JP2009071654A - 送信装置、受信装置、送信方法および受信方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、送信方法および受信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009071654A
JP2009071654A JP2007238965A JP2007238965A JP2009071654A JP 2009071654 A JP2009071654 A JP 2009071654A JP 2007238965 A JP2007238965 A JP 2007238965A JP 2007238965 A JP2007238965 A JP 2007238965A JP 2009071654 A JP2009071654 A JP 2009071654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
transmission
format
transmission data
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007238965A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sato
貴 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
Priority to JP2007238965A priority Critical patent/JP2009071654A/ja
Publication of JP2009071654A publication Critical patent/JP2009071654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークとの間でデータの伝送効率を高めることのできる送信装置、受信装置、送信方法および受信方法を得ること。
【解決手段】前記した他のネットワークに送信するデータはスクランブラ215を通過したものとそれ以外のものが用意され、それぞれCRCの挿入とnビットスタッフ処理を行った後のフレーム長をフレーム長比較・スクランブルフラグ挿入部221で比較して短いものを選択すると共に、スクランブルの有無を示すフラグを追加する。処理後のフレームはフラグ挿入部227で前後にフラグシーケンスパタンが挿入されてカプセル化され、送信される。受信装置ではこの逆の処理が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、データの送信や受信を行う送信装置、受信装置、送信方法および受信方法に係わり、たとえばハイレベルデータリンク手順を使用してL2カプセル化を行う際に好適な送信装置、受信装置、送信方法および受信方法に関する。
音声データや画像データといったデータの通信量が増加しており、パケット交換網等の通信網に対する高信頼性、高効率な伝送手順が要請されている。この要請に応える伝送制御手順の1つとしてハイレベルデータリンク手順(HDLC;High-level Data Link Control procedure)が存在する。
ところで、たとえばLAN(Local Area Network)からWAN(Wide Area Network)にハイレベルデータリンク手順(以下、HDLCと略称する。)でデータを伝送する際には、データリンク層のプロトコルでカプセル化が行われる。このため、データはL2(layer 2)カプセル化が必要となる。
図5は、HDLCによるカプセル化のフォーマットを示したものである。このように標準的なHDLCカプセル化フォーマットでは、フォーマットの両端部にフラグ「7Eh」(ビット列で「01111110」)が配置されている。先頭のフラグ「7Eh」の後にはそれぞれ1バイトのアドレスフィールドと制御フィールドが配置され、その後に可変長のデータフィールドが配置されている。データフィールドと後端のフラグ「7Eh」の間には、フレームチェックシーケンス(FCS)が配置されていて、ビット誤りの検出に用いられる。
HDLCカプセル化フォーマットでは、このようにフレームの両端にフラグ「7Eh」を配置したフラグ同期方式を採用している。このため、フォーマットのその他の領域には、フラグ「7Eh」と混同するおそれのある論理値「1」が6個連続しないような配慮が行われている。すなわち、論理値「1」が6個以上連続するデータが存在した場合には、論理値「1」が5個連続した直後に論理値「0」を強制的に挿入したデータに変換して送信するようにしている。この場合、受信側ではビット列「01111110」でフレームの先頭と末尾を識別し、また、データ中に論理値「1」が5個連続して、その直後に論理値「0」が配置されているときには、この論理値「0」を削除する処理を行うことにしている。
HDLCを使用したカプセル化処理は、本来シリアル伝送を前提としている。この一方で、前記した通信量の増大と共に、高速で広帯域なL2カプセル化を行う要請が高まっている。そこで、データおよびフレームチェックシーケンス(FCS)における論理値「0」の挿入の処理をなるべく少なくすることで、オーバーヘッドを極力少なくして、効率の高いデータ伝送を行うことが、本発明の第1の関連技術として提案されている(たとえば特許文献1参照)。
この第1の関連技術では、HDLCプロトコルに従ったフォーマット化を行う前のデータに対して、スクランブルを行うようにしている。そして論理値「1」が長く連続して現われる確率を低下させることで、論理値「0」の挿入による伝送するデータ量の増加を抑制して伝送効率を高めるようにしている。
また、広帯域伝送システムで並列処理を行うことにより伝送を効率化することが、本発明の第2の関連技術として提案されている(たとえば特許文献2参照)。
図6は、本発明の第2の関連技術をイーサネット(登録商標)とWANの間に適用した通信システムを示したものである。イーサネット(登録商標)111とWAN112との間には、DSU(Digital Service Unit)等の通信制御装置113が配置されている。このような通信システムでデータを伝送する場合、インタフェースとしてMII(Media Independent Interface)を採用する場合が多い。
イーサネット(登録商標)111から送出されたパケット信号121は、通信制御装置113内の送信用MAC(Media Access Control)スイッチ122に入力され、MIIインタフェースに対応した4本の並列データ123に変換されて送信用FIFO(First In First Out)124に入力される。送信用FIFO124から入力順に出力される4本の並列データ125は、並列データ送信制御装置126に入力されて、HDLCプロトコルに則った4本の並列データに変換される。これについては、後に具体的に説明する。並列データ送信制御装置126からは、並列データ127がWAN112に送出される。
