JP2009075654A - ディスク領域割当管理システム、ディスク領域割当管理方法、管理サーバ、および計算機 - Google Patents

ディスク領域割当管理システム、ディスク領域割当管理方法、管理サーバ、および計算機 Download PDF

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Abstract

【課題】シンクライアントシステムにおける管理サーバの負荷や運用コストを軽減し、ユーザへの割当ディスク容量の増加処理を自動化する。
【解決手段】ディスク領域が割り当て済みか否かを記憶装置での保持データに基づき判定し、ディスク領域が割り当て済みのときに、ディスク領域への接続情報を管理サーバに問合せる手段と、管理サーバから返信された応答データを受信してディスク領域への接続情報を読取ってディスク領域への接続を行う手段とを有する計算機と、計算機からの接続情報の問合せを受信し計算機に割り当てたディスク領域への接続情報を記憶装置の管理表より読み出して応答する手段を備える管理サーバとからディスク領域割当管理システムを構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスク領域割当管理システム、ディスク領域割当管理方法、管理サーバ、および計算機に関するものである。
計算機の適用範囲が拡大し、企業秘密等の情報漏えいや不正アクセスなどを防止できる強固なセキュリティを必要とする分野でも計算機が利用され始めてきた。また、計算機の性能が向上し、セキュリティが確保された企業の建屋内だけでなく建屋外の自宅や出張先などでも携帯型の計算機が利用できるようになってきた。このような状況に対応するため、重要な企業秘密が記録されたファイルを処理する計算機は、セキュリティが確保された建屋内に設置し、建屋外で携帯型計算機を利用する際には、建屋内の計算機を遠隔操作するセキュア計算機システムが考案された。このシステムでは、携帯型計算機は人間からのキーボード入力などを建屋内の計算機に送信し、建屋内の計算機は企業秘密が記録されたファイルを処理し、その実行画面のイメージだけを携帯型計算機に送信する。これにより、企業秘密が記録されたファイルを建屋外に出さないため、ファイル単位での情報漏えいや不正アクセスを防止できる。
一方、前記建屋内の計算機は、集中的に管理するため同一スペックの計算機を利用したほうが望ましいが、ユーザが利用する計算機のディスク領域の容量は、ユーザごとに必要とする容量が異なるので、計算機とは別の外部記憶装置に、ユーザごとのディスク領域を割当てる方式が取られる。
特開2006−189963号公報 特開2005−353035号公報 特開平8−147205号公報
上記の従来システムでは、計算機とユーザに割当てた外部記憶装置のディスク領域との対応関係を管理する必要がある。例えば特許文献1では、この対応関係を管理サーバで管理する方式を採用する。ここでの計算機は、起動に際して管理サーバへの問合せを行って、管理サーバから割当てられた外部記憶装置のディスク領域に接続することとなる。
この方式では、ディスク領域の割当設定を管理サーバで集中管理するため、運用を簡略化できるが、前記対応関係の問合せが管理サーバに集中する惧れがある。この場合、前記管理サーバが過負荷になり、応答が遅延しやすくなる。
特に、セキュア計算機システムにおいて前記外部記憶装置を利用する計算機は、企業等で社員が日常業務に利用するPCであり、例えば毎日始業時に集中して起動されることが多く、管理サーバへの問合せが集中しやすい。例えばこのとき、一部のPCだけに外部記憶装置のディスク領域を割当てる状況が発生すると、ディスク領域を割当てていない計算機も管理サーバに問合せを行うため、本来不要な負荷が更に管理サーバにかかる。こうした事情を踏まえて、管理サーバへの負荷を可能な限り軽減したいという要望がある。
また、ユーザに割当てたディスク領域を当該ユーザが使いきった場合に、更にディスク領域の割当分を増加させる必要がある。既存の方法として、特許文献2に示す手法では、計算機に割当てたディスク領域を容量の大きい別のディスクに移行させる方法がある。
この方法では、移行元のディスクを移行先のディスクにコピーし、管理装置が外部記憶装置と管理サーバの設定を変更するので管理の手間が比較的少ないが、ディスク領域のコピー後において前記計算機は移行先のディスク領域に接続しなおさなければならない。また前記計算機が、コピー後に移行元のディスク領域を変更しても、変更内容は移行先のディスク領域に反映されないという問題もある。加えて、一般に計算機はディスクの読み書きデータをメモリにキャッシュするため、ディスクのコピー処理や容量の変更は、当該計算機が該当外部記憶装置に接続していないタイミングでなければ実行できない。そのため、ユーザへのディスク領域の割当増加を行うには、前記計算機の接続状態を適切に制御しなければ処理の自動化は困難である。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、シンクライアントシステムにおける管理サーバの負荷や運用コストを軽減し、ユーザへの割当ディスク容量の増加処理を自動化する技術の提供を主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明のディスク領域割当管理システムは、操作端末によりネットワーク経由で遠隔操作される計算機と、当該計算機に対する外部記憶装置のディスク領域の割当を管理する管理サーバとを含むシステムであって、前記計算機が、前記管理サーバおよび前記外部記憶装置と通信する通信装置と、前記外部記憶装置のディスク領域が割り当て済みか否かのデータを保持する記憶装置とを備えて、前記ディスク領域が割り当て済みか否かを前記記憶装置での保持データに基づき判定し、前記ディスク領域が割り当て済みのときに、前記ディスク領域への接続情報を前記管理サーバに問合せる処理と、前記管理サーバから、前記接続情報の問合わせに応じて返信された応答データを受信し、この応答データから前記ディスク領域への接続情報を読取り、この接続情報により前記外部記憶装置の前記ディスク領域への接続を行う処理と、を実行し、前記管理サーバが、前記計算機および前記外部記憶装置と通信する通信装置と、計算機と当該計算機に割り当てた外部記憶装置のディスク領域の接続情報との対応関係を記述した管理表を格納した記憶装置とを備えて、前記計算機からの前記接続情報の問合せを受信し、前記計算機に割り当てたディスク領域への接続情報を前記記憶装置の管理表より読み出して応答する処理を実行する、ことを特徴とする。
また、前記ディスク領域割当管理システムにおいて、前記管理サーバが、計算機に割り当てた外部記憶装置のディスク領域への接続情報を、前記記憶装置の管理表における該当計算機について設定したならば、前記計算機にディスク領域が割り当て済みであることを通知する処理を実行し、前記計算機が、前記ディスク領域の割り当て済み通知を受信し、前記記憶装置において前記割り当て済みデータを保持する処理を実行する、としてもよい。
