JP2009076231A - 電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの高いサーミスタなどを用いることなく、電池パック内の二次電池の温度測定を行う。
【解決手段】直列に接続された二次電池同士の接続部と、測定回路との間に異なる金属材料からなる2本の金属線を設ける。2本の金属線の二次電池側の一端は互いに接合されて接続部と電気的に接続される。また、測定回路側の他端は開放されて測定回路と電気的に接続される。2本の金属線の開放端部間に生じる熱起電力を基に、二次電池と測定回路との温度差を検出する。測定回路は、測定回路の絶対温度を測定可能な温度検出素子が設けられており、測定回路の絶対温度と、二次電池と測定回路との温度差とから、二次電池の電池温度が検出される。また、いずれかの金属線を用いて二次電池間の中間電位が測定される。従来中間電位測定用に設けられていた金属線と異なる金属材料からなる金属線を設けることで、同時に二次電池の電池温度の測定も可能となる。
【選択図】図4

Description

この発明は、複数の非水電解質電池を内蔵する電池パックに関し、特に、非水電解質電池の電池温度を容易に測定することができる電池パックに関する。
近年、カメラ一体型VTR(Video Tape Recorder)、携帯電話あるいはラップトップコンピュータなどのポータブル電子機器が次々と開発されている。また、機器や機能の多様化によって電力使用量が増加しており、それら電子機器のエネルギー源である電池パックのより一層の高容量化に対する要求が高まっている。そこで、この要求に応えるべく、複数の電池を直列に接続した電池パック、もしくは複数の電池を直列に接続し、さらにこれを複数並列に接続した電池パックが用いられている。
このような電池パックでは、従来、以下の特許文献1および特許文献2のように、電池温度を検出する際にサーミスタなどの温度検出素子を用いている。
特開2006−112944号公報 特開平5−284666号公報
図1は、このような電池パック1の一構成例を詳細に示すブロック図の一例である。図1に示すように、サーミスタ8は、組電池7の温度を測定可能なように設けられる。
この電池パック1は、電子機器使用時には+端子2aと−端子2bとがそれぞれ電子機器の+端子、−端子に接続され、放電が行われる。また、電池パック1は、充電時には充電器に装着され、電子機器使用時と同様に+端子2aと−端子2bとがそれぞれ充電器の+端子、−端子に接続され、充電が行われる。なお、電池パック1は、電子機器に接続されたまま、充電が行われるようにしてもよい。
電池パック1は主に、温度検出素子であるサーミスタ8、組電池7、マイクロコンピュータ11、測定制御回路10、保護回路14、スイッチ回路4、通信端子3a,3bで構成されている。
組電池7は、例えばリチウムイオン二次電池7aないし7dからなり、4個のリチウムイオン二次電池7aないし7dを直列に接続したものである。組電池7の各リチウムイオン二次電池7aないし7dの温度は、サーミスタ8によって検知され、サーミスタ8には各リチウムイオン二次電池7aないし7dの温度に対応する抵抗値が生じる。マイクロコンピュータ11は、サーミスタ8の抵抗値を測定し、この抵抗値からリチウムイオン二次電池7aないし7dの温度を検出する。マイクロコンピュータ11には、例えばサーミスタ8の抵抗値とリチウムイオン二次電池7aないし7dの温度とを対応付けるテーブルが記憶されている。
また、組電池7の隣接するリチウムイオン二次電池7aおよび7bの間には、金属線16aの一端が接続され、金属線16aの他端が基準電位点に接続された測定制御回路10に接続される。リチウムイオン二次電池7bおよび7c間、リチウムイオン二次電池7cおよび7d間も同様に金属線16bおよび16cが接続される。これにより、リチウムイオン二次電池間に生じる電圧である中間電位が測定され、リチウムイオン二次電池7aないし7dそれぞれの電圧が検出される。
しかしながら、サーミスタは1個あたりのコストが高いため、電池パックの製造コストが高いという問題がある。また、電池パック内のリチウムイオン二次電池数を増やして大型の電池パックとした場合、複数地点の温度を測定する必要がある。このため、サーミスタを複数設ける必要があり、より電池パックの製造コストが高くなってしまう。
したがって、この発明は、上記問題点を解決し、低コストで電池温度の測定が可能な電池パックを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は、複数の二次電池を直列に接続した組電池と、組電池の充放電制御を行うスイッチ手段と、組電池の電流および電圧を測定し、測定結果に応じてスイッチ手段に制御信号を送信する測定制御手段と、測定制御手段の温度を検出可能な温度検出素子と、二次電池間に配設した接続部と測定制御手段とを電気的に接続する第1の金属線と、二次電池間に配設した接続部と測定制御手段とを電気的に接続し、第1の金属線と異なる金属材料からなる第2の金属線とを備え、第1の金属線と、第2の金属線の測定制御手段側の一端のみを開放して二次電池間に配設した接続部と測定制御手段とを電気的に接続することにより、第1の金属線および第2の金属線の開放端部間に生じた熱起電力に基づいて二次電池と測定制御手段との温度差が検出され、検出された温度差と、温度検出素子により検出された測定制御手段の温度とから、二次電池の電池温度が測定され、第1の金属線または第2の金属線により、二次電池間の中間電位が測定されることを特徴とする電池パックである。
