JP2009076117A - ディスク回転駆動装置のクランプ及びクランプ製造方法 - Google Patents

ディスク回転駆動装置のクランプ及びクランプ製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009076117A
JP2009076117A JP2007241601A JP2007241601A JP2009076117A JP 2009076117 A JP2009076117 A JP 2009076117A JP 2007241601 A JP2007241601 A JP 2007241601A JP 2007241601 A JP2007241601 A JP 2007241601A JP 2009076117 A JP2009076117 A JP 2009076117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
hole
hub
circumferential
disk rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007241601A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5046822B2 (ja
Inventor
Takashi Kashiwagi
隆 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2007241601A priority Critical patent/JP5046822B2/ja
Publication of JP2009076117A publication Critical patent/JP2009076117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5046822B2 publication Critical patent/JP5046822B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

【課題】クランプの軸心合わせのための段差部を形成しながら、貫通孔周辺の部分での肉厚増大によるクランプの重量増を抑制すると共に、クランプの貫通孔の縁部に締結頭部根本部分のアール形状が干渉し難くし、且つ固定用ねじ部材をクランプの貫通孔に導入し易くすることを可能とする。
【解決手段】ハブに装着され情報の記録が可能な磁気ディスク5に当接部17を当接させて回転軸心方向の押さえ付け荷重を付与することにより磁気ディスク5をハブに固定的に支持するディスク回転駆動装置3のクランプ1において、貫通孔13の軸心方向一側周囲に、ハブの位置決め用の周回状の凹部25の内周面27に係合して軸心合わせの位置決めが可能な周回状の段差部21を設け、貫通孔13の軸心方向他側の縁部に、周回状の面取り部33を設けたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンピュータ等の情報処理装置に供されるハード・ディスク・ドライブ(HDD「Hard Disk Drive」)等のディスク回転駆動装置のクランプ及びクランプ製造方法に関する。
従来、ディスク回転駆動装置のクランプとして、特許文献1に記載のものがある。
このクランプは、中央部に貫通孔を備えると共に外周部に当接部を周回状に備えている。このクランプは、HDDの回転駆動可能なハブに装着され、前記貫通孔から挿入されハブにねじ込まれた固定用ねじ部材の締結頭部により前記中央部がハブに対して締結固定される。
こうしてハブに固定されるクランプは、ハブに装着され情報の記録が可能な磁気ディスクに外周部の当接部を当接させ、ハブに対し回転軸心方向の押さえ付け荷重を付与することにより該磁気ディスクをハブに固定的に支持することができる。
しかし、かかる構造のクランプでは、組み付け誤差等によりクランプがハブの回転中心に対し片寄って取り付けられると、例えば図7のようにクランプ101の外周部103がハブ105の嵌合軸部107と干渉し、外周部103の当接部109が磁気ディスク111に当接しないか、十分な押さえ付け荷重を付与することができず、磁気ディスク111の支持が不十分となる恐れがある。
これに対し、ハブ105の嵌合軸部107に位置決め用の周回状の凹部を形成すると共にクランプの貫通孔周囲に周回状の段差部を設け、前記凹部に前記段差部を係合させ、ハブに対するクランプの軸合わせの位置決めを行わせることは可能である。
しかし、単に周回状の段差部を形成すると、貫通孔周辺の部分で肉厚が増大し、その分クランプの重量増を招くという問題がある。
また、固定用ねじ部材113の締結頭部113a根本部分のアール形状113bがクランプ101の貫通孔115の縁部に干渉して締結が不十分となる恐れがある。この場合、固定用ねじ部材113のアール形状113bを可能な限り小さく管理して干渉を抑制することはできる。