また、前記ディスク領域割当管理システムにおいて、前記計算機が、当該計算機の主電源がオンかオフかを外部装置からの問合わせに対して応答する処理を実行し、前記管理サーバが、前記計算機に対して当該計算機の主電源がオンかオフかを問い合わせる処理と、前記問合わせに応じて前記計算機から得た応答が主電源オフを示すものであるとき、前記計算機に割り当てられた外部記憶装置に対し、前記計算機用のディスク領域の容量増加を指示する処理と、前記外部記憶装置からディスク領域の容量増加処理完了の通知を取得するまでの間、容量増加処理中のディスク領域が割り当てされている計算機からの前記接続情報の問合せに対し、前記ディスク領域への接続不可との応答をする処理とを実行する、としてもよい。
また、前記ディスク領域割当管理システムにおいて、前記計算機が、前記ディスク領域の割り当て済み通知を管理サーバより受信したならば、前記割り当て済み通知の受領通知を前記管理サーバに返信する処理を実行し、前記管理サーバが、前記ディスク領域の割り当て済み通知に対し、前記計算機から前記受領通知を一定期間中に受信できなかった場合、所定の時間間隔で割当済み通知の再通知を行う処理を実行する、としてもよい。
また、前記ディスク領域割当管理システムにおいて、前記計算機が、他の計算機または前記管理サーバからのネットワーク経由の指示に応じて、自身の主電源をオンにする処理を実行するものであり、前記管理サーバが、計算機の接続情報と前記計算機に割り当てられた操作端末との対応関係データを記憶装置に備え、前記操作端末より、当該操作端末に割り当てられていた計算機の代替計算機の遠隔操作の要求を受信する処理と、前記要求に対し、どの操作端末にも割り当てていない計算機とその接続情報を、前記記憶装置の対応関係データより代替計算機とその接続情報として特定して、前記代替計算機への前記操作端末の割り当てを前記記憶装置の対応関係データに設定し、前記代替計算機の接続情報を前記操作端末に応答する処理と、前記代替計算機に対して主電源オンの指示を通知する処理と、前記管理表において、前記操作端末の前記計算機に割り当てられていた外部記憶装置のディスク領域に対して、前記代替計算機を割り当てる処理と、前記外部記憶装置のディスク領域への接続情報を、前記管理表における該当代替計算機について設定し、前記代替計算機にディスク領域が割り当て済みであることを通知する処理と、前記代替計算機への前記割り当て済み通知に対し、前記代替計算機から前記受領通知を一定期間中に受信できなかった場合、前記再通知するまでの前記時間間隔を変化させる処理を行う、としてもよい。
また、前記ディスク領域割当管理システムにおいて、前記管理サーバが、前記再通知するまでの前記時間間隔を変化させる処理を行うに際し、前記時間間隔を所定値より短くするとしてもよい。
また、本発明のディスク領域割当管理方法は、操作端末によりネットワーク経由で遠隔操作される計算機と、当該計算機に対する外部記憶装置のディスク領域の割当を管理する管理サーバとを含むシステムにおいて、前記計算機が、前記管理サーバおよび前記外部記憶装置と通信する通信装置と、前記外部記憶装置のディスク領域が割り当て済みか否かのデータを保持する記憶装置とを備えて、前記ディスク領域が割り当て済みか否かを前記記憶装置での保持データに基づき判定し、前記ディスク領域が割り当て済みのときに、前記ディスク領域への接続情報を前記管理サーバに問合せる処理と、前記管理サーバから、前記接続情報の問合わせに応じて返信された応答データを受信し、この応答データから前記ディスク領域への接続情報を読取り、この接続情報により前記外部記憶装置の前記ディスク領域への接続を行う処理と、を実行し、前記管理サーバが、前記計算機および前記外部記憶装置と通信する通信装置と、計算機と当該計算機に割り当てた外部記憶装置のディスク領域の接続情報との対応関係を記述した管理表を格納した記憶装置とを備えて、前記計算機からの前記接続情報の問合せを受信し、前記計算機に割り当てたディスク領域への接続情報を前記記憶装置の管理表より読み出して応答する処理を実行する、ことを特徴とする。
また、本発明の管理サーバは、操作端末によりネットワーク経由で遠隔操作される計算機に対し、外部記憶装置のディスク領域の割当管理を行う管理サーバであって、前記計算機および前記外部記憶装置と通信する通信装置と、計算機と当該計算機に割り当てた外部記憶装置のディスク領域の接続情報との対応関係を記述した管理表を格納した記憶装置と、前記計算機から、ディスク領域への接続情報の問合せを受信し、前記計算機に割り当てたディスク領域への接続情報を前記記憶装置の管理表より読み出して応答する処理を実行する演算装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の計算機は、外部記憶装置のディスク領域を管理サーバにより割り当てされ、操作端末によりネットワーク経由で遠隔操作される計算機であって、前記管理サーバおよび前記外部記憶装置と通信する通信装置と、前記外部記憶装置のディスク領域が割り当て済みか否かのデータを保持する記憶装置とを備えて、前記ディスク領域が割り当て済みか否かを前記記憶装置での保持データに基づき判定し、前記ディスク領域が割り当て済みのときに、前記ディスク領域への接続情報を前記管理サーバに問合せる処理と、前記管理サーバから、前記接続情報の問合わせに応じて返信された応答データを受信し、この応答データから前記ディスク領域への接続情報を読取り、この接続情報により前記外部記憶装置の前記ディスク領域への接続を行う処理と、を実行する演算装置と、を備えることを特徴とする。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、シンクライアントシステムにおける管理サーバの負荷や運用コストを軽減し、ユーザへの割当ディスク容量の増加処理を自動化できる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態のディスク領域割当管理システム10のネットワーク構成図である。図1に示すディスク領域割当管理システム10は、ネットワークを介して互いに接続された、操作端末300、この操作端末300によりリモートコントールされるブレードPCなどの計算機200、この計算機200に割り当てるディスク領域401を備える外部記憶装置400、および、前記ディスク領域401の割当管理を行う管理サーバ100を有するシステムである。
前記操作端末300は、ネットワーク5を介して計算機200と接続して遠隔操作を行う端末であり、具体的にはシンクライアントシステムにおいてブレードPCにリモートデスクトップ接続するシンクライアント端末を想定できる。この操作端末300は、CPUなどのプロセッサ301、OSやリモート操作クライアントプログラム310などを格納するROM302、内部インタフェース302、通信回路インタフェース303、RAM304、キーボード、マウス、ディスプレイ装置などの入出力装置305を有する。
