JP2009070130A - パーツカタログ生成装置、パーツカタログ生成方法、パーツカタログ生成プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

パーツカタログ生成装置、パーツカタログ生成方法、パーツカタログ生成プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】パーツが記載されているページを利用者が容易に検索することのできるパーツカタログ生成装置、パーツカタログ生成方法、パーツカタログ生成プログラムおよび記録媒体を提供すること。
【解決手段】パーツカタログを生成するために必要なパーツ表示データを、パーツの形状に関するパーツ形状データに基づいて生成するパーツ表示データ生成手部21と、複数のパーツから構成されるユニットの描画領域を、パーツの数に応じて複数の分割領域に分割する分割領域生成部22と、パーツ表示データとパーツ形状データとに基づいて、分割領域ごとに、ユニットを構成するパーツを表示するカタログページを生成するカタログページ生成部23と、パーツ表示データとパーツ形状データとに基づいて、分割領域におけるパーツと、パーツが表示されるカタログページの番号とを対応付けた索引図を生成する索引図生成部24と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、三次元モデルデータから、各パーツのパーツ画像、各パーツを組み付けした組付画像を生成し、それらの画像を用いてパーツカタログを生成するパーツカタログ生成装置、パーツカタログ生成方法、パーツカタログ生成プログラムおよび記録媒体に関する。
複数のパーツを組み付けて製造される製品では、その組み立て手順等を示す組立手順書や、パーツ交換等の保守を行うためのサービスマニュアルやパーツカタログが付属されている。その中には、組み立てや分解を容易にするための分解図が含まれている。分解図は、製品の構造や構成部品(パーツ)を表すために、組み付けた状態ではなく、各パーツに分解し、それらが互いに離間した状態で表示されるものである。分解図は、通常、パーツの組み付け状態やパーツの機能に応じて、単位(ユニット)ごとにまとめられた形で生成されている。
従来、経験を有するイラストレータが、実際に製品を各パーツに分解し、各パーツを最適な位置および向きに配置して作成することにより、全体的に見やすく、構造が理解しやすい分解図を実現している。このような各パーツを実際に分解しながら、イラストを作成していく方法では、コストおよび期間を要するといった問題があった。
この問題に鑑み、コンピュータを使用して三次元モデルデータから分解図を作成する方法や装置およびシステムが提案されている(例えば、特許文献1〜特許文献3参照)。特許文献1のシステムは、三次元組立図に対し、分解構成部品ごとの分解移動表示方向・距離を指定して、三次元表示の分解図を表示するシステムである。特許文献2の装置および方法は、製品構造データと組付条件データを基に、その組付条件データから決まる分解方向にパーツを移動することによりパーツの配置位置を変えて製品の分解図を生成する装置および方法である。特許文献3の方法は、組立品を構成するパーツの組立方向ベクトルと組立品を構成するパーツの頂点座標との内積を演算し、該演算した内積に基づいて分解組立図におけるパーツの間隔を求め、該間隔に基づいて作成する方法である。
上記特許文献1のシステムや上記特許文献2の装置および方法では、構成部品ごとに表示方向や距離を分解図の作成者が指定しなければならず、構成部品が多い規模が大きい製品では作業量が多くなるといった問題があった。上記特許文献3の方法では、間隔値を設定しなければならず、その間隔値では最適な位置に分解されない場合は、全体の配置を見ながら、個々のパーツの位置を調整する必要があるといった問題があった。
そこで、本出願人は、分解図ではなく、該当パーツ以外を半透明表示にした組付図および全体図を三次元モデルデータから生成するパーツカタログ作成システムを提案している(特許文献4参照)。このシステムは、三次元モデルデータから三次元モデルを構成する各パーツの単体画像と、全パーツを組み付けた状態で該当パーツのみを強調表示した組付図とを作成し、組付図中の各パーツの位置、高さ、幅等の境界情報を計算し、この境界情報とパーツ構成情報とを合成してパーツカタログを生成するものである。
しかしながら、パーツカタログを用紙に印刷して利用する場合、パーツ数だけ組付図が必要となり、パーツ数が多い製品では多くの用紙が必要で、ページ数も多くなるといった問題があった。
そこで、さらに本出願人は、1ページに複数個のパーツを自動的に配置してページ数を抑えることのできるパーツカタログ作成システムを提案している(特許文献5参照)。
特開2004−246762号公報 特開2003−76724号公報 特許第3527771号公報 特開2007−219907号公報 特願2006−118150
しかしながら、特許文献5では、パーツどうしの重なりの状態によりパーツの配置されるページが自動的に割り振られるため、探している部品がどのページにあるかを確認するためには、利用者が該当するページをすべて見なければならないという問題があった。
さらに、特許文献5では、組付図でパーツどうしが重なってしまい、パーツの一部または全部が他のパーツによって隠れてしまい、パーツの取付け状態および取付け位置が認識しずらいことがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、パーツが記載されているページを利用者が容易に検索することのできるパーツカタログ生成装置、パーツカタログ生成方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、パーツカタログを生成するために必要なパーツ表示データを、パーツの形状に関するパーツ形状データに基づいて生成するパーツ表示データ生成手段と、複数の前記パーツから構成されるユニットの描画領域を、前記パーツの数に応じて複数の分割領域に分割する分割領域生成手段と、前記パーツ表示データと前記パーツ形状データとに基づいて、前記分割領域ごとに、前記ユニットを構成する前記パーツを表示するカタログページを生成するカタログページ生成手段と、前記パーツ表示データと前記