しかし、アール形状113bを小さくすると、剛性確保のために締結頭部113aの厚みが厚くなり、その分重量増を招くと共に厚みの増大により上側に位置するカバーに干渉し易くなる。
さらに、固定用ねじ部材113を貫通孔115に導入し難く、組付が煩雑であるという問題もある。
特開2003−319601号公報
解決しようとする問題点は、クランプの軸心合わせのための段差部を形成すると、貫通孔周辺の部分で肉厚が増大し、その分クランプの重量増を招く点、貫通孔の縁部への干渉を避けるために固定用ねじ部材の締結頭部根本部分のアール形状を小さくすると剛性確保のために重量増を招くと共にカバーに干渉し易くなる点、固定用ねじ部材をクランプの貫通孔に導入し難い点である。
本発明は、クランプの軸心合わせのための段差部を形成しながら、貫通孔周辺の部分での肉厚増大によるクランプの重量増を抑制すると共に、クランプの貫通孔の縁部に締結頭部根本部分のアール形状が干渉し難くし、且つ固定用ねじ部材をクランプの貫通孔に導入し易くするために、中央部に貫通孔を備えると共に外周部に当接部を周回状に備え、前記貫通孔から挿入され回転駆動可能な回転体にねじ込まれた固定用ねじ部材の締結頭部により前記中央部が前記回転体に対して締結固定されると共に、前記回転体に装着され情報の記録が可能なディスクに前記当接部を当接させて回転軸心方向の押さえ付け荷重を付与することにより該ディスクを前記回転体に固定的に支持するディスク回転駆動装置のクランプにおいて、前記貫通孔の軸心方向一側周囲に、前記回転体の位置決め用の周回状の凹部に係合して軸合わせの位置決めが可能な周回状の段差部を設け、前記貫通孔の軸心方向他側の縁部に、周回状の面取り部を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明は、中央部に貫通孔を備えると共に外周部に当接部を周回状に備え、前記貫通孔から挿入され回転駆動可能な回転体にねじ込まれた固定用ねじ部材の締結頭部により前記中央部が前記回転体に対して締結固定されると共に、前記回転体に装着され情報の記録が可能なディスクに前記当接部を当接させて回転軸心方向の押さえ付け荷重を付与することにより該ディスクを前記回転体に固定的に支持するディスク回転駆動装置のクランプにおいて、前記貫通孔の軸心方向一側周囲に、前記回転体の位置決め用の周回状の凹部に係合して軸合わせの位置決めが可能な周回状の段差部を設け、前記貫通孔の軸心方向他側の縁部に、周回状の面取り部を設けた。
このため、軸合わせの位置決めが可能な周回状の段差部を有しながら貫通孔周辺の部分での重量増を周回状の面取り部により抑制することができる。また、この周回状の面取り部により、クランプの貫通孔の縁部が、固定用ねじ部材の締結頭部根本部分のアール形状に干渉し難くすることができる。さらに、貫通孔の周回状の面取り部により、クランプの貫通孔に固定用ねじ部材を導入し易くなる。
クランプの軸心合わせのための段差部を形成しながら、貫通孔周辺の部分での重量増を抑制すると共に、クランプの貫通孔の縁部が締結頭部根本部分のアール形状に干渉し難くし、且つ固定用ねじ部材をクランプの貫通孔に導入し易くするという目的を、軸心合わせの位置決めが可能な周回状の段差部及び貫通孔の縁部に形成した周回状の面取り部により実現した。
[クランプ]
図1は、本発明実施例1のクランプによりディスクをハブに支持した状態のディスク回転駆動装置の要部断面図、図2は、同要部拡大断面図、図3は、クランプの半分を示す平面図、図4は、クランプの断面図、図5は、図4のV部の拡大断面図である。
図1のように、クランプ1は、例えば1.8インチHDD等、小型モバイルHDDのディスク回転駆動装置3に取り付けられるものである。ディスク回転駆動装置3は、情報の記録・再生が可能な磁気ディスク5を回転駆動するものである。
ディスク回転駆動装置3は、回転駆動可能な回転体であるハブ7に装着された磁気ディスク5を、クランプ1による回転軸心方向の押さえ付け荷重により固定的に支持する。
図1〜図4のようにクランプ1は、例えば、ばね性のあるステンレススチールで、全体的にハット断面の回転体形状に形成され、中央部9が、窪んで形成されている。
クランプ1の中央部9には、クランプねじ部材11のねじ軸部11aを貫通させる貫通孔13が設けられ、外周部15に当接部17を周回状に備えている。
このクランプ1は、中央部9がハブ5の嵌合軸部19にクランプねじ部材11により締結固定される構造となっている。このクランプ1の当接部17が、磁気ディスク5に当接し、回転軸心方向の押さえ付け荷重を付与する。
前記貫通孔13の軸心方向一側、すなわちハブ7の嵌合軸部19に接する側の周囲に、周回状の段差部21が設けられている。周回状の段差部21は、ハブ7の固定用ねじ孔23の開口側縁部に形成された位置決め用の周回状の凹部25の内周面27に係合し、ハブ7に対するクランプ1の軸合わせの位置決めが可能となっている。
図1〜図5のように、段差部21は、凹部25側へ突出するように形成され、段差面29及び凹部対向面31を備えている。