一方、WAN112からイーサネット(登録商標)111に送出される並列データ131は、通信制御装置113内の並列データ受信制御装置132に入力される。ここでデカプセル化が行われた4本の並列データ133に変換される。受信用FIFO134からはこれらのデータが4本の並列データ135として順に受信用MACスイッチ136に供給され、直列データからなるパケット信号137に変換されて、イーサネット(登録商標)111に送出される。この図6で、並列データ送信制御装置126と並列データ受信制御装置132の組を並列データ送受信制御装置140と呼ぶことにする。
図7は、図6に示した並列データ送受信制御装置の具体的な構成を表わしたものである。この並列データ送受信制御装置140で並列データ送信制御装置126は、HDLCヘッダ挿入部141、CRC(Cyclic Redundancy Check)挿入部142、nビットスタッフ部143およびフラグ挿入部144の直列回路で構成される。また、並列データ受信制御装置132は、フラグ検出部145、nビットデスタッフ部146、CRCチェック部147およびHDLCヘッダ処理部148の直列回路で構成される。
ここで値nが「4」の場合である4本の並列データ125は、カプセル化対象データであり、HDLCヘッダ挿入部141に入力されて、これらのデータの先頭部にそれぞれHDLCヘッダが挿入される。HDLCヘッダ挿入後の並列データ151は、CRC挿入部142に入力される。CRC挿入部142は、エラーの検出が可能なように並列データ151のそれぞれについてCRC演算を行い、これらの演算結果をCRCチェックフィールドとしてフレームの末尾に挿入する。
CRCチェックフィールドの挿入後の並列データ152は、nビットスタッフ部143に入力される。nビットスタッフ部143では、並列処理数nビットの「0」ビット列挿入によるフラグシーケンスパタンデータの変換が行われる。変換後の並列データ153はフラグ挿入部144に入力され、フレームデータの前後に図5に示したフラグ「7Eh」が配置される。このようにしてカプセル化された並列データ127は、図6に示したWAN112に送出される。
一方、並列データ受信制御装置132では、図6に示したWAN112から受信した並列nビットのカプセル化された並列データ131をフラグ検出部145が入力し、図5に示したフラグ「7Eh」を検出する。これによりフレームの先頭が識別される。フラグ検出部145から出力された並列データ155はnビットデスタッフ部146に入力され、スタッフィングされた並列処理数nビットの「0」ビット列の除去が行われる。
nビットデスタッフ部146から出力された並列データ156は、CRCチェック部147に入力される。CRCチェック部147では、入力された並列データ156についてCRC演算を行い、CRCチェックフィールドと照合する。これにより伝送路上におけるビット誤りを検出するとともにCRCチェックフィールドを除去する。CRCチェックフィールドが除去された並列データ157はHDLCヘッダ処理部148に入力され、先頭のHDLCヘッダ処理を行いHDLCヘッダを除去してカプセル化対象データとしての4本の並列データ133の復元を行う。
特開2002−135355号公報(第0024段落、図1、図2) 特開2002−344556号公報(第0039段落、図1、図4)
このような図7に示した並列データ送受信制御装置140では、nビットスタッフ時の挿入ビット数がnビットとなる。このため、並列処理数nビットの値が大きくなるに従ってnビットスタッフ時にフレームデータが増加する。これにより、WAN回線における伝送効率が低下してしまう。
たとえば、並列処理数としてのnが「8」の場合の8ビット並列処理システムを考えてみる。この場合には、フラグシーケンスパタンデータの変換で「7Eh」のデータが「7Eh」と「00h」のデータに変換される。このため並列データ送信制御装置126におけるL2カプセル化後のデータの伝送効率が最悪時で50%程度にまで低下するという課題があった。
そこで本発明の目的は、伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークとの間でデータの伝送効率を高めることのできる送信装置、受信装置、送信方法および受信方法を提供することにある。
本発明では、(イ)伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークに送出する送信データとしての第1の送信データに対してスクランブル処理を行って第2の送信データとするスクランブル手段と、(ロ)前記した第1の送信データと前記した第2の送信データのフレーム長を比較するフレーム長比較手段と、(ハ)このフレーム長比較手段による比較の結果、フレーム長が短いとされた送信データに、その送信データがスクランブル手段によるスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を付加した第3の送信データを作成する第3の送信データ作成手段と、(ニ)この第3の送信データ作成手段によって作成した第3の送信データのフォーマットの端部に前記した他のネットワークでフォーマットの端部として判別可能な端部識別情報を付加する端部識別情報付加手段と、(ホ)この端部識別情報付加手段によって端部識別情報を付加した前記した第3の送信データを前記した他のネットワークに送信する送信手段とを送信装置に具備させる。
すなわち本発明では、第1の送信データに対してスクランブル処理を行って第2の送信データとしたものと第1の送信データのフレーム長を比較して短い方にスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を付加して、これをカプセル化の対象となる第3の送信データとしたので、送信時の伝送効率を高めることができる。
また、本発明では、(イ)伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークに送出する送信データとしての第1の送信データの先頭にハイレベルデータリンク手順に基づくヘッダ情報を付加するヘッダ情報付加手段と、(ロ)このヘッダ情報付加手段によってヘッダ情報の付加された前記した第1の送信データに対してスクランブル処理を行って第2の送信データとするスクランブル処理手段と、(ハ)前記した第1の送信データと前記した第2の送信データのそれぞれに所定の誤り検出符合を付加する誤り検出符号付加手段と、(ニ)この誤り検出符号付加手段が誤り検出符合を付加した後の前記した第1の送信データと前記した第2の送信データのそれぞれに対して前記した他のネットワークが送信データのフォーマットの端部と判別する所定の端部識別情報と誤認するデータ配列が存在するかどうかをチェックして存在する場合にはこのデータ配列を誤認の生じない他のデータ配列に修正して出力するデータ配列修正手段と、(ホ)このデータ配列修正手段の出力としての前記した第1の送信データと前記した第2の送信データのフレーム長を比較するフレーム長比較手段と、(へ)このフレーム長比較手段による比較の結果、フレーム長が短いとされた送信データに、その送信データがスクランブル処理手段によるスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を付加した第3の送信データを作成する第3の送信データ作成手段と、(ト)この第3の送信データ作成手段によって作成した第3の送信データのフォーマットの端部に前記した他のネットワークでフォーマットの端部として判別可能な端部識別情報を付加する端部識別情報付加手段と、(チ)この端部識別情報付加手段によって端部識別情報を付加した前記した第3の送信データを前記した他のネットワークに送信する送信手段とを送信装置に具備させる。