パーツ形状データとに基づいて、前記分割領域における前記パーツと、前記パーツが表示される前記カタログページの番号とを対応付けた索引図を生成する索引図生成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のパーツカタログ生成装置において、前記カタログページは、前記パーツを構成部品とするユニット組付図、パーツ単体図、および、パーツ情報で構成されていること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載のパーツカタログ生成装置において、前記カタログページ生成部は、前記ユニット組付図の前記パーツが組付けられた部分の図であるパーツ単体組付図をさらに生成し、前記カタログページは、前記パーツ単体組付図でさらに構成されること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3に記載のパーツカタログ生成装置において、前記カタログページは、前記ユニット組付図における前記パーツ部分と、前記パーツ単体図、前記パーツ単体組付図、または、前記パーツ情報とを結ぶ線をさらに含むこと、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、パーツ表示データ生成手段が、パーツカタログを生成するために必要なパーツ表示データを、パーツの形状に関するパーツ形状データに基づいて生成するパーツ表示データ生成生成ステップと、分割領域生成手段が、複数の前記パーツから構成されるユニットの描画領域を、前記パーツの数に応じて複数の分割領域に分割する分割領域生成ステップと、カタログページ生成手段が、前記パーツ表示データと前記パーツ形状データとに基づいて、前記分割領域ごとに、前記ユニットを構成する前記パーツを表示するカタログページを生成するカタログページ生成ステップと、索引図生成手段が、前記パーツ表示データと前記パーツ形状データとに基づいて、前記分割領域における前記パーツと、前記パーツが表示される前記カタログページの番号とを対応付けた索引図を生成する索引図生成テップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載されたパーツカタログ生成方法をコンピュータに実行させること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載されたパーツカタログ生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
本発明によれば、分割領域内にあるパーツがどのカタログページに表示されているかを示す索引図を生成するので、ページ検索の効率が向上するという効果を奏する。
また、本発明によれば、ユニット組付図のパーツが組付けられた部分のパーツ単体組付図をカタログページに載せるので、パーツのユニットへの取付け状態および取付け位置の認識が容易になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるパーツカタログ生成装置、パーツカタログ生成方法、パーツカタログ生成プログラムおよび記録媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。ただし、本発明は図面に示される実施形態に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるパーツカタログ生成装置のハードウェア構成を示す図である。パーツカタログ生成装置1は、パーツカタログの生成要求を入力するための入力装置10と、製品(ユニット)を構成するパーツのパーツ形状データ、後述するパーツ表示データ、領域データ、生成されたパーツカタログ(カタログページ、索引図)、および、パーツカタログを生成するために実行されるプログラムなどを記憶する外部記憶装置11およびメモリ12と、各パーツ画像(データ)、ユニットおよび製品組付図画像(データ)、カタログページ(データ)、および、索引図(データ)などを表示する表示装置13と、プログラムを実行するCPU14とを備えて構成されている。入力装置10、外部記憶装置11、メモリ12、表示装置13、CPU14は互いにバス15によって接続されている。
入力装置10は、検索キーワード等を入力するためのキーボードや、リストから1つのアイテムを選択し、ボタンを押下するためのマウスとすることができる。パーツカタログの生成要求は、例えば、表示装置13に検索画面を表示させ、その検索画面に表示された複数の製品の中から、パーツカタログを生成したい製品を選択し、生成開始ボタンをクリックするなどして押下することにより入力することができる。この要求は、要求信号として、バス15を介してCPU14が受け取り、対応するパーツ形状データを外部記憶装置11やメモリ12から読み出し、CPU14が、プログラムを実行して、その製品(ユニット)を構成する複数のパーツからなる組付図データを生成してパーツカタログを生成する。
CPU14は、上記プログラムの実行のほか、生成したパーツカタログをパーツカタログデータとして外部記憶装置11やメモリ12に記憶させたり、表示装置13に表示させたりすることができる。パーツカタログを生成する生成者は、入力装置10に印刷指示要求を入力することにより、表示装置13に表示されたパーツカタログを、図示しないプリンタ等の印刷装置で印刷することができる。
外部記憶装置11は、データやプログラムを記憶することができる外付けHDD、CD
−ROMドライブ、DVDドライブ、MO等とすることができる。メモリ12は、ROM
やRAM、内蔵HDD等とすることができる。表示装置13は、ディスプレイ等とするこ
とができる。
図2は、本発明の第1の実施の形態にかかるパーツカタログ生成装置の機能的ブロック図である。パーツカタログ生成装置1は、パーツ形状データ記憶部20、パーツ表示データ生成部21、分割領域生成部22、カタログページ生成部23、索引図生成部24、パーツ表示データ記憶部25、領域データ記憶部26、および、パーツカタログ記憶部27を備えて構成されている。