段差面29の中央部9に対する段差は、クランプ素材の板厚t=0.12mm程度に対してh=0.07mm程度に設定している。段差面29の外径は、R=φ1.52程度に設定している。この場合、クランプ1の外径は、φ9.47、貫通孔13の内径は、φ1.28程度に設定している。
前記貫通孔13の軸心方向他側、すなわちクランプねじ部材11の締結頭部11bが当接する側の縁部に、周回状の面取り部33が設けられている。面取り部33は、クランプ素材の板厚tの50%以上に設定され、本実施例では、P=C0.10程度である。
本実施例において、前記段差部21の突出は、前記面取り部33の押圧成形によるクランプ素材の肉移動に起因している。
前記凹部対向面31は、径方向に平行に沿っている。
かかる構成のクランプ1は、ハブ7に装着した磁気ディスク5に対し、当接部17を当接させるようにして嵌合軸部19に取り付ける。
この状態で、固定用ねじ部材11のねじ軸部11aを前記貫通孔13から挿入してハブ7の固定用ねじ孔23にねじ込み、締結頭部11bにより前記貫通孔13の周囲でハブ7の嵌合軸部19に対して締結固定する。このとき、面取り部33は、固定用ねじ部材11のねじ軸部11aの導入ガイド機能を奏することができる。
前記締結固定により、クランプ1のバネ性を介して当接部17から磁気ディスク5に回転軸心方向の押さえ付け荷重が付与され、該磁気ディスク5がハブ7に固定的に支持される。
[クランプ製造方法]
図6は、本発明実施例のクランプのクランプ製造方法に係り、(a)〜(c)は、第1〜第3工程を示す断面図である。
本実施例のクランプ製造方法により、前記周回状の段差部21を、前記周回状の面取り部33の押圧成形によるクランプ素材の肉移動に起因して形成することができる。
図6のように、本実施例のクランプ製造方法では、第1〜第3工程により段差部21及び面取り部33を形成する。
図6(a)の第1工程では、パンチ35及びダイス37により、クランプ素材1Aに基礎孔13Aを形成する。
図6(b)の第2工程では、上型39及び下型41により、前記基礎孔13Aに対して前記周回状の面取り部33となるべき部分33Aの押圧成形及び前記周回状の段差部21となるべき部分21Aの突出成形を行う。この突出成形は、部分33Aの押圧により部分21Aへクランプ素材1Aの肉が移動することで行われる。
図6(c)の第3工程では、図6(a)の前記パンチ35及びダイス37よりも径の大きなパンチ43及びダイス45により、前記貫通孔13を打ち抜き形成する。
[小型化対策]
HDDの小型化は、相対的に相手部品の影響が大きくなり、相手部品との逃げが課題となる。
ノート型のパーソナル・コンピュータ(ノートPC「Personal Computer」)に搭載される小型モバイルHDDは、薄型化、高性能化に伴い部品の実装密度が高く、大きさや、厚み等に制約を受ける。
一方、図7のような構造の場合、クランプ101の下側にはハブ105が位置し、固定用ねじ部材113の上方にはHDDの図示しないカバーが隣接するところ、小型化に起因してクランプ101の径方向への僅かなずれでも外周部103がハブ105の嵌合軸部107に乗り上げ、磁気ディスク111に所期の押さえ付け荷重が掛からず、耐衝撃性等の要求特性を満たすことができなくなる。
また、固定用ねじ部材113の締結頭部113a根本部分のアール形状113bが大きいとクランプ101の貫通孔115の縁部が干渉し、磁気ディスク111に所期の押さえ付け荷重が掛からず、前記同様に耐衝撃性等の要求特性を満たすことができなくなると共に、クランプ101の浮きによりカバーと干渉し易くなる。
この場合、固定用ねじ部材113のアール形状113bを可能な限り小さく管理して干渉を防ぐことができる。
しかし、上記のようにカバーとの干渉を招き難くし、耐衝撃性等の要求特性を満たす必要から、締結頭部113aの厚みは、極限まで薄く設計する必要があり、薄い締結頭部113aの剛性確保の観点から固定用ねじ部材113のアール形状113bを小さくすることには限界を招くことになる。
そこで、プレス加工による段差部21及び面取り部33によりHDDの小型化による対策を施した。
すなわち、クランプ1は、段差部21の段差面29がハブ7側の内周面27に係合し、径方向の位置決めによりハブ7に対して軸合わせが行われる。このため、外周部15がハブ7の嵌合軸部19に乗り上げることはなく、当接部17が磁気ディスク5に所期の押さえ付け荷重を確実に与え、耐衝撃特性等の要求特性を確実に満たすことができる。
また、面取り部33により、固定用ねじ部材11のアール形状11cを大きく逃げることができる。このため、アール形状11cを大きくすることができ、締結頭部11bを薄くしてもクランプ1に所期の締結力を与えるのに十分な剛性を確保することができ、その分重量増を抑制し、或いは軽量化を図ることができる。
さらに、固定用ねじ部材11のアール形状11cを大きくして剛性確保により締結頭部11bを薄くすることができ、カバーとの干渉を起こし難くすることができる。