前記操作端末300の前記リモート操作クライアントプログラム310による遠隔操作は具体的に次の手順でなされる。まずユーザは、前記操作端末300のキーボードやマウスなどの入出力装置305を用いて入力を行う。この時、前記操作端末300は、前記入出力装置305での入力情報をネットワーク5を介して前記計算機200に送信する。前記計算機200は、前記入力情報に従ってプログラムを実行する。そして前記計算機200は、前記プログラムの実行結果のうち画面イメージだけをネットワーク5を介して操作端末300に送信する。操作端末300は、前記画面イメージを入出力装置にて表示する。
一方、前記計算機200は、例えば、シンクライアントシステムにおけるブレードPCを想定することが出来る。また前記計算機200で利用するハードディスクドライブなどの不揮発性記憶装置の全部または一部を、前記外部記憶装置400に割り当てられたディスク領域401で実現する。そのため、前記計算機200はネットワーク5を介して外部記憶装置400に接続している。ここでの接続に用いるネットワーク5は、例えばLANなどセキュリティのあるネットワークを想定する。
こうした計算機200は、CPUなどのプロセッサ201、主記憶装置202、内部インタフェース203、通信回路インタフェース204、副記憶装置205、および、入出力装置206を有する。前記主記憶装置202は、プログラムメモリ207、データメモリ208を格納する。
前記計算機200に接続される前記外部記憶装置400は、計算機200がネットワーク5を介して利用できる記憶装置である。そしてこの外部記憶装置400は、計算機200のプロセッサ201が内部バス203を介して副記憶装置205にアクセスするように、ネットワーク5を介して接続することで、前記副記憶装置205同様に記憶装置としてアクセスできる。
具体的には、前記計算機200のプロセッサ201が副記憶装置205にアクセスするための要求を、計算機200はネットワーク5を介して外部記憶装置400に送信する。そして、外部記憶装置400が前記要求を処理し、この結果、例えば読込み要求に対して要求されたデータをネットワーク5経由で計算機200に返信する。この時、計算機200は前記データを受信して内部バス105からの応答であるかのように処理することで前記外部記憶装置400にアクセスできるのである。既存の他の方法としてファイル単位でアクセスする記憶装置があるが、ここでは、外部記憶装置400へのアクセス方法は、前記のように、物理的な記憶装置のようにアクセスできる方法とする。
一方、前記外部記憶装置400は、内部に複数の独立した記憶領域を設定でき、それぞれに、アクセスできる計算機200を制限するパスワードを設定できる機能を持つ。つまり、複数の計算機200は、各計算機に独立に割り当てられ、パスワードで保護された(外部記憶装置400の)記憶領域に各々同時にアクセスできる。また、この外部記憶装置400と前記計算機200とはiSCSIのプロトコルで接続されている状況を一例として想定できる。
他方、前記管理サーバ100は、前記計算機に対する外部記憶装置400のディスク領域401の割当を管理するサーバ装置であり、例えば、複数のユーザ、複数の操作端末300、複数の計算機200、外部記憶装置400が持つ複数の記憶領域の対応を管理する。つまり、どのユーザが、どの操作端末300から、どの計算機200をリモート操作し、どの外部記憶装置400の記憶領域にアクセスするかを管理することとなる。前記管理サーバ100は、CPUなどのプロセッサ101、主記憶装置102、内部インタフェース103、通信回路インタフェース104、副記憶装置105、および、入出力装置106を有する。主記憶装置102は、プログラムメモリ107、データメモリ108を格納する。
なお、前記ディスク領域割当管理システム10の各装置(操作端末300、計算機200、管理サーバ100ら)は、演算処理を行う際に用いられる記憶手段としてのメモリと、前記演算処理を行う演算処理装置とを少なくとも備えるコンピュータとして構成される。前記メモリは、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。また前記演算処理は、CPU(Central Processing Unit)によって構成される演算処理装置が、メモリ上のプログラムを実行することで実現される。
次に、各装置の機能構成について説明する。まず、前記操作端末300は、計算機200を遠隔操作するリモート操作クライアント310を記憶装置に備える。リモート操作クライアント310は、例えばシンクライアントシステムにおいて前記操作端末300が前記計算機200にリモートデスクトップ接続して遠隔操作するためのプログラムとなる。
このリモート操作クライアント310は、前記遠隔操作処理の他に、例えばパスワード等の照合処理にてユーザ認証を行う機能を持ち、ユーザを識別するためのユーザ識別子を保持している。また、操作端末300が、(図示しないが)ユーザ識別子とパスワードとをセキュアな記憶領域に保持できる記憶デバイスの接続用インターフェイスを備えると想定することもできる。この場合、ユーザが前記記憶デバイスを操作端末300に接続し、更には、ユーザ識別子とパスワードをキーボード等の入力インターフェイスにて入力したとする。すると、前記操作端末300が前記記憶デバイスに保持されたユーザ識別子やパスワードの情報と前記入力インターフェイスから得た情報とを比較し、前記ユーザに関するユーザ認証を行うことができる。
一方、前記計算機200は、前記操作端末300のリモート操作クライアント310と通信し操作端末300からの遠隔操作を実現するリモート操作サーバ機能230と、管理サーバ100によりディスク領域が割当て済みの場合には“ON”、割り当てされていない場合には“OFF”の二つの状態を保持する割当て済みフラグ記憶部231と、Operating System(OS)232とを備える。
また、前記計算機200が備える他の機能部について説明する。前記計算機200は、前記外部記憶装置400のディスク領域が自身に割り当て済みか否かを前記割当済みフラグ記憶部231での保持データに基づき判定し、前記ディスク領域が割り当て済みのときに、前記ディスク領域への接続情報を前記管理サーバ100に問合せる接続情報要求部210を備える。
また、前記計算機200は、前記管理サーバ100から、前記接続情報の問合わせに応じて返信された応答データを受信し、この応答データから前記ディスク領域への接続情報を読取り、この接続情報により前記外部記憶装置400の前記ディスク領域への接続を行う接続処理部211を備える。