パーツ形状データ記憶部20は、図1に示す外部記憶装置11およびメモリ12に相当するもので、パーツ形状データを記憶する。パーツ形状データは、位置情報を含む3次元形状情報(シェーディング可能)、パーツ名、パーツID、および、パーツ情報(テキスト)などよりなる。図3は、パーツ形状データのデータ構造の一例を表した図である。なお、本発明で使用することができる3次元形状情報のデータフォーマットとしては、3DS、MDT、DXFなどのフォーマットを使用することができるが、これらのフォーマットに限定されるものではない。
図1に示すCPU14がプログラムを実行することにより、CPU14を、パーツ表示データ生成部21、分割領域生成部22、カタログページ生成部23、および、索引図生成部24として機能させることができる。
パーツ表示データ生成部21は、パーツ形状データからパーツ表示データを生成する。パーツ表示データとは、パーツをカタログページに表示するために必要な情報をまとめたものであり、パーツ形状データへのポインター、2次元中心位置情報、バウンディングボックス情報、領域ID、および、パーツページ番号よりなる。図4は、パーツ表示データのデータ構造の一例を表した図である。なお実際には、パーツ表示データ生成部は、パーツ形状データへのポインターのみ生成し、パーツ表示データに設定する。その他のデータは、分割領域生成部22、および、カタログページ生成部23により生成され、パーツ表示データに設定される。
分割領域生成部22は、ユニットが描画されている領域を複数に分割し、分割領域を生成する。さらに、分割領域生成部22は、分割領域の位置情報(領域範囲)と領域IDとを結び付けた領域データを生成する。図5は、領域データのデータ構造の一例を表した図である。なお、領域データには、後述する領域ページ番号も設定されるようになっている。
カタログページ生成部23は、パーツ形状データ、パーツ表示データ、および、領域データからカタログページを生成する。カタログページは、ページの中心部分にユニット組付図を配置し、そして、その周囲にユニットを構成するパーツのパーツ図と、当該パーツについてのテキスト情報を配置した構成で表示される。
索引図生成部24は、パーツ形状データ、パーツ表示データ、および、領域データから索引図を生成する。ここで索引図は、各分割領域内にあるパーツがどのページに表示されているかを示す図面である。
パーツ表示データ記憶部25、領域データ記憶部26、および、パーツカタログ記憶部27は、図1に示す外部記憶装置11およびメモリ12に相当するもので、パーツ表示データ記憶部25は、生成されたパーツ表示データ、領域データ記憶部26は、生成された領域データ、パーツカタログ記憶部27は、生成されたカタログページおよび索引図を、それぞれ記憶する。
(パーツカタログ生成方法)
次に、上述したように構成されているパーツカタログ生成装置1によるパーツカタログ(カタログページ+索引図)の生成方法について説明する。図6は、パーツカタログ生成装置1におけるパーツカタログ生成方法のフローチャートを示す。なお、以降の説明は、ユニット単位のパーツカタログの生成方法について行う。なお、製品全体のパーツカタログの生成は、ユニットごとのパーツカタログを組み合わせることにより生成することが可能である。
パーツ表示データ生成部21は、パーツ形状データからパーツ表示データを生成する。(ステップS601)。パーツ表示データの生成は、対象ユニットに属するパーツのパーツ形状データを読み出し、重要度、大きさ、種類、名前などの特徴でソートした後、それぞれのパーツ形状データに対応するように生成する。なお実際には、パーツ表示データ生成部は、形状データへのポインターのみ生成し、パーツ表示データに設定する。
分割領域生成部22は、ユニットが描画されている領域を複数に分割し、分割領域を生成する(ステップS602)。分割領域生成部22による分割領域の生成方法については、後ほど詳しく説明する。
次に、カタログページ生成部23は、パーツ形状データ、パーツ表示データ、および、領域データからカタログページを生成する。そして、その生成方法は、大きく分けて次の3つのステップからなる。初めに、ステップS603で、カタログページ生成部23は、分割領域内のパーツを設定する(カタログページ生成(その1))。次に、ステップS604で、カタログページ生成部23は、ユニットの組付図を描画する(カタログページ生成(その2))。最後に、ステップS605で、カタログページ生成部23は、パーツ図およびテキスト情報を、ユニット組付図の周囲に配置する(カタログページ生成(その3))。カタログページ生成部23によるカタログページの生成方法については、後ほど詳しく説明する。
索引図生成部24は、パーツ形状データ、パーツ表示データ、および、領域データから索引図を生成する(ステップS606)。索引図生成部24による索引図の生成方法については、後ほど詳しく説明する。
以上のステップを経て、パーツカタログ(カタログページ+索引図)が生成され、生成されたパーツカタログ(カタログページ+索引図)は、パーツカタログ記憶部27に記憶される。
(分割領域の生成方法)
次に、分割領域生成部22による分割領域の生成方法について説明する。図7は、分割領域生成部22による分割領域の生成方法のフローチャートを示す。
分割領域生成部22は、ユニットの構成パーツをすべて組付けた状態の、ユニットの組付図データを生成する(ステップS701)。同時に、分割領域生成部22は、個々のパーツのバウンディングボックス情報を計算し、パーツ表示データのバウンディングボックス情報に設定する。さらに、分割領域生成部22は、パーツのバウンディングボックス情報から、パーツを2次元に変換した場合の中心位置を計算し、パーツ表示データの2次元中心位置情報に設定する。
分割領域生成部22は、ユニットのバウンディングボックスを、パーツの数に応じて複数の矩形領域に分割する(ステップS702)。ここで、実際の分割数について考えた場合、分割領域の数が少なければ利用者による各分割領域のページ検索は容易となるが、分割領域あたりのページ数が増えるので分割領域内でのページ検索は複雑となるため、この点を配慮するように分割数を決定する必要がある。本実施の形態では、ユニットを構成するパーツの数をNとし、パーツカタログの1ページに表示可能な数をPとし、N/Pの小数点以下を切り上げたものMとする。そして、領域の縦分割と横分割とを交互に行い、分割された領域の数がMを超えた時点の分割数で分割するものとする。なお、実際の分割は、縦分割と横分割の両方とも等間隔で行う。