加えて、面取り部33は、その上縁により貫通孔13の回りに一回り大きな輪郭の円を形成することができ、小型HDDの組み立てにおいて、固定用ねじ部材11を貫通孔13よりも一回り大きな輪郭の円を目安に挿入させることができ、且つ面取り部33のガイド機能により組み立てを容易にすることができる。
[実施例の効果]
本発明実施例は、中央部9に貫通孔13を備えると共に外周部15に当接部17を周回状に備え、前記貫通孔13から挿入され回転駆動可能なハブ7にねじ込まれた固定用ねじ部材11の締結頭部11bにより前記中央部9が前記ハブ7に対して締結固定されると共に、前記ハブ7に装着され情報の記録が可能な磁気ディスク5に前記当接部17を当接させて回転軸心方向の押さえ付け荷重を付与することにより該磁気ディスク5を前記ハブ7に固定的に支持するディスク回転駆動装置3のクランプ1において、前記貫通孔13の軸心方向一側周囲に、前記ハブ7の位置決め用の周回状の凹部25の内周面27に係合して軸心合わせの位置決めが可能な周回状の段差部21を設け、前記貫通孔13の軸心方向他側の縁部に、周回状の面取り部33を設けた。
このため、軸心合わせの位置決めが可能な周回状の段差部21を有しながら貫通孔13周辺の部分での重量増を周回状の面取り部33により抑制することができる。
また、周回状の面取り部33により、クランプ1の貫通孔13の縁部が、固定用ねじ部材11の締結頭部11b根本部分のアール形状11cに干渉し難くすることができる。
このため、アール形状11cを大きくして締結頭部11bを薄くし、カバーとの干渉を抑制することができ、且つ重量増の抑制や重量軽減を可能とする。
さらに、固定用ねじ部材11により磁気ディスク5を所期の押さえ付け荷重により確実に締結支持させることができると共に、固定用ねじ部材11の浮きも抑制され、浮きによるカバーとの干渉も避けることができる。
加えて、貫通孔13の周回状の面取り部33により、クランプ1の貫通孔13に固定用ねじ部材11を導入し易くなる。
面取り部33は、クランプ素材1Aの板厚tの50%以上であり、例えばC0.10に設定されている。
このため、段差部21での重量増を確実に抑制でき、固定用ねじ部材11のアール形状11cを確実に逃げることができ、且つ固定用ねじ部材11の導入を確実に容易にすることができる。
周回状の段差部21は、前記周回状の面取り部33の押圧成形によるクランプ素材1Aの肉移動に起因する。
このため、図6(b)の第2工程で前記段差部21となるべき部分21Aの成形及び面取り部33となるべき部分33Aの成形を行なうとき、部分21Aは、プレス成形を用いた部分33Aの押圧成形によるクランプ素材1Aの肉移動により形成することができる。
本発明実施例のクランプ製造方法は、パンチ35,43及びダイス37,45、 パンチ35及びダイス37を用いてクランプ素材1Aに基礎孔13Aを形成する第1工程と、上型39及び下型41を用いて前記基礎孔13Aに対して前記周回状の面取り部33となるべき部分33Aの押圧成形及び前記周回状の段差部21となるべき部分21Aの突出成形を行う第2工程と、パンチ43及びダイス45を用いて前記貫通孔13を打ち抜き成形する第3工程とを備えた。
このため、周回状の段差部21を、前記周回状の面取り部33の押圧成形によるクランプ素材1Aの肉移動に起因して確実に形成することができる。
すなわち、段差部21を、例えばバーリング形成後にその周回状の突部を叩いて仕上げると、前記凹部対向面31に対応する部分が叩かれることになる。このため、面取り部33は形成されることなく、この部分に形成されるアールも小さくなり、固定用ねじ部材11のアール形状11cを逃げることが困難となる。これを、上記製造方法により、確実に改善することができる。
[その他]
段差部21及び面取り部33は、クランプ素材の切削加工により形成することもできる。
段差部21及び面取り部33は、周方向連続したものに限らず、一定間隔で周回状に形成することもできる。
本発明を、小型のHDDに適用すると、小型化による対策のメリットが顕著になるが、重量軽減の観点からは、HDDの大きさは、特に限定されるものではない。
クランプによりディスクをハブに支持した状態のディスク回転駆動装置の要部断面図である(実施例1)。 クランプによりディスクをハブに支持した状態の要部拡大断面図である(実施例1)。 クランプの半分を示す平面図である(実施例1)。 クランプの平面図である(実施例1)。 図4のV部の拡大断面図である(実施例1)。 クランプ製造方法に係り、(a)〜(c)は、第1〜第3工程を示す断面図である(実施例1)。 クランプによりディスクをハブに支持した状態のディスク回転駆動装置の要部断面図である(従来例)。
符号の説明
1 クランプ
3 ディスク回転駆動装置
5 磁気ディスク(ディスク)
7 ハブ(回転体)
9 中央部
11 固定用ねじ部材
11b 締結頭部
13 貫通孔
15 外周部
17 当接部
25 位置決め用の周回状の凹部
27 凹部の内周面
33 周回状の面取り部