また、前記計算機200は、前記ディスク領域の割り当て済み通知を管理サーバ100から受信し、前記割当済みフラグ記憶部231において前記割り当て済みデータを保持するフラグ設定部212を備える。
また、前記計算機200は、当該計算機200の主電源がオンかオフかを外部装置からの問合わせに対して応答する電源状況応答部213を備える。
また、前記計算機200は、前記ディスク領域の割り当て済み通知を管理サーバ100より受信したならば、前記割り当て済み通知の受領通知を前記管理サーバ100に返信する受領通知部214を備える。
また、前記計算機200は、他の計算機または前記管理サーバ100からのネットワーク経由の指示に応じて、自身の主電源をオンにする電源制御部215を備える。
なお、前記遠隔操作の方法は特に規定しないが、例えば、ユーザの操作端末300への入力が操作端末300から計算機200に送信され、計算機200は前記入力を計算機200で行われた入力として処理し、その処理結果の画面イメージを前記操作端末300に送信する。そして前記操作端末300は、前記画面イメージをディスプレイ等に出力するといった処理手法がある。
次に、前記管理サーバ100が備える機能部について説明する。なお、前記管理サーバは、前記計算機200と当該計算機200に割り当てた外部記憶装置400のディスク領域の接続情報との対応関係を記述した管理表125と、計算機200の接続情報と前記計算機200に割り当てられた操作端末300との対応関係データ126を前記主記憶装置102(のデータメモリ108)に備えるものとする。
前記管理サーバ100は、前記計算機200からの前記接続情報の問合せを受信し、前記計算機200に割り当てたディスク領域への接続情報を前記管理表125より読み出して応答する接続情報応答部110を備える。
また、前記管理サーバ100は、計算機200に割り当てた外部記憶装置400のディスク領域への接続情報を、前記管理表125における該当計算機について設定したならば、前記計算機200にディスク領域が割り当て済みであることを通知する割当済み通知部111を備える。
また、前記管理サーバ100は、前記計算機200に対して当該計算機の主電源がオンかオフかを問い合わせる電源問合わせ部112を備える。
また、前記管理サーバ100は、前記問合わせに応じて前記計算機200から得た応答が主電源オフを示すものであるとき、前記計算機200に割り当てられた外部記憶装置400に対し、前記計算機用のディスク領域の容量増加を指示する増加指示部113を備える。
また、前記管理サーバ100は、前記外部記憶装置400からディスク領域の容量増加処理完了の通知を取得するまでの間、容量増加処理中のディスク領域が割り当てされている計算機200からの前記接続情報の問合せに対し、前記ディスク領域への接続不可との応答をする排他処理部114を備える。
また、前記管理サーバ100は、前記ディスク領域の割り当て済み通知に対し、前記計算機200から前記受領通知を一定期間中に受信できなかった場合、所定の時間間隔で割当済み通知の再通知を行う再通知部115を備える。
また、前記管理サーバは、前記操作端末300より、当該操作端末300に割り当てられていた計算機200の代替計算機の遠隔操作の要求を受信する代替要求受付部116を備える。
また、前記管理サーバ100は、前記要求に対し、どの操作端末にも割り当てていない計算機とその接続情報を、前記対応関係データ126より代替計算機とその接続情報として特定して、前記代替計算機への前記操作端末の割り当てを前記対応関係データ126に設定し、前記代替計算機の接続情報を前記操作端末300に応答する、代替情報通知部117を備える。
また、前記管理サーバ100は、前記代替計算機に対して主電源オンの指示を通知する電源ON指示部118を備える。
また、前記管理サーバ100は、前記管理表125において、前記操作端末300の前記計算機200に割り当てられていた外部記憶装置400のディスク領域に対して、前記代替計算機を割り当てる、領域振替部119を備える。
また、前記管理サーバ100は、前記外部記憶装置400のディスク領域への接続情報を、前記管理表125における該当代替計算機について設定し、前記代替計算機にディスク領域が割り当て済みであることを通知する、代替通知部120を備える。
また、前記管理サーバ100は、前記代替計算機への前記割り当て済み通知に対し、前記代替計算機から前記受領通知を一定期間中に受信できなかった場合、前記再通知するまでの前記時間間隔を変化させる間隔変化部121を備える。なお、前記間隔変化部121は、前記再通知するまでの前記時間間隔を変化させる処理を行うに際し、前記時間間隔を所定値より短くするとすればよい。
なお、これまで示した ディスク領域割当管理システム10を構成する管理サーバ100、計算機200、操作端末300らにおける各機能部110〜121、210〜215、310等は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記各装置のCPUがプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムを各メモリに読み出して、これを実行することとなる。
また、前記ネットワーク5に関しては、インターネット、LANの他、ATM回線や専用回線、WAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPN(Virtual Private Network)など仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。
−−−データベース構造−−−
次に、本実施形態におけるディスク領域割当管理システム10を構成する装置らが利用可能な各種テーブル類の構造について説明する。図2は本実施形態における管理表125のデータ構造例を示す図である。
前記管理表125は、前記計算機200と当該計算機200に割り当てた外部記憶装置400のディスク領域の接続情報との対応関係を記述したテーブルである。この管理表125は、例えば、ユーザを識別するユーザ識別子201をキーとして、外部記憶装置400の記憶領域への接続情報である外部記憶装置接続情報203、前記割当済み通知の再送時間204、記憶領域へ接続しているユーザ情報たる接続者205といった情報を関連づけたレコードの集合体となっている。
なお、前記接続者205のデータとしては、外部記憶装置400の記憶領域に管理サーバ100が接続しているときは“管理サーバ”に、それ以外のときは“無し”となる。また、前記外部記憶装置接続情報203は、例えば、外部記憶装置400のIPアドレスと、外部記憶装置400の記憶領域を識別するための名前であるiSCSIターゲット名、記憶領域ごとに設定されたパスワードで構成される。また、前記再送時間204は、前記再通知部115が割当済み通知を計算機200に再送する間隔を認識するための情報であり、更には、前記間隔変化部121が代替計算機に対して割当済み通知を行う際に時間間隔を変化させる対象となる。