分割領域生成部22は、分割領域の位置情報(範囲)と領域IDとを結び付けた領域データを生成する(ステップS703)。以上のステップを経て、分割領域が生成され、各分割領域の領域データが生成されるとともに、生成された領域データは、領域データ記憶部26に記憶される。
(カタログページの生成方法(その1))
次に、カタログページ生成部23による分割領域内のパーツを設定する方法について説明する。図8は、カタログページ生成部23による分割領域内のパーツの設定方法のフローチャートを示す。
カタログページ生成部23は、分割領域を1つ選択し(ステップS801)、分割領域内のパーツを1つ選択する(ステップS802)。
カタログページ生成部23は、選択したパーツに領域IDが設定されているか否かを判断する(ステップS803)。具体的には、選択したパーツのパーツ表示データに領域IDが設定されているか否かで判断する。カタログページ生成部23が選択したパーツに領域IDが設定されていないと判断した場合(ステップS803:No)、ステップS804へ進む。カタログページ生成部23が選択したパーツに領域IDが設定されていると判断した場合(ステップS803:Yes)、ステップS806へ進む。
ステップS804で、カタログページ生成部23は、選択したパーツの中心が分割領域内にあるか否かを判断する。具体的には、選択したパーツのパーツ表示データの2次元中心位置情報が分割領域内にあるか否かで判断する。カタログページ生成部23が選択したパーツの中心が分割領域内にあると判断した場合(ステップS804:Yes)、カタログページ生成部23は、分割領域の領域IDを、パーツ表示データの領域IDに設定し(ステップS805)、ステップS806へ進む。カタログページ生成部23が選択したパーツの中心が分割領域内にないと判断した場合(ステップS805:No)、そのままステップS806へ進む。
ステップS806で、カタログページ生成部23は、ユニットを構成する全てのパーツについて確認したか否かを判断する。カタログページ生成部23がユニットを構成する全てのパーツについて確認したと判断した場合(ステップS806:Yes)、ステップS807へ進む。カタログページ生成部23がユニットを構成する全てのパーツについて確認していないと判断した場合(ステップS806:No)、再びステップS802へ戻り、以下のステップを繰り返す。
ステップS807で、カタログページ生成部23は、全ての分割領域について確認したか否かを判断する。カタログページ生成部23が全ての分割領域について確認したと判断した場合(ステップS807:Yes)、本処理は終了する。カタログページ生成部23が全ての分割領域について確認していないと判断した場合(ステップS807:No)、再びステップS801へ戻り、以下のステップを繰り返す。以上のステップを経て、ユニットを構成する各パーツは、各々一つの分割領域に設定される。
(カタログページの生成方法(その2))
次に、カタログページ生成部23によるユニット組付図を描画する方法について説明する。図9は、カタログページ生成部23によるユニット組付図の描画方法のフローチャートを示す。
カタログページ生成部23は、分割領域を1つ選択し(ステップS901)、新しいページ番号を設定し(ステップS902)、パーツ表示カウンター(Count)を0に設定し(ステップS903)、パーツを1つ選択する(ステップS904)。
カタログページ生成部23は、パーツ表示カウンター(Count)がカタログページの1ページでのパーツ表示数Nより大きいか否かを判断する(ステップS905)。パーツ表示カウンター(Count)がパーツ表示数Nより大きくないと判断した場合(ステップS905:No)、ステップS907へ進む。パーツ表示カウンター(Count)がパーツ表示数Nより大きいと判断した場合(ステップS905:Yes)、カタログページ生成部23は、当該パーツを半透明描画し(ステップS906)、ステップS912へ進む。
ステップS907で、カタログページ生成部23は、分割領域の領域IDとパーツの領域IDは同じか否かを判断する。具体的には、領域データの領域IDとパーツ表示データの領域IDとが同じか否かで判断する。カタログページ生成部23が分割領域の領域IDとパーツの領域IDは同じであると判断した場合(ステップS907:Yes)、ステップS908へ進む。カタログページ生成部23が分割領域の領域IDとパーツの領域IDは同じではないと判断した場合(ステップS907:No)、カタログページ生成部23は、当該パーツを半透明描画し(ステップS906)、ステップS912へ進む。
ステップS908で、カタログページ生成部23は、選択したパーツにページ番号が設定されているか否かを判断する(ステップS908)。具体的には、パーツ表示データのパーツページ番号にページ番号が設定されているか否かで判断する。
カタログページ生成部23が選択したパーツにページ番号が設定されていないと判断した場合(ステップS908:No)、カタログページ生成部23は、当該パーツをシェーディング描画する(ステップS909)。さらに、カタログページ生成部23は、現在のページ番号を、パーツ表示データのパーツページ番号に設定し(ステップS910)、パーツ表示カウンター(Count)に1を追加する(ステップS911)。
カタログページ生成部23が選択したパーツにページ番号が設定されていると判断した場合(ステップS908:Yes)、カタログページ生成部23は、当該パーツを半透明描画し(ステップS906)、ステップS912へ進む。
ステップS912で、カタログページ生成部23は、ユニットを構成する全てのパーツについて確認したか否かを判断する。カタログページ生成部23がユニットを構成する全てのパーツについて確認したと判断した場合(ステップS912:Yes)、ステップS913へ進む。カタログページ生成部23がユニットを構成する全てのパーツについて確認していないと判断した場合(ステップS912:No)、再びステップS904へ戻り、以下のステップを繰り返す。
ステップS913で、カタログページ生成部23は、パーツ表示カウンター(Count)がカタログページの1ページでのパーツ表示数Nより大きいか否かを判断する。パーツ表示カウンター(Count)がパーツ表示数Nより大きくないと判断した場合(ステップS913:No)、ステップS914へ進む。パーツ表示カウンター(Count)がパーツ表示数Nより大きいと判断した場合(ステップS913:Yes)、再びステップS912へ戻り、以下のステップを繰り返す。
ステップS914で、カタログページ生成部23は、全ての分割領域について確認したか否かを判断する。カタログページ生成部23が全ての分割領域について確認したと判断した場合(ステップS914:Yes)、ステップS915へ進む。カタログページ生成部23が全ての分割領域について確認していないと判断した場合(ステップS914:No)、再びステップS901へ戻り、以下のステップを繰り返す。
ステップS915で、カタログページ生成部23は、各分割領域間を区別するように領域分割線を描画する。領域分割線は、すべての分割領域の境界部分に描画される。以上のステップを経て、各ページにN個のパーツがシェーディング描画され、その他のパーツが半透明描画された複数のユニット組付図が描画される。
(カタログページの生成方法(その3))
次に、カタログページ生成部23によるパーツ図およびテキスト情報をユニット組付図の周囲に配置する方法について説明する。図10は、カタログページ生成部23によるパーツ図およびテキスト情報のユニット組付図周囲への配置方法のフローチャートを示す。
カタログページ生成部23は、ユニット組付図の描画された最も小さいページ番号を選択し(ステップS1001)、パーツを1つ選択する(ステップS1002)。
カタログページ生成部23は、選択したパーツのページ番号と選択したページ番号とが一致しているか否かを判断する(ステップS1003)。具体的には、パーツ表示データのパーツページ番号と選択したページ番号とが一致しているか否かで判断する。カタログページ生成部23が選択したパーツのページ番号と選択したページ番号とが一致していないと判断した場合(ステップS1003:No)、ステップS1007へ進む。
カタログページ生成部23が選択したパーツのページ番号と選択したページ番号とが一致していると判断した場合(ステップS1003:Yes)、カタログページ生成部23は、選択したパーツのパーツ図を、ユニット組付図の周囲へ配置する(ステップS1004)。具体的には、シェーディング描画された当該パーツ図を配置する。なお、パーツ図が配置される複数の場所、および、パーツ図が複数の場所へ配置される順番は、あらかじめ決定されている。
カタログページ生成部23は、選択したパーツのテキスト情報を、ユニット組付図の周囲へ配置する(ステップS1005)。具体的には、選択したパーツにおけるパーツ形状データのテキスト情報を配置する。なお、テキスト情報は、それが選択したパーツ(パーツ図)に関する情報であると認識できる場所に配置される。
カタログページ生成部23は、配置されたパーツ図から、ユニット組付図における当該パーツの中心に向かう線を描画し(ステップS1006)、ステップS1007へ進む。
ステップS1007で、カタログページ生成部23は、ユニットを構成する全てのパーツについて確認したか否かを判断する。カタログページ生成部23がユニットを構成する全てのパーツについて確認したと判断した場合(ステップS1007:Yes)、ステップS1008へ進む。カタログページ生成部23がユニットを構成する全てのパーツについて確認していないと判断した場合(ステップS1007:No)、再びステップS1002へ戻り、以下のステップを繰り返す。
ステップS1008で、カタログページ生成部23は、ユニット組付図の描画されたページ番号をすべて選択したか否かを判断する。カタログページ生成部23がユニット組付図の描画されたページ番号をすべて選択していないと判断した場合(ステップS1008:No)、カタログページ生成部23は、次のページ番号を選択し(ステップS1009)、再びステップS1002へ戻り、以下のステップを繰り返す。
カタログページ生成部23がユニット組付図の描画されたページ番号をすべて選択していると判断した場合(ステップS1008:Yes)、処理が終了する。以上のステップを経て、ユニットの組付図の周囲に、N個のパーツ図と当該パーツのテキスト情報が配置されるように描画され、最終的に、カタログページが生成される。
(索引図の生成方法)
次に、索引図生成部24による索引図の生成方法について説明する。図11は、索引図生成部24による索引図の生成方法のフローチャートを示す。
索引図生成部24は、ユニット組付図をシェーディング描画し(ステップS1101)、各分割領域間を区別するように領域分割線を描画する(ステップS1102)。領域分割線は、すべての分割領域の境界部分に描画される。
索引図生成部24は、分割領域を1つ選択し(ステップS1103)、当該分割領域の領域IDと同じ領域IDであるパーツ表示データのページ番号をすべて抽出し、領域データの領域ページ番号に設定する(ステップS1104)。通常、領域ページ番号は、一定の範囲、例えば、10〜12(10ページから12ページを意味する)となる。
索引図生成部24は、領域データの領域ページ番号をページ数情報として、ユニット組付図の周囲へ配置し(ステップS1105)、配置されたページ数情報から、対応する分割領域に向かう線を描画する(ステップS1106)。
索引図生成部24は、全ての分割領域について確認したか否かを判断する(ステップS1107)。索引図生成部24が全ての分割領域について確認していないと判断した場合(ステップS1107:No)、再びステップS1103へ戻り、以下のステップを繰り返す。索引図生成部24が全ての分割領域について確認していると判断した場合(ステップS1107:Yes)、処理が終了する。以上のステップを経て、ユニットの組付図の周囲に、各分割領域のカタログページが何ページにあるかを示すページ数情報が描画された索引図が生成される。
図12は、本実施の形態のパーツカタログ生成方法で生成された索引図の一例を表した図であり、図13は、本実施の形態のパーツカタログ生成方法で生成されたカタログページの一例を表した図である。図において、説明の便宜上、実線で描かれているパーツはシェーディング描画されており、点線で描かれているパーツは半透明描画されている。