すなわち本発明では、第1の送信データ自身と、この第1の送信データに対してスクランブル処理を行った第2の送信データの双方に対して、誤り検出符号付加し、更にこれによる送信データのデータ配列が、他のネットワークが送信データのフォーマットの端部と判別する所定の端部識別情報と誤認するものである場合には誤認の生じない他のデータ配列に修正する。そして、これらの処理後の第1の送信データと第2の送信データのフレーム長を比較して短い方にスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を付加して、これをカプセル化の対象となる第3の送信データとしたので、これらの各処理が行われたデータの送信時の伝送効率を高めることができる。
また、本発明では、(イ)伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークから送られてきたデータとしての受信データから予め定められた端部識別情報を検出してその受信データのフォーマットの端部を判別する受信データ端部判別手段と、(ロ)この受信データ端部判別手段の判別した前記した受信データのフォーマットの端部を基準として、その受信データにスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を識別して判読するスクランブル処理有無情報判読手段と、(ハ)前記した受信データのデスクランブル処理を行うデスクランブル処理手段と、(ニ)スクランブル処理有無情報判読手段の判読結果に応じてデスクランブル処理手段の処理後のデータを自己のネットワークの受信データとするか前記した受信データをそのまま自己のネットワークの受信データとするかを選択する選択手段とを受信装置に具備させる。
すなわち本発明では、受信データがスクランブル処理が行われたものであるかをスクランブル処理有無情報判読手段で判読し、スクランブル処理がされたものであればデスクランブル処理を行って受信データとし、そうでない場合にはそのままのデータを受信データとするようにしており、これらの選択のために選択手段を用意している。
また、本発明では、(イ)伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークから送られてきたデータの列から予め定められた端部識別情報を検出して受信データのフォーマットの端部を判別する受信データ端部判別手段と、(ロ)この受信データ端部判別手段の判別した前記した受信データのフォーマットの端部を基準として、その受信データにスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を識別して判読するスクランブル処理有無情報判読手段と、(ハ)このスクランブル処理有無情報判読手段の判読結果に応じて前記した受信データのデスクランブル処理の実行の有無を制御してその出力を自己のネットワークの受信データとするデスクランブル処理手段とを受信装置に具備させる。
すなわち本発明では、受信データがスクランブル処理が行われたものであるかをスクランブル処理有無情報判読手段で判読し、スクランブル処理がされたものであればデスクランブル処理を行って受信データとし、そうでない場合にはそのままのデータを受信データとするようにしており、これらの信号処理のためにデスクランブル処理手段がデスクランブル処理を実行するかしないかの制御を行うようにしている。
また、本発明では、(イ)伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークに送出する送信データとしての第1の送信データの先頭にハイレベルデータリンク手順に基づくヘッダ情報を付加するヘッダ情報付加ステップと、(ロ)このヘッダ情報付加ステップによってヘッダ情報の付加された前記した第1の送信データに対してスクランブル処理を行って第2の送信データとするスクランブル処理ステップと、(ハ)前記した第1の送信データと前記した第2の送信データのそれぞれに所定の誤り検出符合を付加する誤り検出符号付加ステップと、(ニ)この誤り検出符号付加ステップで誤り検出符合を付加した後の前記した第1の送信データと前記した第2の送信データのそれぞれに対して前記した他のネットワークが送信データのフォーマットの端部と判別する所定の端部識別情報と誤認するデータ配列が存在するかどうかをチェックして存在する場合にはこのデータ配列を誤認の生じない他のデータ配列に修正して出力するデータ配列修正ステップと、(ホ)このデータ配列修正ステップで出力される前記した第1の送信データと前記した第2の送信データのフレーム長を比較するフレーム長比較ステップと、(へ)このフレーム長比較ステップでフレーム長の短い送信データとされたものに対して、その送信データがスクランブル処理ステップによるスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を付加した第3の送信データを作成する第3の送信データ作成ステップと、(ト)この第3の送信データ作成ステップによって作成した第3の送信データのフォーマットの端部に前記した他のネットワークでフォーマットの端部として判別可能な端部識別情報を付加する端部識別情報付加ステップと、(チ)この端部識別情報付加ステップで端部識別情報を付加した前記した第3の送信データを前記した他のネットワークに送信する送信ステップとを送信方法に具備させる。
すなわち本発明では、第1の送信データ自身と、この第1の送信データに対してスクランブル処理を行った第2の送信データの双方に対して、誤り検出符号付加し、更にこれによる送信データのデータ配列が、他のネットワークが送信データのフォーマットの端部と判別する所定の端部識別情報と誤認するものである場合には誤認の生じない他のデータ配列に修正する。そして、これらの処理後の第1の送信データと第2の送信データのフレーム長を比較して短い方にスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を付加して、これをカプセル化の対象となる第3の送信データとしたので、これらの各処理が行われたデータの送信時の伝送効率を高めることができる。
また、本発明では、(イ)伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークから送られてきたデータの列から予め定められた端部識別情報を検出して受信データのフォーマットの端部を判別する受信データ端部判別ステップと、(ロ)この受信データ端部判別ステップで判別した前記した受信データのフォーマットの端部を基準として、その受信データにスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を識別して判読するスクランブル処理有無情報判読ステップと、(ハ)このスクランブル処理有無情報判読ステップによる判読結果に応じてスクランブル処理後のデータを自己のネットワークの受信データとするか前記した受信データをそのまま自己のネットワークの受信データとするかを選択する選択ステップと、(ニ)この選択ステップでスクランブル処理後のデータを自己のネットワークの受信データとすることが選択されたとき前記した受信データのデスクランブル処理を行うデスクランブル処理ステップとを受信方法に具備させる。