なお、中間電位とは、2つの二次電池の間の接続点における電圧である。二次電池間の電圧を測定し、各二次電池の正極側における電圧と、負極側における電圧との差から、各二次電池の電圧を検出することができる。
この発明によれば、異なる金属材料からなる2本の金属線により、サーミスタなどの温度検出素子を二次電池の近傍に設けることなく、二次電池の電池温度を測定することができる。また、同時に、二次電池の中間電位を測定することもできる。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図2は、この発明の一実施形態による電池パック20の一構成例を示す斜視分解図である。電池パック20には、例えば、4本のリチウムイオン二次電池27aないし27dが用いられ、並列に接続されたリチウムイオン二次電池27aおよび27b、ならびにリチウムイオン二次電池27cおよび27dが、直列に接続されて組電池27とされたものである。
並列に接続されたリチウムイオン二次電池27aおよび27bの+端子側には、接続板33aが配置され、リチウムイオン二次電池27aおよび27bと接続板33aとが電気的に接続される。図3に示すように、接続板33aは、回路基板31と電気的に接続される。
また、リチウムイオン二次電池27aおよび27bと、リチウムイオン二次電池27cおよび27dとの間には、接続板33bが配設される。接続板33bには、図3に示すように、2本の金属線25および26のそれぞれの一端が接続される。2本の金属線25aおよび25bのそれぞれの他端は、回路基板31上に設けられた測定制御回路10に接続され、リチウムイオン二次電池27aおよび27bと、リチウムイオン二次電池27cおよび27dとの中間電位およびリチウムイオン二次電池27aないし27dの電池温度が測定される。
さらに、リチウムイオン二次電池27cおよび27dの−端子側には、接続板33cが配置され、リチウムイオン二次電池27cおよび27dと接続板33cとが電気的に接続される。接続板33cは、回路基板31と電気的に接続される。
回路基板31は、電子機器と電池パック20とを接続するためのコネクタ32を有している。コネクタ32は、電池パック20の外部に露出するように構成されており、コネクタ32が電子機器側のコネクタと嵌合することにより、電子機器と電池パック20が電気的に接続される。
また、回路基板31には、ヒューズ、FET(Field Effect Transistor;電界効果トランジスタ)等の保護回路の他、電池パックを識別するためのID抵抗等がマウントされ、更に複数個の接点部が形成されている。保護回路には、組電池27の監視とFETの制御を行うIC(Integrated Circuit)等が設けられている。
これらの組電池27、接続板33aないし33c、および回路基板31は、上ケース30aと下ケース30bとからなる外装ケースに収容される。上ケース30aおよび下ケース30bは、例えばプラスチックモールドケースからなり、上ケース30aおよび下ケース30bの少なくとも一方には、上ケース30aおよび下ケース30bを嵌合した際にコネクタ32を電池パック20の外部に露出させるための凹部が設けられている。
図4は、この発明の一実施形態による電池パック20の一構成例を示すブロック図である。なお、図4で示す電池パック20において、図1の電池パック1の構成と対応する部分には同一の符号を付す。
この電池パック20は、電子機器使用時には+端子2aと−端子2bとがそれぞれ電子機器の+端子、−端子に接続され、放電が行われる。また、充電時には充電器に装着され、電子機器使用時と同様に+端子2aと−端子2bとがそれぞれ充電器の+端子、−端子に接続され、充電が行われる。なお、電子機器の+端子、−端子に接続されたまま、充電が行われるようにしてもよい。
図4に示すように、電池パック20では、組電池27のリチウムイオン二次電池27aおよび27bとリチウムイオン二次電池27cおよび27dとの間に設けられた接続板33bに金属線25の一端が電気的に接続される。また、金属線25の他端が基準電位点に接続された測定制御回路10に電気的に接続される。これにより、リチウムイオン二次電池27aおよび27bとリチウムイオン二次電池27cおよび27dとの間の中間電位が測定される。また、接続板33bと、測定制御回路10とに端部が接続された金属線25および金属線26を用いて、組電池27の電池温度が測定される。電池温度の測定については、後述する。