なお本実施形態では、前記対応関係データ126の概念を上記管理表125に集約した。従って、前記ユーザ識別子201に対して、計算機200の接続情報たる計算機情報202を対応付けている。また、前記ユーザ識別子201は操作端末300と対応づく。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態におけるディスク領域割当管理方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明するディスク領域割当管理方法に対応する各種動作は、前記管理サーバ100や計算機200、操作端末300らのメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。図3は本実施形態におけるディスク領域割当管理方法の処理フロー例1を示す図である。
この時、管理サーバ100は、ユーザ要求に従いシステム管理者等が入出力装置で指示した、前記ユーザ(つまり操作端末300およびこれに紐付いた計算機200)への外部記憶装置400のディスク領域の割当処理を行う。この時、前記管理サーバ100は、ユーザ要求として、ユーザ識別子と割当てるディスク領域の容量との指定を受け付けているものとする。
そこで前記管理サーバ100は、外部記憶装置400に対し、前記ユーザ要求で指定されていた容量のディスク領域を用意するよう要求する(s110)。この時、前記外部記憶装置400は、未使用の記憶領域から指定された容量を持つディスク領域を切り出し、このディスク領域を識別するための識別子やディスク領域に接続するためのパスワード等を設定する(s111)。外部記憶装置400は、前記設定したディスク領域の外部記憶装置接続情報を管理サーバ100に応答する(s112)。
なお、前記管理サーバ100が、外部記憶装置400の未使用の記憶領域を調べ、どのディスク領域にどういった識別子とどういったパスワードを設定するかという指示情報を、前記ステップs110で要求するとしてもよい。この場合、前記外部記憶装置400は前記指示情報に従って、前記ステップs111での設定を行い、当該設定が完了した旨をステップs112で管理サーバ3に応答するとしてもよい。
こうした、外部記憶装置400が、計算機200から利用できるディスク領域を管理する手法としては、さまざまな方法があるが、最終的に複数の計算機200が独立したディスク領域を外部記憶装置接続情報を用いて利用できるのであれば、外部記憶装置接続情報が持つべき設定項目等についてここでは特に規定しない。例えば、iSCSIプロトコルでは、記憶領域は論理装置という単位で実現され、この論理装置には、ネットワークからの接続先としてiSCSIターゲットと呼ばれる資源を割当てる。iSCSIターゲットは、IPアドレスと、ポート番号、iSCSIターゲットを識別するための名前であるiSCSIターゲット名、iSCSIターゲットへのアクセスの認証に用いるCHAP名とCHAPパスワードという情報を設定でき、これらが外部記憶装置接続情報となる。
外部記憶装置400から前記応答を受けた前記管理サーバ100は、ユーザ識別子と外部記憶装置接続情報とを取得し、それぞれ管理表125のユーザ識別子201と外部記憶装置接続情報203に格納する。また、再送時間として予め設定された初期値(例:600秒とする)を前記管理表125の再送時間204に格納し、接続者205を“無し”と設定する(s113)。
また、前記管理サーバ100は、前記計算機200に割り当てた外部記憶装置400のディスク領域への接続情報たる外部記憶装置接続情報らを管理表125に設定したならば、前記計算機200に対して、前記外部記憶装置400においてディスク領域が割り当て済みであることを通知する(s114)。
一方、前記計算機200は、前記割り当て済み通知を管理サーバ100より受信すると、前記割当て済みフラグ記憶部231においてフラグを“ON”にする(s115)。またその後、管理サーバ100に対し、前記割当済み通知を受信したことを受領通知の送信でもって応答する(s116)。
他方、前記管理サーバ100は、前記計算機200から前記受領通知を一定期間中に受信できなかった場合(s117:NG)、所定の時間間隔で割当済み通知の再通知を行う(s118)。つまり、ステップs116の受領通知を計算機200から受信するまでは、管理サーバ100は、ステップs114の実行時刻から再送時間204が経過するたびにステップs114に戻り、割当済み通知を再送する。
なお、こうした割当済み通知の再送は、計算機200自身やネットワークの障害時だけでなく一般的な状況でも発生しうる。つまり、ユーザは計算機200を利用しないとき、計算機200の電源をOFFにするから、このユーザが前記計算機200の電源をONにするまで、管理サーバ100は割当済み通知を再送しつづける必要がある。
ここまででユーザに対して外部記憶装置400のディスク領域の割当処理についてその流れを説明した。続けて、操作端末300が計算機200にリモートデスクトップ接続して遠隔操作を行おうとする際のフローを説明する。
この時、ユーザにより立ち上げられた操作端末300は、リモート操作クライアント310でもって、前記計算機200にリモート操作開始要求を送信する(s130)。このリモート操作開始要求では、リモート操作クライアント310が、計算機200の電源状況応答部213に計算機200の電源がONかOFFか問い合わせ、OFFの場合には、電源制御部215に電源をONにするよう要求する。そして、計算機200の電源がONになったら、前記操作端末300のリモート操作クライアント310は、リモート操作サーバ機能230にネットワーク接続し、遠隔操作を開始する。操作開始要求には、ユーザ識別子が含まれている。
次に、前記計算機200は、前記割当済みフラグ記憶部231においてフラグをチェックし、ディスク領域が割り当て済みでない、つまり割当て済みフラグ23が“OFF”であれば何もしない(s131:Yes)。他方、前記割当て済みフラグ23が“ON”の場合には(s131:No)、前記計算機200は、管理サーバ100に対し、割り当てられている外部記憶装置400のディスク領域について、その外部記憶装置接続情報を問合せるため、ユーザ識別子を送信する(s132)。
一方、前記管理サーバ100は、前記計算機200からの前記問合せたるユーザ識別子を受信し、管理表125のユーザ識別子201から該当するエントリを探し、接続者205が“無し”でないかチェックする(s133)。ここで、接続者205が“無し”ではない場合(s133:Yes)、つまり管理サーバ100によりマウントされている状態(例:ディスク領域の増量処理中)であるから、管理サーバ100は、前記計算機200にその旨応答する。そして前記計算機200は以降の処理を終了する。この場合、前記ユーザの操作端末300は、前記外部記憶装置400への接続は行わない状態で計算機200の遠隔操作を行うこととなる。