すなわち本発明では、受信データがスクランブル処理が行われたものであるかをスクランブル処理有無情報判読ステップで判読し、スクランブル処理がされたものであればデスクランブル処理を行って受信データとし、そうでない場合にはそのままのデータを受信データとするようにしており、これらの選択のために選択ステップを用意している。
また、本発明では、(イ)伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークから送られてきたデータの列から予め定められた端部識別情報を検出して受信データのフォーマットの端部を判別する受信データ端部判別ステップと、(ロ)この受信データ端部判別ステップで判別した前記した受信データのフォーマットの端部を基準として、その受信データにスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を識別して判読するスクランブル処理有無情報判読ステップと、(ハ)このスクランブル処理有無情報判読ステップによる判読結果に応じて前記した受信データのデスクランブル処理の実行の有無を制御してその出力を自己のネットワークの受信データとするデスクランブル処理ステップとを受信方法に具備させる。
すなわち本発明では、受信データがスクランブル処理が行われたものであるかをスクランブル処理有無情報判読ステップで判読し、スクランブル処理がされたものであればデスクランブル処理を行って受信データとし、そうでない場合にはそのままのデータを受信データとするようにしており、これらの信号処理のためにデスクランブル処理ステップでデスクランブル処理を実行するかしないかの制御を行うようにしている。
以上説明したように本発明によれば、伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークにデータを送信するとき、この送信データをスクランブルしたものとそうでないものを用意し、これらのフレーム長が短いものを送信することにした。これにより、各種の状況に対して常にフレーム長が短い方のデータを送信することができ、伝送効率を高めることができる。また、受信時にはスクランブルの有無を確認することができるので、伝送効率を高めた通信で受信データの再生を確実に行うことができる。
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるHDLC準拠の並列データ送受信制御装置の構成を表わしたものである。この並列データ送受信制御装置200は、並列データ送信制御装置201および並列データ受信制御装置202で構成されている。この実施の形態で並列データ送受信制御装置200は、図6における並列データ送受信制御装置140に対応するものである。
並列データ送信制御装置201は、並列nビットのカプセル化対象データ211を入力するHDLCヘッダ挿入部212を備えている。HDLCヘッダ挿入部212はそのデータの先頭部にHDLCヘッダを挿入するようになっている。HDLCヘッダ挿入後のフレームデータ213は2つに分岐され、その一方は第1のCRC挿入部214に入力される。フレームデータ213の分岐後の他方は、スクランブラ215に入力されてスクランブル処理が行われる。スクランブル処理後フレームデータ216は、第2のCRC挿入部217に入力される。
第1および第2のCRC挿入部214、217は、それぞれ入力されたフレームデータ213、216に対してCRC演算を行い、演算結果をCRCチェックフィールドとしてフレームの末尾に挿入する。第1のCRC挿入部214から出力されるCRCチェックフィールドの挿入後のデータ218は第1のnビットスタッフ部219に入力されて、並列処理数nビットの「0」ビット列挿入によるフラグシーケンスパタンデータの変換が行われる。そして、変換後のデータ220はフレーム長比較・スクランブルフラグ挿入部221の一方の入力となる。
第2のCRC挿入部214から出力されるCRCチェックフィールドの挿入後のデータ223の方は、第2のnビットスタッフ部224に入力されて、並列処理数nビットの「0」ビット列挿入によるフラグシーケンスパタンデータの変換が行われる。そして、変換後のデータ225はフレーム長比較・スクランブルフラグ挿入部221の他方の入力となる。
フレーム長比較・スクランブルフラグ挿入部221は、入力された2系統のデータ220、225のフレーム長を比較して、短い方のフレームを選択すると共に、スクランブル処理の有無を示すスクランブル処理フラグをそのフレームに挿入したデータ226を出力する。このデータ226は、フラグ挿入部227に入力され、フレームデータの前後にフラグシーケンスパタンが挿入される。このようにしてカプセル化されたパケット信号228は、図6に示したWAN112に送出されるようになっている。
一方、図6に示したWAN112から並列データ送受信制御装置200の並列データ受信制御装置202に送られてきた並列nビットのカプセル化されたパケット信号229は、フラグ検出部231に入力される。フラグ検出部231は、フラグシーケンスパタンの検出を行い、フレームの先頭を識別する。
フラグ検出部231から出力されたデータ232は、スクランブルフラグ検出部233に入力されて、フレームに挿入されたHDLC手順準拠のスクランブルフラグの検出が行われ、これを基にしてスクランブル処理の有無が判別される。この判別結果は検出判別信号243としてデータ選択部241に出力される。スクランブル処理の有無の判別後、スクランブルフラグ検出部233でスクランブルフラグが除去される。スクランブルフラグの除去された後のデータ234はnビットデスタッフ部235に入力され、フレーム中の「7Eh」に並列処理数nビットだけ「0」が連続したパタンが検出されて、スタッフィングされた並列処理数nビットの「0」ビット列の除去が行われる。
nビットデスタッフ部235から出力されたフレームデータ236は、CRCチェック部237に入力されてCRC演算が行われ、CRCチェックフィールドとの照合が行われる。これにより伝送路上におけるビット誤りを検出するとともにCRCチェックフィールドを除去する。CRCチェックフィールドが除去されたフレームデータ238は2つに分岐され、その一方はデスクランブラ239に入力されてデスクランブルされる。デスクランブル後のフレームデータ240はデータ選択部241の一方の入力となる。また、CRCチェック部237から出力されるフレームデータ238の分岐後の他方は、そのままデータ選択部241の他方の入力となる。
データ選択部241は、スクランブルフラグ検出部233からスクランブルフラグの検出の有無を示す検出判別信号243の供給を受け、スクランブルフラグが検出された場合にはデスクランブル後のフレームデータ240を選択する。また、スクランブルフラグが検出されなかった場合にはフレームデータ238を選択する。データ選択部241から出力されるフレームデータ244はHDLCヘッダ処理部245に入力され、このフレームデータ先頭のHDLCヘッダが除去され、カプセル化対象データ246の復元が行われる。
以上のような概要のL2カプセル化処理システムの処理を、データの構造の変化を示しながら具体的に説明する。