図12の索引図では、ユニット組付図が複数の領域に分割され、各分割領域内のパーツがカタログページの何ページから何ページの範囲に表示されているかが示されている。そして、図13のカタログページは、28ページのカタログページを表し、ユニット組付図と、ユニット組付図の一つの分割領域におけるパーツ図、および、パーツについてのテキスト情報とが、お互いに線で結ばれて表示されている。
なお、本実施の形態では、2次元上に射影したユニットの組付図を複数の領域に分割したが、3次元であるユニット組付データを複数の領域に分割してもよい。
また、本実施の形態では、ユニットの組付図を複数の領域に分割し、各分割領域内にあるパーツがどのページに表示されているかを示す索引図を生成している。これに対して、あらかじめ、パーツをその大きさ、種類、名前などの特徴でグループ化しておき、グループ順にパーツのカタログページを生成し、特徴とその特徴を持つパーツのカタログページのページ数を対応付けた表を生成することにより、パーツが記載されているページを容易に検索させることも可能である。
このように、第1の実施の形態にかかるパーツカタログ生成装置によれば、分割領域と、分割領域内にあるパーツが表示されているカタログページのページ番号とを結び付けることにより、分割領域内にあるパーツがどのカタログページに表示されているかを示す索引図を生成することができるので、ページ検索の効率を向上させることが可能となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、カタログページは、ユニット組付図、パーツ図、および、当該パーツについてのテキスト情報で構成されるが、第2の実施の形態では、カタログページは、ユニット組付図のパーツが組付けられた部分のパーツ単体組付図をさらに構成要素の一つとしている。第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかるパーツカタログ生成装置の構成について、第1の実施の形態と異なる部分を説明する。他の部分については第1の実施の形態と同様であるので、同一の符号が付された箇所については、上述した説明を参照し、ここでの説明を省略する。
図14は、本発明の第2の実施の形態にかかるパーツカタログ生成装置のハードウェア構成を示す図である。パーツカタログ生成装置31は、入力装置10と、製品(ユニット)を構成するパーツのパーツ形状データ、パーツ表示データ、領域データ、後述するパーツ単体組付データ、生成されたパーツカタログ(カタログページ、索引図)、および、パーツカタログを生成するために実行されるプログラムなどを記憶する外部記憶装置11およびメモリ12と、表示装置13、および、CPU14とを備えて構成されている。入力装置10、外部記憶装置11、メモリ12、表示装置13、CPU14は互いにバス15によって接続されている。
図15は、本発明の第2の実施の形態にかかるパーツカタログ生成装置の機能的ブロック図である。パーツカタログ生成装置31は、パーツ形状データ記憶部20、パーツ表示データ生成部21、分割領域生成部22、カタログページ生成部32、索引図生成部24、パーツ表示データ記憶部25、領域データ記憶部26、パーツカタログ記憶部27、および、パーツ単体組付データ記憶部33を備えて構成されている。
カタログページ生成部32は、パーツ単体組付データを生成し、パーツ形状データ、パーツ表示データ、領域データ、および、パーツ単体組付データからカタログページを生成する。パーツ単体組付データとは、ユニット組付図の当該パーツが組付けられた部分の画像データ(パーツ単体組付図)とパーツ番号とを結び付けたデータであり、カタログページへの表示用に生成される。図16は、パーツ単体組付データのデータ構造の一例を表した図である。
カタログページは、ページの中心部分にユニットの組付図を配置し、そして、その周囲にユニットを構成するパーツのパーツ図、当該パーツについてのテキスト情報、および、パーツ単体組付図を配置した構成で表示される。パーツ単体組付データ記憶部33は、図15に示す外部記憶装置11およびメモリ12に相当するもので、生成されたパーツ単体組付データを記憶する。
(パーツカタログ生成方法)
次に、上述したように構成されているパーツカタログ生成装置31によるパーツカタログ(カタログページ+索引図)の生成方法について説明する。図17は、パーツカタログ生成装置31におけるパーツカタログ生成方法のフローチャートを示す。なお、以降の説明は、ユニット単位のパーツカタログの生成方法について行う。なお、製品全体のパーツカタログの生成は、ユニットごとのパーツカタログを組み合わせることにより生成することが可能である。
パーツ表示データ生成部21は、パーツ形状データからパーツ表示データを生成する。(ステップS1701)。本ステップは、第1の実施の形態に係る図6のステップS601と同じであるので、詳しい説明は省略する。
分割領域生成部22は、ユニットが描画されている領域を複数に分割し、分割領域を生成する(ステップS1702)。本ステップは、第1の実施の形態に係る図6のステップS602と同じであるので、詳しい説明は省略する。
次に、カタログページ生成部32は、パーツ形状データ、パーツ表示データ、領域データ、および、パーツ単体組付データからカタログページを生成する。そして、その生成方法は、大きく分けて次の4つのステップからなる。
初めに、ステップS1703で、カタログページ生成部32は、分割領域内のパーツを設定する(カタログページ生成(その1))。本ステップは、第1の実施の形態に係る図6のステップS603と同じであるので、詳しい説明は省略する。
次に、ステップS1704で、カタログページ生成部32は、ユニットの組付図を描画する(カタログページ生成(その2))。具体的には、ユニットを構成する全パーツをシェーディング描画し、さらに、各分割領域間を区別するように領域分割線を描画することにより、ユニットの組付図を描画する。
次に、ステップS1705で、カタログページ生成部32は、パーツ単体組付図を生成する(カタログページ生成(その3))。最後に、ステップS1706で、カタログページ生成部32は、パーツ単体組付図、パーツ図、および、テキスト情報を、ユニット組付図の周囲に配置する(カタログページ生成(その4))。カタログページ生成部23によるカタログページ生成(その3およびその4)については、後ほど詳しく説明する。