Claims (4)

  1. 中央部に貫通孔を備えると共に外周部に当接部を周回状に備え、前記貫通孔から挿入され回転駆動可能な回転体にねじ込まれた固定用ねじ部材の締結頭部により前記中央部が前記回転体に対して締結固定されると共に、前記回転体に装着され情報の記録が可能なディスクに前記当接部を当接させて回転軸心方向の押さえ付け荷重を付与することにより該ディスクを前記回転体に固定的に支持するディスク回転駆動装置のクランプにおいて、
    前記貫通孔の軸心方向一側周囲に、前記回転体の位置決め用の周回状の凹部に係合して軸合わせの位置決めが可能な周回状の段差部を設け、
    前記貫通孔の軸心方向他側の縁部に、周回状の面取り部を設けた、
    ことを特徴とするディスク回転駆動装置のクランプ。
  2. 請求項1記載のディスク回転駆動装置のクランプであって、
    前記面取り部は、クランプ素材の板厚の50%以上である、
    ことを特徴とするディスク回転駆動装置のクランプ。
  3. 請求項1又は2記載のディスク回転駆動装置のクランプをプレス成形するクランプ製造方法であって、
    前記周回状の段差部は、前記周回状の面取り部の押圧成形によるクランプ素材の肉移動に起因する、
    ことを特徴とするクランプ製造方法。
  4. 請求項3記載のクランプ製造方法であって、
    クランプ素材に基礎孔を形成する第1工程と、
    前記基礎孔に対して前記周回状の面取り部となるべき部分の押圧成形及び前記周回状の段差部となるべき部分の突出成形を行う第2工程と、
    前記貫通孔を打ち抜き形成する第3工程と、
    を備えたことを特徴とするクランプ製造方法。
JP2007241601A 2007-09-18 2007-09-18 ディスク回転駆動装置のクランプ及びクランプ製造方法 Expired - Fee Related JP5046822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007241601A JP5046822B2 (ja) 2007-09-18 2007-09-18 ディスク回転駆動装置のクランプ及びクランプ製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007241601A JP5046822B2 (ja) 2007-09-18 2007-09-18 ディスク回転駆動装置のクランプ及びクランプ製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009076117A true JP2009076117A (ja) 2009-04-09
JP5046822B2 JP5046822B2 (ja) 2012-10-10