他方、前記ステップs133にて、前記接続者205が“無し”の場合には(s133:No)、前記管理サーバ100は、前記計算機200に割り当てたディスク領域への接続情報、つまり外部記憶装置接続情報を前記管理表125より読み出して応答する(s134)。
前記計算機200は、前記管理サーバ100から、前記接続情報の問合わせに応じて返信された応答データを受信し、この応答データから前記ディスク領域への接続情報たる外部記憶装置接続情報を読取る。そしてこの計算機200は、外部記憶装置接続情報に従って該当する外部記憶装置400に接続要求を送信する(s135)。この時、前記外部記憶装置400は、前記接続要求をチェックして接続可否を応答する。
計算機200は、前記外部記憶装置400からの応答が「接続可」であれば、前記外部記憶装置400を記憶装置として利用できるように準備する(s136)。例えば、iSCSIプロトコルでは、外部記憶装置接続情報のIPアドレスとポート番号を使って送信すべき外部記憶装置400を決定し、接続要求としてiSCSIターゲット名とCHAP名とCHAPパスワードを送信する。外部記憶装置400では、iSCSIターゲット名で決定されるディスク領域に前記計算機200がアクセスしてもいいかを、前記CHAP名およびCHAPパスワードに関する照合処理で認証する。
また、前記計算機200は、「接続可」であれば外部記憶装置400のディスク領域を副記憶装置205であるかのようにOS232に見せかける。計算機200は、外部記憶装置400と接続中は、当該ディスク領域への読み書き要求を外部記憶装置400に送信する。外部記憶装置400は、この読み書き要求に従い、読み込み要求には記憶領域の内容を、書き込み要求には記憶領域にデータを書き込んでその結果を応答することで、処理を実行する。
また、前記計算機200は、操作端末300からのリモート操作開始要求に対し、遠隔操作の可否を応答する(s137)。この後、操作端末300は、前記遠隔操作の可否が「操作可」であれば前記計算機200を遠隔操作できることなる。
前記ステップs114の実行時に、計算機200の電源がOFFであったため、割当済み通知の送信に失敗した場合、前記ステップs131では、割当て済みフラグがOFFであるので、計算機200からの外部記憶装置400への接続は行われず、ユーザは計算機200を遠隔操作することになる。
この場合、ユーザが遠隔操作を終えて計算機200の電源をOFFにする前に、前記ステップs114の割当済み通知を再送できれば、割当て済みフラグがONになり、従って、このユーザが次回リモート操作開始要求(s130)を行う以降から外部記憶装置400への接続が行われるようになる。
−−−処理フロー例2−−−
図4は本実施形態におけるディスク領域割当管理方法の処理フロー例2を示す図である。次に、管理サーバ100による、ユーザに割当てた外部記憶装置400のディスク領域の容量増加処理について説明する。なお、この場合、システム管理者等は、前記管理サーバ100に対し、容量増加対象のディスク領域を持ったユーザ識別子と、増加させた後の容量を指定することとなる。前記容量増加の処理は、外部記憶装置400が用意したディスク領域を増やすだけでなく、ディスク領域の内容を変更する必要がある。一般に、OSは、副記憶装置をファイルシステムで利用するために、ファイルシステムの管理情報を副記憶装置に格納している。前記管理情報には、副記憶装置の容量も含まれており、OSが容量増加後の副記憶装置を利用するには、当該管理情報を書き換えるファイルシステム増量処理が必要である。
このファイルシステム増量処理は、ファイルシステムの構造に依存するので特に規定しないが、例えば、副記憶装置の記憶領域を複数のブロックに分割し、空き領域をブロック単位の空き領域管理表で管理するファイルシステムでは、ユーザの記憶領域の容量を増やした分だけ、当該空き領域管理表のエントリを増やすという処理になる。しかしながら、このファイルシステム増量処理は、ファイルシステムの使用中には行えない。本実施形態でいうと、操作端末300が計算機200を遠隔操作し、計算機200が外部記憶装置400と接続中は、ファイルシステムの容量増加処理はできない。従って、計算機200が未使用であるときに前記増量処理を行う必要がある。
そこで、管理サーバ100は、計算機200に対し、電源状態を問合せる(s220)。一方、前記計算機200は前記問合わせに対して、電源がONかOFFかを前記管理サーバ100に応答する(s221)。そして、前記管理サーバ100は、前記応答を受信し、前記計算機200の電源がONか認識し(s222)、前記計算機200の電源がONの場合には(s222:Yes)、処理を終了する。
他方、前記計算機200の電源がOFFの場合(s222:No)、前記管理サーバ100は、前記管理表125において、処理対象のユーザ識別子を持つエントリを検索し、該当エントリの接続者205を“管理サーバ”に変更する(s223)。また、前記管理サーバ100は、外部記憶装置400に対し、当該エントリの外部記憶装置接続情報203に該当するディスク領域の容量を、管理者に指定された増量後のディスク領域容量にするよう要求を送信する(s224)。
この時、前記外部記憶装置400は、前記管理サーバ100からの要求に従って、該当ディスク領域の容量を変更し(s225)、その処理結果を前記管理サーバ100に応答する(s226)。
前記管理サーバ100は、前記処理結果を前記外部記憶装置400より受信し、更に、前記エントリの外部記憶装置接続情報203を使って外部記憶装置400に接続要求を送信する(s227)。一方、外部記憶装置400は当該接続要求に対する処理結果を応答する(s228)。管理サーバ100は、前記ユーザのディスク領域に接続できたなら、当該ディスク領域を増量後の容量で利用できるよう、上述のファイルシステム増加処理を行う(s229)。
ディスク領域の容量増加処理を終えた前記管理サーバ100は、前記外部記憶装置400に対し、当該外部記憶装置400との接続を切断する要求を送信する(s230)。そして前記外部記憶装置400は、前記切断要求に対する応答を管理サーバ100に返す(s231)。また、前記管理サーバ100は、ステップs223において前記管理表125で変更した接続者205を“無し”と設定する(s232)。
なお、前記増量処理中は、前記管理表125において接続者が“管理サーバ”になるから、上記処理フロー例1において、計算機200が使用される際にステップs133で「接続者が無し」とはならない。従ってこの場合、計算機200は外部記憶装置400に接続されない。また、上記ステップs221からステップs223までの時間に、ユーザが計算機200を利用し外部記憶装置400に接続する可能性があるが、当該時間は、計算機200が電源OFFの状態から前記管理サーバ100でステップs133が実行されるまでの時間よりも短いため、実際はありえない。
−−−処理フロー例3−−−
図5は本実施形態におけるディスク領域割当管理方法の処理フロー例3を示す図である。次に、前記計算機200が故障した場合などに、ユーザが代わりの計算機である代替計算機を利用する際のフローを説明する。なお、前記代替計算機は、ユーザがどの代替計算機を利用するかを管理サーバ100が管理している以外は、計算機200と同列に管理されている、計算機200の一つである。ただし、前記計算機200については、外部記憶装置400のディスク領域の割当がなされている時に割当て済みフラグ記憶部231でフラグがONになっているが、前記代替計算機については、割当てるユーザが決まっていないので、割り当て済みフラグ記憶部231でフラグはOFFになっている。そのため、このままでは、外部記憶装置400のディスク領域をすでに割当てられているユーザが、前記計算機200に代えて代替計算機を管理サーバ100よりあてがわれた直後は、前記ディスク領域を利用できない。
そこで、代替計算機の割当要求を入力インターフェイス等で受け付けた前記操作端末300は、管理サーバ100に対して、該当ユーザについて代替計算機を割当てる要求を送信する(s340)。当該要求にはユーザ識別子が含まれる。
前記管理サーバ100は、前記要求を操作端末300より受信し、代替計算機を前記ユーザに割り当てる(s341)。この代替計算機の割り当て処理は、例えば、複数の代替計算機を表(例:計算機の接続情報と前記計算機に割り当てられた操作端末との対応関係データで記憶装置に格納)で管理し、代替計算機の識別子と、代替計算機のIPアドレスと、割当てたユーザのユーザ識別子を1エントリとし、前記表からユーザに割当てていない計算機を代替計算機として選び出すなどの処理を行う。そして、前記管理サーバ100は、前記管理表125において、代替前の計算機(故障等したもの)について割り当てられていた外部記憶装置400のディスク領域に対して、前記代替計算機を新たに割り当てる。
続いて前記管理サーバ100は、代替計算機として選び出した計算機に対してその電源をONにするよう要求を送信する(s342)。一方、前記代替計算機たる計算機は、前記電源オンの要求に対する応答を返す(s343)。
また、前記管理サーバ100は、管理表125の再送時間204を、上記処理フロー例1におけるステップs114の実行時とは異なる再送時間の初期値(例:ここでは10秒とする)を設定する(s344)。当該初期値はステップs114での初期値よりも短い。これは、代替計算機の電源をONした直後であり、この代替計算機が管理サーバ100からの割当済み通知を受信する(できる)ことが明らかであるからである。
前記管理サーバ100は、割当済み通知を前記代替計算機に送信する(s345)。一方、前記代替計算機は、前記割当済み通知を受信すると、割当て済みフラグ記憶部231でフラグをONにする(s346)。
なお、前記ステップs345は、必ず成功するとは限らない。一般に、ステップs342の電源投入要求からs345実行までには、代替計算機におけるOSの起動、ハードウェアの初期化、各種プログラム起動などの処理が必要であるので、数分の時間が必要であり、外部記憶装置との接続処理機能が起動してない場合が考えられる。この場合、管理サーバ100は、前記管理表125における再送時間204の経過後、ステップs345を再実行するが、ここでは前記再送時間204は「10秒」であるので、例えば、外部記憶装置との接続処理機能が起動後10秒以内にステップs345は完了する。こうした割当済み通知の再送信は、前記代替計算機から受領通知を受信するまで適宜行われる。
他方、前記代替計算機は、前記割当済み通知を管理サーバ100から受信したならば、受領通知を管理サーバ100に応答する(s347)。その後管理サーバ100は、前記操作端末300に代替計算機の割り当てが完了したことを応答する(s348)。この時、前記操作端末300は、前記代替計算機の割り当てが完了した後、処理フロー例1において述べた代替計算機たる計算機への遠隔操作を開始することとなる。
本発明によれば、シンクライアントシステムにおける管理サーバの負荷や運用コストを軽減し、ユーザへの割当ディスク容量の増加処理を自動化できる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
実施形態のディスク領域割当管理システムのネットワーク構成図である。 本実施形態における、(a)管理表、(b)対応関係データの各データ構造例を示す図である。 本実施形態におけるディスク領域割当管理方法の処理フロー例1を示す図である。 本実施形態におけるディスク領域割当管理方法の処理フロー例2を示す図である。 本実施形態におけるディスク領域割当管理方法の処理フロー例3を示す図である。
符号の説明
5 ネットワーク
10 ディスク領域割当管理システム
100 管理サーバ
110 接続情報応答部
111 割当済み通知部
112 電源問合わせ部
113 増加指示部
114 排他処理部
115 再通知部
116 代替要求受付部
117 代替情報通知部
118 電源ON指示部
119 領域振替部
120 代替通知部
121 間隔変化部
125 管理表
126 対応関係データ
200 計算機
210 接接続情報要求部
211 接続処理部
212 フラグ設定部
213 電源状況応答部
214 受領通知部
215 電源制御部
300 操作端末
310 リモート操作クライアントプログラム
400 外部記憶装置

Claims (9)

  1. 操作端末によりネットワーク経由で遠隔操作される計算機と、当該計算機に対する外部記憶装置のディスク領域の割当を管理する管理サーバとを含むシステムであって、
    前記計算機が、
    前記管理サーバおよび前記外部記憶装置と通信する通信装置と、
    前記外部記憶装置のディスク領域が割り当て済みか否かのデータを保持する記憶装置とを備えて、
    前記ディスク領域が割り当て済みか否かを前記記憶装置での保持データに基づき判定し、前記ディスク領域が割り当て済みのときに、前記ディスク領域への接続情報を前記管理サーバに問合せる処理と、
    前記管理サーバから、前記接続情報の問合わせに応じて返信された応答データを受信し、この応答データから前記ディスク領域への接続情報を読取り、この接続情報により前記外部記憶装置の前記ディスク領域への接続を行う処理と、を実行し、
    前記管理サーバが、
    前記計算機および前記外部記憶装置と通信する通信装置と、
    計算機と当該計算機に割り当てた外部記憶装置のディスク領域の接続情報との対応関係を記述した管理表を格納した記憶装置とを備えて、
    前記計算機からの前記接続情報の問合せを受信し、前記計算機に割り当てたディスク領域への接続情報を前記記憶装置の管理表より読み出して応答する処理を実行する、
    ことを特徴とするディスク領域割当管理システム。
  2. 前記管理サーバが、
    計算機に割り当てた外部記憶装置のディスク領域への接続情報を、前記記憶装置の管理表における該当計算機について設定したならば、前記計算機にディスク領域が割り当て済みであることを通知する処理を実行し、
    前記計算機が、
    前記ディスク領域の割り当て済み通知を受信し、前記記憶装置において前記割り当て済みデータを保持する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスク領域割当管理システム。
  3. 前記計算機が、
    当該計算機の主電源がオンかオフかを外部装置からの問合わせに対して応答する処理を実行し、
    前記管理サーバが、
    前記計算機に対して当該計算機の主電源がオンかオフかを問い合わせる処理と、
    前記問合わせに応じて前記計算機から得た応答が主電源オフを示すものであるとき、前記計算機に割り当てられた外部記憶装置に対し、前記計算機用のディスク領域の容量増加を指示する処理と、
    前記外部記憶装置からディスク領域の容量増加処理完了の通知を取得するまでの間、容量増加処理中のディスク領域が割り当てされている計算機からの前記接続情報の問合せに対し、前記ディスク領域への接続不可との応答をする処理とを実行する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のディスク領域割当管理システム。
  4. 前記計算機が、
    前記ディスク領域の割り当て済み通知を管理サーバより受信したならば、前記割り当て済み通知の受領通知を前記管理サーバに返信する処理を実行し、
    前記管理サーバが、
    前記ディスク領域の割り当て済み通知に対し、前記計算機から前記受領通知を一定期間中に受信できなかった場合、所定の時間間隔で割当済み通知の再通知を行う処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のディスク領域割当管理システム。
  5. 前記計算機が、
    他の計算機または前記管理サーバからのネットワーク経由の指示に応じて、自身の主電源をオンにする処理を実行するものであり、
    前記管理サーバが、
    計算機の接続情報と前記計算機に割り当てられた操作端末との対応関係データを記憶装置に備え、
    前記操作端末より、当該操作端末に割り当てられていた計算機の代替計算機の遠隔操作の要求を受信する処理と、
    前記要求に対し、どの操作端末にも割り当てていない計算機とその接続情報を、前記記憶装置の対応関係データより代替計算機とその接続情報として特定して、前記代替計算機への前記操作端末の割り当てを前記記憶装置の対応関係データに設定し、前記代替計算機の接続情報を前記操作端末に応答する処理と、
    前記代替計算機に対して主電源オンの指示を通知する処理と、
    前記管理表において、前記操作端末の前記計算機に割り当てられていた外部記憶装置のディスク領域に対して、前記代替計算機を割り当てる処理と、
    前記外部記憶装置のディスク領域への接続情報を、前記管理表における該当代替計算機について設定し、前記代替計算機にディスク領域が割り当て済みであることを通知する処理と、
    前記代替計算機への前記割り当て済み通知に対し、前記代替計算機から前記受領通知を一定期間中に受信できなかった場合、前記再通知するまでの前記時間間隔を変化させる処理を行う、
    ことを特徴とする請求項4に記載のディスク領域割当管理システム。
  6. 前記管理サーバが、
    前記再通知するまでの前記時間間隔を変化させる処理を行うに際し、前記時間間隔を所定値より短くすることを特徴とする請求項5に記載のディスク領域割当管理システム。
  7. 操作端末によりネットワーク経由で遠隔操作される計算機と、当該計算機に対する外部記憶装置のディスク領域の割当を管理する管理サーバとを含むシステムにおいて、
    前記計算機が、
    前記管理サーバおよび前記外部記憶装置と通信する通信装置と、前記外部記憶装置のディスク領域が割り当て済みか否かのデータを保持する記憶装置とを備えて、
    前記ディスク領域が割り当て済みか否かを前記記憶装置での保持データに基づき判定し、前記ディスク領域が割り当て済みのときに、前記ディスク領域への接続情報を前記管理サーバに問合せる処理と、
    前記管理サーバから、前記接続情報の問合わせに応じて返信された応答データを受信し、この応答データから前記ディスク領域への接続情報を読取り、この接続情報により前記外部記憶装置の前記ディスク領域への接続を行う処理と、を実行し、
    前記管理サーバが、
    前記計算機および前記外部記憶装置と通信する通信装置と、計算機と当該計算機に割り当てた外部記憶装置のディスク領域の接続情報との対応関係を記述した管理表を格納した記憶装置とを備えて、
    前記計算機からの前記接続情報の問合せを受信し、前記計算機に割り当てたディスク領域への接続情報を前記記憶装置の管理表より読み出して応答する処理を実行する、
    ことを特徴とするディスク領域割当管理方法。
  8. 操作端末によりネットワーク経由で遠隔操作される計算機に対し、外部記憶装置のディスク領域の割当管理を行う管理サーバであって、
    前記計算機および前記外部記憶装置と通信する通信装置と、
    計算機と当該計算機に割り当てた外部記憶装置のディスク領域の接続情報との対応関係を記述した管理表を格納した記憶装置と、
    前記計算機から、ディスク領域への接続情報の問合せを受信し、前記計算機に割り当てたディスク領域への接続情報を前記記憶装置の管理表より読み出して応答する処理を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする管理サーバ。
  9. 外部記憶装置のディスク領域を管理サーバにより割り当てされ、操作端末によりネットワーク経由で遠隔操作される計算機であって、
    前記管理サーバおよび前記外部記憶装置と通信する通信装置と、
    前記外部記憶装置のディスク領域が割り当て済みか否かのデータを保持する記憶装置とを備えて、
    前記ディスク領域が割り当て済みか否かを前記記憶装置での保持データに基づき判定し、前記ディスク領域が割り当て済みのときに、前記ディスク領域への接続情報を前記管理サーバに問合せる処理と、
    前記管理サーバから、前記接続情報の問合わせに応じて返信された応答データを受信し、この応答データから前記ディスク領域への接続情報を読取り、この接続情報により前記外部記憶装置の前記ディスク領域への接続を行う処理と、を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする計算機。
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