索引図生成部24は、パーツ形状データ、パーツ表示データ、および、領域データから索引図を生成する(ステップS1707)。本ステップは、第1の実施の形態に係る図6のステップS606と同じであるので、詳しい説明は省略する。
以上のステップを経て、パーツカタログ(カタログページ+索引図)が生成され、生成されたパーツカタログ(カタログページ+索引図)は、パーツカタログ記憶部27に記憶される。
(カタログページの生成方法(その3))
次に、カタログページ生成部32によるパーツ単体組付図を生成する方法について説明する。図18は、カタログページ生成部32によるパーツ単体組付図の生成方法のフローチャートを示す。
カタログページ生成部32は、パーツを1つ選択し(ステップS1801)、当該パーツをシェーディング描画し、その他のパーツを半透明描画した、ユニットの組付図を作成する(ステップS1802)。
カタログページ生成部32は、各分割領域間を区別するように領域分割線を描画する(ステップS1803)。領域分割線は、すべての分割領域の境界部分に描画される。
カタログページ生成部32は、当該パーツの描画されている分割領域を取り出す(ステップS1804)。複数の分割領域に当該パーツが描画されている場合は、当該パーツが描画されている分割領域をすべてを含み、さらに、領域が全体として長方形となるようにして複数の分割領域を取り出す。
カタログページ生成部32は、取り出した分割領域をカタログページの所定の配置場所に収まるように縮小させたパーツ単体組付図を作成する(ステップS1805)。なお、縮小しなくてもカタログページの所定の配置場所に収まる場合は、そのままの大きさのパーツ単体組付図を作成する。
カタログページ生成部32は、ユニットを構成する全てのパーツについて確認したか否かを判断する(ステップS1806)。カタログページ生成部32がユニットを構成する全てのパーツについて確認していないと判断した場合(ステップS1806:No)、再びステップS1801へ戻り、以下のステップを繰り返す。カタログページ生成部32がユニットを構成する全てのパーツについて確認していると判断した場合(ステップS1806:Yes)、処理が終了する。以上のステップを経て、パーツ単体組付図が生成される。
(カタログページの生成方法(その4))
次に、カタログページ生成部32によるパーツ単体組付図、パーツ図、および、テキスト情報をユニット組付図の周囲に配置する方法について説明する。図19は、カタログページ生成部32によるパーツ単体組付図、パーツ図、および、テキスト情報のユニット組付図周囲への配置方法のフローチャートを示す。
カタログページ生成部32は、ユニット組付図の描画された最も小さいページ番号を選択し(ステップS1901)、パーツを1つ選択する(ステップS1902)。
カタログページ生成部32は、選択したパーツのページ番号と選択したページ番号とが一致しているか否かを判断する(ステップS1903)。具体的には、パーツ表示データのパーツページ番号と選択したページ番号とが一致しているか否かで判断する。カタログページ生成部32が選択したパーツのページ番号と選択したページ番号とが一致していないと判断した場合(ステップS1903:No)、ステップS1908へ進む。
カタログページ生成部32が選択したパーツのページ番号と選択したページ番号とが一致していると判断した場合(ステップS1903:Yes)、カタログページ生成部32は、選択したパーツのパーツ単体組付図を、ユニット組付図の周囲へ配置する(ステップS1904)。なお、パーツ単体組付図が配置される複数の場所、および、パーツ単体組付図が複数の場所へ配置される順番は、あらかじめ決定されている。
カタログページ生成部32は、選択したパーツのパーツ図を、ユニット組付図の周囲へ配置する(ステップS1905)。具体的には、シェーディング描画された当該パーツ図を配置する。なお、パーツ図は、パーツ単体組付図に描画されたパーツ図であると認識できる場所に配置される。
カタログページ生成部32は、選択したパーツのテキスト情報を、ユニット組付図の周囲へ配置する(ステップS1906)。具体的には、選択したパーツにおけるパーツ形状データのテキスト情報を配置する。なお、テキスト情報は、パーツ単体組付図に描画されたパーツ図に関する情報であると認識できる場所に配置される。
カタログページ生成部32は、配置されたパーツ単体組付図の当該パーツの中心から、ユニット組付図の当該パーツの中心に向かう線を描画し(ステップS1907)、ステップS1908へ進む。
ステップS1908で、カタログページ生成部32は、ユニットを構成する全てのパーツについて確認したか否かを判断する。カタログページ生成部32がユニットを構成する全てのパーツについて確認したと判断した場合(ステップS1908:Yes)、ステップS1909へ進む。カタログページ生成部32がユニットを構成する全てのパーツについて確認していないと判断した場合(ステップS1908:No)、再びステップS1902へ戻り、以下のステップを繰り返す。
ステップS1909で、カタログページ生成部32は、ユニット組付図の描画されたページ番号をすべて選択したか否かを判断する。カタログページ生成部32がユニット組付図の描画されたページ番号をすべて選択していないと判断した場合(ステップS1909:No)、カタログページ生成部32は、次のページ番号を選択し(ステップS1910)、再びステップS1902へ戻り、以下のステップを繰り返す。
カタログページ生成部32がユニット組付図の描画されたページ番号をすべて選択していると判断した場合(ステップS1909:Yes)、処理が終了する。以上のステップを経て、ユニットの組付図の周囲に、N個のパーツ単体組付図、パーツ図、および、当該パーツのテキスト情報が配置されるように描画され、最終的に、カタログページが生成される。
図20は、本実施の形態のパーツカタログ生成方法で生成されたカタログページの一例を表した図である。図において、説明の便宜上、実線で描かれているパーツはシェーディング描画されており、点線で描かれているパーツは半透明描画されている。図をみると、第1の実施の形態にかかるカタログページと比べて、パーツ単体組付図が追加されていることがわかる。