電池パックは主に、組電池27、マイクロコンピュータ11、測定制御回路10、保護回路14、スイッチ回路4、通信端子3a,3bで構成されている。
組電池27は、例えばリチウムイオン二次電池27aないし27dからなり、並列に接続されたリチウムイオン二次電池27aおよび27b、ならびにリチウムイオン二次電池27cおよび27dが、直列に接続されたものである。
測定制御回路10は、電池パック内の組電池27の各リチウムイオン二次電池27aないし27dの電圧を測定し、マイクロコンピュータ11に測定値を供給する。また、電流検出抵抗9を使用して電流の大きさおよび向きを測定し、マイクロコンピュータ11に測定値を送るものである。また、過充電電流および過放電電流を検出し、過充電電流値以上、もしくは過充電電流値以下となった場合に、マイクロコンピュータ11の制御の下、測定制御回路10に設けられたFETスイッチドライブからスイッチ回路4にドライブ信号を送信する。また、過充電電圧および過放電電圧値を検出し、過充電電圧値以上、もしくは過充電電流値以下となった場合に、スイッチ回路4にドライブ信号を送信する。また、組電池27の電池温度に応じてスイッチ回路4にドライブ信号を送信する。さらに、測定制御回路10は、例えば組電池27の電圧を安定化して電源電圧を発生するレギュレータとしての機能も有する。
測定制御回路10には、例えば互いの一端をねじり合わせてから接続板33bに接続された金属線25および金属線26のそれぞれの他端が電気的に接続される。金属線25と金属線26のそれぞれの他端は、開放されて測定制御回路10に接続される。なお、金属線25と金属線26とは異なる金属材料からなる。このような構成とすることにより、金属線25と金属線26とによって熱電対が構成され、測定制御回路10と、組電池27と接触する接続板33bとの間に温度差が生じた場合、金属線25と金属線26との開放端間にはゼーベック効果による熱起電力(電位差)が生じる。測定制御回路10は、金属線25と金属線26との開放端間に生じた熱起電力を測定することにより、測定制御回路10と接続板33b(組電池27)との温度差を検出する。
なお、測定制御回路10には、測定制御回路10の温度が測定可能な温度検出素子(例えばサーミスタ)が備えられている。このため、測定制御回路10の温度と、測定制御回路10によって検出された測定制御回路10と接続板33bとの間の温度差とから、組電池27の電池温度を測定することができる。リチウムイオン二次電池27aないし27dは、電池内部に設けられた熱感抵抗素子(Positive Temperature Coefficient;PTC素子)近傍が最も発熱する。電池パック20では、接続板33bに金属線25および金属線26を接続することにより、最も高温になりやすい熱感抵抗素子近くの温度を測定することができる。
電池パック20は、電子機器の使用環境や使用時間などによって、電池温度が0℃以下の非常に低い温度から、200〜300℃程度の高温まで変化する。このため、金属線25と金属線26との組み合わせは、上述の温度範囲において使用可能な組み合わせとする必要がある。
金属線25と金属線26との組み合わせとしては、例えば、JIS(Japanese Industrial Standard;日本工業規格)規格で規定する熱電対のT型(+脚;銅、−脚;銅およびニッケルを主とした合金(コンスタンタン)、使用温度範囲;−200℃〜300℃)、E型(+脚;ニッケルおよびクロムを主とした合金(クロメル)、−脚;銅およびニッケルを主とした合金(コンスタンタン)、使用温度範囲;−200℃〜700℃)、K型(+脚;ニッケルおよびクロムを主とした合金(クロメル)、−脚;ニッケルを主とした合金(アルメル)、使用温度範囲;−200℃〜1000℃)およびN型(+脚;ニッケル、クロムおよびシリコンを主とした合金(ナイクロシル)、−脚;ニッケルおよびシリコンを主とした合金(ナイシル)、使用温度範囲;−200℃〜1200℃)が挙げられる。中でも、電気抵抗が小さく、熱起電力が安定していることから、T型を用いることが好ましい。なお、金属線25および金属線26は、どちらを+脚もしくは−脚としても構わない。
また、金属線25と金属線26との組み合わせとしては、上述の温度範囲を測定可能であれば、JIS規格外の熱電対の金属材料の組み合わせを用いてもよい。
なお、リチウムイオン二次電池27aおよび27bと、リチウムイオン二次電池27cおよび27dとの間の中間電位は、金属線25および金属線26のどちらかを用いて測定した値を用いればよい。金属線25および金属線26の測定制御回路10に接続したそれぞれの端部には、異なる電位が生じる。しかしながら、金属線25と金属線26との組み合わせとして、例えばT型の組み合わせを用いると、組電池27と測定制御回路10との間に100℃の温度差が生じても、金属線25と金属線26との開放他端間に生じる熱起電力は約4.3〔μV〕であり、組電池27の電圧に対して約1000分の1程度と微少である。金属線25と金属線26との電位差は、各リチウムイオン二次電池27aないし27dのそれぞれの過充電、過放電制御を行う上では無視できる程度であるため、金属線25と金属線26のどちらを用いて中間電位を測定しても構わない。また、他のE型、K型およびN型についても、組電池27と測定制御回路10との温度差が100℃となった場合に生じる熱起電力は、4〜5〔μV〕程度であるため、T型の場合と同様に金属線25と金属線26のどちらを用いて中間電位を測定しても構わない。
マイクロコンピュータ11は、測定制御回路10から入力された電圧値、電流値を基に、測定制御回路10の制御を行う。測定値は、参照符号12で示される記憶部に保存される。記憶部12には、金属線25および金属線26に用いる金属材料の組み合わせに応じた熱起電力と温度差との対応関係を示すテーブルが記憶されている。マイクロコンピュータ11では、記憶部12に記憶されたテーブルに基づいて、測定された熱起電力から温度差を決定し、この温度差と測定制御回路10の温度検出素子で測定された温度とから、組電池27の温度を検出する。また、マイクロコンピュータ11には、クロック発振器の振動子13が接続される。
なお、熱起電力と温度差との対応関係を示すテーブルを電子機器側の記憶部に記憶させておき、マイクロコンピュータ11が通信端子3a,3bを介して電子機器からテーブルを読み出すようにしてもよい。また、熱起電力と温度差との対応関係を示すテーブルを設けず、マイクロコンピュータ11が測定された熱起電力を基に、温度差を算出するようにしてもよい。マイクロコンピュータ11において温度差を算出する場合には、例えば、金属線25および金属線26に用いた金属材料に応じて得られる温度差の算出式を記憶部12に予め記憶させてもよい。
保護回路14は、組電池27のいずれかの電池27aないし27dの電圧が過充電検出電圧以上となった場合に、ヒューズ15を溶断させるように制御する。ヒューズ15は、例えば、ヒータ抵抗を内蔵しており、ヒータ抵抗に電流が流れる際に発生する熱によって溶断し、電池パックの電流経路を遮断する。また、ヒューズ15は、過電流が流れた場合に、自らを流れる過電流のジュール熱によって溶断し、電池パックの電流経路を遮断する。
スイッチ回路4は、参照符号5で示される充電制御FETと、参照符号6で示される放電制御FETとから構成されている。充電制御FET5および放電制御FET6は、それぞれ測定制御回路10に設けられたFETスイッチドライブから入力されるドライブ信号に応じてオン・オフされる。これにより、充電制御および放電制御がなされる。
電池電圧が過充電検出電圧以上となった場合、充電制御FET5をOFFとし、充電電流が流れないように制御される。なお、充電制御FET5のOFF後は参照符号5aで示される寄生ダイオードを介することによって放電のみが可能となる。
また、電池電圧が過放電検出電圧以下となったときは、放電制御FET6をOFFとし、放電電流が流れないように制御される。なお、放電制御FET6のOFF後は参照符号6aで示される寄生ダイオードを介することによって充電のみが可能となる。
通信端子3a,3bは、電子機器に装着された際、温度異常を示すアラームを表示させるための制御信号や、電池残容量の情報などを機器に送信するためのものである。この情報を受け取った電子機器側では、例えば、液晶などの表示部に電池容量や、残容量率、残り使用可能時間などを表示する。
このような構成の電池パック20は、得られた電池温度を基に、以下のような充放電制御を行う。電池パック20は、例えば電子機器の所定の位置に挿入された状態で充電を行うことも可能なものとする。なお、以下で説明する充放電制御は、測定制御回路10に設けられたFETスイッチドライブから、充電制御FETおよび放電制御FETに対してドライブ信号を出力することにより、充電制御FETおよび放電制御FETをオン、オフして制御を行うものとする。
[電子機器電源オン時]
電子機器の電源がオンされた直後は、電池パック20の電池温度が低すぎる場合、および高すぎる場合に充電ができないように制御する。
以下の表1に、電子機器の電源がオンされた直後において、充放電制御を行う電池温度T〔℃〕の一例を示す。
Figure 2009076231
表1に示すように、電子機器の電源がオンされた直後では、例えば電池温度Tが充電初期禁止温度1である−2℃以下の場合に、充電初期禁止状態とする。その後、電池温度Tが上昇して0℃以上となった場合には、充電初期禁止状態をリセットして充電可能とする。
また、例えば電池温度Tが充電初期禁止温度2である50℃以上の場合に充電初期禁止状態とする。その後、電池温度Tが下降して49℃以下となった場合には、充電初期禁止状態をリセットして充電可能とする。
図5は、電池パック20が挿入された電子機器の電源がオンされた直後の充放電制御の処理の流れを示すフローチャートである。なお、特別な記載がない限り、以下の処理は、測定制御回路10の制御の下で行われるものとする。また、以下の処理は、所定時間毎に電池温度Tを測定し、巡回的に行われる。