図2は、図1に示したHDLCヘッダ挿入部に入力されるカプセル化対象データのフレームフォーマットを示したものである。以下の説明では、並列処理数nビットの値が「4」の場合を説明する。この場合、カプセル化対象データ211は、図6の通信制御装置113の送信用MACスイッチ122の動作として説明したように、4本の並列データとしての第1〜第4のカプセル化対象データ2111〜2114で構成されることになる。
ここで第1〜第4のカプセル化対象データ2111〜2114は、図6に示したイーサネット(登録商標)111から送り出されたIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.3規格のイーサネット(登録商標)フォーマットのパケット信号121を並列データに変換したものである。この変換では、パケット信号121を構成する先頭のビットを第1のカプセル化対象データ2111に割り振り、2番目のビットを第2のカプセル化対象データ2112に割り振り、3番目のビットを第3のカプセル化対象データ2113に割り振り、4番目のビットを第4のカプセル化対象データ2114に割り振るようにしている。そして、5番目のビットを再び第1のカプセル化対象データ2111に割り振り、以下、同様にサイクリックにビットの割り振りを行うことで第1〜第4のカプセル化対象データ2111〜2114が完成する。
図3は、この実施の形態のL2カプセル化処理システムにおける各種のデータのフレームフォーマットを示したものである。ここでは、図示を簡略にするために図2に示した第1のカプセル化対象データに対応するデータのフォーマットのみを示している。同図(a)は第1のカプセル化対象データ2111を表わしており、先に説明したように図2に示す第2〜第4のカプセル化対象データ2112〜2114と共に図1に示すHDLCヘッダ挿入部212に入力される。図1と共に第1のカプセル化対象データ2111の処理を中心に説明を行う。
HDLCヘッダ挿入部212では、図3(b)に示すように、第1のカプセル化対象データ2111の先頭にHDLCヘッダ250を挿入する。スクランブラ215は、HDLCヘッダ250を挿入後の第1のフレームデータ2131の全体に対してスクランブル処理を行う。この処理のためにスクランブラ215が使用する生成多項式は、論理値「0」の挿入を行うデータの最大長に対して、十分に長い周期を有するものであることが望ましい。たとえばイーサネット(登録商標)フレームでの最大データ長は1534バイト(12272ビット)なので、それに対して十分に長い周期となることが望ましい。一例として、次数を「23」とした場合、生成多項式「X23+X18+1」を使用することができる。スクランブル処理によりデータの「0」および「1」の生起確率が平均化される。このようにして、図3(c)に示したように第1のスクランブル処理後フレームデータ2161がスクランブラ215から出力される。
第2のCRC挿入部217では、スクランブラ215を経た第1のスクランブル処理後フレームデータ2161に対して、CRCチェックフィールドの演算を行う。そして、同図(d)に示すように、演算結果としてのCRC251を挿入してデータ2231が出力される。
第1のCRC挿入部214の方は、スクランブル処理を行っていないデータとしての、HDLCヘッダ挿入後の第1のフレームデータ2131に対して、CRCチェックフィールドの演算を行う。そして、同図(e)に示すように、演算結果としてのCRC252を挿入してデータ2181を作成する。このようにして、第1のカプセル化対象データ2111に対応し、かつCRCの挿入された2種類のデータ2181、2231が作成されることになる。
ところで、このようにして作成された2種類のデータ2181、2231のビット構成の一部が、フラグシーケンスパタンと紛らわしい場合には、フラグによる同期を採ることができなくなる。そこで、第1のnビットスタッフ部219および第2のnビットスタッフ部224では、CRC251、252の挿入された2種類のデータ2181、2231のうちの対応するものをチェックする。そして、これらのデータ2181、2231を構成する論理値「1」が連続して存在する箇所がフラグ「7Eh」と混同しないように、論理値「1」が6個以上連続するデータが存在した場合には、論理値「1」が5個連続した直後に論理値「0」を強制的に挿入したデータを作成する。更に、フレーム間のフラグシーケンスパタンとの識別を行うために、並列データ処理数nビットの論理値「0」(この実施の形態の場合には4ビットの論理値「0」)の挿入を実施する。このようにして強制的にビット間に挿入するデータを、nビットスタッフデータ253と呼ぶことにする。
図3(f)は、同図(d)に対応するもので、第1のスクランブル処理後フレームデータ2161における該当箇所にnビットスタッフデータ253が挿入された例を示したものである。この前者の例では、nビットスタッフデータ253が第1のスクランブル処理後フレームデータ2161を前後に分断する形で1箇所だけ挿入されており、この分だけ同図(d)の第1のスクランブル処理後フレームデータ2161よりもデータの全長が長くなっている。
また、同図(g)は、同図(e)に対応するもので、CRCチェックフィールドの挿入後のデータ2181にnビットスタッフデータ253が挿入された例を示したものである。この後者の例では、nビットスタッフデータ253が2箇所挿入されており、この分だけ同図(e)のCRCチェックフィールドの挿入後のデータ2181よりもデータの全長が長くなっている。
このように一般的な傾向として、スクランブル処理後のデータ2251(同図(f))の方がスクランブル処理を行っていないデータ2201(同図(g))よりもnビットスタッフデータ253の挿入される個数が少なく、データ長が短くなる。これは、スクランブル処理を行うことで、元のデータに比較的長く論理値「1」が連続した場合であっても、その途中に論理値「0」が出現する可能性が高くなるからであり、これによりnビットスタッフデータ253の配置の個数を減少できるからである。
フレーム長比較・スクランブルフラグ挿入部221は、このようにスクランブル処理を行わなかったデータ220(データ2201〜データ2204)と、スクランブル処理を行ったデータ225(データ2251〜データ2254)を入力する。そして、これら4組のデータ(2201、2251)、(2202、2252)、(2203、2253)、(2204、2254)のデータ長をそれぞれ比較する。そして、それぞれの組の中のデータ長の短いデータを選択すると共に、それらがスクランブル処理のされたものであるかないかを示すスクランブルフラグを挿入する。
図3(h)は、フレーム長比較・スクランブルフラグ挿入部221から出力されるスクランブルフラグを挿入したデータ2261の構成を表わしている。データ2261の先頭にはスクランブルフラグ255が配置されており、これをチェックすることでこれがスクランブル処理されたものであるかどうかを判別することができる。
なお、図3(h)ではデータ2261の先頭にスクランブルフラグ255を配置したが、これに限るものではない。たとえばデータ2261の後端にスクランブルフラグ255を配置してもよいし、データ2261の先頭から予め定めた所定ビットだけ後端方向に進んだ位置を開始点としてスクランブルフラグ255を配置してもよい。スクランブルフラグ255は、最小で1ビットで構成することができる。たとえば論理値「1」をスクランブル処理が行われたことを示し、論理値「0」をスクランブル処理が行われなかった場合を示すというようにする。
ただし、スクランブルフラグ255を追加することで、これを含めたデータ領域がフラグシーケンスパタンと紛らわしくなるのを避けなければならない。そこでこのためには、スクランブルフラグ255を予め定めた複数ビット構成として、それぞれのビットパタンとスクランブル処理の有無をテーブルによって対応付けておく。そして、スクランブルフラグ255が隣接するデータ領域側のビットの論理値が「1」の場合にはこれに対して論理値「0」を隣接させるようにして、論理値「1」の連続する個数が増加するのを防止するようにすればよい。たとえば、スクランブル処理を行ったことを示すスクランブルフラグ255のパタンとして「010」を用意し、スクランブル処理を行っていないことを示すスクランブルフラグ255のパタンとして「000」を用意すれば、データ領域側のビットの論理値が「1」の場合であっても、論理値「1」の連続する個数がスクランブルフラグ255の配置によって増加するおそれはない。
図3(i)は、フラグ挿入部の出力するパケット信号の構成を表わしたものである。パケット信号2281の両端部には、フラグ境界を示すフラグシーケンスパタン257が付加されている。フラグシーケンスパタン257はフラグ「7Eh」の構成のビット配列となっている。この構成のパケット信号2281が図1に示した並列データ送受信制御装置200の並列データ送信制御装置201から図6に示したWAN112に送出されることになる。
なお、図1に示した並列データ受信制御装置202におけるパケット信号229のデカプセル化処理時のデータの構造の変化については、図3と同様の図を時間的に逆方向に示すことになるので、その図示および説明を省略する。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、送信対象のデータをスクランブル処理を行う。この結果、並列処理を行うHDLC準拠のL2カプセル化でフレーム長の増大要因となるnビットスタッフ処理発生頻度を下げる効果がある。
また、送信対象のデータをスクランブル処理した場合とスクランブル処理を行わなかった場合の双方のフレーム長を比較して、それらのうちの短いフレーム長のデータを選択すると共に、スクランブル処理を適用したか否かを示すスクランブルフラグ255を付加して送信を行うことにした。これにより、画一的にスクランブル処理を行う場合と比べて、より伝送効率の高いL2カプセル化を実現することができる。
更に本発明では、スクランブル処理を行わない方のデータを選択して送受信を行った場合には、画一的にスクランブル処理を行う場合と比べて、カプセル化やデカプセル化に要する処理時間の短縮を実現することができる。
<本発明の他の実施の形態>
図4は、本発明の他の実施の形態におけるHDLC準拠の並列データ送受信制御装置の構成を表わしたものである。図4で図1と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
本発明の他の実施の形態の並列データ送受信制御装置200Aでは、並列データ受信制御装置202A内のデスクランブラ239AがCRCチェック部237から出力されるフレームデータ238を入力するようになっている。このデスクランブラ239Aは、スクランブルフラグ検出部233から出力されるスクランブルフラグの検出の有無を示す検出判別信号243を制御信号として入力する。そして、スクランブル処理が有りと検出されたときにはデスクランブル処理を実行し、スクランブル処理が無しと検出されたときにはデスクランブル処理を行わない。したがって、デスクランブラ239Aから出力されるフレームデータ244は、先の図1で示した実施の形態のデータ選択部241から出力されるフレームデータ244と全く同一となる。
このように本発明の他の実施の形態の並列データ送受信制御装置200Aによれば、スクランブルフラグの情報によりデスクランブル動作を制御する機能を備えるため、L2デカプセルを行う並列データ受信制御装置202Aの部分を簡素化することができるというという効果がある。
なお、本発明の実施の形態および他の実施の形態では、イーサネット(登録商標)111からWAN112に送出される並列データ131をカプセル化の対象にしたが、無線ネットワークのように他の通信ネットワークに送出されるデータを対象にしてもよい。もちろん、これらのネットワークに送出されるデータおよびこれらのネットワークから送り返されるデータは並列データに限定されるものではなく、シリアルなデータであってもよい。
また、本発明の実施の形態および他の実施の形態では、並列データ送受信制御装置をハードウェアとして説明したが、CPU(Central Processing Unit)が所定の記憶媒体に格納された制御プログラムを実行することで、これらの回路装置の一部または全部をソフトウェアで機能的に実現するようにすることも可能である。
本発明の実施の形態におけるHDLC準拠の並列データ送受信制御装置の構成を表わしたブロック図である。 図1に示したHDLCヘッダ挿入部に入力されるカプセル化対象データのフレームフォーマットを示した説明図である。 この実施の形態のL2カプセル化処理システムにおける各種のデータのフレームフォーマットを示した説明図である。 本発明の他の実施の形態におけるHDLC準拠の並列データ送受信制御装置の構成を表わしたブロック図である。 HDLCによるカプセル化のフォーマットを示した説明図である。 本発明の第2の関連技術の通信システムを示したシステム構成図である。 図6に示した並列データ送受信制御装置の具体的な構成を表わしたブロック図である。
符号の説明
111 イーサネット(登録商標)
112 WAN
114 通信システム
200、200A 並列データ送受信制御装置
201 並列データ送信制御装置
202、202A 並列データ受信制御装置
211 カプセル化対象データ
212 HDLCヘッダ挿入部
214 第1のCRC挿入部
215 スクランブラ
217 第2のCRC挿入部
219 第1のnビットスタッフ部
221 フレーム長比較・スクランブルフラグ挿入部
224 第2のnビットスタッフ部
227 フラグ挿入部
231 フラグ検出部
233 スクランブルフラグ検出部
235 nビットデスタッフ部
237 CRCチェック部
239、239A デスクランブラ
241 データ選択部
245 HDLCヘッダ処理部

Claims (9)

  1. 伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークに送出する送信データとしての第1の送信データに対してスクランブル処理を行って第2の送信データとするスクランブル手段と、
    前記第1の送信データと前記第2の送信データのフレーム長を比較するフレーム長比較手段と、
    このフレーム長比較手段による比較の結果、フレーム長が短いとされた送信データに、その送信データが前記スクランブル手段によるスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を付加した第3の送信データを作成する第3の送信データ作成手段と、
    この第3の送信データ作成手段によって作成した第3の送信データのフォーマットの端部に前記他のネットワークでフォーマットの端部として判別可能な端部識別情報を付加する端部識別情報付加手段と、
    この端部識別情報付加手段によって端部識別情報を付加した前記第3の送信データを前記他のネットワークに送信する送信手段
    とを具備することを特徴とする送信装置。
  2. 伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークに送出する送信データとしての第1の送信データの先頭にハイレベルデータリンク手順に基づくヘッダ情報を付加するヘッダ情報付加手段と、
    このヘッダ情報付加手段によってヘッダ情報の付加された前記第1の送信データに対してスクランブル処理を行って第2の送信データとするスクランブル処理手段と、
    前記第1の送信データと前記第2の送信データのそれぞれに所定の誤り検出符合を付加する誤り検出符号付加手段と、
    この誤り検出符号付加手段が誤り検出符合を付加した後の前記第1の送信データと前記第2の送信データのそれぞれに対して前記他のネットワークが送信データのフォーマットの端部と判別する所定の端部識別情報と誤認するデータ配列が存在するかどうかをチェックして存在する場合にはこのデータ配列を誤認の生じない他のデータ配列に修正して出力するデータ配列修正手段と、
    このデータ配列修正手段の出力としての前記第1の送信データと前記第2の送信データのフレーム長を比較するフレーム長比較手段と、
    このフレーム長比較手段による比較の結果、フレーム長が短いとされた送信データに、その送信データが前記スクランブル処理手段によるスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を付加した第3の送信データを作成する第3の送信データ作成手段と、
    この第3の送信データ作成手段によって作成した第3の送信データのフォーマットの端部に前記他のネットワークでフォーマットの端部として判別可能な端部識別情報を付加する端部識別情報付加手段と、
    この端部識別情報付加手段によって端部識別情報を付加した前記第3の送信データを前記他のネットワークに送信する送信手段
    とを具備することを特徴とする送信装置。
  3. 前記第1の送信データは、1つのシリアルな送信データを並列の複数の送信データに変換した並列送信データであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の送信装置。
  4. 伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークから送られてきたデータとしての受信データから予め定められた端部識別情報を検出してその受信データのフォーマットの端部を判別する受信データ端部判別手段と、
    この受信データ端部判別手段の判別した前記受信データのフォーマットの端部を基準として、その受信データにスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を識別して判読するスクランブル処理有無情報判読手段と、
    前記受信データのデスクランブル処理を行うデスクランブル処理手段と、
    前記スクランブル処理有無情報判読手段の判読結果に応じて前記デスクランブル処理手段の処理後のデータを自己のネットワークの受信データとするか前記受信データをそのまま前記自己のネットワークの受信データとするかを選択する選択手段
    とを具備することを特徴とする受信装置。
  5. 伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークから送られてきたデータの列から予め定められた端部識別情報を検出して受信データのフォーマットの端部を判別する受信データ端部判別手段と、
    この受信データ端部判別手段の判別した前記受信データのフォーマットの端部を基準として、その受信データにスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を識別して判読するスクランブル処理有無情報判読手段と、
    このスクランブル処理有無情報判読手段の判読結果に応じて前記受信データのデスクランブル処理の実行の有無を制御してその出力を自己のネットワークの受信データとするデスクランブル処理手段
    とを具備することを特徴とする受信装置。
  6. 前記受信データは、1つのシリアルなデータを並列した複数のデータに変換して受信される並列受信データであることを特徴とする請求項4または請求項5記載の送信装置。
  7. 伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークに送出する送信データとしての第1の送信データの先頭にハイレベルデータリンク手順に基づくヘッダ情報を付加するヘッダ情報付加ステップと、
    このヘッダ情報付加ステップによってヘッダ情報の付加された前記第1の送信データに対してスクランブル処理を行って第2の送信データとするスクランブル処理ステップと、
    前記第1の送信データと前記第2の送信データのそれぞれに所定の誤り検出符合を付加する誤り検出符号付加ステップと、
    この誤り検出符号付加ステップで誤り検出符合を付加した後の前記第1の送信データと前記第2の送信データのそれぞれに対して前記他のネットワークが送信データのフォーマットの端部と判別する所定の端部識別情報と誤認するデータ配列が存在するかどうかをチェックして存在する場合にはこのデータ配列を誤認の生じない他のデータ配列に修正して出力するデータ配列修正ステップと、
    このデータ配列修正ステップで出力される前記第1の送信データと前記第2の送信データのフレーム長を比較するフレーム長比較ステップと、
    このフレーム長比較ステップでフレーム長の短い送信データとされたものに対して、その送信データが前記スクランブル処理ステップによるスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を付加した第3の送信データを作成する第3の送信データ作成ステップと、
    この第3の送信データ作成ステップによって作成した第3の送信データのフォーマットの端部に前記他のネットワークでフォーマットの端部として判別可能な端部識別情報を付加する端部識別情報付加ステップと、
    この端部識別情報付加ステップで端部識別情報を付加した前記第3の送信データを前記他のネットワークに送信する送信ステップ
    とを具備することを特徴とする送信方法。
  8. 伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークから送られてきたデータの列から予め定められた端部識別情報を検出して受信データのフォーマットの端部を判別する受信データ端部判別ステップと、
    この受信データ端部判別ステップで判別した前記受信データのフォーマットの端部を基準として、その受信データにスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を識別して判読するスクランブル処理有無情報判読ステップと、
    このスクランブル処理有無情報判読ステップによる判読結果に応じて前記スクランブル処理後のデータを自己のネットワークの受信データとするか前記受信データをそのまま前記自己のネットワークの受信データとするかを選択する選択ステップと、
    この選択ステップで前記スクランブル処理後のデータを自己のネットワークの受信データとすることが選択されたとき前記受信データのデスクランブル処理を行うデスクランブル処理ステップ
    とを具備することを特徴とする受信方法。
  9. 伝送するデータのフォーマットが自己のネットワークを伝送するデータのフォーマットと異なる他のネットワークから送られてきたデータの列から予め定められた端部識別情報を検出して受信データのフォーマットの端部を判別する受信データ端部判別ステップと、
    この受信データ端部判別ステップで判別した前記受信データのフォーマットの端部を基準として、その受信データにスクランブル処理が行われたものであるか否かを示すスクランブル処理有無情報を識別して判読するスクランブル処理有無情報判読ステップと、
    このスクランブル処理有無情報判読ステップによる判読結果に応じて前記受信データのデスクランブル処理の実行の有無を制御してその出力を自己のネットワークの受信データとするデスクランブル処理ステップ
    とを具備することを特徴とする受信方法。
JP2007238965A 2007-09-14 2007-09-14 送信装置、受信装置、送信方法および受信方法 Pending JP2009071654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238965A JP2009071654A (ja) 2007-09-14 2007-09-14 送信装置、受信装置、送信方法および受信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238965A JP2009071654A (ja) 2007-09-14 2007-09-14 送信装置、受信装置、送信方法および受信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009071654A true JP2009071654A (ja) 2009-04-02

Family

ID=40607444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007238965A Pending JP2009071654A (ja) 2007-09-14 2007-09-14 送信装置、受信装置、送信方法および受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009071654A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234284A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Fujitsu Ltd 伝送装置および伝送方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234284A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Fujitsu Ltd 伝送装置および伝送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8347199B2 (en) Enhanced error detection in multilink serdes channels
JP5233165B2 (ja) データ伝送装置
US8514833B2 (en) Data processing apparatus, communications device, and data processing method
US7986622B2 (en) Method and system for physical layer aggregation
US6574731B1 (en) Transmitting data words
US6263443B1 (en) Simplified data link protocol processor
GB2426674A (en) 64b/66b coding with scrambling of the master transition
US20080294966A1 (en) Data transmission apparatus, data transmission device, data reception device and data transmission system
TW200407021A (en) Modified start frame delimiter detection
KR100830066B1 (ko) 수신된 프레임의 특정 비트를 복원하는 방법 및 장치
JP5087977B2 (ja) 光伝送装置、スクランブル方法、およびデスクランブル方法
JP2009071654A (ja) 送信装置、受信装置、送信方法および受信方法
AU1565001A (en) A method and apparatus for constant throughput rate adaptation
JP3712422B2 (ja) デジタルデータの符号化、伝送、復号化のための方法および装置
JP7228797B2 (ja) 受信装置及び受信方法
EP2367310A2 (en) Sending apparatus, receiving apparatus, and transmission system
US7165207B2 (en) Robust signal coding
US7286669B2 (en) Circuits for scrambling and descrambling packets of various lengths, and methods of doing the same
US20180083789A1 (en) Transmission circuit, transmission apparatus, and method for the same
JP5814803B2 (ja) 送信回路、受信回路、送信方法及び受信方法
US8259944B2 (en) System and method for pathological pattern protection
CN115943566A (zh) 编码设备、编码方法、解码设备、解码方法以及程序
US6961350B1 (en) System and method for segmenting a multidimensional digital frame structure
JP4533111B2 (ja) 送信装置および受信装置
WO2023210325A1 (en) Transmission apparatus, transmission method, reception apparatus, reception method, program, and transmission system