第1の実施の形態にかかるカタログページでは、ユニット組付図でパーツどうしが重なってしまい、パーツの一部または全部が他のパーツによって隠れてしまうことがあった。これに対し、本実施の形態にかかるカタログページでは、当該パーツがシェーディング描画され、その他のパーツが半透明描画されたユニット組付図の当該パーツが組付けられた部分のパーツ単体組付図を載せることにより、当該パーツが他のパーツと重なっていても、当該パーツを容易に認識することができる。
このように、第2の実施の形態にかかるパーツカタログ生成装置によれば、ユニット組付図のパーツが組付けられた部分のパーツ単体組付図をカタログページに載せるので、パーツのユニットへの取付け状態および取付け位置の認識を容易にすることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態にかかるパーツカタログ生成装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるパーツカタログ生成装置の機能的ブロック図である。 パーツ形状データのデータ構造の一例を表した図である。 パーツ表示データのデータ構造の一例を表した図である。 領域データのデータ構造の一例を表した図である。 パーツカタログ生成装置におけるパーツカタログ生成方法のフローチャートを示す。 分割領域生成部による分割領域の生成方法のフローチャートを示す。 カタログページ生成部による分割領域内のパーツの設定方法のフローチャートを示す。 カタログページ生成部によるユニット組付図の描画方法のフローチャートを示す。 カタログページ生成部によるパーツ図およびテキスト情報のユニット組付図周囲への配置方法のフローチャートを示す。 索引図生成部による索引図の生成方法のフローチャートを示す。 本実施の形態のパーツカタログ生成方法で生成された索引図の一例を表した図である。 本実施の形態のパーツカタログ生成方法で生成されたカタログページの一例を表した図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるパーツカタログ生成装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるパーツカタログ生成装置の機能的ブロック図である。 パーツ単体組付データのデータ構造の一例を表した図である。 パーツカタログ生成装置におけるパーツカタログ生成方法のフローチャートを示す。 カタログページ生成部によるパーツ単体組付図の生成方法のフローチャートを示す。 カタログページ生成部によるパーツ単体組付図、パーツ図、および、テキスト情報のユニット組付図周囲への配置方法のフローチャートを示す。 本実施の形態のパーツカタログ生成方法で生成されたカタログページの一例を表した図である。
符号の説明
1、31 パーツカタログ生成装置
10 入力装置
11 外部記憶装置
12 メモリ
13 表示装置
14 CPU
15 バス
20 パーツ形状データ記憶部
21 パーツ表示データ生成部
22 分割領域生成部
23、32 カタログページ生成部
24 索引図生成部
25 パーツ表示データ記憶部
26 領域データ記憶部
27 パーツカタログ記憶部
33 パーツ単体組付データ記憶部

Claims (7)

  1. パーツカタログを生成するために必要なパーツ表示データを、パーツの形状に関するパーツ形状データに基づいて生成するパーツ表示データ生成手段と、
    複数の前記パーツから構成されるユニットの描画領域を、前記パーツの数に応じて複数の分割領域に分割する分割領域生成手段と、
    前記パーツ表示データと前記パーツ形状データとに基づいて、前記分割領域ごとに、前記ユニットを構成する前記パーツを表示するカタログページを生成するカタログページ生成手段と、
    前記パーツ表示データと前記パーツ形状データとに基づいて、前記分割領域における前記パーツと、前記パーツが表示される前記カタログページの番号とを対応付けた索引図を生成する索引図生成手段と、
    を備えたことを特徴とするパーツカタログ生成装置。
  2. 前記カタログページは、前記パーツを構成部品とするユニット組付図、パーツ単体図、および、パーツ情報で構成されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のパーツカタログ生成装置。
  3. 前記カタログページ生成部は、前記ユニット組付図の前記パーツが組付けられた部分の図であるパーツ単体組付図をさらに生成し、
    前記カタログページは、前記パーツ単体組付図でさらに構成されること、
    を特徴とする請求項2に記載のパーツカタログ生成装置。
  4. 前記カタログページは、前記ユニット組付図における前記パーツ部分と、前記パーツ単体図、前記パーツ単体組付図、または、前記パーツ情報とを結ぶ線をさらに含むこと、
    を特徴とする請求項3に記載のパーツカタログ生成装置。
  5. パーツ表示データ生成手段が、パーツカタログを生成するために必要なパーツ表示データを、パーツの形状に関するパーツ形状データに基づいて生成するパーツ表示データ生成生成ステップと、
    分割領域生成手段が、複数の前記パーツから構成されるユニットの描画領域を、前記パーツの数に応じて複数の分割領域に分割する分割領域生成ステップと、
    カタログページ生成手段が、前記パーツ表示データと前記パーツ形状データとに基づいて、前記分割領域ごとに、前記ユニットを構成する前記パーツを表示するカタログページを生成するカタログページ生成ステップと、
    索引図生成手段が、前記パーツ表示データと前記パーツ形状データとに基づいて、前記分割領域における前記パーツと、前記パーツが表示される前記カタログページの番号とを対応付けた索引図を生成する索引図生成テップと、
    を含むことを特徴とするパーツカタログ生成方法。
  6. 請求項5に記載されたパーツカタログ生成方法をコンピュータに実行させること、を特徴とするパーツカタログ生成プログラム。
  7. 請求項6に記載されたパーツカタログ生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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