まず、ステップS1において、電池温度Tを測定し、電池温度TがT≦−2または50≦Tであるか否かが判断される。電池温度TがT≦−2または50≦Tであると判断された場合、電池パック20はステップS2において充電初期禁止状態となる。この後、ステップS3において電池温度Tを再度測定し、電池温度Tが充電初期禁止状態がリセットされる0≦T≦49でなければステップS2に戻り、充電初期禁止状態が継続する。また、電池温度Tが0≦T≦49であれば、ステップS4において充電初期禁止状態がリセットされ、ステップS5において電池パック20は充放電可能状態となる。
また、ステップS1で測定した電池温度TがT≦−2または50≦Tでないと判断された場合は、ステップS5において、電池パック20は充放電可能状態となる。その後、再度ステップS1において電池温度Tが測定される。
[通常使用時]
電子機器の電源がオンされてから所定時間が経過した後の通常使用時では、電池パック20の電池温度Tに応じて、例えば以下のような複数の基準電池温度を基に充放電制御を行う。
以下の表2ないし表4に、通常使用時において、充放電制御を行う電池温度T〔℃〕の一例を示す。
Figure 2009076231
Figure 2009076231
Figure 2009076231
表2に示すように、通常使用時では、例えば電池温度Tが充電永久禁止温度および放電永久禁止温度である90℃以上となった場合に、充放電永久禁止状態とする。この場合、電池温度Tが低下した場合であっても、電池パック20の充放電は再度行われない。
また、表3に示すように、例えば電池温度Tが充電一時禁止温度である60℃以上となった場合に、充電一時禁止状態とする。その後、電池温度Tが低下して50℃以下となった場合には、充電一時禁止状態をリセットして充電可能とする。電池温度Tが放電一時禁止温度である70℃以上となった場合に、放電一時禁止状態とする。その後、電池温度Tが低下して60℃以下となった場合には、放電一時禁止状態をリセットして放電可能とする。
また、表4に示すように、例えば電池温度Tが温度アラーム表示温度である54.6℃以上となった場合に、マイクロコンピュータ11は温度アラームを電子機器に表示させるための制御信号を出力する。電子機器は、制御信号を受け取ると、例えば、電子機器に設けられたLED(Light Emitting Diode)を発光させたり、液晶などに電池パック20が高温状態となっていることを知らせるアイコンなどを表示する。また、電池パック20自身にLEDなどを設け、LEDを発光させてもよい。この場合、電子機器は、ユーザが電池パック20に設けたLEDの発光を確認できるような構成とする。その後、電池温度Tが低下して43℃以下となった場合には、マイクロコンピュータ11から温度アラームの表示を停止させるような制御信号を出力して温度アラームをリセットする。
図6ないし図9は、電池パック20の通常使用時における充放電制御を示すフローチャートである。図7は、図6のステップS14における充放電可能フローを示している。図8は、図6のステップS16における充電一時禁止フローを示している。図9は、図6のステップS17における充放電一時禁止フローを示している。なお、特別な記載がない限り、以下の処理は、測定制御回路10の制御の下で行われるものとする。また、以下の処理は、所定時間毎に電池温度Tを測定し、巡回的に行われる。
まず、図6のステップS11において、電池温度Tを測定する。電池温度TがT≧90の場合、ステップS12において充放電永久禁止状態となる。
電池温度TがT≧90でない場合、電池パック20の現在の状態を確認する。まずステップS13において、電池パック20が充電可能状態であるか否かが判断される。電池パック20は充電可能状態であると判断された場合には、ステップS14において図7に示す充放電可能フローに移行する。また、電池パック20は充電可能状態でないと判断された場合には、ステップS15において放電可能状態であるか否かが判断される。
ステップS15において電池パック20は放電可能状態であると判断された場合には、充電のみが不可能な状態であるため、ステップS16において図8に示す充電一時禁止フローに移行する。また、ステップS15において電池パック20は放電可能状態でないと判断された場合には、充電および放電が不可能な状態であるため、ステップS17において図9に示す充放電一時禁止フローに移行する。
以下、ステップS14の充放電可能フローについて説明する。
図7に、充電および放電がそれぞれ可能な状態から開始する充放電可能フローを示す。この場合、まずステップS21において、ステップS11で測定された電池温度TがT≧70であるか否かが判断される。電池温度TがT≧70であると判断された場合には、充電一時禁止温度(T≧60)および放電一時禁止温度(T≧70)となるため、ステップS22において充放電一時禁止状態とする。また、温度アラーム表示温度(T≧54.6)となるため、ステップS30において温度アラームを表示するような制御信号を出力する。この場合には、充放電一時禁止状態でステップS11に戻る。
充放電一時禁止状態でステップS11に戻り、ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、電池パック20はステップS13およびステップS15において“No”と判断されるため、次はステップS17の充放電一時禁止フローに移行することになる。
ステップS21において電池温度TがT≧70でないと判断された場合には、ステップS23において電池温度TがT≧60であるか否かが判断される。ステップS23において、T≧60であると判断された場合には、充電一時禁止温度(T≧60)となるため、ステップS24において充電一時禁止状態とする。また、温度アラーム表示温度(T≧54.6)となるため、ステップS30において温度アラームを表示するような制御信号を出力する。この場合には、充電一時禁止状態でステップS11に戻る。
充電一時禁止状態でステップS11に戻り、ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、電池パック20はステップS13において“No”、ステップS15において“Yes”と判断されるため、次はステップS16の充電一時禁止フローに移行することになる。
ステップS23において、T≧60でないと判断された場合には、ステップS25において充放電可能状態とする。次に、ステップS26において電池温度TがT≧54.6であるか否かが判断される。電池温度TがT≧54.6であると判断された場合には、ステップS30において温度アラームを表示するような制御信号を出力する。ステップS26において、電池温度TがT≧54.6でないと判断された場合には、ステップS27において温度アラーム表示中であるか否かが判断される。
ステップS27において温度アラーム表示中であると判断された場合には、ステップS28において電池温度TがT≦43であるか否かが判断される。電池温度TがT≦43でないと判断された場合は、温度アラーム表示リセット温度(T≦43)外となるため、ステップS30において引き続き電子機器に温度アラームを表示させるための制御信号を出力する。この場合、充放電可能状態でステップS11に戻る。
充放電可能状態でステップS11に戻り、ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、電池パック20はステップS13において“Yes”と判断されるため、次もステップS14の充放電可能フローに移行することになる。
ステップS28において電池温度TがT≦43であると判断された場合は、ステップS29において電子機器に温度アラームを表示させないようにするための制御信号を出力し、温度アラーム表示がリセットされる。この場合も、充放電可能状態でステップS11に戻り、ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、ステップS14の充放電可能フローに移行することになる。
ステップS27において温度アラーム表示中でないと判断された場合には、充放電可能状態でステップS11に戻る。この場合も、充放電可能状態でステップS11に戻り、ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、ステップS14の充放電可能フローに移行することになる。
次に、ステップS16の充電一時禁止フローについて説明する。
図8に、充電が一時禁止状態で、放電が可能な状態から開始する充電一時禁止フローを示す。なお、この処理の際には充電一時禁止状態であるため、表3に示すように、充電は電池温度T≦50でリセットされる。また、温度アラームは予め点灯した状態で処理が開始される。
まずステップS31において、ステップS11で測定された電池温度TがT≧70であるか否かが判断される。電池温度TがT≧70であると判断された場合には、放電一時禁止温度(T≧70)となり、また、充電一時禁止リセット温度(T≦50)外であるため、充電一時禁止状態は解除されず、ステップS32において充放電一時禁止状態とする。また、温度アラーム表示リセット温度(T≦43)外となるため、ステップS37において引き続き電子機器に温度アラームを表示させるための制御信号を出力する。この場合には、充放電一時禁止状態でステップS11に戻る。ステップS11に戻り、ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、上述のようにステップS17の充放電一時禁止フローに移行することになる。
ステップS31において電池温度TがT≧70でないと判断された場合には、ステップS33において電池温度TがT≦50であるか否かが判断される。ステップS33において、T≦50でないと判断された場合には、充電一時禁止リセット温度(T≦50)外であるため、ステップS34において引き続き充電一時禁止状態とする。また、温度アラーム表示リセット温度(T≦43)外となるため、ステップS37において引き続き電子機器に温度アラームを表示させるための制御信号を出力する。この場合には、充電一時禁止状態でステップS11に戻る。ステップS11に戻り、ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、上述のようにステップS16の充電一時禁止フローに移行することになる。
ステップS33において、T≦50であると判断された場合には、充電一時禁止リセット温度(T≦50)であるため、ステップS35において充電一時禁止状態をリセットし、充放電可能状態とする。次に、ステップS36において電池温度TがT≦43であるか否かが判断される。電池温度TがT≦43でないと判断された場合には、温度アラーム表示リセット温度(T≦43)外となるため、ステップS37において引き続き電子機器に温度アラームを表示させるための制御信号を出力する。この場合、充放電可能状態でステップS11に戻る。ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、上述のようにステップS14の充放電可能フローに移行することになる。
ステップS36において電池温度TがT≦43であると判断された場合には、ステップS38において電子機器に温度アラームを表示させないようにするための制御信号を出力し、温度アラーム表示がリセットされる。この場合も、充放電可能状態でステップS11に戻り、ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、上述のようにステップS14の充放電可能フローに移行することになる。
次に、ステップS17の充放電一時禁止フローについて説明する。
図9に、充放電が一時禁止状態から開始する充放電一時禁止フローを示す。なお、この処理の際には充放電一時禁止状態であるため、表3に示すように、放電は電池温度T≦60でリセットされ、充電は電池温度T≦50でリセットされる。また、温度アラームは予め点灯した状態で処理が開始される。
まずステップS41において、ステップS11で測定された電池温度TがT≦60であるか否かが判断される。電池温度TがT≦60でないと判断された場合には、放電一時禁止リセット温度(T≦60)外となり、また、充電一時禁止リセット温度(T≦50)外であるため、ステップS42において引き続き充放電一時禁止状態とする。また、温度アラーム表示リセット温度(T≦43)外となるため、ステップS47において引き続き電子機器に温度アラームを表示させるための制御信号を出力する。この場合には、充放電一時禁止状態でステップS11に戻る。ステップS11に戻り、ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、上述のようにステップS17の充放電一時禁止フローに移行することになる。
ステップS41において電池温度TがT≦60であると判断された場合には、ステップS43において電池温度TがT≦50であるか否かが判断される。ステップS43において、T≦50でないと判断された場合には、充電一時禁止リセット温度(T≦50)外であるため、ステップS44において充電一時禁止状態とする。また、温度アラーム表示リセット温度(T≦43)外となるため、ステップS47において引き続き電子機器に温度アラームを表示させるための制御信号を出力する。この場合には、充電一時禁止状態でステップS11に戻る。ステップS11に戻り、ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、上述のようにステップS16の充電一時禁止フローに移行することになる。
ステップS43において、T≦50であると判断された場合には、充電一時禁止リセット温度(T≦50)であるため、ステップS45において充電一時禁止状態をリセットし、充放電可能状態とする。次に、ステップS46において電池温度TがT≦43であるか否かが判断される。電池温度TがT≦43でないと判断された場合には、温度アラーム表示リセット温度(T≦43)外となるため、ステップS47において引き続き電子機器に温度アラームを表示させるための制御信号を出力する。この場合、充放電可能状態でステップS11に戻る。ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、上述のようにステップS14の充放電可能フローに移行することになる。
ステップS46において電池温度TがT≦43であると判断された場合には、ステップS48において電子機器に温度アラームを表示させないようにするための制御信号を出力し、温度アラーム表示がリセットされる。この場合も、充放電可能状態でステップS11に戻り、ステップS11における電池温度Tの測定でT≧90でないと判断された場合には、上述のようにステップS14の充放電可能フローに移行することになる。
以上のようにして、金属線25および金属線26によって検出した組電池27の電池温度Tを用いて充放電制御を行うことができる。
この発明では、従来から備えられていた中間電位測定用の金属線と、新たに接続した他の金属材料からなる金属線とにより中間電位の測定と電池温度の測定を同時に行うことができる。このため、高価なサーミスタを用いることなく、既存の配線を利用して電池温度の測定が可能となり、電池パックの製造コストの削減を図ることができる。特に、この発明では、サーミスタを用いる代わりに、1本の金属線を新たに配線するのみで電池温度の測定が可能となる。
以上、この発明の一実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の一実施形態において挙げた数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値を用いてもよい。
また、上述の一実施形態では、並列に接続した2本のリチウムイオン二次電池を2組直列に接続した電池セルを用いたが、これに限ったものではなく、種々の接続方法が可能である。また、リチウムイオン二次電池に限ったものではなく、他の二次電池を用いる事もできる。
従来の電池パックの回路構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態による電池パックの一構成例を示す斜視分解図である。 この発明の一実施形態による電池パックの一構成例を示す構成図である。 この発明の一実施形態による電池パックの回路構成の一例を示すブロック図である。 この発明の一実施形態による電池パックの充放電制御を示すフローチャートである。 この発明の一実施形態による電池パックの充放電制御を示すフローチャートである。 この発明の一実施形態による電池パックの充放電制御を示すフローチャートである。 この発明の一実施形態による電池パックの充放電制御を示すフローチャートである。 この発明の一実施形態による電池パックの充放電制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1,20・・・電池パック
2a・・・+端子
2b・・・−端子
3a,3b・・・通信端子
4・・・スイッチ回路
7,27・・・組電池
7a,7b,7c,7d,27a,27b,27c,27d・・・リチウムイオン二次電池
8・・・温度検出素子
9・・・電流検出抵抗
10・・・測定制御回路
11・・・マイクロコンピュータ
12・・・記憶部
13・・・振動子
14・・・保護回路
15・・・ヒューズ
16a,16b,16c,25,26・・・金属線
30a・・・上ケース
30b・・・下ケース
31・・・回路基板
32・・・コネクタ
33a,33b,33c・・・接続板

Claims (5)

  1. 複数の二次電池を直列に接続した組電池と、
    上記組電池の充放電制御を行うスイッチ手段と、
    上記組電池の電流および電圧を測定し、測定結果に応じて上記スイッチ手段に制御信号を送信する測定制御手段と、
    上記測定制御手段の温度を検出可能な温度検出素子と、
    上記二次電池間に配設した接続部と上記測定制御手段とを電気的に接続する第1の金属線と、
    上記二次電池間に配設した接続部と上記測定制御手段とを電気的に接続し、上記第1の金属線と異なる金属材料からなる第2の金属線と
    を備え、
    上記第1の金属線と、上記第2の金属線の上記測定制御手段側の一端のみを開放して上記二次電池間に配設した上記接続部と上記測定制御手段とを電気的に接続することにより、上記第1の金属線および上記第2の金属線の開放端部間に生じた熱起電力に基づいて上記二次電池と上記測定制御手段との温度差が検出され、
    検出された上記温度差と、上記温度検出素子により検出された上記測定制御手段の温度とから、上記二次電池の電池温度が測定され、
    上記第1の金属線または上記第2の金属線により、上記二次電池間の中間電位が測定される
    ことを特徴とする電池パック。
  2. 上記第1の金属線および上記第2の金属線を用いて検出された上記組電池の電池温度を基に、上記スイッチ手段の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 上記第1の金属線および上記第2の金属線は、0℃以下の温度範囲において使用可能な組合せである
    ことを特徴とする請求項2に記載の電池パック。
  4. 上記第1の金属線および上記第2の金属線の組合せは、
    (a)銅と、銅およびニッケルを主とした合金(コンスタンタン)
    (b)ニッケルおよびクロムを主とした合金(クロメル)と、銅およびニッケルを主とした合金(コンスタンタン)
    (c)ニッケルおよびクロムを主とした合金(クロメル)と、ニッケルを主とした合金(アルメル)
    (d)ニッケル、クロムおよびシリコンを主とした合金(ナイクロシル)と、ニッケルおよびシリコンを主とした合金(ナイシル)
    のいずれかである
    ことを特徴とする請求項3に記載の電池パック。
  5. 測定した上記熱起電力と、上記温度差とを対応付けるテーブルを記憶する記憶部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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