Family

ID=40610946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007241601A Expired - Fee Related JP5046822B2 (ja) 2007-09-18 2007-09-18 ディスク回転駆動装置のクランプ及びクランプ製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5046822B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8675306B2 (en) * 2012-04-12 2014-03-18 Intri-Plex Technologies, Inc. Debris reducing disk clamp for disk drives
US9361929B2 (en) 2012-04-12 2016-06-07 Intri-Plex Technologies, Inc. Debris reducing disk clamp for disk drives

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0550158A (ja) * 1991-08-23 1993-03-02 Amada Metrecs Co Ltd ねじ穴加工方法及びこのねじ穴加工方法に使用する成形用金型装置
JP2000195124A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Toshiba Corp 磁気ディスク装置
JP2001314921A (ja) * 2000-04-28 2001-11-13 Nissan Motor Co Ltd プレス加工による局部肉厚増加方法
JP2001347338A (ja) * 2001-04-11 2001-12-18 Sony Corp プレス成形物及びプレス成形方法
JP2006181633A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Amada Co Ltd パンチプレスにおける面取り金型及び面取り加工方法
JP2006224112A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Hoden Seimitsu Kako Kenkyusho Ltd プレス成形方法
JP2007179708A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Fujitsu Ltd ディスククランプ装置及びそれを有するディスク装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0550158A (ja) * 1991-08-23 1993-03-02 Amada Metrecs Co Ltd ねじ穴加工方法及びこのねじ穴加工方法に使用する成形用金型装置
JP2000195124A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Toshiba Corp 磁気ディスク装置
JP2001314921A (ja) * 2000-04-28 2001-11-13 Nissan Motor Co Ltd プレス加工による局部肉厚増加方法
JP2001347338A (ja) * 2001-04-11 2001-12-18 Sony Corp プレス成形物及びプレス成形方法
JP2006181633A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Amada Co Ltd パンチプレスにおける面取り金型及び面取り加工方法
JP2006224112A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Hoden Seimitsu Kako Kenkyusho Ltd プレス成形方法
JP2007179708A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Fujitsu Ltd ディスククランプ装置及びそれを有するディスク装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8675306B2 (en) * 2012-04-12 2014-03-18 Intri-Plex Technologies, Inc. Debris reducing disk clamp for disk drives
US9361929B2 (en) 2012-04-12 2016-06-07 Intri-Plex Technologies, Inc. Debris reducing disk clamp for disk drives
US9536571B2 (en) 2012-04-12 2017-01-03 Intri-Plex Technologies, Inc. Debris reducing disk clamp for disk drives

Also Published As

Publication number Publication date
JP5046822B2 (ja) 2012-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100942855B1 (ko) 브러시리스 모터 및 브러시리스 모터를 탑재한 디스크 구동장치
JP4553955B2 (ja) ディスク回転駆動装置のクランプ及びクランプ製造方法
EP1560212B1 (en) Disk clamping apparatus and hard disk drive with the same
JP2008182830A (ja) ブラシレスモータ、ディスク駆動装置
JP2009150505A (ja) 軸受機構、モータおよび記録ディスク駆動装置
JP5046822B2 (ja) ディスク回転駆動装置のクランプ及びクランプ製造方法
WO2013085060A1 (ja) トレランスリング、ハードディスク装置およびハードディスク装置の製造方法
JP7159094B2 (ja) ディスク装置のカバー構造
JP3008870B2 (ja) ディスク媒体用ターンテーブル装置
JP6095404B2 (ja) スイングアーム、情報記録再生装置
JP2006221747A (ja) ハードディスク装置
EP1383122B1 (en) Disk clamp of hard disk drive
JP5575389B2 (ja) ディスク回転用モータ
JP6284352B2 (ja) 軸受装置及び情報記録再生装置
US7474502B2 (en) Rotor hub, motor, and recording disk driving device
JP2009080876A (ja) ディスク回転駆動装置のクランプ及びクランプ製造方法
US8873197B1 (en) Motor and disk drive apparatus
US20050185331A1 (en) Magnetic disk device, assembly method of magnetic disk device, and disassembly method of magnetic disk device
JP2006164391A (ja) 磁気ディスク装置
JP4471301B2 (ja) ディスク駆動装置および磁気ディスク装置
JP5063276B2 (ja) ディスク回転駆動装置のクランプ及びクランプ製造方法
JP6253967B2 (ja) 軸受装置及び情報記録再生装置
JP2017116069A (ja) 軸受装置、情報記録再生装置および軸受装置の製造方法
WO2013172313A1 (ja) トレランスリング
JP2010040105A (ja) ヘッドサスペンションの製造方法、及びヘッドサスペンション

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120717

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120717

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5046822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees