時や通信状態管理テーブルの登録、更新、削除の際には、カプセル化領域を一時的に復号化し、広域網やカプセル化装置へ送信する際に再度カプセル化領域を暗号化すればよい。
また、第1の実施形態および第2の実施形態において、カプセル化装置とプロトコル変換装置の機能を統合した中継装置により、カプセル化装置とプロトコル変換装置の処理を合わせて行ってもよい。
本発明の第1の実施形態に係るデータ中継システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るデータパケットの流れを示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るデータパケットの流れをプロトコル構成例とともに示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るプロトコル変換装置の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るカプセル化データパケットのヘッダ構造を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るカプセル化代理応答パケットの生成手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るプロトコル変換装置が管理するセッション情報を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るデータ中継システムの動作手順を示す図である。 データ中継システムの構成の比較例を示すブロック図である。 データ中継システムの構成の比較例を示すブロック図である。 データ中継システムの構成の比較例に係るデータパケットの流れを示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るデータ中継システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るカプセル化データパケットのヘッダ構造を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るデータパケットの流れをプロトコル構成例とともに示す図である。
符号の説明
1 広域網
2 プロトコル変換装置(データ中継装置)
3 カプセル化装置
4 端末
11 拠点網
100 データ中継システム
200 制御部
210 パケット判定・転送部
220 プロトコル変換部
230 セッション情報検出部
235 メモリ部
240 代理応答パケット生成部
300 外部インタフェース
700 通信状態管理テーブル(セッション情報)

Claims (8)

  1. 複数の端末が接続された複数の拠点網が、データ中継装置を介して広域網に接続され、前記端末が前記拠点網および前記広域網を介してパケットの送受信を行い、前記広域網内は前記拠点網と接続されたカプセル化装置が前記パケットをカプセル化して転送し、送信端末と受信端末とが互いに前記パケットの送達確認を行いながら通信を行うデータ中継システムにおいて、
    前記拠点網間を転送する前記パケットを中継処理する前記データ中継装置が、前記広域網と前記カプセル化装置の間に設置されることを特徴とするデータ中継システム。
  2. 前記データ中継装置は、
    前記拠点網間を転送する前記パケットのヘッダ情報と、前記広域網を転送するパケットにカプセル化されたカプセル化データパケットのヘッダ情報とから端末間のセッション情報を検出するセッション情報検出部と、
    前記セッション情報検出部により検出されたセッション情報をもとに、前記受信端末の代わりに確認応答パケットを生成しカプセル化する代理応答パケット生成部と
    前記代理応答パケット生成部で生成したカプセル化された確認応答パケットを、前記カプセル化装置に転送するパケット判定・転送部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ中継システム。
  3. 前記検出されたセッション情報には、送信側および受信側のカプセル化装置のアドレスが含まれることを特徴とする請求項2に記載のデータ中継システム。
  4. 複数の端末が接続された複数の拠点網が、データ中継装置を介して広域網に接続され、前記端末が前記拠点網および前記広域網を介してパケットの送受信を行い、前記広域網内は前記拠点網と接続されたカプセル化装置が前記パケットをカプセル化して転送し、送信端末と受信端末とが互いに前記パケットの送達確認を行いながら通信を行うデータ中継方法において、
    前記データ中継装置は、
    拠点網間を転送する前記パケットのヘッダ情報と、前記広域網を転送するパケットにカプセル化されたカプセル化データパケットのヘッダ情報とから端末間のセッション情報を検出し、
    前記検出されたセッション情報をもとに、前記受信端末の代わりに確認応答パケットを生成してカプセル化し、
    前記生成したカプセル化された確認応答パケットを、前記カプセル化装置に転送することを特徴とするデータ中継方法。
  5. 前記検出されたセッション情報には、送信側および受信側のカプセル化装置のアドレスが含まれることを特徴とする請求項4に記載のデータ中継方法。
  6. 複数の端末が接続された複数の拠点網が広域網に接続され、前記端末が前記拠点網および前記広域網を介してパケットの送受信を行い、前記広域網内は前記拠点網と接続されたカプセル化装置が前記パケットをカプセル化して転送し、送信端末と受信端末とが互いに前記パケットの送達確認を行いながら通信を行うデータ中継システムに用いられるデータ中継装置において、
    前記広域網と前記カプセル化装置の間に設置されることを特徴とするデータ中継装置。
  7. 前記拠点網間を転送する前記パケットのヘッダ情報と、前記広域網を転送するパケットにカプセル化されたカプセル化データパケットのヘッダ情報とから前記端末間のセッション情報を検出するセッション情報検出部と、
    前記セッション情報検出部により検出されたセッション情報をもとに、前記受信端末の代わりに確認応答パケットを生成しカプセル化する代理応答パケット生成部と、
    前記代理応答パケット生成部で生成したカプセル化された確認応答パケットを、前記カプセル化装置に転送するパケット判定・転送部と
    を備えること特徴とする請求項6に記載のデータ中継装置。
  8. 前記検出されたセッション情報には、送信側および受信側のカプセル化装置のアドレスが含まれることを特徴とする請求項7に記載のデータ中継装置。
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